JPS6128521A - 新規重合体及びその製造法 - Google Patents

新規重合体及びその製造法

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JPS6128521A
JPS6128521A JP14035684A JP14035684A JPS6128521A JP S6128521 A JPS6128521 A JP S6128521A JP 14035684 A JP14035684 A JP 14035684A JP 14035684 A JP14035684 A JP 14035684A JP S6128521 A JPS6128521 A JP S6128521A
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lactic acid
copolymer
acid
glycolic acid
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Mikiaki Tanaka
田中 幹晃
Tairyo Ogawa
泰亮 小川
Tsutomu Miyagawa
力 宮川
Toshio Watanabe
俊雄 渡辺
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
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Wako Pure Chemical Industries Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近年、プラスチック公害を緩和するための易分解性高分
子として、また、生体吸収性医用高分子としてなど、分
解性高分子が少なからず注目されている。
本発明は、そのような目的に用い得る乳酸の重合体若し
くはグリコール酸の重合体又は乳酸とグリコール酸との
共重合体(以下、ポリ乳酸類と総称する。)、及びその
製造方法に関する。
上記の如き本発明の目的の為のものとして、特開昭56
−45920号公報に、強酸性イオン交換樹脂の存在下
で重合させる方法が開示されており、それによると、重
量平均分子量が約6,000乃至35,000の実質的
に重合触媒を含有していない重合体が得られるとされて
いる。
しかしながら、上記方法で製造されたポリ乳酸類はいず
れも分子量分散度が3前後或いはそれ以上と大きく、使
用に際し、溶解性、その他の面に於て要因が複雑になり
、コントロールに多大の問題があるので、生体吸収性医
用高分子として用いる場合などにはあまり好ましいとは
いえない。しかもこの方法では、重合触媒として用いら
れる強酸性イオン交換樹脂が加熱重縮合反応時に熱によ
って劣化し、得られる重合体中に溶は込んで、それが重
合体の着色となって現われる。更にまた、一旦着色した
電合体からそのような着色を除去するのは難しく、完全
に除去するのは実際上不可能である。かかる着色は商品
価値を落すの゛みならず、それが不純物に起因するもの
である以上好ましくない状態であることはいつを俟だな
い。
かかる状況に鑑み、本発明者らは、ポリ乳酸類の有効で
且つ上記の如き欠点のない製造法について装量研究を重
ねた結果、乳酸及び/又はグリコール酸を無機固体酸触
媒の存在下に重縮合反応させるか、又はこれらを無触媒
で縮合反応して水を除去した後、無触媒で約10時間以
上重縮合反応させることにより、重量平均分子量が約5
.000以上と大きく、分散度が約1.5〜2と小さい
、且つ重合触媒を全く含有していないか、又は実質的に
含有していない、無色乃至殆ど白色の本発明のポリ乳酸
類か得られる本発明に到達した。
即ち、本発明は、乳酸及び/又はグリコール酸から成り
、重量平均分子量約5. OO0以上−分散度約1.5
〜2である、乳酸若しくはグリコール酸の重合体又はそ
れらの共重合体、及びその製造法の発明である。
本発明によれば、その製造は工業的に容易に実施でき、
得られた重合体中への重合触媒の混入は全く、或いは実
質的になく、また重合体の着色も殆どない、分散度が約
1.5乃至2と小さい目的の高分子量の重合体を容易に
得ることができる。
本発明のポリ乳酸類の製造方法について述べると、通常
は溶媒を使用せずに、乳酸及び”/又はグリコール酸を
所定の任意の割合で混合し、減圧下に加熱して水を留去
しながら、無触媒即ち、重合触媒を全く用いないか、又
は無機固体酸触媒の存在下に直接重縮合反応させる。
本発明に於て用いられる固体酸触媒としては、酸性白土
、活性白土、ベントナイト、カオリン、タルク、ケイ酸
アルミ、ケイ酸マグネシウム、アルミナボリア、ケイ酸
等が挙げられる。こ、れらは夫々単独でも二種以上混合
してでも使用でき、いずれもそのままで、或いは要すれ
ば金属イオン等を除く為に、例えば5〜20チ濃度の塩
酸等で洗浄して用いられる。
本発明のポリ乳酸類の製造法に於て、原料として用いる
乳酸としては通常各種濃度の乳酸水溶液が任意に選ばれ
るが、作業硅の点からいえば乳酸濃度は高い方が良く、
85係以上が望ましい。また、入手可能ならば水溶液と
してではなく乳酸そのものを用いた方が良いことはいう
までもない。
また、グリコール酸としては、通常、結晶のものがその
まま用いられるが、水溶液として用いても一向に差し支
えない。
本発明に於ける反応温度及び反応時間は、100〜b 常は2〜lO時間程度、例えば、105℃/350++
urLHfから150℃/ 30 mmHyまで段階的
に温度及び減圧度を高めながら5〜6時間時間減圧熱加
熱させることにより水分を除去した後、150〜b は100時間ぐらい迄でよいン脱水:xm合収・応させ
ればよい。反応は無触媒又は無機固体酸触媒の存在下に
行なわれるが、いずれの場合に於ても、反応温度及び反
応時間は上記した範囲で行なわれる。
本発明に於て、無機固体酸触媒を用いる製造法に於ける
固体酸触媒の量は、乳酸及び/又はグリコール酸の総量
に対し、通常0.5〜a o 4 W/W、好ましくは
1〜20%W/W程度が、1乃至数回に分けて用いられ
る。
反応終了後は、無触媒法の場合も、固体酸触媒法の場合
も、反応液を単に熱時P遇するか、或いハ塩化メチレン
、ジクロルエタン、クロロホルム、アセトン等の適当な
溶媒(重合体と同量乃至10倍量程度使用)に重合体を
溶かしてP遇する等により無触媒法の場合にはゴミ等を
除き、また固体酸触媒法の場合には用いた固体酸触媒を
取り除けば(本発明の固体酸触媒法は通常の定性用2紙
を用いた吸引濾過等により容易に取り除くことができる
)、前者即ち反応液をそのまま濾過した場合にはそれだ
けで、また後者即ち反応液を溶媒に溶かして濾過した場
合には、用いた溶媒を濃縮留去することにより、目的の
高分子量ポリ乳酸類を容易に得ることができる。また、
要すれば、濾過した反応液を直接゛、或いは溶媒を用い
た場合には濃縮したP液を、大量の沈澱剤中に注ぐ等常
法により分離してもよいし、更に必要であれば再沈澱等
により精製すればよい。尚、前記イオン交換樹脂を触媒
として用いた場合にはこのような操作を繰り返してもそ
の着色は容易には除去し得ない。
本発明に係るポリ乳酸類は、乳酸単独若しくはグリ、コ
ール酸単独、又はそれらの任意の割合、好ましくは乳酸
60〜95重量係、グリコール酸40〜5重量%から成
る。
本発明によれば、重量平均分子量約5,000以上(通
常は5.000〜30.000 )の高分子量ポリ乳酸
類を得ることができ、得られた重合体は分散度が約1.
5乃至2と小さく、また外観着色は殆ど観測されず、重
合触媒も全く含有しないか又は実質的に含有していない
ここで得られた重合物は主に医薬品の製剤基剤として利
用できる。例えばステロイドホルモン類ペプチドホルモ
ン類、或いは制ガン剤等を含有させ、埋込み型徐放性製
剤として、或いは制ガン剤を含有した微粒を造り塞栓治
療剤として有利に利用できる。
以下に実験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
実験例1.(無触媒法二乳酸・グリコール酸共重合) 85%乳酸水溶液 160’? (1,5mot)とグ
リコール酸 38f(0,5mot)を混合し、窒素気
流下100〜150℃/ 350〜30 mmHyで段
階的に6時間域手加熱を行ない留出水を除去した後、1
75℃/6〜5 rnmHt −c 72時間脱水網合
反応させた。
拳法による乳酸とグリコール酸の共重合体製造に於ける
反応時間と到達重量平均分子量との関係を表1に示す。
また、比較のために、重合触媒として市販の強酸性イオ
ン交換樹脂であるダウエックス50W(ダウケミカル社
登録商標)を用いた場合の結果も併せて表1に示す。
尚、表中の重量平均分子量及び分散度(重量平均分子量
と数平均分子量の比)Fi、分子量既知の標準ポリスチ
レンを用いたゲル浸透クロマトグラフィー法により測定
した。
表1から明らかなように、本発明によれば、容易に、重
量平均分子量約5.000以上の高分子量乳酸・グリコ
ール酸共重合体を得ることができ、得られた共重合体に
id着色は観測されず、分子量分散度も2以下と小さい
ものが得らhる。
実験例2.(固体酸触媒法−乳酸単独重合)85%乳酸
水溶液 16(1(乳酸として1.5mot)に固体酸
触媒 6.82を添加し、窒素気流下、100〜b 時間減圧加熱を行ない留出水−を、除去し虎。その後更
に固体酸触媒6.81を追加し、175℃/6〜5mm
 Hyで72時間脱水重縮合反応させた。
拳法による乳酸の重合体製造に於ける反応時間と到達重
量平均分子量との関係を表2に示す。
まだ、比較のだめに、重合触媒として市販の強、酸性イ
オン交換樹脂であるダウエックス50W(ダウケミカル
社登録商標)を用いた場合の結果も併せて表2に示す。
表中、触媒添加量(1)Fi最初の触媒添加量を、触媒
添加量(2)は水分除去後の175で76〜5mmHy
での重縮合反応開始時に追加した触媒添加量を夫夫表わ
し、反応時間は175℃/6〜5mmHyでのそれを表
わす。また、表中到達分子量の下の()内の値は分散度
を表わす。尚、表中の重量平均分子量及び分散度(重量
平均分子量と数平均分子量の比)は、分子量既知の標準
ポリスチレンを用いたゲル浸透クロマトグラフィー法に
より測定したう表2からも明らかなように、本発明によ
れば、容易に、重合触媒の溶存が殆どない、重量平均分
子量約5,000以上の高分子量ポリ乳酸を得ることが
でき、得られた重合体には殆ど着色は観測されず、分子
量分散度はいずれも2以下と小さいものが得られ、また
、重合反応の反応速度も触媒の添加によって明らかに促
進された。
実験例3.(固体酸触媒法−乳酸−グリコール酸共重合
) 85%乳酸水溶液 160 t (1,5m0t)とグ
リ−+     11.11@    Q  QQ  
/  n  C=  −rsl   )’fzfgL 
イト 1    こ すLηr 拌自体酸触媒 8.7
2を添加して、窒素気流下100〜150℃/ 350
〜30 mrnHyで6時間減圧加熱を行ない留出水を
除去した。その後更に固体酸触媒 8.71を追加し、
175℃/6〜5rrLTnH1で72時間脱水縮合反
応させた。
拳法による乳酸とグリコール酸の共重合・体製造に於け
る反応時間と到達重量平均分子量との関係を表3に示す
また、比較のために、重合触媒として強酸性イオン交換
樹脂(ダウエックス50W)を用いた場合の結果も併せ
て表3に示す。
表中、触媒添加量(1)は最初の触媒添加量を、触媒添
加量(2)は水分除去後の175℃/6〜5 mmHy
での重縮合反応開始時に追加した触媒添加量を夫夫表わ
し、反応時間は175℃/6〜5 mmHyでのそれを
表わす。また、表中到達分子量の下の()内の値は分散
度を表わす。
表3から明らかなように、本発明によれば、容易に、重
合触媒の溶存が殆どない、重量平均分子量約5.000
以上の高分子量乳酸・グリコール酸共重合体を得ること
ができ、得られた共重合体には殆ど着色は観測さハず、
分子量分散度も全て2以下と小さいものが得られる。ま
た、重合反応の反応速度も触媒の添加によって明らかに
促進された。
実施例1゜ 温度計、コンデンサー、窒素導入管を備えた口頚フラス
コに85チ乳酸水溶液1601を取り、窒素気流下、内
視、内圧をそれぞれ105℃、350 mmHgから1
50℃、30 mmHyまで6時間かけて減圧加熱を行
ない、留出水を除去した。
更に3〜5痛rrLHy、175℃で72時間減圧加熱
を行なった後、室温まで冷却して、殆ど無色の塊状重合
体105tを得た。この重合体をテトラヒドロフランに
溶解し、市販の標準分子量ポリスチレンを用いてゲル浸
透クロマトグラフィーにより重量平均分子量および分散
度(重量平均分子量と数平均分子量の比)を求めたとこ
ろそれぞれ1・8,700及び1.88であった。
比較例1゜ 85チ乳酸水溶液1602に市販の強酸性イオン交換樹
脂であるダウエックス50W(架橋ポリスチレン樹脂)
6.El’を加え、実施例1.と同様に105〜150
℃、350〜30 mmHtで6時間減圧加熱反応を行
ない、□留出水を除去した。更にダウエックス50W6
.8fを追加して、3〜5trLfrLH2で175℃
、72時間減圧加熱反応を行なった後、反応液を熱時沢
過してダウエックス50Wを除き、r液を室温まで冷却
して、重量平均分子量20,200の塊状重合体96F
を得たが、重合体は褐色に着色し、分散度も2.80で
あった。
実施1u112 。
実施例j、に於ける175℃での減圧加熱時間72時間
を96時間に延長した以外は全て実施例J、と同様に重
合を行ない、殆ど無色の塊状重合体1037を得た。重
合体の重量平均分子量及び分散度はそれぞれ22.20
0及び1.91であった。
実施例3゜ 温度計、コンデンサー、窒素導入室を備えた口頚フラス
コに、85%乳酸水溶液 1912及びグリコール酸 
17.5fをとり、窒素気流下、内温及び内圧をそハぞ
れ】05℃、350 mm上グから150℃、30 t
rLmHy まで6時間かけて減圧加熱を行ない、留出
水を除去した。引き続き、減圧度を3 mmHyとし、
内温175℃で72時間加熱を行なった。反応液を室温
まで冷却して、乳酸とグリコール酸との共重合体として
殆ど無色の塊状重合体140gを得た。共重合体の重量
平均分子量及び分散度は、22,000及び170であ
った。
更に、得られた共重合体を重クロロホルム溶液として核
磁気共鳴スペクトルで分析した結果、共重合体中の乳酸
とグリコール酸の組成は、89モルチ:1,1モ5.ル
係(90,6重量%=9.4重量%)であった。
比較例2゜ 85%乳酸水浴液 191f及びグリコール酸17.5
fに、市販の強酸性イオン交換樹脂であるダウエックス
50W(架橋ポリスチレン樹脂)6.89を加え、実施
例3.と同様に、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞn
105℃、350 mtnHyから150℃、 30 
tnmHf t テロ 時Mカケ’−?[a圧加熱を行
ない、留出水を除去した。更にダウエックス50W6.
8rを追加して、減圧度を3 mn>Hyとし、内温1
75℃で72時間加熱を立なった。
反応液を熱時を過してダウエックス50Wを除き、e液
を室温まで冷却して、重量平均分子量23.700、分
散度 2.88の塊状重合体 131りを得たが、重合
体は褐色に着色していた。尚、得られた共重合体中の乳
酸とグリコール酸の組成は、88.5モルチ:11.5
モル係(90,1重量%:9,9重量%)であった。
実施例4゜ 実施例1.と同じ重合装置に、85悌乳酸水溶液 10
61及びグリコール酸 76fをとり、窒素気流下、内
温及び内圧をそれぞれ105℃、350mmHtから1
50℃、30 mmHy  まで3時間かけて減圧加熱
を行ない、留出水を除去した。引き続き減圧度を3 m
mHyとし、内温180℃で36時間加熱を行なつ1ζ
。反応液を室温まで冷却して、乳酸とグリコール酸との
共重合体として殆ど無色の塊状重合体 124tを得た
。共重合体の重量平均分子量及び分散度は15,300
及び1.73であった。更に得られた共重合体を重クロ
ロホルム溶液として核磁気共鳴スペクトルで分析した結
果、共重合体中の乳酸とグリコール酸の組成は50.5
モル%:49.5モル受であった。
実施例5゜ 温度計、コンデンサー、窒素導入管を備えた口頚フラス
コに、85%乳酸水溶液 160を及び酸性白土 13
.6fを加え、窒素気流下で、内温及び内圧をそれぞれ
105℃、350 mmHgから150℃、30 mm
Htまで、段階的に温度及び減圧度を高めながら、6時
間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去した。引き続
き内圧を3 mmHt とし、内温175℃で50時簡
加熱を行なった。反応液を室温まで冷却し、塩化メチレ
ン 400dを加えて、攪拌溶解後、酸性白土をf過(
東洋f紙屋131を使用)して除き、f液を濃縮乾固し
て、殆ど白色の重合体 100fを得た。この重合体の
重量平均分子量及び分散度は、それぞれ22,000及
び1.75ゼあった。
尚、・得られた共重合体中への残存触媒については、共
重合体を白金シャーレ上にとり、炭酸ナトリウム熔融処
理を行なった後、アルミニウム及びケイ素について、そ
れぞれアルミノン法及びモリブデンブルー法を適用して
比色定量した結果、いずれも不検出であり、触媒の混入
は認められなかった。
実施例6゜ 触媒としてケイ酸アルミ 27.2fを用いた以外は、
全て実施例5.と同様に反応を行ない、殆ど無色の重合
体 921を得た。この重合体の重量子、  均分子葉
及び分散度は、それぞ#21,900及び1.70であ
った。触媒をカオリン又(はタルクにしても同様であっ
た。
尚、得られだ共重合体中への残存触媒については、実施
例5.と同様に残存触媒の検出を行なった結果、触媒の
混入は認められなかった。
実施例7゜ 実施例5.と同様に、85チ乳酸水溶液160vを用い
、酸性白土9代りに活性白土6.82を仕込み、留出水
を除去した。後の加熱反応を内圧5 mmHy、内温1
85℃で96時間行ない、殆ど白色の重合体90fを得
た。この重合体の重量平均分子量及び分散度は、そハぞ
f129.’600及び1,85であった。
尚、得られだ共重合体中への残存触媒につ−ては、実施
例5.と同様に残存触媒の検出を行なった結果、触媒の
混入は認められなかった。
実施例8゜ 85%乳酸水溶液 160t、グリコール酸 38V及
び活性白土17.4Fを用いた以外は、全て実施例5.
と同様に反応を行ない、殆ど白色の共重合体122fを
得だ。この共重合体の重量平均分子量及び分散度は、そ
れぞれ20,100及び1.70であった。更に得られ
た共重合体を重クロロホルム溶液として核磁気共鳴スペ
クトルで分析した結果、乳酸とグリコール酸の共重合組
成は76 mat%: 24mα慢であった。
尚、得られた共重合体中への残存触媒については、実施
例5.と同様に残存触媒の検出を行なった結果、触媒の
混入は認められなかった。
実施例9゜ 85%乳酸水溶液 1911、グリコール酸17、!M
及び酸性白土 9tを仕込み、留出水を除去した後の加
熱反応を内圧 3 mmHy、内温 170℃で96時
間行ない、殆ど白色の共重合体130fを得た。この共
重合体の重量平均分子量及び分散度は、それぞれ28,
100及び1.73であり、更に、乳酸とグリコール酸
の共重合組成は89 mol % :口mot%であっ
た。
触媒をケイ酸アルミ、ベントナイト、カオリンにしても
同様の反応及び結果が得られた。
尚、得られた共重合体中への残存触媒については、実施
例5.と同様に残存触媒の検出を行なった結果、触媒の
混入は認められなかった。
特許出願人 武田薬品工業株式会社 和光純薬工業株式会社 手続補正書 1 事件の表示 2 発明の名称 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 連絡装置 03−270−8671 4 補正命令の日付 5、神′正r= Jり滅ノグ1ト発咽の表   1G、
誹゛正のN& 明徊子(仝更)。
7、M’正Q内、養 (1ンFJA細、!(不文)Σ別拭のとおり蒜゛工゛す
る。
玖り 明    細    書 1、発明の名称 新規重合体およびその製造法 2、特許請求の範囲 (1)重量平均分子量約5,000以と30.000以
下で、分散度約1.5〜2である乳酸・グリコール酸共
重合体。
(2)乳酸及びグリコール酸又はそれらの低分子の重合
物若しくは共重合物を無触媒で減圧下加熱する重縮合反
応に付すビとを特徴とする重量平均分子量約5,000
以上、分散度約1.5〜2の乳酸及びグリコール酸の高
分子共重合体の製造法。
3、発明の詳細な説明 本発明は、乳酸とグリ・コール酸との共重合体(以下、
本発明の共重合体と称することもある。)、及びその製
造方法に関する。
近年、プラスチック公害を緩和するための易分解性高分
子として、また、生体吸収性医薬製剤用高分子としてな
ど、分解性高分子が少なからず注目されている。
上記の如き目的の為のものとして、特開昭5θ−459
20号公報に、乳酸とグリコール酸とを強酸性イオン交
換樹脂の存在下で重合させる方法が開示されており、そ
れによると、重量平均分子量が約8、Goo乃至35.
000の実質的に重合触媒を含有していない重合体が得
られるとされている。
しかしながら、上記方法で製造された重合体は分子量分
散度が3前後或いはそれ以上と大きく。
使用に際し、溶解性、iの他の面に於て要因が複雑にな
り、コントロールに多大の問題があるので、生体吸収性
医薬製剤用高分子として用いる場合などにはあまり好ま
しいとはいえない、しかもこの方法では、重合触媒とし
て用いられる強酸性イオン交換樹脂が加熱重縮合反応時
に熱によって劣化し、得られる重合体中に熔は込んで、
それが重合体の着色となって現われる。更にまた、一旦
着色した重合体からそのような着色を除去するのは難し
く、完全に除去するのは実際上不可能である。かかる着
色は商品価値を落すのみならず、それが不純物に起因す
るものである以上好ましくない状態であることはいうを
俟たない。
かかる状況に鑑み、本発明者らは、乳酸とグリコール酸
との共重合体の有効で且つ上記の如き欠点のない製造法
について鋭意研究を重ねた結果、乳酸及びグリコール酸
又はそれらの低分子の重合物若しくは共重合物を無触媒
で減圧下加熱する重縮合反応に付すことにより、重量平
均分子量が約5.000以上と大きく1分散度が約1.
5〜2と小さい、且つ重合触媒を全く含有していなl、
%、無色乃至殆ど白色の共重合体が得られることを見出
し、これに基づいて更に研究した結果1本発明を完成し
た。
本発明は、 (])重量平均分子量約5,000以上3
0.000以下で、分散度約1.5〜2である乳酸・グ
リコール酸共重合体、および(2)乳酸及びグリコール
酸又はそれらの低分子の重合物若しくt±共重合物を無
触媒で減圧下加熱する重縮合反応に付すことを特徴とす
る重量平均分子量約5,000以上、分散度約1.5〜
2の乳酸及びグリコール酸の高分子共重合体の製造法で
ある。
本発明の共重合体の製造法に於て、原料として用いる乳
酸としては通常各種濃度の乳酸水溶液”が任意に選ばれ
・るが、作業性の点からいえば乳酸濃度は高い方が良く
、85%以上が望ましい、また、入手可能ならば水溶液
としてではなく乳酸そのものを用いた方が良いことはい
うまでもない、また、グリコール酸としては1通常、結
晶のものがそのまま用いられるが、水溶液として用いて
も一向に差し支えない、乳酸とグリコールとを結晶等の
固体のものを用いる場合には、要すればこれらを溶解す
る溶媒を用いてもかまわない、該溶媒としては、例えば
、水、メタノール、エタノール、アセトンなどが挙げら
れる。
本発明の共重合体の製造法に於て、原料として用いられ
る乳酸およびグリコール酸としては、乳酸の低分子重合
物、グリコール酸の低分子重合物、乳酸とグリコール酸
との低分子共重合物でもよい。
該低分子重合物としては、たとえば乳酸のオリゴマー(
例、ダイマー、トリマーなど)、グリコール酸のオリゴ
マー(例、ダイマー、トリマーなど)などが挙げられる
また、該低分子重合物あるいは低分子共重合物としては
、乳酸および/またはグリコール酸を触媒の非存在下に
重縮合させて得られたものが挙げられる。該低分子重合
物あるいは低分子共重合物を製造する際の反応温度及び
反応時間は、100〜!50℃/ 350〜30mmH
gで2時間以上、通常は2〜10時間程度、例えば、1
05℃/350mmHgから 150’C/ 30mm
Hgまで段階的に温度及び減圧度を高めながら5〜6時
間時間減圧熱加熱させることにより水分を除去すればよ
い、このようにして、分子量約2,000〜4 、00
0の低分子重合物あるいは低分子共重合物が容易に得ら
れる。
また、該低分子重合物あるいは低分子共重合物としては
、無触媒で行なう公知の方法で重縮合して得られたもの
でもよい、該公知方法としては、たとえば工業化学雑誌
第68巻883〜888頁(11185年)に記載され
た方法、すなわち乳酸とグリコール酸とを常圧下無触媒
で202℃、6時間反応させる方法が挙げられる。また
、該公知方法としては、たとえば、米国特許第2,38
2,511号公報に記載された方法、即ち、乳酸とグリ
コール酸とを200℃の温度で2時間反応させ1次いで
減圧子局時間加熱を続ける方法なども挙げられる。
本発明の共重合体は、乳酸及びグリコール酸の任意の割
合、好ましくは乳儂約50〜85重量%及びグリコール
酸約50〜5重量%、より好ましくは乳酸約60〜85
重量%及びグリコール酸約40〜5重量%、更に好まし
くは、乳酸約80〜85重量%及びグリコール酸約40
〜15重量%から成る。乳酸とグリコール酸との特に好
ましい比率としては、乳酸約75±2モル%及びグリコ
ール酸約25±2モル%が挙げられる。
本発明の重縮合反応における加熱温度は、例えば通常約
150〜250℃であり、好ましくは約150〜200
℃である。減圧としては、例えば通常約30〜1 +*
mHg、好ましくは約10〜1s+sHgである。
反応時間は、例えば約10時間以上であり、好ましくは
約10〜150時間、更に好ましくは約10〜100時
間゛である。
乳酸及びグリコール酸を原料物質として用いる、場合の
反応条件、とじては、次のものが好ましい。
例えば、 100〜150℃7350 N30層膳H8
で2時間以上1適常は2〜lO時間程度、例えば、 1
05℃/350腸■Hgから150℃730mmHgま
で段階的に温度及び減圧度を高めながら5〜6時間時間
減圧熱加熱させることにより水分を除去した後、 15
0〜bらい迄でよい)脱水重縮合反応させればよい。
また、上記した低分子の重合物或いは共重合物゛を原料
物質として用いる場合の反応条件としては、次のものが
好ましい、即ち1例えば、 150〜b 時間ぐらい迄でよい)脱水重縮合反応させればよい。
反応終了後は、反応液を単に熱時枦遇するか、或いは塩
化メチレン、ジクロルエタン、クロロホルム、アセトン
等の適当な溶媒(重合体と同量乃至lO倍量程度使用)
に重合体を溶かして濾過する等によりゴミ等を除き、前
者即ち反応液をそのまま濾過した場合にはそれ鳩すで、
また後者即ち反応液を溶媒に溶かして濾過した場合には
、用いた溶媒を濃縮留去することにより、目的の高分子
量共重合体を容易に得ることができる。また、要すれば
、濾過した反応液を直接、或いは溶媒を用いた場合には
濃縮したか液を、大量の゛沈澱剤中に注ぐ等常法により
分離してもよいし、更に必要であれば再沈澱等により精
製すればよい。
本発明によれば、重量平均分子量約5,000以上、更
に好ましくは約5,000〜30.000の高分子量の
本発明の共重合体を得ることができ、得られた共重合体
は分散度が約1.5乃至2と小さい0本発明方法におい
ては、実質的に重合触媒を用いずに重縮合するため、得
られた共重合体は重合触媒を全く含んでおらず、従って
外観着色は殆ど観測されない。
本発明の共重合体は、主に医薬品の製剤基剤として利用
できる0例えばステロイドホルモン類、ペプチドホルモ
ン類、或は制ガン剤等を含有させ、埋込み型若しくはマ
イクロカプセル型徐放性製剤として、或は制ガン剤を含
有し゛た微粒を造り塞栓治療剤として有利に利用できる
以下に実験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
実験例1゜ 85%乳酸水溶液160g (1,5mol)とグリコ
ール酸38g (0,5mo1)とを混合し、窒素気流
下100〜150”Q / 350〜30mmHgで段
階的に6時間減圧加熱を行ない留出水を除去した後、 
175℃/6〜5 anHgで72時間脱水縮合反応さ
せた。
水洗による乳酸とグリコール酸との共重合体製造に於け
る反応時間と到達重量平均分子量との関係を表1に示す
また、比較のために1重合触媒として市販の強酸性イオ
ン交換樹脂であるダウ土フクス50W〔ダウケミカル社
製(米国)、登録商標〕を用いた場合の結果も併せて表
1に示す。
尚、表中の重量平均分子量及び分散度(重量平均分子量
/数平均分子量)は、分子量既知の標準ポリスチレンを
用いたゲル浸透クロマトグラフィー法により測定し、求
めた。
表1から明らかなように、本発明によれば、容易に、重
量平均分子量約5,000以上の高分子量乳酸・グリコ
ール酸共重合体を得ることができ、得られた共重合体に
は着色は観測されず、分子量分散度も2以下と小さいも
のが得られる。
上記で得られた本発明の共重合体を重クロロホルム溶液
として核磁気共鳴スペクトルで、乳酸とグリコール酸と
の共重合組成を分析した結果を表2に示す。
実施例 1゜ 温度計、コンデンサー、窒素導入管を備えた口頚フラス
コに、85%乳酸水溶液 191.及びクリコール酸 
17.5gをとり、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞ
れ105℃、35hmHgから150℃、30ma+H
gまで6時間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去し
た。引き続き、減圧度を3 mmHgとし、内温175
℃で72時間加熱を行なった0反応液を室温まで冷却し
て、乳酸とグリコール酸との共重合体として殆ど無色の
塊状重合体140gを得た。共重合体の重量平均分子量
及び分散度は、22,000及び1.70であった。更
に、得られた共重合体を重クロロホルム溶液として核磁
気共鳴スペクトルで分析した結果、共重合体中の乳酸と
グリコール酸との組成は、88モル%:11モル%(9
0,111重量%二9.1重量%)であった。
比較例 1 85%乳酸水溶液 1111g及びグリコール酸 17
.5gに、市販の強酸性イオン交換樹脂であるダウエッ
クス50W(架橋ポリスチレン樹脂) 8.8gを加え
、実施例1と同様に、窒素気流下、内温及び内圧をそれ
ぞれ105℃、350mmHgから150℃、3h腸)
1gまで6時間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去
した。更にダウエックス50W8.8gを追加して、減
圧度を3 mmHgとし、内温175℃で72時間加熱
を行なった。反応液を熱時枦遇してダウエックス50W
を除き、炉液を室温まで冷却して1重量平均分子量 2
3 、TOO1分散度 2.88の塊状重合体131g
を得たが、重合体は褐色に着色していた。
尚、得られた共重合体中の乳酸とグリコール酸の組成は
、88.5モル%: 11.5モル%(110,5重量
%:9.5重量%)であった。
実施例 2゜ 実施例1と同じ重合装置に、85%乳酸水溶液106g
及びグリコール酸 78gをとり、窒素気流下、内温及
び内圧をそれぞれ105°01350m+mHgから 
150°C130C13Oまで3時間かけて減圧加熱を
行ない、留出水を除去した。引き続き減圧度を3+sm
Hgとし、内温180℃で′3θ時間加熱を行なった0
反応液を゛室温まで冷却して、乳酸とグリコール酸との
共重合体として殆ど無色の塊状重合体 124gを得た
。共重合体の重量平均分子量及び分散度は15.300
及び1.73であった。更に得られた共重合体1重クロ
ロホルム溶液として核磁気共鳴スペクトルで分析した結
果、共重合体中の乳酸とグリコール酸との組成は50.
5モル%: 411.5モル%(55,9重量%:44
.1重量%)であった。
実施例 3゜ 83%乳酸水溶液148g及びグリコール酸 38gを
用い、 202°Cで6時間の加熱反応を行ない、重量
平均分子量2.70(+、共重合組成 乳酸ニゲリコー
ル酸= 75’ mo1%:25膳01%の共重合物を
得た。このようにして得られた共重合物 100gを用
いて、5 mdg、 175℃で70時間、減圧・加熱
反応を行なった。反応液を室温まで冷却して殆ど無色の
塊状共重合体 92gを得た。共重合株の重量平均分子
量及び分散度はそれぞれIT、700及び1.85であ
り、更に乳酸とグリコール酸との共重合組成は?5.5
mol$ : 24.5molX (79,3重量%:
 20.7重量%)であった・ 実施例 4゜ 実施例1と同口重合装置に、乳酸2量体(乳酸ラクテー
ト)97g及びグリコール##2量体くグリコール酸グ
リコレ−))  54gを取り、窒素気流下で直!1i
5Il鵬Hg、  180°Cの減圧・加熱反応を48
時間行なった。反応液を室温まで冷却し、乳酸とグリコ
ール酸との共重合体として殆ど白色の塊状共重合体 1
05gを得た。共重合体の重量平均分子量及び分散度は
それぞれ18,300及び1.76であり、更に乳酸と
グリコール酸との共重合組成は60■0!%:40 m
o1%C85,1重量%: 34.9重量%)であツタ
実施例 5゜ 実施例1と同様の重合装置に、88%乳酸水溶液333
7g(33モル)及びグリコール酸8311g(11モ
ル)をとり、窒素気流下、内温及び内圧をそれぞれ10
0℃、350mmHgから150℃、30鵬ml(gま
で6時間かけて減圧加熱を行ない、留出水を除去した。
引き続き減圧度を5層履Hgとし、内温175℃で50
時間加熱を行なった0反応液を室温まで冷却して、乳酸
とグリコール酸との共重合体として殆ど無色の塊状重合
体 2400gを得た。共重合体の重量平均分子量及び
分散度はそれぞれ14,400及び1.66であり、更
に乳酸とグリコール酸との共重合組成は75M0LS 
: 25moH(78,8重量%: 21.2ii量%
)であった。
特許出願人武田薬品工業株式会社 和光純薬工業株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乳酸及び/又はグリコール酸から成り、重量平均
    分子量約5,000以上、分散度約1.5〜2である、
    乳酸若しくはグリコール酸の重合体又はそれらの共重合
    体。
  2. (2)乳酸及び/又はグリコール酸を無機固体酸触媒の
    存在下に重縮合反応させることを特徴とする、重量平均
    分子量約5,000以上、分散度約1.5〜2である、
    乳酸若しくはグリコール酸の重合体又はそれらの共重合
    体の製造法。
  3. (3)乳酸及び/又はグリコール酸を無触媒で縮合反応
    させて水を除去した後、無触媒で約10時間以上重縮合
    反応させることを特徴とする、重量平均分子量約5,0
    00以上、分散度約1.5〜2である、乳酸若しくはグ
    リコール酸の重合体又はそれらの共重合体の製造法。
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