JPH0153121B2 - - Google Patents

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JPH0153121B2
JPH0153121B2 JP57134634A JP13463482A JPH0153121B2 JP H0153121 B2 JPH0153121 B2 JP H0153121B2 JP 57134634 A JP57134634 A JP 57134634A JP 13463482 A JP13463482 A JP 13463482A JP H0153121 B2 JPH0153121 B2 JP H0153121B2
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approximately
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roller
strands
rolling
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Daburyu Erii Deiton
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば断面の直径が3/8インチ
(9.525mm)程度の強化丸棒の如き小径の金属棒の
圧延に関する。より具体的には本発明は均一な大
きさの3つの丸棒を圧延によつて同時に製造する
ための方法及び装置に関するものである。
大きなインゴツトから小径の丸棒を圧延するこ
とは圧延技術においてよく知られている。一般的
には大きなインゴツトを一連のローラに連続的に
通過させることによつてインゴツトの断面積を減
少させていき、多くの中間工程を経て所定の形状
に圧延している。各々のローラを通過する際の断
面積の減少は量は限られているために、最終的な
製品の断面積が小さければ小さい程、ローラのパ
ス回数、機械台数、そして生産に必要な床面積は
多くなる。更に最終製品の断面積が小さければ小
さい程、より高速に且つ金属塊をより長くして機
械を運転する必要がある。このような圧延装置と
手順についての実施例は米国特許第706994号に開
示されている。
多数の丸棒を同時に圧延できれば、全体の断面
減少率かなり小さくなるため、それだけ中間工程
数が少なくなり、1本の丸棒を圧延する場合に比
べ、増えた丸棒の数の分だけ最終製品の生産速度
を遅くし、しかも製品長さを短くでき、前述した
問題点を軽減できる。
多くのストランド(strand)を同時に加工出来
る方法についてのこころみが米国特許第885008号
と第3209452号に開示されている。しかし乍ら、
この解決方法は複雑な機械を必要とし、最終製品
として均一な丸棒を作り出すことが出来ないとい
う幾つかの欠点を有している。
2つの丸棒を同時に圧延する手段は公知である
が、しかし乍ら、3つの丸棒を圧延する方法は成
功していないということも知られている。
最大の問題は3本の線条が不均一となる点にあ
る。両側の線条は圧延中、一端が開放されている
が、中央の線条はローラによつて拘束を受けるた
め、3本が均一になつた丸棒を得られないのであ
る。
多数のストランドを圧延するには、生産工程の
何れかの段階でストランドを分離する必要があ
る。ストランドは屡々連結部分を切断することに
よつて分離される。
米国特許第885508号は、必要に応じ垂直方向に
移動させて、最終的に分離することを開示してお
り、横方向への移動も可能であることを示唆して
いる。
米国特許第281184号は、不揃いのストランドを
垂直方向に整列させることによつてストランドを
分離する方法を開示している。
本発明は、3つの金属製の丸棒を同時に圧延す
るものであつて、1つの細長い金属塊を従来の方
法で圧延し、次に該金属塊を圧延することによつ
て断面の形状は同一ではないが面積は略等しい第
1、第2及び第3のストランドを一続きに隣接さ
せて圧延するものである。第1のストランドは第
1の薄い連結部によつて第2のストランドと繋が
り、第2のストランドは第2の薄い連結部によつ
て第3のストランドと繋がつている。3つのスト
ランドは薄い連結部に沿つて分離され、断面積が
略等しい丸棒に同時に圧延される。
本発明に使用した従来のローラスタンドSを第
1図に示している。
2つの略同一の円筒ローラ10は枠体12内に
配備される。各々の円筒ローラ10は円筒面14
を備え、両横には2つの端面16,18を有して
いる。ローラ10の長手方向の軸20は、床22
に水平で、且つ垂直方向に互いに平行で第2図の
矢印24で示されるインゴツトの移動方向に対し
て直交している。
ローラ10は、枠体12内で垂直方向の調整が
可能な軸26の枠体12に配備されており、ロー
ラ10の円筒面14間の距離を制御することが出
来る。
軸26はモータで駆動され、矢印28と30の
方向にローラ10の軸20に従つて反対側の回転
運動を与えている。このようにしてローラスタン
ドSを介しインゴツトを移動させる力を与えてい
る。
各々のローラ10は円筒面14が形成され、円
周方向には一続きの溝32を長手方向の軸20に
直交させて設けている。溝32はローラ10毎に
同一に形成し、ローラの各組毎に変えている。そ
れ故、溝の断面は第3a図乃至第3e図にその詳
細を示している様に、スタンドに入つてくるイン
ゴツトによつて溝がどの様に影響を受けるかによ
つて決定される。
第2a図に図示する様に、金属塊或はインゴツ
ト34は矢印24の方向へ移動し、第1のローラ
36に設けられた溝38に沿つて第1のローラ3
6(1つを図示する)の間に入つていく。インゴ
ツトは溝38から引き抜かれ、第3a図に示すよ
うな両溝の形状に倣う。金属塊はそれから次のロ
ーラスタンドに送られ溝の形状に応じて新しい断
面を形成する。ローラの動きは矢印24の方向に
金属塊を送るように行なわれる。一組のローラの
断面を決定するに当つての2つの制御要素は、円
筒面に設けられた溝の断面形状と2つの円筒面の
間の距離である。
物理的な制限を受けるため、1つのローラを通
過させてインゴツトの断面積を少なくすることの
出来る量は限られている。それ故、通常は一つの
工程で当初のインゴツトから所望する最終的な製
品にすることは不可能である。所定の製品を得る
ためには幾つかのスタンドを連続的に通過させる
ことが必要である。各中間工程における中間製品
の形状は、原料金属に略等しい加工を施し水平方
向と垂直方向の力を交互に加えて最終製品を作る
ために常に重要である。
本発明の望ましい実施例において、ローラスタ
ンドを連続的に通過させることによつて第3c図
に示すような断面を具え、面積は略等しいが形状
は同一ではない第1のストランド40、第2のス
トランド42及び第3のストランド44を一続き
に隣接して備えた金属塊を圧延することが出来
る。ストランド40,42,44は第1の薄い連
結部46と第2の薄い連結部48によつて繋がつ
ている。
ストランド40,42,44は、第2図とその
詳細を更に第4図乃至第7図に示された分離装置
50によつて連結部46,48が分離される。
該分離装置はストランドの長手方向に略直交さ
せ、第1、第2及び第3のストランドに対して横
方向或は水平方向に分離する力を加えるものであ
る。次にストランド40,42,44は、個々に
しかし乍ら同時に、且つ従来の方式の如く他のロ
ーラに設けられた溝に沿つて平行に圧延されるこ
とによつて、第3d図と第3e図に示す様に所望
する最終製品が作られる。
第3c図に示す形状に圧延するために、予備的
なローラを通過させることによつて第3b図に示
すような適当な金属塊を圧延する。予備圧延ロー
ラ52によつて第1、第2及び第3の予備圧延し
たストランド54,56,58を夫々一続きに隣
接して備えた金属塊を形成する。第1の予備圧延
したストランド54と第3の予備圧延したストラ
ンド58は略楕円形状であつて、第2の予備圧延
したストランド56は隅部が面取りされた略矩形
の形状である。第1の予備圧延したストランド5
4は第1の厚い連結部60によつて第2の予備圧
延したストランド56と繋がつており、第2の予
備圧延したストランド56は第2の厚い連結部6
2によつて第3の予備圧延したストランド58と
繋がつている。
最終的に断面積の等しい均一な丸棒を作り出す
には、ローラ間の距離を幾らか調整する必要があ
る。第3b図に於て、予備圧延ローラ52間の距
離は、所定量の金属が第2の予備圧延したストラ
ンド56になるまで調整される。次にローラ39
間の距離は、第1と第3のストランド40,44
の断面積が第2のストランド42の断面積に等し
くなるまで調整される。
圧延ローラ39間の間隔を相対的に少し調整す
ると、第1と第3のストランド40,41は厚さ
を減少すると共に、外方に向け自由に変形して断
面積を変化し、最終的に第2ストランド42の断
面積と等しくすることが出来るが、第2のストラ
ンド42は断面形状を変えるだけで断面積は変化
しない。これは第2ストランド42の両側が平坦
部106に挾まれて側方への変形が拘束されてい
るからである。第2ストランドの側方への変形を
拘束するかわりに、ローラ39は第2の溝102
をV字状溝に形成し溝底との間に第2のストラン
ド42の所定の断面積を越えた余分の空間64を
設けており、これによつて第2ストランド42は
余分の空間64の範囲内で自由な変形が許され
て、ローラ39間の間隔を相対的に調整すること
ができるのである。その僅かな調整は、初期でも
或は摩耗によつてローラに沿つた溝が変化しても
行なうことが出来る。
使用されるローラ溝の正確な寸法は所望する最
終製品によつて決まる。実施例として断面の直径
が3/8インチ(9.525mm)の丸棒を製造するための
ローラについて詳細に説明する。同じ装置を用い
ることによつて、種々の寸法を単に変えるだけで
他に均一な断面積を備えた丸棒を形成することが
出来るということは勿論である。
第3a図に示す形状の予備ストランドを圧延す
るために適当な公知の従来技術を用いて圧延し、
該予備ストランドを第3a図の溝38を具えた第
1のローラ36を通過させることによつて、第3
a図に示す様な一つの予備ストランド68を形成
する。予備ストランド68の断面形状は隅部が丸
く、側部が凹んだ略正方形である。予備ストラン
ド68の対角線は垂直方向と水平方向に形成して
おり、金属塊の加工を適宜交互に行なえるように
している。
ローラ36間の距離200は望ましくは約
0.158インチ(4.0132mm)であつて、凹んだ両側
間の距離202は約0.840インチ(21.336mm)で
ある。
次に1つの予備ストランド68を、予備圧延ロ
ーラ52の間に通過させることによつて第3b図
に示す断面を備えた予備的な金属塊70を製造す
る。
この断面形状は、一続きに隣接した3つのスト
ランド54,56,58を備えている。第1と第
3の予備圧延したストランド54,58は略楕円
形状に圧延し、長軸74は約0.593インチ
(15.0622mm)で、短軸76は約0.369インチ
(9.3726mm)である。
ローラを水平方向よりはむしろ垂直方向に配備
することは当該技術において知られているけれど
も、長軸74を床22に対して略垂直にしたこと
によつて、本発明から逸脱することなく、各種軸
の方向を変えている。第2の予備圧延したストラ
ンド56は隅部を面取りした略正方形の形状に圧
延され、垂直方向の幅78は約0.468インチ
(11.8872mm)で水平方向の幅80は約0.452イン
チ(11.4808mm)である。又、予備圧延した3つ
のストランドの水平方向の幅222は1.190イン
チ(30.226mm)である。
この断面を形成する様に設計されたローラ52
は一続きに隣接する第1、第2及び第3の予備圧
延用の溝82,84,86を表面に設けている。
第1と第3の溝82,86は略楕円形の弧であつ
て、長軸74側の曲率半径R1は約0.125インチ
(3.175mm)、最大幅は約0.369インチ(9.3726mm)、
最大深さは約0.20インチ(5.08mm)である。第2
の予備圧延用溝84は一般的には頭を切つたV字
状であつて最大幅80は約0.452インチ(11.4808
mm)、深さは約0.10インチ(2.54mm)、そして最も
狭い幅96は約0.270インチ(6.858mm)である。
溝は約0.031インチ(0.7874mm)の幅の平坦部8
8によつて繋がつている。
ローラ表面52は約0.187インチ(4.7498mm)
の間隔206を置いて離れている。
第3c図に示す如く、ローラ39を通過させる
ことによつて、一続きに隣接した第1、第2及び
第3のストランド40,42,44を圧延する。
第1と第3のストランド40,44は略楕円形状
であつて、短軸90は約0.437インチ(11.0998
mm)、そして短軸90の曲率半径R2は約0.312イン
チ(7.9248mm)である。短軸は略垂直である。第
2の予備圧延ストランドは略菱形の形状となり、
短い対角線92は約0.452インチ(11.4808mm)
で、長い対角線94は約0.625インチ(15.875mm)
よりも小さく、長い対角線94に沿つた端部9
6,98は丸くしている。長い対角線94は垂直
である。
この断面を形成するために設計された圧延ロー
ラ39の表面には、一続きに隣接する第1、第2
及び第3の溝100,102,104を設けてい
る。第1と第3の溝100,104は略楕円形の
弧であつて、短軸90の曲率半径R2は約0.312イ
ンチ(7.9248mm)、最大深さは約0.2インチ(5.08
mm)である。第2の溝102は一般的にはV字状
であつて、丸味を成した頂部を備え、最大の幅は
約0.425インチ(10.795mm)で、深さは約0.3イン
チ(7.62mm)である。溝は幅が約0.131インチの
平坦部106によつて繋がつている。ローラ表面
39は上記に開示した如く調整されることによつ
て、面積の等しい最終製品を作り出すことができ
る。
薄い部分46,48は容易に裂くことが出来る
様にローラ表面間の距離を0.03インチ(0.762mm)
よりも小さくするのが望ましい。溝の外側の表面
間の距離210は約0.167インチ(4.2418mm)に
することが出来る。溝100,102と溝10
2,104が夫々近づいて形成される角度αは約
60度である。
ローラ39から出た金属塊は分離装置50に入
り、そこでは60度の角度で分けられたストランド
の表面に沿つて、横方向或は水平方向に力が加え
られることによつて薄い連結部46,48は裂か
れてストランドは分離されて金属棒が形成され
る。金属棒は第3d図及び第3e図に示す如く、
更にローラを通すことによつて平行のままに保た
れ、従来の装置を用いることによつて、金属棒は
所定の丸棒に圧延される。
第3d図に示す様にローラを通過させることに
よつて隅部が丸く等しい断面積を持つた一般的に
は矩形の3つのストランド108を圧延する。金
属棒は幅212が約0.700インチ(17.78mm)で、
深さ214は約0.260インチ(6.604mm)である。
ローラ110間の距離216は一般的には約
0.093インチ(2.3622mm)離れている。
第3e図に示す如く、所望する円形に圧延する
ための最後のローラを通過させることによつて、
直径218が約0.350インチ(8.89mm)の均一な
金属棒112を作り出すことが出来る。ローラ1
15に設けられた溝114は約0.175インチ
(4.445mm)の曲率半径を有している。ローラ11
5間の距離220は約0.075インチ(1.905mm)離
れている。
分離装置50は頂部118と底部120から成
るハウジング116を備えている。頂部118と
底部120は一般的には対称形である。先のロー
ラから出て来たストランド40,42,44に適
合する溝或はガイド122,124,126を入
口に備えている。
入口の溝122,124,126は、第7図に
示す様に装置の基端となり、ローラ上に金属塊を
案内する。
溝122,124,126の間には分離用の突
起128,130を配備する。突起128,13
0の幅は入口のガイド122,124,126か
ら下流方向に向かつて大きくなる。幅が広くなつ
てストランド40,42,44の幅と等しくなる
と、ストランドが突起128,130を移動する
時に、横向き或は水平方向の力がストランド4
0,42,44の全長に対し側部へ直角に加えら
れる。
この横向き或は水平方向の力によつて薄い連結
部46,48を裂くことができ、この様にしてス
トランドは金属棒に分離される。分離された金属
棒は次にローラ132,134に入つて行く。ロ
ーラは第5図に示す様に対称形ではない。頂部の
ローラ132は、入口のガイド溝と分離用の突起
142,144と一般的には同様な溝136,1
38,140を備えている。底部のローラは中央
にただ1つの溝146を有している。
溝136,138,140の分離角度は入口案
内溝122,124,126の分離角度よりも大
きいため、分離した金属棒がローラ132と13
4の間に進入するときは、ストランドに加えられ
た横方向の引裂き力はローラ132,134に向
けられる。このため、入口案内溝122,12
4,126からは、もはやそれ以上横向きの引き
裂く力が金属棒に加わらない。
本発明では引裂き点はローラの直径に沿つて絶
えず変化しているから、引裂き点にスポツト焼付
きや高熱のビルドアツプの形成が回避できる利点
がある。ストランドは、次に頂部118と底部1
20に設けられた出口の案内溝148,150,
152に入り、ここで第1d図に示す様に次のロ
ーラに案内されることになる。この様にして分離
する力はストランドに加えられてストランドを分
離し、等しい断面積を持つた3つの金属丸棒を同
時に作り出すことができる。
なお、ローラの摩耗は、通常ストランドの連結
部46,48の近傍において最も著しい。しか
し、本発明の場合、両側のストランド40,44
は外側に向けて変形可能な状態で圧延され、中央
のストランド42は上下方向に変形可能な状態で
圧延される。連結部におけるストランドの分離
は、すべてのストランドが非拘束状態で圧延され
ながら、横向きの力が作用することによつて行な
われるから、ストランドの連結部近傍においてロ
ーラに作用する力は小さくなり、ローラの摩耗は
著しく軽減される利点がある。
本発明についての上記の開示及び記載は例示的
に説明するものであつて、例示された構造につい
ての説明と同様に大きさ、形状、材料について
種々の変更を加えることは、本発明の範囲から逸
脱することなしに達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のローラスタンドの正面図、第2
図は第3図に示された形状を圧延する本発明に係
るローラスタンドの平面図、第3a乃至第3e図
はローラに設けられた溝とそのローラによつて圧
延された形状を詳細に示す図、第4図は分離装置
の側面図、第5図は分離装置の端面図、第6図は
分離装置を平行に切断した平面図、第7図は第6
図の7−7線に沿う断面図である。 34……金属塊、50……分離装置、112…
…金属棒、116……ハウジング、36……第1
のローラ、52……予備圧延ローラ、39,11
0,115……ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ローラ周面にローラ軸方向に直交して第1、
    第2及び第3の溝100,102,104を有す
    一対の圧延ローラ39によつて、1つの細長い金
    属塊を圧延して、断面積が略等しく連結部46,
    48によつて繋がつている第1、第2及び第3の
    ストランド40,42,44を形成し、該圧延に
    よつて第1のストランド40は厚さを減少すると
    共に、外方に向け自由に変形して断面形状が横長
    の略楕円形であつて第1の薄い連結部46によつ
    て第2のストランド42に繋がつており、第2の
    ストランド42は圧延ローラの第2の溝102で
    あるV字状溝によつて溝底との間に空間64があ
    る状態で圧延され断面形状が縦長の略菱形であつ
    て第2の薄い連結部48によつて第3のストラン
    ド44に繋がつており、第3のストランド44は
    厚さを減少すると共に外方に向け自由に変形して
    断面形状が横長の略楕円形となり、 次に第1及び第2の薄い連結部に対して横方向
    に引き裂く力を加えて、3本のストランドを連結
    部から分離して3本の金属棒を形成し、 分離された各金属棒を圧延し、断面形状が略円
    形で断面積が互いに略等しい金属丸棒を形成する
    ことを特徴とする3本の均一な丸い金属棒を同時
    に圧延する方法。 2 金属塊の圧延によつて圧延された第1及び第
    3のストランドの断面形状は、短軸が約0.437イ
    ンチ、短軸部における曲率半径が約0.312インチ
    の横長の楕円形であり、金属塊の圧延によつて圧
    延された第2のストランドの断面形状は、短軸が
    約0.452インチ、長軸が約0.625インチの縦長の略
    菱形であり、第1及び第2のストランド並びに第
    2及び第3のストランドの分離角度は約60度であ
    り、第1及び第2の連結部の肉厚は約0.031イン
    チである特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 1つの細長い金属塊は、予めローラ周面にロ
    ーラ軸方向に直交して第1、第2及び第3の溝8
    2,84,86を有す一対の予備圧延ローラ52
    によつて予備圧延され、連結部60,62によつ
    て繋がつている第1、第2及び第3の予備ストラ
    ンド54,56,58からなる金属塊を形成し、
    該金属塊の第1の予備ストランド54は断面形状
    が縦長の略楕円形であつて第1の厚い連結部60
    によつて第2の予備ストランド56に繋がり、第
    2の予備ストランドは断面形状が略矩形であつて
    第2の厚い連結部62によつて第3の予備ストラ
    ンド58に繋がり、第3の予備ストランドは断面
    形状が縦長の略楕円形となるように圧延されてお
    り、 該金属塊を圧延ローラ39によつて圧延する特
    許請求の範囲第1項又は第2項の方法。 4 予備圧延された第1及び第3の予備ストラン
    ドの断面形状は、長軸が約0.593インチ、短軸が
    約0.369インチ、長軸部における曲率半径が約
    0.125インチの縦長の楕円形であり、予備圧延さ
    れた第2の予備ストランドの断面形状は、縦約
    0.468インチ、横約0.452インチの略矩形である特
    許請求の範囲第3項に記載の方法。 5 3本の金属棒を同時に圧延する装置であつ
    て、ローラの周面に、ローラ軸方向に直交して第
    1、第2及び第3の溝100,102,104を
    隣接して備えた一対の圧延ローラ39と、 圧延ローラの下流に配置され、圧延ローラから
    送り出される3本のストランド40,42,44
    の中、両側に位置する第1及び第3のストランド
    に対し、水平方向に引張力を加えてストランドを
    水平方向に互いに分離させる分離装置とから構成
    され、 圧延ローラは、ローラ周面の両側に位置する第
    1及び第3の溝形状100,104は略同一面積
    の横長楕円形の弧であり、中央に位置する第2の
    溝102の形状は面取りをしたV字状であり、圧
    延の際、第1及び第3のストランド40,44は
    厚さを減少すると共に、外方に向けて自由に変形
    し、夫々薄い連結部46,48によつて第2のス
    トランド44と繋がり、第2のストランド42は
    第2の溝のV字状の溝形状によつて、溝底との間
    に空間64がある状態で圧延され断面形状が縦長
    の略菱形に形成することを特徴とする3つの均一
    な丸い金属棒を同時に圧延する装置。 6 圧延ローラの第1及び第3の溝は、短軸部に
    おける曲率半径が約0.312インチ、最大幅約0.437
    インチ、最大深さ約0.125インチの略楕円形の弧
    であり、第2の溝は、最大幅約0.425インチ、最
    大深さ約0.312インチであり、第1及び第2の溝
    は幅約0.031インチの平坦部によつて繋がり、第
    2及び第3の溝は幅約0.031インチの平坦部によ
    つて繋がつている特許請求の範囲第5項に記載の
    装置。 7 一対の圧延ローラ39の入口側には、ローラ
    周面に、ローラ軸方向に直交して第1、第2及び
    第3の溝82,84,86を隣接して備えた一対
    の予備圧延ローラ52を配備している特許請求の
    範囲第5項又は第6項に記載の装置。 8 予備圧延ローラの第1及び第3の溝は、長軸
    部における曲率半径が約0.125インチ、最大幅約
    0.369インチ、最大深さ約0.203インチの略楕円形
    の弧であり、第2の溝は、最大幅約0.452インチ、
    深さ約0.100インチ、最小幅約0.270インチの略台
    形である特許請求の範囲第7項に記載の装置。 9 分離装置は、上ハウジング部118及び下ハ
    ウジング部120から成り、各ハウジング部に第
    1、第2及び第3の入口案内溝122,124,
    126並びに第1、第2及び第3の出口案内溝1
    48,150,152を設けたハウジング116
    と、第1及び第2の入口案内溝122,124の
    間に設けられ出口側に向つて幅が広くなり横方向
    に分離する力を与える第1の分離用突起128
    と、第2及び第3の入口案内溝124,126の
    間に設けられ出口側に向つて幅が広くなり横方向
    に分離する力を与える第2の分離用突起130
    と、ハウジング部内の入口案内溝と出口案内溝と
    の間に入口及び出口案内溝と直交する方向に配備
    された上下のローラ132,134と、ローラの
    一つに形成され横方向に追加の分離力を与える第
    3及び第4の分離用突起142,144とから構
    成され、上ハウジング部118と下ハウジング部
    120によつて、入口案内溝と出口案内溝を協同
    作用させ、3本のストランド40,42,44を
    分離するための案内部を形成できるようにしてい
    る特許請求の範囲第5項又は第7項に記載の装
    置。
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