JPH0158914B2 - - Google Patents
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- JPH0158914B2 JPH0158914B2 JP56214135A JP21413581A JPH0158914B2 JP H0158914 B2 JPH0158914 B2 JP H0158914B2 JP 56214135 A JP56214135 A JP 56214135A JP 21413581 A JP21413581 A JP 21413581A JP H0158914 B2 JPH0158914 B2 JP H0158914B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は画像情報処理装置、さらに詳しく云え
ば二次元画像フアクシミリ受信装置によつて受信
された複数ラインの白黒反転画像情報に演算処理
を行ない、相互に隣合う２つのライン画像情報間
に両者のいずれとも相関のある新たなライン画像
情報を生成し、これによつて受信画像の２倍の走
査線密度を有する画像情報を得る画像情報処理装
置に関する。
ば二次元画像フアクシミリ受信装置によつて受信
された複数ラインの白黒反転画像情報に演算処理
を行ない、相互に隣合う２つのライン画像情報間
に両者のいずれとも相関のある新たなライン画像
情報を生成し、これによつて受信画像の２倍の走
査線密度を有する画像情報を得る画像情報処理装
置に関する。
二次元画像フアクシミリ受信装置では、受信さ
れた画像情報の走査線密度を２倍にして解像度を
向上させ、いわゆる倍の走査線密度を有する二次
元画像情報を得るには、従来から対象とする走査
線と対象走査線に続く他の走査線との中間に、対
象とするライン画像情報をそのまま挿入する前ラ
イン置換方式が採用されていた。依つて、受信さ
れたライン画像情報において、相互に隣合う２本
の走査線上で画像情報間に相関がないか、または
小さいと、上記の内挿法によつて２倍の走査線密
度を有する二次元画像情報を生成しても、新たに
生成したライン画像情報成分によつては前記両画
像間の相関が改善されない。このため、二次元画
像情報の画質は向上せず、複数のライン白黒反転
画像情報から成立つ印字を正確に読取り難い欠点
があつた。本発明は従来方法における斯かる欠点
を改善するものである。すなわち、相互に隣合つ
た２本の走査線上にある受信されたライン画像情
報のいずれにも相関をもつた新たなライン画像情
報を生成し、これを上記の相互に隣合つた２本の
走査線の間に内挿することによつて受信画像情報
の画質を改善し、見やすい印字画面を再生するた
めの画像情報処理方式を与えるものである。これ
によつて、受信された二次元画像情報に含まれて
いる走査線の２倍の走査線を有するライン白黒反
転画像情報が得られる。
れた画像情報の走査線密度を２倍にして解像度を
向上させ、いわゆる倍の走査線密度を有する二次
元画像情報を得るには、従来から対象とする走査
線と対象走査線に続く他の走査線との中間に、対
象とするライン画像情報をそのまま挿入する前ラ
イン置換方式が採用されていた。依つて、受信さ
れたライン画像情報において、相互に隣合う２本
の走査線上で画像情報間に相関がないか、または
小さいと、上記の内挿法によつて２倍の走査線密
度を有する二次元画像情報を生成しても、新たに
生成したライン画像情報成分によつては前記両画
像間の相関が改善されない。このため、二次元画
像情報の画質は向上せず、複数のライン白黒反転
画像情報から成立つ印字を正確に読取り難い欠点
があつた。本発明は従来方法における斯かる欠点
を改善するものである。すなわち、相互に隣合つ
た２本の走査線上にある受信されたライン画像情
報のいずれにも相関をもつた新たなライン画像情
報を生成し、これを上記の相互に隣合つた２本の
走査線の間に内挿することによつて受信画像情報
の画質を改善し、見やすい印字画面を再生するた
めの画像情報処理方式を与えるものである。これ
によつて、受信された二次元画像情報に含まれて
いる走査線の２倍の走査線を有するライン白黒反
転画像情報が得られる。
本発明の原理を下に説明する。
相互に隣合う２本の走査線上にあるライン画像
情報を対象とする。
情報を対象とする。
まず、最初のライン画像情報の第１の開始アド
レスをX1s、第１の終了アドレスをX1eとすれば、
白黒反転画像が存在するアドレス範囲は、X1sか
らX1eに至る領域である。
レスをX1s、第１の終了アドレスをX1eとすれば、
白黒反転画像が存在するアドレス範囲は、X1sか
らX1eに至る領域である。
次にいまひとつのライン画像情報の第２の開始
アドレスをX2s、第２の終了アドレスをX2eとす
れば、白黒反転画像が存在するアドレス範囲は
X2sからX2eに至る領域である。
アドレスをX2s、第２の終了アドレスをX2eとす
れば、白黒反転画像が存在するアドレス範囲は
X2sからX2eに至る領域である。
いま、
X1sX2sであり同時に
X1eX2s (1)
であるか、または
X1sX2sであり同時に
X1sX2e (2)
が成立したときに限つて、第３の開始アドレス
X3s、および第３の終了アドレスX3eがそれぞれ X3s＝（X1s＋X2s）／２ (3) X3e＝（X1e＋X2e）／２ (4) で与えられる新しいライン白黒反転画像情報を生
成して前記２走査線間に内挿する。
X3s、および第３の終了アドレスX3eがそれぞれ X3s＝（X1s＋X2s）／２ (3) X3e＝（X1e＋X2e）／２ (4) で与えられる新しいライン白黒反転画像情報を生
成して前記２走査線間に内挿する。
本発明の原理は第１から第３までの記憶装置、
演算装置、および選択装置によつて構成される画
像情報処理方式を使つて実現される。
演算装置、および選択装置によつて構成される画
像情報処理方式を使つて実現される。
第１から第３までの記憶装置は順次受信された
複数ライン分の画像情報を１ラインづつ貯える。
第１の記憶装置はバツフアとして動作し、第２お
よび第３の記憶装置は上記第３式および第４式の
演算を行う前に、演算すべき内容を記憶するもの
である。演算装置は第２および第３の記憶装置の
内容の平均値演算を行なうもので、上記第３式、
および第４式にしたがう。
複数ライン分の画像情報を１ラインづつ貯える。
第１の記憶装置はバツフアとして動作し、第２お
よび第３の記憶装置は上記第３式および第４式の
演算を行う前に、演算すべき内容を記憶するもの
である。演算装置は第２および第３の記憶装置の
内容の平均値演算を行なうもので、上記第３式、
および第４式にしたがう。
選択装置は１ライン毎に交互に第３の記憶装置
の内容か、演算結果かを選択する。
の内容か、演算結果かを選択する。
これによつて、受信されたライン白黒反転画像
情報の走査線密度の２倍の走査線密度を有する画
像情報が得られる。
情報の走査線密度の２倍の走査線密度を有する画
像情報が得られる。
本発明の目的は前記原理により、従来装置の欠
点を改良し、白黒反転画像情報の走査線密度の２
倍の走査線度を得ることができる画像情報処理装
置を提供することにある。
点を改良し、白黒反転画像情報の走査線密度の２
倍の走査線度を得ることができる画像情報処理装
置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による画像
情報処理装置は順次線走査を繰返しながら面走査
をして二次元白黒反転画像情報を読取るととも
に、これを送像する送信装置と対向して動作する
画像情報受信装置において、順次送信される画像
情報の最初の１走査線分を記憶する第３の記憶装
置と、前記順次送信される画像情報の次の１走査
線分を記憶する第２の記憶装置と、前記順次送信
される画像情報のさらに次の１走査線分を記憶す
る第１の記憶装置と、前記第３の記憶装置に記憶
された画像情報が白から黒に反転するときの第１
の開始アドレスX1sと黒から白に反転するときの
第１の終了アドレスX1eと前記第２の記憶装置に
記憶された画像情報が白から黒に反転するときの
第２の開始アドレスX2sと黒から白に反転すると
きの第２の終了アドレスX2eとをそれぞれ求め、
前記X1s、X1e、X2sおよびX2eが下記の第(1)式ま
たは第(2)式を満たすとき、下記の第(3)式および第
(4)式によつて画像情報が白から黒に反転するとき
の第３の開始アドレスX3sと黒から白に反転する
ときの第３の終了アドレスX3eを算出し、前記第
３の開始アドレスX3sから前記第３の終了アドレ
スX3eまでの間に黒情報を出力し、下記第(1)式ま
たは第(2)式を満たさないときは、その期間のアド
レスには白情報を出力して第３の走査線として白
黒反転情報ラインを形成する演算装置と、前記第
３の記憶装置の記憶内容と前記演算装置で形成し
た白黒反転情報ラインを１走査線毎に交互に選択
して出力する選択装置とから構成されている。
情報処理装置は順次線走査を繰返しながら面走査
をして二次元白黒反転画像情報を読取るととも
に、これを送像する送信装置と対向して動作する
画像情報受信装置において、順次送信される画像
情報の最初の１走査線分を記憶する第３の記憶装
置と、前記順次送信される画像情報の次の１走査
線分を記憶する第２の記憶装置と、前記順次送信
される画像情報のさらに次の１走査線分を記憶す
る第１の記憶装置と、前記第３の記憶装置に記憶
された画像情報が白から黒に反転するときの第１
の開始アドレスX1sと黒から白に反転するときの
第１の終了アドレスX1eと前記第２の記憶装置に
記憶された画像情報が白から黒に反転するときの
第２の開始アドレスX2sと黒から白に反転すると
きの第２の終了アドレスX2eとをそれぞれ求め、
前記X1s、X1e、X2sおよびX2eが下記の第(1)式ま
たは第(2)式を満たすとき、下記の第(3)式および第
(4)式によつて画像情報が白から黒に反転するとき
の第３の開始アドレスX3sと黒から白に反転する
ときの第３の終了アドレスX3eを算出し、前記第
３の開始アドレスX3sから前記第３の終了アドレ
スX3eまでの間に黒情報を出力し、下記第(1)式ま
たは第(2)式を満たさないときは、その期間のアド
レスには白情報を出力して第３の走査線として白
黒反転情報ラインを形成する演算装置と、前記第
３の記憶装置の記憶内容と前記演算装置で形成し
た白黒反転情報ラインを１走査線毎に交互に選択
して出力する選択装置とから構成されている。
記
X1s≦X2sかつ、X1e≧X2s ……(1)
X1s≧X2sかつ、X1s≦X2e ……(2)
X3s＝（X1s＋X2s）／２ ……(3)
X3e＝（X1e＋X2e）／２ ……(4)
以下図面等を参照して、本発明をさらに詳しく
説明する。
説明する。
第１図は本発明による画像情報処理装置の実施
例を示すブロツク図、第２図は前記装置で使用す
る演算装置の構成例を示すブロツク図である。第
１図において、受信された画像情報Ｑは第１の記
憶装置１に入力され、第１の記憶装置１の出力は
第２の記憶装置２に入力されている。第２の記憶
装置２の出力Q2は演算装置４と第３の記憶装置
３とに入力され、第３の記憶装置３の出力Q3は
演算装置４と選択装置５に入力されている。
例を示すブロツク図、第２図は前記装置で使用す
る演算装置の構成例を示すブロツク図である。第
１図において、受信された画像情報Ｑは第１の記
憶装置１に入力され、第１の記憶装置１の出力は
第２の記憶装置２に入力されている。第２の記憶
装置２の出力Q2は演算装置４と第３の記憶装置
３とに入力され、第３の記憶装置３の出力Q3は
演算装置４と選択装置５に入力されている。
演算装置４の出力Ａはアドレス情報であり、第
１の記憶装置１から第３の記憶装置３までに読出
しアドレスを与える。演算装置４の出力Q0は演
算の結果得られた画像情報である。
１の記憶装置１から第３の記憶装置３までに読出
しアドレスを与える。演算装置４の出力Q0は演
算の結果得られた画像情報である。
また、演算装置４の出力Ｓは選択装置５を制御
する選択制御信号であり、選択装置５に入力され
ている。選択装置５の出力Q′は得られたライン
白黒反転画像情報であり、入力された画像情報Ｑ
の走査線密度の２倍の走査線密度をもち画質が補
正されている。
する選択制御信号であり、選択装置５に入力され
ている。選択装置５の出力Q′は得られたライン
白黒反転画像情報であり、入力された画像情報Ｑ
の走査線密度の２倍の走査線密度をもち画質が補
正されている。
第２図は演算装置４の内部構成を示す系統図で
ある。第２図で、１１，１５，１７、および１８
はＤ形フリツプフロツプ装置の記号を表わし、２
８および２９はＪ−Ｋフリツプフロツプ装置の記
号を表わす。２２はカウンタ装置、１３と２１は
レジスタ装置、２５は選択ゲート装置、２６は第
４の記憶装置をそれぞれ表わすブロツクである。
ある。第２図で、１１，１５，１７、および１８
はＤ形フリツプフロツプ装置の記号を表わし、２
８および２９はＪ−Ｋフリツプフロツプ装置の記
号を表わす。２２はカウンタ装置、１３と２１は
レジスタ装置、２５は選択ゲート装置、２６は第
４の記憶装置をそれぞれ表わすブロツクである。
２４は２進加算器を表わす記号、１２と１９は
排他的論理和（エクスクルーシブOR）装置、１
４，１６，２３、および２７は論理積（AND）
装置、２０は論理和（OR）装置をそれぞれ表わ
す記号である。デイジタル装置を表わす上記記号
の意味は、当業者において通常使用されている記
号の意味に等しい。
排他的論理和（エクスクルーシブOR）装置、１
４，１６，２３、および２７は論理積（AND）
装置、２０は論理和（OR）装置をそれぞれ表わ
す記号である。デイジタル装置を表わす上記記号
の意味は、当業者において通常使用されている記
号の意味に等しい。
次に本実施態様の動作概要を説明する。
第１図において、受信された画像情報Ｑは順
次、第１の記憶装置１、第２の記憶装置２、およ
び第３の記憶装置３に記憶される。受信面像情報
Ｑの相互に隣合う３ラインが第１から第３の記憶
装置１，２，３に記憶されているが、最初のライ
ンは第３の記憶装置３、つぎのラインは第２の記
憶装置２、最後のラインが第１の記憶装置１に記
憶されていて、演算が終つたときに順次転送され
る。演算装置４から得られる選択制御信号Ｓが０
であると、第３の記憶装置３の出力Q3が直接、
選択装置５に入力されて選択装置５の出力Q′と
なる。
次、第１の記憶装置１、第２の記憶装置２、およ
び第３の記憶装置３に記憶される。受信面像情報
Ｑの相互に隣合う３ラインが第１から第３の記憶
装置１，２，３に記憶されているが、最初のライ
ンは第３の記憶装置３、つぎのラインは第２の記
憶装置２、最後のラインが第１の記憶装置１に記
憶されていて、演算が終つたときに順次転送され
る。演算装置４から得られる選択制御信号Ｓが０
であると、第３の記憶装置３の出力Q3が直接、
選択装置５に入力されて選択装置５の出力Q′と
なる。
いつぼう、第２図においてカウンタ装置２２は
第１の記憶装置１、ならびに第２の記憶装置２と
第３の記憶装置３のそれぞれに読出しアドレス情
報Ａが与える。アドレス情報Ａによつて第２の記
憶装置２から読出された内容は画像情報Q2とな
り、第３の記憶装置３、ならびにＤ形フリツプフ
ロツプ１１、排他的論理和装置１２、および論理
積装置１４，１６に入力される。このとき、第１
の記憶装置１の内容が空になつた第２の記憶装置
に順次転送される。次に第３の記憶装置３の内容
もアドレス情報Ａによつて読出され、画像情報
Q3となつて選択装置５に入力され、画像情報
Q′として選択装置５から出力される。第３の記
憶装置３から読出された画像情報Q3は、同時に
Ｄ形フリツプフロツプ装置１８、排他的論理和装
置１９、および論理積装置１４，１６に入力され
る。
第１の記憶装置１、ならびに第２の記憶装置２と
第３の記憶装置３のそれぞれに読出しアドレス情
報Ａが与える。アドレス情報Ａによつて第２の記
憶装置２から読出された内容は画像情報Q2とな
り、第３の記憶装置３、ならびにＤ形フリツプフ
ロツプ１１、排他的論理和装置１２、および論理
積装置１４，１６に入力される。このとき、第１
の記憶装置１の内容が空になつた第２の記憶装置
に順次転送される。次に第３の記憶装置３の内容
もアドレス情報Ａによつて読出され、画像情報
Q3となつて選択装置５に入力され、画像情報
Q′として選択装置５から出力される。第３の記
憶装置３から読出された画像情報Q3は、同時に
Ｄ形フリツプフロツプ装置１８、排他的論理和装
置１９、および論理積装置１４，１６に入力され
る。
第２の記憶装置２から読取られた画像情報Q2
が白信号（０）から黒信号(1)に転じたときには、
排他的論理和装置１２がレジスタ装置１３にセツ
ト信号を出す。第３の記憶装置３から読取られた
画像情報Q3が白信号（０）から黒信号(1)に転じ
たときには、排他的論理和装置１９がレジスタ装
置２１にセツト信号を出す。
が白信号（０）から黒信号(1)に転じたときには、
排他的論理和装置１２がレジスタ装置１３にセツ
ト信号を出す。第３の記憶装置３から読取られた
画像情報Q3が白信号（０）から黒信号(1)に転じ
たときには、排他的論理和装置１９がレジスタ装
置２１にセツト信号を出す。
レジスタ装置１３または２１にセツト信号が出
されたときに、このレジスタ装置にカウンタ装置
２２からのアドレス情報がセツトされる。
されたときに、このレジスタ装置にカウンタ装置
２２からのアドレス情報がセツトされる。
第２の記憶装置２から読出された画像情報Q2
と、第３の記憶装置３から読出された画像情報
Q3がともに黒信号(1)になると、論理積装置１４
の出力が状態１となり、Ｄ形フリツプフロツプ装
置１５がセツトされる。論理積装置１４の出力は
論理和装置２０、および論理積装置２３を介して
選択ゲート装置２５に加えられ、この信号によつ
て選択ゲート装置２５が２進加算器２４の出力を
選択する。さらに論理積装置２３の出力は第４の
記憶装置２６に加えられ、これによつて状態１が
記憶装置２６に書込まれる。２進加算器ではレジ
スタ装置１３を介して入力された第１のアドレス
を表わすアドレス情報と、レジスタ装置２１を介
して入力された第２のアドレスを表わすアドレス
情報とを加えて２で除している。
と、第３の記憶装置３から読出された画像情報
Q3がともに黒信号(1)になると、論理積装置１４
の出力が状態１となり、Ｄ形フリツプフロツプ装
置１５がセツトされる。論理積装置１４の出力は
論理和装置２０、および論理積装置２３を介して
選択ゲート装置２５に加えられ、この信号によつ
て選択ゲート装置２５が２進加算器２４の出力を
選択する。さらに論理積装置２３の出力は第４の
記憶装置２６に加えられ、これによつて状態１が
記憶装置２６に書込まれる。２進加算器ではレジ
スタ装置１３を介して入力された第１のアドレス
を表わすアドレス情報と、レジスタ装置２１を介
して入力された第２のアドレスを表わすアドレス
情報とを加えて２で除している。
レジスタ装置１３，２１に入力されるアドレス
情報は画像情報がそれぞれ白から黒へ転じたとき
に発生するもので、２進化された数値で表わされ
ている。２進加算器では両レジスタ装置の内容の
加算を行ない、加算結果の最下位のビツト
（LSB）を切り捨てている。
情報は画像情報がそれぞれ白から黒へ転じたとき
に発生するもので、２進化された数値で表わされ
ている。２進加算器では両レジスタ装置の内容の
加算を行ない、加算結果の最下位のビツト
（LSB）を切り捨てている。
この切り捨てによつて“÷２”の演算が行なわ
れる。演算装置４によつて得られた結果は第３の
開始アドレスを表わし、選択ゲート装置２５を介
して第４の記憶装置２６へ入力される。
れる。演算装置４によつて得られた結果は第３の
開始アドレスを表わし、選択ゲート装置２５を介
して第４の記憶装置２６へ入力される。
Ｄ形フリツプフロツプ装置１５がセツトされる
と論理積装置１６が許可（イネーブル）される。
と論理積装置１６が許可（イネーブル）される。
画像情報Q2とQ3がともに黒信号(1)から白信号
（０）に転ずるまで上記の動作は継続し、以下に
説明する第３の終了アドレスが演算によつて得ら
れるまで、第４の記憶装置２６には状態１が書込
まれる。
（０）に転ずるまで上記の動作は継続し、以下に
説明する第３の終了アドレスが演算によつて得ら
れるまで、第４の記憶装置２６には状態１が書込
まれる。
Ｄ形フリツプフロツプ装置１５がセツトされる
と論理積装置１６が許可（イネーブル）されるが
画像情報Q2とQ3とがともに白信号（０）に転ず
ると、2と3（Q2とQ3の反転信号）の論理積が
論理積装置１６を介してＤ形フリツプフロツプ装
置１７に加えられ、このＤ形フリツプフロツプ装
置をセツトする。このとき、論理和装置２０と論
理積装置２３とを介して、論理積装置１６の出力
が選択ゲート装置２５と第４の記憶装置２６へ加
えられる。このときにも記憶装置２６には状態１
が書込まれる。いつぽう、この時点でＤ形フリツ
プフロツプ装置１７がセツトされるので、このセ
ツト出力信号によつてＤ形フリツプフロツプ装置
１５がクリアされる。
と論理積装置１６が許可（イネーブル）されるが
画像情報Q2とQ3とがともに白信号（０）に転ず
ると、2と3（Q2とQ3の反転信号）の論理積が
論理積装置１６を介してＤ形フリツプフロツプ装
置１７に加えられ、このＤ形フリツプフロツプ装
置をセツトする。このとき、論理和装置２０と論
理積装置２３とを介して、論理積装置１６の出力
が選択ゲート装置２５と第４の記憶装置２６へ加
えられる。このときにも記憶装置２６には状態１
が書込まれる。いつぽう、この時点でＤ形フリツ
プフロツプ装置１７がセツトされるので、このセ
ツト出力信号によつてＤ形フリツプフロツプ装置
１５がクリアされる。
このときの第４の記憶装置２６のアドレス情報
は第３の終了アドレスを表わし、画像情報Q2の
終了を表わす第１の終了アドレスと画像情報Q3
の終了を表わす第２の終了アドレスとの平均値で
ある。この平均値は上記の第１および第２の終了
アドレスを２進法によつて加算し、最下位のビツ
トを切り捨てて得たものである。
は第３の終了アドレスを表わし、画像情報Q2の
終了を表わす第１の終了アドレスと画像情報Q3
の終了を表わす第２の終了アドレスとの平均値で
ある。この平均値は上記の第１および第２の終了
アドレスを２進法によつて加算し、最下位のビツ
トを切り捨てて得たものである。
画像情報Q2とQ3がともに黒信号(1)にならない
と論理積装置１４の出力が状態１にならないの
で、この条件が満足されない場合にはＤ形フリツ
プフロツプ装置１５がセツトされない。
と論理積装置１４の出力が状態１にならないの
で、この条件が満足されない場合にはＤ形フリツ
プフロツプ装置１５がセツトされない。
このとき、論理積装置１６は禁止（インヒビツ
ト）されているので、この禁止条件下では選択装
置２５がカウンタ装置２２の出力を選択し、状態
０が記憶装置２６に書込まれる。
ト）されているので、この禁止条件下では選択装
置２５がカウンタ装置２２の出力を選択し、状態
０が記憶装置２６に書込まれる。
このようにして第２の記憶装置２と第３の記憶
装置３とに線走査を行ないながら記憶装置３の出
力Q3を画像情報Q′として選択し、選択装置５か
ら出力し終えたときには、第４の記憶装置２６で
は第３の開始アドレスから第３の終了アドレスに
至る領域に状態１が書込まれ、その他のアドレス
に状態０が書込まれている。
装置３とに線走査を行ないながら記憶装置３の出
力Q3を画像情報Q′として選択し、選択装置５か
ら出力し終えたときには、第４の記憶装置２６で
は第３の開始アドレスから第３の終了アドレスに
至る領域に状態１が書込まれ、その他のアドレス
に状態０が書込まれている。
１走査線分の画像情報が第３の記憶装置３から
出力された後、Ｊ−Ｋフリツプフロツプ２９がリ
セツトされて出力Ｓが状態０になる。
出力された後、Ｊ−Ｋフリツプフロツプ２９がリ
セツトされて出力Ｓが状態０になる。
これによつて選択装置５は演算装置４の出力
Q0を選択して入力し、論理積装置２３には禁止
（インヒビツト）がかけられる。カウンタ装置２
２は再び記憶開始番地から線走査を始め、これに
よつて順次第１の記憶装置１の内容が第２の記憶
装置２に転送され、第２の記憶装置２の内容が第
３の記憶装置へ転送される。第４の記憶装置２６
の内容はこのときに読出され、論理積装置２７、
およびＪ−Ｋフリツプフロツプ装置２８を介して
演算結果として選択装置５へ入力される。Ｊ−Ｋ
フリツプフロツプ装置２８は走査開始時点では白
信号を表わし、状態０にセツトされている。記憶
装置２６から状態１が出力されたときに始めてこ
のＪ−Ｋフリツプフロツプ装置は反転し、その結
果、演算結果を表わす信号Q0には黒信号と白信
号とが出力されることになる。
Q0を選択して入力し、論理積装置２３には禁止
（インヒビツト）がかけられる。カウンタ装置２
２は再び記憶開始番地から線走査を始め、これに
よつて順次第１の記憶装置１の内容が第２の記憶
装置２に転送され、第２の記憶装置２の内容が第
３の記憶装置へ転送される。第４の記憶装置２６
の内容はこのときに読出され、論理積装置２７、
およびＪ−Ｋフリツプフロツプ装置２８を介して
演算結果として選択装置５へ入力される。Ｊ−Ｋ
フリツプフロツプ装置２８は走査開始時点では白
信号を表わし、状態０にセツトされている。記憶
装置２６から状態１が出力されたときに始めてこ
のＪ−Ｋフリツプフロツプ装置は反転し、その結
果、演算結果を表わす信号Q0には黒信号と白信
号とが出力されることになる。
上に記述した動作は任意の相互に隣合つた２走
査線間に、両走査線上のライン画像情報と相関の
ある新らしいライン画像情報を生成して挿入する
ものであるが、画像フレームを構成しているすべ
ての走査線に対して繰返して上の処理を実行し、
走査線間に新らしいライン画像情報を生成して挿
入することによつて高画質の画像情報を得ること
ができる。
査線間に、両走査線上のライン画像情報と相関の
ある新らしいライン画像情報を生成して挿入する
ものであるが、画像フレームを構成しているすべ
ての走査線に対して繰返して上の処理を実行し、
走査線間に新らしいライン画像情報を生成して挿
入することによつて高画質の画像情報を得ること
ができる。
得られた新らしい画像情報は原画像情報の走査
線密度の２倍の密度を有するものである。
線密度の２倍の密度を有するものである。
上に説明したように、本発明ではまず受信され
た任意の相互に隣合つた２走査線分のライン白黒
反転画像情報を使つて、これら２走査線上の各々
の黒信号開始アドレスの中間点に相当する第３の
開始アドレス、およびこれら２走査線上の各々の
黒信号の終了アドレスの中間点に相当する第３の
終了アドレスとによつて定義された新らしいライ
ン画像情報を、複数個の記憶装置と組合せた演算
装置によつて形成している。次にこの新らしい画
像情報を、対象とした相互に隣合う２走査線の間
に挿入している。
た任意の相互に隣合つた２走査線分のライン白黒
反転画像情報を使つて、これら２走査線上の各々
の黒信号開始アドレスの中間点に相当する第３の
開始アドレス、およびこれら２走査線上の各々の
黒信号の終了アドレスの中間点に相当する第３の
終了アドレスとによつて定義された新らしいライ
ン画像情報を、複数個の記憶装置と組合せた演算
装置によつて形成している。次にこの新らしい画
像情報を、対象とした相互に隣合う２走査線の間
に挿入している。
よつて、本発明では受信されたライン白黒反転
画像情報間に生ずる黒信号領域の変化を段階的に
生成されることができ、これによつて再生された
情報の画質が改善され、印字画面が見やすくなる
と云う効果がある。
画像情報間に生ずる黒信号領域の変化を段階的に
生成されることができ、これによつて再生された
情報の画質が改善され、印字画面が見やすくなる
と云う効果がある。
第１図は本発明による画像情報処理装置の実施
例を示すブロツク図、第２図は第１図に示す画像
情報処理装置で使用する演算装置の構成例を示す
ブロツク図である。 １，２，３，２６……記憶装置、４……演算装
置、５……選択装置、１１，１５，１７，１８…
…Ｄ形フリツプフロツプ装置、１２，１９……排
他的論理和装置、１３，２１……レジスタ装置、
１４，１６，２３，２７……論理積装置、２０…
…論理和装置、２２……カウンタ装置、２４……
２進加算器、２５……選択ゲート装置、２８，２
９……Ｊ−Ｋ形フリツプフロツプ装置。
例を示すブロツク図、第２図は第１図に示す画像
情報処理装置で使用する演算装置の構成例を示す
ブロツク図である。 １，２，３，２６……記憶装置、４……演算装
置、５……選択装置、１１，１５，１７，１８…
…Ｄ形フリツプフロツプ装置、１２，１９……排
他的論理和装置、１３，２１……レジスタ装置、
１４，１６，２３，２７……論理積装置、２０…
…論理和装置、２２……カウンタ装置、２４……
２進加算器、２５……選択ゲート装置、２８，２
９……Ｊ−Ｋ形フリツプフロツプ装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 順次線走査を繰返しながら面走査をして二次
元白黒反転画像情報を読取るとともに、これを送
像する送信装置と対向して動作する画像情報受信
装置において、順次送信される画像情報の最初の
１走査線分を記憶する第３の記憶装置と、前記順
次送信される画像情報の次の１走査線分を記憶す
る第２の記憶装置と、前記順次送信される画像情
報のさらに次の１走査線分を記憶する第１の記憶
装置と、前記第３の記憶装置に記憶された画像情
報が白から黒に反転するときの第１の開始アドレ
スX1sと黒から白に反転するときの第１の終了ア
ドレスX1eと前記第２の記憶装置に記憶された画
像情報が白から黒に反転するときの第２の開始ア
ドレスX2sと黒から白に反転するときの第２の終
了アドレスX2eとをそれぞれ求め、前記X1s、
X1e、X2sおよびX2eが下記の第(1)式または第(2)
式を満たすとき、下記第(3)式および第(4)式によつ
て画像情報が白から黒に反転するときの第３の開
始アドレスX3sと黒から白に反転するときの第３
の終了アドレスX3eを算出し、前記第３の開始ア
ドレスX3sから前記第３の終了アドレスX3eまで
の間に黒情報を出力し、下記第(1)式または第(2)式
を満たさないときは、その期間のアドレスには白
情報を出力して第３の走査線として白黒反転情報
ラインを形成する演算装置と、前記第３の記憶装
置の記憶内容と前記演算装置で形成した白黒反転
情報ラインを１走査線毎に交互に選択して出力す
る選択装置とから構成されたことを特徴とする画
像情報処理装置。 記 X1s≦X2sかつ、X1e≧X2s ……(1) X1s≧X2sかつ、X1s≦X2e ……(2) X3s＝（X1s＋X2s）／２ ……(3) X3e＝（X1e＋X2e）／２ ……(4)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56214135A JPS58115977A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 画像情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56214135A JPS58115977A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 画像情報処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58115977A JPS58115977A (ja) | 1983-07-09 |
| JPH0158914B2 true JPH0158914B2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=16650803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56214135A Granted JPS58115977A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 画像情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58115977A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62232263A (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-12 | Canon Inc | ドツト出力装置 |
| JPH0646126Y2 (ja) * | 1986-10-06 | 1994-11-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録装置 |
| JPS63220670A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 画像信号のライン間補間方法 |
| JPH01158874A (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | フアクシミリ符号変換装置 |
| JPH01222572A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-05 | Sharp Corp | 画像再生装置 |
| JP2510353B2 (ja) * | 1990-11-07 | 1996-06-26 | 村田機械株式会社 | 画像デ―タのスム―ジング処理方法 |
| JPH0625459U (ja) * | 1992-09-04 | 1994-04-08 | 有限会社穐本鉄工 | カーポート装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135215A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
| JPS55104169A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Toshiba Corp | Signal processing system |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP56214135A patent/JPS58115977A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5135215A (ja) * | 1974-09-20 | 1976-03-25 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
| JPS55104169A (en) * | 1979-02-02 | 1980-08-09 | Toshiba Corp | Signal processing system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58115977A (ja) | 1983-07-09 |
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