JPH0625334Y2 - シリアル型サーマルプリンタ - Google Patents

シリアル型サーマルプリンタ

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JPH0625334Y2
JPH0625334Y2 JP1985046759U JP4675985U JPH0625334Y2 JP H0625334 Y2 JPH0625334 Y2 JP H0625334Y2 JP 1985046759 U JP1985046759 U JP 1985046759U JP 4675985 U JP4675985 U JP 4675985U JP H0625334 Y2 JPH0625334 Y2 JP H0625334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
underglaze
edge
heat generating
pressure contact
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985046759U
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English (en)
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JPS61164745U (ja
Inventor
郁夫 日比野
忠 中村
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、シリアル型サーマルプリンタに係る。
〔考案の背景〕
サーマルプリンタは複数個の発熱部を有するサーマルヘ
ッドを備えており、印刷指令に従ってこれ等の発熱部に
通電を行い、発熱させて感熱紙に対して、或は熱転写リ
ボンを介して印刷用紙に印刷を行っている。
第2図は、従来のサーマルヘッドのプラテンに対する取
付位置を示す横断面図で、1はサーマルヘッド、2は角
部をなすエッジ2aを有するセラミックより成る絶縁基
板、3はガラスより成り中央の曲率が小さくて、端部の
曲率が大きい断面が円弧状のアンダーグレーズ、4はア
ンダーグレーズ3の頂部中央に形成された発熱部、5は
プラテン、6は溶融粘度90℃で100CPS前後のイ
ンクを塗布した熱転写リボンである。
上記従来のサーマルヘッド1は発熱部4とプラテン5と
の密着性を良くするために、プラテン5に対して絶縁基
板2の表面が傾斜角θ(1〜2°)をもって配置され
ており、サーマルヘッド1とプラテン5との圧接力は約
200g前後である。なお、aはプラテン5とアンダー
グレーズ3との圧接中心、bは発熱部4の中心で、プラ
テン5と絶縁基板2とに1〜2°の傾斜角θを設ける
ことによって前記圧接中心aと発熱部4の中心bとは若
干ずれている。そのため、発熱部4の中心bのプラテン
5に対する圧接力が弱く、発熱部4の熱伝達効率が悪
く、粗面の印刷用紙に印刷する場合、印刷面の凹部にイ
ンクが流れにくく、良好なインクの転写が不可能であ
り、粗面の印刷用紙には、鮮明な印刷が出来ないという
欠点があった。
また、かかる欠点を解決するために、サーマルヘッド1
の発熱部4のプラテン5への圧接力を高めることが考え
られるが、単に、前記圧接力を高くしただけでは、サー
マルヘッド1がプラテン5に圧接されている状態におい
て、絶縁基板2のエッジ2aがプラテン5に当接してし
まい、サーマルヘッド1のプラテン5への圧接力が分散
し、依然として、発熱部4を充分な圧接力でプラテン5
に圧接させることができず、粗面の印刷用紙には鮮明な
印刷を行うことができないという欠点が残る。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点を解消せんとするものであ
り、本考案の目的は、面の粗い印刷用紙にでも鮮明な印
刷が可能なサーマルプリンタを提供せんとするものであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、上記目的を達成するために、サーマルヘッド
をプラテンに対して所定角度をもって配設してなるシリ
アル型サーマルプリンタにおいて、基板の一つの主面の
一つの端縁部に沿ってアンダーグレーズを形成し、か
つ、アンダーグレーズの頂部中心から前記端縁部に寄っ
た位置に発熱部を設け、基板のプラテンに圧接される側
の前記端縁部の角を面取りしてテーパー面を形成すると
ともに、前記アンダーグレーズの前記端縁部側の一端が
前記テーパー面のエッジに接するように前記テーパー面
を形成し、前記基板の一つの主面に対する前記テーパー
面の切込み角度が、前記基板の一つの主面と前記端縁部
側の一端における前記アンダーグレーズ表面の接線とが
なす角度よりも大きくなるように形成した構成にしてあ
る。
〔考案の実施例〕
第1図は、本考案の実施例のサーマルヘッドのプラテン
に対する取付位置を示断面図である。
第1図において、2bは絶縁基板2のテーパー面2dの
エッジ、2cは絶縁基板2の一つの主面、2dはテーパ
ー面、3aはアンダーグレーズ3の一端、cはアンダー
グレーズ3の頂部中心、dはアンダーグレーズ3とプラ
テン5との圧接中心、eは発熱部7の中心、fは前記一
端3aにおけるアンダーグレーズ3表面の接線であっ
て、その他、従来例と同一部分には同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
そして、絶縁基板2の一つの主面2cの一つの端縁部に
沿って、発熱部7を有するアンダーグレーズ3を形成す
る。発熱部7はアンダーグレーズ3の頂部中心cから前
記端縁部に寄った部分に位置しており、アンダーグレー
ズ3とプラテン5との圧接中心dを、発熱部7の中心e
にほぼ一致させるようにしている。また、絶縁基板2の
前記端縁部の角を面取りすることによってテーパー面2
dを設けている。このテーパー面2dは、そのエッジ2
bと前記アンダーグレーズ3の一端3aとが接するよう
に構成され、かつ、絶縁基板2の一つの主面2cに対す
るテーパー面2dの切込み角度αが、同じく絶縁基板
2の一つの主面2cと前記アンダーグレーズ3の一端に
おけるアンダーグレーズ3表面の接線fとがなす角度α
よりも大きくなるように、即ち、α>αになるよ
うに構成されている。
この場合、本考案の実施例においては、プラテン5に対
する絶縁基板2の傾斜角θを3〜5°にすることによ
って、発熱部7のプラテン5に対する圧接面積を小さく
するとともに、サーマルヘッド1の圧接バネ(図示省
略)の強さを強くして、発熱部7のプラテン5に対する
圧接力を400g程度に上げている。
本考案の実施例によれば、発熱部7の中心eはアンダー
グレーズ3の頂部中心cから絶縁基板2の一つの主面2
cの一つの端縁部に寄った位置、即ち、第1図の左側に
寄った位置にあって、アンダーグレーズ3とプラテン5
との圧接中心dを発熱部7の中心eにほぼ一致せしめて
いるので、発熱部7にはプラテン5に対して最大の圧接
力が与えられ、従って発熱部7の熱伝達効率は従来に比
べて遥かに向上し、従って面の粗い印刷用紙の凹部にも
インクが流れやすくなり、良好なインクの転写が行わ
れ、鮮明な印刷が可能になる。
また、アンダーグレーズ3の一端3aは、絶縁基板2の
前記端縁部側に設けたテーパー面2dのエッジ2bに接
しており、しかも、絶縁基板2の一つの主面2cに対す
るテーパー面2dの切込み角度αが、絶縁基板2の一
つの主面2cと前記アンダーグレーズ3の一端3aにお
けるアンダーグレーズ3表面の接線fとがなす角度α
よりも大きくなるように形成されているので、サーマル
ヘッド1のプラテン5への圧接力を高めるようにして
も、絶縁基板2のテーパー面2dのエッジ2bがプラテ
ン5に当接することがなくなる。このため、サーマルヘ
ッド1のプラテン5への圧接力は、分散されることがな
くなって発熱部5に集中するようになり、サーマルヘッ
ド1のプラテン5への圧接力を高め、発熱部5のプラテ
ン5への押圧力を大きくした状態での使用が可能にな
る。
ちなみに、第1図の本考案の実施例は、プラテン5に対
する絶縁基板2の傾斜角θが3乃至5°になるように
選び、発熱部7のプラテン5に対する圧接面積を小さく
するとともに、サーマルヘッド1の圧接バネ(図示な
し)の強さを高め、プラテン5に対する圧接力を400
g程度に増大させるように選んだ例を示すものであっ
て、前記傾斜角θを3乃至5°程度に大きくし、前記
圧接力を増大させたとしても、サーマルヘッド1のプラ
テン5への圧接力を分散させることがなく、粗面をもっ
た印刷用紙を使用した場合に、印刷用紙の凹凸部分を圧
縮平滑化させることができ、この点において、粗面を有
する印刷用紙の印刷を行う場合に有効なものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、発熱部にはプラテンに対して最大の圧
接力が与えられ、従って、発熱部の熱伝達効率は従来に
比して遥かに向上し、面の粗い印刷用紙の凹部にもイン
クが流れやすくなり、粗面の印刷用紙にも鮮明な印刷が
可能となる。また、サーマルヘッドをプラテンに圧接さ
せての印字時に、このサーマルヘッドのエッジが印刷用
紙あるいはインクリボンに圧接することがなく、従来の
エッジの圧接による印刷用紙の汚れ、あるいはインクリ
ボンの切断等の不具合を生じることがないという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のサーマルヘッドのプラテンに
対する取付位置を示す横断面図、第2図は従来のサーマ
ルヘッドのプラテンに対する取付位置を示す横断面図で
ある。 1……サーマルヘッド、2……絶縁基板、2b……エッ
ジ、2c……一つの主面、2d……テーパー面、3……
アンダーグレーズ、3a……アンダーグレーズ3の一
端、5……プラテン、7……発熱部、c……アンダーグ
レーズ3の頂部中心、d……アンダーグレーズ3の圧接
中心、e……発熱部7の中心、f……アンダーグレーズ
3の一端3aにおけるアンダーグレーズ3表面の接線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−34875(JP,A) 実開 昭59−97048(JP,U) 実開 昭56−125343(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルヘッドをプラテンに対して所定角
    度をもって配設してなるシリアル型サーマルプリンタに
    おいて、基板の一つの主面の一つの端縁部に沿ってアン
    ダーグレーズを形成し、かつ、アンダーグレーズの頂部
    中心から前記端縁部に寄った位置に発熱部を設け、基板
    のプラテンに圧接される側の前記端縁部の角を面取りし
    てテーパー面を形成するとともに、前記アンダーグレー
    ズの前記端縁部側の一端が前記テーパー面のエッジに接
    するように前記テーパー面を形成し、前記基板の一つの
    主面に対する前記テーパー面の切込み角度が、前記基板
    の一つの主面と前記端縁部側の一端における前記アンダ
    ーグレーズ表面の接線とがなす角度よりも大きくなるよ
    うに形成したことを特徴とするシリアル型サーマルプリ
    ンタ。
JP1985046759U 1985-04-01 1985-04-01 シリアル型サーマルプリンタ Expired - Lifetime JPH0625334Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985046759U JPH0625334Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01 シリアル型サーマルプリンタ

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JP1985046759U JPH0625334Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01 シリアル型サーマルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61164745U JPS61164745U (ja) 1986-10-13
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ID=30561457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985046759U Expired - Lifetime JPH0625334Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01 シリアル型サーマルプリンタ

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JP (1) JPH0625334Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997048U (ja) * 1982-12-21 1984-06-30 ロ−ム株式会社 サ−マルプリンタヘツド

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JPS61164745U (ja) 1986-10-13

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