JPH0678425B2 - 重合体の新規製造法 - Google Patents
重合体の新規製造法Info
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- JPH0678425B2 JPH0678425B2 JP59140356A JP14035684A JPH0678425B2 JP H0678425 B2 JPH0678425 B2 JP H0678425B2 JP 59140356 A JP59140356 A JP 59140356A JP 14035684 A JP14035684 A JP 14035684A JP H0678425 B2 JPH0678425 B2 JP H0678425B2
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- copolymer
- lactic acid
- glycolic acid
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、乳酸とグリコール酸との共重合体の製造法に
関する。
関する。
近年、プラスチック公害を緩和するための易分解性高分
子として、また、生体吸収性医薬製剤用高分子としてな
ど、分解性高分子が少なからず注目されている。
子として、また、生体吸収性医薬製剤用高分子としてな
ど、分解性高分子が少なからず注目されている。
上記の如き目的の為のものとして、特開昭56-45920号公
報に、乳酸とグリコール酸とを強酸性イオン交換樹脂の
存在下で重合させる方法が開示されており、それによる
と、重量平均分子量が約6,000乃至35,000の実質的に重
合触媒を含有していない重合体が得られるとされてい
る。
報に、乳酸とグリコール酸とを強酸性イオン交換樹脂の
存在下で重合させる方法が開示されており、それによる
と、重量平均分子量が約6,000乃至35,000の実質的に重
合触媒を含有していない重合体が得られるとされてい
る。
しかしながら、上記方法で製造された重合体は分散度
(分子量分布の幅を示す値。重量平均分子量/数平均分
子量)が3前後或はそれ以上と大きく、使用に際し、溶
解性、その他の面に於て要因が複雑になり、コントロー
ルに多大の問題があるので、生体吸収性医薬製剤用高分
子として用いる場合などにはあまり好ましいとはいえな
い。
(分子量分布の幅を示す値。重量平均分子量/数平均分
子量)が3前後或はそれ以上と大きく、使用に際し、溶
解性、その他の面に於て要因が複雑になり、コントロー
ルに多大の問題があるので、生体吸収性医薬製剤用高分
子として用いる場合などにはあまり好ましいとはいえな
い。
即ち、得られた共重合体の分散度が大きいということ
は、共重合体中に種々様々な分子量の共重合体が含まれ
ているということ、言い換えれば、溶解性や生体内での
分解速度等の性質が異なる多種類の化合物が混在してい
るということになるので、分散度の大きな共重合体を用
いて調製された生体吸収性医薬製剤に於いては、その生
体吸収速度(或は生体に於ける分散速度)をコントロー
ルすることが難しくなるからである。しかもこの方法で
は、重合触媒として用いられる強酸性イオン交換樹脂が
加熱重縮合反応時に熱によって劣化し、得られる重合体
中に溶け込んで、それが重合体の着色となって現われ
る。更にまた、一旦着色した重合体からそのような着色
を除去するのは難しく、完全に除去するのは実際上不可
能である。かかる着色は商品価値を落とすのみならず、
それが不純物に起因するものである以上好ましくない状
態であることはいうを俟たない。
は、共重合体中に種々様々な分子量の共重合体が含まれ
ているということ、言い換えれば、溶解性や生体内での
分解速度等の性質が異なる多種類の化合物が混在してい
るということになるので、分散度の大きな共重合体を用
いて調製された生体吸収性医薬製剤に於いては、その生
体吸収速度(或は生体に於ける分散速度)をコントロー
ルすることが難しくなるからである。しかもこの方法で
は、重合触媒として用いられる強酸性イオン交換樹脂が
加熱重縮合反応時に熱によって劣化し、得られる重合体
中に溶け込んで、それが重合体の着色となって現われ
る。更にまた、一旦着色した重合体からそのような着色
を除去するのは難しく、完全に除去するのは実際上不可
能である。かかる着色は商品価値を落とすのみならず、
それが不純物に起因するものである以上好ましくない状
態であることはいうを俟たない。
かかる状況に鑑み、本発明者らは、乳酸とグリコール酸
との共重合体の有効で且つ上記の如き欠点のない製造法
について鋭意研究を重ねた結果、乳酸及びグリコール酸
又はそれらの低分子の重合物若しくは共重合物を無触媒
で減圧下加熱する重縮合反応に付すことにより、重量平
均分子量が約5,000以上と大きく、分散度(重量平均分
子量/数平均分子量)が約1.5〜2と小さい、且つ重合
触媒を全く含有していない、無色乃至殆ど白色の共重合
体が得られることを見出し、これに基づいて更に研究し
た結果、本発明を完成した。
との共重合体の有効で且つ上記の如き欠点のない製造法
について鋭意研究を重ねた結果、乳酸及びグリコール酸
又はそれらの低分子の重合物若しくは共重合物を無触媒
で減圧下加熱する重縮合反応に付すことにより、重量平
均分子量が約5,000以上と大きく、分散度(重量平均分
子量/数平均分子量)が約1.5〜2と小さい、且つ重合
触媒を全く含有していない、無色乃至殆ど白色の共重合
体が得られることを見出し、これに基づいて更に研究し
た結果、本発明を完成した。
本発明は、乳酸及びグリコール酸又はそれらの低分子の
重合物若しくは共重合物を無触媒で約30〜1mmHgの減圧
下、約150〜250℃に加熱する重縮合反応に付すことを特
徴とする重量平均分子量約5,000以上で、分散度(重量
平均分子量/数平均分子量)が約1.5〜2の乳酸及びグ
リコール酸の高分子共重合体の製造法である。
重合物若しくは共重合物を無触媒で約30〜1mmHgの減圧
下、約150〜250℃に加熱する重縮合反応に付すことを特
徴とする重量平均分子量約5,000以上で、分散度(重量
平均分子量/数平均分子量)が約1.5〜2の乳酸及びグ
リコール酸の高分子共重合体の製造法である。
本発明の共重合体の製造法に於て、原料として用いる乳
酸としては通常各種濃度の乳酸水溶液が任意に選ばれる
が、作業性の点からいえば乳酸濃度は高い方が良く、85
%以上が望ましい。また、入手可能ならば水溶液として
ではなく乳酸そのものを用いた方が良いことはいうまで
もない。また、グリコール酸としては、通常、結晶のも
のがそのまま用いられるが、水溶液として用いても一向
に差し支えない。乳酸とグリコール酸とを結晶等の固体
のものを用いる場合には、要すればこれらを溶解する溶
媒を用いてもかまわない。該溶媒としては、例えば、
水,メタノール,エタノール,アセトンなどが挙げられ
る 本発明の共重合体の製造法に於て、原料として用いられ
る乳酸およびグリコール酸としては、乳酸の低分子重合
物、グリコール酸の低分子重合物、乳酸とグリコール酸
との低分子共重合物でもよい。
酸としては通常各種濃度の乳酸水溶液が任意に選ばれる
が、作業性の点からいえば乳酸濃度は高い方が良く、85
%以上が望ましい。また、入手可能ならば水溶液として
ではなく乳酸そのものを用いた方が良いことはいうまで
もない。また、グリコール酸としては、通常、結晶のも
のがそのまま用いられるが、水溶液として用いても一向
に差し支えない。乳酸とグリコール酸とを結晶等の固体
のものを用いる場合には、要すればこれらを溶解する溶
媒を用いてもかまわない。該溶媒としては、例えば、
水,メタノール,エタノール,アセトンなどが挙げられ
る 本発明の共重合体の製造法に於て、原料として用いられ
る乳酸およびグリコール酸としては、乳酸の低分子重合
物、グリコール酸の低分子重合物、乳酸とグリコール酸
との低分子共重合物でもよい。
該低分子重合物としては、たとえば乳酸のオリゴマー
(例、ダイマー,トリマーなど)、グリコール酸のオリ
ゴマー(例、ダイマー,トリマーなど)などが挙げられ
る。
(例、ダイマー,トリマーなど)、グリコール酸のオリ
ゴマー(例、ダイマー,トリマーなど)などが挙げられ
る。
また、該低分子重合物あるいは低分子共重合物として
は、乳酸および/またはグリコール酸を触媒の非存在下
に重縮合させて得られたものが挙げられる。該低分子重
合物あるいは低分子共重合物を製造する際の反応温度及
び反応時間は、100〜150℃/350〜30mmHgで2時間以上、
通常は2〜10時間程度、例えば、105℃/350mmHgから150
℃/30mmHgまで段階的に温度及び減圧度を高めながら5
〜6時間減圧下加熱反応させることにより水分を除去す
ればよい。このようにして、分子量約2,000〜4,000の低
分子重合物あるいは低分子共重合物が容易に得られる。
は、乳酸および/またはグリコール酸を触媒の非存在下
に重縮合させて得られたものが挙げられる。該低分子重
合物あるいは低分子共重合物を製造する際の反応温度及
び反応時間は、100〜150℃/350〜30mmHgで2時間以上、
通常は2〜10時間程度、例えば、105℃/350mmHgから150
℃/30mmHgまで段階的に温度及び減圧度を高めながら5
〜6時間減圧下加熱反応させることにより水分を除去す
ればよい。このようにして、分子量約2,000〜4,000の低
分子重合物あるいは低分子共重合物が容易に得られる。
また、該低分子重合物あるいは低分子共重合物として
は、無触媒で行なう公知の方法で重縮合して得られたも
のでもよい。該公知方法としては、例えば工業化学雑誌
第68巻 983〜986頁(1965年)に記載された方法、すな
わち乳酸とグリコール酸とを常圧下無触媒で202℃、6
時間反応させる方法が挙げられる。また、該公知方法と
しては、たとえば、米国特許第2,362,511号公報に記載
された方法、即ち、乳酸とグリコール酸とを200℃の温
度で2時間反応させ、次いで減圧下1/2時間加熱を続け
る方法なども挙げられる。
は、無触媒で行なう公知の方法で重縮合して得られたも
のでもよい。該公知方法としては、例えば工業化学雑誌
第68巻 983〜986頁(1965年)に記載された方法、すな
わち乳酸とグリコール酸とを常圧下無触媒で202℃、6
時間反応させる方法が挙げられる。また、該公知方法と
しては、たとえば、米国特許第2,362,511号公報に記載
された方法、即ち、乳酸とグリコール酸とを200℃の温
度で2時間反応させ、次いで減圧下1/2時間加熱を続け
る方法なども挙げられる。
本発明の製造法により得られる共重合体は、乳酸及びグ
リコール酸の任意の割合、好ましくは乳酸約50〜95重量
%及びグリコール酸約50〜5重量%、より好ましくは乳
酸約60〜95重量%及びグリコール酸約40〜5重量%、更
に好ましくは、乳酸約60〜85重量%及びグリコール酸約
40〜15重量%から成る。乳酸とグリコール酸との特に好
ましい比率としては、乳酸約75±2モル%及びグリコー
ル酸約25±2モル%が挙げられる。
リコール酸の任意の割合、好ましくは乳酸約50〜95重量
%及びグリコール酸約50〜5重量%、より好ましくは乳
酸約60〜95重量%及びグリコール酸約40〜5重量%、更
に好ましくは、乳酸約60〜85重量%及びグリコール酸約
40〜15重量%から成る。乳酸とグリコール酸との特に好
ましい比率としては、乳酸約75±2モル%及びグリコー
ル酸約25±2モル%が挙げられる。
本発明の重縮合反応における加熱温度は、例えば通常約
150〜250℃であり、好ましくは約150〜200℃である。減
圧としては、例えば通常約30〜1mmHg、好ましくは約10
〜1mmHgである。反応時間は、例えば約10時間以上であ
り、好ましくは約10〜150時間、更に好ましくは約10〜1
00時間である。
150〜250℃であり、好ましくは約150〜200℃である。減
圧としては、例えば通常約30〜1mmHg、好ましくは約10
〜1mmHgである。反応時間は、例えば約10時間以上であ
り、好ましくは約10〜150時間、更に好ましくは約10〜1
00時間である。
乳酸及びグリコール酸を原料物質として用いる場合の反
応条件としては、次のものが好ましい。例えば、100〜1
50℃/350〜35mmHgで2時間以上、通常は2〜10時間程
度、例えば、105℃/350mmHgから150℃/30mmHgまで段階
的に温度及び減圧度を高めながら5〜6時間減圧下加熱
反応させることにより水分を除去した後、150〜200℃/1
0〜1mmHgで10時間以上(通常は100時間ぐらい迄でよ
い)脱水重縮合反応させればよい。
応条件としては、次のものが好ましい。例えば、100〜1
50℃/350〜35mmHgで2時間以上、通常は2〜10時間程
度、例えば、105℃/350mmHgから150℃/30mmHgまで段階
的に温度及び減圧度を高めながら5〜6時間減圧下加熱
反応させることにより水分を除去した後、150〜200℃/1
0〜1mmHgで10時間以上(通常は100時間ぐらい迄でよ
い)脱水重縮合反応させればよい。
また、上記した低分子の重合物或は共重合物を原料物質
といて用いる場合の反応条件としては、次のものが好ま
し。即ち、例えば、150〜200℃/10〜1mmHgで10時間以上
(通常は100時間ぐらい迄でよい)脱水重縮合反応させ
ればよい。
といて用いる場合の反応条件としては、次のものが好ま
し。即ち、例えば、150〜200℃/10〜1mmHgで10時間以上
(通常は100時間ぐらい迄でよい)脱水重縮合反応させ
ればよい。
反応終了後は、反応液を単に熱時濾過するか、或は塩化
メチレン、ジクロルエタン、クロロホルム、アセトン等
の適当な溶媒(重合体と同量乃至10倍量程度使用)に重
合体を溶かして濾過する等によりゴミ等を除き、前者即
ち反応液をそのまま濾過した場合にはそれだけで、また
後者即ち反応液を溶媒に溶かして濾過した場合には、用
いた溶媒を濃縮留去することにより、目的の高分子量共
重合体を容易に得ることができる。また、要すれば、濾
過した反応液を直接、或は溶媒を用いた場合には濃縮し
た濾液を、大量の沈澱剤中に注ぐ等常法により分離して
もよいし、更に必要であれば再沈澱等により精製すれば
よい。
メチレン、ジクロルエタン、クロロホルム、アセトン等
の適当な溶媒(重合体と同量乃至10倍量程度使用)に重
合体を溶かして濾過する等によりゴミ等を除き、前者即
ち反応液をそのまま濾過した場合にはそれだけで、また
後者即ち反応液を溶媒に溶かして濾過した場合には、用
いた溶媒を濃縮留去することにより、目的の高分子量共
重合体を容易に得ることができる。また、要すれば、濾
過した反応液を直接、或は溶媒を用いた場合には濃縮し
た濾液を、大量の沈澱剤中に注ぐ等常法により分離して
もよいし、更に必要であれば再沈澱等により精製すれば
よい。
本発明によれば、重量平均分子量5,000以上、更に好ま
しくは約5,000〜30,000の高分子量の本発明の共重合体
を得ることができ、得られた共重合体は分散度が約1.5
乃至2と小さい。本発明方法においては、実質的に重合
触媒を用いずに重縮合するため、得られた共重合体は重
合触媒を全く含んでおらず、従って外観着色は殆ど観測
されない。
しくは約5,000〜30,000の高分子量の本発明の共重合体
を得ることができ、得られた共重合体は分散度が約1.5
乃至2と小さい。本発明方法においては、実質的に重合
触媒を用いずに重縮合するため、得られた共重合体は重
合触媒を全く含んでおらず、従って外観着色は殆ど観測
されない。
本発明の製造法により得られる共重合体は、主に医薬品
の製剤基剤として利用できる。例えばステロイドホルモ
ン類、ペプチドホルモン類、或は制ガン剤等を含有さ
せ、埋込み型若しくはマイクロカプセル型徐放性製剤と
して、或は制ガン剤を含有した微粒を造り塞栓治療剤と
して有利に利用できる。
の製剤基剤として利用できる。例えばステロイドホルモ
ン類、ペプチドホルモン類、或は制ガン剤等を含有さ
せ、埋込み型若しくはマイクロカプセル型徐放性製剤と
して、或は制ガン剤を含有した微粒を造り塞栓治療剤と
して有利に利用できる。
以下に実験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
実験例1. 85%乳酸水溶液160g(1.5モル)とグリコール酸38g(0.
5モル)とを混合し、窒素気流下100〜150℃/350〜30mmH
gで段階的に6時間減圧加熱を行ない留出水を除去した
後、175℃/6〜5mmHgで72時間脱水縮合反応させた。
5モル)とを混合し、窒素気流下100〜150℃/350〜30mmH
gで段階的に6時間減圧加熱を行ない留出水を除去した
後、175℃/6〜5mmHgで72時間脱水縮合反応させた。
本法による乳酸とグリコール酸との共重合体製造に於け
る反応時間と到達重量平均分子量との関係を表1に示
す。
る反応時間と到達重量平均分子量との関係を表1に示
す。
また、比較のために、重合触媒として市販の強酸性イオ
ン交換樹脂であるダウエックス50W〔ダウケミカル社製
(米国),登録商標〕を用いた場合の結果も併せて表1
に示す。
ン交換樹脂であるダウエックス50W〔ダウケミカル社製
(米国),登録商標〕を用いた場合の結果も併せて表1
に示す。
尚、表中の重量平均分子量及び分散度(重量平均分子量
/数平均分子量)は、分子量既知の標準ポリスチレンを
用いたゲル浸透クロマトグラフィー法により測定した。
/数平均分子量)は、分子量既知の標準ポリスチレンを
用いたゲル浸透クロマトグラフィー法により測定した。
表1から明らかなように、本発明によれば、容易に、重
量平均分量約5,000以上の高分子量乳酸・グリコール酸
共重合体を得ることができ、得られた共重合体には着色
は観測されず、分散度も2以下と小さいものが得られ
る。
量平均分量約5,000以上の高分子量乳酸・グリコール酸
共重合体を得ることができ、得られた共重合体には着色
は観測されず、分散度も2以下と小さいものが得られ
る。
上記で得られた本発明の共重合体を重クロロホルム溶液
として核磁気共鳴スペクトル、乳酸とグリコール酸との
共重合組成を分析した結果を表2に示す。
として核磁気共鳴スペクトル、乳酸とグリコール酸との
共重合組成を分析した結果を表2に示す。
実施例1. 温度計、コンデンサー、窒素導入管を備えた四頚フラス
コに、85%乳酸水溶液 191g及びグリコール酸 17.5g
をとり、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞれ105℃、3
50mmHgから150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を
行ない、留出水を除去した。引き続き、減圧度を3mmHg
とし、内温175℃で72時間加熱を行なった。反応液を室
温まで冷却して、乳酸とグリコール酸との共重合体とし
て殆ど無色の塊状重合体 140gを得た。共重合体の重量
平均分子量及び分散度は、22,000及び1.70であった。更
に、得られた共重合体を重クロロホルム溶液として核磁
気共鳴スペクトルで分析した結果、共重合体中の乳酸と
グリコール酸との組成は、89モル%:11モル%(90.9重
量%:9.1重量%)であった。
コに、85%乳酸水溶液 191g及びグリコール酸 17.5g
をとり、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞれ105℃、3
50mmHgから150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を
行ない、留出水を除去した。引き続き、減圧度を3mmHg
とし、内温175℃で72時間加熱を行なった。反応液を室
温まで冷却して、乳酸とグリコール酸との共重合体とし
て殆ど無色の塊状重合体 140gを得た。共重合体の重量
平均分子量及び分散度は、22,000及び1.70であった。更
に、得られた共重合体を重クロロホルム溶液として核磁
気共鳴スペクトルで分析した結果、共重合体中の乳酸と
グリコール酸との組成は、89モル%:11モル%(90.9重
量%:9.1重量%)であった。
比較例1. 85%乳酸水溶液 191g及びグリコール酸 17.5gに、市
販の強酸性イオン交換樹脂であるダウエックス50W(架
橋ポリスチレン樹脂) 6.8gを加え、実施例1と同様
に、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞれ105℃、350mm
Hgから150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を行な
い、留出水を除去した。更にダウエックス50W 6.8gを
追加して、減圧度を3mmHgとし、内温175℃で72時間加熱
を行なった。反応液を熱時濾過してダウエックス50Wを
除き、濾液を室温まで冷却して、重量平均分子量23,70
0、分散度2.88の塊状重合体 131gを得たが、重合体は
褐色に着色していた。尚、得られた共重合体中の乳酸と
グリコール酸との組成は、88.5モル%:11.5モル%(90.
5重量%:9.5重量%)であった。
販の強酸性イオン交換樹脂であるダウエックス50W(架
橋ポリスチレン樹脂) 6.8gを加え、実施例1と同様
に、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞれ105℃、350mm
Hgから150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を行な
い、留出水を除去した。更にダウエックス50W 6.8gを
追加して、減圧度を3mmHgとし、内温175℃で72時間加熱
を行なった。反応液を熱時濾過してダウエックス50Wを
除き、濾液を室温まで冷却して、重量平均分子量23,70
0、分散度2.88の塊状重合体 131gを得たが、重合体は
褐色に着色していた。尚、得られた共重合体中の乳酸と
グリコール酸との組成は、88.5モル%:11.5モル%(90.
5重量%:9.5重量%)であった。
実施例2. 実施例1と同じ重合装置に、85%乳酸水溶液 106g及び
グリコール酸 76gをとり、窒素気流下、内温及び内圧
をそれぞれ105℃、350mmHgから150℃、30mmHgまで3時
間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去した。引き続
き減圧度を3mmHgとし、内温180℃で36時間加熱を行なっ
た。反応液を室温まで冷却して、乳酸とグリコール酸と
の共重合体として殆ど無色の塊状重合体 124gを得た。
共重合体の重量平均分子量及び分散度は、15,300及び1.
73であった。更に、得られた共重合体を重クロロホルム
溶液として核磁気共鳴スペクトルで分析した結果、共重
合体中の乳酸とグリコール酸との組成は、50.5モル%:4
9.5モル%(55.9重量%:44.1重量%)であった。
グリコール酸 76gをとり、窒素気流下、内温及び内圧
をそれぞれ105℃、350mmHgから150℃、30mmHgまで3時
間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去した。引き続
き減圧度を3mmHgとし、内温180℃で36時間加熱を行なっ
た。反応液を室温まで冷却して、乳酸とグリコール酸と
の共重合体として殆ど無色の塊状重合体 124gを得た。
共重合体の重量平均分子量及び分散度は、15,300及び1.
73であった。更に、得られた共重合体を重クロロホルム
溶液として核磁気共鳴スペクトルで分析した結果、共重
合体中の乳酸とグリコール酸との組成は、50.5モル%:4
9.5モル%(55.9重量%:44.1重量%)であった。
実施例3. 93%乳酸水溶液 146g及びグリコール酸 38gを用い、2
02℃で6時間の加熱反応を行ない、重量平均分子量2,70
0、共重合組成 乳酸:グリコール酸=75モル%:25モル
%の共重合物を得た。このようにして得られた共重合物
100gを用いて、5mmHg、175℃で70時間、減圧・加熱反
応を行なった。反応液を室温まで冷却して殆ど無色の塊
状共重合体 92gを得た。共重合体の重量平均分子量及
び分散度はそれぞれ17,700及び1.85であり、更に乳酸と
グリコール酸との共重合組成は、75.5モル%:24.5モル
%(79.3重量%:20.7重量%)であった。
02℃で6時間の加熱反応を行ない、重量平均分子量2,70
0、共重合組成 乳酸:グリコール酸=75モル%:25モル
%の共重合物を得た。このようにして得られた共重合物
100gを用いて、5mmHg、175℃で70時間、減圧・加熱反
応を行なった。反応液を室温まで冷却して殆ど無色の塊
状共重合体 92gを得た。共重合体の重量平均分子量及
び分散度はそれぞれ17,700及び1.85であり、更に乳酸と
グリコール酸との共重合組成は、75.5モル%:24.5モル
%(79.3重量%:20.7重量%)であった。
実施例4. 実施例1と同じ重合装置に、乳酸2量体(乳酸ラクテー
ト) 97g及びグリコール酸2量体(グリコール酸グリ
コレート) 54gを取り、窒素気流下で直接5mmHg、180
℃の減圧・加熱反応を48時間行なった。反応液を室温ま
で冷却し、乳酸とグリコール酸との共重合体として殆ど
白色の塊状共重合体 105gを得た。共重合体の重量平均
分子量及び分散度はそれぞれ18,300及び1.76であり、更
に乳酸とグリコール酸との共重合組成は60モル%:40モ
ル%(65.1重量%:34.9重量%)であった。
ト) 97g及びグリコール酸2量体(グリコール酸グリ
コレート) 54gを取り、窒素気流下で直接5mmHg、180
℃の減圧・加熱反応を48時間行なった。反応液を室温ま
で冷却し、乳酸とグリコール酸との共重合体として殆ど
白色の塊状共重合体 105gを得た。共重合体の重量平均
分子量及び分散度はそれぞれ18,300及び1.76であり、更
に乳酸とグリコール酸との共重合組成は60モル%:40モ
ル%(65.1重量%:34.9重量%)であった。
実施例5. 実施例1と同じ重合装置に、89%乳酸水溶液 3337g(3
3モル)及びグリコール酸 836g(11モル)をとり、窒
素気流下、内温及び内圧をそれぞれ100℃、350mmHgから
150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を行ない、留
出水を除去した。引き続き減圧度を5mmHgとし、内温175
℃で50時間加熱を行なった。反応液を室温まで冷却し
て、乳酸とグリコール酸との共重合体として殆ど無色の
塊状重合体 2400gを得た。共重合体の重量平均分子量
及び分散度はそれぞれ14,400及び1.66であり、更に乳酸
とグリコール酸との共重合組成は、75モル%:25モル%
(78.8重量%:21.2重量%)であった。
3モル)及びグリコール酸 836g(11モル)をとり、窒
素気流下、内温及び内圧をそれぞれ100℃、350mmHgから
150℃、30mmHgまで6時間かけて減圧加熱を行ない、留
出水を除去した。引き続き減圧度を5mmHgとし、内温175
℃で50時間加熱を行なった。反応液を室温まで冷却し
て、乳酸とグリコール酸との共重合体として殆ど無色の
塊状重合体 2400gを得た。共重合体の重量平均分子量
及び分散度はそれぞれ14,400及び1.66であり、更に乳酸
とグリコール酸との共重合組成は、75モル%:25モル%
(78.8重量%:21.2重量%)であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 力 埼玉県川越市笠幡2090番地21号 (72)発明者 渡辺 俊雄 埼玉県川越市霞ヶ関東2丁目12番10号 (56)参考文献 特開 昭56−45920(JP,A) 「工業化学雑誌」第67巻第6号(1964) P.956
Claims (2)
- 【請求項1】乳酸及びグリコール酸又はそれらの低分子
の重合物若しくは共重合物を無触媒で約30〜1mmHgの減
圧下、約150〜250℃に加熱する重縮合反応に付すことを
特徴とする重量平均分子量約5,000以上で、分散度(重
量平均分子量/数平均分子量)が約1.5〜2の乳酸及び
グリコール酸の高分子共重合体の製造法。 - 【請求項2】重縮合反応に10時間以上付す、特許請求の
範囲第1項に記載の製造法。
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- 1984-07-06 JP JP59140356A patent/JPH0678425B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-05-21 JP JP5142844A patent/JPH0733433B2/ja not_active Expired - Lifetime
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