JPH01500636A - ディジタル復調装置 - Google Patents

ディジタル復調装置

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JPH01500636A JP63502583A JP50258388A JPH01500636A JP H01500636 A JPH01500636 A JP H01500636A JP 63502583 A JP63502583 A JP 63502583A JP 50258388 A JP50258388 A JP 50258388A JP H01500636 A JPH01500636 A JP H01500636A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディジタル復調装置 技術分野 本発明はディジタル復調装置、特にハニカム構造の信号点配置を有する多値直交 振幅変調方式により変調された送信信号を受信して原符号データを再生するため のディジタル復調装置に関する。
無線方式における基本命題である周波数利用効率の向上を図るためには変調方式 の多値化が有効である。このため比較的多値化が容易なQAM (直交振幅変調 )方式が採用され、その変調レベルは4値から16値へ、16値から64値さら には256値へと多値化される傾向にある。
しかしながら、多値化に伴い所要の受信レベルを確保するために著しい送信電力 の増大を強いられる。またこのような送信電力の増大は、他回線との干渉や局舎 の電力確保の面で新たな問題を生じさせている。
第1図は一般的なQAM方式の信号点配置を示す図であり、横軸はI (In− phase)チャネル、縦軸はQ (Quadrature phase)チャ ネルである。なお、本図では64値のQ A M (QuadratureAm plitude Modulation)を例示している。各信号点はIチャネ ル3ビット(2’ =8レベル)、Qチャネル3ピント(23=8レベル)で総 計64 (=8x8)値となる。本図に示すとおり、一般のQAM方式はいわば 直角格子構造をなす。
このような直角格子構造の信号点配置を有する変調方式のもとて送信電力の低減 を図るには、■信号点間隔に対する平均電力(64値がランダムに同一確率で発 生した場合の所要電力)の比を小さくすること、■平均電力とピークパワー(四 角形の信号点配置の4つの角部で発生)の比を小さくすることの2条件が少なく とも必要である。このような考察のもとに提案されたのがハニカム構造である。
第2図はハニカム構造を有する変調方式における信号点配置を示す図である。横 軸、縦軸の意味は第1図と同じであり、また信号点も64値である。このような ハニカム構造のもとでは隣り合う各信号点間距離が全て等しくなり、上記■の条 件が満たされる。またハニカム構造の外周が円に近くなる(図では六角形)こと から上記■の条件が満たされる。かくのごとく、ハニカム構造は、多値化に伴う 送信電力の増大を抑える有効な手段となる。
第3図は本発明に係るディジタル復調装置の基本構成を示す図であり、このディ ジタル復調装置10は、ハニカム構造の信号点配置を有する多値直交振幅変調方 式により変調された送信信号S i aを受信して直交検波を行う検波器11と 、その出力に対して波形整形を加えるフィルタ12と、その出力をA/D変換す ることによりディジタル復調信号を生成する識別器13とを備え、さらにハニカ ム構造の変調信号を復号再生するために符号判定器14が設けられ、これより原 符号データD□ 、DQを再生する。
既述のQAM方式のもとでは、復調側において、アナログ/ディジタル(A/D )コンバータからなる識別器より出力されるディジタル復調信号は、そのまま直 角格子構造の信号点配置と合致するので符号データを再生するためのハードウェ アすなわち符号判定器(第3図の14)は極めて単純である。
ところがハニカム構造の信号点配置を有する変調方式のもとでは上記A/Dコン バータからのディジタル復調信号に対し特別の符号判定器を通さなければ原符号 データを再生できない。しかし、現時点においてはこれを簡単且つ安価に実現す る適当な手段が提案されておらず、ハニカム方式のデータ送受信システムを容易 に実用化できないという問題がある。
発明の開示 本発明は、上述した特別の符号判定器を簡単且つ安価に実現した実用的なディジ タル復調装置を提案することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、符号判定器をメモリ、好ましくはリードオ ンリーメモリ (ROM)から構成し、該メモリは前記ハニカム構造の信号点配 置と同様に予めマツピングされた符号データを格納すると共に、さらに、該メモ リは各該符号データの極性ビットおよび誤差ビットをも格納するものである。
図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照しながら、実施例を通して本発明を説明する。
第1図は一般的なQAM方式の信号点配置を示す図、第2図はハニカム構造を有 する変調方式における信号点配置を示す図、 第3図は本発明に係るディジタル復調装置の基本構成を示す図、 第4図は本発明に係るディジタル復調装置の原理構成を示すブロック図、 第5図はリードオンリーメモリ内のマツピングを1つの信号点について示す図、 第6図は本発明に係るディジタル復調装置を具体的に示す図、 第7図は自動利得制御手段を備えたディジタル復調装置のブロック図、 第8図は自動利得制御が必要な理由を説明するための回、第9図は本発明に基づ (レベル検出の方法を説明するためのレベルダイヤグラム、 第10図は自動利得制御手段を備えたディジタル復調装置の具体例を示す回路図 、 第11図は第10図のディジタル復調装置の一変形例を示す回路図、 第12図はハニカム形の信号点配置におけるQチャネルのゲイン制御について示 す図、 第13図はハニカム形の信号点配置における!チャネルのゲイン制御について示 す図、 第14図は等化器を含むディジタル復調装置の第1例を示す図、 第15図は等化器を含むディジタル復調装置の第2例を示す図、 第16図は等化器の一般的な構成例を示す図、第17図は周知の等化回路の一例 を示す図、第18図は周知のタップ係数発生回路の一例を示す図、第19図は自 動DCオフセット制御器を備えたディジタル復調装置のブロック図、 第20図はDCオフセット制御が必要な理由を説明するための図、 第21図は自動DCオフセット制御器を備えたディジタル復調装置の具体例を示 す回路図、 第22図は第21図のディジタル復調装置の一変形例を示す回路図、 第23図はキャリヤ再生制御手段を備えたディジタル復調装置を示す回路図、 第24図は信号点の位相ずれを説明するための信号点配置図、 第25図は第24図(直角格子形)のハツチング領域に対応する、ハニカム形変 調のもとてのIチャネルについての領域を、ハンチングにて示す図、 第26図は第24図(直角格子形)のハツチング領域に対応する、ハニカム変調 のもとてのQチャネルについての領域をハツチングにて示す図、 第27図はリードオンリーメモリ21の第1の具体例を示す回路ブロック図、 第28図は第27図の回路の動作説明に用いるタイミングチャート、 第29図はリードオンリーメモリ21の第2の具体例を示す回路図、 第30図は第29図の回路の動作を示すタイミングチャート、 第31図はROM 21の他の構成例を説明するための原理図、第32図は第3 1図のROM 21の具体例を含むディジタル復調装置100を示すブロック図 、 第33図はハニカム形信号点配置となる64値直交振幅変調方式による信号点判 定境界説明図、 第34図は各信号点の識別領域の区分の仕方を説明するた゛ めの図、 第35Aおよび35B図は行番号および列番号の生成の仕方を説明するための図 、 第36図は信号空間の一例とサブアドレスの説明図、第37Aおよび37B図は サブ信号判定メモリにおける第1の判定モードおよび第2の判定モードをそれぞ れ説明するための図、 第38図は信号判定メモ1月36での最終判断の仕方を一例をもって示す説明図 、 第39図は第32図のROfl 21の第1の変形例を示す図、第40図は第3 2図のROM 21の第2の変形例を示す図であ溌」お1実1011 第4図は本発明に係るディジタル復調装置の原理構成を示すブロック図であり、 本発明のディジタル復調装置20は、第3図の符号判定器14を具体的かつ実用 的に実現しており、図示するごとくメモリ(ROM又はRAM)21.好ましく はROMで構成する。
第5図はリードオンリーメモリ内のマツピングを1つの信号点について示す図で ある。この信号点は中央の小さい丸(■)で示され、図中の細かいハンチングを 付した六角形Hの内側領域に入り込んだディジタル復調信号は全て信号点の(符 号データ■)が割り当てられる。ハニカム構造では、信号点■は隣り合ういずれ の信号点(図中、最も外側の六角形の各頂点に付した小さい丸)に対しても等距 離にあり、かつ信号点■の識別スレッショルド(六角形H)はその各距離の1/ 2となり最大の識別マージンが得られ、エラーレートは小となる。しかし、■軸 、Q軸に対し斜めの識別スレッショルドが含まれることから、符号判定が困難に なる。この困難を解消するため、本発明に基づきROM 21が導入される。ま たROM 21のビット数を増やし、通常の擬慎誤り検出に不可欠な誤差とット ε1 、ε。をもこのROM 21から容易に取り出す。
第5図ではこの誤差ビットの取り出しのために、六角形H内をさらに小分割(小 さい四角の群で示す)している、この分器13(第4図)の■チャネル出力のビ ット数、n2は識別器13のQチャネル出力のビット数、L+はI軸上で見た信 号点レベル数、LoはQ軸上で見た信号点レベル数である。
ROM 21はまたデータの判定に不可欠な極性ビットP+、P。
をも出力する。一般的なQAM方式であれば、後述する第9図において、信号点 がレベルS、より上側か下側かに応じて単純にその極性ビットが定まる。ところ がハニカム構造の信号点配置によると、例えば後述する第13図で明らかなよう に、単純には極性ビットが定まらない。すなわち、■チャネルとQチャネルのそ れぞれについて信号点の座標が定まってからでないと、極性ビットが得られない 。
そこで、極性ビットP+、PaもROM 21から読み出すことにする。
第6図は本発明に係るディジタル復調装置を具体的に示す図である。アナログ/ ディジタル(A/D)コンバータ191および19Qからの各nlおよびn2ビ ツト出力は第5図において説明したとおりであり、また誤差ピントの取得のため に、さらに多ビット(ml、m2)出力としてROM 21より読み出される。
なお、P+ 、εI+PQ+ε。の出力ポートの位置が第4図の場合と異なって いるが、単にビット数表示に都合がよいように書き換えただけである。
ハニカム形変調の送信信号S iaは、検波器11内の発振器15、π/2ハイ ブリッド16およびミキサ171.17Qにより、従来どおり直交検波され、■ チャネルおよびQチャネルのアナログ復調信号となったのち、ローパスフィルタ 18I。
18Qで波形整形され、A/Dコンバータ191,19Qでディジタル復調信号 となる。このディジタル復調信号はハニカム形変調をベースにしているから、R OM 21を介して原符号データI)+、Doを、P+ 、ε1およびPa、ε 。とともに再生する。
第7図は自動利得制御手段を備えたディジタル復調装置のブロック図である。こ の自動利得制御手段は、ハニカム構造の信号点配置を有するアナログ復調信号に 対して有効な自動利得制御(AGC)を行う。
本図において、ディジタル復調装置30は、ハニカム構造の信号点配置を有する 多値直交振幅変調方式により変調された送信信号S inを受信して直交検波を 行う検波器11と、その出力に対して波形整形を加えたアナログ復調信号S1を 送出するフィルタ12と、その出力をA/D変換することによりディジタル復調 信号S4を生成する識別器13とを備え、さらにハニカム構造の変調信号を復号 再生するためのROM 21が設けられ、これより原符号データD、、D、を再 生するとともに、この再生符号データDI、DQにデータエラーが含まれること を抑制するための自動利得制御器(AGC)31を識別器130入力側に設ける 。AGC31の制御入力はレベル検出器32より与えられ、レベル検出器32は ROM 21からのPおよびεビットを入力としてレベル検出する。
第8図は自動利得制御が必要な理由を説明するための図であり、例えばある信号 点のアナログ復調信号S、のダイナミックレンジは予め定められた一定のレンジ R0でなければ識別器13は正常な識別動作を行えずデータエラーを生ずる。
すなわち識別器13はA/Dコンバータからなり、これが正常に動作するダイナ ミックレンジは規格により一定値に定められている。したがって、アナログ復調 信号Saのレベルが図中のR3のように小さくなっても、逆にR2のように大き くなっても、正常な識別は行えない。そこで次のようにレベル検出し、信号S、 にAGCをかける。
第9図は本発明に基づくレベル検出の方法を説明するためのレベルダイヤグラム である。ただし、本図のレベルダイヤグラムは、直角格子構造の信号点配置によ って変調された一般のQAM方弐方式−スにして描かれたものであり、ハニカム 構造の信号点配置を有する変調方式のもとでは、このような単純な階層構造のレ ベルダイヤグラムとして表すことは困難である。したがって第9図はA(、Cを 説明するだけのために用いられたものである。なお、本発明に係るハニカム構造 の変調方式のもとでは、第9図に対応する、必要なデータはROM 21から得 られる。また本ダイヤグラムは符号データD+について示すが、符号データD0 についても全く同様に適用される。また256値の信号点を有する例を示す。す なわち、■チャネルが4ビットI、〜1.(16値)、Qチャネルが4ビットQ 、〜Q、(16値)の計256(=16X16)値である。これら信号点はDl に関し図中の信号点■のいずれかのレベルに落ち込む、どのレベルに落ち込むか を示すしきい値は図中のS、〜S、(“1”側、“0”側は相互に対称)で示さ れる。
これらのレベルはデータD1の各ビット■1〜■4のビット値(“1”、“0” )を決定する。ここに11は極性ビット(本発明のP+に相当)で、■、〜■4 が本来のデータの内容そのものを表す。■4より1ビツト下位の■、はいわゆる 誤差ビット(本発明のε1に相当)であり、第4ビツトI4が“l”側または“ 0”側のいずれに片寄っているかを示す。
通常、この■、は擬似誤り率の検出に利用される。−例を示すと、信号点■′は (1100)なる符号を表す。
ところで、アナログ復調信号S1のレベルが、極性”1”(11=“1”)側に おいて大になったとすると、各信号点は一様に矢印pl側にシフトし、■5は“ 1”を示す、S。
のレベルが、極性“0” (■1=“O”)側において大になったとすると、各 信号点は一様に矢印PO側にシフトし、■。
は“0”を示す。逆にアナログ復調信号S、のレベルが、極性″1” (■1= “1”)側において小になったとすると、各信号点は一様に矢印ql側にシフト し、■、は“O″を示すssmのレベルが、極性“0” (I、=“0”)側に おいて小になったとすると、各信号点は一様に矢印qO側にシフトし、!、は“ °1”を示す。このような規則性に着目すると、RO?’l 21からのデータ D1の極性ビット1.(PI)と誤差ビットIs(εI)とをとり出して、I+ eIs(eは排他的論理和)を演算すれば、レベルの大小が分かる。すなわちレ ベル大のときは、 1el=O(1) または 000=O(2) が成立し、演算結果が“0”ならばレベル大を示すので、利得を下げなければな らない。レベル小のときは、1eO=1 (3) Oel=1 (4) が成立し、演算結果が“1”ならばレベル小を示すので、利得を上げればならな い。
上記の11とI、の排他的論理和は、全信号点について行えば良いが、エラーレ ートが悪化してきたときは、いわゆるアイパターンがつぶれて(るので信号点そ のものの信転性が低下する。このような信韻性のないデータを用いて上記の排な る。このようなエラーレートの悪化時には、第9図のハツチングを付した部分B 、B’ (信号レベル最大のとき)またはダブルハンチングの部分C,C’ ( 信号レベル最小のとき)のみを選択して誤差ビットとする0回線状況がいかに悪 化してもB、B’より外側には信号点が存在し得す、またc、c’より内側には 信号点が存在し得ないことに着目したものである。
第10図は自動利得制御手段を備えたディジタル復調装置の具体例を示す回路図 である0本図のディジタル復調装置30において、識別器13は既述のA/Dコ ンバータよりなリILIおよび19Qで示される。これらの出力、すなわちディ ジタル復調信号Sa は、リードオンリーメモリ (ROM)からなる符号判別 器に入力され、符号データD+、Doを得る。
既述のとおりハニカム形変調の送信信号S inは、検波器11内の発振器(O 5C)15 、π/2ハイブリッド16およびミキサ171.17Qにより、従 来どおり直交検波され、■チャネルおよびQチャネルのアナログ復調信号Ssど なったのち、ローパスフィルタ181.18Qで波形整形され、前述のA/Dコ ンバータ191,19Qでディジタル復調信号S4となる。
アナログ復調信号S1に自動利得制御を加えるのが自動利得制御器31でありA GCアンプ211および21Qからなる。
これらの利得制御をするのがレベル検出器32であり、EOR(Exclusi ve OR)ゲート221.22Qと積分器231.23Qとからなる。EOR ゲー)221.22Qは前述した排他的論理和演算を行うものであり、ROM  21からの極性ビットP+、Poと誤差ビットε1 、ε。を入力とする。これ らの論理演算は■チャネルとQチャネルで並行して行う。積分器231.23Q は各信号点ごとの゛レベル変化を平滑化してAGCアンプ211゜21Qに与え る。レベル大になるとEORゲー)221 (22Q)の出力はほぼ“0″連続 となり、これを積分器231 (23Q)で平滑してAGCアンプ211 (2 1Q)に与え、その利得を下げる。逆にレベル小になるとEORゲート221  (22Q)の出力はほぼ1”連続となり、これを積分器23I (23Q)で平 滑してAGCアンプ211 (21Q)に与え、その利得を上げる。
第11図は第10図のディジタル復調装置の一変形例を示す回路図であり、この ディジタル復調装置40は、回線状況に応じた選択制御を行うものである。選択 制御とは、既述のとおり、エラーレートが良好なときは、例えば一般の直角格子 形変調のもとで、第9図の信号点■の全点を対象としてAGCを行い、エラーレ ートが悪化したときは第9図の領域B、B’およびc、c’に落ち込む信号点の みを対象としてAC,Cを行うことを意味する。ハニカム形変調の場合、上記の 領域B、B’およびc、c’に相当する領域は即座には判別できない。このため に、特定信号点ROM 451およびROM 45Qが新設され、これらはそれ ぞれ図示する符号データD、、D、および誤差ビットε0.ε。を入力とする。
なお、ROM 451 、45QはROM 21内に合体されてもよい。
一方、41は、第10図のレベル検出器32に、選択保持手段421.431. 44Iおよび42Q 、 43Q 、 44Qを新たに加えたものである。■チ ャネル側もQチャネル側も同様であるので、!チャネル側についてのみ説明する 。セレクタ43Iは通常はクロックCLKをそのまま通過させるが、エラーレー トの悪化を示すエラー信号ER,が出力されると、A N Dゲート42Iを経 由したクロックCLKを通過させる。エラー信号ERIは、一般的な擬似誤り率 検出器からの出力としてもよいし、あるいは送信側より送信された予め定めた特 定パターンを受信側でそのまま正しく受信できたか否かによって検出するように してもよい。
セレクタ431からのクロックCLKによってフリップフロップ44Iが駆動さ れ、そのこ出力が前述の積分器23Iで平滑化される。
既述のとおり、ROM451は信号点検出器として動作し、例えば一般の直角格 子形変調のもとて第9図のB、B’またはc、c’に相当する領域に落ち込む特 定の信号点の到来の有無を検出する。エラー信号E Rr有りで、かつ、特定の 信号点の到来有りを示す信号点検出器(ROM)451の出力が発生すると、セ レクタ431からのクロックCLKは、そのB、B’またはc、c’相当のとき のみフリップフロップ441を駆動し、B、B’またはc、c’相当以外のとき は、直前の状態を保持したままとする。このためにフリップフロップ441が設 けられる。
ところで、第11図の信号点検出器45I (45Qも同じ)にはさらに考慮す べき事項がある。これは、ハニカム形変調のもとでは信号点B、B’またはc、 c’に落ち込む可能性のある信号点数にアンバランスがあることであり、ハニカ ム形の変復調方式に固有の問題である。
第12図はハニカム形の信号点配置におけるQチャネルのゲイン制御について示 す図であり、本図によって、上記の信号点数のアンバランスの意味が明白となる 。なお、上述の説明は256値の場合N+〜1.)を例にとったが、図が複雑に なるので本図は64値の場合を示す0図において、ハツチングの領域B、B’が 第9図(直角格子形)のB、B’に対応し、ダブルハンチングの領域c、c’が 第9図(直角格子形)のc 、 c’に対応する。さらに信号点の数を数えてみ ると、B、B’に落ち込むのは10個、c、c’に落ち込むのは16個で約2倍 のアンバランスがある。したがってこのまま放置すれば、c、c’に信号点が落 ち込む場合の制御が過多となり、長期に亘ってみると正しいAGCがかけられな い。
このようなアンバランスを解消するには、ROMからなる信号点検出器45I内 に適当な間引きデータを施し、第12図中のc、c’におけるいくつかの信号点 は無視するようにすればよい0例えば信号点R,S、TおよびUなどは制御の対 象から外す。
逆に第11図において、B、B’側の信号点数を増やすようにしてもよい、この 場合、B、B’に最も近い信号点VおよびWを制御の対象に加える。このために は、ROM 45 I内に、■、Wに対応するデータを書き込む、かくして、B 、B’およびc、c’間のアンバランスの問題は解消される。
第13図はハニカム形の信号点配置におけるIチャネルのゲイン制御について示 す図であり、上記の信号点数のアンバランスの問題は同様に生じ、B、B’側の 信号点数は、C2C′側のそれとアンバランスがある。この場合には、例えば、 B、B’側の信号点としてU、V、WおよびXなどを加えるとよい。
ところで既述の第5図の説明の中で、ハニカム構造の信号点配置によると、第1 3図で明らかなように単純には極性ビットが定まらない旨を述べた。この第13 図を見ると、極性ビットの“0”、“1”を定めるに当り、図示の如くその境界 はジグザグになり、単純には切り分けができないことを示している。
第14図は等他界を含むディジタル復調装置の第1例を示すズである。本図は、 ROM 21からの極性ビットP、、P、および誤差ビットε、、ε。が、等他 界の等化制御パラメータとして用いられることを示す。図面の都合により、P+  、6重の出力とPo 、ε。の出力が、前出の図に示したのに対し別のところ に配置されている。
−iに等他界(EQL)は、フェージング等の影響を受け易い回線には不可欠で あり、ディジタル復調信号の極性ビットP、、P、と誤差ビットε1 、ε。と を等化制御パラメータとして適応的にトランスバーサルフィルタのタップ係数を 変化させ、正常な波形を再生する。
第15図は等他界を含むディジタル復調装置の第2例を示す図である。第14図 がアナログの等他界51であるのに対し、第15図ではディジタル等化器61で ある。この場合、アナログ/ディジタル(A/D)コンバータ19I、19Qは 第15図と反対側に置かれる。一般にディジタル等化器61はアナログ等他界5 1に比して劣化量が少ない。
第16図は等他界の一般的な構成例を示す図であり、4種の等化回路(Pl 、 εI;PQ+εl+Pr+ε。;およびPQ 、ε。)を示している。自己チャ ネル内の符号量干渉に対しては、回路PI 、C1およびPQ+ε。がイ肋き、 チャネル相互間の符号量干渉に対しては回路P+ 、ε。およびP 11+ε1 が働く。
第17図は周知の等化回路の一例を示す図であり、“T”は遅延器、“×”は掛 算器、“C−z、c−r・・・C2”はタップ係数、′+”は加算器を示し、こ れらはアナログ形式でもディジタル形式でもよく、いずれも広く利用されている 。
第18図は周知のタップ係数発生回路の一例を示す図であり、EORはイクスク ルーシブORゲート、FFはフリップフロップ、INTは積分器である。なお入 力Pおよびεは、第16図の等化回路71〜74のそれぞれに応じてP+または P。
およびε、またはε。を選定する。
第19図は自動DCオフセット制御器を備えたディジタル復調装置のブロック図 である。本図において、ディジタル復調装置70は、既述したようにハニカム構 造の信号点配置を有する多値直交振幅変調方式により変調された送信信号S i aを受信して直交検波を行う検波器11と、その出力に対して波形整形を加えた アナログ復調信号S、を送出するフィルタ12と、その出力をA/D変換するこ とによりディジタル復調信号S4を生成する識別器13とを備え、さらにハニカ ム構造の変調信号を復号再生するためのROM 21が設けられ、これより原符 号データDI、DQを再生するとともに、この再生符号データD、、D、にデー タエラーが含まれることを抑制するための、自動のDCオフセット制御器(AO C:AutomaticOffset Controller) 71を識別器 13の入力側に設ける。
AOC71の制御入力はオフセット検出器72より与えられ、オフセット検出器 72はROM 21からのεビットを入力としてオフセット検出する。
第20図はDCオフセット制御が必要な理由を説明するための図であり、例えば ある信号点のアナログ復調信号Saのダイナミックレンジは予め定められた一定 のレンジR3でなければ識別器13は正常な識別動作を行えずデータエラーを生 ずる。すなわち識別器13はA/Dコンバータからなり、これが正常に動作する ダイナミックレンジは規格により一定値に定められている。したがって、DCオ フセットによりアナログ復調信号Ssのレベルが図中のR1のように負側にシフ トしても、逆にR4のように正側にシフトしても、正常な識別は行えない、そこ で次のようにオフセットを検出し、信号S1に対しオフセット制御を行う。
第19図のAOC71の動作は、前出の第9図のレベルダイヤグラムを利用して 次のように説明される。
アナログ復調信号SつのDCレベルが、極性“1” (II=“1”)側におい て正側にシフトしたとすると、各信号点は一様に矢印Pl側にシフトし、■、は ′1″を示すesaのDCレベルが、極性“0″ (■1=″0”)側において 正側にシフトしたときも、各信号点は一様に矢印(pO)側にシフトし、■、は やはり1”を示す、逆にアナログ復調信号S、のDCレベルが、極性“1” ( ■、=“1″)側において負側にシフトしたとすると、各信号点は一様に矢印9 1側にシフトし、■、は“0″を示す。S、のDCレベルが極性“0” (l、 =“0″)側において負側にシフトしたときも、各信号点は一様に矢印(qO) 側にシフトし、■5は“0”を示す。このような規則性に着目すると、ROM  21からのデータD、の誤差ビットIs(C1)のみをとり出せば、オフセット が正側か負側かが分かる。
上記Is(C1)の監視は全信号点について行えば良いが、エラーレートが悪化 してきたときは、いわゆるアイパターンがつぶれてくるので信号点そのものの信 転性が低下する。このような信顛性のないデータを用いて上記のIs(εI)を 監視しても意味がなく、DCオフセット制御は不正確なものとなる。このような エラーレートの悪化時には、第9図のハンチングを付した部分B、B’ (信号 レベル最大のとき)またはダブルハツチングの部分C,C’ (信号レベル最小 のとき)のみを選択してその部分での誤差ビットのみの監視をする。
回線状況がいかに悪化してもB、B’より外側には信号点が存在し得ないからで あり、また前段の増幅器(図示せず)の利得が小さくなってB、B’に落ち込む 信号の数が減っても制御信号が得られるようにしたものである。
第21図は自動DCオフセット制御器を備えたディジタル復調装置の具体例を示 す回路図である0本図において、識別器13は既述のA/Dコンバータよりなり 191および19Qで示される。これらの出力、すなわちディジタル復調信号S 4は、リードオンリーメモリ(ROM) 21からなる符号判定器に入力され、 符号データD+、Doを得る。
ハニカム形変調の送信信号S inは、検波器11内の発振器(OSC)15  、π/2ハイブリッド16およびミキサ171.17Qにより、従来どおり直交 検波され、■チャネルおよびQチャネルのアナログ復調信号S、となったのち、 ローパスフィルタ181.18Qで波形整形され、前述のA/Dコンバータ19 ■。
19Qでディジタル復調信号S4となる。
アナログ復調信号S、のオフセント制御を行うのがDCオフセット制御器71で あり、例えば加算器211および21Qからなる。これらに調整レベルを加える のがオフセット検出器72であり、バッファアンプ731.73Qと積分器23 1.23Qとからなり、誤差ビットε! 、ε。を入力とする。このオフセット 検出は■チャネルとQチャネルで並行して行う。積分器231.23Qは毎信号 点ごとのDCレベルシフトを平滑化して加算器74i74Qに与える。DCレベ ルが正側にシフトすると誤差ビットεI (ε。)はほぼ“1″連続となり、こ れを積分器23I (23Q)で平滑し、上昇する積分出力に例えば極性反転を 加えた後、加算器74I (74Q)に与え、信号S。
のDCレベルを下げる。逆にDCレベルが負側にシフトすると誤差ビットεI  (ε。)はほぼ“0”連続となり、これを積分器231 (23Q)で平滑し、 下降する積分出力に例えば極性反転を加えた後、加算器741 (74Q)に与 え、信号SaのDCレベルを上げる。
第22図は第21図のディジタル復調装置の一変形例を示す回路図であり、この ディジタル復調装置70は回線状況に応じた選択制御を行うものである0選択制 御とは、既述のとおり、エラーレートが良好なときは、例えば直角格子形のもと ての第9図の信号点■の全点を対象としてDCオフセット制御を行い、エラーレ ートが悪化したときは第9図の領域B。
B′およびc、c’に落ち込む信号点のみを対象としてDCオフセット制御を行 うことを意味する。
本図において、81は第21図のオフセット検出器72に、新たに選択保持手段 42I 、43I 、44Iおよび42Q 、 43Q 。
44Qを加えてなるオフセット検出器である。ただし、回路動作は第11図で説 明したのと同様であり、エラー信号ER。
(ERG )があって、かつ、特定の信号点が到来を検出したことを示す特定信 号点検出器(ROM)45I (45Q)の出力が発生すると、セレクタ43I  (43Q)からのクロックは、上記B。
B′またはc 、 c’に相当する領域でのεI (ε。)のみをフリップフロ ップ44I (44Q)にセットされ、それら(B。
B’、C,C’)以外の領域でかつエラー信号ER+ (ERo )有りのとき は、直前のε、(ε、)をそのままそのご出力より出力する。
エラー信号ER+ (ERo )がないときは、セレクタ43I(43Q)は常 時、クロックCLKを対応するフリップフロップに与える。なお、エラー信号に ついては、第11図の説明で述べたとおりである。また、特定信号点検出器(R OM)45 I(45Q)についてはさらに考慮すべき事項がある。これは信号 点B、B’またはc、c’に落ち込む可能性のある信号点数にアンバランスがあ ることであり、ハニカム形の変復調方式に固有の問題である。
この問題の説明およびこの問題に対する対策は、第12図および第13図で述べ たとおりである。またこの対策は、第14および15図の等他界にもあてはまる 。さらにまたこの対策は、以後述べるキャリヤ再生についてもあてはまる。
第4および6図に示したROM 21からの極性ビットP+ 、Paおよび誤差 ビットε3.ε。は、前述したAGC31、EQL 51 。
61およびAOC71に用いられるのみならず、キャリヤ再生にも有効に用いる ことができる。
第23図はキャリヤ再生制御手段を備えたディジタル復調装置を示す回路図であ り、前出の第6図の装置に組み込んだ例を示す。キャリヤ再生制御とは、信号点 の位相が全体に+側または一例にずれたとき、このずれに合わせてキャリヤの位 相も+側又は−側にずらすことを意味する。第23図において、その位相のずれ を検出するのが位相検出器91であり、その位相ずれを示す出力は、ループフィ ルタ93を介して、キャリヤ発生用の発振器15の発振位相を制御する。この場 合の発振器15は電圧制御形発振器(VCO)である。
第24図は信号点の位相ずれを説明するための信号点配置図である。ただし、直 角格子形変調による一般的な信号点配置によって示す。本図中、各信号は小さい 丸印を付して示しており、位相の進みまたは遅れは、矢印に+または−をそれぞ れ付して示す0例えば極性ビン)It と誤差ピッ)Isの排他的論理和(1, eQs)をとると、I r C)Qs = 1となるのは本図中のハンチングで 示した領域であり、−の位相ずれを示す0例えばI、=OでQ、=1ならば0e l=1となる。
逆に1.eQsがOならば十の位相ずれを示す。従って、ハニカム変調方式のも とでは、P2O6゜の1またはOに応じて位相ずれの方向が分かる。このことは 、Poeε1で検出しても同じである。このため第23図の位相検出器91は、 P+eεoをめるEORゲート92または、PoeeIをめるEORゲート92 ′で構成される。
第25図は第24図(直角格子形)のハンチング領域に対応する、ハニカム形変 調のもとての■チャネルについての領域を、ハツチングにて示す図であり、第2 6図は第24図(直角格子形)のハツチング領域に対応する、ハニカム変調のも とてのQチャネルについての領域をハツチングにて示す図である。
前述の第5図にROll 21内の一部のマツピングを示すとおり、全信号点に ついて誤差ビットまで含めた符号データを読み出すためには、極めて大容量のR OMが必要となる。したがって、高速のバイポーラ・PRONはその容量が一部 に小さいことから、一般に安価に大容量が得られるMOS −FROMを用いな ければならない。しかしながらMOSタイプは本質的に動作速度が遅い、そこで 既述したROM 21としては、MOSタイプとするとともに、これを複数個用 いることとする。すなわち、一連の符号データD+、D−を時分割で並列交互的 に読出すための複数のROMをもってROM 21を形成する。
第27図はリードオンリーメモリ21の第1の具体例を示す回路ブロック図であ る。本図においてリードオンリーメモリ21は2つのリードオンリーメモリ(R O?+1 、 RO!’12) 21−1および21−2からなる。なお、本図 の例は、t4≦1.<2taなる性能のROMを用いる場合を示し、ここに、t lは各ROMのアクセス時間、t4は識別器13からのディジタル復調信号Sd  (第7図)の各データの周期である。このデータは第27図中左上のDTとし て示され、時分割で並列読出しされた後、図中の右側に示す符号データOUT( Ds+D9)として出力される。第28図は第27図の回路の動作説明に用いる タイミングチャートであり、第27図のROM 21の動作は第28図のタイミ ングチャートより明らかでアル。第27図中の要部の信号DT、 CLK、 C LKI 、 CLK2.0UTI 、 0UT2゜FFI、FF2およびOUT  (等)は、第28図中、それぞれの記号が付された欄に示される。両図を参照 すると、データDTはA、B、C・・・として入力され、各データ長は既述のC 4である。基準クロックCLKはデコーダ(DEC) 103でクロックCLK IおよびCLK2に分周され、これらクロックはデータA、B。
C・・・をフリップフロップ(FF) 101および102で一旦ラッチする。
ラッチされるデータは、FFl0IではA、C,E・・・、FF102ではB、 D、F・・・である。これらはROM 21−1および21−2を通して、対応 する符号データ0UTIおよび0UT2 (ハンチング部分はデータの不確定部 分を表す)として並列的かつ交互的に出力される。このときのROMアクセス時 間は既述のtlである。0UTI 、 0UT2はフリップフロップ(FF)  104および105にて一旦ラッチされる。このラッチのタイミングはデコーダ (DEC) 106からの分周クロックCLK3およびCLK4で決まる。かく してフリップフロップ104および105からは、A、C・・・なる出力FF1 .B、D・・・なる出力FF2がそれぞれ送出され、セレクタ(SEL)107 の第1および第2ボート■および■に印加される。セレクタ107はデコーダ1 06からのセレクト信号を端子Sに受けて、いずれか一方を択一交互的に選択し 、A。
B、C,D・・・なる出力OUTを得る。
第29図はリードオンリーメモリ21の第2の具体例を示す回路図である。本図 においてリードオンリーメモリ21はiッcvリート、オンリ−/モIJ (R OM1.ROM2.ROM3) 21−1 。
21−2および21−3からなる6本図の例は、2t4≦1.<3taなる性能 のROMを用いる場合を示す。
第30図は第29図の回路の動作を示すタイミングチャートであるが、基本的動 作は第27図および第28図にて説明したのと全く同じである。異なる点は、フ リップフロップが1段ずつ増し、(111、112)、セレクタ107が3ポー ト入力となり、クロックがもう一種(CLK3’ )増えたことである。また選 択信号用端子もSl、S2およびS3からなる。
ROM 21が大容量になることから、上述の実施例(第27 、29図)では 、MOSメモリを用い、MOSメモリが低速動作である欠点を、複数のMOSメ モリの並列運転で解消している。
次に述べる実施例では、RO?I 21を階層的に構成することにより、ROM  21の所要容量を減少させる。この実施例を第31図以降に説明する。
第31図はROM 21の他の構成例を説明するための原理図である。本図に示 すとお、す、ハニカム形信号点配置における1信号点の六角形の識別領域を、矩 形の第1および第2の領域a、bと、三角形の第1〜第4の領域c、d、e、f とに分けるように、全信号点の識別領域を行と列とにより分割し、行番号と列番 号とを復調信号I、Qからめる識別手段121と、行と列との交点の矩形領域内 の前記三角形の第1〜第4の領域c、d、e、fが上であるか下であるかを判定 するサブ信号判定メモリ122と、識別手段121からの行番号と列番号と、サ ブ信号判定メモリ122からの判定信号とにより、信号点のデータを読出す信号 判定メモリ123とを備えているものである。
識別手段121は、リードオンリーメモリ(ROM)あるいは演算回路により構 成され、ディジタル復調信号S、(1゜Q)から行番号と列番号とをめ、又サブ 信号判定メモリ122は、三角形の領域c、d、e、fが、行と列との交点の矩 形領域内の上か下かを判定し、この判定信号と行番号と列番号とが信号判定メモ リ123のアドレス信号となる。
列番号と行番号により矩形の領域a、bを示す場合は、サブ信号判定メモリ12 2からの判定信号を用いることなく、列番号と行番号により信号判定メモリ12 3から信号点を判定して復号データを読出すことができる。しかし、三角形の領 域c、d、e、fを含む列番号と行番号の場合は、その行列交点の矩形領域内の 上であるか下であるかにより、信号点の判定が異なることになり、サブ信号判定 メモリ2により、その矩形領域内の上下を判定する。この判定信号が信号判定メ モリ123に加えられて、三角形の領域c、d、e、fを含む列番号と行番号の 場合に、正しい信号点が判定される。
第32図は第31図のROM 21の具体例を含むディジタル復調装置100を 示すブロック図である。なお、既述の構成要素と同様のものには同一の参照番号 又は記号を付して示す。なお、120はハイブリッド回路であり、本図以前の実 施例では図示を省略している。第32図のROM 21内において、131は列 番号発生用メモリ、132は行番号発生用メモリ、133 、134はサブアド レス発生用メモリ、135はサブ信号判定メモリ、136は信号判定メモリであ り、列番号発生用メモリ131、行番号発生用メモリ132およびサブアドレス 発生用メモ1月33゜134によって識別手段121(第31図)が構成される ことになる。これらメモリは、いずれもROMからなる。
第33図はハニカム形信号点配置となる64値直交振幅変調方式による信号点判 定境界説明図であり、各信号点は、■チャネルとQチャネルのそれぞれ3ビツト からなるデータに対応したものとなる。
第34図は各信号点の識別領域の区分の仕方を説明するための図であり、列CI 、C2,C3,・・・と、行R1,R2゜R3,・・・とにより、矩形の領域a 、bと、三角形の領域C9d、e、fとに分ける。そして、各列C1,C2,C 3,・・・には列番号を付与し、各行R1,R2,R3,・・・には行番号を付 与する0列番号発生用メモリ131は、■チャネルの10ビツトのディジタル復 調信号をアドレス信号として前述の列番号を読出すものである。
第35Aおよび35B図は行番号および列番号の生成の仕方を説明するための図 であり、第35A図に示すように、■チャネルのディジタル復調信号O〜216  1をアドレス信号として、0〜18の5ビツト構成の列番号が読出される。又 行番号発生用メモリ132は、Qチャネルの10ビツトのディジタル復調信号を アドレス信号として前述の行番号を読出すものであり、第35B図に示すように 、Qチャネルのディジタル復調信号0〜2 Io−1をアドレス信号として、O 〜17の5ビット構成の行番号が読出される。
第36図は信号空間の一例とサブアドレスの説明図であり、列番号5〜9と行番 号3〜9とにおける信号点を示す。例えば、信号点26は、列番号6.7と行番 号5〜7との交点の領域内であり、列番号6,7と行番号6との交点の矩形領域 内は、全て信号点26に属する領域である。しかし、列番号6.7と行番号5. 7との交点の矩形領域内は、隣接信号点の三角形の領域を含むものであるから、 何れの信号点に属するものであるか判定する必要がある。そのために、サブアド レス発生用メモリ 133 、134とサブ信号判定メモリ135とが設けられ ているものである。
サブアドレス発生用メモリ133は、■チャネルの10ビツトのディジタル復調 信号をアドレス信号とし、第36図の下側に示すように、列毎に0から増加する 6ビツト構成のサブアドレス信号■′が読出されるように構成されている。又サ ブアドレス発生用メモリ134は、Qチャネルの10ビツトのディジタル復調信 号をアドレス信号とし、第36図の右側に示すように、奇数行番号の行毎に、0 から増加する6ビツト構成のサブアドレス信号Q′が読出されるように構成され ている。すなわち、サブアドレス発生用メモリ 133 、134は、それぞれ 列および行毎に繰り返されるパターンが格納されている。
第33図に示す信号点配置の場合、■軸方向には18レベル(18列)あるから 、従来例における10ビット精度と同等以上の精度を得るためには、 2 I0/ 18=56.8≦2− となり、前述のように、サブアドレス信号ビは6ビツト構成で充分となる。又Q 軸方向には17レベル(17行)あるから、通常の10ビット精度と同等以上の 精度を得るためには、 2 ”/17=60.2≦26 となり、サブアドレス信号Q′は6ビツト構成で充分となる。
−例を挙げて説明すると、本発明の階層的構造のROMを用いないとするならば 、1024KB(byte)のメモリ容量を要する。
なぜなら22°X 8 =1024KBだからである。ここに2の指数の20は !チャネルとQチャネルの各10ビツト入力の和(10+10)を意味する。
一方、4つのメモリ131,132,133 、および134は、各10ビツト 入力であるから、各々IKB (=210)を要し、これら4つのメモリの総和 4XIKBである。また、メモ17135は、■チャネル、Qチャネル各6ビツ トとすると、4 KB(= 2 ”’)である。さらにメモリ136は、列番号 が5ビツト、行番号が5ビツト、判定信号が2ビツトとして4 KB (= 2  ”””)である。したがって、ROM 21の総メモリ容量は12 (=4+ 4+4)KBとなり、前述の1024KBに比して約1 /100に容量が激減 したことになる。
第37Aおよび37B図はサブ信号判定メモリにおける第1の判定モードおよび 第2の判定モードをそれぞれ説明するための図である。第32図のサブ信号判定 メモリ135は、サブアドレス信号1’、Q’により、矩形領域内の三角形の領 域が上(“1”)であるか、下(“0”)であるかの判定信号を出力するもので 、第37Aおよび37B図に示すように、サブアドレス信号ビ Q Iに対応し て2種類の判定信号を出力する0例えば、サブアドレス信号1’、Q’によりA 点が指示された場合、三角形の領域の境界線が右上がりであるとした時の“0” の判定信号(第37A図参照)と、右下がりであるとした時の“l”の判定信号 (第37B図参照)とが出力される。
信号判定メモリ136は、列番号と行番号と判定信号とにより信号点を判定する ものであり、その内容の一例を次に示す。
第38図は信号判定メモリ136での最終判断の仕方を一例をもって示す説明図 である0例えば、列番号6、行番号6の場合は、第31図における領域aに相当 し、信号点26が出力される。また列番号6、行番号5の場合、第31図におけ る領域Cに相当し、その交点の矩形領域内の三角形の領域は右下がりの境界線を 有するものであるから、右上がりの判定信号は使用しないで、右下がりの反転信 号を使用する。その場合の判定信号が“l”であると、矩形領域内の三角形の領 域は上側であるから、信号点26が出力される。又この場合の判定信号が、“0 ”であると、矩形領域内の三角形の領域が下側であるから、信号点26の左下側 に位置する信号点27が出力される。
前述のように、信号判定メモリ136は、各列番号O〜18と、各行番号0〜1 7と、判定信号とに対応して、信号点0〜63のデータ(6ビツト構成)が読み 出される。
前述の例において、ROW 21の入力信号となる1、Qチャネルのディジタル 復調信号のビット数をそれぞれ10ビツトとしていることから、サブアドレス信 号I’、Q’はそれぞれ6ビツト構成としているが、ビット数は所望の精度に対 応して増減することが可能である。例えば、ディジタル復調信号のビット数をそ れぞれ8ビツトとすれば、サブアドレス信号I’、Q’は、それぞれ4ビツト構 成となる。
第39図は第32図のROM 21の第1の変形例を示す図であり、141は演 算回路、142は行番号発生用メモリ、143はサブアドレス発生用メモリ、1 44はサブ信号判定メモリ、145は信号判定メモリである。第1の変形例では 、演算回路141、行番号発生用メモリ142、サブアドレス発生用メモリ14 3によって、第31図に於ける識別手段121が構成されることになる。そして 、列番号が第36図に示すように等間隔で付与されることから、演算回路141 において、ディジタル復調信号Iをn(第36図)で除算した整数の値を列番号 とし、その除算における剰余をサブアドレス信号ビとするものである。この場合 に、10ビツトのディジタル復調信号■について、18列の列番号を得るもので あるからn=56となる。
又行番号発生用メモリ142、サブアドレス発生用メモリ143およびサブ信号 判定メモリ134については第32図の例と同様であり、列番号と行番号と判定 信号とが加えられる信号判定メモリ145から信号点の判定出力が得られる。
この第1の変形例は、列番号発生用メモリとサブアドレス発生用メモリとを演算 回路141で置換したものに相当し、ビット数が少ない場合は、演算回路141 の規模を小さくすることができるから、有効となる。
第40図は第32図のROM 21の第2の変形例を示す図であり、151は列 番号発生用メモリ、152は行番号発生用メモリ、153 、154はサブアド レス発生用メモリ、155はサブ信号判定メモリ、156は補助メモリ、157 はセレクタ、158は信号判定メモリである。第2の変形例における列番号発生 用メモリ151、行番号発生用メモリ152、サブアドレス発生用メモリ 15 3 、154およびサブ信号判定メモリ155については、第32図に示す実施 例と同様である。
又補助メモリ156は、サブ信号判定メモ1月55から出力される右上がり境界 線の判定信号と、右下がり境界線の判定信号との何れを使用するかを判定して、 セレクタ157を制御するものである。例えば、第36図において、列番号6、 行番号3の場合は、右上がり境界線の領域であるから、第37A図に従った判定 信号を使用すれば良いことになる。従って、補助メモリ156では、列番号と行 番号とをアドレス信号として、セレクタ157を制御する信号を出力するもので ある。
サブ信号判定メモリ155から出力される2ビツトの判定信号は、セレクタ15 7によって何れか一方の判定信号が選択されて信号判定メモリ158に加えられ るから、1ビツト少ないアドレス信号となり、信号判定メモリ158の容量を1 /2にすることが可能となる。この場合、補助メモリ156の容量は、信号判定 メモリ158の容量の1/2より小さいから、全体としてのメモリ容量を小さく することができる。
庄」しヒq利」B辷肚 本発明のディジタル復調装置は、マイクロ波無線通信システムあるいは衛星通信 システムにおける受信装置、特にハニカム形変調方式により送信信号を受信する のに通した装置である。
−〇 OQ ↑ CI C2C3C4 列番号 行薔号 Q −〇 〇 〇 −〇 参照符号・事項の一覧表 11・・・検波器 13・・・識別器 20・・・ディジタル復調装置 21・・・メモリ 国際調査報告

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ハニカム構造の信号点配置を有する多値直交振幅変調方式により変調された 送信信号を受信して直交検波を行う検波器と、 該検波器からの復調信号に対して波形整形を加えるフィルタと、 該フィルタからのアナログ復調信号をアナログ/ディジタル変換することにより ディジタル復調信号を生成する識別器と、 生成された該ディジタル復調信号を逐次入力して対応する原符号データを再生す る符号判定器とからなるディジタル復調装置であって、 該符号判定器は、前記ハニカム構造の信号点配置と同様に予めマッピングされた 符号データと、 各該符号データの極性ピットPおよび誤差ピットεを格納し、前記ディジタル復 調信号をアドレス入力としてこれに対応する該符号データを読出すメモリからな るディジタル復調装置。
  2. 2.前記データビットは、前記直交検波後のIチャネルおよびQチャネルにそれ ぞれ対応したデータビットDIおよびDQで定義され、前記極性ビットPもIチ ャネルおよびQチャネルにそれぞれ対応した極性ピットPIおよびPQで定義さ れ、前記誤差ビットもまたIチャネルおよびQチャネルにそれぞれ対応してεI およびεQで定義される請求項1記載のディジタル復調装置。
  3. 3.前記誤差ビットεIおよびεQの取り出しのために、前記ハニカム構造をな す六角形の各々がさらに細かく分割され、この分割数は、前記Iチャネルに関し 、該六角形の中心と、該六角形の前記Qチャネルに平行な一辺の中心とを結ぶ線 分について2n1/LI−1であり、一方、前記Qチャネルに関し、該六角形の 中心と、該六角形に隣接する六角形の中心までの前記Qチャネルに平行な線分に ついて2n2/LQ−1であって、 ここに、n1およびn2は、それぞれ前記識別器のIチャネル出力およびQチャ ネル出力の各ビット数、LIおよびLQは、それぞれ該六角形のI軸上およびQ 軸上で見た信号点レベル数である請求項2記載のディジタル復調装置。
  4. 4.前記メモリは前記データビットDI,DQの各出力と、前記極性ピットPI ,PQの各出力と、前記誤差ビットεI,εQの各出力とを具備する請求項2記 載のディジタル復調装置。
  5. 5.識別器の入力側に設けられ前記アナログ復調信号のレベルを所定の一定値に 保持するための自動利得制御器と、前記メモリからの極性ビットPI,PQおよ び前記誤差ビットεI,εQを入力として、これらビットの排他的論理和をとる ことによって前記アナログ復調信号のレベルの大小を検出するレベル検出器を設 け、検出されたレベルの大小に応じて該自動利得制御器の利得をそれぞれ小さく または大きくする請求項2記載のディジタル復調装置。
  6. 6.前記レベル検出器はエラーレートの悪化時において、特定の信号点のみを選 択し該特定の信号点を対象としてレベルの大小を検出するものとし、該特定の信 号点は前記アナログ復調信号の最大レベルおよび最小レベルに相当する信号点で あって、前記メモリからの前記データビットDI,DQおよび前記誤差ビットε I,εQを入力として、該最大レベルおよび最小レベルに相当する信号点の出現 を検出する特定信号点ROMを備える請求項5記載のディジタル復調装置。
  7. 7.前記特定信号点ROMは、前記最大レベルに相当する信号点の数と前記最小 レベルに相当する信号点の数とがほぼ等しくなるように、前記特定の信号点を予 め設定する請求項6記載のディジタル復調装置。
  8. 8.前記識別器の前段または後段のいずれか一方に、等化器を設け、該等化器の 等化制御パラメータを、前記メモリからの前記極性ビットPI,PQおよび前記 誤差ビットεI,εQによって定める請求項2記載のディジタル復調装置。
  9. 9.前記識別器の入力側に設けられ前記アナログ復調信号のレベルを所定のDC レベルに保持するためのDCオフセット制御器と、前記メモリからの誤差ピット εIおよびεQを入力として、前記アナログ復調信号のDCレベルのシフト方向 を検出するオフセット検出器を設け、検出された該DCレベルのシフト方向が正 側か負側かに応じて前記DCオフセット制御器の制御レベルをそれぞれ負側にま たは正側に設定する請求項2記載のディジタル復調装置。
  10. 10.前記オフセット検出器はエラーレートの悪化時において、特定の信号点の みを選択し該特定の信号点を対象としてDCレベルのシフト方向を検出するもの とし、該特定の信号点は前記アナログ復調信号の最大レベルおよび最小レベルに 相当する信号点であって、前記メモリからの前記データビットDI,DQおよび 前記誤差ビットεI,εQを入力として、該最大レベルおよび最小レベルに相当 する信号点の出現を検出する特定信号点ROMを備える請求項9記載のディジタ ル復調装置。
  11. 11.前記特定信号点ROMは、前記最大レベルに相当する信号点の数と前記最 小レベルに相当する信号点の数とがほぼ等しくなるように、前記特定の信号点を 予め設定する請求項10記載のディジタル復調装置。
  12. 12.前記検波器は、前記送信信号を受信するIチャネルミキサおよびQチャネ ルミキサと、これらのミキサに対し復調のためのキャリヤを与える発振器と、こ れらのミキサのいずれか一方へのキャリヤの位相をπ/2遅延させるπ/2ハイ ブリッドを少なくとも備えてなり、 ここに該発振器の発振位相を、前記データビットDI,DQを表す信号点の位相 が+側または一側にずれるのに応じて、それぞれ+側または一側にずらすように 制御する位相検出器は、前記メモリからの前記極性ビットPIおよび誤差ビット εQの排他的論理和出力をその位相制御出力となし、または、該メモリからの前 記極性ビットPQおよび誤差ピットεIの排他的論理和出力をその位相制御出力 となす請求項2記載のディジタル復調装置。
  13. 13.前記メモリを複数のROMから構成し、これら複数のROMは一連の前記 ディジタル復調信号を、各データ対応に順番に操り返し入力とする一方、これら 複数のROMは相互に並列して各該データに相当する前記データDI,DQ、極 性ピットPI,PQおよび誤差ピットεI,εQを出力する請求項2記載のディ ジタル復調装置。
  14. 14.前記メモリを、識別手段と、信号判定メモリと、サプ信号判定メモリとか ら構成し、 該識別手段は、前記ハニカム構造をなす各六角形の、信号点識別領域を、矩形の 第1および第2の領域(a,b)と、三角形の第1、第2、第3および第4の領 域(c,d,e,f)とに分けるように、全信号点の識別領域を行と列により分 割し、行番号と列番号を前記ディジタル復調信号を基に識別し、 前記サプ信号判定メモリは、前記三角形の第1、第2、第3および第4の領域( c,d,e,f)が、前記行と列の交点からなる矩形領域の上であるか下である かを判定し、前記信号判定メモリは、前記識別手段からの行番号と、列番号と、 前記サプ信号判定メモリからの上下の判定信号とにより各信号点の前記データD I,DQ、極性ビットPI,PQならびに誤差ビットεI,εQを読み出す請求 項2記載のディジタル復調装置。
  15. 15.前記識別手段は、前記Iチャネルのディジタル復調信号を入力とする列番 号発生用メモリおよびIチャネル側サプアドレス発生用メモリと、前記Qチャネ ルのディジタル復調信号を入力とする行番号発生用メモリおよびQチャネル側サ プアドレス発生用メモリとからなる請求項14記載のディジタル復調装置。
  16. 16.前記識別手段は、前記Iチャネルのディジタル復調信号を入力として前記 列番号およびIチャネル側サプアドレス信号を演算で生成する演算回路と、前記 Qチャネルのディジタル復調信号を入力とする行番号発生用メモリおよびQチャ ネル側サプアドレス発生用メモリとからなる請求項14記載のディジタル復調装 置。
  17. 17.前記サプ信号判定メモリからの複数の前記上下の判定信号のうち、前記信 号判定メモリでの判定に有効な1の該上下の判定信号を選択するセレクタと、 該セレクタに対し選択指示を与えるために、前記列番号および行番号を入力とす る補助メモリを備え、該補助メモリからの選択指示に従って該セレクタを制御す る請求項14記載のディジタル復調装置。
  18. 18.前記メモリがROM又はRAMからなる請求項1記載のディジタル復調装 置。
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