JPH0199253A - メモリ−回路素子 - Google Patents

メモリ−回路素子

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JPH0199253A
JPH0199253A JP62257702A JP25770287A JPH0199253A JP H0199253 A JPH0199253 A JP H0199253A JP 62257702 A JP62257702 A JP 62257702A JP 25770287 A JP25770287 A JP 25770287A JP H0199253 A JPH0199253 A JP H0199253A
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JP
Japan
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layer
type
emitter
transistor
conductivity type
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Application number
JP62257702A
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JPH0727972B2 (ja
Inventor
Tsutomu Akashi
勉 明石
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0199253A publication Critical patent/JPH0199253A/ja
Publication of JPH0727972B2 publication Critical patent/JPH0727972B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2つのnpn (又はPNP)型トランジスタ
のフリップフロップ回路とPNP (又はnpn)型ト
ランジスタの負荷とからなる回路を単位メモリーセルと
するメモリー回路素子に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の2つのnpn型トランジスタよりなるフ
リップフロップ回路とPNP型トランジスタよりなる負
荷とからなる回路を単位メモリーセルとするメモリー回
路素子の一例の断面図を示す、この素子は、p型シリコ
ン基板1上にn型高濃度埋込層2を設け、この埋込層2
上にn−シリコンエピタキシャル層4、p型領域(3,
5>n型領域(6,7)を形成し、絶縁層9を設けてい
る。フリップフロップ回路となるnpn)ランジスタは
、エミツタ層6、コレクタ層4およびベース層5からな
り、ホールド用エミツタ層7が設けられ、負荷となるn
pn)ランジスタはエミツタ層3、ベース層4、コレク
タ層5とから構成される。
図において、選択されたセルの負荷のPNP型トランジ
スタのP型エミッタ3より注入された正孔10がフリッ
プフロップを形成するnpn型トランジスタのp型ベー
ス5へ達することになり、npn型トランジスタをON
とし、メモリ素子(セル)はアドレスアクセスされた状
態となる。
第3図は第2図のアドレスアクセスされた状態でのPN
P型トランジスタ負荷セルの等価回路図を示す。図にお
いて、トランジスタQ1がON状態にあり、トランジス
タQ2がOFF状態にあり、フリップフロップとして1
ビツト情報を記憶している。この状態のセルに情報の書
き込みを行なうことは、トランジスタQlをON状態か
らOFF状態へ、トランジスタQ2をOFF状態からO
N状態へと変換することにより、セルのフリップフロッ
プ状態を反転することを意味する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、第2図を第3図のトランジスタQ1(ON状態
)の断面図と見做した場合、PNP型トランジスタのエ
ミッタ直下に注入された正孔はn型エピタキシャル領域
(PNP型トランジスタのベース領域又はnpn型トラ
ンジスタのコレクタ領域4に蓄積され、蓄積された正孔
がnpn型トランジスダのベース領域5へと達する間は
、トランジスタQlがON状態を続けるため、セルの反
転が遅れる。これはメモリー回路における書き込みパル
ス幅TWPの増大となり、メモリー回路の特性上の大き
な欠点となる。
本発明の目的は、このような問題を解決し、負荷PNP
)ランジスタのエミッタ直下のn型エピタキシャルシリ
コン領域にライフタイムキラー(トラップ順位)を導入
することにより、蓄積されたホールの寿命(ライフタイ
ム)を短くしてセルの反転を早め、書き込みパルス幅T
’wpを短縮したメモリー回路素子を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、一対の第1型バイポーラトランジスタ
の第1導電型のコレクタと第2導電型のベースとを相互
にたすきがけに配置してなるフリップフロップ回路と、
前記第1型バイポーラトランジスタの第1導電型コレク
タ領域と第2導電型ベース領域をそれぞれ第1導電型ベ
ース領域と第2導電型コレクタ領域とする第2型バイポ
ーラトランジスタの負荷とから単位メモリーを有するメ
モリー回路素子において、前記負荷トランジスタの第2
導電型のエミッタ領域直下の第1導電型ペース領域に電
荷担体を補捉するトラップ準位の領域を設けたことを特
徴とする。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。本実施例は
、従来のPNP型トランジスタのエミッタ直下に選択的
にライフタイムキラー(トラップ準位)領域8を設けた
ことを特徴とする。従来の一メモリーセルにおいては、
PNP型トランジスタのエミツタ層2より注入されたホ
ールが、n型エピタキシャル9932層4に蓄積されて
いたが、本実施例では、PNP型トランジスタのエミッ
タ直下にライフタイムキラーとなりホールを補捉するト
ラップ準位領域8を導入することにより、n型エピタキ
シャル9932層4へ蓄積されたホールのライフタイム
を短かくし、セルの反転を早め、ひいては、書き込みパ
ルス幅特性を改善することになる。
本実施例はライフタイムキラー領域8としてフッ素イオ
ンをイオン注入により、n型エピタキシャル9932層
4のp型エミッタ3の直下へ導入している。このフッ素
イオンを導入することにより、シリコン層4中に結晶欠
陥が誘発され、これがライフタイムキラーとて働き、蓄
積ホールのライフタイムを短縮させセルの反転を早める
ことが可能となる。
なお、他の実施例として、導入するライフタイムキラー
領域8に酸素イオンを使用することもできる。前記所定
の位置に酸素イオンを導入した後、熱処理を加えること
により、PNP型トランジスタのエミッタの直下にシリ
コン酸化膜を部分的に含有した層を形成することができ
る。従って、同様にn型エピタキシャル9932層4へ
蓄積されたホールのライフタイムを短かくすることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、メモリーセルの負荷であ
るPNP型トランジスタのエミッタ直下のn型シリコン
エピタキシャル層に選択的にライフタイムキラー層(ト
ラップ準位領域)を設けることにより、p型エミッタよ
り注入され、n型エピタキシャルシリコン層に蓄積され
ているホールのライフタイムを短縮することが出来、フ
リップフロップのON状態のトランジスタをオフ状態に
するセルの反転が早くなり、メモリー回路の特性である
書き込みパルスを高速動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来のメ
モリー回路素子の一例の断面図、第3図は第2図のPN
P負荷型フリップフロップの回路図である。 1・・・P型シリコン基板、2・・・n型高能度埋込層
、3・・・負荷トランジスタのエミッタ(PNP)、4
・・・n−シリコンエピタキシャル層、5・・・コレク
タ(PNP)、ベース(npn)、6=読み出し/書き
込み用エミッタ(npn)、7・・・ホールド用エミッ
タ(npn)、8・・・トラップ準位領域、9・・・絶
縁層、10・・・正孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一対の第1型バイポーラトランジスタの第1導電型の
    コレクタと第2導電型のベースとを相互にたすきがけに
    配置してなるフリップフロップ回路と、前記第1型バイ
    ポーラトランジスタの第1導電型コレクタ領域と第2導
    電型ベース領域をそれぞれ第1導電型ベース領域と第2
    導電型コレクタ領域とする第2型バイポーラトランジス
    タの負荷とからなる単位メモリーを有するメモリー回路
    素子において、前記負荷トランジスタの第2導電型のエ
    ミッタ領域直下の第1導電型ベース領域に電荷担体を補
    捉するトラップ準位の領域を設けたことを特徴とするメ
    モリー回路素子。
JP62257702A 1987-10-12 1987-10-12 メモリ−回路素子 Expired - Lifetime JPH0727972B2 (ja)

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JP62257702A JPH0727972B2 (ja) 1987-10-12 1987-10-12 メモリ−回路素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004077570A1 (ja) * 2003-02-26 2004-09-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. バイポーラトランジスタおよび集積回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004077570A1 (ja) * 2003-02-26 2004-09-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. バイポーラトランジスタおよび集積回路装置

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