JPH0144987Y2 - - Google Patents

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JPH0144987Y2
JPH0144987Y2 JP1985027519U JP2751985U JPH0144987Y2 JP H0144987 Y2 JPH0144987 Y2 JP H0144987Y2 JP 1985027519 U JP1985027519 U JP 1985027519U JP 2751985 U JP2751985 U JP 2751985U JP H0144987 Y2 JPH0144987 Y2 JP H0144987Y2
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panel
ceiling
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rotating
hinge
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は天井空間内に埋込まれる天井埋込型空気
調和装置に関する。
(ロ) 従来の技術 天井埋込型空気調和装置に於いては、ユニツト
本体を天井空間内に収納する為に天井板に天井穴
をあけ、ユニツト本体と連通される通風口付きの
化粧パネルでこの天井穴を塞ぐようにしている。
そして、ユニツト本体のサービス点検が容易に
行なえるように実公和55−26740号公報に示され
る如く、化粧パネルを固定パネルと回動パネルと
に分割して回動パネルを固定パネルに蝶番で回動
自在に枢支している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 固定パネルに回動パネルを蝶番で結合して化粧
パネルを組み立てた後に天井穴を塞ぐようにする
と化粧パネルが大きく、且つ重い為にユニツト本
体への取付けが困難である。この為、固定パネル
をユニツト本体に取り付けた後、回動パネルを固
定パネルに蝶番で結合するようにしているが、こ
の結合時、作業者は回動パネルを手で持ち上げな
がら蝶番と螺子止めしなければならず、作業しず
らい問題点が残されていた。
本案はかかる問題点に鑑み、回動パネルの結合
を容易に行なえる天井埋込型空気調和装置を提供
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は固定パネルに固着された蝶番の回動腕部
へ回動パネルが垂下状態で係合されるように回動
パネルに係止部を設けたものである。
(ホ) 作用 本案の天井埋込型空気調和装置は天井板の天井
穴よりユニツト本体を押し込んで吊り下げ固定し
た後、蝶番付きの固定パネルをユニツト本体に取
り付け、然る後、回動パネルの係止部を蝶番の回
動腕部へ係合させて回動パネルを垂下状態で吊り
下げてから回動パネルを蝶番の回動腕部に螺子止
めすると据付作業が終了する。
(ヘ) 実施例 本案の実施例を図面に基づいて説明すると、1
は段を落として設けられた下り天井と称される天
井板で、天井梁2より吊り下げ具3で吊り下げ固
定されている。
4は熱交換器5と遠心型送風機6とを内蔵した
ユニツト本体、7,8はこのユニツト本体の前部
及び後部と連通される吹出し及び吸込み用の板金
製通風ダクト、9はユニツト本体4の後部フラン
ジ片10とスポツト溶接されてこのユニツト本体
の下方に張り出た左右一対の板金製支持具、11
は吸込用通風ダクト8の外壁とスポツト溶接され
た逆L字金具12とこの金具を支持具9に固着す
る螺子13とから成る左右一対の取付具、14は
吹出用通風ダクト7の外壁とスポツト溶接された
左右一対のL字金具、15,16は上端が天井梁
2に固着された4本の吊り下げ具、17,18は
この吊り下げ具に左右一対の支持具9とL字金具
14とを固定するナツトである。
そして、吸込用通風ダクト8は螺子13の取り
付け、取り外しによりユニツト本体4に着脱自在
に装着され、装着時には通風ダクト8の上端片1
9がフランジ片10の下面に圧接されることによ
り通風ダクト8とユニツト本体4の後部とが連通
されると共に、通風ダクト8の取り外し時にはユ
ニツト本体4の後部の下面が開放されることによ
り下方より送風機6や電装部品(図示せず)等の
サービス点検が行なえるようになつている。
又、熱交換器5のサービス点検は螺子20を取
り外してドレンパン21を取り除くことによりユ
ニツト本体4の前部の下面から行なえるようにな
つている。22はドレンパイプで、ドレンパン2
1に滴下される熱交換器5からのドレン水が屋外
へ速やかに排出されるようにドレン勾配(下り勾
配)をとつている。
23は天井板1の角部に設けられた天井穴で、
通風ダクト7,8を備えた状態でユニツト本体4
を天井空間24内へ収納するのに充分な大きさに
形成されており、この天井穴23は吹出用通風ダ
クト7と連通する吹出通風口25付きの固定パネ
ル26と、吸込用通風ダクト8と連通する吸込通
風口27付きの回動パネル28とから成るL字状
の化粧パネル29で塞ぐようにしている。
30は吹出用通風ダクト7の周側に設けられた
L字枠で、この垂直枠31を天井板1の垂直壁3
2に、且つ水平枠33を天井板1の水平壁34に
一致させることによりユニツト本体4の位置が決
定され、この垂直枠31に螺子35止めすること
により固定パネル26が吹出用通風ダクト7に固
着されるようになつている。
36は固定パネル26に回動パネル28を結合
する蝶番、37は回動パネル28を吸込用通風ダ
クト8に取付ける螺子である。そして、蝶番36
は第3図乃至第5図に示すように補強板38の突
起39で位置決めされて補強板38に予めスポツ
ト溶接された後、固定パネル26の突起40で補
強板38を位置決めして補強板38を固定パネル
26にスポツト溶接することにより固定パネル2
6に固着されている。一方、回動パネル28には
L字板状の係止部41が突起42で位置決めされ
てスポツト溶接されており、第5図に示すように
蝶番36の回動腕部43が固定パネル26の切欠
端縁44と補強板38の端縁45とに当接した状
態で係止部41を回動腕部43のL字部46に係
合させると回動パネル28は垂下状態で引掛か
り、回動腕部43より係止部41を通して回動パ
ネル28に螺子47止めすると化粧パネル29は
組み立てられる。かかる組み立てにより蝶番36
は補強板38で強度アツプした固定パネル26
に、又、回動腕部43は板状の係止部41で強度
アツプした回動パネル28に夫々強固に固着され
た状態となり、且つ、回動パネル28は第5図に
示す状態で回動が阻止されるので、固定パネル2
6に当たつてこの両パネルが傷つくことはない。
本案の天井埋込型空気調和装置は以上の如く構
成されており、既設の下り天井に埋込む際、先づ
天井板1の角部を切り取つて天井穴23を形成
し、4本の吊り下げ具15,16の上端を天井梁
2に固着する。そして吹出し及び吸込み用の通風
ダクト7,8を予め取り付けたユニツト本体4を
天井穴23より天井空間24内へ押し込んで左右
一対の支持具9並びにL字金具14の孔を夫々、
吊り下げ具15,16の下端に挿通させて下から
ナツト17,18を螺合させることによりユニツ
ト本体4は通風ダクト7,8と共に吊り下げ具1
5,16で吊り下げ固定される。併せて、ユニツ
ト本体4が所定の位置にあるか否かをL字枠30
で確認する。そして、冷温水配管(図示せず)や
ドレンパイプ22を熱交換器5やドレンパン21
と外部接続した後、予め蝶番36を固着した固定
パネル26を吹出用通風ダクト7に固着する。然
る後、回動パネル28を持ち上げて蝶番36の回
動腕部43に上述の如く垂下状態で係止部41を
係合させた後、螺子47止めし、回動パネル28
を上方へ回動させて螺子37止めすると、天井穴
23は化粧パネル29で塞がり、据付作業が終了
する。
そして室内空気は吸込通風口27から吸込用通
風ダクト8を経てユニツト本体4内に吸入された
後、送風機6で圧送されて熱交換器5で冷却され
吹出用通風ダクト7を経て吹出通風口25から室
内へ送出されることにより室内が冷房される。
サービス点検を行なう際は螺子37を取り外し
て第2図及び第5図に示すように回動パネル28
を蝶番36で下方に回動させた後、左右一対の螺
子13を取り外して吸込用通風ダクト8を取り外
せば開放されたユニツト本体4の後部の下面より
送風機6や電装部品等のサービス点検が行なえ
る。又、ドレンパン21を取り外せば同様に熱交
換器5やドレンパン21のサービス点検が行なえ
る。
尚、本案による天井埋込型空気調和装置は下り
天井に限らず、フラツトな一般の天井にも吊り下
げ可能で、この場合は化粧パネル29も天井に合
わせてフラツトなものを用いることになる。
(ト) 考案の効果 本案装置によれば、天井穴を塞ぐ化粧パネルを
固定パネルと回動パネルとに分割して先づ固定パ
ネルをユニツト本体に取り付けた後、この固定パ
ネルに固着した蝶番の回動腕部へ回動パネルの係
止部を係合させて回動パネルが垂下状態で引掛か
るようにしたので、回動パネルの螺子止め時に回
動パネルを下から作業者が持ち上げる必要はな
く、天井付近の高い位置での螺子止め作業を容易
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は天
井埋込型空気調和装置の断面図、第2図は天井埋
込型空気調和装置の分解断面図、第3図は化粧パ
ネルの要部平面図、第4図は第3図の−′矢
視にそつて切断した化粧パネルの要部断面図、第
5図は第4図と異なる状態を示す化粧パネルの要
部断面図である。 4……ユニツト本体、5……熱交換器、6……
送風機、23……天井穴、24……天井空間、2
5,27……通風口、26……固定パネル、28
……回動パネル、29……化粧パネル、36……
蝶番、41……係止部、43……回動腕部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器及び送風機を内蔵したユニツト本体を
    天井空間内に収納すると共に、この本体と連通さ
    れる通風口を備えた化粧パネルで天井穴を塞ぐ空
    気調和装置に於いて、化粧パネルを固定パネルと
    回動パネルとに分割して固定パネルに蝶番を固着
    し、回動パネルにこのパネルが垂下状態で前記蝶
    番の回動腕部へ係合される係止部を設けたことを
    特徴とする天井埋込型空気調和装置。
JP1985027519U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0144987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985027519U JPH0144987Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985027519U JPH0144987Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS61145221U JPS61145221U (ja) 1986-09-08
JPH0144987Y2 true JPH0144987Y2 (ja) 1989-12-26

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ID=30524549

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985027519U Expired JPH0144987Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61145221U (ja) 1986-09-08

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