JPH10313628A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JPH10313628A
JPH10313628A JP14272198A JP14272198A JPH10313628A JP H10313628 A JPH10313628 A JP H10313628A JP 14272198 A JP14272198 A JP 14272198A JP 14272198 A JP14272198 A JP 14272198A JP H10313628 A JPH10313628 A JP H10313628A
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JP
Japan
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clutch
work device
steering angle
work
turning
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JP14272198A
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English (en)
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Isao Ishida
石田  伊佐男
Toshio Tamai
玉井  利男
Takahide Shiozaki
塩崎  孝秀
Michinori Seike
清家  理伯
Hisashi Kamiya
神谷  寿
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業装置12を車体1に昇降可能に装着した
農作業機において、旋回時の操作性を向上し、また、畦
際ぎりぎりまで作業しながらもすばやく機体を旋回させ
て作業能率の向上を図り、更に、作業装置の上昇操作を
忘れて車体を旋回させて作業装置を畦に衝突させ損傷さ
せることを防止する。 【構成】 車体1の一定以上の操向角を検出すると作業
装置12のクラッチ28を切るとともに作業装置12を
上昇させる制御装置を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、作業装置を車体
に昇降可能に装着した農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、畦際で農作業機を旋
回する場合、車体の旋回操作や作業装置のクラッチ操作
及び昇降操作等多数の操作を行なわなければならず、操
作が煩雑であった。また、そのため、畦際ぎりぎりまで
作業してすばやく機体を旋回させることが難しく、よっ
て、畦際の未作業地である枕地を狭くしてその枕地の作
業を最後に行なうときに作業能率のよいものとすること
がしにくい点があり、更に、作業装置の上昇操作を忘れ
て車体を旋回させてしまうと、作業装置を畦に衝突させ
てしまって損傷させてしまう問題もある。
【0003】
【問題点を解決するための手段】この発明は、上記問題
点を解決するために、作業装置12を車体1に昇降可能
に装着した農作業機において、車体1の一定以上の操向
角を検出すると作業装置12のクラッチ28を切るとと
もに作業装置12を上昇させる制御装置を設けたことを
特徴とする農作業機とした。
【0004】
【作用】この農作業機は、車体1を旋回させるとき、車
体1の一定以上の操向角を検出すると、作業装置12の
クラッチ28が切れるとともに、作業装置12が自動的
に上昇する。
【0005】
【発明の効果】この発明は、作業装置12を車体1に昇
降可能に装着した農作業機において、車体1の一定以上
の操向角を検出すると作業装置12のクラッチ28を切
るとともに作業装置12を上昇させる制御装置を設けた
から、旋回時の操作性が向上し、また、畦際ぎりぎりま
で作業しながらもすばやく機体を旋回させることができ
て枕地を狭くし作業能率の向上が図れ、更に、作業装置
の上昇操作を忘れて車体を旋回させ作業装置を畦に衝突
させて損傷させることを防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図面に示した農作業機は、トラク
タ車体に作業装置として苗植装置を装着した苗植機であ
る。以下、この実施例について説明する。第1図、第2
図において、トラクタ車体1は、前部にステアリングハ
ンドル2によって操向連動される左右一対の前車輪3を
前車軸4で軸装し、後部に後車輪5を後車軸6で軸装
し、これら前車輪3及び後車輪5を、操縦席7下のエン
ジン8から伝動装置を経て伝動駆動する前後四輪駆動形
態の構成としている。
【0007】ステアリングハンドル2のハンドル軸の下
端部にはパワーステアリング9を設け、このパワーステ
アリング9からロッド10等の操向機構を経て、左右の
前車輪3を操向連動する構成としている。このハンドル
軸から前車輪3に亘る間の操向機構中に、この前車輪3
の操向角を検出する切れ角センサ11を連動して設け
る。
【0008】苗植装置12は、機体14の下部にフロー
ト13を配置し、上部に苗タンク15を横方向へ移動す
るように連動し、後部にはこの苗タンク15から供給さ
れる苗を分離して土壌面へ挿植する苗植付装置16を配
置して設ける。又、この機体14には、フロート13に
よって均平化する土壌面に作溝器17で作溝しながら施
肥する施肥装置18を設けている。19は上端部の施肥
タンクである。このような機体14は、車体1後部の上
下一対の平行状のリフトリンク機構20によって昇降自
在に連結され、車体1後部に油圧伸縮制御するリフトシ
リンダ21によって、該リフトリンク機構20前端部の
リフトアーム22を回動することにより昇降する構成と
している。
【0009】更に第4図にもとづいて、伝動装置を説明
すると、エンジン8からクラッチ23を経て前後進油圧
無段変速伝動装置HSTからなる主変速装置を連動し、
この出力軸から副変速装置24を連動し、この副変速装
置24から前輪伝動装置25を経て前車軸4を運動する
と共に、後輪伝動装置26を経て後車軸6を運動する構
成である。更には、ワンウェイクラッチ27、及び植付
クラッチである作業クラッチ28を経て、苗植装置12
の各伝動部へ連動する動力取出軸29を連動構成してい
る。
【0010】前後進油圧無段変速伝動装置HSTは、油
圧によって無段変速伝動するもので、操作レバー30を
中立位置から前側の前進位置側へ操作することにより前
進伝動を順次高速域へ無段変速でき、又中立位置側へ戻
すことにより順次減速して停止することができ、又、中
立位置から後側の後進位置側へ操作することにより後進
伝動を同様にして増減速することができる構成である。
【0011】上記伝動装置の一部を内装するミッション
ケース31の前側に前後進油圧無段変速伝動装置HST
を設け、この前後進油圧無段変速伝動装置HSTを変速
操作する操作レバー30の下部に、パワーモータMを変
速連動するように設け、前記切れ角センサ11が一定以
上の操向角を検出することによって、マイクロコンピュ
ータを有するコントローラ32を経て該パワーモータM
を電動し、前後進油圧無段変速伝動装置HSTの前進速
を減速し、又、この操向角が一定角度に戻ると該切れ角
センサ11の検出によって無段変速を増速するように操
作制御する。
【0012】又、このような切れ角センサ11によるパ
ワーモータMの制御と同時に、コントローラ32によっ
て連動スイッチ33をON、OFFして、油圧ポンプ3
4によってリフトシリンダ20を伸縮する油圧回路のソ
レノイドバルブ35を制御作動して、リフトアーム22
を昇降制御する構成で、該切れ角センサ11が旋回走行
の一定以上の操向角を検出することによってリフトアー
ム22を上昇させて苗植装置12を非作業装置にする。
又、切れ角センサ11が直進状態を検出すると作業位置
へ下降させる。
【0013】又、このリフトアーム22を上昇するとき
は、コントローラ32から作業クラッチ28を切りにす
るように作動し、下降するときは入りにするように作動
するように制御構成している。なお、36は補給苗を収
容する補助苗載台である。左右方向のいずれか一方へス
テアリングハンドル2を操作して、前車輪3を擬向す
る。直進時は苗植装置12は下降されてフロート13が
接地滑走して、苗植作業位置にあり、前後進油圧無段変
速伝動装置HSTは、操作レバー2で操作された一定の
変速伝動比のもとに前進伝動走行される。又、作業クラ
ッチ28入りの位置にあって、苗植装置12各部の伝動
が行われて苗植付作用が行われる。このとき一定の操向
角の範囲内ならば、ステアリングハンドル2を回動操作
しても減速は行われず、苗植装置12の上昇も行われな
いために、苗植作業の植付条の修正等もこの操向操作で
自由に行うことができる。
【0014】苗植作業の往作業行程が終って、折返しの
復作業行程へ移る操向旋回では、操縦者がステアリング
ハンドル2を左回り、又は右回りの一定方向へ回動操作
することによって、この操向角が一定以上の角度に達す
ると、切れ角センサ11による検出によって、コントロ
ーラ32を経てパワーモータM、連動スイッチ33、及
び作業クラッチ28へ出力されて、パワーモータMの駆
動によって前後進油圧無段変速伝動装置HSTの前進速
が一定の走行速まで減速されると共に、連動スイッチ3
3によってソレノイドバルブ35が切換えられてリフト
アーム22が上昇され、苗植装置12が非作業位置にな
る。又、これと同時にこの苗植装置12の作業クラッチ
28が切りになって伝動が行われなくなる。
【0015】このようにして前車輪3及び後車輪5の走
行伝動が減速されると、車体1の操向旋回時、走行が安
定し、これら前車輪3及び後車輪5による泥士の掻き回
しが少くなり、既に植付けられている苗の掻乱しも少く
なる。又、旋回操向が終って前車輪3が復作業行程の直
進状態に戻ると、切れ角センサ11による検出によっ
て、パワーモータMを逆転駆動して前後進油圧無段変速
伝動装置HSTを増速位置に戻し苗植作業に適する走行
速にすると共に、連動スイッチ33によって、リフトア
ーム22が下降されて苗植装置12を作業位置に戻し作
業クラッチ28を入りにして苗植装置12を連動し苗植
作動を行う。
【0016】以上に説明したように、この農作業機は、
作業装置12を車体1に昇降可能に装着した農作業機に
おいて、車体1の一定以上の操向角を検出すると作業装
置12のクラッチ28を切るとともに作業装置12を上
昇させる制御装置を設けたから、旋回時の操作性が向上
し、また、畦際ぎりぎりまで作業しながらもすばやく機
体を旋回させることができて枕地を狭くし作業能率の向
上が図れ、更に、作業装置の上昇操作を忘れて車体を旋
回させ作業装置を畦に衝突させて損傷させることを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図。
【図2】苗植機の側面図。
【図3】苗植機の平面図。
【図4】伝動機構図。
【符号の説明】
1:トラクタ車体 11:切れ角センサ 12:作業装置 22:リフトア−ム 28:作業クラッチ 32:コントロ−ラ HST:無段変速装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置12を車体1に昇降可能に装着
    した農作業機において、車体1の一定以上の操向角を検
    出すると作業装置12のクラッチ28を切るとともに作
    業装置12を上昇させる制御装置を設けたことを特徴と
    する農作業機。
JP14272198A 1998-05-25 1998-05-25 農作業機 Ceased JP3289675B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007135440A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Iseki & Co Ltd 乗用型苗移植機
JP4638998B2 (ja) * 2001-05-16 2011-02-23 三菱農機株式会社 移植機
JP2011115170A (ja) * 2011-01-28 2011-06-16 Iseki & Co Ltd 乗用型苗移植機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007135440A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Iseki & Co Ltd 乗用型苗移植機
JP2011115170A (ja) * 2011-01-28 2011-06-16 Iseki & Co Ltd 乗用型苗移植機

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