JP3445389B2 - Vtrのサーボ回路 - Google Patents

Vtrのサーボ回路

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JP3445389B2 JP29548094A JP29548094A JP3445389B2 JP 3445389 B2 JP3445389 B2 JP 3445389B2 JP 29548094 A JP29548094 A JP 29548094A JP 29548094 A JP29548094 A JP 29548094A JP 3445389 B2 JP3445389 B2 JP 3445389B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTRのサーボ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRにおけるドラムサーボで用いられ
ている従来回路の1つを図4に示す。同図において、1
は速度制御信号生成回路であり、内部にカウンタ(図示
せず)を有している。このカウンタはクロックCKをカ
ウントする。そして、FGパルスに同期して生じるリセ
ットパルスによってリセットするが、そのリセットはR
OM9から与えられるリセット値に戻ることである。
【0003】図5(a)に示すようにFGパルスが入力
すると、その立ち上がりに同期してラッチパルス(b)
が形成される。また、このラッチパルス(b)より少し
遅れてリセットパルス(c)が形成される。速度制御信
号形成回路1はラッチ回路も有しており、ラッチパルス
(b)によってカウンタの出力をラッチする。
【0004】図5(d)はカウンタのカウント出力を模
式的に鋸歯状波で示している。今、リセットパルスC1
によってカウンタがリセットし、ROM9から与えられ
たリセット値D1まで戻る。そして、再びD1からカウ
ントアップしていき、ラッチパルスB2によってカウン
ト値D2がラッチされる。ここで、リセット値D1が1
000で、ラッチカウント値D2が1500であるとす
ると、時間TはD2−D1=500、従って、T=50
0と表わされる。
【0005】実際には、この値はディジタル値で表わさ
れる。PWM回路2はTの値をPWM(パルス幅変調)
信号で出力する。この信号はローパスフィルタで平滑さ
れ、加算器4を通してモータ5の速度制御に供される。
【0006】一方、位相制御に関しては位相制御信号生
成回路6内に同様のカウンタ(図示せず)が設けられて
いるが、このカウンタはカウント値がROM9から与え
られる値に至るとリセットし、0から再カウントするよ
うになっている。そして、リセットから所定数カウント
した時点で位相制御信号を出力する。
【0007】この位相制御信号もディジタル値であり、
PWM回路7でPWM変換された後、ローパスフィルタ
8で平滑され、加算器4を通してモータ5の位相制御に
供される。位相制御信号生成回路6にはリセット値とク
ロックCKが入力されるだけであり、FGパルスは入力
されない。
【0008】上記速度制御用のリセット値と、位相制御
系のリセットをかけるための値はスピードモード(S
P、LP、EP)に対応して予めROM9にプリセット
されている。更にいえば、各スピードモードのサーチ倍
率に応じてリセット値と、上記リセットをかけるための
値が記憶されている。例えば、SPモードでいえば、3
倍速、5倍速、9倍速に応じてリセット値と、上記値が
プリセットされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、各スピードモードに応じた固定のリセット値が与
えられるので、モード切り換えに伴うモード移行中のス
ピード倍率変化時には適合することができず、そのため
モード移行中はドラムの位相がはずれて色ずれが生じる
という欠点があった。
【0010】本発明はスピードモード移行中においても
適切な制御ができるようにして色ずれを生じないように
したVTRのサーボ回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、リセット値がロードされる度に、そのリセ
ット値に戻ってカウントしていく第1カウンタを有する
とともに、前記第1カウンタの出力をFGパルスに同期
してラッチし、前記リセット値からラッチまでの時間に
基づく情報を速度制御信号として出力する速度制御信号
生成回路を有するVTRのサーボ回路において、前記リ
セット値をテープ速度を表わすCTL信号を用いて次々
に形成して前記第1カウンタに与えるリセット値供給回
路を設けるとともに、該リセット値回路が、CTL信号
に同期したロードパルス及びラッチパルスを形成するパ
ルス作成回路と、入力クロックをスピードモード情報に
応じた周期のクロックに変えて出力するクロック回路
と、前記クロック回路からのクロックを前記ロードパル
スの入力によってカウント開始する第2カウンタと、前
記第2カウンタの出力を前記ラッチパルスによってラッ
チするラッチ回路とを備え、前記ラッチ回路の出力を前
記リセット信号とすることを特徴とする
【0012】また、本発明では、カウント値が所定の値
になると、リセットして再カウントしていく第1カウン
タを有するとともに、前記第1カウンタの出力が前記リ
セットから数えて所定の値になった時点の情報を位相制
御信号として出力する位相制御信号生成回路を有するV
TRのサーボ回路において、前記所定の値をテープ速度
を表わすCTL信号を用いて次々に形成して前記第1
ウンタに与える所定値供給回路を設けるとともに、該リ
セット値回路が、CTL信号に同期したロードパルス及
びラッチパルスを形成するパルス作成回路と、入力クロ
ックをスピードモード情報に応じた周期のクロックに変
えて出力するクロック回路と、前記クロック回路からの
クロックを前記ロードパルスの入力によってカウント開
始する第2カウンタと、前記第2カウンタの出力を前記
ラッチパルスによってラッチするラッチ回路とを備え、
前記ラッチ回路の出力を前記リセット信号とすることを
特徴とする。
【0013】また、本発明では、リセット値がロードさ
れる度に、そのリセット値に戻ってカウントしていく第
1カウンタを有するとともに、前記第1カウンタの出力
をFGパルスに同期してラッチし、前記リセット値から
ラッチまでの時間に基づく情報を速度制御信号として出
力する速度制御信号生成回路と、カウント値が所定の値
になるとリセットして再カウントしていく第2カウンタ
を有するとともに前記カウンタの出力が前記リセットか
ら数えて所定の値になった時点の情報を位相制御信号と
して出力する位相制御信号生成回路とを有するVTRの
サーボ回路において、前記リセット値と所定の値をテー
プ速度を表わすCTL信号を用いて次々に形成して前記
第1、第2カウンタに与える回路を設けている。
【0014】尚、前記リセット値と所定の値を形成する
回路が、CTL信号に同期したロードパルス及びラッチ
パルスを形成するパルス作成回路と、入力クロックをス
ピードモード情報に応じた周期のクロックに変えて出力
するクロック回路と、前記クロック回路からのクロック
を前記ロードパルスの入力によってカウント開始する第
3カウンタと、前記第3カウンタの出力を前記ラッチパ
ルスによってラッチするラッチ回路とを備えている。ま
た、前記リセット値と所定の値を形成する回路は、更
に、前記ラッチ回路の出力と別途与えられるスピードモ
ード情報に基いて演算してリセット値及び前記所定の値
とする演算回路を備えている。
【0015】
【作用】スピードモード移行中にテープ速度は変化し続
けるが、CTL信号に基いてスピード倍率が検出され
る。そして、検出されたスピード倍率とスピードモード
情報に基いて演算が行なわれ、変化するスピード倍率に
対応したリセット値が速度制御系のカウンタに供給され
る。
【0016】一方、位相制御系のカウンタには、変化す
るスピード倍率とスピードモードに対応した演算値がリ
セットをかける値として供給される。このようにして上
記各カウンタはスピード倍率の変化に好適に追随したカ
ウント動作をすることになり、モード移行中にサーボの
位相ずれと、それに伴う色ずれが抑えられることにな
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3を参照し
て説明する。図1のブロック図において、図4の従来例
と同一部分には同一の符号を付してある。さて、本実施
例では、速度制御信号生成回路1および位相制御信号生
成回路6に与えるリセット値とリセットをかけるための
値はメモリから固定の値を与えるのでなく、サーボ回路
のスピード倍率に対応して与えるようにしている。
【0018】10はテープ速度を表わすCTL信号とク
ロックCKとでサーボ倍率を検出するサーボ倍率検出回
路であり、11はそのサーボ倍率情報とスピードモード
情報(SP、LP、EP)に基いてリセット値を算出す
る演算回路である。演算回路11から出力されるリセッ
ト値は速度制御信号生成回路1へ与えられ、リセットを
かけるための値は位相制御信号生成回路6へ供給され
る。
【0019】このように、本実施例では、現実のモータ
のスピード倍率をCTL信号を基にして検出し、この倍
率データに応じたリセット値やリセットをかけるための
値を形成して速度制御信号生成回路1と位相制御信号生
成回路6に供給しているので、テープ走行速度が変化す
るモード移行中にその走行速度に適合する好適なサーボ
制御が実行でき、位相はずれ(従って色ずれ)が生じな
いという利点を享受できる。
【0020】図2は上記サーボ倍率検出回路10の構成
を示している。同図において、12はCTL信号に基い
てロードパルスとラッチパルスをそれぞれ作成するパル
ス作成回路である。図3において、それぞれ(A)はC
TL信号、(B)はラッチパルス、(C)はロードパル
スである。
【0021】13はクロックCKとスピードモード情報
に基いて図3(D)に示すように徐々に周期が広がって
いくクロックパルスを形成する回路であり、その出力が
カウンタ14にカウント用クロックとして与えられる。
【0022】カウンタ14はカウントダウン式のカウン
タであり、予想される一番高いスピード倍率は45位で
あるので、カウンタ14のロード値は45でよいが、余
裕を持たせて47をロードするようにしてある。そのカ
ウンタにロードされた値はクロックパルスが入力される
度に減少していく。そして、ラッチ回路15において、
ラッチパルス(B)によりラッチされたときのカウンタ
の出力値が、そのまま倍率データ(6ビット)として演
算回路11へ与えられ、上記リセット値と、リセットを
かけるための値の形成に供される。
【0023】尚、図3において、コントロールパルスC
TLとコントロールパルスCTL間にクロックがn個カ
ウンタ14に入るとすると、倍率とnの関係は、1倍の
ときn、2倍のときn/2、3倍のときn/3、47倍
のときn/47という関係になる。よって、カウンタ1
4に入力するクロックを図3(ロ)のような間隔にする
ことで、サーボ検出回路10は47倍〜1倍の倍率検出
を実現している。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
TRにおいてスピードモード移行中の色ずれが抑えられ
るという効果があり、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したVTRのサーボ回路を示すブ
ロック図。
【図2】そのサーボ倍率検出回路の詳細ブロック図。
【図3】サーボ倍率検出回路の動作説明用の波形図。
【図4】従来例のブロック図。
【図5】その従来例の説明図。
【符号の説明】
1 速度制御信号生成回路 5 モータ 6 位相制御信号生成回路 10 サーボ倍率検出回路 11 演算回路 14 サーボ倍率検出回路のカウンタ 15 ラッチ回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リセット値がロードされる度に、そのリセ
    ット値に戻ってカウントしていく第1カウンタを有する
    とともに、前記第1カウンタの出力をFGパルスに同期
    してラッチし、前記リセット値からラッチまでの時間に
    基づく情報を速度制御信号として出力する速度制御信号
    生成回路を有するVTRのサーボ回路において、 前記リセット値をテープ速度を表わすCTL信号を用い
    て次々に形成して前記第1カウンタに与えるリセット値
    供給回路を設けるとともに、該リセット値回路が、 CTL信号に同期したロードパルス及びラッチパルスを
    形成するパルス作成回路と、 入力クロックをスピードモード情報に応じた周期のクロ
    ックに変えて出力するクロック回路と、 前記クロック回路からのクロックを前記ロードパルスの
    入力によってカウント開始する第2カウンタと、 前記第2カウンタの出力を前記ラッチパルスによってラ
    ッチするラッチ回路とを備え、 前記ラッチ回路の出力を前記リセット信号とすることを
    特徴とするVTRのサーボ回路。
  2. 【請求項2】カウント値が所定の値になると、リセット
    して再カウントしていく第1カウンタを有するととも
    に、前記第1カウンタの出力が前記リセットから数えて
    所定の値になった時点の情報を位相制御信号として出力
    する位相制御信号生成回路を有するVTRのサーボ回路
    において、 前記所定の値をテープ速度を表わすCTL信号を用いて
    次々に形成して前記第1カウンタに与える所定値供給回
    路を設けるとともに、該リセット値回路が、 CTL信号に同期したロードパルス及びラッチパルスを
    形成するパルス作成回路と、 入力クロックをスピードモード情報に応じた周期のクロ
    ックに変えて出力するクロック回路と、 前記クロック回路からのクロックを前記ロードパルスの
    入力によってカウント開始する第2カウンタと、 前記第2カウンタの出力を前記ラッチパルスによってラ
    ッチするラッチ回路とを備え、 前記ラッチ回路の出力を前記リセット信号とすることを
    特徴とするVTRのサーボ回路。
  3. 【請求項3】リセット値がロードされる度に、そのリセ
    ット値に戻ってカウントしていく第1カウンタを有する
    とともに、前記第1カウンタの出力をFGパルスに同期
    してラッチし、前記リセット値からラッチまでの時間に
    基づく情報を速度制御信号として出力する速度制御信号
    生成回路と、カウント値が所定の値になるとリセットし
    て再カウントしていく第2カウンタを有するとともに前
    記カウンタの出力が前記リセットから数えて所定の値に
    なった時点の情報を位相制御信号として出力する位相制
    御信号生成回路とを有するVTRのサーボ回路におい
    て、 前記リセット値と所定の値をテープ速度を表わすCTL
    信号を用いて次々に形成して前記第1、第2カウンタに
    与える供給回路を設けるとともに、該供給回路が、 CTL信号に同期したロードパルス及びラッチパルスを
    形成するパルス作成回路と、 入力クロックをスピードモード情報に応じた周期のクロ
    ックに変えて出力するクロック回路と、 前記クロック回路からのクロックを前記ロードパルスの
    入力によってカウント開始する第3カウンタと、 前記第3カウンタの出力を前記ラッチパルスによってラ
    ッチするラッチ回路とを備え、 前記ラッチ回路の出力を前記リセット信号及び所定の値
    とすることを特徴とするVTRのサーボ回路。
  4. 【請求項4】前記供給回路が、前記ラッチ回路の出力と
    別途与えられるスピードモード情報に基いて演算してリ
    セット値及び前記所定の値とする演算回路を備えて成る
    ことを特徴とする請求項3に記載のVTRのサーボ回
    路。
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