JPH06154801A - 常温状態で形材又は棒を得る方法と得られた形材又は棒 - Google Patents

常温状態で形材又は棒を得る方法と得られた形材又は棒

Info

Publication number
JPH06154801A
JPH06154801A JP4134625A JP13462592A JPH06154801A JP H06154801 A JPH06154801 A JP H06154801A JP 4134625 A JP4134625 A JP 4134625A JP 13462592 A JP13462592 A JP 13462592A JP H06154801 A JPH06154801 A JP H06154801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
profile
section element
bars
profiles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4134625A
Other languages
English (en)
Inventor
Giampietro Benedetti
ジャンピエトロ・ベネデッティ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Danieli and C Officine Meccaniche SpA
Original Assignee
Danieli and C Officine Meccaniche SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Danieli and C Officine Meccaniche SpA filed Critical Danieli and C Officine Meccaniche SpA
Publication of JPH06154801A publication Critical patent/JPH06154801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/08Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel
    • B21B1/0815Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling structural sections, i.e. work of special cross-section, e.g. angle steel from flat-rolled products, e.g. by longitudinal shearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)
  • Stringed Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間圧延製品から仕上げ済みの複数の、形
材、若しくは棒又は両方(以下単に形材又は棒という)
を含む多重形材、要素を得ること、この多重プロフイル
を生産ラインで冷却すること、及び種々の形材又は棒を
常温状態で一ぺんに同時に連続生産を中断しないで分割
することである。 【構成】 対称、非対称又は特殊な断面を有し、特定の
圧延機(11)の代表的寸法部類に関する形材又は棒
(14)である複数の形材又は棒(14)を含み、一つ
の形材又は棒(14)ともう一つの形材又は棒の間にウ
エブを備えていてもよい熱間圧延された単一多重形材要
素(10)で始め、次に前記単一形材要素を冷却し、複
数の形材又は棒(14)を常温状態で同時に得る方法で
あって、熱間圧延された単一多重形材要素(10)は、
圧延機(11)と直列のラインで冷却され、次に個々の
小形形材又は棒(14)を分離するために作業の連続性
を破ることなく、常温状態で同時に縦に分割する操作を
受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一ぺんに同時に常温状
態で複数の形材若しくは棒(長尺製品)又は両方を得る
方法に関し、本発明はまたこの方法で得られる形材又は
棒にも関している。
【0002】
【従来の技術】この方法は、熱間圧延製品から仕上げ済
みの複数の形材若しくは棒又は両方(以下単に形材又は
棒という)を含む多重形材要素を得ること、この多重プ
ロフイルを生産ラインで冷却すること、及び種々の形状
又は棒を常温状態で一ぺんに同時に連続生産を中断しな
いで分割することにある。
【0003】さらに正確にいえば、本発明は、常温状態
で長尺製品の複数の形材又は棒を熱間圧延機で作られ、
複数の形材又は棒をウエブによって継ぎ合せた特殊な多
重プロフイルを有する単一の多重形材要素から同時に得
る方法に関する。
【0004】最近は、形材を得るのに使うものだけでな
く、特に長尺製品を得る熱間圧延機では加熱炉の単位時
間容量、駆動モータの出力、圧延機台、伝導手段及び潤
滑や冷却の付帯設備に基づいて寸法を決められ、さらに
それらの圧延機は、所望の出力及びより厚手の形材によ
って生じ圧延応力を考慮しなければならない。
【0005】したがって、与えられた圧延機がより小さ
な形材又は最小の形材を生産している場合、転換費用
は、プラントが最新の技術で正しく使用されていないの
で、かなり大きくなる。
【0006】このために、圧延プラントは、圧延機が処
理される寸法に関して許容平均効率を与えるように限ら
れた寸法範囲の製品に関して大きさを決められている。
【0007】したがって、実際には、プラントは、特別
に設計され、四つの寸法部類の形材又は棒に従って分類
されており、これらの寸法部類は、小型、中形、大型及
び極大形の形材又は棒として定義される。
【0008】これは、妥当で適切な方法で市場の広い部
分をカバーするために、メーカは、二つ以上の寸法部類
の形状又は棒を経済的に生産できるように複数の熱間圧
延プラントを備えるように強いられることを意味する。
【0009】一つの与えられた圧延プラントを持ってい
るメーカは、その特定の寸法部類の形材又は棒のみを作
るのに満足しなければならない。
【0010】最新技術は、二つ以上の小形形材熱間圧延
を含み、これらの小形形材は、これらの形材を縦に継ぎ
合せてなる一つの単一要素を形成しながら同時に熱間圧
延される。
【0011】熱間圧延直後これらの小形形材は、圧延機
自体の中で高温状態で互いに縦に分割される。
【0012】高温状態でこのように分割されたこれらの
小形形材又は棒は、それらがとる3次元の位置を決める
ときにそれらの形材又は棒を適当に制御できないので、
大きな取扱い上の問題を生ずる。これらの問題は、主
に、制動付帯設備、冷却、測定、分離、形材又は棒の層
の調製、ひずみ矯正工程への送出及び一般に熱間圧延−
分割の下流の他の工程において生ずる。
【0013】これに対する理由は、熱間圧延及び分割の
下流の付帯設備に同時に達する高温状態にある複数の棒
又は形材の自動処理が衝突、ねじれ、不均一冷却、ミス
アラインメント曲がりなどをもたらすことである。
【0014】これは、生産、設計、建設、使用と運転並
びに安全に関して厳しい問題を必要的に伴う。
【0015】最新技術は、仕上げ、梱包、長い完成品を
作るプラント内で直列に可能な品質管理の操作の自動化
が複雑で分り難くなり、必ずしも満足に解決できなくな
るので、熱間圧延及び分割の下流の付帯設備に非常に多
くの人員を使う必要がある。これらの技術的問題すべて
を克服し、必要な労働力を少くし、つねに大きくなる生
産の融通性に対する緊急でこゝしばらくの間広くいわれ
ている市場の要求を満たすように、また新しいプラント
又は既存のプラントの近代化のための投資費用を少なく
できるように、本願出願人は、圧延機で作ることのでき
る製品の代表的寸法範囲をより小さな寸法を含むように
広げる可能性を認めた。
【0016】すなわち、本発明を用いて、与えられた熱
間圧延プラントで同じプラントの生産容量を落すことな
く作ることのできる形材又は棒の断面の範囲をより小さ
い寸法を含むように広げることが可能である。
【0017】したがって、本発明は、プラントの経済的
能力及び競争能力をそのままにしておきながら、代表的
寸法範囲をより小さい寸法を含むように広げることをで
きるようにする。
【0018】実際には、本願出願人は、寸法的に代表的
な範囲により小さい寸法を含めることによって圧延プラ
ントで作ることのできる製品の代表的寸法範囲をより小
さい寸法を含めるように広げる可能性を認めた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、与えられた熱間圧延機で作ることのできる形材又は
棒の生産を圧延機の単位時間出力を大きくし、同時にプ
ラントの単位時間出力を著しく下げることなく、その特
定の圧延プラントで処理できる寸法範囲の大きさをより
小さな寸法を含めるように広げることによって競争力の
あるものにすることを目的としている。
【0020】実際には、そのような定格低下が転換費用
の増加をもたらし、製作すべき製品の範囲で、その与え
られた圧延機に対する代表的寸法範囲の公称最小寸法よ
り小さい寸法を含んで不経済にする。
【0021】このように製品の範囲を広げると、与えら
れた圧延機について規定された公称最小寸法より小さい
寸法をもつ形材又は棒を含めることが可能になる。
【0022】これは、大形形材の所望の単位時間出力に
基づいて寸法決めされたプラントの生産能力をそこなう
ことなく達成される。本発明は、1時間当りの生産量を
著しく減らすことなく、かつ生産サイクルの自動化を先
に行う必要なく、この結果を実現することを目的とす
る。
【0023】本発明はさらに、表示上小形、中形、大形
又は極大形プラントに分割される圧延機の種類を新しい
ものであっても使用中のものでも、減らすことを目的と
する。 与えられた圧延機において、本発明は、形材又
は棒のより小さい寸法を含む幅広くなった寸法範囲を競
争できるコストで連続的に生産できると同時にプラント
そのものの潜在能力のよりよい開発を達成する。
【0024】非制限的な例として、本発明は、小形及び
中形形材又は棒若しくは小形、中形及び大形形材若しく
は棒又は再び中形、大形及び極大形形材若しくは棒の単
一プラントでの連続生産を平均出力を高く保ちながらし
かも仕上げゾーンで遭遇する代表的問題をもつことなく
可能にする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、独立の特許請
求の範囲に述べられかつ特徴づけられ、一方実施態様項
は、解決の着想の変形を記載している。
【0026】以下の記載において、小形形材又は棒につ
いて述べるが、この定義は特定の圧延機とともにその圧
延機で通常作られる代表的寸法範囲に関していると理解
すべきである。
【0027】したがって、たとえば、50mmと160mm
の間の範囲の形材を圧延する圧延機において、本発明に
従う小形形材が約50mm又は最小市場価値の8〜10mm
に至る大きさの形材を意味する。
【0028】本発明によれば、一ぺんにかつ同時に、対
称的、非対称的又は縁に縦に沿って継ぎ合された特種品
のどれであっても複数の小形形材からなる一つの単一要
素を熱間で圧延する。
【0029】一つの実施態様によれば、二つの隣接形材
の二つの隣接縁がウエブによって継ぎ合される。
【0030】本発明による非対称形材は、そのような非
対称的形材が個別に圧延されるとき生ずるかなり大きな
推力を実質上なくすように、推力を制御できるようにす
るようなものに形材の配置がなるように注意して圧延さ
れる。
【0031】次に、本発明に従って圧延機によって熱間
で作られた単一の多重形材要素を圧延列と一直線に列べ
て冷却する。
【0032】この冷却はまた、多重形材要素を必要な方
法と時間で冷却できる空気方式、水方式又は別の方式で
実行してもよい可能な熱処理又はその他の処理と組合わ
せてもよい。
【0033】一つの実施態様によれば、単一の多重形材
要素の圧延工程の間又は熱間圧延の直後、スリット又は
半成スリットが個々の形材又は棒の公称分割線に沿って
又は関連のウエブのついた形材の公称分割線に沿って作
られる。これらのスリット又は半成スリットは、連続し
ていても不連続であってもよい。
【0034】スリットが不連続であり、したがって、セ
グメントに沿ってだけ作られている場合、スリットは貫
通スリットであってもよいので、二つの単一の隣接形材
又は棒は、何点かで分れたセグメントに沿って並んで継
ぎ合される。
【0035】一つの単一要素として形成されたこの複数
の形材又は棒からなるこの多重形材要素は、それが冷却
されて、たとえば冷却板であってもよい冷却装置から単
一要素が出た直後に単一多重形材要素を構成する個々の
小形形材の同時縦の分割操作を受ける。これによって、
複数の形材を単一の操作でうることができるようにな
る。
【0036】複数の形材を含む単一多重形材要素の中に
形成された常温の個々の形材を分割するこの操作は、常
温状態であるが、熱間圧延機又は冷却装置に関する連続
性を中断することなく多重形材要素について都合よく行
われる。
【0037】分割作用は、レーザ又はすり割りロール又
は酸素切り曲げなどのいづれかで実行でき、縦のすり割
りの操作だけが、それの特性により、すり割りが形材又
は材料に及ぼす可能性のある影響が最小なので有利であ
る。
【0038】本発明によれば、各単一形材が形材又は棒
の種類又は形材若しくは棒と複数の形材を並べて継ぐの
に用いられる接続方式(連続又は不連続)との組合せの
いかんによって、縁の形直し又はばり取り、及び冷間ひ
ずみ矯正の冷間操作を受ける。常温状状態で行われるこ
れらの操作は、すべての形材で同時に起ってもよい。優
先的でない実施態様によれば、縁のばり取りをし形材を
まっすぐにする操作は形材ごとに個別に行われてもよ
い。
【0039】作業の連続性が、停止又は減速を防止する
ために都合よく保たれる。
【0040】次に、形材は、可能な寸法切断操作を受け
る。
【0041】接続ウエブが形材の縁の間に設けられる場
合、これらのウエブは、ウエブを分離した後にフライン
グシヤーによって切断して廃棄にされる。
【0042】一つの実施態様によれば、本発明による分
割及びひずみ矯正操作は、ひずみ矯正の間個々の形材を
引き離すことによって一ぺんに同時に行われ、したがっ
て実際には、引裂きによるか又は引裂き作用の効果によ
って分割操作をも助けることによって縦のスリットを生
じさせる。
【0043】引裂きによる分割とひずみ矯正のこの同時
多重操作は、主に、熱間状態で作られた半成スリットが
貫通スリットである場合及び単一形材が数点だけ継ぎ合
される場合に達成できる。
【0044】一つの実施態様によれば、同時に分割とひ
ずみ矯正のこの多重操作もまた熱間状態で作られた半成
スリットが貫通半成スリットでない場合にも行われる。
【0045】
【実施例】図1は、例として、しかしこれに制限されず
に、形材又は棒14からなる単一多重形材要素10が本
発明による方法において受ける幾つかの可能な工程を含
むブロック図である。
【0046】本発明による方法において、圧延機11か
ら出て、形材の継手の線20に沿って熱間予備すり割り
工程18において半成スリット19を受け終ったか又は
現在受けている単一多重形材要素10が冷却12され
る。この冷却12は直列12aに行ってもよいし、又は
冷却板12bの上で行ってもよいし、又は目的に適当な
他の冷却装置において行ってもよい。
【0047】冷却12の間、単一多重形材要素10は、
最新の技術に従って熱処理されてもよい。
【0048】冷却12は、直列12aに行われる場合、
空気で強制通風若しくは他の方法によって又は水中で、
(霧状にしてもしなくても)行われてもよい。
【0049】高温の単一多重形材要素10は、冷却工程
12へ送られる前に、多分所望の長さに直列に切断36
されてもよい。
【0050】前述のように、熱間圧延工程の間又はその
直後に常に直列に、高温の単一多重形材要素10は、個
々の構成要素形材又は棒14の分割の線20に沿うか又
は形材14のウエブ23からの分割の線20に沿って縦
の予備すり割り操作18を受けてもよい。
【0051】単一多重形材要素10は、直列に冷却12
された後なので、今は常温であり、常温状態で一ぺんに
同時に分割の線20に沿って縦の分割操作13によって
単一の構成要素形材又は棒14に分割される。
【0052】次に個々の常温形材14のへりにある分割
の線20は、形材のへりをばり取りして形直しする操作
21を受ける。
【0053】ウエブ23を種々の形材又は棒14の間に
備えることができるので、分割動作13は、ウエブ23
をウエブ23の側面に接続されたそれぞれの形材又は棒
14から分割し、ウエブ23は、分割動作13と同時に
連続的に廃棄するために切断される。
【0054】一つの実施例によれば、ウエブ23は、回
収されて、そのへりをばり取りされ、ひずみを矯正され
る。
【0055】別の実施態様によれば、分割13される前
の単一多重形材要素10は、実質上まっすぐな単一多重
形材要素10を与えるように予備ひずみ矯正操作161
を受ける。
【0056】縦の分割工程13を去る個々の形材14
は、以下の工程の一つ以上を受ける。 −縦のスリットをばり取りし、したがって分割の線20
に沿って、どんなばりをもきれいに取り去る工程21、 −形材14に所望の幾何学的位置を与えるために形材の
少なくとも1翼の位置を変えることが必要なときはいつ
もすべての溝形材(図8)又はT形材(図7)又は他の
同様の形材14をへん平化する工程22、 −正しいゲージに再設定するか又は接続へりの所望の幾
何学的外観を再形成するように接続へりの形直しする工
程15、これらの連続する補助工程21−22−15
は、すべての形材14について適当な順序で同時に実施
され、形材14はまた予備ひずみ矯正操作161と多分
所定寸法に切断する操作17をも受ける。
【0057】図2ないし図14は、非制限例として、複
数の個々の形材14を含み圧延機11を出てゆく単一の
多重形材要素10のいくつかの形態を示す。
【0058】単一多重形材要素10は、1例として、各
形材又は棒14の間の中間接続ウエブなしのものと、中
間接続ウエブ23のついたもの(図4及び図6)で示さ
れている。
【0059】本発明の論理は、たとえ本願出願人がウエ
ブ23を含むことを好ましいと思っているとしても、ウ
エブ23付き又はなしの単一多重形材要素10を提供す
ることを含んでいる。
【0060】したがって、図4及び図6から得ることの
できる指摘事項は、図示されたすべての場合及びその他
の可能な場合、にも移すことができる。
【0061】単一多重形材要素10は、たとえば、丸棒
(図2)、平棒(図3及び4)、山形鉄(図5及び図
6)、Z形材(図12)及び角形材(これらのすべては
分割線20に沿ってすり割りされている)などの複数の
等しい対称な形材14からなっていてもよい。
【0062】単一多重形材要素10がT形材(図2d)
又は溝形材(図8)又はその他の類似の形材からなると
き、本発明による形材14は、それらが単一多重形材要
素10を形成できるように側面を変形して熱間圧延され
る。この場合には、本発明による形材又は棒14は、そ
れらを線20に沿って分割されるとき、それらが最終の
形を得ることができるように、常温状態でへん平化又は
形直し工程22を受ける。
【0063】単一多重形材要素10はまた、不等辺の山
形鉄(図9)などの複数の非対称形材からなっていても
よい。この場合には、形材14は、奇数個含まれている
のが都合よく、圧延中に非対称な形による推力をなくす
ために交互に配列される。
【0064】さらに、本発明による方法の場合は、異な
る断面形を有し、継ぎ合されている形材14からなる単
一多重形材要素10を作ることも可能である(図10及
び図11)。
【0065】単一多重形材要素10はまた、熱間圧延処
理11において作られたまま及び冷却12された後の完
全な形で販売されてもよい。
【0066】単一多重形材要素10はまた所定寸法に切
断されて、その形でひずみ矯正されてもよい。
【0067】熱間生産ラインと直列に、多重形材要素を
冷却する装置の下流で、今冷却した個々の形材又は棒1
4の常温状態での同時の縦分割13を実施し、形材又は
棒14のへりを形直し、ことによると、個々の形材又は
棒14のひずみ矯正16をする工程がとられる。
【0068】この実施態様は、すべての形材又は棒14
に対して可能であるが、特に、形材又は棒14がへん平
化又は形直し工程を必要としないときに都合がよい。
【0069】本発明を実施するのに適当であるプラント
が、図15に示されており、このプラントはたとえ各構
成要素を異なるレイアウトで据付けられてもよい。
【0070】図15は、加熱又は温度等化炉24及び周
知の圧延ライン37を示しており、圧延ラインは、たと
えば、圧延列25、せん断機26、すり割り機27、冷
却板へ送るためのローラコンベヤ28及び冷却板29、
並びに関連の送出ローラコンベヤを含んでいる。
【0071】冷却板29又は関連のローラコンベヤのす
ぐ下流に分割工程13及び正しいゲージへの設定工程1
5を少なくとも行い、あとに個々の形材又は棒14に一
ぺんに同時にひずみ矯正動作16を行うひずみ矯正機3
1が続く装置30を備えている。
【0072】ひずみ矯正機31の下流には、個々の形材
又は棒14を所定の寸法に切断し、あとに梱包設備33
と梱包の貯蔵所34が続くせん断機が置かれている。
【0073】本発明によれば、今は常温の単一多重形材
要素10のひずみ矯正をする161ひずみ矯正機を装置
30のすぐ上流に設けてもよい。
【0074】
【発明の効果】本発明による方法では、各プラントを非
常に簡単にして非常に高い出力を達成することが可能で
ある。
【0075】さらに、圧延機をずっと広い範囲の製品の
ために転換して用いることができるので、圧延機の用途
と出力の融通性を著しく増大する。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】 本発明に従い、いくつかの可能な処理工程を
明らかにするブロック図である。
【0078】
【図2】 本発明による方法で作られる丸棒の断面図で
ある。
【0079】
【図3】 本発明による方法で作られる平棒の断面図で
ある。
【0080】
【図4】 本発明による方法で作られるウエブ付、平棒
材の断面図である。
【0081】
【図5】 本発明による方法で作られる山形材の断面図
である。
【0082】
【図6】 本発明による方法で作られるウエブ付き山形
の断面図である。
【0083】
【図7】 本発明による方法で作られるT形材の断面図
である。
【0084】
【図8】 本発明による方法で作られる溝形材の断面図
である。
【0085】
【図9】 本発明のよる方法で作られる不等辺山形材の
断面図である。
【0086】
【図10】 本発明による方法で作られる溝形材と平棒
材の組合せ形材要素の断面図である。
【0087】
【図11】 本発明による方法で作られるT形材と平棒
の組合せ形材要素の断面図である。
【0088】
【図12】 本発明による方法で作られるZ形材の断面
図である。
【0089】
【図13】 本発明による方法で作られる角形材の断面
図である。
【0090】
【図14】 複数の小形形材を含み本発明に従って作ら
れた単一要素の斜視図である。
【0091】
【図15】 本発明によるプラントのレイアウトを示す
図である。
【0092】
【符号の説明】
10 単一多重形材要素 14 形材又は棒 20 スリット 23 ウエブ 24 加熱炉 25 圧延列 26 せん断機 27 すり割り機 28 ローラコンベヤ 29 冷却板 31 ひずみ矯正機 32 せん断機 33 梱包設備 34 貯蔵所 37 圧延ライン

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対称、非対称又は特殊な断面を有し、特
    定の圧延機(11)の代表的寸法部類に関する形材又は
    棒(14)である複数の形材又は棒(14)を含み、一
    つの形材又は棒(14)ともう一つの形材又は棒の間に
    ウエブを備えていてもよい熱間圧延された単一多重形材
    要素(10)で始め、次に前記単一形材要素を冷却し、
    複数の形材又は棒(14)を常温状態で同時に得る方法
    において、熱間圧延された単一多重形材要素(10)
    は、圧延機(11)と直列のラインで冷却され、次に作
    業の連続性を破ることなく、個々の小型形材又は棒(1
    4)を分離するために常温状態で同時に縦に分割する操
    作を受けることを特徴とする形材又は棒を得る方法。
  2. 【請求項2】 前記単一多重形材要素(10)から常温
    状態で同時に分割されることによって得られた個々の小
    型形材又は棒(14)が次に一ぺんに同時にひずみ矯正
    される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記単一多重形材要素(10)から常温
    状態で同時に分割されることによって得られた個々の小
    型形材又は棒(14)が次にそれらのへりを形直しされ
    る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ひずみ矯正操作の前に前記形材(1
    4)がへん平化操作を受ける請求項1ないし請求項3の
    いずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ひずみ矯正操作の前に前記形材又は
    棒(14)がそれらのスリットへりに沿って縦のばり取
    り操作を受ける請求項1ないし請求項4のいずれか一つ
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記縦の分割操作の前に、前記単一の多
    重形材要素(10)が予備ひずみ矯正操作(161)を
    受ける請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記縦の分割操作の前に、前記単一多重
    形材要素(10)が所定寸法に切断される操作を受ける
    請求項1ないし請求項6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記単一熱間圧延多重形材要素(10)
    の中の非対称形材の数が奇数である請求項1ないし請求
    項7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 直列のラインで冷却する間前記単一多重
    形材要素(10)が熱処理を受ける請求項1ないし請求
    項8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記単一多重形材要素(10)の冷却
    が板上で行われる請求項9のいずれか一つに記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記単一熱間圧延多重形材要素(1
    0)の冷却が空中又は水中で直列のラインで行われる請
    求項1ないし請求項9のいずれか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記冷却工程の前にスリット(19)
    が高温の多重形材要素(10)において公称の分割線に
    沿って作られる請求項1ないし請求項11のいずれか一
    つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記スリット(19)が前記単一多重
    形材要素(10)のセグメントに沿って作られている請
    求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記スリット(19)が連続である請
    求項12に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記スリット(19)が実質上貫通ス
    リットである請求項12に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記単一多重形材要素(10)が同時
    の分割操作とひずみ矯正操作を受ける請求項1ないし請
    求項15のいずれか一つに記載の方法。
  17. 【請求項17】 対称、非対称又は特殊な断面をもつこ
    とができ、特定の圧延機(11)の代表的寸法部類に関
    する形材又は棒(14)であり、一つの形材又は棒(1
    4)ともう一つの形材又は棒の間にウエブを備えていて
    もよい熱間圧延された単一多重形材要素(10)で始
    め、次に前記単一形材要素を冷却し、常温状態で同時に
    得られる形材又は棒(14)であり、次に一直線に並べ
    て冷却される熱間圧延単一多重形材要素(10)で構成
    され、前記個々の形材又は棒(14)が圧延ラインとの
    連続性を破ることなく常温状態で同時に分割することに
    よってえられることを特徴とする形材又は棒。
  18. 【請求項18】 複数の形材又は棒(14)を含み、特
    定の圧延機(11)の代表的寸法範囲に関して寸法的に
    評価され、前記圧延機(11)の代表的寸法範囲の最小
    寸法の付近の中にあり、かつ、その範囲より下から市場
    における最小寸法までにある寸法の中にある常温状態で
    作られ次に冷却された単一多重形材要素。
  19. 【請求項19】 一つの形材又は棒(14)ともう一つ
    の形材又は棒の間にウエブ(23)を備える請求項18
    に記載の単一多重形材要素。
  20. 【請求項20】 前記個々の形材又は棒(14)の継手
    (20)の公称縦線に沿う断面を縮小する半成スリット
    (19)を含む請求項18に記載の単一多重形材要素。
  21. 【請求項21】 断面を縮小する前記半成スリット(1
    9)がセグメントに沿って作られ、実質上貫通半成スリ
    ットである請求項18、請求項19又は請求項20のい
    ずれか一つに記載の単一多重形材要素。
  22. 【請求項22】 予備ひずみ矯正されている請求項18
    ないし請求項21のいずれか一つに記載の単一多重形材
    要素。
  23. 【請求項23】 棒の形で販売される請求項18ないし
    請求項22のいずれか一つに記載の単一多重形材要素。
  24. 【請求項 24】 条片の形で販売される請求項18な
    いし請求項23のいずれか一つに記載の単一多重形材要
    素。
JP4134625A 1991-05-27 1992-05-27 常温状態で形材又は棒を得る方法と得られた形材又は棒 Pending JPH06154801A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITUD910090A IT1248171B (it) 1991-05-27 1991-05-27 Procedimento per l'ottenimento a freddo di profili e/o barre e profilie/o barre cosi' ottenuti
IT91A000090 1991-05-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06154801A true JPH06154801A (ja) 1994-06-03

Family

ID=11420854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4134625A Pending JPH06154801A (ja) 1991-05-27 1992-05-27 常温状態で形材又は棒を得る方法と得られた形材又は棒

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5284042A (ja)
EP (1) EP0515903B1 (ja)
JP (1) JPH06154801A (ja)
CN (1) CN1037496C (ja)
AT (1) ATE127370T1 (ja)
AU (1) AU1634292A (ja)
CA (1) CA2069528C (ja)
DE (1) DE69204545T2 (ja)
ES (1) ES2079098T3 (ja)
IT (1) IT1248171B (ja)
MX (1) MX9202427A (ja)
RU (1) RU2081715C1 (ja)
ZA (1) ZA923436B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0528154A1 (en) * 1991-07-31 1993-02-24 DANIELI & C. OFFICINE MECCANICHE S.p.A. Method to obtain in the cold state single finished sections from cold single multi-section elements, and relative machine
US5755131A (en) * 1995-02-21 1998-05-26 The Bradbury Company, Inc. Method of and apparatus for removing camber from mult strips
US5626044A (en) * 1995-05-19 1997-05-06 Lara-Castro; Manuel Method of producing steel bars from billets
EP0827787A1 (de) * 1996-09-04 1998-03-11 MANNESMANN Aktiengesellschaft Walzverfahren zur Herstellung von Doppel-T-Vorprofilen für in einer Fertigstrasse auszuwalzende Profile
US5727412A (en) * 1997-01-16 1998-03-17 Tippins Incorporated Method and apparatus for rolling strip or plate
US6336980B1 (en) * 1999-05-21 2002-01-08 Danieli Technology, Inc. Method for in-line heat treatment of hot rolled stock
IT1318893B1 (it) * 2000-09-15 2003-09-19 Danieli & Co Ohg S P A Dispositivo per il trattamento in linea di prodotti metallici laminati
CN100475368C (zh) * 2005-08-19 2009-04-08 刘洪成 生产链条板式条材的方法及其装置
CN100374218C (zh) * 2005-12-09 2008-03-12 广东韶钢松山股份有限公司 一种中厚板生产工艺
RU179568U1 (ru) * 2017-04-03 2018-05-17 Акционерное общество "Московское машиностроительное предприятие имени В.В. Чернышёва" Приспособление с центрами для контроля профиля роликов

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US845764A (en) * 1901-09-23 1907-03-05 Oscar Bradford Machine for slitting sheet metal.
GB191000306A (en) * 1910-01-05 1910-09-15 John Burr Lane Improvements in Soft Metal Sheets, or Ribbons, adapted to be Torn into Wires by the User.
FR750785A (fr) * 1933-02-14 1933-08-18 Chiers Hauts Fourneaux Perfectionnements apportés au laminage des métaux
US1977285A (en) * 1933-03-01 1934-10-16 Robert S Mcclcery Method of rolling metal sections in multiple
GB1355144A (en) * 1972-02-18 1974-06-05 British Steel Corp Process for the production of rolled metal sections
JPS5433252A (en) * 1977-08-19 1979-03-10 Nippon Kokan Kk <Nkk> Simultaneous production method of plural pieces of shape steels
US4201075A (en) * 1978-02-06 1980-05-06 Chumanov Julian M Method of rolling section billets
JPS5758902A (en) * 1980-09-27 1982-04-09 Kawasaki Steel Corp Simultaneous manufacture of multiple billets
SU1026850A1 (ru) * 1981-09-07 1983-07-07 Магнитогорский Дважды Ордена Ленина,Ордена Октябрьской Революции И Ордена Трудового Красного Знамени Металлургический Комбинат Им.В.И.Ленина Стан непрерывной холодной прокатки
JPS606202A (ja) * 1983-06-27 1985-01-12 Sumitomo Metal Ind Ltd 非対称形鋼の製造方法
JPH0677762B2 (ja) * 1983-12-19 1994-10-05 新日本製鐵株式会社 形鋼の多条圧延方法
SU1310045A1 (ru) * 1984-12-17 1987-05-15 Донецкий научно-исследовательский институт черной металлургии Способ прокатки сортовых и фасонных профилей
JPS61229402A (ja) * 1985-04-02 1986-10-13 Nippon Steel Corp 板材からの複数条材同時圧延装置
IT1214152B (it) * 1987-02-24 1990-01-10 Danieli Off Mecc Impianto di taglio barre profilate laminate.
JPS6411001A (en) * 1987-07-06 1989-01-13 Nippon Steel Corp Method for rolling and separating shape steel

Also Published As

Publication number Publication date
CA2069528A1 (en) 1992-11-28
CA2069528C (en) 2003-12-30
AU1634292A (en) 1992-12-03
EP0515903B1 (en) 1995-09-06
DE69204545T2 (de) 1996-04-04
CN1037496C (zh) 1998-02-25
ES2079098T3 (es) 1996-01-01
RU2081715C1 (ru) 1997-06-20
CN1067192A (zh) 1992-12-23
ATE127370T1 (de) 1995-09-15
ITUD910090A0 (it) 1991-05-27
DE69204545D1 (de) 1995-10-12
EP0515903A1 (en) 1992-12-02
US5284042A (en) 1994-02-08
IT1248171B (it) 1995-01-05
ITUD910090A1 (it) 1992-11-27
MX9202427A (es) 1992-11-30
ZA923436B (en) 1993-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108480415B (zh) 一种热态板/带的在线辊压热成型工艺及其应用
JPH06154801A (ja) 常温状態で形材又は棒を得る方法と得られた形材又は棒
US3858428A (en) Rolling of metal
US4420961A (en) Method for producing beam blank for universal beam
KR20060089738A (ko) 금속 열간 압연용, 특히 알루미늄 열간 압연용 압연기 및열간 압연 방법
CN110560485A (zh) 一种热轧带钢无头轧制中间坯连接系统及方法
CN209792255U (zh) 热态板带热辊弯分条辊、热辊弯分条系统及生产线
CN210754352U (zh) 一种热轧带钢无头轧制中间坯连接系统
JP2738280B2 (ja) 外法一定平行フランジ溝形鋼の製造方法
CA1213762A (en) Method and apparatus for controlling width and thickness of strip
US5623845A (en) Method for producing flanged structural products directly from slabs
JPS61229402A (ja) 板材からの複数条材同時圧延装置
CN105344739B (zh) 一种带挤压塑型的连铸锻成型工艺
CN109794509A (zh) 热态板带热辊弯分条辊、热辊弯分条系统、工艺及生产线
EP0030525A2 (en) Method and apparatus for forging sections
JP3183077B2 (ja) カットt形鋼の製造方法及び装置
US4295354A (en) Method for producing beam blank for large size H-beam from flat slab
JPH09108707A (ja) T形鋼の製造装置
JPH10216826A (ja) T形鋼の製造方法
JPH0153121B2 (ja)
JPH06254601A (ja) 不等辺山形鋼の圧延方法
KR950011310B1 (ko) 금속봉재의 제조방법 및 장치
JP3671577B2 (ja) T形鋼の製造方法
JPH05269502A (ja) H形鋼の熱間圧延方法
JP2000061656A (ja) ビレット接合方法