JPH01502436A - コーキング剤及び接着剤並びにその使用 - Google Patents

コーキング剤及び接着剤並びにその使用

Info

Publication number
JPH01502436A
JPH01502436A JP63501601A JP50160188A JPH01502436A JP H01502436 A JPH01502436 A JP H01502436A JP 63501601 A JP63501601 A JP 63501601A JP 50160188 A JP50160188 A JP 50160188A JP H01502436 A JPH01502436 A JP H01502436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
adhesives
curing
moisture
caulking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63501601A
Other languages
English (en)
Inventor
ダツク,エドワード・ダブリユー
シエフラー,インゴルフ
ヒルトハマー,ミヒヤエル
ブランク,ノルマン
Original Assignee
ヘンケル・テロゾン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘンケル・テロゾン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング filed Critical ヘンケル・テロゾン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
Publication of JPH01502436A publication Critical patent/JPH01502436A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J175/00Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • C08G18/22Catalysts containing metal compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2190/00Compositions for sealing or packing joints

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーキング剤及び接着剤並びにその使用テレケリツクな(teleckelen )インシアナート基をもつプレポリマー(科学量論的に過剰のジイソシアナート とポリオールから製造)を含有し且つ湿気の影響化に硬化する、−成分コーキン グ−及び接着剤のための多くの配合物が既に存在している。芳香族インシアナー トを使用するときには、特に亜鉛化合物のような触媒系を、これらの系に添加す ることによって硬化を促進することができる。
このような−成分ポリウレタン系は、特に自動車の製造において、自動車への直 接のガラス取り付けのための使用が見出されている。しかしながら、空気中の湿 気が低い場合に、特に冬期において気温が低いときには問題が生じるおそれがあ る。コーキング剤の硬化がきわめてゆっくり生じるために、はめた窓ガラスを適 当な挟み器具を用いて長時間にわたり保持しなければならない。その後の組立て 作業、たとえばドアの取付は又は車体を傾斜させて行なう作業は、結合剤が完全 に硬化していない限りは、遂行することができない。
二成分ポリウレタン系は、たしかに迅速に硬化させることができるが、その取扱 いは本質的に厄介であり且つ装置的にも遥かに高くつく。
かくして、十分な機械的安定性に達する程度まで迅速に硬化する、ポリウレタン に基づく一成分系のコーキング−及び接着剤に対する要望が存在する。それに対 して、たとえば湿気の影響下における完全な硬化は、もう少し長い時間を要する かも知れないが、それによって組立て作業が妨げられることはない。
上記の問題の解決のt;めに、本発明によって、熱によってもまた湿気特表平1 −502436 (2) によっても硬化し、それによって短時間の加熱によって部分的に硬化させ、次い で室温において湿気によって完全に硬化させることができるコーキング−及び接 着剤を提供する。
公知の湿気硬化性ポリウレタン系は、熱のみによっては僅かに硬化が促進される にすぎない。一方、米国特許第3755261号によって、末端インシアナート 基を有するプレポリマーは、理論量のメチレンジアニリンと塩化ナトリウムから 成る錯体化合物を添加するときは、加熱により網状化させることができるという ことが公知である。高温では、このような錯体化合物はメチレンジアニリンと塩 化ナトリウムに解離し、そのメチレンジアニリンがプレポリマーのインシアナー ト基と反応して原素架橋を形成する。室温においては、このような混合物は当然 貯蔵安定性である。しかしこの米国特許中では湿気硬化については全く言及して いない。それに加えて、この種のポリウレタン系はマイクロ波によって加熱し、 それによって硬化させることができることもまた公知である。
(米国特許第4083901号)。いずれの方法においても、メチレンジアニリ ンと塩化ナトリウムから成る錯体化合物を、ポリウレタンプレポリマーの反応性 インシアナート基に対して理論量で硬化反応の直前に混合して使用する。
本発明の対象物は、 a)湿気硬化に対す触媒、及び b)加熱によって活性化することができる錯化した架橋剤を含有することを特徴 とする、化学量論的に過剰の芳香族ジイソシアナートとポリオールからのテレケ リツクイソシアナートプレポリマーに基づく、貯蔵安定性の、加熱及び湿気硬化 性−成分ポリウレタンコーキング−及び接着剤である。
ブロックした、加熱によって活性化することができる架橋剤は、明らかに理論量 よりも少ない量で使用することが好ましい。
本発明のコーキング−及び接着剤の使用の際に十分に高い絶対湿度が存在してい る場合には、それらは通常の一成分接着剤及びコーキング剤と同様に、室温にお いて空気中の湿気によって硬化する。しかしながら、存在する空気中の湿気が迅 速な硬化に対して十分ではない場合、あるいは接着−コーキング剤の使用ののち 、きわめて短時間で比較的高い機械的強度を必要とする場合には、短時間の加熱 によってブロックした架橋剤を活性化し、それにより数分の時間内に部分的な硬 化を達成することができる。次いで空気中の湿気による後反応によって最終的な 強度への一層の硬化を生じさせる。その際、接着コーキング剤を狭い局限した区 域でのみ点状に短時間加熱すればよいという付加的な可能性もまた存在する。こ の種の系を用いて使用者は、接着剤コーキング剤の組成を変化させる必要なしに 、接着結合の硬化特性に影響を及ぼす可能性をもつことができる。このような系 の使用により、組立てライン上での直接的な自動車のガラス取り付けにおける前 記の問題を解決することができ、且つきわめて僅かな装置的な支出を要するに過 ぎないから、自動車修理工場におけるフロントガラスの取り替えにおいても、本 発明によるコーキング接着剤を使用することができる。
自動車工業における使用を好適な用途として記したけれども、本発明による系は 、従来の湿気硬化性の材料では果すことができない、短時間の中に初期強度を必 要とする場合に、常に有利に使用することができる。
ポリウレタンプレポリマーは、公知の方法によって、過剰の芳香族ジイソシアナ ートとポリオールから製造することができる。適当な芳香族ジイソシアナートは 、たとえば、ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI)、)ルイレンジイソ シアナート(TDI)、ナフタレンジイソシアナート、p−フェニレンジイソシ アナート及び1.3−ビス(インシアナトメチル)ベンゼン並びにm−又はp− テトラメチルキシレンジイソシアナート(m−TMXDI又はP−TMXDI)  である。
ポリオール成分としては、ポリエーテルポリオール、たとえばポリエチレンオキ シド、ポリプロピレンオキシド、ポリテトラヒドロ7ラン及びそれらの共重合体 並びにポリエステルポリオール及びヒドロキシ官能性ポリカプロラクトンを考慮 することができる。さらにまた、ヨーロッパ特許明細書第240698号に記さ れた、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール及び低分子量ヒドロキ シ官能性メタクリル酸エステル重合体から成る相容性混合物を用いることもでき る。
芳香族インシアナートプレポリマーの湿気硬化のための好適触媒は、たとえばオ クタン酸すず(■)、ラウリン酸ジブチルすず及びマレイン酸ジブチルすずのよ うな、すず化合物である。さらに、有機水銀、有機鉛及び有機ビスマス化合物、 たとえば、酢酸フェニル水銀又はす7テン酸鉛を使用することもできる。0.0 1−1.0、好ましくは0.02〜0.5重量%の量を使用することができる。
さらにまた、公知のように、上記の触媒を第三アミンと組み合わせて使用するこ ともできる。
ブロックした、加熱によって活性化することができる架橋剤としては、第一に、 錯体化したアミン、特にメチレンジアニリン(MDA)とNaCffから成る錯 体化合物を挙げることができる。このような錯体においてはMDAが固有の食塩 格子中に組み込まれており、これらの錯体の化学量論的な組成は文献中に(MD A)s・NaCQで与えられている。これらの化合物はユニローヤル社から“C AYTUR”の商品名下に市販されている。MDA又は2.3−ジ(4−アミノ フェニル)ブタンと臭化ナトリウム、よう化ナトリウム、硝酸ナトリウム、塩化 リチウム、臭化リチウム、よう化リチウム、硝酸リチウム又はシアン化ナトリウ ムから成るその他の錯体もまた同様に適当である。さらに、トリス(2−アミノ エチルアミン)と、たとえば、塩化カルシウム、塩化マグネシウム又は塩化スト ロンチウムのようなアルカリ土類金属との錯体、ならびに固体の、60℃以下の 温度においては系中に不溶であるが、高い温度では十分に迅速に解離する、その 他のポリアミン錯体もまた適当である。これらは0.25〜5.01好ましくは 0.5〜2.0重量%の量で使用する。
110〜160°Cの温度への加熱によって、これらの錯体化合物は熱的に解離 し、遊離したポリアミンがポリウレタンプレポリマーのインシアナート基と反応 して尿素結合を生成する。この際、このような加熱架橋後に望ましい強度を広い 範囲で調節することができる。錯体の一部のみを、解離させてそれを架橋に使う ことができるようにするために、接着剤/コーキング剤をその解離温度にきわめ て短時間だけ加熱することもできる。さらに、添加する錯体化合物の量によって 、熱的な反応において反応するインシアナート基の数を広い範囲で制御すること ができる。
その場合の選択基準は、必要とする短時間強度及び加熱のために使える時間であ る。その後のプレポリマー中の残りのインシアナート基の空気中の湿気との反応 が、完全な硬化と最終強度の達成を生じさせる。
その他の熱的に活性化できる架橋剤としては、マイクロカプセル化してあり、そ れj二よって室温においてはインシアナートブレポリマーとの反応を生じること がない、ポリアミノ−又はポリヒドロキシ官能性の化合物を考慮することができ る。その場合に、ポリアミノ−又はポリヒドロキシ官能性化合物の官能度及び分 子量は、硬化させt;接着剤/コーキング剤について望ましい機械的性質に依存 する。この場合、低分子量のものであれば、きわめて僅かな重量比率の添加で十 分であるから、低分子量の二官能性アミン又はアルコールを使用することが好ま しい。その際、カプセル中に封じ込むためには、架橋剤を十分に微細な粒子とし て分散させ、次いでその架橋剤の核上で適当な重合体の外皮を重合させる。
適当な重合体としては、たとえば、ラジカル重合又は光重合によって生成させた ポリメタクリル酸メチル、液状又は溶解したポリインシアナートを添加し次いで 架橋剤の表面と反応させて固体の外被とすることによって生成させたポリウレタ ン又はポリ尿素、及びアニオン重合によって架橋剤とその表面において反応させ るシアノアクリレートモノマーの添加により生成させた、ポリシアノアクリレー トがある。架橋剤の周囲における密な重合体外被の生成のためには、上記の重合 体のほか、その他の多くの重合体及び共重合体が、外被の生成に対して適してい る。その際、次の選択基準を考慮する:モノマーは、架橋剤中へのできる限り低 い溶解度を有していなければならず且つ比較的低い温度で完全な転化率まで重合 させることができなければならない。このようにして形成させた外被重合体は、 60℃よりも高い軟化点を有していなければならず且つ60℃以下の温度で接着 剤/コーキング剤の成分によって膨潤したり、あるいはその中に溶解することが あってはならない。しかしながら、90°Cよりも高い温度では、これらの外被 材料は十分に軟化するか又は膨潤し、それによって架橋剤を解放することができ なければならない。架橋剤は、カプセル化工程の間に、不活性溶剤中きわめて微 細な分散物として存在していることができるように、60〜90℃の融点又は軟 化点を有していることが好ましい。そのような種類の架橋剤に対する例は、たと えば、メチレンジアニリン、2.3−ジ(4−アミノフェニル)ブタン、ヘキサ メチレンジアミン及びドデシルメチレンジアミンのようなジアミンである。適当 なジオールの例はネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール、デカンジオール 、ヒドロキシピバリン酸−ネオペンチルグ1)コールエステル又は60〜120 ℃の融点又は軟化点を有するその他のポリエステルジオールである。このような カプセル化した架橋剤はたとえば食塩のような塩を含有していないという点で、 ジアミンの塩錯体よりも有利である。
本発明の一成分ポリウレタン系は、前記の架橋剤を、きわめて僅かな割合で公知 の一成分湿気硬化性接着剤/コーキング剤に対して添加すればよいという点で特 徴的である。それによって、たとえば、自動車への直接的なガラス取り付けに対 して絶対に必要であるような、塗装しl;金属及び前処理したガラスへのすぐれ た固着のような、該接着剤/コーキング剤の望ましい性質が影響を受けることが ない。本発明による一成分ポリウレタン系は、さらに、公知の充填剤及びレオロ ジー助剤をも含有する。それによって系は、所望の輪郭形態でガラス板又は7ラ ング部分上に塗り付けることができるように、きわめて良好な存続能力を所有す る。ガラス/金属結合の特定の位置における意図的な部分的硬化によって、ガラ ス板は車体にはめたのちきわめて短時間で、脱落を防ぐために十分な程度の強さ に固着する。接着剤/コーキング剤の部分的な初期硬化又は硬化は、付加的なガ ラス板の機械的固定を不必要ならしめる。その後の接着剤/結合剤の全体的な完 全硬化は、空気中に存在する湿気との室温における反応によって行なわれる。
意図する部分的な硬化は、t;とえば、熱架橋性ラッカーの硬化のために用いら れているような、赤外線照射装置によって行なうことができる。
熱硬化のためのコーキング剤の迅速加熱は、マイクロ波を用いることによって特 に具合よく達成することができる。マイクロ波照射は、赤外線照射におけるよう に結合させるべき基材を通じる熱伝導によってコーキング剤を加熱するのではな くて、電磁エネルギーを結合剤中で直接に熱に変換するという利点を有している 。それによって初期硬化又は硬化工程が著しく短縮されるが、それは自動車工業 における組立てラインの場合にはきわめて望ましいことである。それによって、 たとえば、窓ガラスを車体にはめたのち適当なマイクロ波源を用いる局部的な加 熱によってスポット的にのみ固着させ、次いで、前記のように、本発明のツーキ ング/接着剤の湿気硬化性によってその後の完全硬化を達成することが可能とな る。
実施例1 真空遊星混合機中において、下記の組成から成る接着剤/コーキング剤を製造し た: 52.44%の3400のインシアナート当量重量を有する、反応性インシアナ ート末端基をもつポリニーチロールとMDIからのポリウレタン−プレポリマー 、 31.35%の重量比2:1のカーボンブラックと微粉末状炭酸カルシウムの混 合物、 14.97%の軟化剤としてのC7〜C11−アルコ、−ルフタル酸エステル、 0.20%のジブチルジチオ′カルバミン酸ニッケル、0.04%のマレイン酸 ジブチルすず、1.00%の錯体化合物(MDA)sNacI2゜比較のt;め に、錯体化合物を同量の充填剤と軟化剤に替えるほかは上記と同様な接着剤/コ ーキング剤を製造した。
以下の硬化試験に対しては、塗装したブリキ(寸法100100X25と窓ガラ ス板(寸法100X25X5關)から接着物を調製したが、その際、接着面をイ ンプロパツールと適当なプライマーで前処理した。接着会わせ目の寸法は25X 8X5mmであった。下表に示した硬化条件によって引張剪断強さを測定した。
第1表 赤外線照射による促進硬化 照射間隔(吐)30406060 60 0照射時間(分)15151520  20 0赤外線照射は市販の250W赤外ランプを用いて行なった。初期強度( 試験3〜6)の評価のためには、赤外線照射後に試験片を冷却のために室温で1 0分間放置しI;のち、引張試験にかけた。
最終強度(試験7及び8)の測定前には、照射試料及び非照射試料の何れをも、 23℃の温度と50%の相対湿度で7日間放置した。
マイクロ波照射には、2.45GHzの周波数の500Wマグネトロンをもつ改 変した市販のマイクロ波加熱器を用いた。その際、マイクロ波パルスの無照射休 止への変化及び全照射時間によって、照射マイクロ波出力を調節した。加熱器は 試験片の区域において十分に均一な場が存在するように改変した。試験片はガラ ス側を照射源に向けて配置した。初期強度(試験9〜13)の評価に対しては、 冷却のために試験片を室温で15分間放置した。最終強度(試験14〜16)の 評価前には、照射及び非照射の両試験片を共に、23℃で50%の相対湿度にお いて、7日間放置した。
第1表と第2表から、本発明の接着剤/コーキング剤は熱源への暴露、特にマイ クロ波照射によって、きわめて短時間で、従来の系では達成し得なかった、明ら かに高い初期強度に達することが明白である。さらにまた、二重の硬化機構をも 明白に認めることができる。
実施例2 乳鉢中でドデカメチレンジアミンを100μ未満の粒度まで磨砕した。
三ツロフラスコ、循環ポンプ及び250Wの水銀灯を備えt;光反応器から成る 装置中で、三ツロフラスコ中の602のアミンを20%の固体含量の水性分散液 として分散させた。定常的な撹拌下に、窒素雰囲気中で、この分散液中に、0. 1%のベンゾインエーテル形の光開始剤が溶解させである1009のメタクリル 酸メチルを滴下した。同時に分散液を、光反応器から三ツロフラスコへまたその 逆へと、ポンプにより循環させた。3時間後にモノマーの添加を終了したのち、 完全な重合のために分散液を更に2時間にわたって光反応器を通じて循環させた 。このようにしてカプセル化したアミンを濾過したのち、高真空中で乾燥した。
実施例1の接着剤/コーキング剤の製造に対して使用したものと同様なプレポリ マー/軟化剤混合物中におけるこれらのアミンの3%分散物は、完全に満足でき る貯蔵安定性を示す。この混合物を実験9に相当するマイクロ波照射に3分間さ らすと、この時間後に混合物は硬化する。すなわち、カプセル化したアミンは本 発明による接着剤/コーキング剤に対して適している。
実施例3 乳鉢中でメチレンジアニリンを100μ未満の粒度まで磨砕した。三ツロフラス コ中で402のアミンを湿気の遮断下に乾燥石油エーテル中で20%分散液とし て分散させt;。急速な撹拌下に、この分散液に対して282の液状ジフェニル メタンジイソシアナート(MDI、インシアナート当量重量143)を4時間以 内で滴下した。さらに3時間の撹拌後に、赤外スペクトルによって分散物中でイ ンシアナートはもはや検出されなかった。微細な固体物質を濾過して真空乾燥し た。
ポリ尿素によってカプセル化したこのアミンのプレポリマー/軟化剤混合物中に おける3%分散液は同様に全く申し分なく貯蔵安定性であり且つ3分以内のマイ クロ波照射下に硬化した。すなわち、カプセル化したアミンは本発明の接着剤/ コーキング剤に対して適している。
国際調査報告 1−1“^““””= PCT/ EP8B/ 00093

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)湿気硬化のための触媒及び b)ブロックした、加熱によって活性化することができる架橋剤を有することを 特徴とする、化学量論的に過剰の芳香族ジイソシアナートとポリオールから成る テレケリックイソシアナートプレポリマーに基づく、熱−及び湿気硬化性一成分 ポリウレタンコーキング剤及び接着剤。
  2. 2.触媒として亜鉛化合物を含有することを特徴とする、請求の範囲第1項記載 のコーキング剤及び接着剤。
  3. 3.架橋剤としてメチレンジアニリン/塩化ナトリウム錯体化合物を含有するこ とを特徴とする、請求の範囲第1又は2項記載のコーキング剤及び接着剤。
  4. 4.架橋剤としてマイクロカプセル形態にあるポリアミノ−又はポリヒドロキシ 官能性化合物を含有していることを特徴とする、請求の範囲第1又は2項記載の コーキング剤及び接着剤。
  5. 5.ポリアミノ−又はポリヒドロキシ官能性化合物は室温においては固体である が、60℃よりも高い温度においては流動性であることを特徴とする、請求の範 囲第4項記載のコーキング剤及び按着剤。
  6. 6.マイクロカプセルの外皮はポリ(メタ)アクリル酸エステル、特にポリメク クリル酸メチルから成ることを特徴とする、請求の範囲第4及び5項記載の結合 剤及び接着剤。
  7. 7.自動車の直接的ガラス取り付けのための請求の範囲第1〜6項記載の結合剤 及び接着剤の使用。
  8. 8.結合剤及び接着剤を少なくともところどころで加熱により硬化に至らしめ、 次いで湿気の影響下に完全に硬化させることを特徴とする、請求の範囲第7項記 載の使用。
  9. 9.加熱はマイクロ波を用いて遂行することを特徴とする、請求の範囲第7又は 8項記載の使用。
JP63501601A 1987-02-20 1988-02-09 コーキング剤及び接着剤並びにその使用 Pending JPH01502436A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3705427 1987-02-20
DE3705427.9 1987-02-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01502436A true JPH01502436A (ja) 1989-08-24

Family

ID=6321410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63501601A Pending JPH01502436A (ja) 1987-02-20 1988-02-09 コーキング剤及び接着剤並びにその使用

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4950715A (ja)
EP (1) EP0303645B1 (ja)
JP (1) JPH01502436A (ja)
KR (1) KR890700624A (ja)
AT (1) ATE98659T1 (ja)
CA (1) CA1334229C (ja)
DE (1) DE3886302D1 (ja)
WO (1) WO1988006165A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995026374A1 (fr) * 1994-03-28 1995-10-05 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha Composition thermodurcissable
JPH1017836A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Ikeda Bussan Co Ltd 一液型硬化性接着剤組成物および接着方法
JP2002146343A (ja) * 2000-08-22 2002-05-22 Mitsui Chemicals Inc シーラント樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途
WO2010050063A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 パイオニア株式会社 スピーカの製造方法
WO2010050062A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 パイオニア株式会社 スピーカの製造方法

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2010290A6 (es) * 1987-06-12 1989-11-01 Teroson Gmbh Procedimiento y aparato para el curado por lo menos parcial de sellantes y adhesivos.
DE3824771C1 (ja) * 1988-07-21 1990-04-05 Teroson Gmbh, 6900 Heidelberg, De
BR9404200A (pt) * 1993-02-12 1999-06-15 Essex Specialty Prod Componente modular armazenável processo para colar um componente modulado em outro componente e adesivo de poliuretano latentemente reativo
US5551197A (en) 1993-09-30 1996-09-03 Donnelly Corporation Flush-mounted articulated/hinged window assembly
US7838115B2 (en) 1995-04-11 2010-11-23 Magna Mirrors Of America, Inc. Method for manufacturing an articulatable vehicular window assembly
US5922809A (en) * 1996-01-11 1999-07-13 The Dow Chemical Company One-part moisture curable polyurethane adhesive
AR005429A1 (es) * 1996-01-11 1999-06-23 Essex Specialty Prod Prepolimeros de poliuretano, composiciones adhesivas en un solo envase que incluyen dichos prepolimeros y procedimiento para adherir substratos con dichascomposiciones
ES2271062T3 (es) 2000-08-07 2007-04-16 Dow Global Technologies Inc. Adhesivo de poliuretano curable por humedad de un solo componente.
DE10141674A1 (de) * 2000-09-01 2002-03-14 Henkel Kgaa Reaktionsklebstoff mit mindestens einer mikroverkapselten Komponente
GB2371590B (en) * 2001-01-25 2004-12-15 Carglass Luxembourg Sarl Zug Curing of adhesive materials particularly for glazing applications
DE10161349A1 (de) * 2001-12-13 2003-07-17 Henkel Kgaa Schneller, aktivierbarer Polyurethanklebstoff
FR2845750B1 (fr) * 2002-10-09 2005-04-29 Saint Gobain Joint d'etancheite et vitrage isolant incorporant ce joint d'etancheite
US20060078741A1 (en) * 2004-10-12 2006-04-13 Ramalingam Balasubramaniam Jr Laminating adhesives containing microencapsulated catalysts
DE102005017912A1 (de) * 2005-04-18 2006-10-19 Henkel Kgaa Bei niedrigen Temperaturen mit Mikrowellen härtbare PU-Klebstoffe
DE102005031381A1 (de) 2005-07-05 2007-01-11 Delo Industrieklebstoffe Gmbh & Co. Kg Warmhärtende, lösungsmittelfreie Einkomponenten-Massen und ihre Verwendung
US8217133B2 (en) * 2006-03-08 2012-07-10 Chemtura Corporation Storage stable one component polyurethane system
DE102006025769A1 (de) * 2006-05-31 2007-12-06 Henkel Kgaa Kleb-/Dichtstoffzusammensetzung mit doppeltem Härtungsmechanismus
US7842146B2 (en) * 2007-01-26 2010-11-30 Dow Global Technologies Inc. Ultrasonic energy for adhesive bonding
EP2236535A1 (de) 2009-03-31 2010-10-06 Sika Technology AG Unter Wärmeeinwirkung beschleunigt aushärtende, feuchtigkeitsreaktive Polyurethanzusammensetzung
EP2236534A1 (de) 2009-03-31 2010-10-06 Sika Technology AG Zweistufig aushärtende Zusammensetzung enthaltend ein oberflächendesaktiviertes Polyisocyanat
DE102012100672A1 (de) 2012-01-27 2013-08-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Mikroverkapselte Isocyanate und Verfahren zur Herstellung hierfür sowie deren Anwendung in Klebstoffen
CN103102859B (zh) * 2013-03-05 2014-04-02 河南省科学院化学研究所有限公司 一种含低挥发性催化剂的聚氨酯密封胶
WO2016179256A1 (en) 2015-05-06 2016-11-10 Dow Global Technologies Llc Adhesive formulation
CN116648469A (zh) 2020-12-04 2023-08-25 Sika技术股份公司 热固化聚氨酯组合物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191995A (ja) * 1975-02-08 1976-08-12
JPS5360939A (en) * 1976-11-11 1978-05-31 Schering Ag Elastomeric adhesive
JPS5626922A (en) * 1979-08-13 1981-03-16 Goodyear Tire & Rubber Storable fluid liquid polyurethane composition
JPS6131418A (ja) * 1984-07-24 1986-02-13 Sunstar Giken Kk 湿気硬化性ポリウレタン組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3505428A (en) * 1966-01-03 1970-04-07 Inmont Corp Curable normally stable compositions containing cross linking agent in capsule form
US3755261A (en) * 1972-05-01 1973-08-28 Du Pont Curing of amine curable polymers diamines with complexes of selected and alkali metal salts
US4083901A (en) * 1975-08-29 1978-04-11 The Firestone Tire & Rubber Company Method for curing polyurethanes
DE3023202A1 (de) * 1980-06-21 1982-01-14 Henkel KGaA, 4000 Düsseldorf Verwendung von stickstoff enthaltenden niedermolekularen organischen verbindungen als vernetzer fuer isocyanatgruppen enthaltenden prepolymere
DE3228723A1 (de) * 1982-07-31 1984-02-02 Basf Farben + Fasern Ag, 2000 Hamburg Lagerstabile, hitzehaertbare stoffmischungen aus polyisocyanat und mit isocyanatgruppen reaktionsfaehigen verbindungen, verfahren zu deren herstellung und verwendung
DE3308418A1 (de) * 1983-03-09 1984-09-13 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von kombinationen aus organischen polyisocyanaten und zumindest teilweise blockierten polyaminen, die nach dem verfahren erhaeltlichen kombinationen und ihre verwendung zur herstellung von lacken, beschichtungs- oder dichtungsmassen
CH669955A5 (ja) * 1986-08-04 1989-04-28 Sika Ag
FR2651479B1 (fr) * 1989-09-06 1991-12-13 Rougemont Manufacture Dispositif manuel de torsadage pour liens a boucles.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191995A (ja) * 1975-02-08 1976-08-12
JPS5360939A (en) * 1976-11-11 1978-05-31 Schering Ag Elastomeric adhesive
JPS5626922A (en) * 1979-08-13 1981-03-16 Goodyear Tire & Rubber Storable fluid liquid polyurethane composition
JPS6131418A (ja) * 1984-07-24 1986-02-13 Sunstar Giken Kk 湿気硬化性ポリウレタン組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995026374A1 (fr) * 1994-03-28 1995-10-05 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha Composition thermodurcissable
US5866668A (en) * 1994-03-28 1999-02-02 Sunstar Giken Kabushiki Kaisha Heat curable composition
JPH1017836A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Ikeda Bussan Co Ltd 一液型硬化性接着剤組成物および接着方法
JP2002146343A (ja) * 2000-08-22 2002-05-22 Mitsui Chemicals Inc シーラント樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途
WO2010050063A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 パイオニア株式会社 スピーカの製造方法
WO2010050062A1 (ja) * 2008-10-31 2010-05-06 パイオニア株式会社 スピーカの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0303645A1 (de) 1989-02-22
WO1988006165A1 (en) 1988-08-25
KR890700624A (ko) 1989-04-26
CA1334229C (en) 1995-01-31
DE3886302D1 (de) 1994-01-27
ATE98659T1 (de) 1994-01-15
US4950715A (en) 1990-08-21
EP0303645B1 (de) 1993-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01502436A (ja) コーキング剤及び接着剤並びにその使用
JP2851869B2 (ja) 封止および接着用配合物ストリツプの製造法とこの方法を実施するための装置
JP6753870B2 (ja) 赤外線で硬化する潜在性2液型ポリウレタン接着剤
US3779794A (en) Polyurethane sealant-primer system
JP2593700B2 (ja) 表面処理を必要としない繊維強化プラスチック用ポリウレタン接着剤
SK155895A3 (en) Adhesive/sealant material
JPH0350769B2 (ja)
JPS6343985A (ja) 一成分型接着剤及びその調製法
JP2691021B2 (ja) 反応性のホツト・メルト構造用接着剤
JPH02145661A (ja) ガラス用プライマー組成物
JPH07506148A (ja) 熱活性化されたモジュール部材,車輌に直接ガラスばめするための該部材の利用と方法,及び接着剤
KR100520256B1 (ko) 프라이머 조성물
BRPI0806770A2 (pt) composição promotora de aderência para substratos poliméricos
JPS6377920A (ja) ウレタン組成物
JP2000044920A (ja) Uv/水分硬化性接着剤
EP0175474A2 (en) Polyurethane adhesive compositions
JP3479589B2 (ja) ポリウレタンとポリアミン懸濁液とをベースにした接着剤組成物と、その製造方法および利用
JP6641354B2 (ja) マトリックスカプセル化されたポリアミンを使用した二重硬化性1k pu接着剤配合物
WO1995002621A1 (en) Glass module and a method for mounting windows
JP2002510742A (ja) 貯蔵安定性の潜伏反応性ホットメルト接着剤およびモジュラー部品の接着方法
JPS6295326A (ja) プライマ−組成物
Muthiah et al. Room temperature cured polyurea‐urethane propellant with unique mechanical properties
JPS61203187A (ja) 塩ビ樹脂被覆鋼材
JPS5927977A (ja) プライマ−組成物
NZ229864A (en) Process and device for producing a sealing and adhesive compound strip