JPH0196970A - 半導体受光装置 - Google Patents

半導体受光装置

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JPH0196970A
JPH0196970A JP62253621A JP25362187A JPH0196970A JP H0196970 A JPH0196970 A JP H0196970A JP 62253621 A JP62253621 A JP 62253621A JP 25362187 A JP25362187 A JP 25362187A JP H0196970 A JPH0196970 A JP H0196970A
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JP
Japan
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junction
layer
edge
electric field
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP62253621A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Ito
和弘 伊藤
Kazuyuki Nagatsuma
一之 長妻
Hiroshi Matsuda
広志 松田
Ichiro Fujiwara
一郎 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体受光装置、特にアバランシェ・ホト・ダ
イオード(APD)において、良好な特性を得るに好適
な構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、APDのpn接合は特開昭62−22545号に
記載のように、逆方向電圧の印加によってアバランシェ
降伏を生じせしめて増倍作用を起こす主接合、および、
主接合の周辺に連続して形成されたガードリング接合か
ら成っていた。主接合は階段型不純物a変分布、ガード
リング接合は傾斜型の分布を持っており、後者は主接合
の湾曲部(エツジ部)をおおう事によって、増倍作用の
低下や不均一の原因となるエツジ降伏を防止していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記、従来の技術で良好な増倍作用を得られるのは、主
接合とガードリング接合の各不純物濃度分布に対応して
、前者の降伏電圧が後者よりも低くできるからである。
しかし、両者の不純物濃度分布の差による降伏電圧の差
はわずかである。また、ガードリング接合が主接合の位
置に比較して浅すぎる場合は主接合のエツジがpn接合
面に形成されるため、エツジ降伏が生ずる様になる。逆
に、ガードリング接合が深すぎる場合は、ガードリング
接合のエツジで降伏が生じるため、大きな増倍が得ら九
ないにのため1両者の相対位置には許容範囲があって、
±0.2μm程度である。
この値は実際の素子作製では極めて小さく1歩留を低下
する最大の原因であった。特に、高速応答を得るには、
接合は高濃度の反対導伝型層に形成されなければならず
、ガードリング接合の不純物濃度分布が良好な傾斜型に
はならなくなってしまうため、APDが作製できない欠
点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では主接合またはガードリング接合のエツジ部に
別のpn接合を近接して形成する6本発明の構造を第1
図によって説明する。例えば1゜2.3.4はn型の伝
導型から成る半導体層で、順に基板、光吸収層、増倍層
、窓層である。窓層4の表面から不純物の導入により、
P型領域5゜6が形成されている形状において、n型領
域5は円板状、領域6は領域5の周辺部にわずかに重な
る様にリング状になっている。各々の外周部は主接合お
よびガードリング接合である。各々の先端は増倍層3内
または、窓層4内に形成する。
本発明では、n型領域5,6の周辺部近傍に。
別のn型領域7が形成される。領域7の形状は例えばリ
ング状である。8および9はそれぞれP側電極およびn
側電極、10は保護膜である。
第2図は本発明の別の例であり、21,22゜23.2
4は各々n型の伝導型からなる基板、光吸収層、増倍層
、窓層、25,26.27はn型領域である。ただし、
26と27はr7いに連続しているが領域25とは不連
続であり、領域27は領域25の湾曲部に近接して取り
かこんでいる。
ここで、領域25の外周は主接合である。ただし、図で
は省略したが、ガードリング接合が、その周囲に形成さ
れていても良い。また、28.29は電極である。
本発明は、アバランシェ降伏を生ずる主接合、同作用を
助けるガードリング接合の他に、それらとは離れて形成
された別のpn接合を設ける事にある。このpn接合は
後述する様に、電界緩和作用を持つもので少なくともそ
の1部分が、主接合またはガードリング接合のエツジ部
に近接して位置する。ただし、その位置は、増倍層内に
限られるものではなく、増倍層と他の層の境界や、他の
層内にあっても良く、さらに、複数の層を横切っても良
い、また、その大きさや形も種々であり、主接合の直下
を除く、チップ全面に広がっていたり、互層になってい
ても良い。
さらに、本発明では、n型結晶中にn型領域を形成する
例で説明したが、その逆であっても良い。
〔作用〕
本発明において、電界緩和用のpn接合は主接合または
ガードリング接合から延びる空乏層の範囲内にその1部
が位置すれば良い。この)I(は、電界緩和用の接合が
無い従来の構造におけろ電気力線とは異なる分布を与え
る。すなわち、従来の構造では主接合等のエツジ部に電
気力線が集中しやすい欠点があったのに対し、本発明は
電界緩和用の接合によって、特に主接合等のエツジ部に
位置する事によって、エツジ部への電気力aの県中が防
Iトされる。すなわち、同接合は逆方向電流の障壁とし
て作用するので、その部分では電流の流れが防止され、
降伏にいたる電界強度は従来11カ造のものよりも高く
ならなければならない。一方、主接合の直下にはその様
な効果は生じないので、低い電界強度で降伏する。この
作用により、本発明では主接合等でのエツジ降伏を防止
し、主接合の中央部で降伏を生じさせられるので良好な
増倍が得られる。なお、電界緩和用の接合は階段型で良
く、また、その位置は空乏層の広がる範囲で良いため、
主接合等との間隔は数μmもあり、大きな許容範囲を持
つ。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1 第1図の構造のAPDを作製した。作製法を第3図で説
明する。まず、同図(a)に示した様に基板InP31
 (IXLO19m−8、n型)にTnGaAs層32
 (I X 10”an−3: n型:3μm)および
InP層33 (1,X i Q15c+n−3: n
型、0.1 μm)を成長した。次に、図(b)に示し
た様に、InP層33を選択的にエツチングし、内径5
0μm、外径100μmのドーナツ状にした。次に1図
(c)に示した様に、I n P層34(4X L O
”ex″″3、n型、0.4μm)および、In層35
 (3XIQ1”(1)−3、n型、1.5μm)を成
長し、InP層33を埋込んだ。ここで、第1図と対応
させて説明すると層32は光吸収層2、層34は増倍層
3、層33は世界緩和層7、層35は窓層4である。次
に、第1図のごとく窓層4の表面から、電界緩和層7と
同心円状に内径60μm、外径80μmの範囲にCdを
深さ1.2±0.4μm にわたって拡散、さらに、直
径65μm、深さ1.6μmの範囲でZnを拡散し、各
各、p型領域6,5を形成した。電極8,9、保護膜1
0を被着して素子作製を完了した。本素子の降伏電圧は
約60Vで最大増倍率40、遮断周波数2.8GH1<
増倍率2oに於)を得た。なお、最大増倍率30以上と
なる歩留は40%であった。しかし、本発明によらない
構造では最大増倍率30以上となるものの歩留は5%で
あり、これと比較して、本発明の効果はp壁領域5,6
の相対位置の許容範囲が広いにもかかわらず極めて大き
い事が分った。なお、電界緩和層7の外径は大きい限り
において特性、歩留に変化がなく、素子寸法全体に達し
ていても同じであった。
実施例2 実施例1と同様な方法により、第2図に示した構造のA
 P Dを作製した。ただし、電界緩和層27は内径5
0μm、外径1.20 μmであり、p壁領域25の直
径は70μm、p型領域26の内径は100μm、外径
は110μmである。本素子の特性は実施例1と同じで
あり1歩留りは55%と高く、極めて効果的である事が
判明した。歩留が高い理由は本発明ではガードリング接
合は不必要である事、およびp型領域の深さは電界緩和
層に達していれば良く、突き抜けても素子特性に影響を
与えないためである。
実施例3 実施例1,2と同様にであるが、電界緩和層が窓層と増
倍層の界面にあるものを作製した。この場合、増倍層の
厚さは0.3μm とし、p壁領域5.6および25は
窓層4および24の表面から1.1μm程度とした。素
子の特性は、降伏電圧が約70Vとなった他は、歩留と
も実施例1.2と同じであり、従来例の構造による場合
の歩留に比較して約8〜10倍である。この結果、以上
の如く、本発明の方法は電界緩和層の位置が増倍層内に
限定されない事が分った。
実施例4 実施例2で示したp型領域26の表面に電極(図では省
略)を形成し、これに逆方向電圧50Vを印加しておき
、電極28.29を用いて通常の動作を行なった。この
結果、遮断周波数は3.0GHzとなり、従来よりも0
.2GHz 高速性が改善された。この理由は、p壁領
域25の直下以外の光吸収層22の領域で発生した電子
、正孔対が、従来の構造では自然拡散で走行するため、
応答にスソ引きが生ずるのに対し、本発明では電界緩和
層による電界の作用で比較的速く走行するためである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電界緩和層の作用により、接合のエツ
ジ部における降伏を防止し、増倍作用の大きなAPDを
高歩留で作製できる。また、電界緩和層に補助的な逆電
圧を印加すると高速応答性も改善できる。したがって、
本発明によれば、性能の良い素子を安価に供給できるた
め、経済的に極めて重要である。
なお、実施例においては、結晶材料としてInP。
InGaAsの場合のみを述べたが、他の化合物半魂体
の組合せや、Si、Ge等および、それらを組合せた場
合も有効である事は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例になる素子の縦断面図
、第3図は本発明の一実施例の素子JlO造工程を説明
するための断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、第1の伝導型を持つ半導体領域に、第2の伝導型の
    領域が少なくとも二ケ所あり、その一方は少なくとも他
    方の領域の湾曲部近傍に隣接している事を特徴とする半
    導体受光装置。
JP62253621A 1987-10-09 1987-10-09 半導体受光装置 Pending JPH0196970A (ja)

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JP62253621A JPH0196970A (ja) 1987-10-09 1987-10-09 半導体受光装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032026A (ko) * 2002-10-08 2004-04-14 (주)엑스엘 광통신 애벌란치 포토다이오드 및 그 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040032026A (ko) * 2002-10-08 2004-04-14 (주)엑스엘 광통신 애벌란치 포토다이오드 및 그 제조 방법

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