JP3001961B2 - 追焚循環回路の流量検出方法、流量制御方法、及び流量検出装置 - Google Patents

追焚循環回路の流量検出方法、流量制御方法、及び流量検出装置

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、風呂釜における追焚循環回路の流量検出方
法、流量制御方法、並びに流量検出装置に関する。
[従来の技術] 実開平2−41053号公報には、第7図に示すように、
浴槽1の湯を強制循環させるポンプ2及び熱交換器3を
備えた追焚循環回路に、流量センサ4を装備し、この流
量センサ4で直接検出した循環流量に基づいてポンプ2
の能力を制限する技術が開示されている。制御する理由
は、通常ポンプ2の能力は大きめに設定されており、能
力一杯で運転すると循環回路中の流速が大きくなり過ぎ
て管路の曲がり部、継手部、管径の変化する下流側など
に腐食を生じるおそれがあるからである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のように追焚循環回路に流量センサを
装備すると、ゴミ詰まりにより流量センサが正しく作動
しなくなるおそれがある。
そこで、本発明は追焚循環回路に流量センサを設けず
に、循環流量を知ることのできる流量検出方法と、その
検出結果に応じて循環流量を制御する方法と、流量を検
出する装置とを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1の発明に係る追焚循環回路の流量制御方法
は、ポンプにより、浴槽の湯を熱量が加えられる追焚熱
交換器を経由して循環させ、追焚熱交換器を通過する前
後の湯水の温度差を検出し、その検出した温度差によ
り、ポンプによる循環流量を検出し、この検出循環流量
が目標流量となるよう、ポンプへの印加電圧を制御する
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の追焚循環回路の流量制
御方法において、給水管からの水を、時間当たり一定の
熱量が加えられる追焚熱交換器を通して浴槽に供給し、
その際、流量を変化させながら、追焚熱交換器を通過す
る前後の湯水の温度差を検出して、流量と温度差の関係
を示すデータを求める第1の工程と、浴槽の湯をポンプ
により上記追焚熱交換器を経由して循環させ、上記と同
一条件で運転される追焚熱交換器を通過する前後の湯水
の温度差を検出し、その検出した温度差と上記第1の工
程で求めたデータとにより、ポンプによる循環流量を求
める第2の工程と、を含むことを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項2の追焚循環回路の
流量制御方法において、さらに、上記循環流量の目標値
として許容最大流量を設定し、上記検出循環流量がこの
許容最大流量に達した時のポンプ印加電圧を記憶し、以
後、この印加電圧でポンプを駆動することを特徴とす
る。
また、請求項4の発明に係る流量検出装置は、第1図
に示すように、 (a)追焚循環回路中に設けられ浴槽の湯を追焚熱交換
器を経由して循環させるポンプ51と、 (b)上記追焚熱交換器を加熱する追焚加熱装置52と、 (c)追焚循環回路と給水管とを連通及び遮断する流量
可変の給水弁53と、 (d)閉位置に操作された際給水管からの水をすべて上
記追焚熱交換器を通して浴槽に流れるよう制御する開閉
弁54と、 (e)上記追焚熱交換器を通過する前後の湯水の温度差
を検出する手段55と、 (f)上記給水管に装備された流量検出手段56と、 (g)上記給水弁53を開きかつ開閉弁54を閉じ、その際
上記追焚加熱装置52の加熱量を一定に管理するととも
に、上記給水弁53の開度を調節して給水流量を変化させ
る湯張り制御部57と、 (h)この湯張り制御部57による制御動作中に上記流量
検出手段56の検出値と上記温度差検出手段55の検出値と
を読み取り、両者の関係をマップとして記憶するマップ
作成手段58と、 (i)上記給水弁53を閉じかつ上記開閉弁54を開いてポ
ンプ51を駆動し、その際追焚加熱装置52の加熱量を上記
と同様の一定状態に管理する追焚制御部59と、 (j)この追焚制御部59による制御動作中に上記温度差
検出手段55の検出値を読み取り、その検出値と上記マッ
プ作成手段58に記憶されたデータとから、循環流量を算
出する流量演算手段60と、 を具備し、上記追焚制御部では、算出された循環流量が
目標流量になるようポンプへの印加電圧を制御すること
を特徴としている。
[作用] 請求項1の発明では、追焚熱交換器に加える熱量が時
間当たり一定であると、熱交換器を通過する湯水の流量
と、熱交換器の前後の湯水の温度差(上昇温度)との間
には一定の関係が成立する。したがって、温度差が分か
れば、その値に基づいてそのときの流量を推定すること
ができる。こうすることにより、追焚循環回路に流量セ
ンサを設けなくても循環流量を知ることができる。そし
て、この検出循環流量が目標流量となるように、ポンプ
印加電圧を正確に制御することができる。
請求項2,4の発明では、浴槽への湯張り時に流量を変
化させながら、流量と温度差の関係を求めておく。そし
て、ポンプを駆動して追焚循環させているときの熱交換
器前後の温度差を検出することにより、そのときの循環
流量を推定する。このように、湯張り時に実際に検出さ
れた温度差−流量のデータに基づいて、追い焚き循環時
に、検出温度差から正確に循環流量を知ることができ
る。
請求項3の発明では、目標流量として最大許容流量を
設定し、循環流量がこの最大許容流量になるようにポン
プ印加電圧を制御することにより、配管腐食を防止しな
がら、最大限の循環流量を確保することができる。
[実施例] 以下、本発明の追焚循環回路の流量検出装置を、全自
動風呂釜に適用した実施例について、第2図〜第6図を
参照しながら説明する。なお、本発明の流量検出方法及
び流量制御方法は、この装置の制御動作の中で実施され
ることになる。
第2図は同風呂釜の概略構成を示し、図中1は浴槽、
2はポンプ、3は追焚熱交換器である。ポンプ2を中心
に述べると、浴槽1に設けられた一方の循環口1aは戻り
管5を介してポンプ2の吸入側に接続され、浴槽1の他
方の循環口1bは往管6を介してポンプ2の吐出側に接続
されている。
そして、往管6の途中に追焚熱交換器3が挿入され、
これにより浴槽1の湯を追焚熱交換器3を経由して循環
させる追焚循環回路Jが構成されている。また、同熱交
換器3とポンプ2との間には、熱交換器3側から順に流
水センサ7と、追焚戻り弁(開閉弁)8が挿入され、流
水センサ7と追焚戻り弁8との間の往管6に、給水管9
の先端が接続されている。流水センサ7は、熱交換器3
に水が流通しているか否かを検出するものである。ま
た、追焚戻り弁8は、閉位置のときに、給水管9からの
水がすべて熱交換器3を通して浴槽1に流れるように制
御するものである。
また、熱交換器3の入口と出口にはそれぞれ入側温度
センサ10と出側温度センサ11とが設けられ、給水管9に
は流量可変の給水弁12と流量センサ13とが設けられてい
る。なお、給水弁12と戻り弁8は電磁弁で構成されてい
る。また追焚熱交換器3には、加熱用バーナよりなる燃
焼装置14が付設されている。
次に制御系について述べる。第3図に示すように、制
御装置20には、流量センサ13、流水センサ7、入側温度
センサ10、出側温度センサ11の各検出信号が入力される
と共に、リモートコントロール装置21の自動スイッチ2
2、温度設定器23、水量設定器24からの各操作信号が入
力されている。そして、制御装置20は、これらの入力信
号に基づいて、燃焼装置14、ポンプ2、追焚戻り弁8、
給水弁12を動作制御する。
この制御装置20は、マイクロコンピュータを中心にし
て構成されたもので、その他に入出力装置、A/Dコンバ
ータ、マルチプレクサ、並びに燃焼装置14、ポンプ2、
追焚戻り弁8、給水弁12の駆動回路等を含んでいる。
そして、この制御装置12においては、マイクロコンピ
ュータが第4図に示す手順で処理を実行することを特徴
としている。以下、第4図のフローチャートを見ながら
制御装置20による自動運転の内容を説明する。
電源を投入すると、マイクロコンピュータは初期設定
を行い待機の姿勢になる。この状態から、リモートコン
トロール装置21により湯張り温度と湯張り水量(水位)
を設定し、自動スイッチ22をONする。そうすると、マイ
クロコンピュータは第4図の流れに従って処理を進め
る。
まず、最初のステップ101で追焚戻り弁8を閉じて、
次のステップ102で給水弁12を開く。このとき給水弁12
の開度θは、予め決めておいた初期値θ(燃焼装置14
が作動する程度以上であれば、そう小さくなくてもよ
い)に設定する。そうすると、給水管9からの水がすべ
て追焚熱交換器3を通して浴槽1に流れる。
そして、追焚熱交換器3に所定量以上の水が流れる
と、流水センサ7がそれを検出し、その検出信号に基づ
いて燃焼装置14が点火し、燃焼を開始する(ステップ10
3)。このとき、バーナのガス供給弁の開度を一定にし
て、時間当たりの加熱量を一定に制御する。
そして、追焚熱交換器3を通過する湯水の流量及び同
熱交換器3による温度上昇量が安定するまでの所定の時
間を待って(ステップ104)、流量センサ13により流量
Qを検出する(ステップ105)とともに、温度センサ1
0、11により追焚熱交換器3を通過する前と後の湯水の
温度差(T−T′)を検出する(ステップ106)。
次いで、今検出した流量Qと温度差(T−T′)を記
憶する。記憶の仕方としては、例えば温度差(T−
T′)のデジタル変換値をアドレスとして、RAMの内容
に流量Qのデジタル変換値を記憶する。
検出流量Qが予め設定した最大流量QMAX(後述する許
容最大流量QKよりもいくらか大きい値とするのが好まし
い)より小さいうちは、ステップ108の判断がNOとな
り、給水弁12の開度θをΔθずつ徐々に大きくしていっ
て(ステップ109)、ステップ104〜107の処理を繰り返
す。これにより記憶装置には、流量の変化に応じて、流
量と温度差の関係を示すデータが順次蓄積されていき、
マップが作成される。
この収集したデータは第6図に示すようになる。すな
わち、流量Qが大きくなればなるほど温度差(T−
T′)が小さくなり、流量と温度差の関係は比例の関係
となる。そして、検出流量Qが予め決めておいた最大流
量QMAX以上になったら、ステップ108の判断がYESになっ
て、上記のデータ収集記憶作業を終了する。
次に、ステップ110に進み、設定水量まで給湯した
ら、同ステップ110の判断がYESになって、燃焼を停止し
(ステップ111)、給水弁12を閉じる(ステップ112)。
この段階までは湯張り制御であり、この湯張り終了の時
点では、浴槽湯温が設定温度よりも低くなっている。言
い換えると、そうなるようにバーナの発生熱量が管理さ
れている。次いで追焚制御に移る。
給水弁12を閉じた後は、ステップ113に進み追焚戻り
弁8を開く。そして、ポンプ2をONし(ステップ11
4)、浴槽1の湯を追焚循環回路内で強制循環させる。
このときポンプ2への最初の印加電圧Vは、予め決めて
おいた初期値V0(比較的小さい値)に設定する。循環回
路内を浴槽の湯が循環すると、流水センサ7がそれを検
出しその検出信号に基づいて燃焼装置14が作動を開始す
る(ステップ115)。このときの発生熱量は、上記の湯
張りの時と全く同じくなるように制御する。
そして、次にステップ116で追焚熱交換器3の前後の
温度差(T−T′)を検出し、ステップ117で今検出し
た温度差(T−T′)のデータと、先に記憶した温度差
と流量の関係を示すデータとから、現在の循環流量QE
演算する。具体的には、例えば、温度差と流量の関係の
マップを記憶したRAMのアドレス入力に、温度差(T−
T′)を与えることにより、流量QEのデータの出力を得
る。
次に、ステップ118にて演算流量QEが許容最大流量QK
以上かどうかを判定する。ここで、許容最大流量QKにつ
いて述べる。従来の技術のところで述べたように、循環
回路内の流速が大きくなり過ぎると、管路の所所に腐食
が発生するおそれがある。そこで、腐食のおそれのない
最大の流速と管路の最小径部断面積とから、腐食のおそ
れのない最大流量を求める。そしてこれを予め許容最大
流量QKと定義しておく。
演算流量QEが許容最大流量QKに達するまでは、徐々に
ポンプ2の印加電圧VをΔVずつ上げて行く(ステップ
119)。そして、その都度、追焚熱交換器3の前後の温
度差(T−T′)を検出し、循環流量QEを演算する。演
算流量QEが許容最大流量QKに達したら、ステップ118の
判断がYESとなって、ポンプ2の電圧をそのままにし
て、ステップ120に進む。
このステップ120では、今のポンプ電圧Vを、VDMAX
して記憶する。循環流量は、据え付け条件が変わらなけ
れば、つまり同じ風呂釜でほぼ同様の水位で追焚循環を
するのならば、ポンプ電圧にほぼ比例する。したがっ
て、許容最大流量を得るポンプ電圧を記憶しておくこと
により、次回の自動運転からはポンプ電圧をVDMAXに設
定しさえすれば、許容最大流量で湯を循環させることが
できるようになる。そこで、このステップ120にて、V
DMAXを記憶しておく。なお、このステップ120は、次回
からの処理の仕方によっては省略してもよい。
そして、許容最大流量QKで浴槽1の湯を循環させなが
ら追焚を継続し、検出湯温T′が設定温度T0になった
ら、ステップ121の判断がYESとなって、ステップ122に
進む。そして、燃焼装置14による燃焼を停止し、ポンプ
2をOFFし(ステップ123)、追焚戻り弁8を閉じて(ス
テップ124)、今回の処理を終了する。
次回の自動運転も、上記と同様の処理の進め方で行っ
てよい。しかし、第5図に示すように行ってもよい。こ
の第5図は、1回目の処理でVDMAXを記憶している場合
の2回目以降の処理の流れを示す。
この場合、自動スイッチをONすると、最初のステップ
201にて追焚戻り弁8を閉じ、次のステップ202で給水弁
12を開く。このときの給水弁12の開度は、流量Qが許容
最大流量QK以下となる値であれば、任意に固定してよ
い。そして、水が追焚熱交換器3に流れると、流水スイ
ッチ7がそれを検知して燃焼を開始する(スイッチ20
3)。このときは、出湯温度すなち出側温度センサ11の
検出値Tが、リモートコントロール装置21で設定した設
定温度T0と等しくなるように燃焼装置14の制御を行い、
温度T0の湯を浴槽1に対して供給する。
そして、設定水量になったら、ステップ204の判断がY
ESとなって、燃焼を停止し(ステップ205)、給水弁12
を閉じる(ステップ206)。これで、湯張りが終了した
ことになる。ついで、浴槽1の湯温を確認するため、追
焚戻り弁8を開き(ステップ207)、ポンプ2をONして
(ステップ208)、追焚循環回路内に浴槽1の湯を強制
循環させ、その状態で浴槽1の湯温を検出する(ステッ
プ209)。つまり、入側温度センサ10の検出値T′を読
み取る。
この強制循環の際、ポンプ2への印加電圧Vは、先に
記憶したVDMAXとする。こうすることにより、腐食を生
じない範囲でポンプ能力を最大に利用した強制循環を行
うことができる。
浴槽湯温T′を検出した結果、湯温T′が設定温度T0
に達していない場合は、ステップ210の判断がYESにな
り、ステップ211、212に進んで、湯温T′が設定温度T0
になるまで追焚燃焼を行う。そして、設定温度になった
ら、燃焼を停止し(ステップ213)、ポンプ2をOFFし、
追焚戻り弁8を閉じて処理を終了する。
また、湯張り時点で湯温T′が設定温度T0に達してい
たら、ステップ210の判断がNOとなり、そのまま追焚は
行わずにステップ214に進んでポンプ2をOFFし、追焚戻
り弁8を閉じて処理を終了する。
このように、一旦、許容最大流量QKを得るポンプ電圧
VDMAXを知れば、次回からポンプ印加電圧をその電圧V
DMAXに設定することで、自動的に循環流量を許容最大流
量に制御することができる。したがって、腐食のおそれ
のない範囲で、ポンプ能力を最大限生かした状態での自
動運転が簡単に実現されることになる。
なお、制御動作については、上記の実施例に限定され
るものでは勿論ない。
また、上記実施例では給水弁12と流量センサ13を別個
に設けているが、給水弁として、設定流量通りに精度良
く流量を制御できるものを用いた場合、設定流量をその
まま検出流量(実際の流量)として取り扱うこともでき
る。したがって、その場合は流量検出手段を別個に設け
る必要がなく、制御上は単に設定流量信号をそのまま検
出流量信号として取り扱えばよい。
また、上記実施例においては、加熱装置としてガス式
の燃焼装置を示したが、石油式の燃焼装置や電気式の加
熱装置を用いても勿論よい。
[発明の効果] 請求項1の発明では、追焚循環回路に流量センサを設
けなくても循環流量を知ることができ、ひいては、この
検出循環流量が目標流量となるように、ポンプ印加電圧
を正確に制御することができる。
請求項2,4の発明では、湯張り時に実際に検出された
温度差−流量のデータに基づいて、追い焚き循環時に、
検出温度差から正確に循環流量を知ることができる。
請求項3の発明では、配管腐食を防止しながら、最大
限の循環流量を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る流量検出装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図〜第6図は本発明の一実施例の説明図で、
第2図は本発明を適用した風呂釜の構成を示す配管系統
図、第3図は同風呂釜の制御系統図、第4図は同風呂釜
の自動運転の内容を示すフローチャート、第5図は2回
目以降の自動運転の内容を示すフローチャート、第6図
は同風呂釜の循環流量を知るためのデータを示す図、第
7図は従来の風呂釜の構成図である。 1……浴槽、2,51……ポンプ、3……追焚熱交換器、7
……流水センサ、8……追焚戻り弁(開閉弁)、9……
給水管、10……入側温度センサ、11……出側温度セン
サ、12,53……給水弁、13……流量センサ(流量検出手
段)、14……燃焼装置(追焚加熱装置)、20……制御装
置、52……追焚加熱装置、54……開閉弁、55……温度差
検出手段、56……流量検出手段、57……湯張り制御部、
58……マップ作成手段、59……追焚制御部、60……流量
演算手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプにより、浴槽の湯を熱量が加えられ
    る追焚熱交換器を経由して循環させ、追焚熱交換器を通
    過する前後の湯水の温度差を検出し、その検出した温度
    差により、ポンプによる循環流量を検出し、この検出循
    環流量が目標流量となるよう、ポンプへの印加電圧を制
    御することを特徴とする追焚循環回路の流量制御方法。
  2. 【請求項2】給水管からの水を、時間当たり一定の熱量
    が加えられる追焚熱交換器を通して浴槽に供給し、その
    際、流量を変化させながら、追焚熱交換器を通過する前
    後の湯水の温度差を検出して、流量と温度差の関係を示
    すデータを求める第1の工程と、 浴槽の湯をポンプにより上記追焚熱交換器を経由して循
    環させ、上記と同一条件で運転される追焚熱交換器を通
    過する前後の湯水の温度差を検出し、その検出した温度
    差と上記第1の工程で求めたデータとにより、ポンプに
    よる循環流量を求める第2の工程と、 を含む請求項1に記載の追焚循環回路の流量制御方法。
  3. 【請求項3】さらに、上記循環流量の目標値として許容
    最大流量を設定し、上記検出循環流量がこの許容最大流
    量に達した時のポンプ印加電圧を記憶し、以後、この印
    加電圧でポンプを駆動することを特徴とする請求項2に
    記載の流量制御方法。
  4. 【請求項4】(a)追焚循環回路中に設けられ浴槽の湯
    を追焚熱交換器を経由して循環させるポンプと、 (b)上記追焚熱交換器を加熱する追焚加熱装置と、 (c)追焚循環回路と給水管とを連通及び遮断する流量
    可変の給水弁と、 (d)閉位置に操作された際給水管からの水をすべて上
    記追焚熱交換器を通して浴槽に流れるよう制御する開閉
    弁と、 (e)上記追焚熱交換器を通過する前後の湯水の温度差
    を検出する手段と、 (f)上記給水管に装備された流量検出手段と、 (g)上記給水弁を開きかつ開閉弁を閉じ、その際上記
    追焚加熱装置の加熱量を一定に管理するとともに、上記
    給水弁の開度を調節して給水流量を変化させる湯張り制
    御部と、 (h)この湯張り制御部による制御動作中に上記流量検
    出手段の検出値と上記温度差検出手段の検出値とを読み
    取り、両者の関係をマップとして記憶するマップ作成手
    段と、 (i)上記給水弁を閉じかつ上記開閉弁を開いてポンプ
    を駆動し、その際追焚加熱装置の加熱量を上記と同様の
    一定状態に管理する追焚制御部と、 (j)この追焚制御部による制御動作中に上記温度差検
    出手段の検出値を読み取り、その検出値と上記マップ作
    成手段に記憶されたデータとから、循環流量を算出する
    流量演算手段と、 を具備し、上記追焚制御部では、算出された循環流量が
    目標流量になるようポンプへの印加電圧を制御すること
    を特徴とする追焚循環回路の流量制御装置。
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