JP2828188B2 - 真空断熱材パック - Google Patents

真空断熱材パック

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JP2828188B2
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康明 谷本
一登 上門
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松下冷機株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/56After-treatment of articles, e.g. for altering the shape
    • B29C44/5627After-treatment of articles, e.g. for altering the shape by mechanical deformation, e.g. crushing, embossing, stretching
    • B29C44/5654Subdividing foamed articles to obtain particular surface properties, e.g. on multiple modules

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫などの断熱材と
して使用可能な真空断熱材パックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、断熱箱体の断熱性能を向上させる
ため、内部を減圧した真空断熱材パックを用いることが
注目されている。この真空断熱材パックの芯材として
は、パ−ライト等の粉末、ハニカム、及び発泡体等が用
いられている。
【0003】例えば、特開昭62−14725号公報に
示されるような、連続気泡構造を有する硬質ウレタンフ
ォ−ムを芯材とする提案がなされている。
【0004】特開昭62−14725号公報記載の内容
を図4、図5、図6を用いて説明する。
【0005】図において、16はウレタン高圧発泡機を
用いてオ−プンパネル治具17中に発泡し硬化させた硬
質ウレタンフォ−ムブロックである。18は硬質ウレタ
ンフォ−ムブロック16の表面に形成された独立気泡を
有する高密度のスキン層であり、スキン層18を硬質ウ
レタンフォ−ムブロック16から取り除き所定の寸法に
切断し、完全な連続気泡構造を有する断熱体19が得ら
れる。
【0006】この様にして得られた断熱体19を金属−
プラスチックラミネ−トフィルムからなる容器20で被
い内部を減圧密閉することによって、独立気泡部からの
ガス拡散による真空度の低下に起因して、断熱性能が悪
化するといった問題の無い、真空断熱材パック21が得
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の技術では、完全連続気泡構造の断熱体を得る為に、硬
質ウレタンフォ−ムブロックの表面に形成された、独立
気泡を多数有するスキン層を取り除く必要があり、製品
歩留まりが悪化し工業的に安価で製造することができな
い問題があった。
【0008】この様な製品歩留まりの悪化を改善すべ
く、硬質ウレタンフォ−ムブロックのブロックサイズを
大きくすることにより、取り除くスキン層の割合を低減
し製品歩留まりを向上させることが考えられた。
【0009】しかしながら治具発泡の場合、ブロックサ
イズを大きくしていくと、長時間原料を吐出させるた
め、吐出初期の原料と吐出後期の原料とでは、時間のず
れが大きい為、異なった反応形態を示す原料が混合しな
がらブロックを形成してしまい、その結果、セルの異常
配向などにより所望の断熱性能が得られず、また、減圧
密封した場合に、収縮してしまう問題があった。
【0010】また、軟質スラブの製造方法として一般に
使用されている、ダブルコンベアの製造方法を適用すれ
ば、上記の治具発泡の様な問題は解決され、大型サイズ
のフォ−ムブロックを連続して生産することが可能とな
るが、ダブルコンベアによって製造された連続気泡構造
を有する硬質ウレタンフォ−ムは、立ち上がりながらコ
ンベアの進行方向に移動し、なおかつ、上部のコンベア
によって押さえつけられる為、セルが三次元的な配向を
示し、切断方向によっては所望の断熱性能を得ることが
できない問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の真空断熱材パックは、ダブルコンベ
アによって製造した連続気泡構造を有する硬質ウレタン
フォ−ムからなる芯材と、前記芯材を被うからなる容器
とからなる真空断熱材パックにおいて、前記ダブルコン
ベアによって得られた連続気泡構造を有する硬質ウレタ
ンフォ−ムのスキン層を除去し、ダブルコンベアの移動
方向と同じ方向に切断して得られたフォ−ムを芯材とす
る真空断熱材パックである。
【0012】
【作用】上記構成によって、ダブルコンベアによって製
造された連続気泡構造を有する硬質ウレタンフォ−ム
は、立ち上がりながらコンベアの進行方向に移動し、な
おかつ、上部のコンベアによって押さえつけられる為、
コンベアの進行方向と同じ方向に切断した芯材を用いる
ことにより、セルの配向率が最も高いフォ−ムを使用す
ることになり、その結果、断熱性能の優れた真空断熱材
パックを得ることができるのである。
【0013】以上の効果により、連続気泡構造を有する
大型硬質ウレタンフォ−ムの連続生産が可能になり、製
品歩留まりが著しく向上し工業的に安価で製造すること
が可能となるのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2、図3
を用いて説明する。図において1は真空断熱材パックで
あり、連続気泡構造を有する芯材2と、容器3と、蓋材
4と、バリヤ材5と、吸着剤6とによって構成されてい
る。
【0015】前記容器3の構成は、外層7に200μの
厚みからなるポリ塩化ビニルフィルム、中層8に500
*10-10mの厚みのアルミ蒸着層を有する25μの厚
みからなるポリ塩化ビニリデンフィルム、内層9に50
μの厚みからなる高密度ポリエリレンフィルムから構成
されている。
【0016】また、前記蓋材4およびバリヤ材5の構成
は、外層10に16μの厚みからなるポリエチレンテレ
フタレ−トフィルム、中層11に9μの厚みからなるア
ルミ箔、内層12に50μの厚みからなる高密度ポリエ
チレンフィルムから構成されている。
【0017】13は、ダブルコンベア14によって得ら
れた、連続気泡構造を有する大型ブロックの硬質ウレタ
ンフォ−ムであり、15は、前記13のフォ−ムブロッ
クのスキン層を除去したものである。
【0018】前記13のフォ−ムを3方向に切断した場
合における、各々の真空断熱パネルの熱伝導率を測定し
た結果を(表1)に示す。
【0019】
【表1】
【0020】(表1)から明らかな様に、A方向(コン
ベア進行方向と同じ方向)にフォ−ムを切断した場合
が、最も良い断熱性能を示すことがわかる。
【0021】これは、付記した配向率が最も高い値を示
していることから、樹脂による熱伝導が低減された為と
考える。
【0022】このことから、コンベア進行方向と同じ方
向にフォ−ムを切断したものを芯材とすることにより、
断熱性能の優れた真空断熱材パックをえることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の真空断熱材パック
は、ダブルコンベアによって製造した連続気泡構造を有
する硬質ウレタンフォ−ムからなる芯材と、前記芯材を
被うプラスチックラミネ−トフィルムからなる容器から
なる真空断熱材パックにおいて、前記ダブルコンベアに
よって得られた連続気泡構造を有する硬質ウレタンフォ
−ムのスキン層を除去し、ダブルコンベアの移動方向と
同じ方向に切断して得られたを芯材として用いているの
で、セルの配向が高配向率となり断熱性能の優れた真空
断熱材パックを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における真空断熱材パックの
断面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】本発明の一実施例における硬質ウレタンフォ−
ムブロックの斜視図
【図4】従来の硬質ウレタンフォ−ムブロックの断面図
【図5】従来の断熱体の斜視図
【図6】従来の真空断熱材パックの断面図
【符号の説明】
1 真空断熱材パック 2 芯材 3 容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−123550(JP,A) 特開 平2−72294(JP,A) 特開 昭62−147275(JP,A) 特開 平1−165433(JP,A) 特開 平1−280552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 59/00 - 59/16 B32B 1/00 - 35/00 F25D 23/02 F25D 23/06 - 23/08 B65D 67/00 - 79/02 B65D 81/18 - 81/30 B65D 81/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダブルコンベアによって製造した連続気
    泡構造を有する硬質ウレタンフォ−ムからなる芯材と、
    前記芯材を被う容器とからなる真空断熱材パックにおい
    て、前記ダブルコンベアによって得られた連続気泡構造
    を有する硬質ウレタンフォ−ムのスキン層を除去し、ダ
    ブルコンベアの移動方向と同じ方向に切断して得られた
    フォ−ムを芯材とする真空断熱材パック。
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