JPH02101663A - キャプスタンサーボ装置 - Google Patents

キャプスタンサーボ装置

Info

Publication number
JPH02101663A
JPH02101663A JP63254068A JP25406888A JPH02101663A JP H02101663 A JPH02101663 A JP H02101663A JP 63254068 A JP63254068 A JP 63254068A JP 25406888 A JP25406888 A JP 25406888A JP H02101663 A JPH02101663 A JP H02101663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
frequency division
capstan
variable frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63254068A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0793570B2 (ja
Inventor
Masaru Hashirano
柱野 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63254068A priority Critical patent/JPH0793570B2/ja
Publication of JPH02101663A publication Critical patent/JPH02101663A/ja
Publication of JPH0793570B2 publication Critical patent/JPH0793570B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャプスタンサーボ装置に関し、(1)磁気
記録再生装置の再生時においてもキャプスタンFG信号
を分周して得たPG倍信号用いることによりトラッキン
グサーボを可能とし、かつ、(2)FG倍信号PG倍信
号整数倍で得られない場合にも基準信号と同一周波数の
分周出力を得てトラッキングサーボできるキャプスタン
サーボ装置を提供するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置のキャプスタンサーボ装置では、記録
時における位相サーボを具現するために、キャプスタン
モータの回転数を検出する周波数発電機(以下FGと呼
ぶ)の出力(以下FG倍信号呼ぶ)を分周手段により分
周して用いている。この分周出力を通称PG倍信号呼ん
でいる。キャプスタンサーボ装置ではこのPG倍信号位
相サーボの比較信号として用い、基準信号(例えば垂直
フレーム同期信号30Hz)との位相比較によりキャプ
スタンサーボを具現し、磁気テープのテープ速度を一定
に制御している。
一方、再生時は磁気テープに予め記録されたコントロー
ル信号を再生して、その再生コントロール信号(以下C
TL信号と呼ぶ)を比較信号として基準信号との位相比
較によりキャプスタンサーボを具現し、トラッキングサ
ーボを行なっている。
第3図は従来公知のキャプスタンサーボ装置のブロック
図である。
第8図において、1はキャプスタンモータ、2はキャプ
スタンモータ1の回転数を検出するFG13は基準信号
S2が入力される入力端子、4はFG2から得られるF
G倍信号lを分周する分周手段、5はCTL信号S4が
入力される入力端子、6は分周手段4の出力であるPG
信号S3とCTL信号S4とを記録(R)と再生(P)
とで切り換えるスイッチ(記録時にはR側からPG信号
S3が、再生時にはP側からCTL信号S4が選択され
る)、7はスイッチθで選択された信号S5を比較信号
として基準信号S2との位相比較により位相誤差信号S
8を検出する位相比較手段、8はFG倍信号tを周波数
弁別して速度誤差信号S7を検出する速度比較手段、9
は位相誤差信号S6と速度誤差信号S7とを混合して混
合出力S8を得る混合手段である。
以上の構成により、FG倍信号lを周波数弁別した出力
S7によりキャプスタンモータ1を速度制御し、基準信
号S2とPG信号S3またはCTL信号S4とを位相比
較した出力S6により位相制御している。
即ち、混合出力S8によりキャプスタンモータ1の速度
及び位相を制御してキャプスタンサーボ装置を具現して
いる。なお、キャプスタンモータ1に速度制御が不要な
モータ(例えば同期モータ)を用いる場合は速度比較手
段8、混合手段9は不要であり、この場合は位相比較手
段7の出力S6で直接キャプスタンモータ1を制御すれ
ばよい。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、(1)CTL信号
S4によるトラッキングサーボは出来ても、PG信号S
3によるトラッキングサーボは不可能であった。さらに
、(2)分周手段4が整数分周しか出来ないものであっ
ため、基準信号S2と同一周波数のPG信号S3を得る
ためにはFG倍信号tを基準信号S2の整数倍に選定す
る必要があると言う問題点があった。
まず、問題点(1)について説明すると、再生時におけ
るCTL信号S4とPG信号S3との位相は一致せず、
非同期の関係にある。この為、PG信号S3を用いてト
ラッキングサーボを実現することは出来なかった。
また、問題点(2)について説明すると、一つはテープ
の互換性を考えるとPG信号S3の周波数はCTL信号
S4の周波数に必ずしも一致しない。これはテープが環
境変化や経時変化などにより形延びすることや、磁気記
録再生装置のバラツキすなわちキャプスタン軸径やピン
チローラの圧接力などのバラツキにより起こる。今一つ
はFG倍信号tの周波数が最初から整数倍で得られない
場合である。
以下、問題点(2)についてさらに説明を加える。
一般に、キャプスタンモータで磁気テープを直接駆動す
る場合のテープ速度Vtは次式(1)で計算される。
Vt=π・D−N働F PC/ Z      ・・・
■但し、πは円周率、Dはキャプスタン軸の直径、Nは
分周比、FPGはPG倍信号周波数、ZはFGの歯数で
ある。なお、N*FpcはFG倍信号周波数FFGであ
る。
■式において、Vtは磁気記録再生装置のテープフォー
マットから特定の値をとる。またPG倍信号特定される
から、■式に示すようにDとNの積をZで除した値が一
定となるように、D、N。
Zを選定しなければならない。
D@N/Z=一定         ・・・■通常、キ
ャプスタン軸には標準品を用いる方が経済的であるが、
N、Zが整数に限定されるため、場合によっては特殊品
を用いざるを得ない。運よく標準品を用いることが出来
れば問題ないが、そうでない場合にどうしても標準品以
外は用いることが出来ないと言うのであれば、PG倍信
号周波数FPCを30H2とは異なる周波数にせざるを
得ない。この場合、垂直フレーム同期信号を基準信号と
して用いることは出来ないので、新たに基準信号発生器
を設けてPG倍信号周波数FPCに等しい内部基準信号
を発生して用いるしかなかった。
そのため、記録時と再生時とで基準信号を切り換えなけ
ればならない問題があった。
以上の説明から明らかなように、従来のキャプスタンサ
ーボ装置では分周手段が整数分周しか出来ないものであ
ったため、装置の設計において制約の多いものであった
本発明は上記の問題点(1)、(2)を解決するもので
、(1)再生時にPG倍信号用いたトラッキングサーボ
が出来るようにする、(2)非整数分周を可能にするこ
とにより、軸径り及び歯数Zに設計上の制約がなく、F
G倍信号ら所望とする周波数のPG倍信号得ることが出
来るキャプスタンサーボ装置を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のキャプスタンサーボ
装置は、再生コントロール信号によりリセットされると
共にキャプスタンFG信号を可変分周する可変分周手段
と、前記可変分周手段の出力と前記再生コントロール信
号とのタイミングの差を検出する差分検出手段と、前記
差分検出手段の出力が前記可変分周手段の出力(または
前記再生コントロール信号)によりプリセットされると
共に前記可変分周手段の出力に同期して演算する演算手
段と、前記演算手段の出力に応じて前記可変分周手段の
出力のタイミングを補正する補正手段と、前記演算手段
の出力に応じて前記可変分周手段の分周比を切り換える
切換手段と、前記補正手段の出力を比較信号として基準
信号との位相比較により位相誤差信号を検出する位相比
較手段とを具備し、前記位相誤差信号によりキャプスタ
ンモータを制御する構成としたものである。
本発明はまた、キャブスクンFG信号を周波数弁別して
速度誤差信号を検出する速度比較手段と、前記速度誤差
信号と位相誤差信号とを混合する混合手段を備え、前記
混合手段の出力によりキャプスタンモータを制御する構
成としたものである。
本発明はまた、再生コントロール信号と補正手段の出力
との周期差を検出する周期差検出手段を備え、前期周期
差検出手段の出力により演算手段の演算値を補正する構
成としたものである。
本発明はまた、再生コントロール信号の周期が正常か否
かを判定する判定手段を備え、正常なときのみ再生コン
トロール信号として用いる構成としたものである。
作用 本発明は上記した構成により、切換手段により演算手段
で得られる演算出力に応じて可変分周手段の分周比を切
り換え、かつ演算出力により補正手段を制御して可変分
周手段の出力のタイミングを補正できるようにしたため
、非整数分周が可能(整数分周も可)となり、キャプス
タンFG信号を所望の周波数に分周することができる。
しかるに、補正手段の出力をPG倍信号することにより
、設計上の制約が全くないキャプスタンサーボ装置を具
現することができる。さらに、差分検出手段の出力を演
算手段にプリセットし、cTL信号で可変分周手段をリ
セットする構成としたため、cTL信号にロックしたP
G倍信号作成でき、PG信号によるトラッキングサーボ
が具現できる。
また、周期差検出手段により再生コントロール信号とP
G倍信号の周期差を検出して演算手段の演算値を補正す
る構成としたため、PG倍信号周波数を再生コントロー
ル信号の周波数と一致させることができる。
また、判定手段により再生コントロール信号の周期が正
常か否かを判定して用いる構成としたためノイズに強い
ものとすることができる。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。
第1図(A)は本発明の実施例に於けるキャプスタンサ
ーボ装置のブロック図を示すものであり、同図(B)、
(C)は新たな付加機能を示すブロック図である。第1
図において、1〜3.5.7〜9及びSl、S2.S4
、SO〜S8は第5図の構成要素及び信号と同一のもの
であり、異なる構成要素及び信号はlO〜16及びS9
〜S15である。
10はCTL信号S4によりリセットされFG倍信号t
を可変分周する可変分周手段、11は可変分周手段10
の可変分周出力S9とCTL信号S4とのタイミング差
を検出する差分検出手段、12は可変分周手段10の可
変分周出力S9に同期して演算する演算手段、13は演
算手段+2の演算出力Sllに応じて可変分周手段10
の可変分周出力S9のタイミングを補正する補正手段、
14は演算手段12の演算出力Sllに応じて切換信号
S13を作成し可変分周手段IOの分周比を切り換える
切換手段であり、補正手段13より分周出力すなわちP
G信号S12を得ている。また、差分検出手段11の差
分出力SIOは可変分周出力S9(またはCTL信号S
4)により演算手段12にプリセット(ロード)し、C
TL信号S4と可変分周出力S9とのタイミング差を補
正している。これにより、CTL信号S4により可変分
周手段IOをリセットすることと、差分出力SIOを演
算手段12にプリセットすることでCTL信号S4にロ
ックしたPG信号S12を得ることができる。そして、
PG信号512を比較信号として位相比較手段7に入力
して用いることにより、再生時のトラッキングサーボを
CTL信号S4を用いずに行なうことができる。
15はCTL信号S4とPG信号S12との周期差を検
出する周期差検出手段であり、検出した周期差信号SI
4により演算手段12の演算値を補正する構成とし、P
G信号S12の周波数をCTL信号S4の周波数と一致
させている。これにより、PG信号SI2の周波数がC
TL信号S4の周波数と狂っていても、等しくなるよう
に補正することができる。この手段はCTL信号S4が
欠落した場合や判定手段16からのCTL信号S15が
中断した場合に、PG信号S12の周波数がCTL信号
S4の周波数からズレないようにするのに有効である。
1GはCTL信号S4の周期が正常か否かを判定し、正
常なときのみCTL信号を出力する判定手段であり、こ
の手段を通過したCTL信号S15を用いることにより
ノイズ強化ができる。CTL信号S15は可変分周手段
IO1差分検出手段11、演算手段12及び周期差検出
手段15にCTL信号S4の代わりに入力して用いれば
よい。
以上のように構成された本実施例のキャプスタンサーボ
装置について、以下その動作について説明する。なお、
速度比較手段8及び位相比較手段7による速度及び位相
の制御動作は従来例の場合と同様であるので、本発明の
要部の動作についてのみ説明する。
第2図は本発明における要部の動作例を示す波形図であ
る。ここで、可変分周手段!Oは分周用のカウンタにア
ップカウンタを用いた例を示し、PG信号SI2は周期
がFG倍信号tの3.7倍である例を示す。また、補正
手段13は補正の細かさをFG倍信号lの周期の!/l
Oとした例を示す。従って、補正手段13ではFG倍信
号10倍の周波数のクロックを用いてタイミング補正す
ればよく、これはディジタル遅延回路を用いて容易に実
現できる。なお、PG信号S12とFG倍信号tの周期
比3.7は、クロックのパルス数に換算すれば37であ
る。また、演算手段12には9〜0までの計数が繰り返
しできるダウンカウンタを用い、可変分周出力S9に同
期して3だけ減算する演算例を示した。この減算値は4
0から37を引いた値であり、FG信号S1の整数倍の
周期に対する差分である。ここでもし、0〜9まで繰り
返し計数するアップカウンタを用いるのであれば、37
から30を引いた差分値7を加算する演算を行なえばよ
い。演算手段I2の演算速度は補正手段I3が補正値を
必要とする直前までに終了していればよい。また、図示
の時刻tO〜t12はFG倍信号lの 3.7倍の周期
(これはPG信号S12の周期であり、CTL信号S4
の周期でもある)を刻んだものである。
第2図において、波形AはFG信号S1を、波形Bは可
変分周手段IO分周動作を、波形CN、CIは可変分周
手段IOの計数値N、1をデコードした出力(可変分周
出力S9N、591)を、波形りはCTL信号S4を、
波形Eは可変分周手段lOにおいてCTL信号S4と1
?’G信号Slとにより作成したリセットパルス(CT
L信号S4の立上がりがF’G信倍信lのrHJ期間に
ある場合はCTL信号S4の直後のFG倍信号lの立下
がりにより、「L」期間にある場合はCTL信号S4の
立上がりにより作成したパルス)を、波形Fは差分検出
手段11の差分出力5IO(可変分周出力S9Nの立上
がりからCTL信号S4の立上がりまでを計測した出力
)を、波形Gは演算手段12の演算動作(可変分周出力
S81の立上がりに同期して3を減算する動作)を、波
形Hは切換手段14において演算出力Sllを所定値(
ここでは3)と大小比較した出力(所定値以上なら「H
」、未満なら「L」)を、波形工はこの比較出力を可変
分周出力59Nの立下がりでラッチした出力すなわち切
換信号S13を、波形Jは補正手段13において可変分
周出力S9Nの立上がりを演算手段12の演算出力Sl
lにより補正した出力(パルスの幅が補正量を現わす)
を、波形にはこの補正出力の立下がりにより作成したパ
ルスすなわちPG倍信号12を示ず。差分出力SIOは
可変分周出力S9!(またはCTL信号S4)の立上が
りにより演算手段I2にプリセットする。これにより、
PG信号S12をCTL信号S4のタイミングに合わせ
ることができる。
今、PG信号S12の周期はFG倍信号tの周期の3.
7倍であるから、その前後の整数分周の値4.3に比べ
て−0,3、+0.7の差分がある。これはクロックパ
ルス数に換算すると−3、+7である。従って、単純に
整数分周したのではPG信号S12の周波数より低い、
高い分周出力が得られ、タイミングが位相遅れ、進みの
方向へどんどんずれていき、結局、所望とする周波数の
PG倍信号分周出力として得ることはできない。
そこで、本発明は可変分周手段10において切換信号5
13(波形F)により3と4(ロウのとき3分周、ハイ
のとき4分周)の分周比切り換えをおこない、tO〜t
12の各時刻より早めに可変分周出力59N(波形CN
)を得て、これを補正手段13で演算出力511(波形
D)により補正することにより、to−tl2と同タイ
ミングの出力信号512(波形H)を得るようにしたも
のである。
今、説明の都合上10の時刻がFG倍信号t(波形A)
の立上がりに一致しているとして説明する。実際にはど
の時刻からスタートしても構わず、それは演算出力Sl
lによって決定される。時刻toの演算出力SllはO
である。演算手段12は減算する場合(波形G)を示し
た。補正手段13は補正の細かさを1/lOとしたから
、10通りの補正ができればよい。
従って、演算手段12は9〜0までの10通りの値が出
力できればよく、これが波形Gに示す減算に対応してい
る。波形図から判るように、tO〜tl、t3〜t 4
. t G〜t 7. t 10〜tllの間では3分
周とし、tl−t2.t2〜t3.t4〜t5.t5〜
tG、t7〜t8、t8〜t9.t9〜t IQ、 t
 11− t 12の間では4分周とすれば、各時刻t
O〜t12より早めに可変分周出力59N(波形CN)
を得ることができる。このとき、可変分周出力59Nの
立上がりと各時刻との差は、tO−tl2でそれぞれ0
. 7. 4. 1. 8. 5. 2゜9、 8. 
3. 0. 7. 4である。従って、この値を補正値
として用いれば、所望とするタイミングのPG信号51
2を得ることができる。波形Jはその補正量を示すが、
各補正量は一つ前の値から3だけ減算した値になってい
る。これは、前記した差分−3に相当する。そして、こ
の演算をした値が波形Gに示す演算出力Sl!である。
ここで、演算手段12による演算は、各時刻より後で、
かつ次の補正が始まる前までの間に行なえばよい。回倒
では波形図CIに示す可変分周出力591を用い、この
信号の立上がりに同期して演算している。
一方、可変分周手段IOにおける分周比の切り換えは、
一つ前の演算出力Sllが3以上のとき4分周、3未満
のとき3分周とすればよい。これは、切換手段13にお
いて演算出力Sllを所定値(ここでは3)と大小比較
して出力を得、この大小比較出力を可変分周出力S9N
の立ち下がりでラッチして切換信号S13を作成し、こ
の切換信号S13で切り換えればよい。回倒では波形I
に示す切換信号S13がロウのとき分周比N=3、ハイ
のときN=4としている。
ここで、大小比較に用いた所定値は前記した差分−3に
対応している。これは、一つ前の補正値が3未溝の場合
は次の補正値が7以上であること、即ち、次の分周比が
小さくなることを現わしている。
以上の如くして、可変分周手段■0の可変分周出力S9
に同期して演算手段12で演算し、その演算出力Sll
に応じて可変分周手段10における分周比の切り換えと
、補正手段13におけるタイミング補正とを行ない、補
正手段13より所望とする周波数のP、G信号S12を
得ることができる。
なお、上記の説明では可変分周手段!0の可変分周出力
S9Nの立ち上がりをタイミング補正し、可変分周出力
S旧の立ち上がりに同期して演算する場合について示し
たが、これに限定されるものではない。また、演算手段
13はハード的に構成する場合はダウンカウンタで減算
器を構成すればよく、ソフト的に構成する場合はマイク
ロコンピュータで減算のプログラムを実行させることで
可能である。
マイクロコンピュータを用いて具現する場合は演算手段
13のみに限らず、位相比較手段7、速度比較手段8、
混合手段9、差分検出手段11、補正手段13、切換手
段!4、周期差検出手段15及び判定手段1Bも全てソ
フト処理が可能なことは言うまでもなく、補正手段13
は位相比較手段7に含めて処理してもよい。
以上説明した本発明の非整数分周は、実施動作例を数値
を交えて行なったものであるが、より一般的な説明をす
ると、 (1)まず、PG信号S3の周波数fPGに対するFG
倍信号lの周波数fFGの倍率f FG/ f PGを
求める。
これが前記の3゜7倍である。
(2)f FG/ f’ PCの小数位を切り上げたと
きの整数値Nlと、切り捨てたときの整数値N2を求め
る。
これが可変分周手段8での分周比であり、前記の値に対
応させればN1=4.  N2=3 (Nl=N2+1
)である。
(3)Nl、N2からf FG/ f PGを引いた差
分に、FG倍信号tの周波数fFGに対する補正手段1
0で用いるクロック周波数fCKの倍率f CK/ f
 FGを掛けて、り′ロックパルス数に換算した差分M
−,M”を求める。 M−=  (f FG/ f P
G−N l)  ・ f CK/ f FG、  M◆
= (f FG/ f PG−N2)  ・f CK/
 f FGであり、前記の値 に対応させれば、M−=
−3、M”=+7であり、演算手段9における減算値、
加算値である。
以上、本発明の詳細な説明を中心に行なったが、本発明
は係る非整数分周を用いることにより、キャプスタンF
G信号S!が位相比較の基準信号S2の周波数の整数倍
で得られない場合でも、基準信号S2と同一周波数のP
G信号S12を得ることができる。
これにより、キャプスタンの軸径りおよびFGの歯数Z
を任意に選定することのでき、かつ、PG信号S12を
CTL信号S4にロックした信号とすることができるた
め、CTL信号S4を用いないでPG信号S12による
トラッキングサーボを実現することができる。
発明の効果 以上のように本発明は、FG倍信号非整数分周(整数分
周も可)できるようにしたことにより、従来不可能であ
ったキャプスタンの軸径りおよびFGの歯数2を任意に
選定することが可能となり、軸径りおよび歯数Zの制約
を全く受けないキャプスタンサーボ装置を実現できると
共に、CTL信号S4を用いないでPG信号S12によ
るトラッキングサーボを実現することができ、CTL信
号S4の欠落やノイズに対して強化できるため、その実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるキャプスタンサーボ装
置のブロック図、第2図は本発明の要部の非整数分周の
動作例を示す波形図、第3図は従来のキャプスタンサー
ボ装置のブロック図である。 7・・・位相比較手段、  8・・・速度比較手段、 
 9・・・混合手段、IO・・・可変分周手段、11・
・・差分検出手段、  12・・・演算手段、  13
・・・補正手段、14・・・切換手段、  15・・・
周期差検出手段、16・・・判定手段。 代理人の氏名 弁理士 栗野 重孝 はか1名へく ■  αコ 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)再生コントロール信号によりリセットされると共
    にキャプスタンFG信号を可変分周する可変分周手段と
    、前記可変分周手段の出力と前記再生コントロール信号
    とのタイミングの差を検出する差分検出手段と、前記差
    分検出手段の出力が前記可変分周手段の出力(または前
    記再生コントロール信号)によりプリセットされると共
    に前記可変分周手段の出力に同期して演算する演算手段
    と、前記演算手段の出力に応じて前記可変分周手段の出
    力のタイミングを補正する補正手段と、前記演算手段の
    出力に応じて前記可変分周手段の分周比を切り換える切
    換手段と、前記補正手段の出力を比較信号として基準信
    号との位相比較により位相誤差信号を検出する位相比較
    手段とを具備し、前記位相誤差信号によりキャプスタン
    モータを制御する構成としたことを特徴とするキャプス
    タンサーボ装置。
  2. (2)キャプスタンFG信号を周波数弁別して速度誤差
    信号を検出する速度比較手段と、前記速度誤差信号と位
    相誤差信号とを混合する混合手段を備え、前記混合手段
    の出力によりキャプスタンモータを制御する構成とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のキャプス
    タンサーボ装置。
  3. (3)再生コントロール信号と補正手段の出力との周期
    差を検出する周期差検出手段を備え、前期周期差検出手
    段の出力により演算手段の演算値を補正する構成とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載のキャプスタンサーボ装置。
  4. (4)再生コントロール信号の周期が正常か否かを判定
    する判定手段を備え、正常なときのみ再生コントロール
    信号として用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    、2または3項記載のキャプスタンサーボ装置。
JP63254068A 1988-10-07 1988-10-07 キャプスタンサーボ装置 Expired - Fee Related JPH0793570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63254068A JPH0793570B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 キャプスタンサーボ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63254068A JPH0793570B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 キャプスタンサーボ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02101663A true JPH02101663A (ja) 1990-04-13
JPH0793570B2 JPH0793570B2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=17259773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63254068A Expired - Fee Related JPH0793570B2 (ja) 1988-10-07 1988-10-07 キャプスタンサーボ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0793570B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5578968A (en) * 1991-10-17 1996-11-26 Shinsaku Mori Frequency converter, multistage frequency converter and frequency synthesizer utilizing them

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286326A (ja) * 1988-09-22 1990-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分周装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286326A (ja) * 1988-09-22 1990-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分周装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5578968A (en) * 1991-10-17 1996-11-26 Shinsaku Mori Frequency converter, multistage frequency converter and frequency synthesizer utilizing them

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0793570B2 (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02101663A (ja) キャプスタンサーボ装置
JPH0548037B2 (ja)
JPH02165055A (ja) 速度検出装置
JP2723545B2 (ja) 分周装置とキャプスタンサーボ装置
JP2986881B2 (ja) 位相差パルス信号の分周装置
JPH02116280A (ja) スローモーションサーボ方式
JPH0767082B2 (ja) 分周装置
JP2638810B2 (ja) Pll回路
JP3445389B2 (ja) Vtrのサーボ回路
JPH06253568A (ja) 基準信号発生装置
JPH02118946A (ja) 編集サーボ装置
JP2638812B2 (ja) Pll回路
JPH0827657B2 (ja) デイジタルサ−ボ制御回路
KR0131438B1 (ko) 레이저 디스크 플레이어의 기준주파수 신호 발생장치
JP2880634B2 (ja) Pwm合成回路及びそれを使用したvtr
JP3609891B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH0519395B2 (ja)
JPS5920182B2 (ja) テ−プスピ−ド表示回路
JPH0666667B2 (ja) 検波回路及びこれを用いた装置
JPS6058716A (ja) 位相比較装置
JPS6318897B2 (ja)
JPH0827656B2 (ja) デイジタルサ−ボ制御回路
JPH0821856B2 (ja) デジタルpll装置
JPH04315850A (ja) Vtrのコントロール信号分周回路
JPS6352366A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees