JP2952828B2 - 半導体装置及び同装置を用いた記憶素子 - Google Patents

半導体装置及び同装置を用いた記憶素子

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JP2952828B2 JP25546989A JP25546989A JP2952828B2 JP 2952828 B2 JP2952828 B2 JP 2952828B2 JP 25546989 A JP25546989 A JP 25546989A JP 25546989 A JP25546989 A JP 25546989A JP 2952828 B2 JP2952828 B2 JP 2952828B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、トンネル効果による負性抵抗特性と増幅
作用を兼備する半導体装置及び、同装置を備えたフリッ
プフロップに関する。
(従来の技術) 二電極間に負性抵抗特性を有する半導体装置として
は、例えば、トンネルダイオードや共鳴トンネルダイオ
ードがある。これらの素子を用いれば、通常のMOSFET
(MOS構造電界効果型トランジスタ)などを用いる場合
よりも、少数の構成素子により、フリップフロップを実
現できる。
しかしながら、トンネルダイオード、共鳴トンネルダ
イオード共に増幅特性を備えていないので、これらの素
子を用いたフリップフロップを高集積化するためには、
次の問題を解決する必要がある。
まず、フリップフロップにデータを保持するために必
要な保持電流は、トンネルダイオードの電圧電流特性と
負荷抵抗により決定されるので、消費電力を増加させず
に高集積化するためには、この保持電流を小さく抑える
必要がある。また、フリップフロップの保持データを外
部へ出力するためには、出力信号線の浮遊容量等の容量
成分を充電したり、逆に放電したりする必要がある。こ
のために電流はトンネルダイオードに流れる電流で規定
されるので、保持データを高速に読み出すためには、ト
ンネルダイオードの電流は大きい方がよい。
このような問題点を解決するためには、負性抵抗特性
を有し、さらに、増幅特性をも備えた半導体装置が必要
となる。
このような特性をもつ素子としては、例えば、共鳴ト
ンネリングトランジスタが従来から知られている。この
素子はベース・エミッタに超格子層からなる共鳴トンネ
ルダイオードが形成されている。しかしながら、このよ
うな素子は、GaAsなどの化合物半導体基板を用いて、MB
E(分子線エピタキシー法)などの方法により製造しな
ければならない。このため、高集積化、量産化には不向
であった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、負性抵抗特性と増幅特性をともに備
え、高集積化、量産化に優れているシリコン基板を用い
て製造できる半導体装置は、従来にあっては存在しなか
った。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、負性抵抗特性と増幅特性
を兼備して、高集積化、量産化に優れた半導体装置及
び、この半導体装置を備えたフリップフロップを提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
第1導電型の半導体基板上に形成された第2導電型のコ
レクタ領域と、前記コレクタ領域中にイオン注入により
形成された第1導電型のベース領域と、前記ベース領域
中にイオン注入により不純物が高濃度に導入されて形成
された第2導電型のエミッタ領域とを備え、前記ベース
領域は、前記コレクタ領域と前記エミッタ領域間を流れ
る電流を制御し、前記ベース領域における前記エミッタ
領域に接する一部ベース領域は、他のベース領域に比し
て不純物が高濃度に導入され、前記一部ベース領域と前
記エミッタ領域との間で縮退状態となる接合を形成して
なることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の第1の半
導体装置と、エミッタ端子が前記請求項1記載の第1の
半導体装置をベース端子に接続され、前記請求項1記載
の第1の半導体装置のベース電位に双安定状態に設定す
る負荷素子となる前記請求項1記載の第2の半導体装置
を備え、前記請求項1記載の第1の半導体装置のベース
電位の双安定状態としてデータを記憶してなることを特
徴とする。
(作用) 上記一方の構成において、この発明の一態様は、一部
ベース領域とエミッタ領域との接合においてトンネルダ
イオードを形成し、他のベース領域及びコレクタ領域と
エミッタ領域とでバイポーラトランジスタを形成するよ
うにしている。
一方、上記他方の構成において、この発明の他の態様
は、上記一方の構成におけるベース領域に双安定状態を
とるベース電位の何れか一方を選択的に与え、安定状態
のベース電位の違いをコレクタ電流の違いとして外部に
読出すようにしている。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体装置を構
造を示す断面図である。
第1図において、P型化されたシリコンの半導体基板
1上には、n型の不純物領域からなるコレクタ領域2が
形成されており、このコレクタ領域2と基板1との間に
は、n+型の不純物領域からなる埋込みコレクタ領域3
が、コレクタ領域2と基板1の間に埋込まれるようにし
て形成されている。
コレクタ領域2中には、その表層部に例えば1020cm-3
以上の高濃度にP型の不純物が導入されたP+型の不純物
領域からなる高濃度ベース領域4と、比較的濃度の低い
P型の不純物領域からなるベース領域5とが互いに隣接
して形成されている。また、コレクタ領域2には、表面
から埋込みコレクタ領域3に達するn+型の不純物領域か
らなり、埋込みコレクタ領域3とコレクタ電極(図示せ
ず)を接続するコレクタコンタクト領域6が形成されて
いる。
高濃度ベース領域4及びベース領域5中には、その表
層部の両領域に含まれるように、例えば1020cm-3以上の
高濃度にn部の不純物が導入されたn+型の不純物領域か
らなるエミッタ領域7が形成されている。
このような構造において、高濃度ベース領域4とエミ
ッタ領域7とでは、1020cm-3以上の不純物濃度からなる
PN接合を形成している。これにより、高濃度ベース領域
4とエミッタ領域7とで、トンネル特性(負性抵抗特
性)を呈するトンネルダイオードが形成されることにな
る。
一方、エミッタ領域7とベース領域5とでPN接合が形
成され、通常のダイオードとして動作するが、同時にエ
ミッタ領域7/高濃度ベース領域4,ベース領域5/コレクタ
領域2で増幅特性を有するNPN型のバイポーラトランジ
スタとして動作することになる。
ここで、ベース領域として、高濃度ベース領域4だけ
でなく比較的低濃度のベース領域5があるために、上述
したボイポーラトランジスタを動作させた場合に、十分
な増幅利得を得ることが可能となる。また、エミッタ領
域7をトンネルダイオードの一方の接合とするために、
1020cm-3以上の高濃度に不純物を導入しているが、通常
のバイポーラトランジスタのエミッタ領域であってもこ
の程度の不純物濃度を有しているので、上述したバイポ
ーラトランジスタの特性に影響を与えることなく、トン
ネルダイオードを形成することが可能となる。
以上述べたように、第1図に示した構造にあっては、
通常のバイポーラトランジスタの構造に比べて、ベース
領域の一部の不純物濃度を高濃度にすることにより、第
2図の等価回路に示すように、負性抵抗特性を有するト
ンネルダイオード8と増幅作用を有する、バイポーラト
ランジスタ9からなる半導体装置を実現することができ
る。
ここで、通常のトンネルダイオードと通常のバイポー
ラトランジスタを半導体基板上に別々に形成し、ダイオ
ードのアノードとトランジスタのベースおよびダイオー
ドのカソードとトランジスタのエミッタを電気的に接続
すれば同様の特性を持つ素子を製造することができる。
しかしながら、素子の子形化、微細化の観点からは、上
述した構造から明らかなように、この発明の方が優れて
いる。
次に、上記した構造の半導体装置の一製造方法を、第
3図に示す製造工程断面図を用いて説明する。
まず、通常用いられているバイポーラトランジスタと
同様の工程により、p型シリコン基板1上に、不純物濃
度を1016cm-3程度とするコレクタ領域2、不純物濃度を
1020cm-3程度とする埋込みコレクタ領域3及び、コレク
タコンタクト領域6を形成する(第3図(a))。
次に、第1のレジスト10を全面に塗布した後パターニ
ングし、パターニングされた第1のレジスト10をマスク
として、n型の不純物として例えばひ素をドーズ量1×
1016cm-2程度、注入エネルギー30keV程度でイオン注入
する。その後、例えば温度900℃で60分間の熱処理を行
なう。これにより、1020cm-3以上の高濃度のエミッタ領
域7を形成する(第3図(b))。
次に、第1のレジスト10を除去した後、第2のレジス
ト11を全面に塗布した後パターニングし、パターニング
された第2のレジスト11をマスクとして、p型の不純物
として例えばボロンをドーズ量5×1013cm-2程度、注入
エネルギー40keV程度でイオン注入する(第3図
(c))。
次に、第2のレジスト11を除去した後、第3のレジス
ト12を全面に塗布した後パターニングし、パターニング
された第3のレジストをマスクとして、p型の不純物と
して例えばボロンをドーズ量5×1015cmP2程度、注入エ
ネルギー30keV程度でイオン注入する。その後、例えば
温度900℃で30分間の熱処理を行う。これにより、エミ
ッタ領域7の周囲を囲むように、1020cm-3以上の濃度の
高濃度ベース領域4と、比較的低濃度のベース領域5を
隣接してコレクタ領域2中に形成する(第3図
(d))。
次に、第3のレジスタ12を除去して、第1図に示した
構造が得られる。
次に、このようにして得られる半導体装置を用いたフ
リップフロップについて説明する。
第4図は第1図に示した半導体装置を用いたフリップ
フロップの原理を説明するための回路図である。
第4図に示すように、このフリップフロップは、半導
体装置13のベース端子に負荷抵抗素子14を挟んで定電圧
電源から定電圧Voを供給するように構成されている。こ
のような構成にあっては、負荷抵抗素子14を適切に選択
することによって、第5図に示すように二つの安定点
A、Bをベース電位に持たせることができる。ベース端
子と負荷抵抗素子14の接続点15にVA程度のパルス電圧を
印加すると、現在の安定点に依存せず接続点15は第5図
に示すA点で安定する。同様に、接続点15にVB程度のパ
ルス電圧を印加するとB点で安定する。これらの動作は
フリップフロップへのデータの書き込み動作に相当す
る。
次に、データの読み出しはコレクタ電流を用いて行な
われる。安定点のA点とB点は、第5図に示すようにベ
ース・エミッタ間電圧が異なり、ベース電流はA点の方
がB点より大きい。これはベース・エミッタ間のp+n+
合のトンネルダイオードの特性によるものであり、ベー
ス電流の内、pn+接合による成分を比べると、B点の方
がA点より大きい。また、ベース・エミッタ間のp+n+
合に流れる電流は、トランジスタ動作にほとんど影響を
与えないので、npnトランジスタのコレクタ電流はB点
で安定している場合の方が大きい。
一方、npnトランジスタの電流増幅作用により、安定
点におけるコレクタ電流の差(ID−IC)は、ベース電流
の差(IA−IB)より非常に大きい。このため、このコレ
クタ電流の大きな差により、A点かB点のどちらで安定
しているかということがわかり、これがデータの読み出
しに相当する。
ここで、コレクタ電流がベースに与える影響は少ない
ので、データ読み出し時に書き込まれていたデータを書
き替えてしまうことはなく、SRAM(Static Random Ac
cess Memory)のメモリセルとして好適である。このよ
うに、通常のトランジスタを用いてフリップフロップを
構成する場合に比べて、少ない数の素子で実現でき、フ
リップフロップの小型化を図ることができる。
次に、データを外部に読み出すためには、浮遊容量な
どの出力信号線上の容量を充電または放電する必要があ
るが、この充放電はコレクタ電流により行なわれる。コ
レクタ電流はベース電流に比べると極めて大きいため、
単なるトンネルダイオードによりフリップフロップを構
成した場合に比べて高速な読み出し動作が可能となる。
また、データ保持に必要な消費電力はベース電流IA
IBで決まり、読み出しに必要な時間はコレクタ電流ID
決まる。このため、読み出し動作を高速にしたままベー
ス電流IAとIBを小さくすることができるので、低消費電
力を達成することができる。
ここでは、定電圧電源と定抵抗素子14を負荷として用
いた構成について説明したが、第6図に示すように、定
電圧電源とトンネルダイオード16を用いると、第7図の
ような双安定点を持たせることができる。また、第8図
に示すように定電流電源を用いると、第9図のような双
安定点を持たせることができる。したがって、このよう
な構成を用いてフリップフロップを構成することもでき
る。
第10図は上述したフリップフロップの具体的な回路構
成を示す回路図である。
第10図において、フリップフロップは、上記実施例で
説明した半導体装置13の負荷素子として、この半導体装
置のベース端子とコレクタ端子を接続してトンネルダイ
オード18として機能させるようにしたものを用いてい
る。このトンネルダイオード18は、定電圧電源とベース
端子19との間に接続されている。
半導体装置13は、そのベース端子19が、書込みワード
線20にゲート端子が接続されている書込み用のスイッチ
ング素子21を介して書込み信号線22に接続されている。
また、半導体装置13は、そのコレクタ端子23が、読出し
ワード線24にゲート端子が接続されている読出し用のス
イッチング素子25を介して読出し信号線26に接続されて
いる。ここで、定電圧電源の電源レベルVoを適切に選択
することにより、第7図に示したように、ベース電位は
双安定状態(A、B)をとることになる。
このような構成において、書き込みワード線20の電位
がロウレベル状態の場合は、書き込み用のスイッチング
素子21はオフ状態であり、ベース端子19は第7図のA点
かB点に相当するいずれかの安定点にある。このような
状態にあって、書き込みワード線20にパルス信号を印加
すると、書き込み用のスイッチング素子21はオン状態と
なった後オフ状態に戻る。この時に、書き込み信号線22
の電位に応じて、ベース端子19の安定点が決定され、デ
ータの書込みが行なわれる。
次にデータを読み出す場合は、まず、読み出し信号線
26に所定の電圧を印加して、読み出し信号線26の浮遊容
量27を充電する。この後、読み出しワード線24の電位を
ハイレベル状態にして、読み出し用のスイッチング素子
25をオン状態にする。
これにより、コレクタ電流が流れるが、ベース端子19
の安定点に応じてコレクタ電流が異なるので、読み出し
信号線26の電位の時間変化はベース端子19の安定点に応
じて異なる。即ち、読み出し用のスイッチング素子25を
オン状態として、所定時間が経過した後の読み出し信号
線26の電位が所定値以上であれば、ベース端子19は第7
図のA点に相当する安定点にあることがわかる。
逆に、所定値以下であれば、ベース端子19はB点に相
当する安定点にあることがわかる。読み出しが終了した
後は、読み出しワード線26の電位をロウレベル状態にし
て読み出し用のスイッチング素子25をオフ状態とする。
この読み出しの間、ベース端子19の安定点が変化するこ
とはない。
このように、ベース電位の双安定状態として書込まれ
たデータが、読出し信号線26の電位の違いとして読出さ
れる。
このようなフリップフロップを2次元配列することに
より、半導体記憶装置における記憶部を従来に比して少
ない占有面積で構成することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の一方によれば、ベー
ス領域の一部とエミッタ領域との接合によりトンネルダ
イオードを形成し、ベース領域の他の領域とエミッタ領
域及びコレクタ領域とでバイポーラトランジスタを形成
するようにしたので、負性抵抗特性と増幅機能を兼備
し、高集積化、量産性に優れた半導体装置を提供するこ
とがでる。
一方、この発明の他方によれば、上記した負性抵抗特
性と増幅機能を兼備した半導体装置におけるベース領域
に、外部から双安定状態をとるベース電位を選択的に与
えるようにしたので、ベース電位として与えられた双安
定状態をコレクタ電流の違いとして区別して読出すこと
が可能となり、これにより、高集積化、量産性に優れた
フリップフロップを提供することができる。
また、このフリップフロップをメモリセルとして使用
することによって、半導体記憶装置の小型大容量化を実
現することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体装置の構造
を示す断面図、第2図は第1図に示す装置の等価回路を
示す図、第3図は第1図に示す装置の製造方法を示す工
程断面図、第4図は第1図に示す装置を用いたフリップ
フロップの原理を説明するための回路図、第5図はフリ
ップフロップの動作説明図、第6図及び第8図はフリッ
プフロップの他の構成を示す回路図、第7図及び第9図
はそれぞれ第6図及び第8図に対応したフリップフロッ
プの特性図、第10図はフリップフロップの具体的な構成
を示す回路図である。 1……半導体基板、2……コレクタ領域、 3……埋込みコレクタ領域、 4……高濃度ベース領域、5……ベース領域、 6……コンタクコレクタ領域、 7……エミッタ領域、 8……トンネルダイオード、 9……バイポーラトランジスタ、 10、11、12……レジスト、 13……半導体装置、14……定抵抗素子、 16……トンネルダイオード、 17……定電流電源、 20……書込みワード線、 21……書込み用のスイッチング素子、 22……書込み信号線、 24……読出しワード線、 25……読出し用のスイッチング素子、 26……読出し信号線。
フロントページの続き (72)発明者 谷本 弘吉 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式 会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−295454(JP,A) 特開 平2−71553(JP,A) 特公 昭40−21661(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/33 - 21/331 H01L 29/68 - 29/73

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板上に形成された第
    2導電型のコレクタ領域と、前記コレクタ領域中にイオ
    ン注入により形成された第1導電型のベース領域と、 前記ベース領域中にイオン注入により不純物が高濃度に
    導入されて形成された第2導電型のエミッタ領域とを備
    え、 前記ベース領域は、前記コレクタ領域と前記エミッタ領
    域間を流れる電流を制御し、前記ベース領域における前
    記エミッタ領域に接する一部ベース領域は、他のベース
    領域に比して不純物が高濃度に導入され、前記一部ベー
    ス領域と前記エミッタ領域との間で負性抵抗特性を有す
    るトンネルダイオードを形成してなる ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の第1の半導体装置と、 エミッタ端子が前記請求項1記載の第1の半導体装置の
    ベース端子に接続され、前記請求項1記載の第1の半導
    体装置のベース電位に双安定状態を設定する負荷素子と
    なる前記請求項1記載の第2の半導体装置を備え、 前記請求項1記載の第1の半導体装置のベース電位の双
    安定状態としてデータを記憶してなる ことを特徴とする記憶素子。
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