JPH01502945A - 沿面ギヤツプを備えたスパークプラグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 沿面ギャップを備えたスパークプラグ 従来の技術 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載された、沿面ギャップを備えたス パークプラグから出発している。ドイツ連邦共和国特許出願公開第３５３３１２ ３号明細書によれば、絶縁体が、横方向で分割されていて、比較的低い誘電率を 有する材料から成る接続側の上部と、非常に高い誘電率を有する材料から成る燃 焼室側の下部とを備えている。このような形式のスパークプラグは機能的に問題 はないが、絶縁体が分割されているために製造が比較的複雑である。

発明の利点 これに対して請求の範囲第１項の特徴を有する本発明のスパークプラグは、厚層 技術によって簡単に製造することができ、沿面層が非常に効果的であって長期間 の安定性が得られるという利点を有している。

従属項に記載した手段によって請求の範囲第１：！Ｊに記載されたスパークプラ グの有利な実施態様及び改良が可能である。非導電性セラミックがＡｌ２Ｏ３か ら成っていて、このセラミック上に施された導電性の層がプラチナより成ってい るか又は６５〜８５重量％のプラチナを有するプラチナ／Ａ１９０３混合物より 成っており、沿面ギャップの層が、１０〜４０重量％のプラチナ・Ａｌ２Ｏ３混 合物より成っていれば特に有利である。

図　面 本発明の寅施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。図面は一 実箆例の概略的な断面図寅施例の説明 図示のスパークプラグは酸化アルミニュウムより成るスパークプラグ本体より成 っている。該スパークプラグ本体は、燃焼室側部分で孔２を有していて、該孔２ 内に、例えば酸化アルミニュウムより成っていて種種異なる表面層を有する丁字 形構成部が存在している。符号４では対抗電極が示されている。構成部３はスパ ークプラグ本体１の内部及び孔２の内部でこの孔２からやや突出する層５を有し ている。この層５は導電性を有していて、プラチナから成っているか又は、６０ 〜８５重量％のプラチナを有するプラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物から成っていて、 ５〜１５μｍの厚さを有している。対抗電極４に隣接する構成部３の層６は同じ 材料から成っている。この層６は対抗電極４に対する電気的な接点を形成してい る。スパークプラグ本体ｌの内部における導電性を有する層５の接触は、例えば アメリカ合衆国特許第３９０９４５９号より公知のガラス溶解物の形状の導電性 のガラス７によって行われる。

層５と６との間の沿面ギャップ層８は１０〜４０重量％のプラチナを有するプラ チナ／Ａｌ２Ｏ３混合物より成っており、該プラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物は、焼 結後に、自己導電性を有しない特性を有している。何故ならば、互いに電気的接 点を有していないが、高い誘電率に相当する変位電流が可能な各導電性帯域を形 成するからである。この層８は同様に５〜１５μ園の厚さで施されている。

このスパークプラグを製造するためにはまず、丁字形の構成部３を酸化アルミニ ュウムから形成し、１ｌｏｏ”ｃ〜１１５０”Ｃで焼きなましを行うがまだ焼結 されない。次いでこの構成部３に液浸又はプリントによって導電性の層５．６を 施し、次いでプリント又ははけ塗りによって面ギャップ層８が施される０次いで 層５．６．８を有する構成部３は、同様に焼きなまされただけのスパークプラグ 本体ｌの、直径が合致する孔２内に内側から挿入される。次いで全体が１５００ ＩＣと１６００”Ｃの間の温度で通常形式で焼結され、この時に、構成部３とス パークプラグ本体ｌとの間で固いはめ合いが形成され、面ギャップ層８が前記の 特性を得る０次いでスパークプラグ本体ｌの中空室内に、ガラス溶解物の形状の 導電性のガラス７が充填され、中心電極の図示していない上部に接続部が取り付 けられ、次いで全体が、８００°Ｃと９００”Ｃとの間の範囲にある、それぞれ のガラス種類に適した温度で溶融される。冷却後に全体は図示していないスパー クプラグケーシング内で、導電性の層６と対抗電極４とが接触し合うように、ス パークプラグケーシングに一体成形された接地電極４に気密に焼結される。実際 の実験によれば、このような形式のスパークプラグは非常に良好な有効寿命を有 し、面ギャップ層は非常に効果的で長期間の安定性を有していることが分かった 。

補正音の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）昭和６３年１２月　２日 特許庁長官　吉　日　文　毅　殿 １、国際出願番号 ＰＣＴ／ＤＥ　８７１００２３５ ２、発明の名称 沿面イヤツブを備えたスパ−クプラグ ３、特許出願人 ５、補正音の提出年月日 請　求　の　範　囲 １、内燃機関用の、沿面ギャップを有するスパークプラグであって、絶縁体を有 しており、該絶縁体がその燃焼室側の終端区分で中心電極を宵していて、該中心 電極が、絶縁体の内部に設けられた導電性の材料に接続されていて、さらに対抗 電極並びに、中心電極と対抗電極との間の沿面ギャップに接続されている形式の ものにおいて、中心電極（５）と沿面ギャップ層（８）とが、非導電性の一体的 なセラミック（３）より成っており、該セラミック（３）が、その表面の導電性 の材料（７）範囲及び絶縁体を貫通する開口の範囲で導電性の層（５，６）を備 え、沿面ギャップの範囲で、焼結後に高い変位電流を可能にする、固有導電特性 を有していない層（８）を備えていることを特徴とする、沿面ギャップを有する スパークプラグ。

２、非導電性のセラミック（３）がＡｌ２Ｏ３より成っていて、該セラミック上 に施された導電性の層（５゜６）がプラチナより成っているか又は少なくとも６ ０重量％プラチナを有するプラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物より成っていて、沿面ギ ャップの層（８）が、最大で４０重量％プラチナを有するプラチナＡｌ２Ｏ３混 合物より成っていることを特徴とする請求の範囲第１項記載のスパークプラグ。

３、セラミック（３）上に施された導電性の層（５，６）がプラチナ、又は６０ から８５重量％までのプラチナを有するプラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物から成って いて、沿面ギャップの層（８）が、ｌＯから４０重量％までのプラチナを有する プラチナＡｌ２Ｏ３混合物より成っている、請求の範囲第２項記載のスパークプ ラグ。

国際調査報告 ＡＮｈ’ＥＸ　Ｔｏ　τ”Ｚ　ＩＮＴＥＲ３；ＡＴＩＯＮＡＬ　ＳＥ入只ＣＨＲ Ｅ？ＯＲＴ　ＯＮ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．内燃機関用の、沿面ギャップを有するスパークプラグであって、絶縁体を有 しており、該絶縁体がその燃焼室側の終端区分で中心電極を有していて、該中心 電極が、絶縁体の内部に設けられた導電性の材料に接続されていて、さらに対抗 電極並びに、中心電極と対抗電極との間の沿面ギャップに接続されている形式の ものにおいて、中心電極と沿面ギャップ層とが、非導電性の一体的なセラミック より成っており、該セラミックが、その表面の導電性の材料範囲及び絶縁体を貫 通する開口の範囲で導電性の層を備え、沿面ギャップの範囲で、焼結後に高い変 位電流を可能にする、固有導電特性を有していない層を備えていることを特徴と する、沿面ギャップを有するスパークプラグ。
2. ２．非導電性のセラミックがＡｌ２Ｏ３より成っていて、該セラミック上に施さ れた導電性の層がプラチナより成っているか又は少なくとも６０重量％プラチナ を有するプラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物より成っていて、沿面ギャップ層が、最大 で４０重量％プラチナを有するプラチナＡｌ２Ｏ３混合物より成っていることを 特徴とする、請求の範囲第１項記載のスパークプラグ。
3. ３．セラミック上に施された導電性の層がプラチナ、又は６０から８５重量％ま でのプラチナを有するプラチナ／Ａｌ２Ｏ３混合物から成っていて、沿面ギャッ プの層が、１０から４０重量％までのプラチナを有するプラチナＡｌ２Ｏ３混合 物より成っている、請求の範囲第２項記載のスパークプラグ。