JPH02104403A - マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法 - Google Patents

マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法

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JPH02104403A
JPH02104403A JP25378788A JP25378788A JPH02104403A JP H02104403 A JPH02104403 A JP H02104403A JP 25378788 A JP25378788 A JP 25378788A JP 25378788 A JP25378788 A JP 25378788A JP H02104403 A JPH02104403 A JP H02104403A
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JP
Japan
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roll
shell
mandrel mill
fins
rolling
Prior art date
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Pending
Application number
JP25378788A
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English (en)
Inventor
Toshio Imae
今江 敏夫
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法
に関する。
〈従来の技術〉 通常、継目無鋼管をマンドレルミルラインで製造する場
合は、第3版鉄鋼便覧111(2)(日本鉄鋼協会3W
、 P、970〜984)に詳しく述べられているよう
に、第4図に示すような製造工程で行われるのが一般的
である。
すなわち、素材としての丸鋼片1は、回転炉床式加熱炉
2で所要の温度に加熱された後、穿孔機3で中空素管1
1に穿孔される。この中空素管11はマンドレルバ−4
が挿入されて、7〜9基の連続配置された一対の孔型ロ
ール5を有するスタンド列のマンドレルミル6で、その
外径と肉厚が減じられて管材(以下、シェルという)j
2が低伸圧延される。マンドレルバ−4が引き抜かれた
後、シェル12は再加熱炉7にて加熱され、ストレッチ
レデューサ8で所要の外径と肉厚の製品13に仕上げら
れて、冷却床9で冷却される。
上記一連の製造工程の中でマンドレルミル6の果たす役
割について、さらに詳しく説明する。
隣接するスタンド間では、孔型ロール5が第5図のバス
スケジュールに示すように、パスラインを軸として互い
に直角に交叉するように配置されている。ここで圧延さ
れる中空素管11は、N11lスタンドからNα5スタ
ンドまでの間で減肉・縮管が繰り返され、k6.NcL
7スタンドで最終肉厚に仕上げられる。N11Bスタン
ドは、管材断面形状を真円にして仕上げられたシ1.ル
I2をマンドレルバ−4から抜き易くするためのいわゆ
るサイジングスタンドとなっている。
マンドレルミルにおいては、外径減少量は通常20〜3
0胴、肉J’X減少量は7〜12薗程度、その長さは最
大4倍程度のシェルに延伸される。
マンドレルミル圧延において操業上留意すべき点は、圧
延されたシェルとマンドレルバ−4の間に適度な間隙を
持たせることである。この間隙が無いかまたは不十分で
あると、圧延後のシェルがマンドレルバ−4に対して焼
き嵌め状態となり、圧延後のシェルからマンドレルバ−
を引き抜くことができない通称ストリッピングミスを発
生ずる。
また、近年開発されたリティンドマンドレルミルにおい
ても、シェルとマンドレルバ−の間に適度な間隙を持た
せないと、シェル内面とマンドレルバ−表面が焼き付き
を起こす。シェルとマンドレルバ−の間に適度な間隙を
持たせるためには、第5図に示したパススケジ1−ルで
もわかるように、各スタンドのロール孔型はある程度の
楕円度をもたせて設計されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、マンドレルミルで圧延されたシェルの後端表
面には、第6図に示すような翼状の鉄片(以下、フィン
というH4が発生ずることが一般的に知られている。こ
のフィン14の大きさは、シェル12の肉厚に依存し、
シェル肉厚が薄いと第6図(a)に示すような大きなフ
ィン14となり、シェル肉厚が厚いと第6図(b)に示
すような小さいフィン14が発生する。
このフィン14が小さい場合には、次工程への搬送ある
いはストレッチレデューサ8での圧延において問題はな
いが、フィンが大きい場合には、次工程−・の搬送不良
あるいはストレッチレデューサ8のロール破損などの問
題を生じるので、大きなフィンは除去する必要がある。
その除去手段の一つとして、マンドレルミル6の後方に
例えばホラI・ソーなどを設置して、フィン14を含む
シェル12の後端部分をある長さにわたって切断する方
法が従来から用いられているが、このような方法ではク
ロップロス大きく、圧延歩留りが著しく低下するという
問題があった。
そこで、その問題を解消すべ(、水出J9J1人が既に
実願昭61−186110号で提案したように、マンド
レルミルの最終スタン1゛の後または最終スタンドの主
ロール間にアイドルロールを設けて、フィンを潰す手段
がある。
しかし、この手段では確かにフィンは潰せるのではある
が、シェル後端形状が著しく 171なわれるとともに
、その潰したフィンが破片となってシェルの後端部外表
面に付着してしまう、そしてその状態で次工程に搬送す
ると、途中でその破片の一部が脱落して後続するシェル
の通過を妨げ、その外表面を疵付けるなどの問題を惹起
することになる。
本発明は、上記のような従来技術の有する欠点を解消す
べくなされたものであって、シェル後端のフィンを簡便
にかつ高能率に取り除いて圧延する方法を提供すること
を目的とする。
く課題を解決するだめの手段〉 本発明は、マンドレルミルを用いて熱間で継目無鋼管を
圧延するに際し、圧延中に発生した圧延材後端のフィン
を、最終スタンドの孔型ロールのフランジ部の一部に設
けられた段差を用いて切り落とすことを特徴とするマン
ドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法である。
以下に、本発明の構成について図面を参照して具体的に
説明する。
第1図は、本発明に用いるマンドレルミルの最終スタン
ドの孔型ロールの形状を示す(a)正面図。
(b)側面図である。
図に示すように、最終スタンドに用いる孔型ロール5A
の形状は、上ロール5aのフランジ51aの一部が全円
周にわたって凸部52を有する段差となるよう構成し、
また、下ロール5bのフランジ51bの一部が上ロール
5aの凸部52に対応した全円周にわたって凹部53を
有する段差となるように構成し、上ロール5aの凸部5
2が、下ロール5bの凹部53に噛み合うように回転さ
せるのである。
これら上ロール5aの凸部52と下ロール5bの凹部5
3の具体的な寸法について、第2図を用いて説明する。
まず、上ロール5aの凸部52と下ロール5bの凹部5
3の間隔aは、フィンの厚み(シェルの肉厚と同程度)
に合わせる必要があることから、1.0〜12.0朧1
m+とするのが望ましい。
また、上ロール5aのフランジ51aと下ロール5bの
フランジ51bの間隔すは、シェルの肉厚と同程度に合
わせることから、1.O〜12.0+nmとするのが望
ましい。
上ロール5aの凸部52の幅Cについては、5.0〜2
0.0mmが望ましい。その理由は、5醜未満では凸部
52の強度が低下し、また、20mmを超えると残留す
るフィンが大き過ぎるからである。
上ロール5aの凸部52の高さdは、1.0〜20.0
胴が望ましい、それは、l mm未満では上記したフラ
ンジ間隔すとの関係でフィンの切断が不能となり、20
m11を超えると凸部52の強度が低下するからである
下ロール5bの凹部53の幅eの大きさは、5.0〜2
0.0mが望ましい、ただし、上記した上ロール5aの
凸部52の幅Cの値によって決まり、その値よりやや太
き目とするが、あまり大き過ぎると切断能力が低下する
ので、C≦e≦c+1+na+とする必要がある。
下ロール5bの凹部53の深さfについては、上記した
上ロール5aの凸部52の高さdによって決まり、1.
0〜20.0mmとするのが望ましいが、キスロール時
に上ロール5aの凸部52にのみ応力が集中するのを防
止するため、f≧dとする必要がある。
〈作 用〉 上記のように構成した一対の上下ロール5a。
5bをマンドレルミルの最終スタンドに組み込むと、上
ロール5aの凸部52は下ロール5bの凹部53に嵌め
込まれた形となるから、フィン14の付いたシェル12
の後端部が噛み込まれると、第3図(a)に示すように
、フィン14は上ロール5aの凸部52と下ロール5b
の凹部53の間で剪断変形を受けて、第3図(b)に示
すように切断されて下ロール5bの下方に自然落下する
のである。
〈実施例〉 以下に、本発明方法の実施例について説明する。
外径110 M 、肉厚12mmの中空素管を20−ル
弐8スタンドのマンドレルミルにより、外径90閣。
肉厚3II11のシェルに圧延し、引き続きストレッチ
レデューサにおいて外径33an、肉厚3朧の製品に仕
上げる際に、本発明を適用した。
このとき、マンドレルミルの最終スタンドに取付けた孔
型ロールのフランジ部の段差の寸法は、上ロールの凸部
の幅Cはiolml、その高さdは10m。
また、下ロールの凹部の幅eはflaw、深さrは11
圓、さらに、上ロールの凸部と下ロールの凹部の間隔a
は4I111、上ロールのフランジと下ロールのフラン
ジの間隔すは3rN@とした。
また、比較のために、シェルの後端部全部を切り落とす
従来法(比較例■)と、フィンをピンチロールで圧潰す
る実願昭61−186110号の方法(比較例■)とを
併せて実施した。
それらの仕上げ圧延後におけるクロップロスの測定結果
を第1表に示す、なお、クロップロスは、各ミルの入側
における圧延材の重量に対する各ミル出側でのクロップ
切断重量をパーセントで表したものである。
第   1   表 この表から明らかなように、マンドレルミルとストレッ
チレデューサの両方のミルで発生したクロップロスの合
計は、本発明例が倭れていることがわかる。
さらに補足すると、本発明例はマンドレルミル圧延後に
おいてフィンを切断するので、比較例Hに比較してマン
ドレルミル工程でのクロップロスは多いが、次のストレ
ッチレデューサにおけるりロンフロスハ逆に小さくなる
6ス1ルノチ′デ1−サニオケルクI」ツブ長さはいず
れの場合もほぼ同シテアルから、比較例11の場合はフ
ィ′が付着している分だけクロップ1.Jス+Ij h
tは大きくなルノである。
第2表は・上記と同し条イ′1で1000本ずつ圧延し
たときのマンドレルミル以降の「θ送うインテ落下した
D 片の個数をカウントしたものである。
第   2   表 この表かられかるように、シェル後端部のフィンを圧潰
する比較例Hに比較して、フィンをマンドレルミルの最
終スタンドで切断してしまう本発明例の方が搬送ライン
で7B下する鉄片の個数が少ないという優れた効果をイ
1する6 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、マンドレルミル
の最終スタンドの孔型ロールに段差を設けてフィンを切
断するようにしたので、クロップロスを低減させること
ができ、したがって、歩留りが向上する。また、シェル
後端部の形状が格段に改善されるから、製品の品質が向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いるマンドレルミルの最終スタン
ドの孔型ロールの形状を示ず(a)正面図。 (b)側面図、第2図は、孔型ロールの要部を拡大して
示す正面図、第3図は、本発明の作用を示す(a)正面
図、O′))A−A矢視断面図、第4図は、従来例を模
式的に示す側面図、第5図は、従来例のバススケジュー
ルを模式的に示す正面図、第(3図は、従来例の問題点
を示す斜視図である。 5A・・・孔型LI−ル  5a・・・−1−ロール5
b・・・下ロール、   6・・・マンドレルミル。 11・・・中空素管、12・・・管材(シェル)。 14・・・フィン(鉄片)、51・・・フランジ部。 52・・・凸部(段差)、53・・・凹部(段差)、。 特許用1卯込   川崎製鉄株式会社 第 1 図 第2図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マンドレルミルを用いて熱間で継目無鋼管を圧延するに
    際し、圧延中に発生した圧延材後端のフィンを、最終ス
    タンドの孔型ロールのフランジ部の一部に設けられた段
    差を用いて切り落とすことを特徴とするマンドレルミル
    による継目無鋼管の圧延方法。
JP25378788A 1988-10-11 1988-10-11 マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法 Pending JPH02104403A (ja)

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JP25378788A JPH02104403A (ja) 1988-10-11 1988-10-11 マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法

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JP25378788A JPH02104403A (ja) 1988-10-11 1988-10-11 マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法

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ID=17256144

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JP25378788A Pending JPH02104403A (ja) 1988-10-11 1988-10-11 マンドレルミルによる継目無鋼管の圧延方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008084630A1 (ja) * 2007-01-11 2008-07-17 Sumitomo Metal Industries, Ltd. 圧延スタンド
JP2013063471A (ja) * 2007-01-11 2013-04-11 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 孔型圧延ロールの基準位置決定方法

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