JPH0599507A - 蓄熱式給湯器 - Google Patents
蓄熱式給湯器Info
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- JPH0599507A JPH0599507A JP6357292A JP6357292A JPH0599507A JP H0599507 A JPH0599507 A JP H0599507A JP 6357292 A JP6357292 A JP 6357292A JP 6357292 A JP6357292 A JP 6357292A JP H0599507 A JPH0599507 A JP H0599507A
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- hot water
- water
- heat
- heat exchanger
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Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 118
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 title 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 53
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 14
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 深夜電力等を利用しながら、しかも湯をタン
ク内に湯を滞留させることなく給湯することができる蓄
熱式給湯器を得ること。 【構成】 タンク10内の流体11を深夜電力等を利用
してヒータ12で加熱して蓄熱し、この流体11を循環
させて熱交換器13に送り、ここで流体11の熱エネル
ギーを水に移す。多量の熱エネルギーを水に与えるには
ポンプ16の稼動力を上げて流体11の循環速度を速く
(循環量を多く)し、少量の熱エネルギーを水に与える
場合はポンプ16の稼動力を下げて流体11の循環速度
を遅く(循環量を少なく)する。こうして水を所望の温
度の湯に加熱して給湯する。
ク内に湯を滞留させることなく給湯することができる蓄
熱式給湯器を得ること。 【構成】 タンク10内の流体11を深夜電力等を利用
してヒータ12で加熱して蓄熱し、この流体11を循環
させて熱交換器13に送り、ここで流体11の熱エネル
ギーを水に移す。多量の熱エネルギーを水に与えるには
ポンプ16の稼動力を上げて流体11の循環速度を速く
(循環量を多く)し、少量の熱エネルギーを水に与える
場合はポンプ16の稼動力を下げて流体11の循環速度
を遅く(循環量を少なく)する。こうして水を所望の温
度の湯に加熱して給湯する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、深夜電力等を利用した
蓄熱式給湯器に関するものである。
蓄熱式給湯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は深夜電力を利用してタンクに貯湯
する従来の貯湯式温水器の一例を示す縦断面図である。
1は貯湯式温水器の貯湯タンク、2は貯湯タンク1内の
水を加熱するヒータ、3は貯湯タンク1の周囲に設けら
れた本体ケース、4は本体ケース3と貯湯タンク1の間
に貯湯タンク1を囲むようにして充填された保温材であ
る。5は貯湯タンク1の下部に取付けられた給水パイ
プ、6は貯湯タンク2の上部に取付けられた給湯パイプ
である。7は貯湯タンク2の下部に取付けられた排水パ
イプ、8,9はそれぞれ排水パイプ7に設けられた排水
コック及び排水口である。
する従来の貯湯式温水器の一例を示す縦断面図である。
1は貯湯式温水器の貯湯タンク、2は貯湯タンク1内の
水を加熱するヒータ、3は貯湯タンク1の周囲に設けら
れた本体ケース、4は本体ケース3と貯湯タンク1の間
に貯湯タンク1を囲むようにして充填された保温材であ
る。5は貯湯タンク1の下部に取付けられた給水パイ
プ、6は貯湯タンク2の上部に取付けられた給湯パイプ
である。7は貯湯タンク2の下部に取付けられた排水パ
イプ、8,9はそれぞれ排水パイプ7に設けられた排水
コック及び排水口である。
【0003】次に上記のように構成した従来の貯湯式温
水器の作用を説明する。まず、深夜電力を利用してヒー
タ2に通電すると、貯湯タンク1内の水が加熱されて沸
きあげられる。この湯の温度は、貯湯タンク1の周囲の
保温材4によりほぼ一定に維持される。湯が必要なとき
は給湯パイプ6から給湯され、一方給水パイプ5から貯
湯タンク1内に水が給水される。貯湯タンク1内の水を
排水するときは、排水バルブ7の排水コック8を開放し
て排水口9から排水する。
水器の作用を説明する。まず、深夜電力を利用してヒー
タ2に通電すると、貯湯タンク1内の水が加熱されて沸
きあげられる。この湯の温度は、貯湯タンク1の周囲の
保温材4によりほぼ一定に維持される。湯が必要なとき
は給湯パイプ6から給湯され、一方給水パイプ5から貯
湯タンク1内に水が給水される。貯湯タンク1内の水を
排水するときは、排水バルブ7の排水コック8を開放し
て排水口9から排水する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来の貯湯式温水器は、深夜電力を利用すると費用が安
くてすむが、貯湯タンク内に湯を一時的に滞留するので
飲料には適さず、また製品本体が非常に大きくなりかな
りの設置スペースが要求される等の問題があった。
従来の貯湯式温水器は、深夜電力を利用すると費用が安
くてすむが、貯湯タンク内に湯を一時的に滞留するので
飲料には適さず、また製品本体が非常に大きくなりかな
りの設置スペースが要求される等の問題があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、深夜電力等を利用しながらしかも貯
湯タンクに滞留せず給湯し、さらに省スペース化も可能
な蓄熱式給湯器を得ることを目的とする。
になされたもので、深夜電力等を利用しながらしかも貯
湯タンクに滞留せず給湯し、さらに省スペース化も可能
な蓄熱式給湯器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる蓄熱式給
湯器は、タンク内の流体を深夜電力等を利用して加熱し
て蓄熱し、蓄熱した流体を所望の速度で循環させて熱交
換器に送り、熱交換器を通る水を流体に蓄熱した熱エネ
ルギーで加熱するようにしたものである。また、熱交換
器内を循環する流体の循環量を、熱交換器内を通る水の
流量によって制御するようにしたものである。さらに、
熱交換器内を循環する流体の循環量を、熱交換器から流
出する湯の温度とあらかじめ設定された温度との差に基
づいて制御するようにしたものである。
湯器は、タンク内の流体を深夜電力等を利用して加熱し
て蓄熱し、蓄熱した流体を所望の速度で循環させて熱交
換器に送り、熱交換器を通る水を流体に蓄熱した熱エネ
ルギーで加熱するようにしたものである。また、熱交換
器内を循環する流体の循環量を、熱交換器内を通る水の
流量によって制御するようにしたものである。さらに、
熱交換器内を循環する流体の循環量を、熱交換器から流
出する湯の温度とあらかじめ設定された温度との差に基
づいて制御するようにしたものである。
【0007】
【作用】タンク内の流体をヒータで加熱し蓄熱し、この
流体を循環させて熱交換器に送り、ここを通る水を流体
の熱エネルギーで加熱する。多量の熱エネルギーを水に
与える場合は流体の循環量を多く(循環速度を速く)
し、少量の熱エネルギーを水に与える場合は流体の循環
量を少なく(循環速度を遅く)する。こうして、水を一
定温度の湯に加熱したのち、給湯する。そして、熱交換
器内を通る水の量、または熱交換器から流出する湯の温
度と設定温度との差を検出し、これに応じて流体の循環
量を増減する。こうして、水を湯温設定装置で設定した
温度に調整したのち、給湯をおこなう。
流体を循環させて熱交換器に送り、ここを通る水を流体
の熱エネルギーで加熱する。多量の熱エネルギーを水に
与える場合は流体の循環量を多く(循環速度を速く)
し、少量の熱エネルギーを水に与える場合は流体の循環
量を少なく(循環速度を遅く)する。こうして、水を一
定温度の湯に加熱したのち、給湯する。そして、熱交換
器内を通る水の量、または熱交換器から流出する湯の温
度と設定温度との差を検出し、これに応じて流体の循環
量を増減する。こうして、水を湯温設定装置で設定した
温度に調整したのち、給湯をおこなう。
【0008】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。1
0は蓄熱式給湯器のタンク、11はタンク10内に貯め
られた蓄熱用の流体である。12は流体11の温度を上
昇させるためタンク10に設けられたヒータ、12a,
12bは温度過昇防止器及び温度調節器である。
0は蓄熱式給湯器のタンク、11はタンク10内に貯め
られた蓄熱用の流体である。12は流体11の温度を上
昇させるためタンク10に設けられたヒータ、12a,
12bは温度過昇防止器及び温度調節器である。
【0009】13はタンク10の上面に取付けられた熱
交換器、14は熱交換器13の上流側に設けられ、水の
流れや流量を検知するセンサである。15は蓄熱式給湯
器の内部に水を取り入れる入水管で、センサ14に接続
されている。15aはセンサ14と熱交換器13をつな
ぐ接続パイプ、15bは一端が熱交換器14に接続さ
れ、蓄熱式給湯器の湯を外部に取り出す給湯管である。
交換器、14は熱交換器13の上流側に設けられ、水の
流れや流量を検知するセンサである。15は蓄熱式給湯
器の内部に水を取り入れる入水管で、センサ14に接続
されている。15aはセンサ14と熱交換器13をつな
ぐ接続パイプ、15bは一端が熱交換器14に接続さ
れ、蓄熱式給湯器の湯を外部に取り出す給湯管である。
【0010】16はタンク10内の流体11を循環させ
るためのポンプ、16aはセンサ14とポンプ16を接
続する信号線である。17は流体11を循環させるため
の第1のパイプで、入口部はタンク10内の上部に開口
し、他端はポンプ16に接続されている。17aはポン
プ16と熱交換器13とをつなぐ接続パイプ、17bは
熱交換器13から出た流体11をタンク10内に戻す第
2のパイプで、一端が熱交換器13に接続され、他端は
タンク10内の下部に開口している。18はタンク10
や熱交換器13等の周辺部を覆うように取り巻いている
保温材、18aは本体ケースである。
るためのポンプ、16aはセンサ14とポンプ16を接
続する信号線である。17は流体11を循環させるため
の第1のパイプで、入口部はタンク10内の上部に開口
し、他端はポンプ16に接続されている。17aはポン
プ16と熱交換器13とをつなぐ接続パイプ、17bは
熱交換器13から出た流体11をタンク10内に戻す第
2のパイプで、一端が熱交換器13に接続され、他端は
タンク10内の下部に開口している。18はタンク10
や熱交換器13等の周辺部を覆うように取り巻いている
保温材、18aは本体ケースである。
【0011】次に上記のように構成した第1の実施例の
作用を説明する。まず、深夜電力を利用してヒータ12
に通電すると、タンク10内の流体11が加熱されて蓄
熱される。この流体11が過剰に加熱されその温度が異
常に上昇すると、温度昇温防止器12aが作動してヒー
タ12への電力供給を止め、過剰の温度上昇によって生
じる事故を未然に防止する。また、流体11の温度が設
定温度より下がると温度調節器12bが作動してヒータ
12に通電し、流体11の温度が設定温度より上がると
ヒータ12への通電が停止する。そしてこの流体11の
温度は、タンク10の周りを囲む保温材18によりほぼ
一定に維持され、流体11の著しい温度低下はない。
作用を説明する。まず、深夜電力を利用してヒータ12
に通電すると、タンク10内の流体11が加熱されて蓄
熱される。この流体11が過剰に加熱されその温度が異
常に上昇すると、温度昇温防止器12aが作動してヒー
タ12への電力供給を止め、過剰の温度上昇によって生
じる事故を未然に防止する。また、流体11の温度が設
定温度より下がると温度調節器12bが作動してヒータ
12に通電し、流体11の温度が設定温度より上がると
ヒータ12への通電が停止する。そしてこの流体11の
温度は、タンク10の周りを囲む保温材18によりほぼ
一定に維持され、流体11の著しい温度低下はない。
【0012】流体11が蓄熱状態にあるとき水が入水管
15の中を流れると、センサ14が水の流れを感知して
その流量を検知する。この検知信号は信号線16aによ
りポンプ16に送られ、ポンプ16が動作して流体11
が循環を開始する。まず、流体11は第1のパイプ17
から接続パイプ17aを通り、熱交換器13内に送られ
る。このときのポンプ16の稼動力は、センサ14から
ポンプ16に送られた検知信号によって決定され、この
稼動力の大小により流体11が循環する量(速度)が変
化する。入水管15から接続パイプ15aに流れる水の
流量が多いときには、センサ14がその旨ポンプ16に
指令して流体11の循環量(循環速度)を増し、水の流
量が少ないときには、循環量(循環速度)を低下させて
ゆるやかに循環させる。こうして熱交換器13内に流入
した水は、熱交換器13内で蓄熱している流体11の循
環量(循環速度)に応じた熱エネルギーを受け取り、所
望の温度を有する湯に加熱される。
15の中を流れると、センサ14が水の流れを感知して
その流量を検知する。この検知信号は信号線16aによ
りポンプ16に送られ、ポンプ16が動作して流体11
が循環を開始する。まず、流体11は第1のパイプ17
から接続パイプ17aを通り、熱交換器13内に送られ
る。このときのポンプ16の稼動力は、センサ14から
ポンプ16に送られた検知信号によって決定され、この
稼動力の大小により流体11が循環する量(速度)が変
化する。入水管15から接続パイプ15aに流れる水の
流量が多いときには、センサ14がその旨ポンプ16に
指令して流体11の循環量(循環速度)を増し、水の流
量が少ないときには、循環量(循環速度)を低下させて
ゆるやかに循環させる。こうして熱交換器13内に流入
した水は、熱交換器13内で蓄熱している流体11の循
環量(循環速度)に応じた熱エネルギーを受け取り、所
望の温度を有する湯に加熱される。
【0013】実施例2 図2は本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。な
お、図1(第1の実施例)と同一部分には同じ符号を付
し、説明を省略する。19はセンサ14の上流側におい
て入水管15に設けられ、水が熱交換器13内に一定量
以上流れ込まないように制御する流量制御装置である。
20は給湯管15bに取付けられ、供給される湯の温度
を検知する湯温検知器である。
お、図1(第1の実施例)と同一部分には同じ符号を付
し、説明を省略する。19はセンサ14の上流側におい
て入水管15に設けられ、水が熱交換器13内に一定量
以上流れ込まないように制御する流量制御装置である。
20は給湯管15bに取付けられ、供給される湯の温度
を検知する湯温検知器である。
【0014】21は給湯される湯の温度をあらかじめ所
望の温度に設定するために、例えば本体ケース18aの
側壁に取付けた湯温設定装置、22は湯温設定装置21
内に設置されているポンプ制御装置で、温度検知器20
で検知された湯温と湯温設定装置21であらかじめ設定
された湯温とを比較し、その差を算出してその算出結果
に基づいてポンプ16の稼動力を制御する。23は温度
検知器20と湯温設定装置21とを接続する第1の信号
線、24はポンプ16とポンプ制御装置22とを接続す
る第2の信号線である。なお、25,26はタンク10
の側壁に取付けられた温度過昇防止器及び温度検知器、
27は第2のパイプ17bからタンク10内にもどされ
た流体11の流速を弱めるためのバッフルである。
望の温度に設定するために、例えば本体ケース18aの
側壁に取付けた湯温設定装置、22は湯温設定装置21
内に設置されているポンプ制御装置で、温度検知器20
で検知された湯温と湯温設定装置21であらかじめ設定
された湯温とを比較し、その差を算出してその算出結果
に基づいてポンプ16の稼動力を制御する。23は温度
検知器20と湯温設定装置21とを接続する第1の信号
線、24はポンプ16とポンプ制御装置22とを接続す
る第2の信号線である。なお、25,26はタンク10
の側壁に取付けられた温度過昇防止器及び温度検知器、
27は第2のパイプ17bからタンク10内にもどされ
た流体11の流速を弱めるためのバッフルである。
【0015】次に、上記のように構成した第2の実施例
の作用を説明する。なお、深夜電力を利用してヒータ1
2に通電すると、タンク10内の流体11が加熱、蓄熱
され、その温度は温度昇温防止器25等によりほぼ一定
に維持されるのは、第1の実施例に示した場合と同じで
ある。こうして流体11が蓄熱状態にあるとき、水が入
水管15の中を流れると、この水の流れを流れ検知器1
4が感知してその流量を検知する。この検知信号は信号
線16aによりポンプ16に送られ、ポンプ16が動作
して流体11が循環を開始する。まず、流体11は第1
のパイプ17から接続パイプ17aを通り、熱交換器1
3内に送られる。このとき、温度検知器20により検知
され第1の信号線23を通って温度設定装置21に伝達
された給湯管15bを通る水の温度と、温度設定装置2
1によりあらかじめ設定された設定温度との差が、ポン
プ制御装置22により算出され、その差によりポンプ1
6の稼動力が決定される。
の作用を説明する。なお、深夜電力を利用してヒータ1
2に通電すると、タンク10内の流体11が加熱、蓄熱
され、その温度は温度昇温防止器25等によりほぼ一定
に維持されるのは、第1の実施例に示した場合と同じで
ある。こうして流体11が蓄熱状態にあるとき、水が入
水管15の中を流れると、この水の流れを流れ検知器1
4が感知してその流量を検知する。この検知信号は信号
線16aによりポンプ16に送られ、ポンプ16が動作
して流体11が循環を開始する。まず、流体11は第1
のパイプ17から接続パイプ17aを通り、熱交換器1
3内に送られる。このとき、温度検知器20により検知
され第1の信号線23を通って温度設定装置21に伝達
された給湯管15bを通る水の温度と、温度設定装置2
1によりあらかじめ設定された設定温度との差が、ポン
プ制御装置22により算出され、その差によりポンプ1
6の稼動力が決定される。
【0016】すなわち、温度検知器20により検知され
た湯の温度が温度設定装置21によりあらかじめ設定さ
れた温度よりも低い場合には、ポンプ16の稼動力をあ
げる信号がポンプ制御装置22から第2の信号線24を
経てポンプ16に送られ、ポンプ16の稼動力があげら
れ、流体11の循環量を増やす。一方、温度検知器20
により検知された温度が温度設定装置21によりあらか
じめ設定された温度よりも高い場合には、ポンプ16の
稼動力を下げる信号がポンプ制御装置22から第2の信
号線24を経てポンプ16に送られ、ポンプ16の稼動
力が下げられ、流体11の循環量を減らす。こうして熱
交換器13内に流入した水は、熱交換器13内で蓄熱し
ている流体11の循環量に応じた熱エネルギーを受け取
り、所望の温度を有する湯に加熱され、給湯管15bよ
り給湯される。
た湯の温度が温度設定装置21によりあらかじめ設定さ
れた温度よりも低い場合には、ポンプ16の稼動力をあ
げる信号がポンプ制御装置22から第2の信号線24を
経てポンプ16に送られ、ポンプ16の稼動力があげら
れ、流体11の循環量を増やす。一方、温度検知器20
により検知された温度が温度設定装置21によりあらか
じめ設定された温度よりも高い場合には、ポンプ16の
稼動力を下げる信号がポンプ制御装置22から第2の信
号線24を経てポンプ16に送られ、ポンプ16の稼動
力が下げられ、流体11の循環量を減らす。こうして熱
交換器13内に流入した水は、熱交換器13内で蓄熱し
ている流体11の循環量に応じた熱エネルギーを受け取
り、所望の温度を有する湯に加熱され、給湯管15bよ
り給湯される。
【0017】上記の説明では電力として深夜電力を利用
した場合について説明したが、時間帯別電灯制度の電力
を使用してもよい。このようにすると、流体の熱エネル
ギーが減少した昼間にヒータに通電することになり、流
体内の熱エネルギーの回復をはかることができる。
した場合について説明したが、時間帯別電灯制度の電力
を使用してもよい。このようにすると、流体の熱エネル
ギーが減少した昼間にヒータに通電することになり、流
体内の熱エネルギーの回復をはかることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、タンク内の流体を加熱して蓄熱し、これを循環させ
て熱交換器に送り所望の熱エネルギーを水に移すように
したので、深夜電力等を利用しながら、しかも湯をタン
ク内に滞留させることなく給湯することができる。この
ため、飲料に適した湯が得られると共に省スペース化を
はかることができる。また、熱交換器内を循環する流体
の循環量を、熱交換器内を通る水の流量又は熱交換器か
ら流出する湯の温度と設定温度との差に基いて制御する
ようにしたので、水を所望の温度に自動的に加熱するこ
とができる。
は、タンク内の流体を加熱して蓄熱し、これを循環させ
て熱交換器に送り所望の熱エネルギーを水に移すように
したので、深夜電力等を利用しながら、しかも湯をタン
ク内に滞留させることなく給湯することができる。この
ため、飲料に適した湯が得られると共に省スペース化を
はかることができる。また、熱交換器内を循環する流体
の循環量を、熱交換器内を通る水の流量又は熱交換器か
ら流出する湯の温度と設定温度との差に基いて制御する
ようにしたので、水を所望の温度に自動的に加熱するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】従来の貯湯式温水器の一例を示す縦断面図であ
る。
る。
10 タンク 11 流体 12 ヒータ 13 熱交換器 14 センサ 15 入水管 15b 給湯管 16 ポンプ 17b 第2のパイプ 20 湯温検知器 21 湯温設定装置 22 ポンプ制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 タンク内の流体を深夜電力等を利用して
加熱して蓄熱し、前記蓄熱した流体を所望の速度で循環
させて熱交換器に送り、該熱交換器を通る水を前記流体
に蓄熱した熱エネルギーで加熱することを特徴とする蓄
熱式給湯器。 - 【請求項2】 熱交換器内を循環する流体の循環量を、
前記熱交換器内を通る水の流量に基づいて制御すること
を特徴とする請求項1記載の蓄熱式給湯器。 - 【請求項3】 熱交換器内を循環する流体の循環量を、
前記熱交換器から流出する湯の温度とあらかじめ設定さ
れた温度との差に基づいて制御することを特徴とする請
求項1記載の蓄熱式給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6357292A JPH0599507A (ja) | 1991-06-10 | 1992-03-19 | 蓄熱式給湯器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-137505 | 1991-06-10 | ||
JP13750591 | 1991-06-10 | ||
JP6357292A JPH0599507A (ja) | 1991-06-10 | 1992-03-19 | 蓄熱式給湯器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0599507A true JPH0599507A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=26404701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6357292A Pending JPH0599507A (ja) | 1991-06-10 | 1992-03-19 | 蓄熱式給湯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0599507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085582A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Hitachi Appliances Inc | 電気給湯機の運転方法 |
DE10059134B4 (de) * | 1999-11-30 | 2012-06-21 | Denso Corporation | Wasserheizgerät |
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1992
- 1992-03-19 JP JP6357292A patent/JPH0599507A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10059134B4 (de) * | 1999-11-30 | 2012-06-21 | Denso Corporation | Wasserheizgerät |
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JP4557852B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2010-10-06 | 日立アプライアンス株式会社 | 電気給湯機の運転方法 |
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