JPH0156846B2 - - Google Patents

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JPH0156846B2
JPH0156846B2 JP57151746A JP15174682A JPH0156846B2 JP H0156846 B2 JPH0156846 B2 JP H0156846B2 JP 57151746 A JP57151746 A JP 57151746A JP 15174682 A JP15174682 A JP 15174682A JP H0156846 B2 JPH0156846 B2 JP H0156846B2
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JP
Japan
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thin plate
plate
height
wave
roll
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JP57151746A
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English (en)
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JPS5942134A (ja
Inventor
Hiroyasu Yamamoto
Tadashi Nakayama
Tadao Nozawa
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D13/00Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form
    • B21D13/04Corrugating sheet metal, rods or profiles; Bending sheet metal, rods or profiles into wave form by rolling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は金属薄板に比較的小さい、一様な波
を形成する薄板波加工装置に関する。
ピツチおよび高さが比較的に小さく、かつ一様
な波を金属薄板に加工しなければならない場合が
ある。例えば、一方向性ケイ素鋼板の製造におい
て、磁気的性質を向上するために鋼の結晶軸を圧
延面に対して特定の角度にすることが提案されて
いる(特開昭54−40223参照)。このために、製造
工程の途中で圧延方向に交差する方向に延びる波
形を鋼板に形成する。この波形のピツチは例えば
10mm、波高は100μmと比較的小さく、所要の磁
気的性質を得るにはこれら寸法が板材の長手方向
だけではなく幅方向にも正確かつ一様でなければ
ならない。一様でないと、たとえばケイ素鋼板の
鉄損率が圧延方向および板幅方向にばらつき、有
効な鉄損率の低下が達成されない。
従来、屋根板、コルゲート管などの製造におい
て、プレスにより薄板に波付けすることが広く行
われているが、波は高さが数〜数十mmと大きく、
その用途から高い精度を必要としない。
したがつて、前記のように特別な用途のために
は従来の技術を応用することはできず、全く新し
い波加工技術を開発する必要がある。
この発明は上記のような必要性に応じてなされ
たもので小さい波形を高精度で、かつ板長手方向
および幅方向について一様に形成可能な薄板波加
工装置を提供しようとするものである。
この発明の薄板波加工装置は波付け部材、圧下
装置、薄板支持部材、波高検出器および制御装置
から構成されている。
波付け部材は対をなしており、薄板を表裏から
挾圧する。そして、波付け部材の少くとも一つは
ロール軸方向に延びる多数の溝を有し、回転駆動
される溝付きロールである。
圧下装置は少くとも一つの波付け部材のドライ
ブサイドおよびワークサイドにそれぞれ連結され
ており、波付け部材に対して薄板を押圧する荷重
を加える。押圧された薄板は溝付きロールの溝に
倣つて波形が形成される。圧下力の大きさによつ
て波の高さが変る。
薄板支持部材は波付け部材の出側に隣接してお
り、波加工された薄板を支持する。
波高検出器は対よりなり、薄板支持部材の近
傍、かつ波付き薄板のドライブサイドおよびワー
クサイドの側端寄りにそれぞれ波付き薄板の表面
に向うようにして配置されている。これら波高検
出器は薄板に形成された波の高さを検出する。
制御装置は波高検出器からの信号により前記圧
下装置をそれぞれ制御して薄板を溝付きロールに
押圧する力或いはセルシン位置を調節して波の高
さを所定の高に保持する。
上記のようにこの発明の薄板波加工装置では、
薄板に形成された波の高さをそれぞれ板の両側で
検出してその信号をフイードバツクし、圧下装置
をそれぞれ制御するようにしている。したがつ
て、板長手方向のみならず板幅方向について所要
の波の高さに正確に波加工することができる。
また、波加工された薄板は、波付け部材を出た
直後において波加工装置自身の振動あるいは波加
工によつて上下に微小振動している。このため、
正確に波の高さを検出することはできない。この
発明では波の高さを検出する位置で波加工された
薄板を支持するので、支持部材との接触により薄
板の微小振動は吸収される。したがつて、振動に
よる波高検出の誤差は生じない。
この発明の装置によれば、波高精度は波高検出
器の精度にも依存するが、たとえば±5μm程度
である。
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明の装置の主要部を示す斜視図
である。
図面に示すように波付け部材4は上下一対のロ
ール5,7よりなつている。各ロール5,7の表
面にはロール軸方向に延びる溝11が等しいピツ
チで切られている。そして、ロール5,7は第2
図に示すように相手のロールの山12が溝11に
入り込むように配置されている。ロール5,7の
山の高さhおよびピツチPは要求される波板の寸
法によつて決められる。例えば板厚1.0mmの波板
の高さが最大200μm、ピツチが4mmの場合、ロ
ール5,7の山の高さhは500μm、ピツチPは
4mmである。
ロール5,7は軸受け14,15を介してチヨ
ツク16,17に支持されている。上側のチヨツ
ク16はスタンド(図示しない)に固定されてお
り、下側のチヨツク17はスタンドに対して昇降
自在に取り付けられている。
チヨツク16,17から突出するロール軸6,
8には軸継手、減速機等を介して電動機(いずれ
も図示しない)が接続され、ロール5,7は回転
駆動される。
上記ロール軸6,8が突出する側、すなわちド
ライブサイドとその反対側のワークサイドの下側
のチヨツク17にはそれぞれ圧下装置21が連結
されている。すなわち、下側のチヨツク17に油
圧シリンダー22のロツド23が連結されてお
り、シリンダー22にはサーボ弁24を介して油
圧ポンプ25が接続されている。ロール5,7の
出側には下側のロール7と同じレベルで、かつこ
れらロール5,7に隣接して支持ロール31が配
置されている。支持ロール31は架台(図示しな
い)に固定されており、ロール5,7により波加
工された薄板2を下方より支持する。支持ロール
31の出側で波板2は数度ないし十数度下方に向
うように進路が変えられる。
支持ロール31の近傍、かつドライブサイドお
よびワークサイドの板側端寄りにおいて波板2の
表面に向うようにして波高検出器33がそれぞれ
配置されている。波高検出器33として通常使用
されている電気的(磁気的を含む)、超音波ある
いは光学的板形状検出器が利用される。また、ハ
ウジングとチヨツク16との間に圧下荷重を検出
するロードセルなどの荷重計34或いは圧下量
(セルシン位置)を検出する位置計などが配置さ
れている。
制御装置35は制御用コンピユータよりなつて
おり、入力側は波高検出器33およびロードセル
34に出力側はドライブサイドおよびワークサイ
ドのサーボ弁24にそれぞれ接続されている。
なお、この実施例では波加工装置に供給される
薄板1はコイル状をしており、薄板1はアンコイ
ラー(図示しない)より繰り出され、波加工され
た波板2はコイラー(図示しない)に巻き取られ
る。なお、薄板1および波板2にはアンコイラー
およびコイラーにより材質に応じて1〜10Kg/mm2
程の張力が与えられる。
つぎに、上記のように構成された波加工装置の
作用について説明する。
まず、板厚、材質ならびに波の高さおよびピツ
チの目標値が制御装置35の設定部に設定され、
これらの値および波加工速度に応じて所要の圧下
量(荷重又はセルシン位置)が演算部で算出され
る。
薄板1はロール5,7間に供給され、ここでロ
ール溝11に食い込むように塑性変形を受けて波
形が形成される。波加工速度は例えば100〜300
m/minである。
ロール5,7を出た薄板すなわち波板2は支持
ロール31に下方より支えられる。波板2が支持
ロール31と接触することにより、加工中波板2
に加えられた微小振動は吸収される。波高検出器
33は振動が消失した状態で波板2の波の高さを
連続的に検出する。この検出信号は制御装置35
の比較部に送られ、ここで目標値と比較される。
検出値と目標値との偏差に基づき演算部で所要の
圧下量(荷重又はセルシン位置)が求められ、そ
の結果は油圧圧下の場合サーボ弁24に出力され
る。サーボ弁24の開閉によつて油圧シリンダー
22は作動し、ロール5,7の間隙を所要の値に
セツトする。
ここで、上記制御について更に詳細に説明す
る。
第3図は幅300mm、厚み0.3mmの波板2に形成さ
れた波の高さのばらつきの一例を示している。第
3図イ〜ニはそれぞれ同図に示す波板2の斜視図
のイ〜ニ点における波の高さλを表わしている。
第3図イ〜ハより板幅方向に10μmの波の高さの
差があることがわかる。また、第3図ロとニとか
ら板長手方向に15μmの波の高さの差があること
がわかる。
波高制御は3ステツプよりなつている。第1は
板長手方向の波の高さのばらつきの除去、第2は
板幅方向のばらつきの除去および第3は波の平均
高さの調節である。
第4図は波高制御のフローチヤートの一例を示
している。図面に示すように、まず要求される波
の高さλ0ならびに溝付きロールの圧下量δを決め
る定数δ0およびaを設定する。
上記設定値のもとで波加工を開始し、第1ステ
ツプにおいて波高検出器で圧延進行方向に変化す
る波の高さの最大値λmaxおよび最小値λminを
検出する。なお、波の最大、小値λmaxおよび
λminは板幅中心線上に配置した波高検出器で直
接検出してもよいが、板両側部で検出した波の高
さλD(ドライブサイド)およびλW(ワークサイド)
の平均値を板幅中心線上の波の高さとして代用し
て求めても良く、或いは波高検出器のいずれかを
基準にして求めても良い。
検出したλmaxおよびλminによりΔλ1=λmax
−λmin=0となるように溝付きロールの偏心を
調節する。その原理を第5図に示す。第5図イは
波の高さの検出値λを示しており、この波形を平
滑にするように圧下量δを時間と共に変化させ
る。圧下量δは前記設定値a、波加工速度(溝付
きロールの周速)vおよび加工時間tの関数とし
て、δ=(a、v、t)で表わす。例えば最も
簡単な関数はδ=δ0+asio(v/R+t)である。
ここで、δ0は前記設定値、Rは溝付きロールの半
径である。そして、上記Δλ1=0となるようにa
=f(Δλ1)としてaを調節する。
第5図ロは上記δ=(a、v、t)を示して
おり、第5図ハは波の高さλが目標値0に制御
された状態を示している。
第2ステツプではワークサイド、ドライブサイ
ドの波の高さλW、λDおよびワークサイド、ドラ
イブサイドの圧下荷重PW、PDを計測し、板幅方
向の波の高さの差Δλ2=λW−λDが0となるように
ワークサイドとドライブサイドの圧下荷重或いは
ワークサイドとドライブサイドのセルシン位置を
調節する。例えば圧下荷重の調整であれば、差荷
重ΔPをΔλ2の関数g(Δλ2)とし、一方の圧力荷
重、例えばワークサイドの荷重PWをPW=PD+ΔP
として調節する。
第3ステツプではλWとλDの平均値λ0′と目標値
λ0の差Δλ3が0となるように圧下量(荷重PW
PD或いは、セルシン位置δ)を調節する。例え
ばセルシン位置δを調整する場合には補正量Sを
λ0とΔλ3との関数h(λ0、Δλ3)とし、これと装
置の弾性変形量(PW+PD)/Kとの和を前記δ0
として圧下量δを調節する。ここで、Kはハウジ
ング、ロール、チヨツク等を含む装置のばね定数
である。
以上のようにフイードバツク制御により波の高
さを目標値に一致させることはもちろん、板長手
方向および幅方向について一様な波の形状を得る
ことができる。
第6図はこの発明の他の実施例を示すものであ
る。上記実施例では波付け部材が一対の溝付きロ
ールで構成されていたが、この実施例では1本の
溝付きロールと高圧水噴射ノズルの組合せよりな
つている。また、薄板は一定の長さに切断された
切板である。なお、第6図において第1図に示す
部材、装置と同じものには同一の参照符号を付
け、これらのものの説明は省略している。
波付け部材41は溝付きロール5と高圧水噴射
ノズル42とからなつている。高圧水噴射ノズル
42は溝付きロール5の直下に配置され、ロール
5に沿つてスリツト状に開口している。開口の幅
は0.5〜5mm程度である。高圧水噴射ノズル42
はヘツダー43に取り付けられており、圧力調節
弁44を介してポンプ45に接続されている。
波付け部材41の出側には一対の押えロール4
6が配置されている。また、波付け部材41の前
後には薄板1,2の反りを防止すると共に、板を
パスラインに正しく案内するためのガイド板47
が設けられている。
上記のように構成された装置において薄板1は
高圧水噴射ノズル42から噴出する高圧水ジエツ
トにより溝付きロール5の表面に押圧され溝11
に倣つて塑性変形される。波付け部材41を出た
薄板すなわち波板2は押えロール46により軽く
挾圧され、振動が吸収される。押えロール46は
溝付きロール5と同じ周速で回転駆動される。
波板2は振動が消失した状態で波高検出器33
により波の高さが検出される。検出信号は制御装
置35にフイードバツクされ、目標値との偏差に
より第1の実施例と同様に圧下量δあるいは圧下
荷重Pが調節される。圧下荷重の調節は高圧水噴
射ノズル42から噴出する高圧水ジエツトの圧力
或いはノズル位置、ロール位置の調節によつて行
われる。ノズル42に供給される高圧水の圧力は
圧力調節弁44により例えば50〜500Kg/cm2の範
囲で調節される。
この発明は上記実施例に限られるものではな
い。すなわち、第1の実施例において圧下装置を
油圧方式に代えて電動方式としてもよい。また、
波付け部材のロールの一つを溝無しロールとする
こともできる。この場合には溝無しロールの表面
はゴムライニングされる。さらにゴムライニング
とアーバー間に内圧を加え、ロールクラウンを調
節するようにしてもよい。また、ロール対におい
て1本を回転駆動し、他をアイドラーとしてもよ
い。
以上のように構成された波加工装置は、例えば
板厚20μm〜5mmの鋼、アルミニーム、銅等の金
属薄板に高さ5μm〜2.5mm、ピツチ1〜30mmの波
形を加工するのに適用される。特に、この発明は
正確な波形を要求される電磁鋼板の製造に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すもので、波加
工装置の要部の斜視図、第2図は第1図に示す溝
付きロールの一部拡大断面図、第3図は波板の波
の高さのばらつきの測定例を示す図面、第4図は
波の高さの制御の一例を示すフローチヤート、第
5図は制御の原理を説明する線図、および第6図
はこの発明の他の実施例を示すもので、波加工装
置の概略図である。 1……金属薄板、2……波板、4,41……波
付け部材、5,7……溝付きロール、11……
溝、16,17……チヨツク、21……圧下装
置、22……油圧シリンダー、31,46……薄
板支持部材、33……波高検出装置、34……荷
重計、35……制御装置、42……高圧水噴射ノ
ズル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属薄板1を表裏より挾圧するように対をな
    し、少くとも一つがロール軸方向に延びる多数の
    溝11を有し、回転駆動される溝付きロール5,
    7である波付け部材4、少くとも一つの波付け部
    材4のドライブサイドおよびワークサイドにそれ
    ぞれ連結され、薄板1を波付け部材4に押圧する
    圧下装置21、波付け部材4の出側に隣接する薄
    板支持部材31、薄板支持部材31の近傍、かつ
    波付き薄板2のドライブサイドおよびワークサイ
    ドの側端寄りに波付き薄板2の表面に向うように
    して配置された一対の波高検出器33、および波
    高検出器33からの信号により前記圧下装置21
    をそれぞれ制御する制御装置35とからなる薄板
    波加工装置。
JP57151746A 1982-09-02 1982-09-02 薄板波加工装置 Granted JPS5942134A (ja)

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