JPH019173Y2 - - Google Patents

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JPH019173Y2
JPH019173Y2 JP838984U JP838984U JPH019173Y2 JP H019173 Y2 JPH019173 Y2 JP H019173Y2 JP 838984 U JP838984 U JP 838984U JP 838984 U JP838984 U JP 838984U JP H019173 Y2 JPH019173 Y2 JP H019173Y2
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JP
Japan
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box
spacer plates
mask
mask substrate
spacer
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JP838984U
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JPS60121639U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば半導体の製造に際して使用
されるマスクパターンを形成した、ガラスマス
ク、セラミツク基板、その他のハードマスクを安
全に移動するためのマスク基板の運搬ケースに関
する。
例えば半導体の製造過程においては、多数のマ
スクパターンが使用されるものであるが、これら
マスクパターンを形成したマスク基板は、特定さ
れる収納ケースに対して収納設定され、またその
収納ケースに納めた状態で運搬されるものであ
る。
従来、このようなマスク基板を収納し、運搬す
るためのケースとしては、通常プラスチツク製の
ハードケースが用いられているものであり、この
ケースの中に1枚あるいは複数枚のマスク基板を
収納設定し、運搬するようにしている。この場
合、このハードケースは、運搬すべきマスク基板
の大きさ、形状に対応してそれぞれサイズが特定
されるように構成されているもので、マスク基板
の種類それぞれに対応して特定の運搬ケースが構
成用意されているものである。したがつて、この
運搬ケースを作製するための型代、材料費等の経
費が多くなるものであり、また実際に多くの種類
のマスク基板それぞれに対応する運搬ケースは市
販されていないものである。したがつて、例えば
市販されているケースの大きさ等に合わせて、マ
スク基板を仕上げる等のことも行われている。ま
た、このような特定される運搬ケースを使用する
ことなく、紙、ビニール等によつてマスク基板を
直接梱包することも行われているものであるが、
このような手段では、マスク基板に対して傷を付
けたり、汚れを付着させる等の問題が存在するも
のであり、実際にマスク基板の運搬手段として採
用することはできないものである。
この考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、大きさ種類等の異なる多数のマスク基板を大
量にかつ安全に運搬移動させることができるよう
にするものであり、特に運搬されるマスク基板に
対して作用する不要な振動、衝撃等を効果的に柔
らげることができるようにするマスク基板の運搬
ケースを提供しようとするものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。第1図および第2図はその構成を示すもの
で、まず基本的に上面が開口された箱状体11が
構成される。この箱状体11は、4つの側面11
a〜11dと4角形状の底面11eを有する構造
であり、例えばポリプロピレンのような摩擦係数
が小さい材料のシート状体で構成されている。こ
こで、このシート状体はある程度の剛性を有する
状態の弾性体でなり、適宜折り曲げることによつ
て箱状に組み立て構成されるようになつている。
尚、図面では特に示してないが、上記箱状体11
の開口面には例えば側面11aから伸びるように
して蓋が一体的に延長形成されているものであ
る。
そして、上記のように構成される箱状体11の
開口面に対応して、対向する状態の側面11bと
11dのそれぞれから、第1および第2のスペー
サ板12a,12bを延長形成する。このスペー
サ板12a,12bは、箱状体11を構成するシ
ート状体を、側面11b,11dの開口部縁部分
から延長する状態で構成されるもので、この第1
および第2のスペーサ板12aおよび12bはそ
れぞれ箱状体11の内部に折り曲げ設定し、先端
が底板11e方向に向けて設定されるようにして
なる。
この場合、第1および第2のスペーサ板12
a,12bそれぞれの長さは、箱状体11の深さ
よりもやや長い状態に設定されるもので、このス
ペーサ板12a,12bそれぞれの先端部分を、
それぞれ側面11bおよび11dそれぞれと底板
11eとの境界部分に対設設定した状態で、スペ
ーサ板12aおよび12bが側面11bおよび1
1dの内面部で、その内部方向に突出する状態で
湾曲設定されるようにしてなる。
第3図は、上記スペーサ板の一方12aを取り
出して示したもので、他方のスペーサ板12bも
同様に構成されれる。すなわち、このスペーサ板
12aは、箱状体11の開口面方向から底板11
e方向に向けて平行状態で形成した多数の溝穴1
3a,13b,…を備えるもので、この溝穴13
a,13b,…はそれぞれスペーサ板12aの両
端部分の一部を残す状態で切り込み形成されてい
るものである。このように形成される溝穴13
a,13b,…は、それぞれ収納運搬すべきマス
ク基板の厚さに相当する幅に設定されている。
このような溝穴は、スペーサ板12bに対して
も、第1図で14a,14b,…で示されるよう
に同様に形成されているもので、これらの溝穴1
3a,13b,…と14a,14b,…とは互い
に対向する状態で位置設定されているものであ
る。
すなわち、上記のように構成される箱状体11
に対して所定のマスク基板を収納設定するには、
基本的には第1および第2のスペーサ板12a,
12bを、第2図で示したようにその先端部分が
底板11eの両端縁部分に対応設定されるよう
に、側面11bおよび11dの内部方向に突出湾
曲設定されるようにする。そして、第4図に示す
ように対向する溝穴部分に斜線で示す基板15を
挿入設定するようにして収納するものである。す
なわち、複数のマスク基板が対向する溝穴13
a,13b,…および14a,14b,…それぞ
れに対応して平行状体で収納設定されるようにな
るもので、これら収納されるマスク基板は、それ
ぞれ互いに独立した状態で箱状体11の内部に保
持設定されるようになるものである。
また、収納すべきマスク基板が上記の場合より
も小さい状体であつても、第5図に示すように第
1および第2のスペーサ板12aおよび12bに
よつて保持設定されるものであり、このスペーサ
板12a,12bそれぞれの溝穴の境界部分で収
納されるマスク基板16の横方向の位置が特定設
定される状態となり、この箱状体11の内部で基
板16は確実に独立的に保持設定されるようにな
る。
そして、収納する基板がさらに小さい場合に
は、第6図に示すように第1および第2のスペー
サ板12aおよび12bは、それぞれその先端部
分が底板11eに対して接触するように傾斜状態
となるように設定する。このような状態とすれ
ば、図からも明らかなように、マスク基板17は
第1および第2のスペーサ板12aおよび12b
それぞれの溝穴部分に挿入設定されると共に、こ
れら溝穴部分の境界部で底板11eから浮かせた
状態に設定されるものであり、小型のマスク基板
17であつても、この箱状体11に対して確実に
安全状態が保証される状態で保持設定されるもの
である。
尚、ここで箱状体11と共に第1および第2の
スペーサ板12aおよび12bを構成する材料と
しては、前述したようにポリプロピレンが効果的
に使用できるものであるが、その構成材料は特に
この材料に限定されるものではない。しかし、こ
のポリプロピレンは、例えば塩化ビニール等の材
料と比較して蘇生に富み、かつ温度変化に対して
変化のない安定状態にあるものであり、さらに比
重が小さく軽く構成するために効果的に利用でき
るものである。また、このポリプロピレンは衝撃
に対して強い性質を有するものであり、収納設定
したマスク基板を外的衝撃から保護するために効
果的に作用するようになるものである。
以上のようにこの考案によれば、パターンマス
クを形成したマスク基板を、その大きさ形状に関
係することなく収納設定し、安全な状態で保持設
定することのできる、マスク基板の運搬ケースが
提供されるものであり、この種基板の取り扱いを
非常に安全な状態とすることができるようになる
と共に、運搬等の作業能率の向上にも大きな効果
を発揮することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る運搬ケース
の平面図、第2図は第1図の−線部分の断面
図、第3図は上記ケースを構成するスペーサ板を
取り出して示す図、第4図乃至第6図はそれぞれ
上記ケースの使用状態を説明する図である。 11……箱状体、11a〜11d……側面、1
1e……底板、12a,12b……第1および第
2のスペーサ板、13a,13b3,…14a,
14b,……溝穴、15〜17……マスク基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ある程度の剛性を有し、弾性を有する摩擦係数
    の小さい合成樹脂材料によつて構成されるシート
    状体によつて上面を開口する箱状体を形成すると
    共に、この箱状体の開口面の対向する一対の縁部
    分それぞれから、箱状体の内部方向に伸びるよう
    に上記箱状体と同じ材料で構成した第1および第
    2のスペーサ板を延長形成してなり、この第1お
    よび第2のスペーサ板には、それぞれ互いに対向
    する状態の上記箱状態の深さの方向の伸びる複数
    の溝穴を形成し、この溝穴それぞれに対してマス
    ク基板が挿入設定されるようにしてなるマスク基
    板の運搬ケース。
JP838984U 1984-01-25 1984-01-25 マスク基板の運搬ケ−ス Granted JPS60121639U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP838984U JPS60121639U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 マスク基板の運搬ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP838984U JPS60121639U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 マスク基板の運搬ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60121639U JPS60121639U (ja) 1985-08-16
JPH019173Y2 true JPH019173Y2 (ja) 1989-03-13

Family

ID=30487623

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JP838984U Granted JPS60121639U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 マスク基板の運搬ケ−ス

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JPS60121639U (ja) 1985-08-16

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