JPH0727972B2 - メモリ−回路素子 - Google Patents

メモリ−回路素子

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JPH0727972B2
JPH0727972B2 JP62257702A JP25770287A JPH0727972B2 JP H0727972 B2 JPH0727972 B2 JP H0727972B2 JP 62257702 A JP62257702 A JP 62257702A JP 25770287 A JP25770287 A JP 25770287A JP H0727972 B2 JPH0727972 B2 JP H0727972B2
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JP
Japan
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transistor
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conductivity type
layer
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JP62257702A
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勉 明石
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は2つのnpn(又はPNP)型トランジスタのフリッ
プフロップ回路とPNP(又はnpn)型トランジスタの負荷
とからなる回路を単位メモリーセルとするメモリー回路
素子に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の2つのnpn型トランジスタよりなるフリ
ップフロップ回路とPNP型トランジスタよりなる負荷と
からなる回路を単位メモリーセルとするメモリー回路素
子の一例の断面図を示す。この素子は、p型シリコン基
板1上にn型高濃度埋込層2を設け、この埋込層2上に
n−シリコンエピタキシャル層4、p型領域(3,5)n
型領域(6,7)を形成し、絶縁層9を設けている。フリ
ップフロップ回路となるnpnトランジスタは、エミッタ
層6、コレクタ層4およびベース層5からなり、ホール
ド用エミッタ層7が設けられ、負荷となるnpnトランジ
スタはエミッタ層3、ベース層4、コレクタ層5とから
構成される。
図において、選択されたセルの負荷のPNP型トランジス
タのP型エミッタ3より注入された正孔10がフリップフ
ロップを形成するnpn型トランジスタのp型ベース5ヘ
達することになり、npn型トランジスタをONとし、メモ
リ素子(セル)はアドレスアクセスされた状態となる。
第3図は第2図のアドレスアクセスされた状態でのPNP
型トランジスタ負荷セルの等価回路図を示す。図におい
て、トランジスタQ1がON状態にあり、トランジスタQ2
OFF状態にあり、フリップフロップとして1ビット情報
を記憶している。この状態のセルに情報の書き込みを行
なうことは、トランジスタQ1をON状態からOFF状態へ、
トランジスタQ2をOFF状態からON状態へと変換すること
により、セルのフリップフロップ状態を反転することを
意味する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、第2図を第3図のトランジスタQ1(ON状態)の
断面図と見倣した場合、PNP型トランジスタのエミッタ
直下に注入された正孔はn型エピタキシャル領域(PNP
型トランジスタのベース領域又はnpn型トランジスタの
コレクタ領域4に蓄積され、蓄積された正孔がnpn型ト
ランジスタのベース領域5へと達する間は、トランジス
タQ1がON状態を続けるため、セルの反転が遅れる。これ
はメモリー回路における書き込みパルス幅TWPの増大と
なり、メモリー回路の特性上の大きな欠点となる。
本発明の目的は、このような問題を解決し、負荷PNPト
ランジスタのエミッタ直下のn型エピタキシャルシリコ
ン領域にライフタイムキラー(トラップ順位)を導入す
ることにより、蓄積されたホールの寿命(ライフタイ
ム)を短くしてセルの反転を早め、書き込みパルス幅T
WPを短縮したメモリー回路素子を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、一対の第1型バイポーラトランジスタ
の第1導電型のコレクタと第2導電型のベースとを相互
にたすきがけに配置してなるフリップフロップ回路と、
前記第1型バイポーラトランジスタの第1導電型コレク
タ領域と第2導電型ベース領域をそれぞれ第1導電型ベ
ース領域と第2導電型コレクタ領域とする第2型バイポ
ーラトランジスタの負荷とから単位メモリーを有するメ
モリー回路素子において、前記負荷トランジスタの第2
導電型のエミッタ領域直下の第1導電型ベース領域に電
荷担体を補捉するトラップ準位の領域を設けたことを特
徴とする。
〔実施例〕
以下、図面により本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。本実施例
は、従来のPNP型トランジスタのエミッタ直下に選択的
にライフタイムキラー(トラップ準位)領域8を設けた
ことを特徴とする。従来のメモリーセルにおいては、PN
P型トランジスタのエミッタ層2より注入されたホール
が、n型エピタキシャルシリコン層4に蓄積されていた
が、本実施例では、PNP型トランジスタのエミッタ直下
にライフタイムキラーとなりホールを補捉するトラップ
準位領域8を導入することにより、n型エピタキシャル
シリコン層4へ蓄積されたホールのライフタイムを短か
くし、セルの反転を早め、ひいては、書き込みパルス幅
特性を改善することになる。
本実施例はライフタイムキラー領域8としてフッ素イオ
ンをイオン注入により、n型エピタキシャルシリコン層
4のp型エミッタ3の直下へ導入している。このフッ素
イオンを導入することにより、シリコン層4中に結晶欠
陥が誘発され、これがライフタイムキラーとて働き、蓄
積ホールのライフタイムを短縮させセルの反転を早める
ことが可能となる。
なお、他の実施例として、導入するライフタイムキラー
領域8に酸素イオンを使用することもできる。前記所定
の位置に酸素イオンを導入した後、熱処理を加えること
により、PNP型トランジスタのエミッタの直下にシリコ
ン酸化膜を部分的に含有した層を形成することができ
る。従って、同様にn型エピタキシャルシリコン層4へ
蓄積されたホールのライフタイムを短かくすることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、メモリーセルの負荷であ
るPNP型トランジスタのエミッタ直下のn型シリコンエ
ピタキシャル層に選択的にライフタイムキラー層(トラ
ップ準位領域)を設けることにより、p型エミッタより
注入され、n型エピタキシャルシリコン層に蓄積されて
いるホールのライフタイムを短縮することが出来、フリ
ップフロップのON状態のトランジスタをオフ状態にする
セルの反転が早くなり、メモリー回路の特性である書き
込みパルスを高速動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来のメ
モリー回路素子の一例の断面図、第3図は第2図のPNP
負荷型フリップフロップの回路図である。 1…P型シリコン基板、2…n型高能度埋込層、3…負
荷トランジスタのエミッタ(PNP)、4…n−シリコン
エピタキシャル層、5…コレクタ(PNP)、ベース(np
n)、6…読み出し/書き込み用エミッタ(npn)、7…
ホールド用エミッタ(npn)、8…トラップ準位領域、
9…絶縁層、10…正孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の第1型バイポーラトランジスタの第
    1導電型のコレクタと第2導電型のベースとを相互にた
    すきがけに配置してなるフリップフロップ回路と、前記
    第1型バイポーラトランジスタの第1導電型コレクタ領
    域と第2導電型ベース領域をそれぞれ第1導電型ベース
    領域と第2導電型コレクタ領域とする第2型バイポーラ
    トランジスタの負荷とからなる単位メモリーを有するメ
    モリー回路素子において、前記負荷トランジスタの第2
    導電型のエミッタ領域直下の第1導電型ベース領域に電
    荷担体を補捉するトラップ準位の領域を設けたことを特
    徴とするメモリー回路素子。
JP62257702A 1987-10-12 1987-10-12 メモリ−回路素子 Expired - Lifetime JPH0727972B2 (ja)

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JPH0199253A JPH0199253A (ja) 1989-04-18
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