JPH0195875A - 円周溶接装置におけるクレータ処理方法 - Google Patents

円周溶接装置におけるクレータ処理方法

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JPH0195875A
JPH0195875A JP25296687A JP25296687A JPH0195875A JP H0195875 A JPH0195875 A JP H0195875A JP 25296687 A JP25296687 A JP 25296687A JP 25296687 A JP25296687 A JP 25296687A JP H0195875 A JPH0195875 A JP H0195875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torch
welding
rotating
crater
point
Prior art date
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Pending
Application number
JP25296687A
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English (en)
Inventor
Sumio Higashijima
東島 純雄
Michihiro Hayashi
林 満弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、パイプの外周溶接等に用いて好適な、円周
溶接装置におけるクレータ処理方法に関する。
「従来の技術」 2本のパイプを接続する場合、第3図(イ)、(ロ)に
示すように一方のパイプの内側に他方のパイプを嵌め込
み、この接続部分の周囲を溶接することが多い。この第
3図(イ)、(ロ)において、■および2は、各々内側
および外側の被溶パイプであり、3はパイプの周囲を回
転可能に構成されるトーチである。このような円周の溶
接の場合においては、溶接開始点と溶接終了点とが重な
る必要があり、この間、被溶接材が溶接完了部からの熱
伝導により温度上昇するため、溶接電流は一定電流では
なく、減衰傾向の適切な電流パターンを必要とする。
また、溶接の終了部分は、周知のようにクレータとなる
ため、溶接電流を急激に減少させることは好ましくない
。これは、クレータ部分において溶接電流が急激に低下
すると、溶接欠陥が生じ易く、パイプ接合部に漏れ等が
発生してしまうからである。したがって、クレータ部分
においては、溶接電流を穏やかな勾配で減少させる必要
がある。
そこで従来は、第4図(イ)、(ロ)に示すように、ト
ーチを1回転させた後さらに所定量α回転させ、このα
の移動を行う間に溶接電流を徐々に減少させてクレータ
部分の処理を行っていた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、ワークの形状等によっては、トーチを1
回転以上移動させることができない場合がある。このよ
うな場合に、溶接終了点(−溶接開始点)においてトー
チを停止したまま電流を徐々に減少させると(第5図(
イ)、(ロ)参照)、この部分のみが入熱通人となり、
溶けすぎてしまうという問題が発生する。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ト
ーチが1回転しかできない場合であっても、クレータ部
分の処理を良好に行うことができる円周溶接装置におけ
るクレータ処理方法を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、上記問題点を解決するために、トーチを回
転させることによってワークの周囲を溶接する円周溶接
装置において、前記トーチを所定点から回転させるとと
もに、1回転して前記所定点に至った際には、前記トー
チを逆回転させるとともに溶接電流を徐々に減少させて
クレータ部分の溶接処理を行うようにしている。
「作用」 1回転後に逆回転し、この逆回転のときにクレータ処理
用の電流パターンとするので、クレータ部分に熱集中す
ることがない。したがって、ワーク形状により1回転以
上トーチを移動することができない場合であっても、入
熱過大とせずにクレータ処理を行うことができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例を適用した円周溶接装置
の構成を示すブロック図である。図において、5は装置
各部を制御するCPU (中央処理装置)であり、プロ
グラムメモリ6内のプログラムに基づいて動作する。こ
のプログラムには、トーチが1周する間における溶接電
流の減少パターンおよびクレータ処理時における溶接電
流の減少パターンが記憶されている。7は各種データが
一時記憶されるRAMであり、8はCPU5の制御の下
にトーチ3(第2図(イ)参照)を駆動するトーチ駆動
装置である。このトーチ駆動装置8には、動力源となる
モータ、およびモータの回転を検出する回転検出器が設
けられており、回転検出器の出力信号がCPU5にフィ
ードバックされるようになっている。
次に、この実施例の動作を説明する。まず、CPU5は
、トーチ駆動装置8に駆動指令を与え、第2図(ロ)に
示す点P1から溶接を開始する。
そして、トーチ3を図示の方向に回転させるとともに、
トーチ駆動装置8内の回転検出器の出力信号に基づいて
トーチ3の回転量を検出する。そして、回転量とプログ
ラムメモリ6内の電流パターンとに基づいて溶接電流を
減少させていく。次に、トーチ3が1回転して再び点P
Iに達すると、CPU5はトーチ駆動装置8に逆転指令
を供給し、トーチ3を反対方向に回転させる。そして、
トーチ3の反転と同時に、プログラムメモリ6内のクレ
ータ処理用の電流パターンを読出し、この電流パターン
と回転検出器の出力信号に基づいて溶接電流を減少させ
ていく。この場合の溶接電流のパターンは従来のパター
ンと同様である。
以上のように、1回転後に逆回転を行いつつ電流を徐々
に減少させると、クレータ部分に熱集中が起こらず、入
熱過大とならない。
なお、上記実施例においては、回転検出器の出力信号に
基づいて1回転を検出したが、リミットスイッチや光セ
ンサ等によってトーチ3が1回転の位置に達したことを
検出し、これによって、逆回転を開始するように構成し
てもよい。
また、この発明は、パイプの溶接のみならず、円周溶接
装置を用いて溶接を行う場合であれば、その他の被溶接
部材の溶接にも勿論適用することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、トーチを回転
させることによってワークの周囲を溶接する円周溶接装
置において、前記トーチを所定点から回転させるととも
に、1回転して前記所定点に至った際には、前記トーチ
を逆回転させるとともに溶接電流を徐々に減少させてク
レータ部分の溶接処理を行うようにしたので、トーチが
1回転しかできない場合であっても、クレータ部分の処
理を良好に行うことができ、漏れ等の溶接不良を無くす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した円周溶接装置の
構成を示すブロック図、第2図は同実施例におけるトー
チの移動を示す図、第3図はパイプを溶接する場合の一
般的なトーチの移動状態を示す図、第4図はトーチが1
周以上する場合のトーチの経路と溶接電流の変化との関
係を示す図、第5図はトーチが1周しかできない場合の
トーチの経路と溶接電流の変化との関係を示す図である
。 1.2・・・・・・パイプ、3・・・・・・トーチ、5
・・・・・・CPU(中央処理装置)、6・・・・・プ
ログラムメモリ、7・・・・・・RAM、8・・・・・
・トーチ駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トーチを回転させることによってワークの周囲を溶接す
    る円周溶接装置において、前記トーチを所定点から回転
    させるとともに、1回転して前記所定点に至った際には
    、前記トーチを逆回転させるとともに溶接電流を徐々に
    減少させてクレータ部分の溶接処理を行うことを特徴と
    する円周溶接装置におけるクレータ処理方法。
JP25296687A 1987-10-07 1987-10-07 円周溶接装置におけるクレータ処理方法 Pending JPH0195875A (ja)

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