JPH0145536B2 - - Google Patents
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- JPH0145536B2 JPH0145536B2 JP10722682A JP10722682A JPH0145536B2 JP H0145536 B2 JPH0145536 B2 JP H0145536B2 JP 10722682 A JP10722682 A JP 10722682A JP 10722682 A JP10722682 A JP 10722682A JP H0145536 B2 JPH0145536 B2 JP H0145536B2
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- amount
- control device
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 173
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 239000008400 supply water Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Control For Baths (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱源から高温の温水を供給する給湯
装置における、給湯熱量制御装置に関するもので
ある。
装置における、給湯熱量制御装置に関するもので
ある。
従来この種の熱量制御装置は、第1図に示すよ
うに構成されている。すなわち、第1図において
1は熱源を示し、この熱源1は断熱材2により断
熱構成された貯湯タンク3と、この貯湯タンク3
に内設された熱交換器4から構成されている。ま
た熱交換器4には、コレクター5から熱媒送り管
6が循環ポンプ7を介して配管されると共に、返
り管8も配管されている。9はコントローラを示
し、コントローラ9へは、コレクター5に設けら
れた高温側センサー10と、貯湯タンク3の下側
に設けられた低温側センサー11の信号が入り、
循環ポンプ7を制御している。貯湯タンク3の上
部からは、給湯管12が、蛇口13を介して浴槽
14へ配管されている。この蛇口13の先端には
流量制御弁15が配設されており、この流量制御
弁15は、本体16と積算流量設定ダイヤル17
から構成されている。使用者が、この積算流量設
定ダイヤル17を給湯したい量に設定すると、本
体16内部の弁が開成状態に置かれる。この状態
で給湯が行なわれると、本体16内部の水車が回
転し、この回転がギヤーを介して前記積算流量設
定ダイヤル17を回動し、設定量の給湯が行なわ
れると、前記本体16内部の弁が閉成状態にな
り、給湯が停止される構造となつている。(図示
せず) 18は浴槽14への市水蛇口を示し、19は、
減圧弁20が配設された給水管であり、貯湯タン
ク3の下部に配管されている。
うに構成されている。すなわち、第1図において
1は熱源を示し、この熱源1は断熱材2により断
熱構成された貯湯タンク3と、この貯湯タンク3
に内設された熱交換器4から構成されている。ま
た熱交換器4には、コレクター5から熱媒送り管
6が循環ポンプ7を介して配管されると共に、返
り管8も配管されている。9はコントローラを示
し、コントローラ9へは、コレクター5に設けら
れた高温側センサー10と、貯湯タンク3の下側
に設けられた低温側センサー11の信号が入り、
循環ポンプ7を制御している。貯湯タンク3の上
部からは、給湯管12が、蛇口13を介して浴槽
14へ配管されている。この蛇口13の先端には
流量制御弁15が配設されており、この流量制御
弁15は、本体16と積算流量設定ダイヤル17
から構成されている。使用者が、この積算流量設
定ダイヤル17を給湯したい量に設定すると、本
体16内部の弁が開成状態に置かれる。この状態
で給湯が行なわれると、本体16内部の水車が回
転し、この回転がギヤーを介して前記積算流量設
定ダイヤル17を回動し、設定量の給湯が行なわ
れると、前記本体16内部の弁が閉成状態にな
り、給湯が停止される構造となつている。(図示
せず) 18は浴槽14への市水蛇口を示し、19は、
減圧弁20が配設された給水管であり、貯湯タン
ク3の下部に配管されている。
このように構成された従来例における動作を説
明すると、昼間は、太陽熱により、コレクター5
で集熱された熱は、熱交換器4を介して貯湯タン
ク3に蓄えられ、貯湯タンク3内は、一定の温度
(例えば65℃)に昇温されている。次に浴槽に給
湯する場合には、流量制御弁15の積算流量設定
ダイヤル17を、給湯したい量(例ば170)に
設定すると、本体16内の弁が開成状態となる。
次に蛇口13を開成すると浴槽14への給湯が開
始される。このように給湯が設定量まで行なわれ
ると、前記本体15内の弁が閉成状態となり給湯
が停止される。
明すると、昼間は、太陽熱により、コレクター5
で集熱された熱は、熱交換器4を介して貯湯タン
ク3に蓄えられ、貯湯タンク3内は、一定の温度
(例えば65℃)に昇温されている。次に浴槽に給
湯する場合には、流量制御弁15の積算流量設定
ダイヤル17を、給湯したい量(例ば170)に
設定すると、本体16内の弁が開成状態となる。
次に蛇口13を開成すると浴槽14への給湯が開
始される。このように給湯が設定量まで行なわれ
ると、前記本体15内の弁が閉成状態となり給湯
が停止される。
このような従来例においては、熱源1の貯湯タ
ンク3内の温水温度が、天候に左右されるため一
定温度の温水が得られない。従つて流量制御弁1
4で給湯量を(例ば170)設定して給湯した場
合、特に貯湯タンク3内の温度が高温(例ば65
℃)のときには、浴槽14内に65℃の温水が170
給湯される。このような状態では入浴は不可能
であるため、蛇口17を開成し、給水を行ない浴
槽14内を40℃前後にしなければならない。従つ
て、浴槽によつては、蛇口17を開成し給水した
際にオーバーフローしており、太陽熱で得たエネ
ルギを無駄に使用し、省エネに反したものであつ
た。また、他の従来例としては特開昭55−152328
号公報がある。これは温水機の出湯側に補給水管
を連結し、この補給水管の流出量を演算して浴槽
へ適切な温度の湯を供給するものである。しかし
ながらこの方式は前記流出量を演算する際に前記
温水機の燃焼量を用いる構成であり、システムと
しては熱源機が限定されると言う欠点を有してい
た。
ンク3内の温水温度が、天候に左右されるため一
定温度の温水が得られない。従つて流量制御弁1
4で給湯量を(例ば170)設定して給湯した場
合、特に貯湯タンク3内の温度が高温(例ば65
℃)のときには、浴槽14内に65℃の温水が170
給湯される。このような状態では入浴は不可能
であるため、蛇口17を開成し、給水を行ない浴
槽14内を40℃前後にしなければならない。従つ
て、浴槽によつては、蛇口17を開成し給水した
際にオーバーフローしており、太陽熱で得たエネ
ルギを無駄に使用し、省エネに反したものであつ
た。また、他の従来例としては特開昭55−152328
号公報がある。これは温水機の出湯側に補給水管
を連結し、この補給水管の流出量を演算して浴槽
へ適切な温度の湯を供給するものである。しかし
ながらこの方式は前記流出量を演算する際に前記
温水機の燃焼量を用いる構成であり、システムと
しては熱源機が限定されると言う欠点を有してい
た。
本発明は、このような従来の欠点を解消するも
ので、熱源側からの供給温度が高温であつても、
浴槽14には、入浴に適した温度と量の給湯が行
なわれる熱量制御方法を提供するものである。
ので、熱源側からの供給温度が高温であつても、
浴槽14には、入浴に適した温度と量の給湯が行
なわれる熱量制御方法を提供するものである。
給湯熱源からの流量を制御する湯量制御装置
と、市水からの流量を制御する水量制御装置と、
前記湯量制御装置および前記水量制御装置の下流
側に流体の流量及び温度を検出する流量検出器及
び温度検出器とを設け、前記両検出器の信号で熱
量を演算する熱量演算器と、この熱量演算器で演
算された熱量を積算する積算熱量演算器と、前記
流量検出器の信号で積算流量を演算する積算流量
演算器とから構成された給湯熱量検出装置と、給
湯温度を設定する温度設定器と、給湯量を設定す
る積算流量設定器と、前記両設定器の信号で熱量
を演算する熱量演算器とから構成された給湯熱量
設定装置とからなり、前記給湯熱量検出装置と前
記給湯熱量設定装置の信号偏差により前記湯量制
御装置を開閉制御すると共に、前記積算流量演算
器と積算流量設定器の信号偏差により前記湯量制
御装置及び前記水量制御装置を開閉制御するもの
である。
と、市水からの流量を制御する水量制御装置と、
前記湯量制御装置および前記水量制御装置の下流
側に流体の流量及び温度を検出する流量検出器及
び温度検出器とを設け、前記両検出器の信号で熱
量を演算する熱量演算器と、この熱量演算器で演
算された熱量を積算する積算熱量演算器と、前記
流量検出器の信号で積算流量を演算する積算流量
演算器とから構成された給湯熱量検出装置と、給
湯温度を設定する温度設定器と、給湯量を設定す
る積算流量設定器と、前記両設定器の信号で熱量
を演算する熱量演算器とから構成された給湯熱量
設定装置とからなり、前記給湯熱量検出装置と前
記給湯熱量設定装置の信号偏差により前記湯量制
御装置を開閉制御すると共に、前記積算流量演算
器と積算流量設定器の信号偏差により前記湯量制
御装置及び前記水量制御装置を開閉制御するもの
である。
この構成により、高温流体が給湯された場合で
あつても、温度設定器と積算流量演算器の設定値
から演算された熱量に、給湯量が達した時、給湯
量が少ない状態で高温流体の供給を停止し、次い
で、前記積算流量設定器の設定値まで市水を給水
するため、浴槽等には、実使用に適した、温度と
量の給湯が行なわれるものである。
あつても、温度設定器と積算流量演算器の設定値
から演算された熱量に、給湯量が達した時、給湯
量が少ない状態で高温流体の供給を停止し、次い
で、前記積算流量設定器の設定値まで市水を給水
するため、浴槽等には、実使用に適した、温度と
量の給湯が行なわれるものである。
次に本発明の実施例について第2図〜第4図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
すなわち、第2図において101は熱源を示
し、この熱源101は断熱材102により断熱構
成された貯湯タンク103と、該貯湯タンク10
3に内設された熱交換器104から構成されてい
る。また熱交換器104には、コレクター105
から熱媒送り管106が循環ポンプ107を介し
て配管されると共に、返り管108も配管されて
いる。109はコントローラを示し、該コントロ
ーラ109へは、コレクター105に設けられた
高温側センサー110と、貯湯タンク103の下
側に設けられた低温側センサー111の信号が入
り、循環ポンプ107を制御している。貯湯タン
ク103の上部からは、給湯管112が熱量制御
装置113を介して浴槽114へ配管されてい
る。115は市水管であり、116は減圧弁11
7が配設された給水管であり、貯湯タンク103
の下部に配管されている。
し、この熱源101は断熱材102により断熱構
成された貯湯タンク103と、該貯湯タンク10
3に内設された熱交換器104から構成されてい
る。また熱交換器104には、コレクター105
から熱媒送り管106が循環ポンプ107を介し
て配管されると共に、返り管108も配管されて
いる。109はコントローラを示し、該コントロ
ーラ109へは、コレクター105に設けられた
高温側センサー110と、貯湯タンク103の下
側に設けられた低温側センサー111の信号が入
り、循環ポンプ107を制御している。貯湯タン
ク103の上部からは、給湯管112が熱量制御
装置113を介して浴槽114へ配管されてい
る。115は市水管であり、116は減圧弁11
7が配設された給水管であり、貯湯タンク103
の下部に配管されている。
第3図は熱量制御装置113の一実施例におけ
る断面構成図であるが、118は給湯管112と
の接続口、119は市水管115との接続口、1
20は給湯の出口を示す。接続口118側には温
水の流量制御装置である湯量制御装置121が設
けられており、その構成は弁駆動器であるギヤー
ドモータ122が、シール用Oリング123を介
して、湯量制御弁124に連結されている。
る断面構成図であるが、118は給湯管112と
の接続口、119は市水管115との接続口、1
20は給湯の出口を示す。接続口118側には温
水の流量制御装置である湯量制御装置121が設
けられており、その構成は弁駆動器であるギヤー
ドモータ122が、シール用Oリング123を介
して、湯量制御弁124に連結されている。
一方接続口119側には市水の流量制御装置で
ある水量制御装置125が設けられており、その
構成は弁駆動器であるギヤードモータ126が、
シール用Oリング127を介して、水量制御弁1
28に連結されている。なお湯量制御弁124と
水量制御弁128の下流は、1つの流路129が
構成されており、この流路129には流量検出器
130が設けられている。この流量検出器130
は、流路129内に挿入され、上部に永久磁石1
31が固定された水車132が、軸133を中心
に回転する構成である。134は磁気抵抗素子で
あり、大気側に取り付けられて流路129内で回
転する永久磁石131の回転を検出する働きをす
る。前記流量検出器130の下流には温度検出器
135が設けられている。136は操作パネルで
あり、この操作パネル136には、給湯温度を設
定する温度設定器137や給湯量を設定する積算
流量設定器138が設けられている。
ある水量制御装置125が設けられており、その
構成は弁駆動器であるギヤードモータ126が、
シール用Oリング127を介して、水量制御弁1
28に連結されている。なお湯量制御弁124と
水量制御弁128の下流は、1つの流路129が
構成されており、この流路129には流量検出器
130が設けられている。この流量検出器130
は、流路129内に挿入され、上部に永久磁石1
31が固定された水車132が、軸133を中心
に回転する構成である。134は磁気抵抗素子で
あり、大気側に取り付けられて流路129内で回
転する永久磁石131の回転を検出する働きをす
る。前記流量検出器130の下流には温度検出器
135が設けられている。136は操作パネルで
あり、この操作パネル136には、給湯温度を設
定する温度設定器137や給湯量を設定する積算
流量設定器138が設けられている。
139は制御ボツクスであり、140は電気信
号線を示す。
号線を示す。
第4図は、本発明の一実施例におけるブロツク
線図を示したものであるが、熱量制御装置113
は、温水の流量制御装置である湯量制御装置12
1と、市水の流量制御装置である水量制御装置1
25と、給湯熱量検出装置141と、給湯熱量設
定装置142で構成されている。
線図を示したものであるが、熱量制御装置113
は、温水の流量制御装置である湯量制御装置12
1と、市水の流量制御装置である水量制御装置1
25と、給湯熱量検出装置141と、給湯熱量設
定装置142で構成されている。
前記給湯熱量検出装置141は、流量検出器1
30の信号から積算流量を演算する積算流量演算
器143と前記流量検出器130と温度検出器1
35の信号により熱量を求める熱量演算器144
と、この熱量演算器144で求められた熱量を積
算する積算熱量演算器145から構成されてい
る。
30の信号から積算流量を演算する積算流量演算
器143と前記流量検出器130と温度検出器1
35の信号により熱量を求める熱量演算器144
と、この熱量演算器144で求められた熱量を積
算する積算熱量演算器145から構成されてい
る。
また給湯熱量設定装置142は、温度設定器1
37や積算流量設定器138と、これら両設定器
の信号から熱量を演算する熱量演算器146から
構成されている。
37や積算流量設定器138と、これら両設定器
の信号から熱量を演算する熱量演算器146から
構成されている。
前記給湯熱量検出装置141と、給湯熱量設定
装置142の信号は比較され、その偏差によりギ
ヤードモータ122を介して湯量制御弁124が
制御されている。また積算流量設定器138と積
算流量演算器143の信号も比較され、その偏差
によりギヤードモータ122及び126を介して
湯量制御弁124及び水量制御弁128が制御さ
れるように構成されている。
装置142の信号は比較され、その偏差によりギ
ヤードモータ122を介して湯量制御弁124が
制御されている。また積算流量設定器138と積
算流量演算器143の信号も比較され、その偏差
によりギヤードモータ122及び126を介して
湯量制御弁124及び水量制御弁128が制御さ
れるように構成されている。
次に上記構成における動作を第2図〜第4図に
より説明すると、昼間、太陽熱によりコレクター
105で集熱された熱は、熱交換器104を介し
て貯湯タンク103に蓄えられ、貯湯タンク10
3には一定の温度(例ば65℃)で昇温されてい
る。
より説明すると、昼間、太陽熱によりコレクター
105で集熱された熱は、熱交換器104を介し
て貯湯タンク103に蓄えられ、貯湯タンク10
3には一定の温度(例ば65℃)で昇温されてい
る。
浴槽114に給湯する場合には操作パネル13
6の温度設定器137と積算流量設定器138を
給湯したい条件(例ば40℃で170給湯)に設定
する。このように条件が与えられると、給湯量は
6800kcalであることを給湯熱量設定装置142内
の熱量演算器146で求められている。条件設定
が行なわれた後、給湯が開始される。給湯中は、
水量制御弁128は閉成状態にあり、湯量制御弁
124は開成状態にあり、先ず湯量制御弁124
を通つて給湯が行なわれる。このとき熱量制御装
置113の流路129内を流れる温水の流量と温
度は、流量検出器130と温度検出器135によ
り検出され、これらの検出信号により、積算熱量
が給湯熱量検出装置141の積算熱量演算器14
5で求められている。
6の温度設定器137と積算流量設定器138を
給湯したい条件(例ば40℃で170給湯)に設定
する。このように条件が与えられると、給湯量は
6800kcalであることを給湯熱量設定装置142内
の熱量演算器146で求められている。条件設定
が行なわれた後、給湯が開始される。給湯中は、
水量制御弁128は閉成状態にあり、湯量制御弁
124は開成状態にあり、先ず湯量制御弁124
を通つて給湯が行なわれる。このとき熱量制御装
置113の流路129内を流れる温水の流量と温
度は、流量検出器130と温度検出器135によ
り検出され、これらの検出信号により、積算熱量
が給湯熱量検出装置141の積算熱量演算器14
5で求められている。
これら給湯熱量設定装置142の演算結果と、
給湯熱量検出装置141の演算結果は常時比較さ
れているため、給湯量が6800kcal、すなわち、65
℃が105給湯されるとギヤードモータ122が
動作し、湯量制御弁124を閉成状態にして給湯
を停止する。しかしこのとき、積算流量設定器1
38の170の値と、積算流量演算器143の値
150は比較されており、その値が異なるため、
今度はギヤードモータ126が作動し、水量制御
弁128を開成状態にして浴槽114への給水が
行なわれる。その結果、給水量が65に達する
と、積算流量設定器138と積算流量演算器14
3の偏差がなくなり、水量制御弁128は閉成状
態となり、給水は停止され、浴槽114内には、
ほぼ設定条件に近い温度と量の温水が供給されて
いる。
給湯熱量検出装置141の演算結果は常時比較さ
れているため、給湯量が6800kcal、すなわち、65
℃が105給湯されるとギヤードモータ122が
動作し、湯量制御弁124を閉成状態にして給湯
を停止する。しかしこのとき、積算流量設定器1
38の170の値と、積算流量演算器143の値
150は比較されており、その値が異なるため、
今度はギヤードモータ126が作動し、水量制御
弁128を開成状態にして浴槽114への給水が
行なわれる。その結果、給水量が65に達する
と、積算流量設定器138と積算流量演算器14
3の偏差がなくなり、水量制御弁128は閉成状
態となり、給水は停止され、浴槽114内には、
ほぼ設定条件に近い温度と量の温水が供給されて
いる。
次に貯湯タンク103の温度が低い場合(例ば
30℃)について説明する。今、操作パネル136
の温度設定器137と積算流量設定器138を40
℃で170の給湯条件に設定した場合、前述と同
様に、給湯熱量設定装置142の演算結果と給湯
熱量検出装置141の演算結果は常時比較されて
いるが、30℃で6800kcalの熱量分を給湯するに
は、226の給湯量となるが、本発明においては、
積算流量設定器138の値と積算流量演算器14
3の値を常時比較しているため、給湯量が170
に達すると、ギヤードモータ122を作動して、
湯量制御弁124を閉成状態にし、給湯が完了さ
れる。この場合には、浴槽114の風呂釜(図示
せず)等により追いだきが行なわれる。このよう
に本実施例では、給湯温度が低い場合であつて
も、給湯量で制御するため、浴槽114からのオ
ーバーフローが防止できる効果を有している。
30℃)について説明する。今、操作パネル136
の温度設定器137と積算流量設定器138を40
℃で170の給湯条件に設定した場合、前述と同
様に、給湯熱量設定装置142の演算結果と給湯
熱量検出装置141の演算結果は常時比較されて
いるが、30℃で6800kcalの熱量分を給湯するに
は、226の給湯量となるが、本発明においては、
積算流量設定器138の値と積算流量演算器14
3の値を常時比較しているため、給湯量が170
に達すると、ギヤードモータ122を作動して、
湯量制御弁124を閉成状態にし、給湯が完了さ
れる。この場合には、浴槽114の風呂釜(図示
せず)等により追いだきが行なわれる。このよう
に本実施例では、給湯温度が低い場合であつて
も、給湯量で制御するため、浴槽114からのオ
ーバーフローが防止できる効果を有している。
以上の説明から明らかなように、本発明の熱量
制御装置は、給湯熱源からの流量を制御する湯量
制御装置と、市水からの流量を制御する水量制御
装置と、前記湯量制御装置および前記水量制御装
置の下流側に流体の流量及び温度を検出する流量
検出器及び温度検出器とを設け、前記両検出器の
信号で熱量を演算する熱量演算器と、この熱量演
算器で演算された熱量を積算する積算熱量演算器
と、前記流量検出器の信号で積算流量を演算する
積算流量演算器とから構成された給湯熱量検出装
置と、給湯温度を設定する温度検出器と、給湯量
を設定する積算流量設定器と、前記両設定器の信
号で熱量を演算する熱量演算器とから構成された
給湯熱量設定装置とからなり、前記給湯熱量検出
装置と前記給湯熱量設定装置の信号偏差により前
記湯量制御装置を開閉制御すると共に、前記積算
流量演算器と積算流量設定器の信号偏差により前
記湯量制御装置及び前記水量制御装置を開閉制御
することにより、次の効果を有する。
制御装置は、給湯熱源からの流量を制御する湯量
制御装置と、市水からの流量を制御する水量制御
装置と、前記湯量制御装置および前記水量制御装
置の下流側に流体の流量及び温度を検出する流量
検出器及び温度検出器とを設け、前記両検出器の
信号で熱量を演算する熱量演算器と、この熱量演
算器で演算された熱量を積算する積算熱量演算器
と、前記流量検出器の信号で積算流量を演算する
積算流量演算器とから構成された給湯熱量検出装
置と、給湯温度を設定する温度検出器と、給湯量
を設定する積算流量設定器と、前記両設定器の信
号で熱量を演算する熱量演算器とから構成された
給湯熱量設定装置とからなり、前記給湯熱量検出
装置と前記給湯熱量設定装置の信号偏差により前
記湯量制御装置を開閉制御すると共に、前記積算
流量演算器と積算流量設定器の信号偏差により前
記湯量制御装置及び前記水量制御装置を開閉制御
することにより、次の効果を有する。
(1) 熱源機の機器や出湯温度に関係なくあらかじ
め設定された温度と給湯量から求めた熱量まで
温水を自動的に給湯することが可能である。
め設定された温度と給湯量から求めた熱量まで
温水を自動的に給湯することが可能である。
(2) 給湯する温水の温度が低い時には、設定流量
の偏差信号で湯量制御装置を駆動し、温水温度
の高い時には設定した温度と給湯量から求めた
熱量の偏差信号で湯量制御弁を駆動し、その後
設定流量まで水量制御装置を駆動して設定流量
まで給水する等が可能であり、浴槽内にほぼ設
定通りの給湯が可能となる。
の偏差信号で湯量制御装置を駆動し、温水温度
の高い時には設定した温度と給湯量から求めた
熱量の偏差信号で湯量制御弁を駆動し、その後
設定流量まで水量制御装置を駆動して設定流量
まで給水する等が可能であり、浴槽内にほぼ設
定通りの給湯が可能となる。
第1図は従来の熱量制御装置を示すシステム
図、第2図は本発明の熱量制御装置の一実施例を
示すシステム図、第3図は上記熱量制御装置の一
構成例を示す断面図、第4図は上記熱量制御装置
の制御を示すブロツク図である。 121……温水の流量制御装置(湯量制御装
置)、125……市水の流量制御装置(水量制御
装置)、130……流量検出器、135……温度
検出器、137……温度設定器、138……積算
流量設定器、141……給湯熱量検出装置、14
2……給湯熱量設定装置、143……積算流量演
算器、144……熱量演算器、145……積算熱
量演算器、146……熱量演算器。
図、第2図は本発明の熱量制御装置の一実施例を
示すシステム図、第3図は上記熱量制御装置の一
構成例を示す断面図、第4図は上記熱量制御装置
の制御を示すブロツク図である。 121……温水の流量制御装置(湯量制御装
置)、125……市水の流量制御装置(水量制御
装置)、130……流量検出器、135……温度
検出器、137……温度設定器、138……積算
流量設定器、141……給湯熱量検出装置、14
2……給湯熱量設定装置、143……積算流量演
算器、144……熱量演算器、145……積算熱
量演算器、146……熱量演算器。
Claims (1)
- 1 給湯熱源からの流量を制御する湯量制御装置
と、市水からの流量を制御する水量制御装置と、
前記湯量制御装置および前記水量制御装置の下流
側に流体の流量及び温度を検出する流量検出器及
び温度検出器とを設け、かつ前記両検出器の信号
で熱量を演算する熱量演算器と、この熱量演算器
で演算された熱量を積算する積算熱量演算器と、
前記流量検出器の信号で積算流量を演算する積算
流量演算器とから構成された給湯熱量検出装置
と、給湯温度を設定する温度設定器と、給湯量を
設定する積算流量設定器と、前記両設定器の信号
で熱量を演算する熱量演算器とから構成された給
湯熱量設定装置とからなり、前記給湯熱量検出装
置と前記給湯熱量設定装置の信号偏差により前記
湯量制御装置を開閉制御すると共に、前記積算流
量演算器と積算流量設定器の信号偏差により前記
湯量制御装置及び前記水量制御装置を開閉制御す
る熱量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57107226A JPS58224254A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 熱量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57107226A JPS58224254A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 熱量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58224254A JPS58224254A (ja) | 1983-12-26 |
JPH0145536B2 true JPH0145536B2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=14453682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57107226A Granted JPS58224254A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 熱量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58224254A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190242A (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 給湯機 |
-
1982
- 1982-06-21 JP JP57107226A patent/JPS58224254A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58224254A (ja) | 1983-12-26 |
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