JPH0197249A - カーリング防止機能を有する経編地 - Google Patents
カーリング防止機能を有する経編地Info
- Publication number
- JPH0197249A JPH0197249A JP25237287A JP25237287A JPH0197249A JP H0197249 A JPH0197249 A JP H0197249A JP 25237287 A JP25237287 A JP 25237287A JP 25237287 A JP25237287 A JP 25237287A JP H0197249 A JPH0197249 A JP H0197249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- warp knitted
- yarn
- curling
- dyeing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 title claims abstract description 29
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 claims abstract description 8
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 claims abstract description 8
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims abstract description 7
- 244000089486 Phragmites australis subsp australis Species 0.000 claims abstract 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000009940 knitting Methods 0.000 abstract description 11
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 abstract description 10
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 2
- 238000009963 fulling Methods 0.000 abstract 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 244000247747 Coptis groenlandica Species 0.000 description 5
- 235000002991 Coptis groenlandica Nutrition 0.000 description 5
- 244000273256 Phragmites communis Species 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009981 jet dyeing Methods 0.000 description 2
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 2
- 229920006065 Leona® Polymers 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はカーリング防止機能を有する経編地に関するも
のである。
のである。
〈従来の技術〉
ポリアミドフィラメントは、その特性を生かして、イン
ナーニット分野に大量に使用されている。
ナーニット分野に大量に使用されている。
しかし、近年高速紡糸法によシ得られた低ヤング率の糸
を用いたトリコット布を液流染色機等の風合を重視した
染色機でトリコット編地を染色しようとすると、耳部の
カーリングによる、染着斑や揉みリラックス効果不良に
よるウロコ状のシワ等が頻繁に発生する問題がらる。こ
のカーリングは、−枚の針床の編機特有の現象であるが
、さらに、高速紡糸法による低ヤング率の糸tm成した
場合に発生しやすくなる傾向である。従来カーリングの
対策としては特殊な編組織を応用して耳部を形成する事
が考えられるが、特殊な装置を必要となる。一方、染色
加工時に編地の両耳をクツキング処理する方法が考えら
れるがこれも製造コストを高くする事になる問題があっ
た。
を用いたトリコット布を液流染色機等の風合を重視した
染色機でトリコット編地を染色しようとすると、耳部の
カーリングによる、染着斑や揉みリラックス効果不良に
よるウロコ状のシワ等が頻繁に発生する問題がらる。こ
のカーリングは、−枚の針床の編機特有の現象であるが
、さらに、高速紡糸法による低ヤング率の糸tm成した
場合に発生しやすくなる傾向である。従来カーリングの
対策としては特殊な編組織を応用して耳部を形成する事
が考えられるが、特殊な装置を必要となる。一方、染色
加工時に編地の両耳をクツキング処理する方法が考えら
れるがこれも製造コストを高くする事になる問題があっ
た。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は、紡糸速度4000m/分以上で紡糸したポリ
アミドフィラメント糸による経編地のカーリングの発生
を防止させ、染色加工時の染色斑やシワの発生を防止す
る事を目的とする。
アミドフィラメント糸による経編地のカーリングの発生
を防止させ、染色加工時の染色斑やシワの発生を防止す
る事を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は紡糸速度4000m/分以上で紡糸したポリア
ミド糸を用いて、筬2枚以上で編成された経編地の耳部
に糸抜部を有することを特徴とするカーリング防止機能
を有する経編地である。
ミド糸を用いて、筬2枚以上で編成された経編地の耳部
に糸抜部を有することを特徴とするカーリング防止機能
を有する経編地である。
本発明でいう紡糸速度4000m以上で紡糸したポリア
ミド糸は、紡糸ヘッドの中の紡糸口金よシ紡出され、大
気中で冷却され固化する際、その紡糸速度が4000f
f!/分以上であることを意味する。この糸の代表的な
製造例としては特開昭57−143514号公報がある
。得られた糸の初期モジュラスは210〜3 s o
Ky/rttx2、伸度50〜80%、製水収縮率は2
.5〜5.0%である。高速で紡糸する事で糸の性質は
従来の例えば、紡速1600 m7分以下、延伸倍率3
.5以下程度の低速紡糸の糸と比較し、著しく、異なっ
ている。例えば、初期ヤング率が約60%程度低下し、
熱水収縮率、乾熱収縮率が従来の糸に比べ極端に低い等
の性質である。紡糸速度が4000m/分以下の場合は
、伸度が高くなシ過ぎて編成時に生地表面へ経筋やヒケ
等の編地品位を低下させるばかシか、紡糸後に延伸を行
なうとヤング率や熱水収縮率が高くなシ、ソフト風合の
編地を得る事が出来ない。
ミド糸は、紡糸ヘッドの中の紡糸口金よシ紡出され、大
気中で冷却され固化する際、その紡糸速度が4000f
f!/分以上であることを意味する。この糸の代表的な
製造例としては特開昭57−143514号公報がある
。得られた糸の初期モジュラスは210〜3 s o
Ky/rttx2、伸度50〜80%、製水収縮率は2
.5〜5.0%である。高速で紡糸する事で糸の性質は
従来の例えば、紡速1600 m7分以下、延伸倍率3
.5以下程度の低速紡糸の糸と比較し、著しく、異なっ
ている。例えば、初期ヤング率が約60%程度低下し、
熱水収縮率、乾熱収縮率が従来の糸に比べ極端に低い等
の性質である。紡糸速度が4000m/分以下の場合は
、伸度が高くなシ過ぎて編成時に生地表面へ経筋やヒケ
等の編地品位を低下させるばかシか、紡糸後に延伸を行
なうとヤング率や熱水収縮率が高くなシ、ソフト風合の
編地を得る事が出来ない。
従来の編地のカーリングは編目(ループ)を構成する糸
が編地の片面から信置へと湾曲して編込まれた後、元の
直線状に戻ろうとする作用で発生する。さらに編機上で
編地はロール状に巻取られる時、経方向の張力が働き、
耳部にカーリングを発生させる。カーリングの発生度合
は編地の幅方向の密度変化にともなって大きくなシ両端
部で主に変化するのに対して、本発明は両端部に耳a″
f:作成し、編地のソフト風合を残したまま、外部の力
による変形を小さくさせることで、カーリングの発生を
防止させ、染色加工時の染着斑やシワの発生を防止した
ものである。
が編地の片面から信置へと湾曲して編込まれた後、元の
直線状に戻ろうとする作用で発生する。さらに編機上で
編地はロール状に巻取られる時、経方向の張力が働き、
耳部にカーリングを発生させる。カーリングの発生度合
は編地の幅方向の密度変化にともなって大きくなシ両端
部で主に変化するのに対して、本発明は両端部に耳a″
f:作成し、編地のソフト風合を残したまま、外部の力
による変形を小さくさせることで、カーリングの発生を
防止させ、染色加工時の染着斑やシワの発生を防止した
ものである。
本発明でいう耳織は特別の編成用の装置類を必要とはし
ないで作成可能なものである。
ないで作成可能なものである。
本発明でいう耳織は2枚以上の籏ヲ用いて編成され、耳
端から3crn以内に5本以上の糸抜きされた部と5本
以上引揃え合糸部をもつものが好ましい。耳部からの距
離が3crr1以上となるとカーリング防止機能が低下
するばかシか、耳織部の占める面積が増大し製品の収率
低下を起し好ましくない。
端から3crn以内に5本以上の糸抜きされた部と5本
以上引揃え合糸部をもつものが好ましい。耳部からの距
離が3crr1以上となるとカーリング防止機能が低下
するばかシか、耳織部の占める面積が増大し製品の収率
低下を起し好ましくない。
糸抜部及び金糸部を作成する筬は1枚でも数枚でもかま
わないが、複数の筬で同時に実施する事が好ましい。金
糸部は1つのガイド穴に2本の糸が入る方法が簡単で良
く、編機へ供給可能糸デニール以内であれは何本でも金
糸可能である。例えば、28本/インチの織機であれば
200デニール、32本/インチであれば180デニー
ルまで可能である。糸坂部及び金糸部の配置は5本以セ
連続していることが好ましい。5本以下の場合は効果が
低いので数回繰透見して、合計が5本以上にすることが
好ましい。又、糸抜−き部の糸配列は1イア1アウトが
好ましい。連続して数本抜くと編地の強度が著しく低下
し、後工程での破れが発生しない様に配列を変更する。
わないが、複数の筬で同時に実施する事が好ましい。金
糸部は1つのガイド穴に2本の糸が入る方法が簡単で良
く、編機へ供給可能糸デニール以内であれは何本でも金
糸可能である。例えば、28本/インチの織機であれば
200デニール、32本/インチであれば180デニー
ルまで可能である。糸坂部及び金糸部の配置は5本以セ
連続していることが好ましい。5本以下の場合は効果が
低いので数回繰透見して、合計が5本以上にすることが
好ましい。又、糸抜−き部の糸配列は1イア1アウトが
好ましい。連続して数本抜くと編地の強度が著しく低下
し、後工程での破れが発生しない様に配列を変更する。
尚、本発明はdリアミド糸100%のみならず他素材と
の交編においても充分効果を有する。
の交編においても充分効果を有する。
〈実施例〉
2枚筬仕様の経編トリコット機で、紡糸速度が4000
m7分、6000m/分のポリアミド糸(レオナ■旭
化成(株) ) aod/4G/糸を用いて、ハーフ組
織を下記の条件で編立した。
m7分、6000m/分のポリアミド糸(レオナ■旭
化成(株) ) aod/4G/糸を用いて、ハーフ組
織を下記の条件で編立した。
編成条件
ゲージ:40本/インチ
ランナー:フロント 132cf!1/ラツク96 c
m /ラック 機上コース 72コース/インチ糸抜き、
金糸条件(第1表に示す) 得られた編地を開反後、日限社製液流染色機でリラック
ス、染色加工を行なった。
m /ラック 機上コース 72コース/インチ糸抜き、
金糸条件(第1表に示す) 得られた編地を開反後、日限社製液流染色機でリラック
ス、染色加工を行なった。
作成した編地の条斑品位及びシワの発生状況を評価した
。その結果を第1表に示す。
。その結果を第1表に示す。
結果、発明1,2の糸配列で耳部を作成し九編地の品位
は全て良好なものであった。
は全て良好なものであった。
以下余白
〈発明の効果〉
本発明の編地は編立時や染色加工時に耳部のカーリング
発生が起らない。よって、従来高品位を低下させていた
染色斑やシワ全解消させ製品の収牢が高くなシ、さらに
染色時のタッキング処理が不要となシ、製造コス)k下
げる事が出来る。
発生が起らない。よって、従来高品位を低下させていた
染色斑やシワ全解消させ製品の収牢が高くなシ、さらに
染色時のタッキング処理が不要となシ、製造コス)k下
げる事が出来る。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 紡糸速度4000m/分以上で紡糸したポリアミド糸を
用いて、筬2枚以上で編成された経編地の耳部に糸抜き
部を有することを特徴とするカーリング防止機能を有す
る経編地
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25237287A JPH0197249A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | カーリング防止機能を有する経編地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25237287A JPH0197249A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | カーリング防止機能を有する経編地 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197249A true JPH0197249A (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=17236387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25237287A Pending JPH0197249A (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | カーリング防止機能を有する経編地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0197249A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231336A (en) * | 1992-01-03 | 1993-07-27 | Harman International Industries, Inc. | Actuator for active vibration control |
JP2009024324A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Carvico Spa | 無伝線布地の製造方法 |
JP2012173288A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-10 | General Electric Co <Ge> | 電気機器に使用される光学ガスセンサおよびその組立て方法 |
-
1987
- 1987-10-08 JP JP25237287A patent/JPH0197249A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231336A (en) * | 1992-01-03 | 1993-07-27 | Harman International Industries, Inc. | Actuator for active vibration control |
JP2009024324A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Carvico Spa | 無伝線布地の製造方法 |
KR101466401B1 (ko) * | 2007-07-20 | 2014-11-27 | 카르비코 에쎄.피.아. | 세로 올이 풀리지 않는 직물을 제조하는 방법 |
JP2012173288A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-10 | General Electric Co <Ge> | 電気機器に使用される光学ガスセンサおよびその組立て方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6846560B2 (en) | Conjugate fiber and method of producing same | |
US4965919A (en) | Potential bulky polyester associated bundles for woven or knitted fabric and process for production thereof | |
JPH05263340A (ja) | 弾性経編地 | |
JP2007056407A (ja) | 経編地 | |
JPH0197249A (ja) | カーリング防止機能を有する経編地 | |
JP2816846B2 (ja) | 交絡混繊マルチフィラメント複合糸およびその糸を用いた嵩高織物の製造法 | |
JP3837223B2 (ja) | ポリアミド嵩高加工糸の製造方法 | |
KR100958528B1 (ko) | 다색톤 자기신장성 폴리에스터 복합사 및 그 제조방법 | |
JP3028845B2 (ja) | 刺繍レース用基布 | |
JP2981278B2 (ja) | 交絡糸 | |
JP2867245B2 (ja) | 嵩高織物 | |
JP3321302B2 (ja) | ループ毛羽を有する芯鞘型交絡混繊糸 | |
JPH0734342A (ja) | 混繊複合糸およびその製造方法ならびに編織物 | |
JP3535315B2 (ja) | ポリアミド嵩高加工糸の製造方法 | |
JP3793369B2 (ja) | 異収縮混繊糸 | |
JP3611051B2 (ja) | 吸水性に優れたポリエステル織編物及びその製造方法 | |
JPS6399340A (ja) | 異繊度異収縮混繊糸 | |
JP3021617B2 (ja) | ポリエステル複合交絡糸の製造方法 | |
KR950004082B1 (ko) | 직편물용 잠재숭고성 폴리에스테르 복합사조 및 그 제조방법 | |
JPH0586535A (ja) | ポリエステル嵩高加工糸の製造方法 | |
JPH041097B2 (ja) | ||
JPS63182433A (ja) | 潜在ル−プヤ−ン | |
CN116096948A (zh) | 聚酰胺复丝及其制造方法和编织物 | |
JP3021616B2 (ja) | ポリエステル複合加工糸の製造方法 | |
JPH0418051B2 (ja) |