JPH02103386A - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
- Publication number
- JPH02103386A JPH02103386A JP25517788A JP25517788A JPH02103386A JP H02103386 A JPH02103386 A JP H02103386A JP 25517788 A JP25517788 A JP 25517788A JP 25517788 A JP25517788 A JP 25517788A JP H02103386 A JPH02103386 A JP H02103386A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- heat insulating
- foaming agent
- inner casing
- acrylonitrile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は冷蔵庫、シラーケース等の断熱箱体に関するも
のである。
のである。
従来の技術
従来の冷蔵庫の断熱箱体を第２図を参考に説明するとＡ
ＢＳ樹脂からなる内箱１と外箱３との間に発泡ポリウレ
タン等の断熱材２を充填していた。
ＢＳ樹脂からなる内箱１と外箱３との間に発泡ポリウレ
タン等の断熱材２を充填していた。
このとき内箱１は接着性と発泡剤（Ｒ−１１と呼ぶ）に
対する耐薬品性及び真空成形性等によりＡＢＳ樹脂が使
われている。
対する耐薬品性及び真空成形性等によりＡＢＳ樹脂が使
われている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では断熱箱体の断熱性能
を向上させようとすると、断熱材２に使用している発泡
剤をＲ−１１より断熱性能の良い発泡剤にすれば良いの
である。しかし、そのような発泡剤は内箱１に使用して
いるＡＢＳ樹脂をＲ−１１よりも浸しやすく、内箱に割
れが生じてしまい、商品価値がなくなシ使えなかった。
を向上させようとすると、断熱材２に使用している発泡
剤をＲ−１１より断熱性能の良い発泡剤にすれば良いの
である。しかし、そのような発泡剤は内箱１に使用して
いるＡＢＳ樹脂をＲ−１１よりも浸しやすく、内箱に割
れが生じてしまい、商品価値がなくなシ使えなかった。
又内箱１の材質をアクリロニトリμを主体とした共重合
樹脂に変えることによシ上記課題を解決することが試み
られて来たが、アクリロニトリル樹脂の価格が高く、コ
ストが高くなること並びに共重合する樹脂によっては内
箱の剛性が弱くなり、内箱成形品のハンドリングに支障
をきたし内箱材としては使えなかった。
樹脂に変えることによシ上記課題を解決することが試み
られて来たが、アクリロニトリル樹脂の価格が高く、コ
ストが高くなること並びに共重合する樹脂によっては内
箱の剛性が弱くなり、内箱成形品のハンドリングに支障
をきたし内箱材としては使えなかった。
本発明は上記課題に鑑み、断熱箱体の断熱性能を向上さ
せるため、内箱に使用している材料の耐薬品性を向上し
、断熱材に使用している発泡剤を断熱性能の良いものに
変えても内箱が割れないようにした断熱箱体を供給する
ものである。
せるため、内箱に使用している材料の耐薬品性を向上し
、断熱材に使用している発泡剤を断熱性能の良いものに
変えても内箱が割れないようにした断熱箱体を供給する
ものである。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の断熱箱体は１００１
１ｍ以下のアクリロニトリルを主体とする樹脂層とスチ
ロール系樹脂層の多層シートを真空成形した内箱と、発
泡剤より溶解性が強い発泡剤を使用した断熱材とを使用
するものである。
１ｍ以下のアクリロニトリルを主体とする樹脂層とスチ
ロール系樹脂層の多層シートを真空成形した内箱と、発
泡剤より溶解性が強い発泡剤を使用した断熱材とを使用
するものである。
作 用
本発明は上記した構成によって、内箱を浸しやすい発泡
剤を使用した断熱材をアクリロニ）’Ｊ／＆を主体とし
た共重合樹脂層で保護してスチロール樹脂層が割れない
ようにするものである。又、コストはアクリロニトリル
を主体とした共重合樹脂層が１００μｍ以下と薄く、大
部分をスチロール樹脂層が占るためコストが安くなる。
剤を使用した断熱材をアクリロニ）’Ｊ／＆を主体とし
た共重合樹脂層で保護してスチロール樹脂層が割れない
ようにするものである。又、コストはアクリロニトリル
を主体とした共重合樹脂層が１００μｍ以下と薄く、大
部分をスチロール樹脂層が占るためコストが安くなる。
実施例
以下本発明の一実施例の断熱箱体について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第１図は本発明の第１の実施例における断熱箱体の断面
を示すものである。第１図において、４は１．７ｆｆの
スチロール樹脂層６と６０μｍ程度のアクリロニトリル
を７０％含むブチレンとメタアクリレートの共重合体樹
脂層７を共押出しして作ったシートを用いて真空成形さ
れた内箱であり、外箱３との間にＲ−１１よりも断熱性
能は良いが内箱の溶解力が強い例えばＲ−１１３，Ｒ−
１２３等の発泡剤を使用した高断熱材６を充填している
。
を示すものである。第１図において、４は１．７ｆｆの
スチロール樹脂層６と６０μｍ程度のアクリロニトリル
を７０％含むブチレンとメタアクリレートの共重合体樹
脂層７を共押出しして作ったシートを用いて真空成形さ
れた内箱であり、外箱３との間にＲ−１１よりも断熱性
能は良いが内箱の溶解力が強い例えばＲ−１１３，Ｒ−
１２３等の発泡剤を使用した高断熱材６を充填している
。
以上のように構成された断熱箱体について、第１図を用
いてその作用を説明する。
いてその作用を説明する。
従来のＡＢＳ樹脂の内箱１に高断熱材５を充填すると、
断熱性能は向上するが、発泡剤の影響で内箱１が割れる
。第１図の内箱４はアクリロニトリ）しを主体とする共
重合体樹脂層７が高断熱材５の発泡剤の溶解力からスチ
ロール系樹脂層を保護している。又、内箱４の大部分は
スチロール樹脂であシ、６０μｍのアクリロニトリルを
主体とする共重合体樹脂はわずかであり、ＡＢＳ樹脂と
比べるとコストが安くなる。又内箱４の則性の面でもハ
ンドリングに支障をおこす劣化はない。更に共押出しで
あるため、接着剤がいらずコストが安く、真空成形時の
接着材はがれ等がなく品質が安定する。
断熱性能は向上するが、発泡剤の影響で内箱１が割れる
。第１図の内箱４はアクリロニトリ）しを主体とする共
重合体樹脂層７が高断熱材５の発泡剤の溶解力からスチ
ロール系樹脂層を保護している。又、内箱４の大部分は
スチロール樹脂であシ、６０μｍのアクリロニトリルを
主体とする共重合体樹脂はわずかであり、ＡＢＳ樹脂と
比べるとコストが安くなる。又内箱４の則性の面でもハ
ンドリングに支障をおこす劣化はない。更に共押出しで
あるため、接着剤がいらずコストが安く、真空成形時の
接着材はがれ等がなく品質が安定する。
発明の効果
以上のように本発明は１００μｍ以下のアクリロニトリ
ルを主体とした共重合体樹脂をスチロール系樹脂と共押
出ししてシートとし、真空成形した内箱と、内外箱間に
注入発泡した発泡剤よりも断熱性に秀れるが樹脂溶解性
の強い発泡剤を使用した高断熱材を設けることにより次
の効果がある。
ルを主体とした共重合体樹脂をスチロール系樹脂と共押
出ししてシートとし、真空成形した内箱と、内外箱間に
注入発泡した発泡剤よりも断熱性に秀れるが樹脂溶解性
の強い発泡剤を使用した高断熱材を設けることにより次
の効果がある。
（１）断熱性能の秀れた断熱箱体が出来る。
＠）内箱が発泡剤に浸されて割れることがなく、品質が
安定する。
安定する。
（ａ）ＡＢＳ樹脂の内箱よりも安く作ることが出来合理
化できる。
化できる。
第１図は本発明の一実施例の断熱箱体の断面図、第２図
は従来の断熱箱体の断面図である。 ３・・・・・・外箱、４・・・・・・内箱、６・・・・
・・高断熱材、ｅ・・・・・・スチロール系樹脂層、７
・・・・・・アクリロニトリ〃を主体としだ共重合樹脂
層。
は従来の断熱箱体の断面図である。 ３・・・・・・外箱、４・・・・・・内箱、６・・・・
・・高断熱材、ｅ・・・・・・スチロール系樹脂層、７
・・・・・・アクリロニトリ〃を主体としだ共重合樹脂
層。
Claims (1)
- 外殼を形成する外箱と、スチロール系樹脂と１００μｍ
以下のアクリロニトリルを主体とする共重合樹脂よりな
る多層シートを真空成形した内箱と、前記内外箱間に注
入発泡した発泡剤よりも樹脂溶解性が強く断熱性が秀れ
る発泡剤を、部又は全部に使用した発泡ウレタンからな
る断熱材とより構成した断熱箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25517788A JPH02103386A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25517788A JPH02103386A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 断熱箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02103386A true JPH02103386A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17275109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25517788A Pending JPH02103386A (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02103386A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5118436A (en) * | 1989-12-15 | 1992-06-02 | Kao Corporation | Liquid oxygenic bleaching composition |
| US7334375B2 (en) * | 2000-06-30 | 2008-02-26 | Saes Getters S.P.A. | Evacuated panel for thermal insulation of a body having non-planar surfaces |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP25517788A patent/JPH02103386A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5118436A (en) * | 1989-12-15 | 1992-06-02 | Kao Corporation | Liquid oxygenic bleaching composition |
| US7334375B2 (en) * | 2000-06-30 | 2008-02-26 | Saes Getters S.P.A. | Evacuated panel for thermal insulation of a body having non-planar surfaces |
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