JPH02104739A - シルキー風合いを有する霜降調織物及びその製造法 - Google Patents
シルキー風合いを有する霜降調織物及びその製造法Info
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- JPH02104739A JPH02104739A JP63256766A JP25676688A JPH02104739A JP H02104739 A JPH02104739 A JP H02104739A JP 63256766 A JP63256766 A JP 63256766A JP 25676688 A JP25676688 A JP 25676688A JP H02104739 A JPH02104739 A JP H02104739A
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02G—CRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
- D02G3/00—Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
- D02G3/22—Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
- D02G3/34—Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はシルキー風合いを有し、かつマイルドな霜降鋼
の優雅な外観を有するポリエステル織物及びその製造法
に関するものである。
の優雅な外観を有するポリエステル織物及びその製造法
に関するものである。
(従来の技術)
従来、合成繊維織物をシルキー風合いに近づける為に繊
維断面の異型化、細デニール化、異収縮混繊などに、ア
ルカリ減量処理を施すことが特開昭48−113194
号公報、実公昭61−138732号公報などにより知
られている。しかしながら、ファッショントレンドの変
化に伴い視覚への目新しさや表面変化のある商品の要望
が多く、風合いのみならず微妙な外観変化のある商品開
発が進められてきた。
維断面の異型化、細デニール化、異収縮混繊などに、ア
ルカリ減量処理を施すことが特開昭48−113194
号公報、実公昭61−138732号公報などにより知
られている。しかしながら、ファッショントレンドの変
化に伴い視覚への目新しさや表面変化のある商品の要望
が多く、風合いのみならず微妙な外観変化のある商品開
発が進められてきた。
例えば色相の濃淡効果があるシックアンドシン等の商品
があげられる。しかし風合いは天然繊維よりも劣り、そ
の外観の刷毛目や霜降効果が強すぎるといった欠点があ
り、ユーザーからも改善が望まれていた。
があげられる。しかし風合いは天然繊維よりも劣り、そ
の外観の刷毛目や霜降効果が強すぎるといった欠点があ
り、ユーザーからも改善が望まれていた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は前記した従来のシックアンドシン織物の欠点を
解消し、シルキー風合いを更に加え、かつ刷毛目効果を
和わらげ、優雅でマイルドな、独特の張り腰のある織物
及びその製造法を提供せんとするものである。
解消し、シルキー風合いを更に加え、かつ刷毛目効果を
和わらげ、優雅でマイルドな、独特の張り腰のある織物
及びその製造法を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
即ち、本発明は、繊維軸方向に断面積の変化を有するポ
リエステルマルチフィラメント糸[A糸]と、繊維軸方
向に断面積が均一であるポリエステルマルチフィラメン
ト糸〔B糸〕からなる複合糸条が、上記A糸:B糸の重
量比率で20 : 80〜80 F 20の割合で構成
されており、且つ該複合糸条が主として内層部に上記A
糸が、主として外層部に上記B糸が配されている実質的
に芯鞘構造を呈する複合糸条が経糸及び/又は緯糸とし
て織成されていることを特徴とするシルキー風合いを有
する霜降間織物及び、清水収縮率が下記範囲すべてを満
足する繊維軸方向に断面積の変化を有するポリエステル
マルチフィラメント糸〔A糸〕と繊維軸方向に断面積が
均一であるポリエステルマルチフィラメント糸〔B糸〕
を重量比で20 : 80〜80:20の割合で複合糸
条となし、該複合糸条を経糸及び/又は緯糸として製織
し、次いで熱処理を施すことを特徴とするシルキー風合
いを有する霜降間織物の製造法である。
リエステルマルチフィラメント糸[A糸]と、繊維軸方
向に断面積が均一であるポリエステルマルチフィラメン
ト糸〔B糸〕からなる複合糸条が、上記A糸:B糸の重
量比率で20 : 80〜80 F 20の割合で構成
されており、且つ該複合糸条が主として内層部に上記A
糸が、主として外層部に上記B糸が配されている実質的
に芯鞘構造を呈する複合糸条が経糸及び/又は緯糸とし
て織成されていることを特徴とするシルキー風合いを有
する霜降間織物及び、清水収縮率が下記範囲すべてを満
足する繊維軸方向に断面積の変化を有するポリエステル
マルチフィラメント糸〔A糸〕と繊維軸方向に断面積が
均一であるポリエステルマルチフィラメント糸〔B糸〕
を重量比で20 : 80〜80:20の割合で複合糸
条となし、該複合糸条を経糸及び/又は緯糸として製織
し、次いで熱処理を施すことを特徴とするシルキー風合
いを有する霜降間織物の製造法である。
≧
A≦B+3
A≦65
B≦15
AHA糸の清水収縮率(%)
BIB糸の清水収縮率(%)
以下、本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明のポリエステル複合糸条を収縮熱処理し
て糸長差を発現せしめた後のモデル図の一例である。第
1図においてAは主として内層部を構成する繊維軸方向
に断面積変化を有するポリエステルフィラメント(以下
シックアンドシン糸条という)である、Bは主として外
層部を構成する繊維軸方向に断面積が均一であるポリエ
ステルフィラメント(レギュラー糸条という)である。
て糸長差を発現せしめた後のモデル図の一例である。第
1図においてAは主として内層部を構成する繊維軸方向
に断面積変化を有するポリエステルフィラメント(以下
シックアンドシン糸条という)である、Bは主として外
層部を構成する繊維軸方向に断面積が均一であるポリエ
ステルフィラメント(レギュラー糸条という)である。
第1図に示すように本発明の複合糸条はシックアンドシ
ン糸条が複合糸条の内層部に、レギュラー糸条が外層部
に配置しており、このような実質的に芯/鞘構造をとる
ことにより、内層部に位置するシックアンドシン糸条は
外層部に位置するレギュラー糸条に被覆されており、シ
ックアンドシン糸条の染色後の刷毛目効果を和らげ霜降
間となる。
ン糸条が複合糸条の内層部に、レギュラー糸条が外層部
に配置しており、このような実質的に芯/鞘構造をとる
ことにより、内層部に位置するシックアンドシン糸条は
外層部に位置するレギュラー糸条に被覆されており、シ
ックアンドシン糸条の染色後の刷毛目効果を和らげ霜降
間となる。
次に本発明の複合糸条におけるシックアンドシン糸条と
レギュラー糸条との構成比率であるが、重量比率でシッ
クアンドシン糸条が全体中の20〜80重量%を占めれ
ばよい、80重量%を越えると前記した、レギュラー糸
条の被覆効果が大幅に減少し、本発明の目的とする優雅
な霜降間織物が得られない、又、レギュラー糸条の占め
る割合が少なくなり、バルキー性が減少する傾向にある
。逆に、20重量%未満では、刷毛目効果がほとんどな
く、張り腰も不足するものとなる。
レギュラー糸条との構成比率であるが、重量比率でシッ
クアンドシン糸条が全体中の20〜80重量%を占めれ
ばよい、80重量%を越えると前記した、レギュラー糸
条の被覆効果が大幅に減少し、本発明の目的とする優雅
な霜降間織物が得られない、又、レギュラー糸条の占め
る割合が少なくなり、バルキー性が減少する傾向にある
。逆に、20重量%未満では、刷毛目効果がほとんどな
く、張り腰も不足するものとなる。
更に、複合糸条は、少なくともトークルデニールが30
デニールであればよく、30デニ一ル未満では、織物の
張り腰が不足し、糸物性の低下による工程通過性も悪く
ないので好ましくない。上限については一般的な薄地織
物に使用する場合は150デニールである。シックアン
ドシンフィラメントの径の平均太細比は少なくとも1.
2であればよく、シックアンドシン糸条の径の平均太細
比は1.2〜2.0であればよい、単糸デニールは、コ
スト面を考慮すると0.5〜5デニールが好ましい、一
方、レギュラー糸条の単糸デニールは0.3〜5デニー
ルが好ましい、又フィラメント数はシックアンドシン糸
条を被覆する度合いの要因の一つでもあり、5〜250
が適当であるが、フィラメント数が多い程、被覆効果が
高くなる傾向にあり、好ましくは50〜250である。
デニールであればよく、30デニ一ル未満では、織物の
張り腰が不足し、糸物性の低下による工程通過性も悪く
ないので好ましくない。上限については一般的な薄地織
物に使用する場合は150デニールである。シックアン
ドシンフィラメントの径の平均太細比は少なくとも1.
2であればよく、シックアンドシン糸条の径の平均太細
比は1.2〜2.0であればよい、単糸デニールは、コ
スト面を考慮すると0.5〜5デニールが好ましい、一
方、レギュラー糸条の単糸デニールは0.3〜5デニー
ルが好ましい、又フィラメント数はシックアンドシン糸
条を被覆する度合いの要因の一つでもあり、5〜250
が適当であるが、フィラメント数が多い程、被覆効果が
高くなる傾向にあり、好ましくは50〜250である。
また、ここでいう複合糸条が実質的に芯鞘構造をとると
は、複合糸条のある境界面で内層部と外層部とに二分さ
れている構造のみを意味しているのではなく、複合糸条
全体に、特に境界面付近で両成分が混在しており、シッ
クアンドシン糸条が主として内層部に、レギュラー糸条
が外層部に配される構造をも意味しており、該複合糸条
の中心から半径1/3内は重量比率でシックアンドシン
糸条の方が、複合糸条の表面から半径1/3内はレギュ
ラー糸条の方が共に大きいものは本発明の範囲内である
。
は、複合糸条のある境界面で内層部と外層部とに二分さ
れている構造のみを意味しているのではなく、複合糸条
全体に、特に境界面付近で両成分が混在しており、シッ
クアンドシン糸条が主として内層部に、レギュラー糸条
が外層部に配される構造をも意味しており、該複合糸条
の中心から半径1/3内は重量比率でシックアンドシン
糸条の方が、複合糸条の表面から半径1/3内はレギュ
ラー糸条の方が共に大きいものは本発明の範囲内である
。
本発明のシックアンドシン糸条とレギュラー糸条は混繊
交絡されており、その交絡度は5〜50コ/Ilであれ
ばよい0本発明の織物は経糸及び/又は緯糸に前記複合
糸条が使用されているが、目的用途に応じて、他の素材
、例えは天然繊維等が交織されてもよい、その場合の交
織率は20〜80重量%が適当である。
交絡されており、その交絡度は5〜50コ/Ilであれ
ばよい0本発明の織物は経糸及び/又は緯糸に前記複合
糸条が使用されているが、目的用途に応じて、他の素材
、例えは天然繊維等が交織されてもよい、その場合の交
織率は20〜80重量%が適当である。
次に、本発明の製造方法について説明する。
シックアンドシン糸条(Δn:太部15〜60X104
、細部90X10−3以上のフィラメント使用)の沸水
収縮率は65%以下であればよい、65%を越えると、
複合糸条の表面からの突出ループが発生し、アイロン等
の際“てかり”の問題が発生する。またドレープ性、張
り腰、設備的な制約によるコスト面を考慮すると清水収
縮率は3〜60%が好ましく、より好ましくは40〜6
0%である。一方レギュラー糸条の清水収縮率は15%
以下であればよく、15%を越えるとドレープ性、嵩高
性に劣るので好ましくない、好ましくは、1〜10%で
ある。
、細部90X10−3以上のフィラメント使用)の沸水
収縮率は65%以下であればよい、65%を越えると、
複合糸条の表面からの突出ループが発生し、アイロン等
の際“てかり”の問題が発生する。またドレープ性、張
り腰、設備的な制約によるコスト面を考慮すると清水収
縮率は3〜60%が好ましく、より好ましくは40〜6
0%である。一方レギュラー糸条の清水収縮率は15%
以下であればよく、15%を越えるとドレープ性、嵩高
性に劣るので好ましくない、好ましくは、1〜10%で
ある。
更に、上記シックアンドシン糸条の清水収縮率はレギュ
ラー糸条のそれよりも3%以上大きくなければならない
、3%未満であれば、前記レギュラー糸条の被覆効果及
び風合いが大幅に低減し、本発明の目的とするマイルド
な霜降調織物が得られない0両者の収縮差の上限に特に
限定しないが60%であり、風合い面から40〜60%
が好ましい。
ラー糸条のそれよりも3%以上大きくなければならない
、3%未満であれば、前記レギュラー糸条の被覆効果及
び風合いが大幅に低減し、本発明の目的とするマイルド
な霜降調織物が得られない0両者の収縮差の上限に特に
限定しないが60%であり、風合い面から40〜60%
が好ましい。
上記シックアンドシン糸条とレギュラー糸条とを交絡処
理することにより交絡度5〜50コ/−の複合糸条を得
る。交絡度が50コ/+wを越えるとループが発生し、
製織性が低下し、5Iコ/−未満では集束性に欠け、整
経、製織工程で毛羽が発生し易くなるので好ましくない
、尚、ここでいう交絡度とは、米国特許第298599
5号明細書に記載の方法に従って測定したCF(fiの
ことをいう。
理することにより交絡度5〜50コ/−の複合糸条を得
る。交絡度が50コ/+wを越えるとループが発生し、
製織性が低下し、5Iコ/−未満では集束性に欠け、整
経、製織工程で毛羽が発生し易くなるので好ましくない
、尚、ここでいう交絡度とは、米国特許第298599
5号明細書に記載の方法に従って測定したCF(fiの
ことをいう。
次に上記複合糸条を経糸及び/又は緯糸として製織(仕
上密度:経100〜170本/インチ、緯70〜130
本/インチ)し、次いで後加工工程に供される。この段
階で、上記複合糸条は実質的に芯鞘構造となり、マイル
ドな霜織調織物となる。尚、後加工工程における熱処理
条件は、複合糸条の物性値によって通過選択されるが、
100〜180℃であれば、本発明の目的が達成できる
。
上密度:経100〜170本/インチ、緯70〜130
本/インチ)し、次いで後加工工程に供される。この段
階で、上記複合糸条は実質的に芯鞘構造となり、マイル
ドな霜織調織物となる。尚、後加工工程における熱処理
条件は、複合糸条の物性値によって通過選択されるが、
100〜180℃であれば、本発明の目的が達成できる
。
尚、ここでいうポリエステルとはポリエチレンテレフタ
レートを主たる繰り返し単位としたポリエステルをいう
が、必要に応じ、第3成分を共重合したコポリエステル
であってもよい、また該ポリエステルは艷消剤、改質剤
を含んでもよい、また、フィラメントの断面は丸、三葉
、四葉、それ以上の多葉断面、中空断面、特殊断面及び
それらの組合わせた断面のものでもよく、フィラメント
の側面に細孔、経溝を有するものであってもよい。
レートを主たる繰り返し単位としたポリエステルをいう
が、必要に応じ、第3成分を共重合したコポリエステル
であってもよい、また該ポリエステルは艷消剤、改質剤
を含んでもよい、また、フィラメントの断面は丸、三葉
、四葉、それ以上の多葉断面、中空断面、特殊断面及び
それらの組合わせた断面のものでもよく、フィラメント
の側面に細孔、経溝を有するものであってもよい。
尚、本発明で使用した測定方法は以下の通りである。
[清水収縮率(SHW) ]
JIS−L−1073に準じ、次によった。即ち適当な
枠周のラップリール初荷重1/log/デニールで8回
捲のカセをとり、カセに1/30g/デニールの荷重を
かけその長さl1o(s)を測定する。ついでその荷重
をとり除き、1/100g/デニールの荷重をかけた状
態でカセを沸騰水中に30分間浸漬する。その後カセを
沸騰水から取り出し、冷却後再び1/30g/デニール
の荷重をかけてその時の長さl+(mm)を測定する。
枠周のラップリール初荷重1/log/デニールで8回
捲のカセをとり、カセに1/30g/デニールの荷重を
かけその長さl1o(s)を測定する。ついでその荷重
をとり除き、1/100g/デニールの荷重をかけた状
態でカセを沸騰水中に30分間浸漬する。その後カセを
沸騰水から取り出し、冷却後再び1/30g/デニール
の荷重をかけてその時の長さl+(mm)を測定する。
沸水収縮率(SHW)は次式により算出される。
(実施例)
第1表に示すポリエステルシックアンドシン糸条とレギ
ュラー糸条とをインターレースノズルを用いて交絡度4
0コ/曽の混繊糸を得、経糸にこれの無撚糸、緯糸に撚
数5Z1600 T/?Iを追撚撚止めセットした糸を
用い経密度132本/インチ、緯密度80木/インチで
製噛後ロータリーワ・ンシャーを利用して、次いでプリ
セット後16%アルカリ減量処理後、液流染色機で10
0°Cで染色後仕上加工したところ、第2表に示すよう
な織物が得られた。
ュラー糸条とをインターレースノズルを用いて交絡度4
0コ/曽の混繊糸を得、経糸にこれの無撚糸、緯糸に撚
数5Z1600 T/?Iを追撚撚止めセットした糸を
用い経密度132本/インチ、緯密度80木/インチで
製噛後ロータリーワ・ンシャーを利用して、次いでプリ
セット後16%アルカリ減量処理後、液流染色機で10
0°Cで染色後仕上加工したところ、第2表に示すよう
な織物が得られた。
以下余白
第 1 表
第 2 表
本発明にかかる実施例1〜7はすべて風合い、外観とも
に優れたものであった。ところがシックアンドシン糸条
とレギュラー糸条との収縮差がOのもの(比較例1)、
シックアンドシン糸条の混率が90重盪%と高いもの(
比較例3)、レギュラー糸条の収縮率の高いもの(比較
例5)、レギュラー糸条の収縮率がシックアンドシン糸
条のものより高いもの(比較例6)のいずれもが、霜降
効果が強過ぎるものであった。又、逆にレギュラー糸条
の混率が90重量%と高いもの(比較例2)、シックア
ンドシン糸条の収縮率が高いもの(比較例4)は霜降効
果がほとんどなく、本発明の目的とするものが得られな
かった。
に優れたものであった。ところがシックアンドシン糸条
とレギュラー糸条との収縮差がOのもの(比較例1)、
シックアンドシン糸条の混率が90重盪%と高いもの(
比較例3)、レギュラー糸条の収縮率の高いもの(比較
例5)、レギュラー糸条の収縮率がシックアンドシン糸
条のものより高いもの(比較例6)のいずれもが、霜降
効果が強過ぎるものであった。又、逆にレギュラー糸条
の混率が90重量%と高いもの(比較例2)、シックア
ンドシン糸条の収縮率が高いもの(比較例4)は霜降効
果がほとんどなく、本発明の目的とするものが得られな
かった。
(発明の効果)
本発明によれば、従来のシックアンドシン織物では見ら
れないマイルドな色調差を呈する霜降羽織物が得られる
。この織物は張腰、ドレープ感にも優れ婦人衣料やサリ
ー等として極めて好適である。
れないマイルドな色調差を呈する霜降羽織物が得られる
。この織物は張腰、ドレープ感にも優れ婦人衣料やサリ
ー等として極めて好適である。
第1図は、本発明の複合糸条の熱処理後のモデル図、第
2図は本発明の織物の正面図、第3図は比較例6の繊物
正面図である。 特許出願人 東洋紡績株式会社 第 1 凹 A;ノΔ:ゾエ2プ’、’L#づ>、f逢、久:〉77
アシド〉シ辰彰k b:L−Fニラ−Δ(衾 手続補正書 平成1年3月1日 1、 事件の表示 昭和63年特許願第25876E3号 2 発明の名称 シルキー風合いを有する霜降羽織物及びその製造法 & 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 屯 補正命令の日付 平成1年1月31日(発進口) イr\ & 補正の対象 図 面 印 補正の内容 (1) 第1図、第2図及び第3図を別紙のとおり訂
正する。 第1 図 b Q シ、v77ンドシS/光朱 b1/Y′ニラ−壓Jト 界2 図 羊3図
2図は本発明の織物の正面図、第3図は比較例6の繊物
正面図である。 特許出願人 東洋紡績株式会社 第 1 凹 A;ノΔ:ゾエ2プ’、’L#づ>、f逢、久:〉77
アシド〉シ辰彰k b:L−Fニラ−Δ(衾 手続補正書 平成1年3月1日 1、 事件の表示 昭和63年特許願第25876E3号 2 発明の名称 シルキー風合いを有する霜降羽織物及びその製造法 & 補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市北区堂島浜二丁目2番8号 屯 補正命令の日付 平成1年1月31日(発進口) イr\ & 補正の対象 図 面 印 補正の内容 (1) 第1図、第2図及び第3図を別紙のとおり訂
正する。 第1 図 b Q シ、v77ンドシS/光朱 b1/Y′ニラ−壓Jト 界2 図 羊3図
Claims (2)
- (1)繊維軸方向に断面積の変化を有するポリエステル
マルチフィラメント糸〔A糸〕と、繊維軸方向に断面積
が均一であるポリエステルマルチフィラメント糸〔B糸
〕からなる複合糸条が、上記A糸:B糸の重量比率で2
0:80〜80:20の割合で構成されており、且つ該
複合糸条が主として内層部に上記A糸が、主として外層
部に上記B糸が配されている実質的に芯鞘構造を呈する
複合糸条が経糸及び/又は緯糸として織成されているこ
とを特徴とするシルキー風合いを有する霜降調織物。 - (2)沸水収縮率が下記範囲すべてを満足する繊維軸方
向に断面積の変化を有するポリエステルマルチフィラメ
ント糸〔A糸〕と繊維軸方向に断面積が均一であるポリ
エステルマルチフィラメント糸〔B糸〕を重量比で20
:80〜80:20の割合で複合糸条となし、該複合糸
条を経糸及び/又は緯糸として製織し、次いで熱処理を
施すことを特徴とするシルキー風合いを有する霜降調織
物の製造法A≧B+3 A≦65 B≦15 A:A糸の沸水収縮率(%) B:B糸の沸水収縮率(%)
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---|---|---|---|
JP63256766A JP2737171B2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | シルキー風合いを有する霜降調織物及びその製造法 |
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JP63256766A JP2737171B2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | シルキー風合いを有する霜降調織物及びその製造法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104739A true JPH02104739A (ja) | 1990-04-17 |
JP2737171B2 JP2737171B2 (ja) | 1998-04-08 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2737171B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622483A1 (en) * | 1992-09-16 | 1994-11-02 | Teijin Limited | Highly bathochromic polyester cloth |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140778A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-27 | ブラウン アンド ウイリアムソン タバコ コーポレーシヨン | 煙草の膨脹法 |
JPS63105134A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-10 | 帝人株式会社 | スパンライク複合構造糸 |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP63256766A patent/JP2737171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6140778A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-27 | ブラウン アンド ウイリアムソン タバコ コーポレーシヨン | 煙草の膨脹法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0622483A1 (en) * | 1992-09-16 | 1994-11-02 | Teijin Limited | Highly bathochromic polyester cloth |
EP0622483A4 (en) * | 1992-09-16 | 1995-01-04 | Teijin Ltd | VERY BATHOCHROMIC POLYESTER CLOTH. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2737171B2 (ja) | 1998-04-08 |
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