JPS61290755A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPS61290755A
JPS61290755A JP60131864A JP13186485A JPS61290755A JP S61290755 A JPS61290755 A JP S61290755A JP 60131864 A JP60131864 A JP 60131864A JP 13186485 A JP13186485 A JP 13186485A JP S61290755 A JPS61290755 A JP S61290755A
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JP
Japan
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memory cell
semiconductor
emitter
potential
voltage
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Pending
Application number
JP60131864A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Akimoto
秋元 一泰
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61290755A publication Critical patent/JPS61290755A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B10/00Static random access memory [SRAM] devices
    • H10B10/10SRAM devices comprising bipolar components

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  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、半導体集積回路技術さらには半導体記憶装
置に適用して特に有効な技術に関し、例えばバイポーラ
型スタティックRAMにおけるメモリセルの構成に利用
して有効な技術に関する。
[背景技術] 例えばバイポーラ・トランジスタからなるスタティック
RAM (ランダム・アクセス・メモリ)におけるメモ
リセルの構成として1例えば第4図に示すようなエミッ
タ結合形のメモリセルがある(特願昭58−15155
1号)。
このメモリセルは、負荷抵抗R1,R2と並列にショッ
トキ・バリヤ・ダイオード5BDI−5BD2が接続さ
れているため、順方向抵抗の小さなショットキ・バリヤ
・ダイオードによって読出し電流のバイパス経路が形成
される。そのため、読出し電流IRを大きくすることが
でき、これによって高速読出しが可能である。
また、このメモリセルは、セル内のノードn1en2の
電位Vc(+、Vc1と読出し電流IRとの関係が第5
図に示すような特性を示し、保持状態+のV c 1と
Vcmとの電位差ΔVaは、ショットキ・バリヤ・ダイ
オード5BDI、5BD2の順方向電圧Y7 、で決定
される。この電位差ΔVaが大きいほどメモリセルのマ
ージンが高く、ノイズやα線によるセル状態の反転が起
きに<<、保持状態の安定度が高い。
しかしながら、上記構成のメモリセルにあっては、読出
し時に読出し電流IRを流すとノードn1.n2の電位
vcQ、VC1がしだいに下がって行く。そのときの高
電位側の電位Vc1は、ショットキ・バリヤ・ダイオー
ドの順方向電圧vFで決定される。しかるに、この電位
Vcl  (第5図のΔvb)が大きいと、ワード線が
選択レベルから非選択レベルに変化したとき、カレント
ホッギング現象によって、共通のワード線および電流ス
タンバイ線STに接続されている他のメモリセル(×半
選択メモリセル)に比べて保持電流が流れにくくなって
1元の保持状態の電位に戻りにくいという不都合がある
つまり、第5図に示す保持状態での電位差ΔVaは大き
いほどマージンが高く、また読出し時の電位差Δvbが
小さいほど保持状態への復帰が速やかに行なわれる。と
ころが、上述したように第4図に示すメモリセルにあっ
ては、保持状態での電位差△Vaと読出し時の電位差Δ
vbはともにショットキ・バリヤ・ダイオードの順方向
電圧V2によって決まってしまう。そのため、セルマー
ジンを大きくすべく、保持状態での電位差ΔVaを大き
くすると、読出し時の電位差Δvbも大きくなってしま
い、逆に読出し時の電位差Δvbを小さくすると保持状
態での電位差ΔVaも小さくなってマージンが低下して
しまうという不都合がある。
[発明の目的] この発明の目的は、エミッタ結合形メモリセルからなる
スタティックRAMにおけるメモリセルのマージンを拡
大し、耐α線強度を向上させることができるような半導
体集積回路技術を提供することにある。
この発明の他の目的は、エミッタ結合形メモリセルから
なるスタティックRAMにおけるデータ書込み時間を短
縮できるような半導体集積回路技術を提供することにあ
る。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明側書の記述および添附図面から明かにな
るであろう。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、エミッタ結合形メモリセルを構成する負荷抵
抗を低濃度半導体領域で形成し、この低濃度半導体領域
には絶縁膜を介して導電層を対向させ、この導電層には
適当な制御回路で形成した電圧を印加させるようにする
ことによって、負荷抵抗を電界効果型トランジスタのよ
うに動作させて、読出し時および書込み時には保持状態
に比べて負荷抵抗の抵抗値がMOS効果によって下がる
ようにゲート電圧を制御し、これによって、保持状態で
のメモリセル内のノードの電位差(Vcl−Vcm)を
大きくし、かつ読出し時の高電位側ノードの電位CVc
x)を小さくできるよう、にして、メモリセルのマージ
ンを拡大し、耐α線強度を向上させるとともに、書込み
時には負荷抵抗の抵抗値を更に下げてやることにより書
込み時間の短縮を図るという上記目的を達成するもので
ある。
[実施例] 第1図は、本発明をエミッタ結合形メモリセルからなる
スタティックRAMに適用した場合の要部の回路構成の
一実施例を示す。
メモリセルMCは、その一つが具体的回路として示され
ているように、ベース、コレクタ間が互いに交差的に結
線された駆動トランジスタQ、。
Q2と、ワード線Wと駆動トランジスタQl、Q2のコ
レクタ端子間に接続された負荷抵抗R1゜R2と、この
負荷抵抗R1,R2と並列に接続されたショットキ・バ
リヤ・ダイオード5BD1゜5BD2およびこれと直列
接続さ九た抵抗R3゜R4とによって、フリップフロッ
プ回路に構成されている。
上記駆動トランジスタQx、Q2は、特に制限されない
が、マルチ・エミッタ構造とされ、一方のエミッタは共
通化されてスタンバイ電流Istを流す定電流源11に
接続されている。上記トランジスタQl、Q2の他方の
エミッタは、それぞれ一対のデータ線(もしくはディジ
ット線)D。
百に接続されている。
上記トランジスタQl、Q2のコレクタに、負荷抵抗R
1、R2と並列にショットキ・バリヤ・ダイオード5B
DI、5BD2および抵抗R3゜R4を接続してなるメ
モリセル構造については、本出願人によって既に提案さ
れている。このようなメモリセル構造を採ることによっ
て、スタンバイ時(保持状態)における保持電流Ist
の微小化と読出しの高速化が可能にされている。
すなわち、抵抗R3,R4のない構造のメモリセルでは
、読出し速度を速くするため、読出し電流IRを増加さ
せると、トランジスタQ2(Ql)のコレクタ電流が増
加して低い側のノードn2(nl)の電位が下がって行
き、ある程度まで下がるとショットキ・バリヤ・ダイオ
ード5BD2(SBD、)によって電位がクランプされ
るため充分な読出しレベル差が得られなくなる。これに
対し、上記実施例のような構造のメモリセルでは、ショ
ットキ・バリヤ・ダイオード5BD1 (SBD2)と
直列に抵抗R3(R4)が接続されているため、大きな
読出し電流IRを流したときでも充分な読出しレベル差
が得られるようになる。これによって、スタンバイ電流
Istを低減して低消費電力化を図るとともに、読出し
電流1.とスタンバイ電流Istとの比を大きくして、
読出しの高速化ができるようになっている。
上記代表として示されているメモリセルMCを中心とし
て、複数個の同様なメモリセルが、上記ワード線Wを共
通として横方向に配列され、また。
縦方向にも複数個の同様なメモリセルが、データ線り、
Dを共通として配列されている。このような列2行にm
Xn個のメモリセルがマトリックス状に配置されること
により、メモリアレイM−ARYが構成されている。
代表として示された上記ワード線Wは、Xアドレスデコ
ード信号Xを受けて動作されるワード線駆動トランジス
タQxによってその選択/非選択が行なわれる。このX
アドレスデコード信号又は、図示しない適当な回路装置
から供給されるアドレス信号Axをデコードす°るXデ
コーダX−DECによって形成される。
一対のデータ線り、Dは、カラムスイッチとしてのトラ
ンジスタQ V + Q Vを介して、他のデータ線に
対しても共通に設けられた定電流源I2+I3に接続さ
れている。上記定電流源I2.I。
は、ベースに定電圧V e 2が印加され、エミッタ抵
抗Re2.R63が設けられたトランジスタQ12 t
 Q + 3により構成されている。
上記トランジスタQy+ Qyのベースには、図示しな
い上記適当な回路装置から供給されるアドレス信号Ay
をデコードするYデコーダY−DECで形成されたデコ
ード信号Yが印加されている。
この実施例では、特に制限されないが、非選択時のデー
タ線に所定のバイアス電圧を与えるために1次の回路が
設けられている。
すなわち、コレクタが接地されたトランジスタQ1oの
ベース、コレクタ間には、直列形態とされたダイオード
D10と抵抗RIQが設けられる。
そして、上記直列ダイオードDIOと抵抗R40は、上
記カラムスイッチトランジスタQ y t Q yと同
様なトランジスタQ20を介して、定電流源■4に接続
されている。上記トランジスタQIOのエミッタは、そ
れぞれ上記相補データ線り、Dに接続されている。
従って、トランジスタQ10は、マルチエミッタ構造又
はベース及びコレクタがそれぞれ共通化された2つのト
ランジスタで構成されている。
一方、上記一対のデータ線の一端(図面では上端)には
、微小定電流源I6y ISが設けられている。すなわ
ち、定電圧V B 4を受けるトランジスタQsovQ
sxとそのエミッタ抵抗Re4゜Re 6とにより、常
時微小定電流の吸い込みを行なっている。これにより、
非選択時のデータ線電位は、約ダイオードD、。の順方
向電圧VfとトランジスタQIOのベース、エミッタ電
圧VEとを加えた電圧Vyでバイアスされる。
メモリセルに保持されたデータの読出しのために、上記
一対のデータ線り、Dには、そのエミッタが結合された
電流切換スイッチトランジスタQ3、C4が設けられて
いる。二九らのトランジスタQ3.Q4のコレクタ出力
信号は、センスアンプSAの入力に伝えられる。
そして、読出し時には、上記トランジスタQsvQ4の
ベースに、書込み回路WAにおいて形成された読出し時
のメモリセル内のノードn1とR2のレベルV c □
とVclの中間の電圧V r a f 力印加される。
これによって、トランジスタQ 3eQ4が、選択され
たメモリセル内の駆動トランジスタQx−Q2とエミッ
タ結合されたカレントスイッチとして動作し、ノードn
1yn2の電位VcO,Vc1に応じていずれか一方が
オンされ。
オンされたトランジスタQ3またはC4を通してデータ
線に電流が流れ込む。他のトランジスタはオフされてい
る。これをセンスアンプSAが検出することにより、読
出しデータ信号を形成し出力する。
書込み時には、書込み回路WAからトランジスタQ3−
Q4のベースに対し、一方には基準電圧V r e f
と同じ電圧(V w s )が、また他方にはメモリセ
ル内の低い側の電圧V c □よりも低い電圧VWLが
供給され、書込みが行なわれる。
そして、この実施例では、上記のようなエミッタ結合形
メモリセルを構成する各素子が、第2図に示すようなレ
イアウトに従って配設され、各メモリセルが隣接する左
右のメモリセルと互いに噛み合うような形で密接して配
設されることにより、ワード線の方向に沿ったメモリ行
が構成される。
また、このようなメモリ行が上下方向に複数個配設され
ることにより、マトリックス状のメモリセルアレイが構
成される。
第2図において、符号5BDI、5BD2で示されてい
るのは、ショットキ・バリヤ・ダイオ−FSBDl、5
BD2の形成領域で、このショットキ・バリヤ・ダイオ
ード形成領域5BDI、5BD2の一端に、これと直交
し、かつ連続するように負荷抵抗R2,R1の形成領域
R2,R1が各々設けられている。上記ショットキ・バ
リヤ・ダイオード形成領域5BDI  (SBD2)か
ら抵抗形成領域R2(R1)の上にかけて一層目のアル
ミニウム層A11l  (−A121)が形成され、シ
ョットキ・バリヤ・ダイオード5BD1 (SBD2)
のアノード端子と抵抗R2(R1)との接続が行なわれ
ている。
抵抗形成領域R2,R1に連続して、略し字状をなすト
ランジスタQl、Q2の形成領域Ql。
C2が設けられている。このトランジスタ形成領域Ql
、Q2の上記抵抗形成領域R2,R1との隣接部分には
、ポリシリコン層PS11.PS21を介してデータ線
り、Dに接続される一方のエミッタ領域E 11 r 
E 21がそれぞれ形成されている。データ線り、Dは
、一層目のアルミニウム層により形成されている。
トランジスタ形成領域Ql、Q2の他端には、それぞれ
コレクタ引出し領域C1+ C2が設けられている。そ
して、このコレクタ引出し領域C1゜C2に隣接する反
対側のトランジスタの形成領域C2,Qx内にベース・
コンタクト六B2yB1がそれぞれ設けられている。上
記コレクタ引出し領域C1,C2は、ポリシリコン層P
S、2.PS22を介してベース・コンタクト六B2e
B1の上に形成されたベース引出し電極A l 12 
HA122に接続されている。これによって、トランジ
スタQ1とQ2のベース・コレクタの交差結合が行なわ
れる。上記ベース引出し電極A1.2゜A122は、一
層目のアルミニウム層によって形成される。
さらに、上記コレクタ引出し領域c1 (c2)とベー
ス・コンタクト六Bl  (B2)との間には第2のエ
ミッタ領域E12  (B22)が設けられている。こ
のエミッタ領域E12*E22の上には、ポリシリコン
層P S 13 y P S 23がそれぞれ形成され
、ポリシリコン層PS13とPs23とは、一層目のア
ルミニウム層A13によって互いに接続されている。C
0NTlとC0NT2はアルミニウム層A13とポリシ
リコン層Ps13PS23との接触穴である。
上記のようなレイアウトに従って形成されたメモリセル
の上方に、データ線り、Dと直交するように、二層目の
アルミニウム層からなるワード線Wとスタンバイ電流I
stが流されるスタンバイ線STとが、互いに並行して
配設される。
さらに、この実施例では、上記抵抗形成領域R2、R1
の上にポリシリコン層PS31とPS32が形成さ九、
このポリシリコン層PS31とPS32は一層目のアル
ミニウム層からなる上記データ線り、Dの下方に絶縁膜
を介して、これと平行に配設されたポリシリコン層PS
33とPS3、 4に接続されている。これによって、
第1図に破線で示すように、データ線り、Dと平行に信
号線PS33v PS34が配設され、コノ信号線ps
33+PS34には、各メモリセルMC内の負荷抵抗R
1、R2と平行に配設された上記ポリシリコン層PS3
1*PS32からなる電極が接続される。
そして、上記信号線PS 33+ P S 34には、
メモリセルアレイM−ARYの周辺に設けられた制御回
路C0NTから適当なゲート制御電圧vckが印加され
るようになっている。
なお、上記ワード線Wには、スルーホールTH1にてシ
ョットキ・バリヤ・ダイオードSBD。
(SBD2)のアノード端子としてのアルミニウム層A
111(At□1)が接続される。なお。
アルミニウム層Al21は、隣接するメモリセル内のシ
ョットキ・バリヤ・ダイオード5BD1のアルミニウム
層A111と一体に形成されることにより、ワード線W
に接続される。
一方、スタンバイ線STにはスルーホールTH2にて、
第2エミツタE12yE22の共通接続アルミニウム層
A13が接触され、エミッタE12またはB22の一方
にスタンバイ電流が流れる。
さらに、上記のようなメモリセルの周縁および対称的な
素子の境界にトレンチ・アイソレーション領域T−IS
Oが形成されて、素子間分離が行なわれている。
第3図には、第2図における■−■線に沿った断面図が
示されている。
すなわち、P型車結晶シリコンからなる半導体基板1上
に、酸化シリコン膜等をマスクにしてN型不純物を熱拡
散させることにより形成されたN1型埋込層2が設けら
れている。また、このN+型埋込層2の上には気相成長
法によりN−型、エピタキシャル層3が形成されている
。そして、メモリセルの周縁となる部分および素子領域
の境界部にトレンチ・アイソレーション領域4が形成さ
れている。
上記トレンチ・アイソレーション領域4は5例えば、半
導体基板1の主面(エピタキシャル層3の表面)に形成
した窒化シリコン膜等をマスクとして、ヒドラジンエツ
チングとドライエツチングによって基板の主面にU溝を
形成してから、U溝の内側に酸化シリコン膜等の絶縁膜
5を形成させ、しかる後、CVD法によりポリシリコン
をデポジションさせて上記各U溝内にポリシリコンロを
充填させることにより形成される。
上記のごとく、各U溝内にポリシリコンロが充填された
後は、基板表面のポリシリコンをエツチングにより除去
して平坦化してから、熱酸化を行なってポリシリコンロ
の表面に酸化シリコン膜7を形成して蓋をする。
それから、コレクタ引出し口となる部分へN型不純物の
イオン打込み、熱処理を行なってN中型コレクタ引出し
口8を形成する。次に、ベース領域となる部分へのP型
不純物のイオン打込みおよびその熱拡散と、エミッタ領
域となる部分へのN型不純物のイオン打込みおよびその
熱拡散を行なう。これによって、第2図のごとく、ベー
ス領域9とエミッタ領域10a、10bが形成され、マ
ルチエミッタ型バイポーラトランジスタQ1が構成され
る。
特に制限されないが、この実施例では、エミッタ領域1
0a直下とIOb直下のベース厚を変えることにより、
各々のhFE(直流電流増幅率)が最適になるようにさ
れている。
また、ショットキ・バリヤ・ダイオード5BD1の形成
領域には、N+型半導体領域11が形成され、このN+
型半導体領域11とベース領域9との間には、負荷抵抗
R2となる浅いP−型半導体領域12が形成されている
。P−型半導体領域12とN+型半導体領域11との境
界には、アルミ電極との接触抵抗を減らすため、P+型
半導体領域13が形成されている。
さらに、半導体基板1の表面に形成された酸化シリコン
膜14の上には、ポリシリコン層15aがP−型半導体
領域12の上方に覆うように延設されている。これによ
って、P+型半導体領域9と13間には、P−型半導体
領域12をチャンネル部、酸化シリコン膜14をゲート
絶縁膜、またポリシリコン層15aをゲート電極とする
MO8型電界効果トランジスタが構成される。
つまり、P−型半導体領域12からなる負荷抵抗R2に
は、第1図に示すようにこれと平行に形成されたゲート
電極(15a)に、制御回路C0NTで形成された制御
電圧vCkが印加される。そのため、負荷抵抗R2は、
MOSトランジスタの電界効果によって、制御電圧Vc
bに応じて抵抗値が変化されるようになる。これについ
ては、後に詳しく説明する。
第3図の実施例では、ショットキ・バリヤ・ダイオード
5BD1となるN+型半導体領域11がら負荷抵抗R2
の端子となるP+型半導体領域13の表面にかけての酸
化シリコン膜14に形成されたコンタクトホール14b
には、ショットキ・バリヤ・ダイオードSBD、、の電
極となるアルミ電極16bが形成されている。ショット
キ・バリヤ・ダイオードSBD、のカソード端子側は、
N“埋込層2を介してトランジスタQ、のコレクタ端子
に接続されている。
この実施例では、N+型埋込層2の拡散抵抗が第1図の
抵抗R3として利用され、これによって。
300Ω程度の抵抗がショットキ・バリヤ・ダイオード
5BD1とトランジスタQ1のコレクタ間に接続される
。なお、ベース領域9の表面の酸化シリコン膜14に形
成されたコンタクト穴14aには、ベース引出し電極と
なるアルミ電極16aが形成されている。
また、コレクタ引出し口8およびエミッタ領域10a、
10bに対応して、基板表面の酸化シリコン膜14に形
成されたコンタクト穴14c〜14eには、ポリシリコ
ン電極15b〜15dが形成され、これらのポリシリコ
ン電極15b〜15dの上には、CVD法による酸化シ
リコン膜17が形成されている。この酸化シリコン膜1
7上に形成されたコンタクトホールにて上記ベース領域
9やポリシリコンからなるエミッタ電極15b。
15cコレクタ電極15dに接触されるようにアルミ電
極16aおよび16c〜16aが形成されている。この
うちアルミ電極16cは、データ線となる配線層である
。 さらに、図示しないが、上記アルミ電極16a〜1
6d上には、層間絶縁膜が形成され、その上に二層目の
アルミニウム層からなるワード線がデータ線り、Dと直
交する方向(図では左右方向)に沿って形成される。
上記実施例のメモリセルにおいては、ワード線Wおよび
データAID、Dが非選択にされている保持状態では、
メモリセル内のノードn1tn2は第6図に示すように
読出し基準電圧V r e fよりもかなり低い電位に
され、トランジスタQ1またはQ2のいずれか一方にス
タンバイ電流Istが流されることによりデータが保持
されている。このとき、信号線PS33.PS34には
基準電圧V r e fに近いようなレベルの制御電圧
v0が制御回路C0NTから供給されるようになってい
る。
そのため、負荷抵抗R1、R2のゲート電極(15a)
の電位は、ドレイン領域たるP+型半導体領域9の電位
Vc1またはV c □に対してプラスの電位になる。
そのため、P−型半導体領域12の表面に空乏層が形成
されて、負荷抵抗R1゜R2の抵抗値は、従来タイプの
メモリセルと同じようにかなり高くされる。
しかるに、読出し時にワード線Wの電位Vxが読出し基
準電圧V r e fよりも高い電位に変化されると、
これに追従してノードn1とn2の電位Vcm、Vcl
が上昇を開始する。それから、一対のデータ線り、D上
のカラムスイッチQytQがオンされる。すると、デー
タ線り、Dの電位は、一方は基準電圧V r a fよ
りもVBE分低い電位に、また他方の読出し電流の流さ
れているトランジスタの側は、高電位側ノードの電位v
C1よりもV B E分低い電位にされる。このとき、
信号線PS33.PS34には、保持状態よりも少し低
い制御電圧Vαrが供給される。
そのため、負荷抵抗R1、R2のゲート電極(15a)
の電位は、ドレイン領域たるP′+′型半導体領域9の
電位Vclに対してマイナスの電位になる。そのため、
P−型半導体領域12の表面にチャンネルが形成されて
、負荷抵抗R1,R2の抵抗値は低減される。
従って、保持状態でのメモリセルMC内のノードnl*
n2の電位差ΔVa(VcI Vcm)が大きくなるよ
うに回路定数を設定してやっても。
読出し時には制御電圧V c* rをゲート電極に受け
るようにされた負荷抵抗R1、R2における電界効果に
よって、R1、R2の抵抗値が下がる。そのため、高電
位側ノードの電位V c 1は、第4図の回路では第5
図に実線Aで示すように下がっていたのが、実施例のメ
モリセルでは同図に鎖線Bで示すごとくあまり下がらな
くなる。
その結果、保持状態でのメモリセルのマージンを向上さ
せることができるとともに、読出し時には選択状態から
非選択状態に移った際にワード線を共通にするx半選択
から非選択に移るのメモリセルとの間でカレントホッギ
ングが生じにくくなって、メモリセル内のノードn1y
n2の電位が速やかに元の電位に復帰するようになる。
上記の場合、読出し特番こポリシリコンゲート電極15
aに印加させる電圧Vαrを保持状態の電圧vckより
も低くしているが、保持状態と同じ電圧を印加させてお
くようにしてもよい。選択されたメモリセルでは、ノー
ドnl+n2の電位が上昇されるので、保持状態と同じ
電圧を電極15aに印加させておいても、ソース、ドレ
イン電圧に対するゲート電圧が相対的に負の方向に移さ
れる。
そのため、負荷抵抗R1,R2と平行な電極15aの電
圧が一定のままでも選択されたメモリセル内のR7、R
4の抵抗値は低減される。
しかして、この実施例では、データ書込み時には、第6
図に示すように、読出し時に信号線PS33+PS34
に供給される制御電圧V Ckrよりも更に低い電圧V
αWが制御回路C0NTから信号線PS33.PS34
−に供給されるようになっている。これによって書込み
時には負荷抵抗R1゜R2と平行な電極15aの電圧が
更に低くなって抵抗値が低減される。そのため、そのと
き選択されているメモリセルにおける振幅が小さくな・
つて、フリップフロップの反転が起き易くなり、書込み
時間が短縮されるようになる。
なお、上記実施例では、読出し時および書込み時に同一
のデータ線に接続されたすべてのメモリセル内の負荷抵
抗R1、R2と平行な電極15aに共通の信号線P s
33 * P S34によって同じ電圧vCkrまたは
VαWが印加される。しかしながら1選択されたメモリ
セルと同一のデータ線に接続されているY半選択状態の
他のメモリセルでは、対応するワード線レベルVxがハ
イレベルに変化されない。
そのため、ワード線電位Vxに追従してセル内のノード
nl*n2の電位V c □ 、 V c 1も上昇さ
れない。つまり、Y半選択状態のメモリセルは、第6図
に示す保持状態と同じ電位にあり、電極15aの電位V
αrである。しかるに、このとき、電極15a”(7)
電位Vαrはノードn1tn2の電位V Co y V
 Ciに対し正の関係を保っているので、負荷抵抗R1
、RまたるP−型半導体領域12の表面には相変わらず
空乏層が形成されている。
そのため、Y半選択状態のメモリセルでは負荷抵抗R,
,R2の抵抗値は低下されず、セルマージンが減少する
こともない。従って、上記実施例のように、各メモリセ
ル列ごとに電極15aに電圧Vαを与える信号線PS3
3+ ps34を共通にしても何ら問題はなく、これに
よってレイアウトの複雑化を回避して、上記のような効
果を得ることができる。
また、上記実施例では、負荷抵抗R1、R2と平行な一
対の電極15aに同一の電圧を印加させるようにしてい
るが、左右の信号線PS33.PS34に別々に制御電
圧を供給するようにすることも可能である。さらにVα
、Vαr、VCkwの電位はデバイス(R1,R2のV
 T R)に応じて自由に設定でき、例えばVαはVc
cに近い電位にVαWはvEEに近い電位にすることも
可能である。
さらに、バイポーラ型スタティックRAMでは。
ファンクションマージンを拡大するため9選択レベルに
されたワード線に接続されているメモリセルに、保持状
態での電流(約lOμA)に比べて大きな電流(約10
0μA)をスタンバイ線STに向かって流してやるよう
にすることがある。その場合1選択されたメモリセルと
ワード線を共通にするメモリセルMC2(第1図参照)
では、ノードn1pn2の電位Vcm、Vc、が上昇さ
れる。
そのため、このようなX半選択状態でのメモリセルでも
負荷抵抗R1,R2の抵抗値が下げられる。これに対し
、従来はX半選択状態のメモリセルの負荷抵抗R,,R
2が大きいままであるため第5図に示すように、ノード
n1+n2の電位差ΔvCが保持状態での電位差ΔVa
に比べて小さくなる。
ところが、上記実施例では、高電位側のノードの電位V
 c 1が鎖線Bのごとく押し上げられるため、X半選
択状態のメモリセルにおけるノードn1とR2の電位差
がΔV c ’ のように拡大される。
その結果、X半選択状態のメモリセルのマージンも拡大
される。
また、上記実施例では、データ線D (D)たるアルミ
ニウム層16cの下に信号線PS31  (PS32)
を配設しているので、メモリセルアレイの占有面積も増
大しない。
[効果コ エミッタ結合形メモリセルを構成する負荷抵抗を低濃度
半導体領域で形成し、この低濃度半導体領域には絶縁膜
を介して導電層を対向させ、この導電層には適当な制御
回路で形成した電圧を印加させるようにしたので、負荷
抵抗を電界効果型トランジスタのように動作されて、読
出し時および書込み時には保、待状態に比べて負荷抵抗
の抵抗値がMO8効果によって下がるという作用により
、保持状態でのメモリセル内のノードの電位差ΔVaを
大きくし、かつ読出し時の高電位側ノードの電位(Vc
m)を小さくできるようになり、これによって、メモリ
セルのマージンが拡大され、耐α線強度が向上されると
ともに、書込み時には負荷抵抗の抵抗値を更に下げてや
ることにより書込み時間の短縮が可能になるという効果
がある。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定され、る
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、上記実施例に
おける負荷抵抗R1゜R2は、半導体基板の主面に形成
された拡散層に限定されるものでなく、半導体基板の絶
縁膜上に形成されたポリシリコン層等であってもよい。
その場合、負荷抵抗のゲート電極は、そのポリシリコン
層と絶縁膜を介して対向されたアルミニウム層もしくは
半導体基板主面上の高濃度拡散層で形成することができ
る。
[利用分野] 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるエミツタ結合形メモ
リセルからなるバイポーラ型スタティックRAMに適用
したものについて説明したが、この発明はそれに限定さ
れるものでなく、コレクタ結合形メモリセルその他のバ
イポーラ型スタティックRAMはもちろん、MOSFE
Tからなる高抵抗負荷形のスタティックRAMなどにも
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明をバイポーラ型スタティックRAMに
適用した場合の要部の一実施例を示す回路図、 第2図は、そのメモリセルのレイアウトの一実施例を示
す平面説明図。 第3図は第2図における■−■に沿った断面図、第4図
は、従来のエミッタ結合形メモリセルの一構成例を示す
回路図、 第5図は、従来のメモリセルと本発明に係るメモリセル
の動作特性の相異を示す説明図。 第6図は、メモリセルの読出し動作を説明するための各
信号およびノードの電位関係の一例を示すタイミングチ
ャートである。 X−DEC・・・・Xデコーダ、Y−DEC・・・・Y
デコーダ+ M−ARY・・・・メモリアレイ、MC・
・・・メモリセル、W・・・・ワード線、D、D・・・
・選択線(データ線)、ST・・・・電流スタンバイ線
、SA・・・・読出し回路、WA・・・・書込み回路。 Ql、Q2・・・・駆動トランジスタ、SBD、。 5BD2・・・・シミットキ・バリヤ・ダイオード、R
1、R2・・・・負荷抵抗、1・・・・半導体基板、2
・・・・N+型埋込層、3・・・・N−型エピタキシャ
ル層、4・・・・トレンチ・アイソレーション領域、5
・・・・絶縁膜(酸化シリコン膜)、6・・・・ポリシ
リコン、7.・・・・酸化シリコン膜、8・・・・コレ
クタ引出し口、9・・・・ベース領域、10a。 10b・・・・エミッタ領域、12・・・・P−型半導
体領域(負荷抵抗)、15a〜15c・・・・ポリシリ
、コン電極、16a〜16e・・・・アルミ電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一対の駆動トランジスタと、この駆動トランジスタ
    と直列に接続された負荷抵抗とからなるフリップフロッ
    プ型のメモリセルがマトリックス状に配設されてなる半
    導体記憶装置であって、上記負荷抵抗を構成する半導体
    層に絶縁膜を介して対向するように導電層が形成され、
    この導電層には対応するメモリセルが選択されたとき電
    界効果によって上記半導体層にチャンネルを形成させる
    ような電圧が印加されるようにされてなることを特徴と
    する半導体記憶装置。 2、上記マトリックス状に配設されたメモリセルアレイ
    内には、メモリセルの列方向に沿って上記導電層に接続
    された信号線が配設され、この信号線には制御回路から
    適当な制御電圧が供給されるようになることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記負荷抵抗となる半導体層は、半導体基板の主面
    上に形成された低濃度半導体領域により構成されている
    とともに、上記半導体層の上方には、絶縁膜を介してデ
    ータ線に接続された上記駆動トランジスタの電極を構成
    する導電層と同時に形成された導電層が配設されてなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の半導体記
    憶装置。 4、上記メモリセルはエミッタ結合形メモリセルである
    とともに、上記駆動トランジスタのコレクタ側には上記
    負荷抵抗と並列に、ショットキ・バリヤ・ダイオードお
    よび低抵抗素子が直列状態で接続されてなることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、第2項もしくは第3項記
    載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04228184A (ja) * 1990-04-30 1992-08-18 Internatl Business Mach Corp <Ibm> スタティクランダムアクセス分割エミッタメモリセル配列

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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