JPH0719098Y2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタInfo
- Publication number
- JPH0719098Y2 JPH0719098Y2 JP1986097755U JP9775586U JPH0719098Y2 JP H0719098 Y2 JPH0719098 Y2 JP H0719098Y2 JP 1986097755 U JP1986097755 U JP 1986097755U JP 9775586 U JP9775586 U JP 9775586U JP H0719098 Y2 JPH0719098 Y2 JP H0719098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- annular packing
- housing
- waterproof connector
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 雌雄のハウジング間におけるシール環状パッキンが、雌
雄ハウジング組立前或は解体時において、装着された雄
ハウジングから脱落することを防止した防水コネクタに
関する。
雄ハウジング組立前或は解体時において、装着された雄
ハウジングから脱落することを防止した防水コネクタに
関する。
環状パッキンにより雌雄ハウジング間をシールする従来
の防水コネクタは、第3図に示すように、雄ハウジング
Aの内側に設けられた端子収容室1の外壁面2に該外壁
面2の外径寸法よりも小さい内径寸法を有するゴム質の
環状パッキン3を図面における左側より挿入する。
の防水コネクタは、第3図に示すように、雄ハウジング
Aの内側に設けられた端子収容室1の外壁面2に該外壁
面2の外径寸法よりも小さい内径寸法を有するゴム質の
環状パッキン3を図面における左側より挿入する。
環状パッキン3は外周面及び内周面にそれぞれ環状突起
3A,3Bを有し、環状突起3Bが弾性変形して外壁面2に密
着する。
3A,3Bを有し、環状突起3Bが弾性変形して外壁面2に密
着する。
次に、一点鎖線で示す雌ハウジングBを雄ハウジングA
内に挿入する。
内に挿入する。
雌ハウジングBの内壁面4の内径寸法は環状パッキン3
の外径寸法よりも小さいため、環状突起3Aが弾性変形し
て内壁面4に密着する。
の外径寸法よりも小さいため、環状突起3Aが弾性変形し
て内壁面4に密着する。
かくして、雌雄ハウジングA及びBの隙間から端子収容
室1に水が侵入することはない。
室1に水が侵入することはない。
一方、挿入孔6を通して端子収容室1に挿入される雌端
子5には挿入孔6の内径寸法より大きな外径寸法をもっ
た弾性体の防水栓7が設けられ、端子収容室1に突設さ
れた弾性係止片8に係止される雌端子5は、防水栓7が
挿入孔6に密着するため、挿入孔6から水が進入する被
害から守られる。
子5には挿入孔6の内径寸法より大きな外径寸法をもっ
た弾性体の防水栓7が設けられ、端子収容室1に突設さ
れた弾性係止片8に係止される雌端子5は、防水栓7が
挿入孔6に密着するため、挿入孔6から水が進入する被
害から守られる。
雌ハウジングBの端子挿入孔9についても同様の防水措
置を施すことにより、端子収容室1は完全に防水され漏
電事故等が防止される。
置を施すことにより、端子収容室1は完全に防水され漏
電事故等が防止される。
しかしながら、雄ハウジングAの外壁面2に装着された
環状パッキン3は、未だ雌雄ハウジングA及びBが組付
けられる前の工程において、或は雌雄ハスジングA及び
Bを分解したときにおいて、弾性収縮力のみによって外
壁面2に係止されていて係止力が弱いため、外壁面2に
沿って移動し脱落を生ずることがある。
環状パッキン3は、未だ雌雄ハウジングA及びBが組付
けられる前の工程において、或は雌雄ハスジングA及び
Bを分解したときにおいて、弾性収縮力のみによって外
壁面2に係止されていて係止力が弱いため、外壁面2に
沿って移動し脱落を生ずることがある。
本考案は、上記の問題点を解決するもので、環状パッキ
ン3を外壁面2に固定し、雌雄ハウジングA及びBの組
立前の工程においても、雌雄ハウジングA及びBの分解
時においても、外壁面2より脱落する問題が生じない防
水コネクタを提供するものである。
ン3を外壁面2に固定し、雌雄ハウジングA及びBの組
立前の工程においても、雌雄ハウジングA及びBの分解
時においても、外壁面2より脱落する問題が生じない防
水コネクタを提供するものである。
上記の目的を達成するため、本考案においては、一方の
ハウジングの端子収容室の外壁面に環状パッキンを装着
して該一方のハウジングと対向する他方のハウジングと
をシールする防水コネクタにおいて、上記外壁面に凹状
係止部を設け、該環状パッキンの該外壁面に対する挿入
軸方向の後端面に当接すると共に該凹状係止部に係合す
る可撓片を有するストッパーを該外壁面に装着して設
け、該可撓係止片の内径寸法は該外壁面の外径寸法より
小さいことを特徴とする。
ハウジングの端子収容室の外壁面に環状パッキンを装着
して該一方のハウジングと対向する他方のハウジングと
をシールする防水コネクタにおいて、上記外壁面に凹状
係止部を設け、該環状パッキンの該外壁面に対する挿入
軸方向の後端面に当接すると共に該凹状係止部に係合す
る可撓片を有するストッパーを該外壁面に装着して設
け、該可撓係止片の内径寸法は該外壁面の外径寸法より
小さいことを特徴とする。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図に示すように、端子収容室1の外壁面2に溝上の
凹状係止部2Aを設け、ゴム質の環状パッキン10の外壁面
2に対する挿入軸方向の後端面10Bに断面鉤状の溝10Aを
設ける。
凹状係止部2Aを設け、ゴム質の環状パッキン10の外壁面
2に対する挿入軸方向の後端面10Bに断面鉤状の溝10Aを
設ける。
環状パッキン10の外部形状、内径寸法、外径寸法に関し
ては従来例と同様である。
ては従来例と同様である。
一方、一端に外壁面2の外径寸法よりも小さい内径寸法
をもった可撓片11Aを有するストッパー11の他端に断面
鉤状の挿圧係止部11Bを突設し、該挿圧係止部11Bを環状
パッキン10の溝10Aに圧入する。
をもった可撓片11Aを有するストッパー11の他端に断面
鉤状の挿圧係止部11Bを突設し、該挿圧係止部11Bを環状
パッキン10の溝10Aに圧入する。
従って、環状パッキン10とストッパー11は挿圧係止部11
Bによって結合され容易に離脱することはない。
Bによって結合され容易に離脱することはない。
次に、一体的に結合された環状パッキン10及びストッパ
ー11を、第1図に示すように、外壁面2に沿って右方向
に挿入すると、可撓片11Aは外壁面2に当接し弾性的に
撓みを生じたまま外壁面2上を移動し凹状係止部2A内に
嵌入する。
ー11を、第1図に示すように、外壁面2に沿って右方向
に挿入すると、可撓片11Aは外壁面2に当接し弾性的に
撓みを生じたまま外壁面2上を移動し凹状係止部2A内に
嵌入する。
従って、ストッパー11及びストッパー11と一体的に結合
された環状パッキン10は振動或は解体時に雌ハウジング
の摩擦を受けても外壁面2より脱落する虞れはない。
された環状パッキン10は振動或は解体時に雌ハウジング
の摩擦を受けても外壁面2より脱落する虞れはない。
なお、環状パッキン10とストッパー11とは、端子収容室
1の外壁面2の所定位置における装着状態において少な
くともストッパー11が環状パッキン10の挿入軸方向の後
端面10Bに当接するものであればよい。
1の外壁面2の所定位置における装着状態において少な
くともストッパー11が環状パッキン10の挿入軸方向の後
端面10Bに当接するものであればよい。
環状パッキン10は、第2図に示すように、雌ハウジング
Bの挿入により弾性収縮するため、ストッパー11の外径
寸法mは弾性収縮後の環状パッキン10の外径寸法eより
も小さく設定する。
Bの挿入により弾性収縮するため、ストッパー11の外径
寸法mは弾性収縮後の環状パッキン10の外径寸法eより
も小さく設定する。
又、可撓片11Aの形状は、可撓片11Aが凹状係止部2Aに嵌
入し外壁面2に係止されるものであれば環状であっても
分割片状であっても差支えない。
入し外壁面2に係止されるものであれば環状であっても
分割片状であっても差支えない。
同様に、挿圧係止部11Bの形状も環状パッキン10を係止
するものであれば環状であっても分割片状であっても差
支えない。
するものであれば環状であっても分割片状であっても差
支えない。
なお、環状パッキン10による雄雌ハウジングA及びBの
シール及び雌端子5の防水栓7による挿入孔6のシール
に関しては従来技術と変るところはない。
シール及び雌端子5の防水栓7による挿入孔6のシール
に関しては従来技術と変るところはない。
本発明は上記した如くに、一方のハウジングの端子収容
室の外壁面に環状パッキンを装着して該一方のハウジン
グと対向する他方のハウジングとをシールする防水コネ
クタにおいて、上記外壁面に凹状係止部を設け、該環状
パッキンの該外壁面に対する挿入軸方向の後端面に当接
すると共に該凹状係止部に係合する可撓片を有するスト
ッパーを該外壁面に装着して設け、該可撓係止片の内径
寸法は該外壁面の外径寸法より小さいことを特徴とする
ものであるから、環状パッキンとストッパーを端子収容
室の外壁面に沿って摺動させる操作によってパッキンの
ねじれ、反転や不完全挿入を防止しつつ該パッキンを端
子収容室の外周面に対して挿入感をもって簡単に装着し
得ると共に環状パッキンの脱落を完全に阻止することが
できる。
室の外壁面に環状パッキンを装着して該一方のハウジン
グと対向する他方のハウジングとをシールする防水コネ
クタにおいて、上記外壁面に凹状係止部を設け、該環状
パッキンの該外壁面に対する挿入軸方向の後端面に当接
すると共に該凹状係止部に係合する可撓片を有するスト
ッパーを該外壁面に装着して設け、該可撓係止片の内径
寸法は該外壁面の外径寸法より小さいことを特徴とする
ものであるから、環状パッキンとストッパーを端子収容
室の外壁面に沿って摺動させる操作によってパッキンの
ねじれ、反転や不完全挿入を防止しつつ該パッキンを端
子収容室の外周面に対して挿入感をもって簡単に装着し
得ると共に環状パッキンの脱落を完全に阻止することが
できる。
第1図及び第2図は本実施例を示し、それぞれ雌雄ハウ
ジング組付前後における環状パッキンの取付状態を示す
縦断面図、第3図は従来例における環状パッキン取付状
態を示す縦断面図である。 1…端子収容室、2…外壁面、2A…凹状係止部、3,10…
環状パッキン、10B…後端面、11…ストッパー、11A…可
撓片。
ジング組付前後における環状パッキンの取付状態を示す
縦断面図、第3図は従来例における環状パッキン取付状
態を示す縦断面図である。 1…端子収容室、2…外壁面、2A…凹状係止部、3,10…
環状パッキン、10B…後端面、11…ストッパー、11A…可
撓片。
Claims (1)
- 【請求項1】一方のハウジングの端子収容室の外壁面に
環状パッキンを装着して該一方のハウジングと対向する
他方のハウジングとをシールする防水コネクタにおい
て、上記外壁面に凹状係止部を設け、該環状パッキンの
該外壁面に対する挿入軸方向の後端面に当接すると共に
該凹状係止部に係合する可撓片を有するストッパーを該
外壁面に装着して設け、該可撓係止片の内径寸法は該外
壁面の外径寸法より小さいことを特徴とする防水コネク
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986097755U JPH0719098Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986097755U JPH0719098Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 防水コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS634082U JPS634082U (ja) | 1988-01-12 |
JPH0719098Y2 true JPH0719098Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=30965037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986097755U Expired - Lifetime JPH0719098Y2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719098Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1196402A (en) * | 1982-04-14 | 1985-11-05 | Amp Incorporated | Sealed electrical connector assembly |
JPS60133587U (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-05 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの防水栓 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP1986097755U patent/JPH0719098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634082U (ja) | 1988-01-12 |
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