JPH0147970B2 - - Google Patents

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JPH0147970B2
JPH0147970B2 JP11014782A JP11014782A JPH0147970B2 JP H0147970 B2 JPH0147970 B2 JP H0147970B2 JP 11014782 A JP11014782 A JP 11014782A JP 11014782 A JP11014782 A JP 11014782A JP H0147970 B2 JPH0147970 B2 JP H0147970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
lever
planting device
clutch lever
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11014782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS592609A (ja
Inventor
Kihachiro Hase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority to JP11014782A priority Critical patent/JPS592609A/ja
Publication of JPS592609A publication Critical patent/JPS592609A/ja
Publication of JPH0147970B2 publication Critical patent/JPH0147970B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として乗用型田植機における田植
機走行時の誤操作を検知し警報する田植機の誤操
作警報装置に関するものである。
例えばリヤマウント方式の乗用型田植機におい
ては植付装置が作業者に見えない上、植付装置の
植付杆には最近、防音、防振が図られている関係
で、植付装置が動作しているか否かの確認ができ
ない。このため、植付装置を植付動作状態にする
か、非動作状態にするかの切換えを行う植付クラ
ツチレバーの操作を忘れて、動作状態のまま枕地
等において旋回操作を行うと植付装置を損傷し、
苗を無駄にするなどの不都合がある。特に旋回時
には、旋回に際して植付装置をリフトさせ、旋回
後に植付装置を下降させるが、この旋回時に植付
装置が動作したままでは、枕地に苗が放出されて
苗を無駄にするだけでなく、枕地における苗の植
付けが乱れ、また旋回後、植付装置を下降させる
際に植付杆の先端を痛めるなどの重大な不都合が
ある。
本発明は、上記事情にもとづいてなされたもの
で、植付クラツチレバーの切換えを忘れた状態で
旋回手段を操作すると、これを警報して、植付作
業の乱れ、植付装置の損傷を未然に防止できるよ
うにした田植機の誤操作警報装置を提供しようと
するものである。
この目的のため、本発明は、植付クラツチレバ
ーが植付装置を動作状態に「入」に操作されてい
る時、旋回手段が作動されると誤操作警報を発生
する信号回路を、上記植付クラツチレバーと旋回
手段とに関連して設けたことを特徴とするもので
ある。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。第1図は本発明の適用された乗用型田植機
の側面図、第2図は同平面図であり、図におい
て、符号1は走行車体で、最前部には警報ランプ
2を先端に取付けたガイドポール3が設けてあ
り、前部ボンネツト4内には、エンジン、ミツシ
ヨンなどが搭載されている。また、座席の右側に
は、操作盤5が設けてあり(第2図参照)、平行
した二つのスリツト6,7を貫通して油圧操作レ
バー8および植付クラツチレバー9が配置されて
いる。上記スリツト6には、側方に鈎形のレバー
ロツク位置を保つためのスリツト6aを具備して
いる。また、走行車体1の両側には、前車輪1
0、後車輪11があり、後車輪11はチエンケー
ス12の後端に軸支され、上記チエンケース12
を介してミツシヨンから伝達される駆動力で回転
されるようになつている。
上記走行車体1の後部には、平行四辺形リンク
よりなる昇降リンク機構13が設けられていて、
このリンク機構13を介して植付装置14が支持
されている。上記昇降リンク機構13はその上側
リンク13aに固定したスイングレバー15を、
油圧シリンダ16のピストンロツド16aに枢支
連繋しており、上記油圧シリンダ16は走行車体
1に枢支されている。上記植付装置14は下側リ
ンク13bに連結され、プロペラシヤフト17を
介して走行車体1側から動力をうけるようになつ
ており、支持フレーム18で上記植付装置のフレ
ーム19に支持された苗載せ台20、これを左右
往復動するナピア軸21、後部に設けた植付杆2
2などを具備している。また植付装置14は、サ
イドフロート23およびセンタフロート24を枢
支部25および26で枢支していて、その荷重の
一部を上記フロート23,24に負荷している。
また、上記フロート23,24の前部にはくの字
形に屈曲するリンク27,28を介して上記植付
装置14のフレーム部に支持されており、ここに
は適当な弾持手段(図示せず)が設けられてい
る。また、センタフロート24の上面には、油圧
シリンダ16を制御する切換スプールバルブ29
が連繋されている。上記スプールバルブ29は、
第3図にみられるような構成になつていて、フロ
ート24によつて、スプール29aを押し上げら
れた時、油圧シリンダ16に圧油を供給し、フロ
ート24にかかる浮力が低下した時、油圧シリン
ダ16の圧油を油タンク30にリリースする働き
をするものである。また、中立状態では、油圧シ
リンダ16の油路を遮断し、ロツク状態にする。
すなわち、上記スプールバルブ29はそのバルブ
ハウジング29bに、ポンプ31に連通するポー
ト29c、油圧シリンダ16に連通するポート2
9d、油タンク30に対して連通する連通路29
eを具備し、スプール29aには環状の弁通路2
9fが形成されている。そして、ポート29cお
よび連通路29eは図のように連通されるが、ス
プール29aが上昇した時、油タンク30に連通
する頂部のポート29gは、上記スプール29a
で閉じられ、この状態では、ポート29cと29
dとは、弁通路29fを介して連通される。この
ような構成では、前述のような、動作切換が油圧
シリンダ16に対して行なわれる。
上記切換スプールバルブ29を介して行なわれ
る油圧シリンダ16への制御は、専ら、耕深の変
化に対応し、田面に対する植付装置のレベルを一
定に保つためになされるもので、これは油圧シリ
ンダ16への圧油の供給、遮断、リリースによ
り、昇降リンク機構13を介して行なわれる。
上記切換スプールバルブ29は、油圧操作レバ
ー8により、コントロールワイヤ32を介して手
動で操作される。すなわち、油圧操作レバー8を
後方に引くと、コントロールワイヤ32が働い
て、センタフロート24の前部を強制的に引き上
げ、上記切換スプールバルブ29を、油圧シリン
ダ16への油供給状態にする。また、前方に押す
と、コントロールワイヤ32が弛んで、センタフ
ロート24への手動圧力を解除し、また、レバー
ロツク位置に入れると、上記切換スプールバルブ
29を中立位置に保つ。したがつて、路上走行の
時には、油圧操作レバー8を後方に引いて油圧シ
リンダ16に圧油を供給し、植付装置14をリフ
トした後、レバーロツク位置に入れればよい。ま
た、圃場での枕地における方向変換の際の旋回時
にも同様である。植付け作業の時には、油圧操作
レバー8を前方に押して置き、切換スプールバル
ブ29による自動制御が行えるようにする。
また、植付クラツチレバー9は、ミツシヨンに
ある植付装置14への動力伝達系の接・断切換を
行うもので、後方に引けば、切断し、前方に倒せ
ば、接続するようになつている。
そして、上記操作盤5には、それぞれ、スリツ
ト6,7の前部に対応して双極単投式の切換スイ
ツチSpおよびSc(第6図参照)が設けられ、各レ
バー8および9が前方にきた時、スイツチ・オン
する状態にセツトされている。
その回路構成は、第4図に示される。すなわ
ち、上記切換スイツチSpは、可動子Sp―1を固
定接点Sp―2側にした時、クラツチ接続の信号
を与え、固定接点Sp―3側にした時、クラツチ
切断の信号を与える。また上記切換スイツチSc
も、可動子Sc―1を固定接点Sc―2側にした時、
固定・リフトの信号を与え、固定接点Sc―3側
にした時、植付状態の信号を与える。そして、固
定接点Sp―2とSc―2、および、Sp―3とSc―
3は互いにランプ2および電源に対してそれぞれ
直列接続になつている。
また座席の右側前部には、左右のサイドブレー
キ手段(サイドクラツチを含む)のためのブレー
キペタル33が設けられており、これには、それ
ぞれ対応してプツシユ・オン式のスイツチSB(第
7図参照)がある。そして、上記スイツチSBはス
イツチSpの固定接点Sp―2に対して直列状態で
ランプ2に接続されている。
またこの実施例では、苗載せ台20に設けたス
リツト20aに対応してプツシユ・オフ式のスイ
ツチST(第8図参照)があり、固定接点Sp―2と
直列でランプ2に接続されている。
次に誤信号発生の状態を順次説明する。
(1) 通常のように圃場で植付作業を行う時、植付
クラツチレバー9が前方に、また、油圧レバー
8が前方に倒されていれば、各スイツチSpお
よびScは互いに反対側に切換つていて、少く
とも両スイツチSp,Scに関する回路において、
ランプ2を点灯することはない。
(2) 通常のように圃場で植付作業を行う時、植付
クラツチレバー9は前方に倒されているが、油
圧レバー8が固定位置が後方に倒されていれ
ば、両スイツチSp,Scは直列接続状態となり、
ランプ2を点灯する。
(3) 通常のように圃場で植付作業を行う時、植付
クラツチレバー9の操作が忘れられて、後方に
倒されていて、油圧レバー8のみが前方に、す
なわち、植付装置14を植付作業状態に切換え
ていれば、両スイツチSp,Scは直列接続とな
り、ランプを点灯する。
(4) 路上走行の時、あるいは、植付装置14を上
昇させて回行動作をすべき時、もし、植付クラ
ツチレバー9あるいは、油圧レバー8のいづれ
か一方が、前方に残されていれば、前記同様、
両スイツチSp,Scは直列接続となり、ランプ
を点灯する。
(5) 植付作業状態において、植付クラツチレバー
9も、油圧レバー8も、前方に倒れている状態
で、圃場において、回行のためにブレーキペタ
ル33が踏まれると、スイツチSpが固定接点
Sp―2側に可動接点Sp―1を接続しているの
で、スイツチSBがオンすると同時に、ランプが
点灯し、警報する。
なお、植付作業状態において、苗不足になる
と、スイツチSTがオンして、スイツチSpと直列
閉回路を構成し、ランプを点灯する。
このような関係は、第5図の作動一覧表に示さ
れている。
なおこの実施例では、警報手段としてランプ点
灯としたが、ブザー表示でもよく、その組合せあ
るいは他の警報手段でもよいこと勿論である。
このように、本発明によれば、植付クラツチレ
バーの切換操作を忘れて、回行のためサイドクラ
ツチ、サイドブレーキ等の旋回手段を操作すれ
ば、これを警報することができ、その結果、植付
装置の損傷、苗の無駄、枕地等での植付けの乱れ
等の発生を未然に防止できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す田植機の側面
図、第2図は同平面図、第3図はスプールバルブ
の縦断面図、第4図は回路図、第5図は誤操作状
態の一覧表、第6図はレバー操作部の側面図、第
7図はブレーキペタル部分の側面図、第8図は苗
載せ台の一部の側断面図である。 6,7…スリツト、8…油圧操作レバー、9…
植付クラツチレバー、6a…スリツト、14…植
付装置、529…スプールバルブ、32…コント
ロールワイヤ、33…ブレーキペタル、Sp,Sc,
SB,ST…スイツチ、2…ランプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 植付装置を動作・非動作に切換える植付クラ
    ツチレバーを具備する田植機において、上記植付
    クラツチレバーが植付装置を動作状態に「入」に
    操作されている時、田植機体を旋回させるために
    操作されるサイドクラツチ、サイドブレーキ、ス
    テアリング操作等の旋回手段が作動されると誤操
    作警報を発生する信号回路を、上記植付クラツチ
    レバーと旋回手段とに関連して設けたことを特徴
    とする田植機の誤操作警報装置。
JP11014782A 1982-06-25 1982-06-25 田植機の誤操作警報装置 Granted JPS592609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014782A JPS592609A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 田植機の誤操作警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11014782A JPS592609A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 田植機の誤操作警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS592609A JPS592609A (ja) 1984-01-09
JPH0147970B2 true JPH0147970B2 (ja) 1989-10-17

Family

ID=14528232

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JP11014782A Granted JPS592609A (ja) 1982-06-25 1982-06-25 田植機の誤操作警報装置

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JP (1) JPS592609A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5854108B2 (ja) * 2014-10-24 2016-02-09 井関農機株式会社 乗用型苗移植機

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JPS592609A (ja) 1984-01-09

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