JPH0198617A - グリコール酸と乳酸の重合によるコポリマー - Google Patents

グリコール酸と乳酸の重合によるコポリマー

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JPH0198617A
JPH0198617A JP63107377A JP10737788A JPH0198617A JP H0198617 A JPH0198617 A JP H0198617A JP 63107377 A JP63107377 A JP 63107377A JP 10737788 A JP10737788 A JP 10737788A JP H0198617 A JPH0198617 A JP H0198617A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重量平均分子量が約6000ないし約350
00であるコポリマーが得られるように、容易に除去し
得る重合触媒の存在下でグリコール酸と乳酸を重合させ
る方法、および該方法によって得られるコポリマーに関
する。
ポリマーおよびコポリマーは種々の分野において幅広く
使用されている。ポリマー類が広範囲に使用される理由
の1つは、種々のポリマーの示す物理的性質が、他に類
を見ないほど変化する点にある。同じ七ツマー類から、
製造法、重合触媒、使用する七ツマ−の量などを変える
ことによって、物理的性質を異にする多数のポリマー類
が得られる。
先行技術によれば、乳酸とグリコール酸のポリマーおよ
びコポリマーが数多く知られている。
schmittらは一般的なポリマー類およびコポリマ
ー類、および特定の乳酸とグリコール酸のコポリマー類
につしζて開示している(米国特許第3,739.73
7号、3,736.646号および3,875.937
号)。
Yollesによって指摘されているように(米国特許
第3,887.699号)、生体系での薬物の放出を調
節し、持続させるために、重合物質に薬物を混入する可
能性について多大の関心が寄せられてきた。しかし、生
体系への薬物の放出を遅らせるためにポリマーやコポリ
マーを使用することについては多くの問題があった。例
えば5ctooittらは、コポリマー類は一般に胃の
酸性環境下においては比較的加水分解速度が遅いが、腸
のアルカリ性環境下ではずっと高い加水分解速度を有す
ることを指摘している(米国特許第3.982,543
号)。S iegristらは、反舞動物の胃の網状前
胃部を介してステロイド系薬物を投与するのに好適なポ
リマー製剤および徐放性製剤について開示している(米
国特許第3,535.419号)。このような製剤は、
水に極めて難溶性のワックス、脂肪、油、脂肪酸、脂肪
酸エステル、脂肪酸アミド、脂肪酸アルコールまたはポ
リマーの少なくとも1種を使用しなければならない。R
euterらは、2000以下の分子量を有する、グリ
コール酸と乳酸のポリエステルマトリックス中に分散さ
れた抗菌剤からなる、牛の乳腺炎の治療に有用な徐放性
製剤を開示している(米国特許第4.011.312号
)。
グリコール酸と乳酸からなるコポリマー類を使用するこ
とのメリットは、その加水分解生成物が通常の代謝径路
の成分であり、従って、ヒトや動物組織にとって無毒で
あり、害がないという点にあることは多くの文献が教え
ているところである。
しかし、先行技術にかかるコポリマー類の1つの欠点は
、多価金属酸化物またはハロゲン化金属のような重合触
媒が存在することである。コポリマー薬物マトリックス
が分解すると、このような有毒な一定量の重合触媒が動
物組織中に残り、容易に生物分解されない。さらに、重
合を促進するのに使用された触媒は、接触し続けるとポ
リマーを分解する原因ともなる。従って、不純物として
重合触媒を含有しているポリマーは、予想外の崩壊を起
こしやすい傾向がある。
本発明は、重量平均分子量が約6000ないし約350
00であるコポリマーが得られるように、グリコール酸
と乳酸を縮合により重合化させる方法に関する。本発明
はまた、製造されたコポリマーが動物組織中に有毒な外
来物質を残すことなく完全に生物学的に分解され、薬物
移送系として使用され得るように、該コポリマーから実
質的に全ての重合触媒を除去することができる重合法を
提供するものである。さらに本発明は、予め定められた
期間に生物分解することができ、従って、特定の治療法
で必要とされる期間、予め定められた割合で、そこに分
散されている薬物を調節下に放出させることができる乳
酸とグリコール酸から導かれる特殊なコポリマーを提供
するものである。
さらに本発明は、先行技術では好んで行なわれているこ
とであるが、先ず環状ラクチドおよびグリコリドを製造
する必要がなく、直接縮合によって乳酸とグリコール酸
を重合させる方法を提供するものである。従って、本発
明方法は従来からの重合法に比べて著しい経済的価値を
有するものである。
即ち、本発明は直接縮合によって乳酸とグリコール酸を
重合させる方法、および該方法により製造されるコポリ
マーに関する。さらに詳しくは、本発明は、約60ない
し約95重量%の乳酸と約40ないし約5重量%のグリ
コール酸を含有し、クロロホルム中での対数粘度数(イ
ンヒーレント・ビスコシチー)が約0.08ないし約0
.30であり、重量平均分子量が約6000ないし約3
5000であり、実質的に重合触媒を含んでいないこと
を特徴とする、乳酸とグリコール酸の重合によって導か
れるコポリマーを提供するものである。対数粘度数は2
5℃においてloomffのクロロホルム中、コポリマ
ー0.509の濃度で測定した。
本発明はまた、容易に除去し得る強酸性イオン交換樹脂
の存在下で乳酸とグリコール酸を重合させ、重合物から
該交換樹脂を実質的に完全に除去することを特徴とする
、約60ないし約95重量%の乳酸と約40ないし5重
量%のグリコール酸の重合によって導かれ、重量平均分
子量が約6000ないし35000であり、クロロホル
ム中での対数粘度数が約0.08ないし約0.30であ
るコポリマーの製造方法に関する。この重合反応は、約
3ないし約172時間、約100ないし約250°Cの
温度で行なうのが好ましい。
本発明方法によって製造される好ましいコポリマーは、
約60ないし90重量%の乳酸と約40ないし約10重
量%のグリコール酸から導かれる。
本発明に係るコポリマーは、粘度が約0.10ないし約
0.25であり、重量平均分子量が約15000ないし
約30000であることが好ましい。
特に好ましいコポリマーは、約70ないし約80重量%
の乳酸と約30ないし約20重量%のグリコール酸から
導かれ、対数粘度数が約0.10ないし約0.25であ
るものである。
本発明方法によれば、容易に除去し得る強酸性イオン交
換樹脂の存在下、グリコール酸を乳酸と反応させて縮合
させる。好ましい触媒は、例えば濾過によって除去され
やすいようなビーズ状またはそれに類似した固形の組成
物の形のものである。
好ましい触媒としては、ゲルをおよび巨大網状型(ma
croreticular)の市販の樹脂が挙げられる
。例えば、アンバーライト(Amberlite) I
 R−118(H)、ダウエックス(Dowex)HC
R−W(以前はDowex 50 W)、アンバーリス
ト(Amberlyst) 15、およびDowex 
M S C−1などが好ましいものとして挙げられる。
本発明方法によれば、約60ないし約95重量%の乳酸
と約40ないし約5重量%のグリコール酸から導かれる
コポリマーが生成するように、乳酸をグリコール酸と縮
合させる。重合は、濾過の如き標準的な方法で簡単に除
去されやすい強酸性イオン交換樹脂触媒の存在下で乳酸
とグリコール酸を縮合させることによって行なう。この
触媒は、ジビニルベンゼンの如き多くの架橋剤またはそ
れに類する試剤類のいずれかとスチレンを重合させるこ
とによって製造することができる。このような樹脂ポリ
マーを強厳、例えば硫酸、燐酸、テトラフルオロ硼酸、
パラトルエンスルホン酸などと反応させ、強酸で置換さ
れた架橋ポリスチレンを得る。このような強酸性イオン
交換樹脂はビーズ状および類似した固状の形のものが市
販されている。本発明方法で使用することのできる市販
の強酸性イオン交換樹脂としては、アンバーライト■R
−118(H)、アンバーライトIR−120、アンバ
ーライトIRF−66(H)、ダウエックスHCR−W
(以前はダウエックス50W)、シュオライド(Duo
lite)C−20、アンバーリスト15、ダウエック
スMSC−1,シュオライドC−25D、シュオライド
ES−26などを挙げることができる。これらの触媒の
種々の形のもの、例えばDowex HCR−W2−H
を使用することができる。尚、商品名を挙げて例示した
これら10種類の強酸性イオン交換樹脂はすべてスルホ
ン酸型のジビニルベンゼン架橋ポリスチレン樹脂(架橋
度2〜lO%)であり、アンバーライト、ダウエックス
およびシュオライドはゲル型であり、アンバーリストは
巨大網状型である。
本発明方法によれば、強酸性イオン交換樹脂を乳酸とグ
リコール酸の混合物に加える。重合反応は通常反応溶媒
を用いないで行なわれる。しかし、所望により、N、N
−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの
反応溶媒を使用することもできる。縮合反応で使用され
る強酸性イオン交換樹脂の量は臨界的ではない。使用さ
れる樹脂触媒の量は、効果的に重合反応を開始させ、こ
れを維持するのに十分な量である。このような有効量は
通常、反応混合物中のグリコール酸と乳酸の総量に対し
約0.1ないし約20重量%である。
強酸性イオン交換樹脂をグリコール酸および乳酸と混合
したら、この反応混合物を約100℃ないし約250℃
に加熱する。反応は、重合反応の間に生成する水を、例
えば蒸留により簡単に除けるような方法で行なうのが好
ましい。所望により、反応容器を減圧にして水の除去を
促進してもよい。
典を的には、生成したラクチドおよびグリコリドもこの
ような蒸留により全て除去する。重合反応は連続的に加
熱し、水が生成すればそれを直ちに反応混合物から除去
することによって完全に進行させる。反応を約100な
いし約250℃、好ましくは約130ないし約190℃
で行なえば、重合反応は通常的48ないし約96時間で
実質的に終了する。
生成したコポリマーの分離および精製は、通常の方法で
行なう。強酸性交換樹脂は、例えば適当なメツシュサイ
ズ(例えば20ないし約50メツシユ)の金属製篩を用
いて溶融反応混合物を単に濾過することにより、コポリ
マー生成物から実質的に完全に除去することができる。
あるいは別法として、反応混合物を室温まで冷却し、イ
オン交換樹脂が溶解しない有機溶媒のいずれかにコポリ
マーを溶解させてもよい。このような溶媒としては、ク
ロロホルム、ジクロロメタン、ベンゼン、キシレンなど
が挙げられる。コポリマーがこのような有機溶媒に実質
的に溶解したら、通常の濾過を行なって不溶性の強酸性
イオン交換樹脂を除去する。濾液から有機溶媒を、例え
ば減圧下で蒸留して除去すると、実質的に重合触媒を含
んでいない本発明のコポリマーが得られる。要すればこ
のコポリマーを適当な溶媒に再溶解し、もう−度濾過し
、存在しているかもしれない痕跡のイオン交換樹脂を実
質的に全て除去してもよい。
上に述べた新規な方法で製造される本発明のコポリマー
の特性は、ポリマー類およびコポリマー類の同定に通常
使用される常套の方法により測定される。コポリマーの
相対的組成はプロトン核磁気共鳴スペクトルにより測定
される。グリコール酸単位に基づくメチレンプロトンの
、乳酸単位に基づくメチンプロトンに対する比を測定す
ることにより、全乳酸単位に対する全グリコール酸単位
の相対比を求める。
本発明のコポリマーの対数粘度数は、ウベローデ粘度計
を用いて標準的な方法で測定する。分析しようとするコ
ポリマーは、0.50g/100mQの濃度になるよう
にクロロホルムに溶解する。ここでいう対数粘度数(y
inh)なる用語は、次の式で定義されるものである: [ココでInは自然対数、Cは濃度(9/ 100+x
ffの溶液)、qreαは次の式で定義される相対粘度
である。
(ここでtoは純溶媒(ここではクロロホルム)の流出
時間、tはコポリマーを含有している溶液の流出時間を
表わす)]。
上記の方法により、乳酸とグリコール酸から製造される
本発明に係るコポリマーは、生物組織に活性物質を長期
間、調節下に均一に放出させるための医薬製剤の製造に
使用するのに特に好適である。このような製剤は、通常
の方法では毎日処置しにくい動物の病気の治療や予防に
特に有用である。
本発明に係るコポリマーは、これを動物組織および体液
と接触させたとき、無毒なそして容易に代謝される物質
に調節下にそして均一に崩壊させることができるという
ユニークな物理的性質を持っている。例えば、このコポ
リマーから薬物を調節下に放出させるためには、コポリ
マーは、用いられる環境、例えば動物の前胃、注射によ
り接触する体組織、およびその他のそのような場所のp
Hで溶解しなければならない。即ち、本発明に係るコポ
リマーは約5.0ないし約7.3のpHで溶解し得る。
さらに、本発明に係るコポリマーは、実質的に完全に重
合触媒を除去し得る方法で製造されるので、体液に吸収
される有毒な外来物質は存在しない。さらにまた、この
コポリマーは、生物分解(その均一性の一部は乳酸とグ
リコール酸の相対的な割合によって決まる)を起こすこ
とができるので、全生物分解に必要な特定の時間を、コ
ポリマーのそれぞれの成分の相対的な量を変えることに
よって所望通りに予め決定し、調節することができる。
本発明に係るコポリマーの溶解率を測定するために、コ
ポリマーを人工的前胃条件(pH約6.8)下に63日
間置き、溶解率(mg/日)を測定したところ、それは
約350ないし約500 mg1日であっtこ。
0.20       400 0.19       415 0.17       475 *l:対数粘度数、全てのコポリマーは80重量%の乳
酸と20重量%のグリコール酸からなる。
*2:3回の平均値として求めた溶解率。
既述したように、本発明に係るコポリマーは、薬物を生
物組織中に調節しながら放出させるための種々の薬物製
剤に使用することができる。本発明に係るコポリマーを
含有することような製剤に混入させることができる薬物
としては、ヒトおよび動物を含む哺乳動物の予防または
治療に有効なあらゆる薬物が含まれる。このコポリマー
は、食肉用として、あるいはヒトに使用されるその他の
食品用として飼育される動物、例えば牛や豚などの農場
動物の治療用として用いる放出を調節された製剤の製造
に特に有用である。
本発明に係るコポリマーを使用した放出を調節された製
剤によって動物を治療するのに特に適した薬物には、よ
く知られているペニシリン類、セファロスポリン類、テ
トラサイクリン類、および個々の薬物としてはストレプ
トマイシンA1ストレプトマイシンB1オーレオマイシ
ン、タイロシン(tylosin)、それらに類する抗
生物質類が含まれる。
長期間に渡って放出を調節するために本発明に係るコポ
リマーと共に製剤化するのに好適なその他の薬物は、食
用牛の如き動物の飼料利用効率を改善する薬物である。
現在このような薬物は本来飼料添加物として投与されて
いる。このような投゛与方法は、活性物質の実際のそし
て有効な投与量は動物の食癖に依存しており、調節不可
能であって過剰投与あるいは過少投与となってしまうと
いう欠点がある。さらに放牧される食用家畜には飼料添
加物として薬物を投与することができない。
一方、本発明に係るコポリマー中に分散された適当な薬
物からなる製剤は、前胃に保持されるポーラス(動物用
の大きい丸薬)の形で投与することができ、従って、数
週間または数カ月もの長期に渡って有効量の活性成分を
調節下に放出することができる。本発明に係るコポリマ
ーと製剤化し得る典型的な飼料利用効率増強剤および成
長促進剤は、モネンシン、ラサロシッド、アブラマイシ
ン、ナラジン、サリノマイシンなどである。
放出を調節するために、本発明のコポリマーと製剤化し
得るその他の薬力学的薬物は、受精(繁殖)調節剤とし
て機能する天然ホルモンおよび合成ホルモンである。こ
のような薬物としてはエストロゲン類、アンドロゲン類
、プロゲストゲン類、フルチクイド類、同化剤などが挙
げられる。
本発明に係るコポリマーは、好都合な経口投与または非
経口投与のために、活性物質を製剤化するのに使用する
ことができる。例えば、30重量%のグリコール酸およ
び約70重量%の乳酸から導かれ、対数粘度数が約0.
13であるコポリマーをジクロロメタンの如き適当な有
機溶媒に溶解させることができる。十分な量の抗菌剤、
例えばタイロシン(tylosin)などをこのコポリ
マー溶液に添加することができ、次いで有機溶媒を留去
し、約30重量%の活性物質、と約70重量%のコポリ
マーからなる均一な混合物を得ることができる。
このような混合物をガラス棒状に押し出すことができる
。このようにして製造したガラス棒状物を粉砕、粉末化
し、胡麻油の如き適当な油に懸濁し、子牛の如き動物に
皮下注射することができ・、肺炎の如き病気の感染を長
期に渡って有効に治療することができる。このような製
剤を使用することによって、1回の注射によって均一な
量の活性成分、例えば約5 my/動物/日を動物に投
与することができる。約7日間以内、あるいは使用する
抗生物質およびコポリマーによっては、もっと長い期間
に全てを放出させることができる。
既述したように、便利な経口投与用として、活性成分を
本発明に係るコポリマーと製剤化するこができる。例え
ばモネンシンなどの飼料利用効率増強剤をコポリマーマ
トリックス中に均一に分散させることができる。このよ
うな混合物をポーラスに型入れし、それを食肉用子牛に
投与した場合、胃の網状前青部に溜まり、かくして長期
間子牛に飼料利用効率増強剤を徐々に、そして調節下に
放出するように調節することができる。従って、このよ
うな製剤を投与することによって全放牧飼育期間中、子
牛を放牧させておくことができ、従来より有効に食用肉
を製造することができる。
既に述べたように、強酸性イオン交換樹脂を使用するこ
とによって、生成したコポリマーから重合触媒を実質的
に完全に(即ち、95%以上)除去することができる。
触媒を完全に除くことによって、非常に安定性の優れた
コポリマーが得られるので、上記の事実も先行技術にな
い利点である。
重合反応を促進する触媒は、同時に分解をも促進するこ
とはよく知られている。従って、除去できない触媒、例
えば硫酸第二鉄などを用いて標準的な方法で製造したポ
リマーは、幾分不安定であり、活性物質と製剤化する際
に分解しやすく、さらに製剤化された後の貯蔵寿命が短
い。これに対し、本発明方法によって重合触媒を実質的
に除去することにより、製剤過程での分解に実質的に抵
抗し、さらに先行技術によって製造されるポリマーより
長い貯蔵寿命を有する極めて安定なコポリマーを得るこ
とができる。
本発明をさらに詳細に説明するために、以下に本発明の
重合方法およびその生成物の実施例を挙げるが、これは
本発明を何ら限定するものではない。
実施例1 コンデンサーおよび温度計を備えた三日丸底フラスコに
乳酸864.0g、グリコール酸201゜Ogおよびイ
オン交換樹脂Dovex HCR−W2−HI3.Og
を入れる。この混合物を撹拌し、3時間130℃に加熱
し、この間蒸留してくる水400raQを集めた。この
水を捨て、撹拌および加熱を続け、3時間の間、圧力を
徐々に減少させ、その後最終圧力5トル(朋Hg)にお
いて反応混合物の温度を150℃に上げたa Dowe
x HCR−W2−H触媒12.0gを反応混合物に追
加し、次いでこの混合物を5.0トルで24時間、17
0℃に加熱し、次いで5.0トルでさらに48時間、1
85℃で加熱した。この溶融反応混合物を濾過してイオ
ン交換重合化触媒の大部分を除き、濾液を室温まで冷却
すると80%の乳酸と20%のグリコール酸からなるコ
ポリマー700gが得られた。このコポリマーをプロト
ン核磁気共鳴分析にかけたところ、76重量%の乳酸単
位を含んでいることがわかった。
このコポリマーの粘度をウベローデ粘度計で測定した。
この装置において、クロロホルムの25℃における流出
時間は51秒であった。コポリマーを、溶媒100mα
当たり0.509の濃度になるようにクロロホルムに溶
解した。次の式からコポリマーの対数粘度数を測定した
ここでy reQは相対粘度、toは溶媒(CHC(2
s)の流出時間、tは溶液の流出時間、W inhは対
数粘度数、Cは濃度(9/ l OO+aQ)を表わす
このようにして製造したコポリマーの対数粘度数は0.
19dMgと計算された。
衷皇匹l 実施例1に示した一般的な製造方法に従い、総量12.
0gのアンバーリスト15イオン交換重合触媒の存在下
で乳84329とグリコール酸101gを縮合させ、約
80%の乳酸単位と約20%のグリコール酸単位から導
かれるコポリマー350gを得た。このコポリマーの粘
度は0.18dI2/9であった。
実施例3 実施例1に示した一般的な製造方法に従い、総量12.
0gのDowex HCR−W2−Hイオン交換重合触
媒の存在下、乳酸422.(hとグリコール酸144.
0gを縮合させる。溶融反応混合物を濾過して触媒を濾
去すると、約75重量%の乳酸と約25重量%のグリコ
ール酸から導かれるコポリマー350gが得られる。対
数粘度数:o、t 9dQ/9゜ 実施例4 実施例1に示した一般的な製造方法に従い、総量30.
OyのDowex HCR−W2− Hイオン交換重合
触媒の存在下、乳酸1080gをグリコール酸252g
と縮合させ、触媒を濾去するとコポリマー750gが得
られる。このコポリマーはプロトンNMR分析により、
約79%の乳酸単位と約21%のグリコール酸単位から
なっていることがわかった。対数粘度数:0.20d1
2/g。
実施例5 実施例1の一般的な製造方法に従い、総量15゜0gの
Dowex HCR−W:2−Hイオン交換重合触媒の
存在下、乳酸1080yをグリコール酸120gと縮合
させ、後処理すると約90重量%の乳酸と約10!量%
のグリコール酸から導かれるコポリマー630gが得ら
れる。対数粘度数:0゜20dQ/y。
実施例6 実施例1の一般的製造方法に従い、総量12゜0gのD
owex HCR−W2−Hイオン交換重合触媒の存在
下、乳酸710gとグリコール酸190gを縮合させ、
約70%の乳酸単位と約30%のグリコール酸単位から
導かれるコポリマー500gを得る。このコポリマーの
対数粘度数は175℃で24時間後、0.12dff/
gであツタ。
実施例7 実施例1と同様にして、総量30.0gのD owex
HCR−W2−Hイオン交換重合触媒の存在下、乳酸1
08 (hとグリコール酸120gを縮合させた。後処
理すると約89重量%の乳酸と約11重量%のグリコー
ル酸から導かれるコポリマー750gが得られる。対数
粘度数:0.20dQ/g。
本発明に係るコポリマーについては、ゲル浸透クロマト
グラフィー(高圧液体クロマトグラフィー)およびそれ
に続く分子量の測定により、その他の特性を調べた。ゲ
ル浸透クロマトグラフィーは溶液中の有効分子サイズの
違いにより試料分子を分離する。この充填物質中の細孔
サイズ分布の結果として分離が行なわれる。
この分析法により高分子物質の重量平均分子量、数平均
分子量、分子量分布、および分散(dispe−rsi
ty)を求めることができる。
本発明に係るコポリマーについて、このようないくつか
の実験を行なった。標準的ゲル浸透クロマトグラフィー
カラムを使用し、担体は市販のμステイラゲル(μS 
tyragel)を用いた。全ての試料および標準物質
を80部のテトラヒドロ7ランと20部のジクロロメタ
ンの溶液に溶解した。ゲル浸透クロマトグラフィーカラ
ムに目盛りづけする間接法(即ちQ−因子法)を用いて
本発明に係るコポリマーの平均分子量を測定した。検定
において、Q因子が41.3である市販のポリスチレン
を使用した。以上述べた如き標準的ゲル浸透クロマトグ
ラフィー技術を用いて測定した分子量を以下の表■に示
す。これについてのより詳細な技術についてはS fa
deのPolymer  MolecularWeig
hts (Marcel  Deckker、  I 
nc、、  1975)を参照することができる。
表Iにおいて、第1欄は分析されたコポリマーを構成し
ている乳酸単位とグリコール酸単位の相対比を示してい
る。第2欄は分析されたコポリマーの対数粘度数を示し
ている。第3欄はコポリマーを製造するために使用した
強酸性イオン交換樹脂を示している。第4欄には、ゲル
浸透クロマトグラフィーの保持時間から測定したコポリ
マーの重量平均オングストロームサイズが示しである。
第5欄はコポリマーの重量平均分子量を表わしている。
重量平均分子量はポリスチレンのQ−因子(41,3)
にコポリマーの重量平均オングストロームサイズを乗じ
て求めた。第6欄は相当する実施例番号を示している。
この表から明らかなように、本発明に係る好ましいコポ
リマーの分子量は約15000ないし約35000であ
り、特に好ましくは約15000ないし約30000で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、60ないし95重量%の乳酸と40ないし5重量%
    のグリコール酸を含有し、クロロホルム中での対数粘度
    数が0.08ないし0.30であり、重量平均分子量が
    6000ないし35000であり、実質的に重合触媒を
    含有していないことを特徴とする乳酸とグリコール酸の
    重合により得られるコポリマー。 2、60ないし90重量%の乳酸と40ないし10重量
    %のグリコール酸から導かれ、対数粘度数が0.10な
    いし0.25であり、重量平均分子量が15000ない
    し30000である第1項に記載のコポリマー。 3、65ないし80重量%の乳酸と35ないし20重量
    %のグリコール酸から導かれ、対数粘度数が0.10な
    いし0.25であり、重量平均分子量が15000ない
    し30000である第1項に記載のコポリマー。 4、70ないし80重量%の乳酸と30ないし20重量
    %のグリコール酸から導かれ、対数粘度数が0.10な
    いし0.25である第1項に記載のコポリマー。 5、70重量%の乳酸と30重量%のグリコール酸から
    導かれ、対数粘度数が0.10ないし0.15である第
    1項に記載のコポリマー。 6、80重量%の乳酸と20重量%のグリコール酸から
    導かれ、対数粘度数が0.15ないし0.25である第
    1項に記載のコポリマー。 7、該コポリマーが5.0ないし7.3のpH範囲で可
    溶性である第1項に記載のコポリマー。 8、350ないし500mg/日の割合で溶解する第1
    項に記載のコポリマー。
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