JPH02106357A - サーマルヘッドの基板構造 - Google Patents

サーマルヘッドの基板構造

Info

Publication number
JPH02106357A
JPH02106357A JP25987888A JP25987888A JPH02106357A JP H02106357 A JPH02106357 A JP H02106357A JP 25987888 A JP25987888 A JP 25987888A JP 25987888 A JP25987888 A JP 25987888A JP H02106357 A JPH02106357 A JP H02106357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
thermal head
chamfered
glaze layer
base member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25987888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2589164B2 (ja
Inventor
Takashi Ebihara
隆 海老原
Takeshi Narita
剛 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP63259878A priority Critical patent/JP2589164B2/ja
Publication of JPH02106357A publication Critical patent/JPH02106357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2589164B2 publication Critical patent/JP2589164B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、サーマルプリンタやファクシミリ等に用いら
れ、特に表面の粗い記録紙にも良好に印字し得る端部型
サーマルヘッドの基板構造に関する。
〈従来の技術〉 従来から、サーマルプリンタやファクシミリ等に用いら
れるサーマルヘッドに於て、高速かつ高品質な印字を行
うべく、基板の主面と端面との間に形成した傾斜面に発
熱部を設けた端部型サーマルヘッドが、例えば同一出願
人による特開昭63−153165号公報に開示されて
いる。
この端部型サーマルヘッドによれば、基板の主面に発熱
部を設けた平面型サーマルヘッドに比較して印字せんと
する紙面に対する密着性が向上し、また基板の端面に発
熱部を設けた端面型サーマルヘッドに比較してヘッドの
搬送が良好となっている。
しかるに、上記サーマルヘッドにあっては、第3図に示
すように、基板21に於ける例えばアルミナからなるベ
ース部材22の主面24と端面25との間に、発熱部2
7を設けるべく傾斜面26を形成し、これら各面24〜
26の表面に、該面を平滑にするためのガラスグレーズ
層23を、印刷、或いはシート状のガラスフリットを圧
着した後、焼成することにより成層しているが、このガ
ラスグレーズ層23の成層時に、主面24と傾斜面26
との間の稜線部分26a及び端面25と傾斜面26との
間の陵線部分26bにてガラスグレーズ層23が薄肉と
なり、その平滑性が損われがちになり、場合によっては
ベース部材22が露出してしまうことがある。従って、
特にこの陵線部分26a、26bに発熱部27がかかる
場合にその熱分布が不均一となり、印字むらを生じ易く
なることから、基板製造に於て歩留りを低下させる要因
となる。
また、上記公報には、第4図に示すように、基板31に
於けるベース部材32の主面34と端面35との間に発
熱部を設けるべく曲面部分36を形成し、各面34〜3
6の表面にガラスグレーズ層33を成層したものが開示
されている。この構造では主面34及び端面35と曲面
部分36との間に上記したような陵線部分は生じないが
、曲面部分36表面のガラスグレーズ層33が全体的に
薄くなりがちになり、該部分表面の平滑性が低下する問
題がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、ベース部材の主面と端面との間に形成された傾斜面
上に発熱部を設けてなる端部型サーマルヘッドの基板に
於て、ベース部材表面に成層する電気性絶縁体からなる
グレーズ層の肉厚を可及的に均一化したサーマルヘッド
の基板構造を提供することにある。
U発明の構成] く課題を解決するための手段〉〉 このような目的は、平板状ベース部材の主面と端面との
間に、発熱部を設けるための傾斜面を有すると共に該ベ
ース部材の表面に電気的絶縁体からなるグレーズ層を成
層してなるサーマルヘッドの基板構造であって、前記主
面と前記傾斜面との間及び前記端面と前記傾斜面との間
の両陵線部分を面取りしたことを特徴とするサーマルヘ
ッドの基板構造を提供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、主面と傾斜面或いは端面と傾斜面と
の間の陵線部分がなくなり、均一な肉厚にグレーズ層を
成層することが可能となる。また、陵線部分を曲面形状
に面取りすれば、基板表面の平滑性が一層向上する。
〈実施例〉 以下に本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図は、本発明に基づくサーマルヘッドの詳細なWI
J造を示す。このサーマルヘッドは、例えばアルミナ等
のセラミック材料からなるベース部材2と、その表面に
成層されたガラスグレーズ層3とからなる基板1の表面
に、抵抗体8及び電極9.10を形成したものからなる
基板1に於けるベース部材2の主面4と端面5との間に
は、傾斜面6が形成され、その幅t°は0.2mmとな
っている。この傾斜面6表面のガラスグレーズ層3は、
概ね20μmの厚さとなっている。ここで、主面4と傾
斜面6との間及び端面5と傾斜面6との間の陵線部分は
、ルビー砥石等で切削することにより面取りされ、各4
幅t°の半分以下の幅Sの面取り部6a及び6bが形成
されており、該両面取り部により上記陵線部分が従来の
ように角張らず、従ってガラスグレーズ層3が薄肉にな
ることがない。
基板1表面の傾斜面6の部分には、例えばスパッタリン
グにより窒化タンタルからなる抵抗体8が形成され、ま
た、抵抗体8の両端部には主面4側及び端面5側へ向け
て延出するCr−Au等からなる電極9.10が、例え
ば真空蒸着により形成され、抵抗体8の画電極9.10
から露出する部分が発熱部7をなしている。ここで、本
実施例では、この発熱部7の長さβは傾斜面6の幅t゛
と略等しくなっているが、 l≦t°≦51 の範囲となっていれば良く、好ましくは傾斜面6の幅t
′は、発熱部7の長さでより大きく、かつ0.8mmよ
り小さい範囲とすることで比較的表面の粗い紙に対して
も鮮明な印字と高速印字とを実現させることができる。
尚、実際には、抵抗体8及び画電極9.10の表面に、
耐摩耗及び酸化防止のための二酸化珪素等からなる保護
膜をイオンブレーティングにより形成するようになる。
また、ガラスグレーズ層3と、抵抗体8及び画電極9.
10との間に、ガラスグレーズ層3の酸化を防止するべ
く二酸化珪素等からなるアンダコート膜を例えばイオン
ブレーティングにより設けると良い。
第2図は、本発明の第2の実施例を示す第1図と同様の
図である。本実施例は第1の実施例に類似しているが、
第1の実施例では、面取り部6a、6bが平面であった
のに対して、基板11に於けるベース部材12の主面1
4と傾斜面16との間及び端面15と傾斜面16との間
の面取り部16a、16bが、ダイヤモンドホイール等
で切削することにより曲面状に形成されている。従って
、本実施例によれば、第1の実施例に比較して主面14
から傾斜面16を経て端面15へのガラスグレーズ層1
3のつながりが滑かになっている。それ以外の構成は第
1の実施例と同様である。
[発明の効果] このように、本発明によれば、主面と傾斜面と間の陵線
部分及び端面と傾斜面との間の陵線部分を面取りするの
みで、グレーズ層の肉厚のばらつきが小さくなり、例え
ばクレーズ層に不連続な部分を生じることがなくなるこ
とから、基板製造時の歩留りが向上し、コストが低減化
できる。また、グレーズ層が部分的に薄くなることがな
くなることから、基板焼成時に於けるグレーズ層の結晶
化等による凹凸を基板表面に発生することがなく、該表
面が平滑になり、インクリボン或いは記録紙面と円滑に
摺接し、高速かつ高品質な印字が可能となる。以上のこ
とから本発明の効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくサーマルヘッドを詳細に示す断
面図である。 第2図は本発明に基づく第2の実施例を詳細に示す第1
図と同様の図である。 第3図及び第4図は、従来のサーマルヘッドを示す断面
図である。 1・・・基板      2・・・ベース部材3・・・
ガラスグレーズ層4・・・主面5・・・端面     
 6・・・傾斜面6a、6b・・・面取り部7・・・発
熱部8・・・抵抗体     9.10・・・電極11
・・・基板     12・・・ベース部材13・・・
ガラスグレーズ層 14・・・主面     15・・・端面16・・・傾
斜面    16a、16b・・・面取り部21・・・
基板     22・・・ベース部材23・・・ガラス
グレーズ層 24・・・主面     25・・・端面6・・・傾斜
面 7・・・発熱部 2・・・ベース部材 4・・・主面 6・・・傾斜面 7・・・発熱部 6a、26b・・・面取り部 1・・・基板 3・・・ガラスグレーズ層 5・・・端面 6a、36b・・・面取り部 特許出願人 日°本発条株式会社 代   理   人  弁理士 大 島 陽第 1図 第3図 第2図 第4図 I JJ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平板状ベース部材の主面と端面との間に、発熱部
    を設けるための傾斜面を有すると共に該ベース部材の表
    面に電気的絶縁体からなるグレーズ層を成層してなるサ
    ーマルヘッドの基板構造であって、 前記主面と前記傾斜面との間及び前記端面と前記傾斜面
    との間の両陵線部分を面取りしたことを特徴とするサー
    マルヘッドの基板構造。
  2. (2)前記両陵線部分を曲面状に面取りしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のサーマルヘッドの
    基板構造。
  3. (3)前記傾斜面の幅t′と前記発熱部の長さlとがl
    ≦t′≦5lの関係にあり、かつ前記各面取り部の幅を
    前記傾斜面の幅t′の半分以下としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項若しくは第2項に記載のサーマル
    ヘッドの基板構造。
JP63259878A 1988-10-14 1988-10-14 サーマルヘッドの基板構造 Expired - Fee Related JP2589164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63259878A JP2589164B2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 サーマルヘッドの基板構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63259878A JP2589164B2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 サーマルヘッドの基板構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106357A true JPH02106357A (ja) 1990-04-18
JP2589164B2 JP2589164B2 (ja) 1997-03-12

Family

ID=17340198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63259878A Expired - Fee Related JP2589164B2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 サーマルヘッドの基板構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2589164B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5909234A (en) * 1991-01-22 1999-06-01 Ngk Insulators, Ltd. End-contact type thermal recording head having heat-generating portion on thin-walled end portion of ceramic substrate
JP2014069317A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッド、その製造方法、および、サーマルプリンタ
WO2014112148A1 (ja) * 2013-01-15 2014-07-24 ミタニマイクロニクス九州株式会社 サーマルプリントヘッド及びサーマルプリントヘッド用基板、並びに、サーマルプリントヘッドの製造方法及びサーマルプリントヘッド用基板の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6198564A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 Fuji Xerox Co Ltd サ−マルヘツド
JPS63236660A (ja) * 1987-03-26 1988-10-03 Nhk Spring Co Ltd サ−マルヘツドの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6198564A (ja) * 1984-10-19 1986-05-16 Fuji Xerox Co Ltd サ−マルヘツド
JPS63236660A (ja) * 1987-03-26 1988-10-03 Nhk Spring Co Ltd サ−マルヘツドの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5909234A (en) * 1991-01-22 1999-06-01 Ngk Insulators, Ltd. End-contact type thermal recording head having heat-generating portion on thin-walled end portion of ceramic substrate
JP2014069317A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッド、その製造方法、および、サーマルプリンタ
WO2014112148A1 (ja) * 2013-01-15 2014-07-24 ミタニマイクロニクス九州株式会社 サーマルプリントヘッド及びサーマルプリントヘッド用基板、並びに、サーマルプリントヘッドの製造方法及びサーマルプリントヘッド用基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2589164B2 (ja) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4968996A (en) Thermal printhead
US5077564A (en) Arcuate edge thermal print head
JPH02106357A (ja) サーマルヘッドの基板構造
JPH02292058A (ja) 厚膜型サーマルヘッド
JPS63153165A (ja) 端部型サ−マルヘツド
JPS63237963A (ja) 端部型サ−マルヘツド
JP2546120Y2 (ja) サーマルヘッド
JPS61139453A (ja) サ−マルヘツド
JPS63237964A (ja) サ−マルヘツドの製造方法
JPS6218277A (ja) 熱印刷ヘッドの製造方法
JP2002011899A (ja) サーマルヘッドの製造方法
JPH05345435A (ja) サーマルヘッドの製造方法
JPH09174905A (ja) サーマルヘッド
JP3606688B2 (ja) サーマルヘッド及びその製造方法
JPH08268781A (ja) サーマルヘッド用グレーズド基板の製造方法
JPH0625334Y2 (ja) シリアル型サーマルプリンタ
JPH1191149A (ja) 端面型・エッジ型サ−マルヘッド
JPH06218973A (ja) サーマルヘッド
JPH05270031A (ja) 端面型サーマルヘッド用基板
JPS62105645A (ja) サ−マルヘツドの構造
JP3797511B2 (ja) サーマルヘッド
JP2001301217A (ja) サーマルプリントヘッド及びその製造方法
JP3204288B2 (ja) 端面型サーマルヘッド用基板
JPH022026A (ja) 感熱記録ヘッドおよびその製造方法
JPH1110926A (ja) 厚膜サーマルヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees