JPS59225Y2 - 品名印収納ケ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、品名卵収納ケースに関するものである。

一般に、自動計量値付ラベル貼付システム等においては
ラベルに品名をプリントさせる品名間が用いられるもの
であり、数種の品名間が用意されているものである。

そこで、使わない品名間を収納しておく収納ケースがこ
のシステムにおけるラベルプリンタ部付近に設けられて
いるものである。

この場合、収納ケースにはそれぞれの品名間を独立して
収納しうるよう複数の収納室が形威され、この収納室は
品名間を挿脱させ易いように斜め方向とされている。

ところが、品名間はその印字面を品名間ホルダーより突
出させてなるので、収納室へ収納する際この印字面が収
納室に接触してしまい、インクの消耗が激しいとともに
印字面が破損し易いものである。

また、ラベルプリンタ部は品物の搬送方向に対し左右何
れに配置されるかは配置場所により変わるものであるが
、このよようなレイアウトの変更に対し収納ケースに対
する品名間の挿脱方向を変えることができず、一方の場
合には便利でも他方の場合には不便なものでしかない。

この考案は、このような点に鑑みなされたもので、レイ
アウトに応じて品名間の挿脱方向を操作し易い方向とす
ることができ、同時に常に品名間の印字面を破損するこ
となく収納することのできる品名卵収納ケースを得する
ことを目的とするものである。

この考案は、印字面が品名間ホルダーより突出させてな
る品名間をそれぞれ水平面内で斜め方向に挿脱させるよ
う仕切られた収納室を形威し、それぞれの収納室の上下
に前記印字面を浮がせっつ前記品名間ホルダーを受ける
凸部を設けたことを特徴とするものである。

したがって、収納室に品名間ホルダーを受ける凸部を設
けることにより、収納室へ収納する際印字面を浮がせる
ことができるのでこの印字面を保護することができ、ま
たこの凸部を上下に設けることにより、収納室の斜め方
向が挿脱し易い方向となるよう上下反転せることができ
るとともに印字面を保護することができるよう構成した
ものである。

この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第１図は自動計量ラベル貼付システムの外観を示
すもので、図示しない包装機にて包装された品物の搬送
方向にそって搬入コンベア１、計量コンベア２、貼付コ
ンベア３が設けられている。

ここで、貼付コンベア３に移送された品物は検出器（図
示せず）によりその先端位置が検出されるもので、検出
器により検出されるとタイマーが動作し、他方では計量
データがプリンタ部４で印字されたラベル５が貼付部６
の下端に送り出されて吸引状態に保持される。

そして、品物が貼付コンベア３により搬送されてタイマ
ーで設定された位置までくると貼付部６が貼付動作を行
ない、圧縮空気の力によって計量データの印字されたラ
ベル５を品物の所定位置に貼付するものである。

ここで、貼付部６はプリンタ部４に対し１８０°程度開
閉自在とされ、前記プリンタ部４にはこの貼付部６が開
放された状態で品名口が取付け、取外しされる取付部が
形成されている。

ここで、ラベル５に品名をプリントさせる品名ロアは第
２図に示すように背面側にマグネツ１〜に吸着される金
属板が取付けられた品名ロホルダー８の凹部にその印字
面９がこの品名ロホルダー８下面より突出するように印
体１０を取付けてなるもρであり、この品名ロホルダー
８側面には品名見出し部１１が設けられているとともに
中間に位置させて下端側に切欠いた凹部１２が形成され
ている。

しかして、前記プリンタ部４の近傍にはこれらの品名ロ
アを収納する品名卵収納ケース１３が設けられている。

すなわち、この品名卵収納ケース１３は上下反転自在に
載置しうるもので、この品名間収納ケース１３内には仕
切壁１４により水平面内において斜め方向とされた収納
室１５が複数個形成されている。

ここで、この収納室にはその長手方向にそって凸部１６
が上下に２列ずつ形成されている。

この凸部１６は前記品名ロホルダー８を受けるもので、
この凸部１６間には前記印字面９を浮かせる凹部１７が
形成されている。

また、この凸部１６の一部には前記品名ロアが収納室１
５に収納されたとき品名ロホルダー８の四部１２に係止
するストッパー片１Ｂが形成されている。

このような構成において、品物の搬送方向に対しプリン
タ部４が第１図に示すようなレイアウトになっているも
のとする。

この場合、品名ロアを取扱う人は符号イで示す付近に立
ち右手で操作することになる。

そして、貼付部６を開放させてプリンタ部４に対し品名
ロアを交換取付けしたり品名卵収納ケース１３に収納し
たりすることとなるが、収納室１５の斜め方向の向きが
第７図中に矢印Ａで示すように右手で操作し易い方向と
なっているので、収納室１５に対する品名ロアの収納を
プリンタ部４に対する右手操作のまま簡単に行なうこと
ができる。

また、収納室１５への品名ロアの収納の際この収納室１
５には凸部１６がその長手方向に形成されているので゛
、この凸部１６により品名ロホルダー８が受けられるこ
ととなり品名ロホルダー８下面側に突出している印字面
９が仕切壁１４に接触しなくなり破損から保護される。

また、この収納状態においては品名ロホルダー８の凹部
１２が収納室１５に形成されたストッパー片１Ｂに係止
しているので、品名卵収納ケース１３が振動しても品名
ロアが収納室１５から抜は出てしまうことはない。

そして、収納室１５から品名ロアを抜き出す場合には上
方の空間を利用し品名ロアを少し浮かせて抜き出せは゛
よい。

ところで、本システムの設置場所によっては品物の搬送
方向に対しプリンタ部４が第８図のようにレイアウトさ
れる場合がある。

この場合、品名ロアを取扱う人は符号口で示す付近に立
ち左手で操作することとなり、品名卵収納ケース１３も
プリンタ部４側に配置されることとなる。

ところが、この品名卵収納ケース１３が第７図に示した
ままの状態で配置されると、その収納室１５の斜め方向
の向きが第８図中に矢印Ｂで示す方向となって品名ロア
の挿脱がしにくいものとなる。

そこで、品名卵収納ケース１３を第８図に示すレイアウ
トにするときにはこの品名卵収納ケース１３を第７図に
示した場合とで上下反転させて設置すればよい。

これにより、収納室１５の斜め方向の向きを第８図に矢
印Ｃで示す方向とすることができ、品名ロアの挿脱を左
手で容易に行なうことができる。

この場合、上下反転配置により第７図において品名ロホ
ルダー８を受けた凸部１６が収納室１５の上側に位置す
ることとなり印字面９の保護が問題となるが、凸部１６
が収納室１５の上下に形成されているので品名卵収納ケ
ース１３の上下反転載置に関係なく印字面９を破損から
保護することができるものである。

また、品名ロアの抜は止めをなす凹部１２とストッパー
片１８との係止も上下反転に関係なくなされるものであ
る。

なお、この実施例では凸部１６を仕切壁１４と一体的に
形成したが、第９図に示すように収納室１５の四隅にパ
イプ１９等を接着することにより凸部２０を形成しても
よい。

また、凹部１２が係止するストッパー片１８の形状とし
ては第１０図に示すように品名ロアの収納の際には収納
し易く、収納された状態では抜けにくいような形状とし
てもよい。

この考案は、上述したように収納室に品名間ホルダーを
受ける凸部を設けたので、品名間を収納室へ収納する際
印字面を浮かせることができ、これにより印字面を保護
することができ、またこの凸部を上下に設けたので、収
納室への挿脱をし易いよう上下反転させたときにも印字
面を確実に保護することができ、レイアウトに応じた使
い易い配置とすることができる等の効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図はシス
テム全体の斜・視図、第２図は品名間の側面図、第３図
はケースの正面図、第４図は水平断面図、第５図は収納
状態を示す正面図、第６図はその縦断側面図、第７図は
レイアウトを示す概略的な平面図、第８図は他のレイア
ウトを示す概略的な側面図、第９図は変形例を示す正面
図、第１０図は他の変形例を示す縦断側面図である。 ７・・・品名間、８・・・品名間ホルダー、９・・・印
字面、１５・・・収納室、１６・・・凸部、２０・・・
凸部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 印字面が品名間ホルダーより突出させてなる品名間をそ
   れぞれ水平面内で斜め方向に挿脱させるよう仕切られた
   収納室を形威し、それぞれの収納室の上下に前記印字面
   を浮かせつつ前記品名間ホルダーを受ける凸部を設けた
   ことを特徴とする品名卵収納ケース。