JPH01500320A - パン、ケ−キ等の食品を自動的に製造する装置及び方法 - Google Patents

パン、ケ−キ等の食品を自動的に製造する装置及び方法

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JPH01500320A JP62500776A JP50077687A JPH01500320A JP H01500320 A JPH01500320 A JP H01500320A JP 62500776 A JP62500776 A JP 62500776A JP 50077687 A JP50077687 A JP 50077687A JP H01500320 A JPH01500320 A JP H01500320A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パン、ケーキ等の食品を自動的に製造する装置及び方法 発明の背景 本発明は、パン、ケーキ等の食品を自動的に製造する方法及び装置に関する。
本発明は、更に詳細には、パン生地のようなものから片形態の食品を自動的に製 造するためのパン焼き装置に関する。本装置は、例えば、パン生地のようなもの のための材料が入っている密封自在の可撓性の袋の両端に固定されるようになっ た保持手段と、スリット開口部を形成する上スリットと下スリットとを持つパン 生地調製ステーションとを収容するハウジングを有する。袋内の材料を機械的に 加工するため、こね手段が含まれ、材料をこねてパン生地のようなものにするよ うに、袋とこね手段との間に相対的な運動をもたらす装置が設けられている。加 熱処理ステーションは前記ハウジング内にあり、ここでこね済みのパン生地のよ うなものがパン焼きされる。
例えば家内用のパンを焼くことは、比較的に込み入っており、時間がかかり、集 約的な労働であり、やっかいな仕事である。パンの品質が発酵時間にある程度依 存し、発酵手順を正しい状態の下で行なわなければならず、これには比較的長時 間かかるということのため、新鮮な自家製のパンを朝食毎に食べる特権を持つ人 はほとんどいない。
欧州特許第113.327号には、上文で言及した種類のパン焼き装置が開示さ れており、この装置は、パン生地の混合及びこね作業をパン生地に必要な材料が 入っている可撓性の密封袋で行なうため、種々の器や道具を汚すことなくパンを 自動的に製造することができる。
発明の概要 パン焼き装置を実際に使用する場合には、使用する材料の種類及び品質の変化に 対処できなければならず、また、種々のパン焼き製品を製造できなければならな い。
その後、これらの変化を信頼性があり且つ効果的で複雑でない方法で考慮に入れ るために必要な指示を備えたパン焼き装置を提供することが必要である。
本発明は以下の請求の範囲に記載されており、これを参照されたい。
本発明の実施例では、パン焼き装置は袋を受取り、袋が装置で使用することので きる種類のものであるということを装置に確認する第1の識別表示を袋から読取 り、次いで必要な特定のパン焼き作業に適当なパラメータに関して装置を指示す る第2の命令表示が続く。これらの表示のいずれか又は両方はバーコードの形態 をとるのがよく、その場合、本装置は適当なバーコード読取器を有する。
図面の簡単な説明 第1図は、パン焼き装置の第1の実施例の断面図であり、 第2図は、第1図の■−■線での断面図であり、第3図は、第2図の■−■線で の断面図であり、第4図は、パン焼き装置の第2の実施例の断面図であり、 !f55図は、第4図のパン焼きオーブンの部分を示し、第6図は、本発明によ るパン焼き装置で使用される袋の斜視図であり、 第7図は、ローラを開放させるための別の手段を持つ第3の実施例の断面図であ り、 第8図は、第7図の実施例についての、第5図と同様の詳細図である。
好ましい実施例の説明 図示のパン焼き装置は、基本的には欧州特許第113.327号に記載され種類 のものであり、保持手段11と、この保持手段に取付けることのできる可撓性袋 12と、パン生地調製兼加熱処理共通ステーション13.14を有する。装置全 体は断熱ケーシング15の内部に配置されている。
第6図に実施例を示す可撓性袋12は、乾燥した材料を生産者から使用へ輸送す るための包みとして、また、パン生地の調製中及びおそらくはパン焼き中に容器 として使用される。従って、袋12は、乱暴な機械的な取扱いに耐えねばならず 、また好ましくは第2袋すなわち別の隔室を包含している。この袋にはパン生地 を調製するのに必要な液体が入っている。乾燥した材料とパン焼き用の液体とが 夫々入っている隔室は、例えば、こね作業を始めると破裂する溶接連結部で分離 されている。さもなくば、特に液体が水だけである場合には、パン生地用の液体 をノズルを通して加えてもよい。袋12は、袋の開口部の端片を把持ジa−17 の間で押しつぶすことができるように形成された少くとも二つの保持手段11に 取付けられている。
プログラマ−は、経験に基づいて予じめ定めたパン生地調製時間の後、パン生地 の調製を中断する。その結果、パサパサしたパンを作りでしまうかもしれないパ ン生地の調製し過ぎが回避される。適当な発酵時間を得るため、パン生地の調整 中に加熱処理ステーションのヒータ23を作動させ始めてもよい。パン生地は、 プログラマ−のプログラムに応じて新たなこね作業で中断しながら数回発酵させ てもよい。パン生地の発酵を完了すると、パン生地調製兼パン焼きステーション 13.14でパン焼きが直接行なわれる。
第1図に示す実施例では、パン生地調製兼加熱処理共通ステージジン13.14 は、2つの半ハウジング81゜82から成り、第1の半ハウジング81は固定さ れており、第2の半ハウジング82は固定された半ハウジングに関して移動自在 又は回転自在である。図示の実施例では、可動半ハウジング82は垂直ヒンジを 中心として回転自在であり、そのため、パン生地調製兼加熱処理ステーション1 3.14.及び保持手段に近付くことができる。
材料の混合とパン生地の調整は、袋12の上端部分を回転自在の上シリンダ84 の保持手段11に取付けるとともに袋の下端部分を回転自在の下シリンダ85の 別の保持手段11に同様に取付けることによって行なわれる。
シリンダ84及び85は1回転に関して可逆のモータ(図示せず)で駆動され、 その後、モータは逆回転される。このようにして、袋12を繰り返し上下動させ る。
袋は、実質的に空の袋しか通過させない上下のスリット状開口部86を半ハウジ ング81及び82の間で通過しなければならない。これは、袋の内容物、すなわ ちパン生地がスリット86の配置されたパン焼きオーブン14の内壁の上部及び 上部に当たって交互にこねられるということである。袋と、スリットと内壁との 間の縁との間の摩擦を減少させるため、これらの部品にはローラ88a及び88 bが備えられている。
実地試験の結果、パン生地が比較的に堅い場合であってもこの非常に簡単な装置 でパン生地の非常に効果的な混合及びこねを行なうことができるということがわ かった。
材料の入った袋は、気密封止されているのが好ましく、パン焼きの処方がパン生 地の調整及び/又はパン焼きを大気条件で行なわなければならないと規定してい る場合には、袋の内部が大気と連通するように、袋に穴をあけることのできる穴 あけ装置及び/又はカット装置89を特定の位置に備えるのが適切である。
第1図、第2図、及び第3図に示す実施例では、パン焼き缶28がパン生地調製 兼加熱処理ステーション13゜14に備えられている。パン焼き缶28もまた2 つの部品、すなわち、洗滌の目的で半ハウジング81.82と同じ分離縁に沿っ て互いにヒンジ連結された2つの部品から成る。
パン生地内にガスが生成するため、通常は混合作業中及びこね作業中に袋12を 通気することが必要である。
従って、袋12が通過する対をなしたローラ88の各々の一方のロール88gは 傾斜した矩形溝100内で移動自在であり、そのため、袋12が回転自在のシリ ンダ84又は85の夫々に巻付けられていないとき、ローラ88の対の夫々は数 −mAすれて動くことができ、その結果、ガスはローラ88a及び88bの間か ら抜は出て、例えは穴118(第6図2照)を通して袋の外に出ることができる 。対向した対をなしたローラ88は互いに同時に袋12を押付け、その開口部を 密封する。パン生地はローラ88aと88bとの間を通過したとしても、袋12 がシリンダ84又は85に巻付いておらず且つロール88g及び88bが移動し て離れているどきにパン生地を戻すことができる。
同様の機能を他の方法で備えることができる。例えば、対をなしたローラ88の 各々の一方のローラ88をばね負荷式にして電磁石で作動させることによって同 様の機能を備えることができる。
加熱フィラメントの形態の切断装置89は、混合及びこね作業を終了した後に袋 12を開けるように構成されている。次いで、パン生地は、発酵がおこる前に袋 を回転自在のローラ85に巻取ってパン生地調製兼加熱処理ステージジン13. 14から取外したとき、袋12から押し出され、パン焼缶28内に広げられる。
いつ発酵が十分になるかを決定するため、多数のセンサ、例えば光電池101が パン生地の膨らみのレベルを検知するために設けられている。孔102がパン生 地調製兼加熱処理ステーション13.14の壁及びパン焼缶28に光電池101 と対向するように設けられている。
パン生地調製兼加熱処理ステーション13.14の温度を検知する温度センサ1 03もまた設けられている。
蒸気発生器104がパン生地調製兼加熱処理ステーション13.14内に配置さ れ、この蒸気発生器は、皮及び/又は光沢のある表面をパン上につくるため、パ ン焼き作業中及び/又はパン焼き作業後に蒸気を前記ステーションに導入するよ うに配置されている。蒸気発生器104(第4図参照)は加熱ロッド105と、 蒸気発生器104への水の供給を制御する弁123を介して水容器122と連通 し且つ孔121を有する管106とから成る。蓋124で覆われた開口部を介し て水を満たすことかできる。蒸気発生器104内で発生した蒸気は、スリット1 25を介して逃げることができる。
第4図及び第5図に示す実施例では、袋12の通気は、ばね110で賦勢された ローラ88aを作動させる、ばね108で賦勢されたレバーアーム109によっ て行なわれる。他方のローラ88bは固定されている。レバーアーム109はロ ーラ88aに当接する面111を有し、またローラ84に面する側には傾斜した アプローチを備えた小さな凹部112が設けられており、押付はカム114の形 態の作動子に取付けたローラ113をこの小さな凹部に沿って移動させることが できる。押し付はカム114は、シリンダ84のハブに回転自在に取付けられて おり、またシリンダ84に取付けた駆動ビン115で作動させることができる。
2つの止め116及び117が押し付はカムの移動を制限する。
第4図に示す位置では、押し付はカム114のローラ113はレバーアーム10 9の凹部112内に位置し、レバーアーム109は、この位置ではローラ88a に圧力を何等及ぼさず、従ってばね110で固定ローラ88bに押付けられてい る。シリンダ84を反時計廻り方向に回転させると、袋12は互いに押付は合っ たローラ88a及び88bの間で上方に移動し、駆動ピン115が押し付はカム 114に到達すると、駆動ピンは止め117に到達するまでローラ84とともに 移動する。その後ローラ113が凹部112から凹部112のアプローチに沿っ て移動し、レバーアーム109はそこで下方に押されて圧力をローラ88aに及 ぼし、このローラ88aは固定ローラ88bから短い距離だけ(第5図参照)移 動する。
次いでモータが逆回転されてシリンダ84が時計廻り方向に回転し、この際、レ バーアーム109は、駆動ビン115が押し付はカム114に到達して、レバー アーム109がローラ88aを解放する第4図に示す位置まで押付はカム114 を移動させるまで第5図に示す位置にとどまる。かくして、袋12がシリンダ8 4に巻付いていない時間中、ローラ88a及び88bが移動されているため、袋 の通気及び/又は袋とともに来るかもしれない袋内の可能なパン生地残留物の通 路が形成される。
ガスは、袋12の使用前には接着テープ119等で覆われた孔118(第6図参 照)を通って袋12の外に逃げることができる。そうでない場合には、袋12を 把持ジョー17(第1図参照)の間でシリンダ84及び85に取付ける前に、袋 12を密封する上縁を引裂く。把持ジ!1−17の一方或いは両方には段又は同 様の凹凸が設けられており、その結果、ガスがその間から逃げることができる。
袋12の上部につけた、すなわち印刷したバーコード121(第6図参照)を読 込むバーコードスキャナ120が上シリンダ84に対向して配置されている。バ ーコード120には、混合及びこね時間、シリンダの速度、発酵時間及び発酵温 度、パン焼き時間およびパン焼き温度、蒸気の発生、等のパン焼きプログラムが 入っている。バーコードスキャナ121は、全製造工程を処理するプログラム装 置を作動開始させる。袋12を延伸させ、バーコードの符号を破壊するがもじれ ない袋12のシリンダ84上での巻き上げ前にバーコード121を読込むことが 重要である。
バーコードスキャナ(よ、カリフォルニア州パロアルト市ミランダ通り4001 号のフェアチャイルドカメラ機器会社から入手できるフェアチャイルドCCDI I[256素子センサのような、CCD (光電素子)ラインスキャンイメージ センサから成るのが好ましい。スキャナの出力は、パン焼きされるパン等の種類 に適当な、記憶されたプログラム制御を行なう商業的に入手することのできる適 当なマイクロプロセッサから成るのがよいプログラム装置に供給される。こね作 業及びパン焼き作業には、幾つかの可変量がある。例えば、代表的なパン製造順 序では、袋を最初にローラの間で移動させて氷袋又は密封体をこわし、その後、 乾燥材料に浸透する間しっかりと保持する。次いでこね作業を開始する。これは 連続的に高速で行なうこともあるし、間欠的に低速で行なうこともある。第1の こね作業の終了後、通常はパンを膨らませる膨張期間がある。この後、第2のこ ね作業及び膨張が行なわれ、その間著しくはその後パン焼きが開始される。パン 焼きは設定時間及び設定温で続けられ、その間、蒸気を導入してもよいし、しな くてもよい。
これらの作業の全ての時間を設定しなければならない。
製造すべきパンの種類及び使用した粉の性質に応じてパラメータを広範に変化さ せることができる。小麦粉とライ粉との相対的な比率に応じて特定のちがいがお こる。
必要なパラメータは経験によってのみ有効に決定することができる。
従って、これらのパラメータの値が何であるかについて、機械に指示する必要が あるということが理解されよう。実際には、パンの範囲についての所定の値の幾 つかの組を機械に保持させることができ、その後適当な組を選択するように機械 に指示しさえすればよい。機械に1つの組を選択するように指示することによっ て、これらの組を変更することができるが、パラメータの1つ又は2つを変える ことはできない。
バーコードスキャナ120は、特定の袋に必要なパラメータに関する情報を袋か ら得るため、貸玉のバーコード121を読込む。バーコードは、袋が上回転シリ ンダ84の表面のまわりと一致し、その結果袋が均等に延伸しているが、バーコ ードを変形させてしまうようなこね作業によって延伸されておらず、かくして信 頼性をもって読込むことができるときに読込まれる。
更に、袋が設定された速度でモータによって駆動されるため、バーコードはスキ ャナ120の下を一定の均等な速度で通過し、これによってもまた非常に信頼性 の高い読込が助けられる。
読込まれるコード又は他の表示は、好ましくは、2つの部分から成る。第1部分 、すなわち識別部分は、袋がこの形式の機械について適当な袋であり、この機械 とともに作業することのできるものであることを確認するのに役立つ。か(して 、この第1の表示は、マイクロプロセッサをバーコードの第2の表示即ち第2部 分でプログラムすることができるようにする。次いで第2の表示即ち命令表示が マイクロプロセッサをその袋についての適当なパン焼き順序に関して指示する。
マイクロプロセッサは、スキャナが第1の表示を正確に検知した場合に、第2の 表示のみに応答する。
バーコードの全長は、30デイジツト(dlglt )程度であるのがよい。バ ーコードの第1の部分が上述した第1の即ち識別表示である場合、代表的には最 初の5〜15デイジツトが第1の表示を構成し、これは、標準の物品番号付は体 係に従って袋の特定の供給者を識別する番号と一致する。残りのディジットは第 2の即ち命令表示を構成する。使用するコードは、間に差込んだ5の2コードと して知られたものであるのが便利である。
バーコード以外の手段を上に論じた識別表示及び命令表示のいずれか又は両方に 使用することができる。一方はバーコードであるのがよく、他方は特徴のあるデ ザイン又は図案であるのがよい。上述のように、命令表示は必要なパンこね及び パン焼きパラメータの全てを有するのがよく、或いはプログラム済みの複数のパ ラメータのうちの選択した1つを表示する。命令表示にあるディジットの数にあ る程度窓じていずれかの方法が選択される。
第4図の実施例での切断装置89は、加熱すると曲がって袋と接触し、そしてこ の袋を切離すバイメタルでできた部材から成る。その後装12はローラ85に巻 取られ、この際、パン生地はパン焼き缶28内に残る。
そうでない場合には、上シリンダ84のところにある袋12の取付は体が、こね 作業の終了後に解放され、パン生地が袋の上開放端から押出されると同時に袋が 下シリンダ85に巻取られる。把持ジョー17を例えば電磁石で作動させること ができる。この場合には、切断装置89を省くことができる。
発酵中及びパン焼き中、パン生地の残留物が対をなした下方のロール88の間か ら出ないようにするため、空の袋12全部をシリンダ84に巻取るのでなく、袋 の自由端を密封体としてロール88の間に残すのが適切である。
第6図には、パン生地用の乾燥材料と、パン焼き液が入っている内袋97とを含 む袋12の斜視図が示されている。袋12の密封した上側縁及び下側縁には孔1 07を設けるのがよい。袋12の上部には上述のバーコード121を設けるのが よい。液を内袋97に入れるかわりに袋の下部にある隔室内に収容してもよく、 この隔室は、袋12がローラ88の間を通過すると破裂する破壊可能な密封体で 乾燥材料から分離されている。
第7図及び第8図に示すパン製造装置1200は、第4図に示す装置に基付いて おり、2つの半ハウジング202.204を有し、これらの半ハウジングのうち の一方の半ハウジング204は枢軸206を中心として回動させることによって 開くことができる。ラッチ装置208は、ハウジングを閉鎖したままにするため 、開放ハンドル210と協働するように設けられている。こね室兼パン焼き室2 12が、機械の固定半ハウジングと開放自在の半ハウジングの2つの向き合った 部品216゜214内に形成され、ライニング218が室212の開放部分、特 にその下部に設けられている。室212は2つの半ハウジングの接続線上に形成 されたスリット開口部220をその上部に、また別のスリット開口部222をそ の底部に有し、各開口部は固定部分のローラ222と、開放自在な部分のローラ 226とから成る。ローラ226はばね228で固定部分の対向したローラ22 4に向かって賦勢されている。
袋12は上述の実施例に関して説明したようにローラの間で移動し、上シリンダ ドラム230及び下シリンダドラム232に亘って延びる。これらのドラムは上 述したように一緒に駆動され、こね作業中袋を上下に移させる。この場合、ドラ ムには間隔を隔てた線をなしたビン234が設けられている。袋にはその上縁及 び下縁に線をなした孔が設けられ、これらの孔はビンに亘って係合する。第4図 における場合と同様に袋を切断するためのパン焼き室212に移そうとするとき 、袋を下方に巻いて袋を引張って上ドラム230のビン234から外す。
次いで袋は下ドラム232に巻取られる。
ハウジングは、使用者がオーブンをのぞき込めるようにする窓236と、室の内 部を照らす照明(図示せず)とを有し、この照明は使用者が実際に内部を見ると きにだけ押しボタンスイッチで操作することができる。さもなくば、ランプから の熱が温度を狂わせる。温度センサ238及び高さセンサ240がオーブン内に 設けられ、この高さセンサは第4図の光電池101と同様であるが、好ましくは 湿ったパン生地と接触して検知する湿度センサの形態をとる。
第7図の機械は、第4図のスキャナと同様に配置されたバーコードスキャナ27 0を有し、このスキャナは、第6図に示す賃上の1つ又は2つの部分から成るバ ーコード121を読込むように同様に作動する。
スロット220を開閉させるための装置は第4図の装置とは異なっており、第8 図に詳細に示す。ドラム230はドラムと共に回転するビン242を支持する。
2つの部分を持つカム部材244がドラムと同じ軸にゆるやかに取付けられてい る。第1の部分は、ビン242に当接できる2つの衝合体246,248を提供 し、これらの衝合体は間隔を隔てられているため、ビンのカム部材に対して約2 70℃に亘って自由に回転させることができる。カム部材244の第2部分は第 1部分から軸線方向に間隔を隔てられており、カム面250を提供する。固定枢 軸254を中心として回動するレバー252は、カム面250に当接する端部2 56を有する。連結ロッド258を260のところでレバー252の中間部分ま で回動させ、から動きビン及びスロット連結体でローラ224に連結する。この 装置全体は、ドラムの他端に同じものが備えられている。
第8図に示す位置では、袋はその行程の最も下にあるように仮定されている。そ の移動の最後の部分の間、袋はカム部材244を図示の位置まで移動させ、その 結果レバー252及び連結ロッド258が右に移動し、これによって、ばね26 2でローラ224をローラ226に押付けてスリットを閉じることができる。そ の後装が再度上方に移動するとき、ビンは他方0衝合面248に当たるまで回転 する。これは、カム部材224を回転させてレバー252及び連結ロッド258 を左に動かし、かくしてばね262に抗してローラ224を引張ってローラ22 6から離し、スリット220を開く。カム面250は2つの平らな部分を有し、 レバー252が袋の上部及び最下部でこの平らな部分に当接する。連続した湾曲 部分でなく、このような平らな部分を使用することは、ドラム230がその逆回 転運動を開始するときのカム部材244の望ましからぬ回転を止める上で役立つ 。
本発明は、説明し且つ図示した実施例に限定されるものではないが、相異なる実 施例の詳細の複数の変更及び組合わせは請求の範囲内で可能である。例えば、加 熱処理ステージ惣ンをパン生地調製ステーションから分離することができ、調製 したパン生地を袋から押出して、加熱処理ステーションに置いたパン焼き缶に入 れる。加熱処理ステーションは、パン焼きオーブンから成るのがよく、このオー ブンは、袋からパン生地を受取ることのできる位置からパン焼き位置まで移動す ることができる。
また、さもなくばパン焼き缶が加熱処理ステーションに対して移動することがで きる。
本パン焼き装置には、電気部品を冷却し、パン焼き後にパン焼きオーブンを通気 するため、空気を装置の中空底板に導入するファンを設けるのがよい。
Fta、3 国際調査報告 ANNEX To a5 INTERNATIONAl、、5EARCHREP ORT ON

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.パン生地のような物のための材料が入っている可撓性の袋の両端に固定され るようになった保持手段を有するハウジングと、袋内の材料を機械的に加工する こね手段であって、袋とこね手段との間で相対的な連動をつくって材料をこねて パン生地のような物にする移動手段を有するこね手段と、こね済みのパン生地の ような物をパン焼きするための加熱処理手段と、こね手段及び加熱処理手段の順 次作動を制御するためのプログラム自在の制御手段とを有する、パン生地のよう な物から片形態の食品を自動的に製造する装置において、移動手段で移動させた ときの袋の通路に隣接して位置決めされた、機械で読取ることのできる袋上の表 示を読取り、制御手段の作動を命令するため制御手段につながれた出力を提供す るスキャニング手段を有することを特徴とする装置。
  2. 2.スキャニング手段が、第1の表示を読取って袋が装置で使用するのに適した 種類のものであるという識別を行ない、第1の表示に隣接した第1の表示を読取 ってこね手段及び加熱処理手段に対して選択したパラメータを決定する自動命命 を装置に与えるようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装 置。
  3. 3.前記表示の少くとも一方がバーコード又はその一部から成ることを特徴とす る請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.前記第1の表示が特徴のあるデザイン又は図案から成ることを特徴とする請 求の範囲第2項に記載の装置。
  5. 5.制御手段が、第1の表示に応じて、第2の表示に応じた命令を受入れること を特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
  6. 6.保持手段は、可撓性の袋の両端を受入れるための円筒形上ドラム及び円筒形 下ドラムを有し、こね手段は、上及び下の対をなした対向したローラを有し、各 ローラは袋が通過できるスリット開口部をその間に形成するようになっており、 更に袋内のガスを逃がすことができるように上ローラを開放する手段を有し、こ の開放手段は、ドラムの回転軸線を中心として回転できる上ドラムの両端にある カム手段と、ドラムが往復動自在に回転運動するときカム手段を第1位置と第2 位置との間で往復運動させるための、ドラム及びカム手段上の衝合手段とを有し 、カム手段は、その上の周囲カム面と、カム面上に係合してこれを回動させる回 動自在のレバー手段と、対をなした上ロールの一方を他方に近付けたり離したり 移動運動させるためにレバー手段で長さ方向に移動させることのできる連結手段 とを有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 7.パン生地のような物のための材料が入った袋を提供する工程と、袋内の材料 を機械的に加工して材料をこねてパン生地のような物にするため、袋とこね手段 との間で相対的な運動を行なわせる工程と、パン生地のような物をパン焼きする 工程とを有し、こね及びパン焼きが記憶されたプログラムによって制御される、 パン生地のような物から片形態の食品を自動的に製造する方法において、袋につ けた機械で読取ることのできる表示を読取るため、最初に袋をその移動路内で自 動的にスキャニングする工程と、こね工程とパン焼き工程とをプログラムに応じ て制御するため、記憶されたプログラムに命令する工程とを有することを特徴と する方法。
  8. 8.機械で読取ることのできる第1の表示をスキャニングして、この方法で使用 する袋の適当性を識別する工程と、機械で読取ることのできる、第1の表示に隣 接した、第2の表示をスキャニングして、袋内の材料に適当なこね工程及びパン 焼き工程に対して選択したパラメータを決定する自動命令を記憶したプログラム に与えることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.前記第1及び第2の表示がバーコード或いはその一部から成ることを特徴と する請求の範囲第8項に記載の方法。
  10. 10.前記第1の表示が特徴のあるデザイン又は図案から成ることを特徴とする 請求の範囲第8項に記載の方法。
  11. 11.こね及びパン焼きによって、パン生地のような物から片形態の食品を製造 するため、少くとも乾燥材料が入っている可撓性の密封自在な袋であって、この 袋が適する種類の装置に識別を与えるようになった、機械で読取ることのできる 第1の表示と、材料に適当なこね作業及びパン焼き作業に対して選択したパラメ ータを決定する自動命令を装置に与えるようになった、第1の表示に隣接した、 機械で読取る二とのできる第2の表示とが貼付けられていることを特徴とする袋 。
  12. 12.前記第1及び第2の表示がバーコード又はその一部から成ることを特徴と する請求の範囲第11項に記載の袋。
  13. 13.前記第1の表示が特徴のあるデザイン又は図案から成ることを特徴とする 請求の範囲第11項に記載の袋。
  14. 14.袋が、機械的につぶすことのできる密封手段で分離された2つの隔室を有 し、一方の隔室には乾燥した材料が入っており、他方の隔室は液体材料を含むよ うになっていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の袋。
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