JPH07110009A - サーボシリンダ - Google Patents
サーボシリンダInfo
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- JPH07110009A JPH07110009A JP5254468A JP25446893A JPH07110009A JP H07110009 A JPH07110009 A JP H07110009A JP 5254468 A JP5254468 A JP 5254468A JP 25446893 A JP25446893 A JP 25446893A JP H07110009 A JPH07110009 A JP H07110009A
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- Japan
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- piston
- ball screw
- cylinder
- motor
- screw shaft
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】軸方向の長さを抑制するとともに、位置決め精
度の高いサーボシリンダを提供することを目的とする。 【構成】シリンダ本体16は、第1室64aに圧縮空気
を導入してピストン20を停止位置近傍まで変位させる
とともに、前記停止位置近傍でモータ26の駆動力によ
りボールねじ軸22を回動させてピストン20を変位さ
せて停止位置でブレーキ機構によってボールねじ軸22
の回動を制動してピストン20を精度良く停止させる。
しかも、前記ボールねじ軸22とモータ26の駆動軸を
並列に配設し、プーリ74、86、タイミングベルト2
4を介して伝達するように構成したため、前記シリンダ
本体16の軸方向の長さが短縮される。
度の高いサーボシリンダを提供することを目的とする。 【構成】シリンダ本体16は、第1室64aに圧縮空気
を導入してピストン20を停止位置近傍まで変位させる
とともに、前記停止位置近傍でモータ26の駆動力によ
りボールねじ軸22を回動させてピストン20を変位さ
せて停止位置でブレーキ機構によってボールねじ軸22
の回動を制動してピストン20を精度良く停止させる。
しかも、前記ボールねじ軸22とモータ26の駆動軸を
並列に配設し、プーリ74、86、タイミングベルト2
4を介して伝達するように構成したため、前記シリンダ
本体16の軸方向の長さが短縮される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンを空気圧およ
びモータによって駆動制御するサーボシリンダにおい
て、ピストンに係合するボールねじ軸とモータとを並列
に配置することによって小型化に適し、且つ位置決め精
度も向上したサーボアクチュエータに関する。
びモータによって駆動制御するサーボシリンダにおい
て、ピストンに係合するボールねじ軸とモータとを並列
に配置することによって小型化に適し、且つ位置決め精
度も向上したサーボアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ロッドの先端に固着されたテ
ーブル等によってワークを変位させるアクチュエータに
おいて、前記ロッドをシリンダ内のピストンに係合さ
せ、このピストンを空気圧で変位させる方法と、該ロッ
ドをボールねじに固着し、このボールねじを介してモー
タ等によって変位させる方法がある。
ーブル等によってワークを変位させるアクチュエータに
おいて、前記ロッドをシリンダ内のピストンに係合さ
せ、このピストンを空気圧で変位させる方法と、該ロッ
ドをボールねじに固着し、このボールねじを介してモー
タ等によって変位させる方法がある。
【0003】空気圧によってピストンを変位させる方法
は、出力が大きく、負荷の大きいワークを変位させるこ
とができるが、空気自体が圧縮性流体であるため当該ワ
ークを精度よく位置決めすることは、実質的に困難であ
った。
は、出力が大きく、負荷の大きいワークを変位させるこ
とができるが、空気自体が圧縮性流体であるため当該ワ
ークを精度よく位置決めすることは、実質的に困難であ
った。
【0004】一方、モータによってワークを変位させる
方法は、電気的制御であるために停止位置を厳密に求め
ることは可能であるが、重量のあるワークを移送して位
置決めしようとするとき、出力が大きいモータを選択せ
ざるを得ず、この結果、モータ自体が大型化するという
欠点があった。
方法は、電気的制御であるために停止位置を厳密に求め
ることは可能であるが、重量のあるワークを移送して位
置決めしようとするとき、出力が大きいモータを選択せ
ざるを得ず、この結果、モータ自体が大型化するという
欠点があった。
【0005】そこで、ワークを停止位置近傍まで空気圧
を利用してシリンダによって移送し、その停止位置近傍
からモータでワークを所望の位置に精度良く停止させる
アクチュエータが提案されている。このような構成をと
ることにより、モータが小型のもので済み、アクチュエ
ータ全体を小型化させることができるとともに、所望の
位置に精度良くワークを停止させることが可能になっ
た。
を利用してシリンダによって移送し、その停止位置近傍
からモータでワークを所望の位置に精度良く停止させる
アクチュエータが提案されている。このような構成をと
ることにより、モータが小型のもので済み、アクチュエ
ータ全体を小型化させることができるとともに、所望の
位置に精度良くワークを停止させることが可能になっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
サーボシリンダでは、ボールねじ軸にモータを直接連設
する機能を採用している。したがって、ピストンに接続
されたロッドとボールねじ軸とモータの駆動軸が直列に
連結される構成となり、設置条件によっては軸方向の長
さが問題になるおそれがあった。
サーボシリンダでは、ボールねじ軸にモータを直接連設
する機能を採用している。したがって、ピストンに接続
されたロッドとボールねじ軸とモータの駆動軸が直列に
連結される構成となり、設置条件によっては軸方向の長
さが問題になるおそれがあった。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、軸方向の長さを抑制するととも
に、位置決め精度の高いサーボシリンダを提供すること
を目的とする。
なされたものであって、軸方向の長さを抑制するととも
に、位置決め精度の高いサーボシリンダを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、シリンダ本体と、前記シリンダ本体に
画成されたシリンダ室内に変位自在に設けられたピスト
ンと、前記ピストンに一端部が固着され、他端部がシリ
ンダ本体から外部へ露呈するピストンロッドと、前記ピ
ストンロッドを介して前記ピストンと一体的に変位する
ワーク係合手段と、前記ピストンと係合し、一端に第1
の回転手段が設けられているボールねじ軸と、前記ボー
ルねじ軸と平行であり、且つ一端に第2の回転手段が設
けられているモータの駆動軸と、前記第1回転手段と第
2回転手段とに懸架された回転力伝達手段と、を備える
ことを特徴とする。
めに、本発明は、シリンダ本体と、前記シリンダ本体に
画成されたシリンダ室内に変位自在に設けられたピスト
ンと、前記ピストンに一端部が固着され、他端部がシリ
ンダ本体から外部へ露呈するピストンロッドと、前記ピ
ストンロッドを介して前記ピストンと一体的に変位する
ワーク係合手段と、前記ピストンと係合し、一端に第1
の回転手段が設けられているボールねじ軸と、前記ボー
ルねじ軸と平行であり、且つ一端に第2の回転手段が設
けられているモータの駆動軸と、前記第1回転手段と第
2回転手段とに懸架された回転力伝達手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るサーボシリンダでは、ピストンに
係合するボールねじ軸とモータの駆動軸を平行に設け、
双方の軸の端部に回転手段を配設し、前記回転手段間に
回転力伝達手段を懸架することにより、モータの駆動力
をボールねじを介してピストンに伝達する。したがっ
て、ボールねじ軸の軸方向端部にモータを配設すること
なく、サーボシリンダの前記軸方向の長さを短縮するこ
とができる。
係合するボールねじ軸とモータの駆動軸を平行に設け、
双方の軸の端部に回転手段を配設し、前記回転手段間に
回転力伝達手段を懸架することにより、モータの駆動力
をボールねじを介してピストンに伝達する。したがっ
て、ボールねじ軸の軸方向端部にモータを配設すること
なく、サーボシリンダの前記軸方向の長さを短縮するこ
とができる。
【0010】
【実施例】本発明に係るサーボシリンダについて、好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0011】図1を参照して、サーボシリンダ装置10
を概略説明する。先ず、圧縮空気供給源12から前記圧
縮空気を所定圧力に制御する電−空レギュレータ13、
ノーマルクローズ型の電磁切換弁14を介してシリンダ
本体16に圧縮空気を供給する。あるいは、電磁切換弁
14を介してシリンダ本体16から圧縮空気を大気開放
することにより、ワークWを係合しているピストンロッ
ド18とともにピストン20を上下方向に変位させる。
前記ピストン20の上下動によってピストン20と係合
しているボールねじ軸22が回転し、タイミングベルト
24、モータ26の駆動軸28を介してエンコーダ30
の出力を得、該エンコーダ30の信号でピストン20の
変位量を検出する。ピストン20が所定位置に到達した
ところでコントローラ32から電−空レギュレータ13
の設定値をワークWの静荷重のみを支持する圧力値に変
更するように変更信号が伝送されるとともに、モータ2
6に駆動信号が伝送される。この結果、空気圧に換えて
モータ26の駆動力によってボールねじ軸22を介して
ピストン20が変位するに至る。コントローラ32は、
エンコーダ30の出力に基づいてピストン20が所定位
置まで到達したことを確認した時点で、コントローラ3
2からの信号によりノーマルクローズ型の電磁切換弁3
4が滅勢されてディスクブレーキ機構36を付勢し、ピ
ストン20が停止される。
を概略説明する。先ず、圧縮空気供給源12から前記圧
縮空気を所定圧力に制御する電−空レギュレータ13、
ノーマルクローズ型の電磁切換弁14を介してシリンダ
本体16に圧縮空気を供給する。あるいは、電磁切換弁
14を介してシリンダ本体16から圧縮空気を大気開放
することにより、ワークWを係合しているピストンロッ
ド18とともにピストン20を上下方向に変位させる。
前記ピストン20の上下動によってピストン20と係合
しているボールねじ軸22が回転し、タイミングベルト
24、モータ26の駆動軸28を介してエンコーダ30
の出力を得、該エンコーダ30の信号でピストン20の
変位量を検出する。ピストン20が所定位置に到達した
ところでコントローラ32から電−空レギュレータ13
の設定値をワークWの静荷重のみを支持する圧力値に変
更するように変更信号が伝送されるとともに、モータ2
6に駆動信号が伝送される。この結果、空気圧に換えて
モータ26の駆動力によってボールねじ軸22を介して
ピストン20が変位するに至る。コントローラ32は、
エンコーダ30の出力に基づいてピストン20が所定位
置まで到達したことを確認した時点で、コントローラ3
2からの信号によりノーマルクローズ型の電磁切換弁3
4が滅勢されてディスクブレーキ機構36を付勢し、ピ
ストン20が停止される。
【0012】このように動作するサーボシリンダ装置1
0のシリンダ本体16の構成並びにその動作について詳
細に説明する。
0のシリンダ本体16の構成並びにその動作について詳
細に説明する。
【0013】シリンダ本体16は、図2に示すように、
ヘッドカバー40とシリンダチューブ42とロッドカバ
ー44とワークWに係合するテーブル46から基本的に
構成される。前記シリンダ本体16の内部には、図3に
示すように、シリンダチューブ42内に空気を供給する
空気圧供給機構48と、ボールねじ軸回転機構50と、
ボールねじ軸22を制動してピストン20の変位を停止
させるディスクブレーキ機構36と、テーブル46の回
転を防止する回り止め機構52が設けられている。
ヘッドカバー40とシリンダチューブ42とロッドカバ
ー44とワークWに係合するテーブル46から基本的に
構成される。前記シリンダ本体16の内部には、図3に
示すように、シリンダチューブ42内に空気を供給する
空気圧供給機構48と、ボールねじ軸回転機構50と、
ボールねじ軸22を制動してピストン20の変位を停止
させるディスクブレーキ機構36と、テーブル46の回
転を防止する回り止め機構52が設けられている。
【0014】前記空気圧供給機構48は、圧縮空気供給
源12に連通された電−空レギュレータ13、前記電−
空レギュレータ13に連通する電磁切換弁14がヘッド
カバー40内に内蔵され、前記電磁切換弁14から接続
プレート60、シリンダチューブ42の通路62を介し
てシリンダ室64のロッドカバー44側端部に連通され
ている。前記シリンダ室64のヘッドカバー40の側端
部には、シリンダチューブ42の外部に連通する通路6
6が画成されている。
源12に連通された電−空レギュレータ13、前記電−
空レギュレータ13に連通する電磁切換弁14がヘッド
カバー40内に内蔵され、前記電磁切換弁14から接続
プレート60、シリンダチューブ42の通路62を介し
てシリンダ室64のロッドカバー44側端部に連通され
ている。前記シリンダ室64のヘッドカバー40の側端
部には、シリンダチューブ42の外部に連通する通路6
6が画成されている。
【0015】前記ボールねじ軸回転機構50では、図3
に示すように、ヘッドカバー40においてボールねじ軸
22がアンギュラ玉軸受70を介して軸方向に変位自在
かつ回動自在に軸支されている。前記ボールねじ軸22
は、前記シリンダ室64内に相当する部分にのみ、ねじ
溝72が刻設されているとともに、前記シリンダ室64
のヘッドカバー40側端部で一旦拡径した後、段々に縮
径し、その端部にプーリ74が設けられている。前記ボ
ールねじ軸22は、ピストン20に嵌合されたボデイ7
8とボールを介して係合する。前記ピストン20には、
図4に示すように、ロッドカバー44側端部およびヘッ
ドカバー40側端部に緩衝部材80a、80bが設けら
れるとともに、シリンダ室64の内周面と摺動する部分
には、磁石82とピストンパッキン84が嵌合されてい
る。前記磁石82は、シリンダチューブ42の外側面の
所定位置に設けられたセンサによってピストン20の位
置の異常を検出するために用いられる。
に示すように、ヘッドカバー40においてボールねじ軸
22がアンギュラ玉軸受70を介して軸方向に変位自在
かつ回動自在に軸支されている。前記ボールねじ軸22
は、前記シリンダ室64内に相当する部分にのみ、ねじ
溝72が刻設されているとともに、前記シリンダ室64
のヘッドカバー40側端部で一旦拡径した後、段々に縮
径し、その端部にプーリ74が設けられている。前記ボ
ールねじ軸22は、ピストン20に嵌合されたボデイ7
8とボールを介して係合する。前記ピストン20には、
図4に示すように、ロッドカバー44側端部およびヘッ
ドカバー40側端部に緩衝部材80a、80bが設けら
れるとともに、シリンダ室64の内周面と摺動する部分
には、磁石82とピストンパッキン84が嵌合されてい
る。前記磁石82は、シリンダチューブ42の外側面の
所定位置に設けられたセンサによってピストン20の位
置の異常を検出するために用いられる。
【0016】前記ヘッドカバー40の内部には、前記ボ
ールねじ軸22に平行に、モータ26が設けられ、その
駆動軸28の端部にプーリ86が設けられるとともに、
前記駆動軸28の回転角度を検出するエンコーダ30が
設けられている。さらに、前記プーリ74、86間に
は、タイミングベルト24が懸架されている。
ールねじ軸22に平行に、モータ26が設けられ、その
駆動軸28の端部にプーリ86が設けられるとともに、
前記駆動軸28の回転角度を検出するエンコーダ30が
設けられている。さらに、前記プーリ74、86間に
は、タイミングベルト24が懸架されている。
【0017】ディスクブレーキ機構36は、図5に示す
ように、前記アンギュラ玉軸受70が設けられているヘ
ッドカバー40の孔部100に配設された部材により構
成されている。前記孔部100は、ボールねじ軸22の
プーリ74側から前記アンギュラ玉軸受70を指向して
二段に縮径しており、その一段目の底面に半径方向断面
L字状のブレーキ用シリンダ102がその膨出部102
aをボールねじ軸22側に指向して固着されている。前
記ブレーキ用シリンダ102の内周面に当接するように
して半径方向断面が略L字状の円筒形状のピストン10
4が配設される。前記ピストン104は、プーリ74側
に固着された制動部材106と当該ピストン104の膨
出部104aによって前記ブレーキ用シリンダ102の
膨出部102aを挟み込むようにして配置され、前記ピ
ストン104の膨出部104aあるいは制動部材106
が前記ブレーキ用シリンダ102の膨出部102aに当
接することによって前記ピストン104の軸方向の可動
範囲を規制している。さらに、前記ピストン104とブ
レーキ用シリンダ102の間には空間108が画成さ
れ、ブレーキ用シリンダ102の内周面と摺動する前記
ピストン104の外周面に嵌着されたピストンパッキン
114a、114bによって前記空間108が気密に保
持されている。圧縮空気供給源12と連通している電磁
切換弁34と前記空間108とは、ヘッドカバー40お
よびブレーキ用シリンダ102の内部に画成された通路
110、112を介して連通されている。前記孔部10
0の2段目の底面には、軸受押さえ部材116が固着さ
れており、前記軸受押さえ部材116とピストン104
の間にコイルスプリング118が挿入されている。した
がって、前記ピストン104は、コイルスプリング11
8によってZ1方向に常時付勢されている。さらに、前
記ブレーキ用シリンダ102は、支持部材120を介し
てドーナツ状の円板体である制動部材122を支持して
いる。
ように、前記アンギュラ玉軸受70が設けられているヘ
ッドカバー40の孔部100に配設された部材により構
成されている。前記孔部100は、ボールねじ軸22の
プーリ74側から前記アンギュラ玉軸受70を指向して
二段に縮径しており、その一段目の底面に半径方向断面
L字状のブレーキ用シリンダ102がその膨出部102
aをボールねじ軸22側に指向して固着されている。前
記ブレーキ用シリンダ102の内周面に当接するように
して半径方向断面が略L字状の円筒形状のピストン10
4が配設される。前記ピストン104は、プーリ74側
に固着された制動部材106と当該ピストン104の膨
出部104aによって前記ブレーキ用シリンダ102の
膨出部102aを挟み込むようにして配置され、前記ピ
ストン104の膨出部104aあるいは制動部材106
が前記ブレーキ用シリンダ102の膨出部102aに当
接することによって前記ピストン104の軸方向の可動
範囲を規制している。さらに、前記ピストン104とブ
レーキ用シリンダ102の間には空間108が画成さ
れ、ブレーキ用シリンダ102の内周面と摺動する前記
ピストン104の外周面に嵌着されたピストンパッキン
114a、114bによって前記空間108が気密に保
持されている。圧縮空気供給源12と連通している電磁
切換弁34と前記空間108とは、ヘッドカバー40お
よびブレーキ用シリンダ102の内部に画成された通路
110、112を介して連通されている。前記孔部10
0の2段目の底面には、軸受押さえ部材116が固着さ
れており、前記軸受押さえ部材116とピストン104
の間にコイルスプリング118が挿入されている。した
がって、前記ピストン104は、コイルスプリング11
8によってZ1方向に常時付勢されている。さらに、前
記ブレーキ用シリンダ102は、支持部材120を介し
てドーナツ状の円板体である制動部材122を支持して
いる。
【0018】一方、前記ボールねじ軸22は、前記プー
リ74近傍においてコマ用キー124、コマ126を介
してブレーキディスク128を装着している。前記ブレ
ーキディスク128は、制動部材122近傍で回転する
ように構成されている。
リ74近傍においてコマ用キー124、コマ126を介
してブレーキディスク128を装着している。前記ブレ
ーキディスク128は、制動部材122近傍で回転する
ように構成されている。
【0019】回り止め機構52は、ピストンロッド18
を介して変位されるテーブル46が前記ピストンロッド
18とともに回動することを阻止する機構である。
を介して変位されるテーブル46が前記ピストンロッド
18とともに回動することを阻止する機構である。
【0020】前記ピストンロッド18は、図3に示すよ
うに円筒形状であり、ピストン20のロッドカバー44
側に螺着されている。前記ピストンロッド18の内部の
孔部130には、ボールねじ軸22が前記孔部130の
壁面に当接することなく、前記ピストンロッド18と軸
芯を一致させて挿入されている。前記ピストンロッド1
8のロッドカバー44側端部には軸体132が螺着さ
れ、前記軸体132が図示しないボルト等によってテー
ブル46と固着されている。前記テーブル46の両端部
には、ガイドロッド134a、134bが図示しないボ
ルトによって固着されている。前記ガイドロッド134
a、134bは、ロッドカバー44の両側面に設けられ
たボールブッシュ136a、136bによって軸方向に
摺動自在に支持され、前記ロッドカバー44の端面に装
着されたフランジ138の孔部140a、140bに挿
入されている。
うに円筒形状であり、ピストン20のロッドカバー44
側に螺着されている。前記ピストンロッド18の内部の
孔部130には、ボールねじ軸22が前記孔部130の
壁面に当接することなく、前記ピストンロッド18と軸
芯を一致させて挿入されている。前記ピストンロッド1
8のロッドカバー44側端部には軸体132が螺着さ
れ、前記軸体132が図示しないボルト等によってテー
ブル46と固着されている。前記テーブル46の両端部
には、ガイドロッド134a、134bが図示しないボ
ルトによって固着されている。前記ガイドロッド134
a、134bは、ロッドカバー44の両側面に設けられ
たボールブッシュ136a、136bによって軸方向に
摺動自在に支持され、前記ロッドカバー44の端面に装
着されたフランジ138の孔部140a、140bに挿
入されている。
【0021】なお、ヘッドカバー40には、コントロー
ラ32からの制御信号および電源信号を接続する端子1
42、144が設けられた端子台146が設けられてい
る。
ラ32からの制御信号および電源信号を接続する端子1
42、144が設けられた端子台146が設けられてい
る。
【0022】次に、このように構成されるサーボシリン
ダ装置10の動作説明を行う。ここでは、ワークWを上
方向に変位させる(シリンダ室64内において、位置X
1から位置X2にピストン20を変位させる)場合につ
いて図6を参照して説明する。
ダ装置10の動作説明を行う。ここでは、ワークWを上
方向に変位させる(シリンダ室64内において、位置X
1から位置X2にピストン20を変位させる)場合につ
いて図6を参照して説明する。
【0023】ピストンが位置X1で停止状態(時間0〜
t1)にある場合、電−空レギュレータ13は、ワーク
W、ピストンロッド18、ピストン20等の静荷重のみ
を支持する圧力P0に設定されるとともに、電磁切換弁
14が付勢され、電磁切換弁34が滅勢されている。こ
の結果、シリンダ本体16のシリンダ室64のロッドカ
バー44側の第1室64aの圧力がP0となり、ワーク
W、ピストン20等を確実に支持する一方、ディスクブ
レーキ機構36の空間108が大気開放されているた
め、ピストン104がコイルスプリング118の弾発力
のもとにZ1方向に変位されて制動部材106がブレー
キディスク128に圧接される。このように、当該ブレ
ーキディスク128が制動部材106、122で挟持さ
れることによりボールねじ軸22の回動が阻止され、ピ
ストン20を停止させている。
t1)にある場合、電−空レギュレータ13は、ワーク
W、ピストンロッド18、ピストン20等の静荷重のみ
を支持する圧力P0に設定されるとともに、電磁切換弁
14が付勢され、電磁切換弁34が滅勢されている。こ
の結果、シリンダ本体16のシリンダ室64のロッドカ
バー44側の第1室64aの圧力がP0となり、ワーク
W、ピストン20等を確実に支持する一方、ディスクブ
レーキ機構36の空間108が大気開放されているた
め、ピストン104がコイルスプリング118の弾発力
のもとにZ1方向に変位されて制動部材106がブレー
キディスク128に圧接される。このように、当該ブレ
ーキディスク128が制動部材106、122で挟持さ
れることによりボールねじ軸22の回動が阻止され、ピ
ストン20を停止させている。
【0024】ピストン20を位置X2に変位させる場合
には、先ず、コントローラ32から電−空レギュレータ
13に、設定圧力をP1(>P0)に変更させる変更信
号が伝送されるとともに、電磁切換弁34に付勢信号が
伝送される。この結果、圧縮空気供給源12とディスク
ブレーキ機構36の空間108とが連通し、空間108
に圧縮空気が供給され、図5において二点鎖線で示すよ
うに、コイルスプリング118の弾発力に逆らってピス
トン104がZ2方向に変位し、ボールねじ軸22のブ
レーキディスク128から制動部材106を離間させて
ディスクブレーキ機構36を非作動状態にする。すなわ
ち、ピストン20は変位自在の状態になる。この状態で
電−空レギュレータ13、電磁切換弁14から圧力P1
の圧縮空気がシリンダ本体16の前記第1室64aに導
入されることにより、ピストン20がZ1方向に変位す
る。
には、先ず、コントローラ32から電−空レギュレータ
13に、設定圧力をP1(>P0)に変更させる変更信
号が伝送されるとともに、電磁切換弁34に付勢信号が
伝送される。この結果、圧縮空気供給源12とディスク
ブレーキ機構36の空間108とが連通し、空間108
に圧縮空気が供給され、図5において二点鎖線で示すよ
うに、コイルスプリング118の弾発力に逆らってピス
トン104がZ2方向に変位し、ボールねじ軸22のブ
レーキディスク128から制動部材106を離間させて
ディスクブレーキ機構36を非作動状態にする。すなわ
ち、ピストン20は変位自在の状態になる。この状態で
電−空レギュレータ13、電磁切換弁14から圧力P1
の圧縮空気がシリンダ本体16の前記第1室64aに導
入されることにより、ピストン20がZ1方向に変位す
る。
【0025】この際、ボールねじ軸22とボデイ78が
係合しているため、ピストン20に回転モーメントが作
用する。しかしながら、ピストンロッド18を介してピ
ストン20に接続しているテーブル46に装着された回
り止め用のガイドロッド134a、134bがフランジ
138の孔部140a、140bに挿入されているた
め、ピストン20が回転することはない。したがって、
ピストン20の変位動作に伴いボールねじ軸22が回転
するに至る。前記回転は、前記ボールねじ軸22のヘッ
ドカバー40側端部に設けられたプーリ74、タイミン
グベルト24、プーリ86を介してモータ26の駆動軸
28に伝達される。結局、駆動軸28の回転量がエンコ
ーダ30を介してコントローラ32に伝送され、ピスト
ン20の変位量として検出される。
係合しているため、ピストン20に回転モーメントが作
用する。しかしながら、ピストンロッド18を介してピ
ストン20に接続しているテーブル46に装着された回
り止め用のガイドロッド134a、134bがフランジ
138の孔部140a、140bに挿入されているた
め、ピストン20が回転することはない。したがって、
ピストン20の変位動作に伴いボールねじ軸22が回転
するに至る。前記回転は、前記ボールねじ軸22のヘッ
ドカバー40側端部に設けられたプーリ74、タイミン
グベルト24、プーリ86を介してモータ26の駆動軸
28に伝達される。結局、駆動軸28の回転量がエンコ
ーダ30を介してコントローラ32に伝送され、ピスト
ン20の変位量として検出される。
【0026】コントローラ32において、ピストン20
が停止位置X2から距離ε1の切換位置に到達したこと
を検出する(時間t2)と、設定圧力をP1からP0に
変更させる変更信号が電−空レギュレータ13に伝送さ
れるとともに、モータ26に付勢信号が伝送される。こ
の結果、シリンダ本体16の第1室64aの圧力がP0
となってピストン20、ワークW等の静荷重のみを支持
するだけとなるが、モータ26が駆動されるため、プー
リ86、タイミングベルト24、プーリ74、ボールね
じ軸22を介してピストン20が低速で距離ε1変位す
る。
が停止位置X2から距離ε1の切換位置に到達したこと
を検出する(時間t2)と、設定圧力をP1からP0に
変更させる変更信号が電−空レギュレータ13に伝送さ
れるとともに、モータ26に付勢信号が伝送される。こ
の結果、シリンダ本体16の第1室64aの圧力がP0
となってピストン20、ワークW等の静荷重のみを支持
するだけとなるが、モータ26が駆動されるため、プー
リ86、タイミングベルト24、プーリ74、ボールね
じ軸22を介してピストン20が低速で距離ε1変位す
る。
【0027】エンコーダ30の出力に基づきコントロー
ラ32においてピストン20が停止位置X2に到達した
ことが検出される(時間t3)と、モータ26と電磁切
換弁34に滅勢信号が伝送される。
ラ32においてピストン20が停止位置X2に到達した
ことが検出される(時間t3)と、モータ26と電磁切
換弁34に滅勢信号が伝送される。
【0028】この結果、空間108に供給されていた圧
縮空気が通路112、110を介して電磁切換弁34か
ら大気開放される。したがって、ピストン104がコイ
ルスプリング118の弾発力によりZ1方向に変位され
(二点鎖線位置→実線位置)、制動部材106がブレー
キディスク128に圧接され、制動部材106、122
でブレーキディスク128を挟持することになる。した
がって、ボールねじ軸22の回転動作が停止され、ピス
トン20が停止位置X2で精度良く停止される。
縮空気が通路112、110を介して電磁切換弁34か
ら大気開放される。したがって、ピストン104がコイ
ルスプリング118の弾発力によりZ1方向に変位され
(二点鎖線位置→実線位置)、制動部材106がブレー
キディスク128に圧接され、制動部材106、122
でブレーキディスク128を挟持することになる。した
がって、ボールねじ軸22の回転動作が停止され、ピス
トン20が停止位置X2で精度良く停止される。
【0029】一方、ピストン20を位置X2からX1に
変位させる場合には、先ず、時間t4において、コント
ローラ32から電磁切換弁14に滅勢信号が伝送される
とともに、電磁切換弁34に付勢信号が伝送される。こ
の結果、ディスクブレーキ機構36は、空間108に圧
縮空気が導入され、制動部材106がボールねじ軸22
のブレーキディスク128から離間させられる。したが
って、ブレーキが非作動状態になる。そこで、シリンダ
本体16の第1室64aの圧力が大気開放によりP0か
らP2に低下し、ピストン20がワークW等の負荷によ
りZ2方向に変位する。
変位させる場合には、先ず、時間t4において、コント
ローラ32から電磁切換弁14に滅勢信号が伝送される
とともに、電磁切換弁34に付勢信号が伝送される。こ
の結果、ディスクブレーキ機構36は、空間108に圧
縮空気が導入され、制動部材106がボールねじ軸22
のブレーキディスク128から離間させられる。したが
って、ブレーキが非作動状態になる。そこで、シリンダ
本体16の第1室64aの圧力が大気開放によりP0か
らP2に低下し、ピストン20がワークW等の負荷によ
りZ2方向に変位する。
【0030】エンコーダ30からの出力に基づきコント
ローラ32でピストン20が停止位置X1から距離ε1
に到達したと検出した(時間t5)場合には、電磁切換
弁14に付勢信号を伝送するとともに、モータ26に付
勢信号を伝送する。この結果、シリンダ本体16の第1
室64aの圧力は、再びP0に回復し、ワークW等の静
荷重を支持する。そこで、モータ26の駆動力によりピ
ストン20がZ2方向に変位される。
ローラ32でピストン20が停止位置X1から距離ε1
に到達したと検出した(時間t5)場合には、電磁切換
弁14に付勢信号を伝送するとともに、モータ26に付
勢信号を伝送する。この結果、シリンダ本体16の第1
室64aの圧力は、再びP0に回復し、ワークW等の静
荷重を支持する。そこで、モータ26の駆動力によりピ
ストン20がZ2方向に変位される。
【0031】エンコーダ30の出力に基づいてコントロ
ーラ32によってピストン20が停止位置X1に到達し
たと検出される(時間t6)と、モータ26と電磁切換
弁34に滅勢信号が伝送される。したがって、ディスク
ブレーキ機構36の空間108の圧縮空気が大気開放さ
れ、コイルスプリング118の弾発力の作用下に制動部
材106、122によってブレーキディスク128が挟
持されてボールねじ軸22の回動動作を制動するため、
停止位置X1でピストン20が精度良く停止する。
ーラ32によってピストン20が停止位置X1に到達し
たと検出される(時間t6)と、モータ26と電磁切換
弁34に滅勢信号が伝送される。したがって、ディスク
ブレーキ機構36の空間108の圧縮空気が大気開放さ
れ、コイルスプリング118の弾発力の作用下に制動部
材106、122によってブレーキディスク128が挟
持されてボールねじ軸22の回動動作を制動するため、
停止位置X1でピストン20が精度良く停止する。
【0032】このように、本実施例に係るサーボシリン
ダ装置10では、ボールねじ軸22とモータ26の駆動
軸28を平行に設置し、プーリ74、86とタイミング
ベルト24を介して駆動力を伝達可能に構成したため、
軸方向の長さを短縮することができた。しかも、ピスト
ンをZ2方向に大気開放で変位させる場合(時間t4〜
t5)を除き、シリンダ本体16の第1室64aが常
時、ワークW、ピストン20等の静荷重を支持する圧力
P0以上になるように制御しているため、モータ26が
可及的に小さい駆動力でピストン20を変位させること
ができる。したがって、モータ26が小型化され、プー
リ74、86間の距離、タイミングベルト24の長さが
著しく短縮され、しかも、該タイミングベルト24の伸
縮、プーリ74、86との摺動による誤差が可及的に減
少される。この結果、モータ26の駆動力あるいはピス
トン20の変位量等をエンコーダ30で精度良く検出す
ることができる。
ダ装置10では、ボールねじ軸22とモータ26の駆動
軸28を平行に設置し、プーリ74、86とタイミング
ベルト24を介して駆動力を伝達可能に構成したため、
軸方向の長さを短縮することができた。しかも、ピスト
ンをZ2方向に大気開放で変位させる場合(時間t4〜
t5)を除き、シリンダ本体16の第1室64aが常
時、ワークW、ピストン20等の静荷重を支持する圧力
P0以上になるように制御しているため、モータ26が
可及的に小さい駆動力でピストン20を変位させること
ができる。したがって、モータ26が小型化され、プー
リ74、86間の距離、タイミングベルト24の長さが
著しく短縮され、しかも、該タイミングベルト24の伸
縮、プーリ74、86との摺動による誤差が可及的に減
少される。この結果、モータ26の駆動力あるいはピス
トン20の変位量等をエンコーダ30で精度良く検出す
ることができる。
【0033】なお、本実施例に係るシリンダ本体16で
は、回転手段としてプーリ74、86、回転力伝達手段
としてタイミングベルト24を用いたが、スプロケット
とチェーンあるいはワイヤ等を用いることもできる。
は、回転手段としてプーリ74、86、回転力伝達手段
としてタイミングベルト24を用いたが、スプロケット
とチェーンあるいはワイヤ等を用いることもできる。
【0034】また、本実施例に係るシリンダ本体16の
回り止め機構52では、ガイドロッド134a、134
bによってピストン20およびテーブル46の回り止め
を行っているが、ピストンロッド18にスプライン状の
凸条を設け、ロッドカバー44側に前記凸条が嵌合する
孔部を画成することによっても回り止め機能が達成でき
る。
回り止め機構52では、ガイドロッド134a、134
bによってピストン20およびテーブル46の回り止め
を行っているが、ピストンロッド18にスプライン状の
凸条を設け、ロッドカバー44側に前記凸条が嵌合する
孔部を画成することによっても回り止め機能が達成でき
る。
【0035】さらに、ワークWが重量の軽い場合には、
自重で落下(Z2方向)しないおそれがあるため、シリ
ンダ室64のヘッドカバー40側の第2室64bと圧縮
空気供給源12とを通路66、減圧弁150を介して連
通させる構成が考えられる。この場合、ピストン20を
Z2方向に変位させる際に、電磁切換弁14が滅勢され
て第1室64aが大気開放された場合、前記第2室64
bには常時、圧力が付与されいるため、前記第1室64
aと第2室64bとの圧力差に基づいてピストン20を
Z2方向に変位させることができる。
自重で落下(Z2方向)しないおそれがあるため、シリ
ンダ室64のヘッドカバー40側の第2室64bと圧縮
空気供給源12とを通路66、減圧弁150を介して連
通させる構成が考えられる。この場合、ピストン20を
Z2方向に変位させる際に、電磁切換弁14が滅勢され
て第1室64aが大気開放された場合、前記第2室64
bには常時、圧力が付与されいるため、前記第1室64
aと第2室64bとの圧力差に基づいてピストン20を
Z2方向に変位させることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るサーボシリンダによれば、
以下の効果が得られる。
以下の効果が得られる。
【0037】すなわち、ピストンに係合するボールねじ
軸とモータの駆動軸を平行に設け、双方の軸の端部に回
転手段を配設し、前記回転手段間に回転力伝達手段を懸
架することにより、モータの駆動力をボールねじを介し
てピストンに伝達することができる。したがって、ボー
ルねじ軸の軸方向端部にモータを配設せずに済み、サー
ボシリンダの前記軸方向の長さを短縮することができ
る。
軸とモータの駆動軸を平行に設け、双方の軸の端部に回
転手段を配設し、前記回転手段間に回転力伝達手段を懸
架することにより、モータの駆動力をボールねじを介し
てピストンに伝達することができる。したがって、ボー
ルねじ軸の軸方向端部にモータを配設せずに済み、サー
ボシリンダの前記軸方向の長さを短縮することができ
る。
【図1】本発明に係るサーボシリンダの全体構成図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るサーボシリンダのシリンダ本体の
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図3】本発明に係るサーボシリンダのシリンダ本体の
一部断面説明図である。
一部断面説明図である。
【図4】本発明に係るサーボシリンダのシリンダ本体に
おけるピストン部分の断面説明図である。
おけるピストン部分の断面説明図である。
【図5】本発明に係るサーボシリンダのシリンダ本体に
おけるディスクブレーキ機構の一部断面説明図である。
おけるディスクブレーキ機構の一部断面説明図である。
【図6】本発明に係るサーボシリンダのタイミングチャ
ートである。
ートである。
10…サーボシリンダ装置 13…電−空レ
ギュレータ 14、34…電磁切換弁 16…シリンダ
本体 20…ピストン 22…ボールね
じ軸 24…タイミングベルト 26…モータ 28…駆動軸 30…エンコー
ダ 32…コントローラ 74、86…プ
ーリ
ギュレータ 14、34…電磁切換弁 16…シリンダ
本体 20…ピストン 22…ボールね
じ軸 24…タイミングベルト 26…モータ 28…駆動軸 30…エンコー
ダ 32…コントローラ 74、86…プ
ーリ
Claims (2)
- 【請求項1】シリンダ本体と、 前記シリンダ本体に画成されたシリンダ室内に変位自在
に設けられたピストンと、 前記ピストンに一端部が固着され、他端部がシリンダ本
体から外部へ露呈するピストンロッドと、 前記ピストンロッドを介して前記ピストンと一体的に変
位するワーク係合手段と、 前記ピストンと係合し、一端に第1の回転手段が設けら
れているボールねじ軸と、 前記ボールねじ軸と平行であり、且つ一端に第2の回転
手段が設けられているモータの駆動軸と、 前記第1回転手段と第2回転手段とに懸架された回転力
伝達手段と、 を備えることを特徴とするサーボシリンダ。 - 【請求項2】請求項1記載のサーボシリンダにおいて、 前記第1と第2の回転手段はプーリであり、回転力伝達
手段はタイミングベルトであることを特徴とするサーボ
シリンダ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254468A JPH07110009A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | サーボシリンダ |
TW083109222A TW274116B (ja) | 1993-10-12 | 1994-10-05 | |
EP94115917A EP0647502B1 (en) | 1993-10-12 | 1994-10-08 | Servo cylinder apparatus |
DE69400564T DE69400564T2 (de) | 1993-10-12 | 1994-10-08 | Servozylindervorrichtung |
KR1019940026135A KR0149531B1 (ko) | 1993-10-12 | 1994-10-12 | 서보 실린더장치 |
US08/321,626 US5614778A (en) | 1993-10-12 | 1994-10-12 | Servo cylinder apparatus |
CN94117102A CN1064115C (zh) | 1993-10-12 | 1994-10-12 | 伺服压力缸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5254468A JPH07110009A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | サーボシリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110009A true JPH07110009A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17265457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5254468A Pending JPH07110009A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | サーボシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110009A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002323075A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Nissin Kogyo Co Ltd | 電気式ディスクブレーキに於ける進退作動機構の回り止め機構 |
JP2006174690A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-29 | Smc Corp | アクチュエータ制御システム |
CN102062130A (zh) * | 2009-11-13 | 2011-05-18 | Smc株式会社 | 促动器 |
JP2013032803A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Kayaba System Machinery Kk | シリンダ装置 |
CN104895864A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-09-09 | 姜超 | 一种数控切割机静力竖向位移马达 |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5254468A patent/JPH07110009A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002323075A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Nissin Kogyo Co Ltd | 電気式ディスクブレーキに於ける進退作動機構の回り止め機構 |
JP2006174690A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-29 | Smc Corp | アクチュエータ制御システム |
CN102062130A (zh) * | 2009-11-13 | 2011-05-18 | Smc株式会社 | 促动器 |
JP2013032803A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Kayaba System Machinery Kk | シリンダ装置 |
CN104895864A (zh) * | 2015-06-03 | 2015-09-09 | 姜超 | 一种数控切割机静力竖向位移马达 |
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