JP2602630Y2 - 梱包箱の蓋体 - Google Patents

梱包箱の蓋体

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JP2602630Y2
JP2602630Y2 JP1993004513U JP451393U JP2602630Y2 JP 2602630 Y2 JP2602630 Y2 JP 2602630Y2 JP 1993004513 U JP1993004513 U JP 1993004513U JP 451393 U JP451393 U JP 451393U JP 2602630 Y2 JP2602630 Y2 JP 2602630Y2
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一彦 内田
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Riso Kagaku Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は物品を収納・保護する為
の梱包箱に係り、詳しくは梱包箱の箱体の開放面を覆っ
て該箱体に取り外し自在に嵌合する蓋体の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】比較的大きな物品を梱包し輸送するため
の従来の梱包材を図9乃至図11により説明する。図9
は従来の梱包箱の概略斜視図であり、図10は図9の梱
包箱の蓋体3の展開形状図であり、図11は図9におけ
る蓋体3のA部の部分拡大図である。従来の一般的な梱
包箱1は、一つの開放面を有する直方体形状の箱体2と
前記開放面を覆って箱体2に嵌合する蓋体3とから構成
されている。蓋体3は必要に応じてパレット4の上面に
載置固定され底材として用いられており、箱体2は物品
を保護するケースとして蓋体3に嵌合されている。図1
0における展開形状図において、蓋体3は長方形形状の
蓋部6の各四つの縁部から延在する帯状部5,5,
5′,5′を蓋部6に対し略直角に折り曲げ、図11に
示すように隣接する帯状部5と5′を相互に粘着性テー
プ7で簡易的に固定して作製されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の蓋体3を底材として用いた梱包箱による物
品の輸送においては、載置或いは輸送する際の衝撃、振
動等によって帯状部5と5′を固定している粘着性テー
プ7が外れ、前記帯状部が外方に広がってしまい、物品
を保護すべき箱体2を蓋体3に確実に固定することがで
きず、輸送時において内部に梱包された物品の安全性を
維持することができなくなるという問題があった。又粘
着性テープ7に代えて隣接する帯状部を相互に金属性の
留具等で圧着固定する方法もとられているが、梱包箱の
コストが高くなり、又再利用が難しいという問題を有し
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の従来の問
題を解決するためになされたものであり、本考案に係る
梱包箱の蓋体は、梱包箱の箱体に設けられた開放面を取
り外し自在に覆う梱包箱の蓋体9において、前記箱体の
前記開放面を覆う板状の蓋部6と、前記蓋部6の複数の
縁部からそれぞれ延在して前記蓋部に対して略直角に折
り曲げられた複数の帯状部10a,10b,11a,1
1bを相互に連結するように帯状部の長手方向に一体に
延設して形成された複数の帯状辺44a,44b,44
c,44dとを有し、前記帯状辺の長手方向の一部とこ
れに隣接する前記帯状部の一部には、相互に凹凸嵌合し
て結合される基部にくびれのある丸形形状の凸形状部1
3と該凸形状部と嵌め合いになる形状の凹形状部12が
形成されていることを特徴としている。又前記蓋体にお
いて、前記蓋部の形状が方形であり、対向する少なくと
も二つの前記帯状辺が、四箇所の凹凸嵌合部を有する構
成としてもよい。
【0005】
【作用】本考案に係わる蓋体の帯状辺は、凹凸形状によ
って相互に確実に連結され、箱体の周囲を保持する。外
力が加わっても該帯状辺が外方に広がってしまうことは
なく、蓋体は箱体の開放面側に嵌合して該箱体を確実に
固定する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1乃至図4は本考案の一実施例を示す図
である。図1は本考案の一実施例の梱包箱の概略斜視図
であり、図2は図1の蓋体の展開形状図であり、図3は
図2を組立てて作製された蓋体の概略斜視図であり、図
4は図3におけるB部の部分拡大図である。梱包箱8
は、蓋体9と一つの開放面を有する直方体形状の箱体2
とが、箱体2が上側になるように箱体2の開放面を下に
した状態で互いに嵌合して構成されている。蓋体9は、
長方形形状の蓋部6とその各四つの縁部16,17,1
8,19から延在して蓋部6に対し略直角に折り曲げら
れ相互に連結されたときに四つの面を形成する帯状部1
0a,10b,11a,11bとから構成され、それぞ
れの帯状部の略中央部には四角の孔部14が形成されて
いる。又蓋体9と箱体2が嵌合されるとき、蓋体9の四
角の孔部14に対応する箱体2の各部分には蓋体9と同
様の図示されない四角の孔部がそれぞれ形成されてお
り、箱体2と蓋体9とが嵌合されて梱包箱8が構成され
る際には、箱体2と蓋体9の四角の孔部を貫通する留具
15によって両者が固定されるようになっている。
【0007】蓋体9の四つの帯状部のうち、対向する二
つの帯状部11a,11bのそれぞれの両端には凹形状
12が設けられており、残るもう一組の対向する帯状部
10a,10bのそれぞれの両端には、前記凹形状12
と嵌合し帯状辺44a,44b,44c,44dとして
四つの面を形成するようにそれぞれ両端に凸形状13が
設けられている。隣接する帯状部の凹凸形状部を相互に
嵌合して組立てると、図3に示すように対向する帯状部
11a,11bを含む二つの帯状辺44b,44dが二
つづつの凹凸嵌合部を有している蓋体9が構成される。
なお帯状部の凹凸の形状については、帯状部11a,1
1bに凸形状が、帯状部10a,10bに凹形状が設け
られてもよい。
【0008】このように作製された蓋体9は、図4に示
されるように、凸形状13が基部にくびれのある丸形形
状を有し、凹形状12が前記凸形状13と嵌め合いにな
る構造になっているので、凹凸嵌合部に外方に広がろう
とする力が加わっても凹形状12と凸形状13は分離せ
ずにしっかりと結合された状態を維持する。
【0009】図5は本考案の他の実施例である蓋体の展
開形状図であり、図6は図5を組立てて作製された蓋体
の概略斜視図である。蓋体20は長方形形状の蓋部21
とその各四つの縁部22,23,24,25から延在し
て蓋部21に対し略直角に折り曲げられ相互に連結され
たときに四つの面を形成する帯状部26a,26b,2
6c,26dとから構成され、それぞれの帯状部の略中
央には四角の孔部29が形成されている。蓋体20の四
つの帯状部26a,26b,26c,26dの一方の端
部にはそれぞれ凹形状部27が、残る一方の端部にはそ
れぞれ隣接する凹形状部27と嵌合し帯状辺45a,4
5d,45c,45dとして四つの面を形成するように
凸形状部28が設けられている。隣接する帯状部を相互
に嵌合して組み立てると、図6に示すように、四つの帯
状辺45a,45b,45c,45dがそれぞれ凹凸嵌
合部を有している蓋体20が作製される。
【0010】図7は本考案のもう一つの他の実施例にお
ける蓋体の展開形状図であり、図8は図7を組立てて作
製された蓋体の概略斜視図である。蓋体30は長方形形
状の蓋部31とその各四つの縁部32,33,34,3
5から延在して蓋部31に対し略直角に折り曲げられ相
互に連結されたときに四つの面を形成する帯状部36
a,36b,37,38とから構成され、それぞれの帯
状部の略中央部には四角の孔部41が形成されている。
蓋体30の四つの帯状部のうち、隣接する一組の帯状部
36a,36bの一方の端部にはそれぞれ凹形状部39
が、残る一方の端部にはそれぞれ凸形状部40が設けら
れ、又もう一組の隣接する帯状部のうち帯状部37の両
端には凹形状部39が、残る一つの帯状部38の両端に
は凸形状部40が、それぞれ相互に嵌合し帯状辺46
a,46b,46c,46dとして四つの面を形成する
ように設けられている。隣接する帯状部を相互に嵌合し
て組立てると、図8に示すように、四つの帯状辺46
a,46b,47,48のうち三つの帯状辺46a,4
6b,47が四つの凹凸嵌合部を有している蓋体30が
作製される。
【0011】以上の説明から明らかなように、蓋体を構
成する要素としては、対向する少なくとも二つの帯状辺
が、四つの凹凸嵌合部を有していることを特徴としてい
ることが理解される。
【0012】上記蓋体の材質としては、通常梱包箱とし
て用いられている紙性の段ボールや合成樹脂等、様々な
材質を用いることができる。さらに、本考案が適用され
る梱包箱の形状は直方体に限らず、立方体でもよいし、
他の多角形状でもよい。
【0013】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、隣
接する帯状部が基部にくびれのある丸形形状の凸形状部
と該凸形状部と嵌め合いになる形状の凹形状部相互の凹
凸嵌合により結合されるので、隣接する帯状部どうしが
幅方向及び長手方向に係合し、容易に外れることのない
安定した嵌合固定が可能になるという効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略斜視図である。
【図2】本考案の一実施例における蓋体の展開図であ
る。
【図3】本考案の一実施例における図2を組立てて作製
された蓋体の概略斜視図である。
【図4】本考案の一実施例における図3におけるB部の
部分拡大図である。
【図5】本考案の他の実施例における蓋体の展開図であ
る。
【図6】本考案の他の実施例における図5を組立てて作
製された蓋体の概略斜視図である。
【図7】本考案のもう一つの他の実施例における蓋体の
展開図である。
【図8】本考案のもう一つの他の実施例における図7を
組立てて作製された蓋体の概略斜視図である。
【図9】従来の梱包材の概略斜視図である。
【図10】従来の梱包箱における蓋体の展開図である。
【図11】従来例の図9におけるA部の部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 梱包箱 2 箱体 3 従来の蓋体 4 パレット 5 帯状部 6,21,31 蓋部 7 粘着性テープ 8 梱包箱 9,20,30 蓋体 10a,10b,11a,11b 帯状部 26a,26b,26c,26d 帯状部 36a,36b,37,38 帯状部 12 凹形状部 13 凸形状部 14 四角の孔部 15 留具 16,17,18,19 蓋部の縁部 22,23,24,25 蓋部の縁部 32,33,34,35 蓋部の縁部 42 凹形状部 43 凸形状部 44a,44b,44c,44d 帯状辺 45a,45b,45c,45d 帯状辺 46a,46b,47,48 帯状辺

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包箱の箱体に設けられた開放面を取り
    外し自在に覆う梱包箱の蓋体において、 前記箱体の前記開放面を覆う板状の蓋部と、 前記蓋部の複数の縁部からそれぞれ延在して前記蓋部に
    対して略直角に折り曲げられた複数の帯状部を相互に連
    するように帯状部の長手方向に一体に延設して形成さ
    れた複数の帯状辺とを有し、 前記帯状辺の長手方向の一部とこれに隣接する前記帯状
    の一部には、相互に凹凸嵌合して結合される基部にく
    びれのある丸形形状の凸形状部と該凸形状部と嵌め合い
    になる形状の凹形状部が形成されていることを特徴とす
    る梱包箱の蓋体。
  2. 【請求項2】 前記蓋部の形状が方形であり、対向する
    少なくとも二つの前記帯状辺が、四箇所の凹凸嵌合部を
    有することを特徴とする請求項1記載の梱包箱の蓋体。
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