JPH024375B2 - - Google Patents

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JPH024375B2
JPH024375B2 JP9341685A JP9341685A JPH024375B2 JP H024375 B2 JPH024375 B2 JP H024375B2 JP 9341685 A JP9341685 A JP 9341685A JP 9341685 A JP9341685 A JP 9341685A JP H024375 B2 JPH024375 B2 JP H024375B2
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JP
Japan
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straightening
hydraulic cylinder
plate
thickness
pressure
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JP9341685A
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Nobunari Matsubara
Tooru Takeuchi
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、差厚板材の矯正方法及びその装置に
係り、特に、船舶の外板等の構造物用差厚鋼板を
矯正する際に採用して好適な、差厚板材の矯正方
法及びその装置に関する。
【従来の技術】
船舶の外板等の構造物においては、作用する外
力の大きさに応じて板厚の異なる、いわゆる差厚
鋼板を用いることが多い。この差厚鋼板は、差厚
部分での溶接を必要としないため、工数削減等の
効果が大きく需要が増加しており、この差厚鋼板
の製造方法についても各種の方法が提案されてい
る。 この差厚鋼板には、第6図に示す如く、両面に
段差部2が形成され、長手方向において複数の厚
さの異る板厚部3,4を有する両面差厚鋼板1
と、第7図に示す如く、片面にのみ段差部2が形
成され長手方向において複数の厚さの異る板厚部
3,4を有する片面差厚鋼板5とがある。 ところで、周知のように、一般的に鋼板の反
り、歪み等を取り除く矯正は、第8図に示す如
く、千鳥状に配設した複数個の矯正ロール6間に
鋼板7を通板することにより行つている。 この鋼板7の歪み、反りを矯正するには、鋼板
7の歪み、反りに応じた塑性加工率(板厚に対す
る塑性深さの割合)を鋼板7に与えればよい。従
つて、圧延方向に板厚が一定の鋼板7を矯正する
には、鋼板7を一定の矯正パターンに設定された
矯正機の矯正ロール6間に通板させればよい。 しかしながら、圧延方向に異なつた板厚3,4
を持つ差厚鋼板1,5を矯正する場合には、1枚
の鋼板を一定の矯正パターンで矯正を行うと、板
厚の厚い部分、薄い部分でそれぞれ塑性加工率が
異なるため、鋼板内での矯正効果が異なつてしま
うという問題点を有する。 従つて、これに対処すべく、従来は、板厚の異
なる部分3,4でそれぞれ異なつた矯正パターン
により矯正する方法をとつている。即ち、例え
ば、第9図aに示す如く、まず矯正ロール6で鋼
板1の板厚の薄い部分3をある矯正パターンによ
り矯正する。次に、第9図bに示す如く、鋼板1
の板厚の厚い部分4が矯正ロール6間に入る時点
を目視で判断し、この時点で一旦鋼板1の移動を
停止して、前記矯正パターンを板厚の厚い部分4
に合せて変更する。その後、第9図cに示す如
く、この変更した矯正パターンで板厚の厚い部分
4を矯正ロール6間に通板して矯正するものであ
る。 一方、片面差厚鋼板の製造方法として、本出願
人は特願昭59−34376で、第10図に示す如く、
両面差厚鋼板1の板厚の薄い部分3に鋼板治具8
を載置して、これを矯正ロール6間に通板させる
ことにより、片面差厚鋼板5を製造するものを提
案しており、これによれば、片面差厚鋼板5の製
造に伴つて矯正効果も得られるという利点を有す
る。
【発明が解決しようとする問題点】 しかしながら、前出第9図に示した従来の差厚
板材の矯正方法にあつては、数多くの工程を必要
とし、従つて、操業上の能率が低下したり、更に
は、段差部を認識するため人手を要する等の問題
点を有する。 又、前記特願昭59−34376で提案したものは片
面差厚鋼板の製造方法であつて両面差厚鋼板には
適用できず、又、片面差厚鋼板が他の方法(例え
ば本出願人が既に提案している。特願昭57−
226219等)により製造された場合は、矯正のため
には鋼板治具が必要なこと、作業が複雑になるこ
と等の問題があり、適用し難いという問題点を有
する。 以上のように、差厚鋼板の矯正は製品の高品質
化を図る上で重要な技術であるにも拘わらず、ま
た有効な方法は確立されていない。従つて、差厚
鋼板の効率の良い矯正方法の早期開発が望まれて
いるのが現状である。
【発明の目的】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくな
されたもので、板厚の厚い部分及び薄い部分を同
一のパス内で段差部においた圧下設定値をその都
度変更することなく矯正することができ、これに
より、差厚板材の矯正に必要とされる多くの工程
を省略してその簡素化を図り、操業上の能率を低
下させることなく、効果的な矯正を可能とする差
厚板材の矯正方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【問題点を解決するための手段】
本発明は、圧延方向に板厚の薄い部分と板厚の
厚い部分の2種類の板厚を有する差厚板材をロー
ル矯正機を用いて矯正する差厚板材の矯正方法に
おいて、第1図にその要旨を示す如く、前記矯正
機の圧下ねじとロールフレームとを接続する、ア
キユムレータに接続された油圧シリンダの圧力
を、板厚の薄い部分の矯正反力に見合つた圧力に
設定し、上下矯正ロールの間隔を板厚の薄い部分
の矯正に必要な間隔とし、矯正反力が前記油圧シ
リンダの設定圧力を上廻る場合に、前記圧下ねじ
とロールフレームとを油圧シリンダの油を介する
ことなく直接係合させるストツパにより、板厚の
厚い部分を矯正する際の上下ロール間隔を設定
し、板厚の薄い部分と板厚の厚い部分とを同一パ
スで矯正することにより、前記目的を達成したも
のである。 又、本発明は、差厚板材の矯正装置を、パスラ
インの上下に配設された、複数の矯正ロールを軸
架してなる上ロールフレーム及び下ロールフレー
ムと、上下矯正ロールの間隔を板厚の薄い部分の
矯正に必要な間隔とすべく、前記矯正ロールの圧
下位置を調整する圧下ねじと、前記上ロールフレ
ーム及び圧下ねじを接続する油圧シリンダと、該
油圧シリンダに接続され、油圧シリンダ内の圧力
を板厚の薄い部分の矯正反力に見合つた圧力に設
定する、圧力調整可能なアキユムレータと、上ロ
ールフレームと圧下ねじとの間に配設され、矯正
反力が油圧シリンダの油圧力を上廻るとき上ロー
ルフレームと圧下ねじとに油圧シリンダの油を介
することなく直接係合して、板厚の厚い部分の矯
正に必要な上下矯正ロールの間隔を設定する位置
調整可能なストツパと、から構成することによ
り、同じく前記目的を構成したものである。
【作用】
以下、本発明の作用を説明する。 矯正効果の基準となる塑性加工率ηは、鋼板の
板厚をt、降伏応力をσy、縦弾性係数をE、鋼
板の曲率をKとしたとき、次式により表わされ
る。 η=1−2σy/KEt ………(1) 又、第2図に示す如く、鋼板10が矯正ロール
11の軸心線を通る鉛直線R1、R2上で矯正ロー
ル11と接触し、且つ矯正ロール11間の中央点
で変曲点を持ち、曲率中心は鉛直線R1を線分
の垂直2等分線R3の交点Oiであると仮定した場
合、曲線半径σは次式により表わされる。 ρ=l2/4(t−g)+(t−g)/4
………(2) ここで、lは上下ロールのピツチ、gはロール
ギヤツプ、tは鋼板10の板厚である。 なお、曲率Kは曲率半径ρの逆数で表わされる
から、板厚tと塑性加工率ηの関係は次式で表わ
される。 η=1−(σy/Et) ×[{l2+(t−g)2}/2(t−g)]………(3) 従つて、この(3)式の関係から、鋼厚tの異なる
鋼板10に同一の塑性加工率ηを与えるためには
ロールギヤツプgを板厚の異なる部分で変更して
やればよいことが判る。即ち、板厚がtと(t+
Δt)の2種類の差厚鋼板の場合、ロールギヤツ
プ差Δgは前出(3)式の関係に基づいて求められる
次式で表わされる。 Δg=f1(Δt、η、E、l、σy、t)
………(4) 従つて、板厚差Δtに応じたロールギヤツプ差
Δgを異つた板厚部に与えればよいことが判る。 更に、矯正力Pは、次式の関係に基づいて求め
ることができる。 P=f2(n、8M/2l) ………(5) ここで、nは矯正ロールの本数、lは第2図に
示す上下ロールのピツチ、Mは曲げモーメント、
bは板幅、tは板厚(この場合は薄い方の板厚)
である。又、前記曲げモーメントMは次式により
算出する。 M=σybt2[1−(1−η)2/3]/4
………(6) 以上のようにして矯正力Pは求めることができ
るが、一般に矯正時には、前出第8図に示す如
く、矯正機の入側及び出側で圧下量を変えて矯正
するため、矯正機の入側及び出側それぞれでの矯
正力Pを求める必要がある。この場合、例えば、
前出(6)式に、矯正機入側及び出側での塑性加工率
ηを代入し、入側及び出側の曲げモーメントMa
Mbを求め、これら曲げモーメントMa、Mbから
その平均値Mmを求め、該平均値Mmから前出(5)
式により矯正力の平均値Pmを求める。次に、こ
の平均値Pmに、所定の係数α、βを乗じて、矯
正機の入側及び出側それぞれの矯正力Pa、Pb
求める。即ち、矯正機の入側の矯正力Paと矯正
機出側の矯正力Pbを、次式の関係から算出する。 Pa=αPm ………(7) Pb=βPm ………(8) 本発明が採用される鋼板の矯正機Lは、第3図
に示す如く、複数の矯正ロール11を軸架した上
ロールフレーム12及び下ロールフレーム14
と、上下矯正ロール11の間隔を板厚の厚い部分
の矯正に必要な間隔とすべく、前記矯正ローラの
圧下位置を調整する圧下ねじ16と、前記上ロー
ルフレーム12及び圧下ねじ16を接続する油圧
シリンダ20と、該油圧シリンダ20内の圧力を
板厚の薄い部分の矯正反力に見合つた圧力に設定
する、圧力調整自在なアキユムレータ22と、前
記圧下ねじ16及び上ロールフレーム12の間に
配設され、矯正反力が油圧シリンダ20の油圧力
を上廻るとき圧下ねじ16及び上ロールフレーム
12を油圧シリンダ20の油21を介することな
く直接係合して、板厚の厚い部分の矯正に必要な
上下矯正ロール11の間隔を設定する位置調整可
能なストツパ24とで構成される。 従つて、前出(7)、(8)式で算出された矯正機Lの
入側及び出側の矯正力Pa、Pbを、油圧シリンダ
20の内径面積で除し、アキユムレータ22の設
定圧力Pa、Pbを求める。その後、矯正機Lの圧
下ねじ16を所定の入側及び出側の圧下位置にな
るように調整する。更に、ストツパ24と油圧シ
リンダ20間の間隔が差厚鋼板の差厚量ΔTとギ
ヤツプ差Δgに見合つた量ΔHとなるようストツパ
24の位置を調整する。 このようにして、アキユムレータ22の内圧
pa、pbと、矯正ロール11の圧下位置Hと、スト
ツパ24の位置ΔHとを設定して、差厚鋼板10
の板厚の薄い方から矯正機Lに通板すると、段差
部までは設定されたロールギヤツプを保持しつつ
アキユムレータ22の油圧により所定の圧下力で
矯正が行われる。段差部以降の板厚の厚い方は矯
正反力が大きくなるため、アキユムレータ22の
設定圧力よりも油圧シリンダ20の圧力が高くな
り、油圧シリンダ20内の作動油はアキユムレー
タ22に押し戻されて油柱21の高さは減少し、
最終的にはストツパ24が作用して間隔ΔHが零
になり、板厚の厚い方に与えるべきロールギヤツ
プを保持した状態で矯正することができる。 以上のようにして矯正することにより、前出(4)
式で求められたギヤツプ差Δgが矯正中に油圧力
の変動によつて自然に与えられ、板厚の厚い部分
も板厚の薄い部分と同じ塑性加工率ηで矯正する
ことが可能となる。従つて、板厚の異なる部分に
おいても圧下設定値を変更する手間もなくなり、
両面又は片面差厚鋼板の区別なく同一パスで矯正
が行え、操業上の能率を著しく向上することがで
きる。
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明が採用された差
厚板材としての鋼板の矯正機Lの実施例を詳細に
説明する。 本実施例は、第3図乃至第5図に示す如く、複
数の矯正ロール11を軸架してなり、パスライン
の上下に配設される上ロールフレーム12及び下
ロールフレーム14と、上下矯正ロール11の間
隔を板厚の薄い部分の矯正に必要な間隔とすべ
く、図示しない圧下装置により上下方向に位置制
御され、矯正ロール11の圧下位置を入側、出側
それぞれ異つたロールギヤツプに調整する圧下ね
じ16と、板厚の薄い部分を所定の矯正反力で矯
正するための矯正力調整装置18と、板厚の厚い
部分を矯正する際所定のロール間隔に保つための
ストツパ24とを備えている。 前記矯正力調整装置18は、上ロールフレーム
12及び圧下ねじ16を接続する油圧シリンダ2
0と、該油圧シリンダ20内の油21の圧力を板
厚の薄い部分の矯正反力に見合つた圧力に設定す
る、圧力調整可能なアキユムレータ22と、で構
成され、更にストツパ24は圧下ねじ16及び上
ロールフレーム12の間に配設され、矯正反力が
油圧シリンダ20の油圧力を上廻るとき圧下ねじ
16と上ロールフレーム12とに油圧シリンダ2
0の油を介することなく直接係合して、板厚の厚
い部分の矯正に必要な上下矯正ロール11の間隔
を設定するためのものである。 この矯正力調整装置18及びストツパ24は、
第4図に示す如く、矯正機Lの入側の左右両側
(以下、第3図において矯正機Lの出側に向かつ
て右側を、矯正ロール10の駆動モータ等が配設
される駆動側と呼び、出側に向かつて左側を、操
作側と呼ぶ)及び矯正機Lの出側の駆動側及び操
作側それぞれ4箇所の圧下ねじ16の位置に設け
られる。以下、特に説明上位置関係を明確にした
い場合には、図中の符号にその設置位置を示す添
字d、w、a、bを添える。なお、添字dは矯正
機Lの駆動側、添字wは同じく操作側、添字a、
は同じく入側、添字bは同じく出側を示す。 前記ストツパ24は、第5図に示す如く、上ロ
ールフレーム12に左右方向で軸架され、中央部
を境として操作側部分とに互いのねじ向きを逆と
したおねじ部28を形成したスクリユ軸26と、
該スクリユ軸26の各おねじ部28に螺合するめ
ねじ部30を有し、上面を斜面32そして形成し
たウエツジ34と、該ウエツジ34をスクリユ軸
26上で回動することがないようスクリユ軸26
の軸方向に沿つて移動自在に保持する案内溝36
と、前記ウエツジ34の斜面32に当接し、スク
リユ軸26の軸方向でのウエツジ34移動に伴な
い斜面32に係合して上下動するストツパ本体3
8と、該ストツパ38の下端をウエツジ34の斜
面32に弾発的に押圧するコイルばね40と、前
記スクリユ軸26を回動する駆動装置42とで構
成する。 次に、本実施例の作用を説明する。 まず、アキユムレータ22の油圧を差厚鋼板の
薄い方の矯正力に見合つた圧力に設定する。この
場合に、矯正機Lの上ロールフレーム12の重量
は圧下力に加算されて作用するのでこれを考慮す
る必要がある。なお、上ロールフレーム12の重
量による各矯正力調整装置18への負荷は実測す
ることにより簡単に求めることができる。従つ
て、実際に各油圧シリンダ20に加えるべき矯正
力Pwa、Pda、Pwb、Pdbは、次式の関係から求める
ことができる。 Pwa=pa/2−Wwa Pda=Pa/2−Wda Pwb=Pb/2−Wwb Pdb=Pb/2−Wdb ………(9) ここで、Wwaは、矯正機Lの入側で且つ操作側
に配設された矯正力調整装置18waの上部ロール
フレーム12の重量による負荷実測値であり、
Wdaは、矯正機Lの入側で且つ駆動側に配設され
た矯正力調整装置18daの上ロールフレーム12
の重量による負荷実測値であり、Wwbは、矯正機
Lの出側で且つ操作側に配設された矯正力調整装
置18wbの上ロールフレーム12の重量による負
荷実測値、同様に、Wdbは、矯正機Lの出側で且
つ駆動側に配設された矯正力調整装置18dbの上
ロールフレーム12の重量による負荷実測値であ
る。 従つて、この矯正力Pwa、Pda、Pwb、Pdbを、各
油圧シリンダ20の内径面積で除し、それぞれの
アキユムレータ22の設定圧力Pを求める。 その後、圧下ねじ16を所定の入側及び出側の
圧下位置Hになるように調整する。 更に、ストツパ24と油圧シリンダ20との間
隔が差厚鋼板の差厚量Δtとギヤツプ差Δgに見合
つた量ΔHになるようストツパ24を調整する。 即ち、前記駆動装置42を作動させて、スクリ
ユ軸26を回転し、このスクリユ軸26に螺合す
るウエツジ34を内方向に移動して互いに接近さ
せ、これによりストツパ24を上昇させる。又、
スクリユ軸26を逆回転することにより、ウエツ
ジ34が互いに離れるよう移動させてストツパ2
4を下降させる。 以上のようにして、アキユムレータ22の内圧
pと矯正ロール10の圧下位置Hとストツパ24
の位置ΔHを設定して、差厚鋼板の板厚の薄い方
から矯正機Lに通板すると、段差部までは設定さ
れたロールギヤツプgを保持してアキユムレータ
22の油圧により所定の圧下力で矯正が行われ、
段差部以降の板厚の厚い方は矯正反力が大きくな
るためアキユムレータ22の設定圧力よりも油柱
21Aの圧力が高くなり、油圧シリンダ20内の
作動油21はアキユムレータ22に押し戻されて
油柱21Aの高さは減少し、最終的にはストツパ
24が作用して間隔ΔHが零になり、板厚の厚い
方に与えるべきロールギヤツプgを保持した状態
で矯正される。従つて、ギヤツプ差Δgが矯正中
に油圧力の変動によつて自然に与えられて、板厚
の厚い部分も板厚の薄い部分と同じ塑性加工率η
で矯正することが可能となる。 なお、初期圧下位置H0は前出(3)式より求めた
ギヤツプに基づき次式の関係から求めることがで
きる。 H0=g−δ ………(10) ここで、δは矯正力Pによる矯正機L本体の延
びのための修正量である。 又、ストツパ24の設定位置ΔHは、板厚差Δt
とギヤツプ差Δgに基づき、次式の関係に基づい
て求めることができる。 ΔH=Δt+Δg−Δδ ………(11) ここで、Δδは矯正力の増加分に対するハウジ
ングの伸びの修正量である。 なお、それぞれの板厚部において、塑性加工率
ηを変える必要がある場合は、前出(3)式を用いて
それぞれのロールギヤツプgを求め、前出(10)式、
(11)式に基づいて矯正ロール10の圧下位置Hとス
トツパ24の設定位置ΔHを算出することができ
る。 次に、本実施例による実施結果を説明する。幅
が3200mm、板厚t18mm及び22mm、差厚Δtが4mmの
両面差厚鋼板を、ロールピツチ2lが300mm、ロー
ル径220mm、上ロール本数の熱間矯正機で矯正す
る際、各矯正力調整装置18da、18wa、18db
18wbの位置における各設定条件を下記第1表の
ようにして矯正した。
【表】 この結果、充分な矯正効果を得ることができ、
板厚の薄い部分も厚い部分も平坦度の良好な両面
差厚鋼板を得ることができた。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、従来、多
大な工程及び人手を要し操業の能率低下をきたし
ていた差厚板材の矯正を、予め求めたそれぞれの
板厚のロールギヤツプ差を油圧シリンダ及び高さ
調整自在なストツパにより設定することで、両面
又は片面差厚鋼板の区別なく同一パス内で一定の
矯正パターンにより矯正することが可能となり、
操業上の能率の向上、省力化を図ることができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る差厚板材の矯正方法の
要旨を示す流れ図、第2図は本発明の原理を説明
するための、矯正ロールと被矯正板材との位置関
係を示す側面図、第3図は、本発明に係る差厚板
材の矯正装置の実施例を示す一部切欠正面図、第
4図は、同実施例における矯正力調整装置の配置
を示す平面図、第5図は、同じく、ストツパの構
成を示す断面図、第6図及び第7図は、差厚板材
としての差厚鋼板の例を示す側面図、第8図は、
従来の矯正ロールによる板材の矯正方法を示す側
面図、第9図は、同じく、従来の差厚板材の矯正
方法を示す側面図、第10図は、同じく、片面差
厚板材の製造方法を示す側面図である。 10……差厚鋼板、11……矯正ロール、12
……上ロールフレーム、16……圧下ねじ、18
……矯正力調整装置、20……油圧シリンダ、2
2……アキユムレータ、24……ストツパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧延方向に板厚の薄い部分と板厚の厚い部分
    の2種類の板厚を有する差厚板材をロール矯正機
    を用いて矯正する差厚板材の矯正方法において、 前記矯正機の圧下ねじとロールフレームとを接
    続する、アキユムレータに接続された油圧シリン
    ダの圧力を、板厚の薄い部分の矯正反力に見合つ
    た圧力に設定し、 上下矯正ロールの間隔を板厚の薄い部分の矯正
    に必要な間隔とし、 矯正反力が前記油圧シリンダの設定圧力を上廻
    る場合に、前記圧下ねじとロールフレームとを油
    圧シリンダの油を介することなく直接係合させる
    ストツパにより、板厚の厚い部分を矯正する際の
    上下ロール間隔を設定し、 板厚の薄い部分と板厚の厚い部分とを同一パス
    で矯正するようにしたことを特徴とする差厚板材
    の矯正方法。 2 パスラインの上下に配設された、複数の矯正
    ロールを軸架してなる上ロールフレーム及び下ロ
    ールフレームと、 上下矯正ロールの間隔を板厚の薄い部分の矯正
    に必要な間隔とすべく、前記矯正ロールの圧下位
    置を調整する圧下ねじと、 前記上ロールフレーム及び圧下ねじを接続する
    油圧シリンダと、 該油圧シリンダに接続され、油圧シリンダ内の
    圧力を板厚の薄い部分の矯正反力に見合つた圧力
    に設定する、圧力調整可能なアキユムレータと、 上ロールフレームと圧下ねじとの間に配設さ
    れ、矯正反力が油圧シリンダの油圧力を上廻ると
    き上ロールフレームと圧下ねじとに油圧シリンダ
    の油を介することなく直接係合して、板厚の厚い
    部分の矯正に必要な上下矯正ロールの間隔を設定
    する位置調整可能なストツパと、 を備えたことを特徴とする差厚板材の矯正装置。
JP9341685A 1985-04-30 1985-04-30 差厚板材の矯正方法及びその装置 Granted JPS61253123A (ja)

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