JPH0520656B2 - - Google Patents

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JPH0520656B2
JPH0520656B2 JP59048513A JP4851384A JPH0520656B2 JP H0520656 B2 JPH0520656 B2 JP H0520656B2 JP 59048513 A JP59048513 A JP 59048513A JP 4851384 A JP4851384 A JP 4851384A JP H0520656 B2 JPH0520656 B2 JP H0520656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
air conditioner
decorative board
hole
board
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59048513A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60194240A (ja
Inventor
Shoichi Suda
Kunio Kayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP59048513A priority Critical patent/JPS60194240A/ja
Publication of JPS60194240A publication Critical patent/JPS60194240A/ja
Publication of JPH0520656B2 publication Critical patent/JPH0520656B2/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は天井板を建物の天井壁より段を落とし
て設けられた下り天井の角部に空気調和機を埋込
むようにした天井埋込型空気調和装置に関する。
(ロ) 従来技術 下り天井の角部に天井穴を設け、この天井穴よ
り臨む天井空間内に空気調和機を吊り下げ固定す
る構造が実公昭49−37388号公報で提示されてい
る。しかしながら、この据付構造は空気調和機本
体を形成する外箱の前面部と底面部とが天井穴と
略面一な状態で室内に露出するように空気調和機
を据付けるものである為、空気調和機を天井穴よ
り天井空間内に収納するとこの空気調和機自体で
天井穴が塞がれてしまい、天井空間内を通る冷温
水配管やドレン配管と空気調和機内の熱交換器や
ドレンパンとの接続作業がやりづらい欠点を有し
ていた。
この為、実公昭53−1246号公報のように空気調
和機を天井穴から離した天井空間の奥に吊り下げ
固定する構造が試みられたが、空気調和機の吊り
下げ位置を決めるには下り天井の水平部と垂直部
とに天井穴を個別に設けなければならない為、天
井穴の切り抜き作業が面倒であると共に、下り天
井の角部が残つている為、作業者が天井穴より天
井空間内に身を乗り入れて吊り下げ具の固定と冷
温水配管やドレン配管の接続を行なう際、邪魔と
なり作業に支障をきたしていた。
(ハ) 発明の目的 本発明は下り天井の角部に天井穴を設けて空気
調和機の吊り下げと外部配管の接続作業並びにサ
ービス点検作業を容易にしながらも空気調和機の
吊り下げ位置を簡単に決定できる天井埋込型空気
調和装置を提供するものである。
(ニ) 発明の構成 本発明は建物の天井壁より段を落として設けら
れた天井板の角部に天井穴を設け、この天井穴よ
り臨む天井空間内に空気調和機を吊り下げ固定す
る天井埋込型空気調和装置において、天井空間内
に位置し一端が空気調和機に結合され他端が天井
板の角部の延長線上に並ぶ張り出し部材と、前面
部と底面部とから成りこの張り出し部材を覆うと
共に天井穴を塞ぐL字状の化粧板とを備え、この
化粧板の前面部と底面部とに空気調和機の吹出口
及び吸込口と連通する吹出グリル及び吸込グリル
を設けることにより、空気調和機をL字状の天井
穴より天井空間内へ容易に押し込めると共に下り
天井の水平面と垂直面とに張り出し部材を位置合
わせすることによつて空気調和機の吊り下げ位置
が容易に決定され、しかも押し込まれた空気調和
機の外周部にL字状の天井穴より作業者が身を乗
り入れることによつて吊り下げ具の固定と冷温水
配管やドレン配管の接続を容易に行なえると共に
化粧板を取り外すことによつて空気調和機内の機
器のサービスと空気調和機の外周部における配管
回りの修理点検を容易に行えるようにしたもので
ある。
(ホ) 実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図は天井埋込型空気調和装置の分解斜視図、
第2図は天井埋込型空気調和装置の分解断面図、
第3図は天井埋込型空気調和装置の断面図で、1
は建物の天井壁2より段を落として設けられた下
り天井と称される天井板で、天井壁2より吊り下
げ具3で吊り下げ固定されている。
4は遠心型送風機5と熱交換器6とを内蔵した
空気調和機で、前面側の吹出口7に吹出ダクト8
を、底面側の吸込口9に吸込ダクト10を夫々螺
子11,11,12,12で固着して予め一体に
形成されており、熱交換器6と冷温水配管13,
13とを入口ヘツダ14と出口ヘツダ15とで外
部接続すると共に熱交換器6から滴下されるドレ
ンをドレンパン16で受けてドレン配管17によ
り屋外へ排出するようにしている。
18は天井板1の角部19に設けられた天井穴
で、両ダクト8,10を備えた状態で空気調和機
4を天井空間20内へ収納するのに充分な大きさ
に形成されており、この天井穴18は吹出グリル
21を有する前面部22と吸込グリル23を有す
る底面部24とから成るL字状の化粧板25で塞
ぐようにしている。
26は吹出ダクト8の左右外側壁と一端が溶接
で結合された一対の両側板27,27と、この両
側板の下縁に跨がつて一体形成されたL字状板2
8とから成る張り出し部材で、この部材の他端で
あるL字状板28を天井板1の角部19の延長線
上に並べると空気調和機4が位置合わせされて天
井空間20内の所定の位置で水平に吊り下げられ
るようにしている。
29,29は吹出ダクト8に、30,30は吸
込ダクト10に夫々溶接で固着されたL型金具、
31,31,32,32は化粧板25をL型金具
29,29,30,30に取り付ける螺子で、こ
れら螺子とL型金具とで化粧板25固定用の取付
具33,34を構成している。
35,35,36,36は化粧板25の前面部
22の内壁と底面部24の内壁とに貼着された封
止具で、吹出ダクト8と吸込ダクト10の先端を
圧接することにより、吸込グリル23から吸入さ
れる室内空気が遠心型送風機5へ、且つ熱交換器
6で調温された空気が吹出グリル21へ夫々漏れ
なく案内されるように図つている。
37,37は上述の如く封止具35,35,3
6,36でエアーシールし、且つ化粧板25が天
井板1と当接するように空気調和機4を天井壁2
より吊り下げ固定する吊り下げ具で、空気調和機
4の両側外方へ張り出たフランジ片38に吊り下
げ具37,37のナツト39,39を螺合して固
定することにより空気調和機4の高さ位置を調整
すると共にフランジ片38に設けた吊り下げ具3
7,37貫通用の長孔40,40をずらすことに
より空気調和機4の前後位置を調整するようにし
ている。
41は吸込グリル23と共に化粧板25の底面
部24を取り外し可能にしたヒンジ部で、サービ
ス点検時にこのヒンジ部を支点に底面部24を下
方へ回転できると共に底面部24を化粧板25に
対し左右の何れか一方向へずらすことによりヒン
ジ部41が外れて底面部24のみを取り除くこと
ができ、且つ吸込グリル23もヒンジ部42で下
方へ回転できるようにしてエアーフイルター43
を取り外せるようにしている。
44は空気調和機4と吹出ダクト8の内壁に貼
着された断熱材で、露付防止の為に設けられてい
るが、これでも夏期の高温多湿には空気調和機4
と吹出ダクト8の外壁に露が付着して滴下する場
合がある。これを考慮して化粧板25の底面部2
4の内縁45を立ち上げて底面部24を露受形状
に形成し、滴下する露を受けるようにしている。
本発明装置は以上の如く構成されており、既設
の下り天井に空気調和機4を埋込む際は、先づ天
井板1の角部19を切り取つて天井穴18を形成
し、吹出、吸込の両ダクト8,10と張り出し部
材26を予め取り付けた空気調和機4を天井穴1
8より天井空間20内へ押し込んで吊り下げ具3
7,37で吊り下げ固定する。而して第2図に示
すように張り出し部材26のL字状板28が天井
板1の角部19の延長線上に並ぶようにし、即
ち、L字状板28の水平部46が天井板1の水平
面47と、L字状板28の垂直部48が天井板1
の垂直面49と夫々面一になつているか否かをL
字定規50をあてて確認し、もし面一になつてい
なければ空気調和機4の高さ調整をナツト39,
39で、空気調和機4の前後調整を長孔40,4
0で行なう。然る後、冷温水配管13,13やド
レン配管17を熱交換器6やドレンパン16と外
部接続した後、化粧板25を螺子31,31,3
2,32で吸込、吹出の両ダクト8,10に固着
すると共に化粧板25の底面部24を下方に回転
させるか、取り外して化粧板25のフランジ部5
1とL字状板28と螺子52で固着すると据付作
業は終了し、化粧板25の底面部24と吹出グリ
ル21及び吸込グリル23を取り付けると第3図
のように化粧板25で張り出し部材26が覆われ
ると共に天井穴18が塞がれる。
尚、上述したように空気調和機4の位置合わせ
は張り出し部材26で行なわれるので、封止具3
5,35,36,36を圧接する吹出ダクト8と
吸込ダクト10の先端が第2図、第3図のように
L字状板28の水平部46と垂直部48とに面一
になつていなくても良く、又、張り出し部材26
は空気調和機4との一体品である吹出ダクト8に
限らず、空気調和機4の本体そのものに結合して
も良い。
据付後にサービス点検を行なう際は吸込グリル
23とエアーフイルター43を取り外して螺子3
2,32を外し、ヒンジ41により化粧板25の
底面部24を下方に回転させれば簡単なサービス
点検を行なえ、この際、必要に応じて底面部24
をヒンジ41から取り外すことも可能である。サ
ービス点検を大掛かりに行なう時は更に螺子3
1,31を外すことにより化粧板25全体を取り
外すことができ、この場合、空気調和機4の点検
のみならず、天井空間20内に作業者が入つて建
物の補修を行なうことも可能である。
(ヘ) 発明の効果 本発明によれば、下り天井の角部に設けたL字
状の天井穴より空気調和機を天井空間内へ容易に
押し込めると共に下り天井の水平面と垂直面とに
張り出し部材を位置合わせすることにより空気調
和機の吊り下げ位置を容易に決定でき、吊り下げ
作業を簡便に行なうことができる。
しかも押し込まれた空気調和機の外周部にL字
状の天井穴より作業者が身を乗り入れることによ
つて冷温水配管やドレン配管の接続を容易に行な
うことができると共に、化粧板を取り外すことに
より空気調和機内の機器のサービスと空気調和機
の外周部における配管回りの修理点検を容易に行
なうことができる。
併せて天井穴はL字状の化粧板で塞がれること
により下り天井の美感が損なわれることはなく、
且つ、化粧板が張り出し部材に固定されることに
より強固に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
天井埋込型空気調和装置の分解斜視図、第2図は
天井埋込型空気調和装置の分解断面図、第3図は
天井埋込型空気調和装置の断面図である。 1……天井板、2……天井壁、4……空気調和
機、7……吹出口、9……吸込口、18……天井
穴、19……天井板の角部、20……天井空間、
21……吹出グリル、22……前面部、23……
吸込グリル、24……底面部、25……化粧板、
26……張り出し部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 建物の天井壁より段を落として設けられた天
    井板の角部に天井穴を設け、この天井穴より臨む
    天井空間内に空気調和機を吊り下げ固定するもの
    において、天井空間内に位置し一端が空気調和機
    に結合され他端が天井板の角部の延長線上に並ぶ
    張り出し部材と、前面部と底面部とから成りこの
    張り出し部材を覆うと共に天井穴を塞ぐL字状の
    化粧板とを備え、この化粧板の前面部と底面部と
    に空気調和機の吹出口及び吸込口と連通する吹出
    グリル及び吸込グリルを設けたことを特徴とする
    天井埋込型空気調和装置。 2 張り出し部材にL字状の化粧板を固定した特
    許請求の範囲第1項記載の天井埋込型空気調和装
    置。
JP59048513A 1984-03-13 1984-03-13 天井埋込型空気調和装置 Granted JPS60194240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59048513A JPS60194240A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 天井埋込型空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59048513A JPS60194240A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 天井埋込型空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60194240A JPS60194240A (ja) 1985-10-02
JPH0520656B2 true JPH0520656B2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=12805447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59048513A Granted JPS60194240A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 天井埋込型空気調和装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60194240A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60194240A (ja) 1985-10-02

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