JPH0144874Y2 - - Google Patents

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JPH0144874Y2
JPH0144874Y2 JP6096985U JP6096985U JPH0144874Y2 JP H0144874 Y2 JPH0144874 Y2 JP H0144874Y2 JP 6096985 U JP6096985 U JP 6096985U JP 6096985 U JP6096985 U JP 6096985U JP H0144874 Y2 JPH0144874 Y2 JP H0144874Y2
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JP
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tube
socket
pipe
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locking ring
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、管の接続構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、実公昭56−12468号公報に示されるよう
に、「管挿口が挿入される管受口を備えるともも
に、シール部材装着用傾斜壁を備えてなる継手本
体と、継手本体の上記傾斜壁と管挿口の間に介装
可能とされるシール部材と、継手本体に連結さ
れ、シール部材を継手本体の上記傾斜壁に向けて
押込み可能とする押着部と、管挿口の外面に圧接
され、継手本体および押着部を管挿口に一体結合
する係合爪とを有してなる管の接続構造」が提案
されている。
しかしながら、上記実公昭56−12468号公報に
係る管の接続構造にあつては、管受口と管挿口が
相対移動することができず。管長手方向の膨張に
ともなう管の伸縮を吸収することができない。
これに対し、管の伸縮を吸収可能とする管の接
続構造として、実公昭56−16441号公報に示され
るように、「内面の周方向にシール部材装着用凹
溝と該溝の奥部に前記溝側に傾斜面を持ち奥部に
環状弾性体が装着された幅広の凹溝とが設けられ
た管受口と、該管受口に挿入される先端外周に凹
溝が設けられた管挿口と、外周に傾斜面と内面に
係合用凸条とを持つ係止リングとからなり、前記
管挿口が前記管受口に挿入されるにあたり前記係
止リングは予め前記管受口の凹溝に装着された環
状弾性体に係止され、挿入後は係止リングの係合
用凸条が前記管挿口の凹溝に係合するようになさ
れた管の接続構造」が提案されている。
上記実公昭56−16441号公報に係る管の接続構
造によれば、管挿口の凹溝に係合された係止リン
グが、管受口の幅広の凹溝が形成する空間部を移
動することが可能となり、管受口と管挿口との相
対移動によつて管の伸縮を吸収することが可能と
なる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記実公昭56−16441号公報に
係る管の接続構造にあつては、管受口の内面に、
シール部材装着用凹溝、係止リング移動用の幅広
の凹溝等を形成する必要があつて、構成部品の形
状が複雑化する。
また、シール部材は、管受口に挿入される管挿
口の挿入力に基づく圧縮変形下で、管受口の内面
と管挿口の外面に圧着するにすぎない。したがつ
て、シール部材による高いシール効果を期待する
には困難がある。
本考案は、構成部品の形状を単純化するととも
に、管受口と管挿口との相対移動によつて管の伸
縮を吸収可能とする状態下で、管受口の内面と管
挿口の外面の両者にシール部材を確実かつ安定的
に圧着して高いシール効果を確保可能とすること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る管の接続構造は、管挿口が挿入さ
れる管受口を備えるとともに、該管受口の開口端
側内面にテーパ状のシール部材装着用案内面を備
え、該案内面の奥部側に係止リング移動用空間部
を形成可能としてなる継手本体と、管受口の係止
リング移動用空間部に移動可能に収容されるとと
もに、管挿口の先端外周に設けられた凹溝に係着
可能とされる係止リングと、管受口の開口端側内
面と管挿口の外面との間に介装可能とされるシー
ル部材と、継手本体に螺着され、シール部材を、
管受口のシール部材装着用案内面に沿うより内方
側に押込み可能とする突起部を備えてなるキヤツ
プと、継手本体とキヤツプの両方に設けられ、継
手本体に対するキヤツプの螺着状態を維持可能と
する回り止め手段とを有してなるようにしたもの
である。
〔作用〕
本考案によれば、継手本体とキヤツプとを別体
としたので、管受口の内面に、シール部材装着用
凹溝を形成することなく、管受口の内面にシール
部材を装着することが可能となり、構成部品の形
状を単純化することが可能となる。
また、管挿口の凹溝に係着された係止リング
が、管受口の係止リング移動用空間部を移動可能
であり、管受口と管挿口との相対移動によつて管
の伸縮を吸収することが可能である。
また、継手本体に対するキヤツプの螺着動作に
よつてシール部材をシール部材装着用案内面に沿
うより内方側に押込み、管受口の内面と管挿口の
外面との間でシール部材を十分に圧縮変形し、シ
ール部材を上記2面に対して確実に圧着すること
が可能となる。また、上記シール部材の圧着状態
は、継手本体とキヤツプの回り止め手段によつて
安定的に維持可能とされる。したがつて、高いシ
ール効果を確保することが可能となる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。この実施例は、管継手11によつて左右の管
12,12を接続する例である。
管継手11の継手本体13は、第2図に示すよ
うな構造であり、管12の管挿口14が挿入され
る管受口15を左右に備えている。管受口15の
開口端側内面には、テーパ状のシール部材装着用
案内面16が備えられている。また、管受口15
の内面には、上記案内面16の奥部側に順次、大
径部17、中径部18、小径部19が形成されて
いる。管受口15における案内面16および大径
部17には、シール部材(Oリング)20が装着
可能とされている。また、大径部17の中径部よ
りには、第3図に示すようなリング状のスペーサ
21が装着されている。また、中径部18は、第
4図A,Bに示すような割リング状の係止リング
22を移動可能に収容する係止リング移動用空間
部23を形成可能としている。また、小径部19
は、管挿口14の先端部を嵌入可能としている。
係止リング22は、スリツト22Aを備えた前述
のような割リング状とされ、管受口15の係止リ
ング移動用空間部23に移動可能に収容されると
ともに、管挿口14の先端外面に設けられた凹溝
24に係着可能とされている。
継手本体13の左右の外周部には、第5図に示
すようなキヤツプ25が螺着可能とされている。
キヤツプ25は、シール部材20を、管受口15
の案内面16に沿うより内方側に押込み可能とす
るリング状突起部26を備えている。
継手本体13に対するキヤツプ25の装着状態
下で、相互に対向する継手本体13の外周部とキ
ヤツプ25の端面の両方には、鋸歯状をなす係止
爪27,28が突設されている。係止爪27,2
8は、本考案の回り止め手段を構成し、キヤツプ
25が継手本体13に対する緩み方向に回転しよ
うとするとき相互に係止し、その緩み方向への回
転を阻止し、継手本体13に対するキヤツプ25
の螺着状態を維持可能としている。
ここで、上記管継手11にあつては、管挿口1
4が管受口15に挿入される前に、キヤツプ25
を継手本体13に対して軽く螺着し、係止リング
22を係止リング移動用空間部23に収容し、ス
ペーサ21を大径部17の中径部よりに収容し、
シール部材20を案内面16の入側に装着してい
る。また、管挿口14の先端には面取り29が施
されている。したがつて、管挿口14を管受口1
5に挿入するとき、管挿口14の面取り29が傾
斜誘導面となつて、シール部材20に損傷を与え
ることなく管挿口14を挿入可能とする。また、
管挿口14の面取り29が傾斜誘導面となつて、
係止リング22を強制的に拡径させつつ管挿口1
4の外周面を摺動させて凹溝24に係着すること
が可能となる。なお、係止リング22は、その外
径側にリブ30を備え、肉薄状態下で必要な鋼性
を確保可能とされている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、継手本体13とキヤツプ
25とを別体としたので、管受口15の内面に、
シール部材装着用凹溝を形成することなく、管受
口15の内面にシール部材20を装着することが
可能となり、構成部品の形状を単純化するとが可
能となる。
また、上記実施例によれば、管挿口14の凹溝
24に係着された係止リング22が、管受口15
の係止リング移動用空間部23を移動可能であ
り、管受口15と管挿口14との相対移動によつ
て、管12の長手方向の膨張にともなう管12の
伸縮を吸収することが可能である。なお、係止リ
ング22は、上記移動時、継手本体13の中径部
18と小径部19の段差部に衝合して一方への移
動を停止するとともに、スペーサ21に衝合して
他方への移動を停止する。
また、上記実施例によれば、継手本体13に対
するキヤツプ25の螺着動作によつてシール部材
20を案内面16に沿うより内方側に押込み、管
受口15の内面と管挿口14の外面との間でシー
ル部材20を十分に圧縮変形し、シール部材20
を上記2面に対して確実に圧着することが可能と
なる。また、上記シール部材20の圧着状態は、
継手本体13とキヤツプ25の係止爪27,28
の回り止め機能により安定的に維持可能とされ
る。したがつて、管継手11は、高いシール効果
を確保することが可能となる。なお、シール部材
20は、スペーサ21の存在によつて押込みによ
る移動を規制可能とされる。
なお、本考案の実施において、接続される一方
の管端部に上記継手本体13と同様の継手本体を
一体成形するものとしてもよい。
また、本考案の実施において、継手本体、係止
リング、キヤツプは、合成樹脂材料もしくは金属
材料のいずれからなるものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係る管の接続構造によ
れば、構成部品の形状を単純化するとともに、管
受口と管挿口との相対移動によつて管の伸縮を吸
収可能とする状態下で、管受口の内面と管挿口の
外面の両者にシール部材を確実かつ安定的に圧着
して高いシール効果を確保することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の継手本体を一部破断して示す側面
図、第3図は第1図のスペーサを示す断面図、第
4図Aは第1図の係止リングを示す断面図、第4
図Bは第4図Aの端面図、第5図は第1図のキヤ
ツプを一部破断して示す側面図、第6図は第1図
の−線に沿う矢視図である。 12……管、13……継手本体、14……管挿
口、15……管受口、16……シール部材装着用
案内面、20……シール部材、22……係止リン
グ、23……係止リング移動用空間部、24……
凹溝、25……キヤツプ、26……突起部、2
7,28……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管挿口が挿入される管受口を備えるとともに、
    該管受口の開口端側内面にテーパ状のシール部材
    装着用案内面を備え、該案内面の奥部側に係止リ
    ング移動用空間部を形成可能としてなる継手本体
    と、管受口の係止リング移動用空間部に移動可能
    に収容されるとともに、管挿口の先端外周に設け
    られた凹溝に係着可能とされる係止リングと、管
    受口の開口端側内面と管挿口の外面との間に介装
    可能とされるシール部材と、継手本体に螺着さ
    れ、シール部材を、管受口のシール部材装着用案
    内面に沿うより内方側に押込み可能とする突起部
    を備えてなるキヤツプと、継手本体とキヤツプの
    両方に設けられ、継手本体に対するキヤツプの螺
    着状態を維持可能とする回り止め手段とを有して
    なる管の接続構造。
JP6096985U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0144874Y2 (ja)

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JPS61177280U JPS61177280U (ja) 1986-11-05
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