JPH0144524B2 - - Google Patents

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JPH0144524B2
JPH0144524B2 JP60067081A JP6708185A JPH0144524B2 JP H0144524 B2 JPH0144524 B2 JP H0144524B2 JP 60067081 A JP60067081 A JP 60067081A JP 6708185 A JP6708185 A JP 6708185A JP H0144524 B2 JPH0144524 B2 JP H0144524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
vehicle
vehicle body
inner panel
panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP60067081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61222811A (ja
Inventor
Yasushi Takenaka
Toshiharu Yamada
Takeshi Sugyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP6708185A priority Critical patent/JPS61222811A/ja
Publication of JPS61222811A publication Critical patent/JPS61222811A/ja
Publication of JPH0144524B2 publication Critical patent/JPH0144524B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
    • B60H1/00564Details of ducts or cables of air ducts

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車体サイドビルトイン式空調ダクト等
に使用して好適な車両用送風ダクトに関するもの
である。
従来の技術 この種の車両用送風ダクトは一般に第5〜6図
に示したように車体アウターパネル1と車体イン
ナーパネル2の間に配設されていて、前記車体イ
ンナーパネル2に設けた空気吹出口3…3と図外
の送風機等とを連通させ、該送風機等から送り出
されてきた風を空気吹出口3…3までガイドし
て、これら空気吹出口3…3から風を車室内に吹
き出させるようになつている。4が車両用送風ダ
クトである。
発明が解決しようとする問題点 ところで従来の車両用送風ダクト4は断熱効果
等を考慮して樹脂材で所定の大きさに形成されて
いて、車体アウターパネル1と車体インナーパネ
ル2をアツセンブリーしたのちに車体インナーパ
ネル2に設けた作業孔5から車両用送風ダクト4
を差し込んでクリツプ6で車体インナーパネル2
の内面に止着していたため次に述べるような問題
点があつた。
(1) 前記作業孔5側のパネル間隙δによつて車両
用送風ダクト4の太さが制約されるため、車両
用送風ダクト4の断面積を十分に大きくできな
い場合が生じる。(車両用送風ダクト4を予め
車体インナーパネル2の内面に取付けておい
て、しかるのち車体インナーパネル2と車体ア
ウターパネル1をアツセンブリーするようにす
ればパネル間隙δによる車両用送風ダクト4の
断面積の制約はなくなるが、樹脂材製の車両用
送風ダクト4は機械的強度が弱いために車体ア
ウターパネル1と車体インナーパネル2をアツ
センブリーする際に損壊したり、更に塗装工程
では洗浄.乾燥.塗装.加熱等の条件が加わる
ので実際上は殆んど採用されていない)。
(2) 第7図に示すような作業孔5に補強材7が設
けられるような場合には長尺の車両用送風ダク
トはこれをそのまま作業孔5から差し込むこと
ができないため、長尺の車両用送風ダクトを数
個に分割した大きさの、所謂分割ダクトを使用
しなければならず、部品点数の増加と組付作業
能率の低下が起る。
(3) 第5図、第6図に示すようにクリツプ6で車
両用送風ダクト4を車体インナーパネル2の内
面に取付けているため、車両用送風ダクト4と
車体インナーパネル2の間に不可避的に隙間が
生じ、風の洩れが起り、洩れを防止するために
はシール等が必要になる。
本発明は上記従来の問題点を解決することを目
的として考されたものである。
問題点を解決するための手段 車両用送風ダクトを、開口部両側に溶接用フラ
ンジ部を有し、ダクト部が溝状をしたハツト断面
の、大きさの異なるダクトインナー、ダクトアウ
ターとなる2枚の鋼板をダクト部で間〓を有し、
前記フランジ部で接触重合させ、前記間〓に断熱
材を介在させることにより形成するとともに、前
記溶接用フランジ部を予め車体インナーパネルの
内面に溶接し、該車体インナーパネルと前記ダク
トインナーとの間でダクトを形成した。
作 用 上、下2枚の鋼板間に断熱材を介在させた断熱
鋼板で車両用送風ダクトを形成したので、該車両
用送風ダクトは樹脂材製の車両用送風ダクトなみ
の断熱性能と、鋼板製の車両用送風ダクトなみの
機械的強度を備えている(たとえばレインホース
としての役目)ので、車両用送風ダクトを予め車
体インナーパネルの内面に溶接しておいて、しか
るのち車体インナーパネルと車体アウターパネル
のアツセンブリーすることが可能になり(車両用
送風ダクトの機械的強度が強くなつたために車体
インナーパネルと車体アウターパネルをアツセン
ブリーする際にも容易に損壊することはないの
で)、従来の場合のように車両用送風ダクトを狭
い作業孔から差し込むというような面倒な作業が
不要となるのみならず、車両用送風ダクトを車体
インナーパネルに溶接することにより、車両用送
風ダクトが車体インナーパネルの補強材として作
用し、車体インナーパネルの機械的強度を高める
ことができる。
実施例 次に本発明の実施例を第1〜4図を参照して説
明する。第1〜2図は本発明の第1実施例を示
し、図において4が本発明の車両用送風ダクトで
あり、該車両用送風ダクト4は、開口部両側に溶
接用フランジ部11,12を有し、ダクト部13
が溝状をしたハツト断面の、大きさの異なるダク
トインナー、ダクトアウターとなる2枚の鋼板
8,9を、前記ダクト部13で間〓を有し、前記
フランジ部11,12で接触重合させ、前記間〓
に断熱材10を介在させることにより形成されて
いる。また溶接用フランジ部11,12は鋼板
8,9の両側の直角折曲部を互に重ね合わせて接
合することにより形成されている。そしてこれら
溶接用フランジ部11,12を車体インナーパネ
ル2の内面に密着当接させて、所望箇所をスポツ
ト溶接14…14することにより、車体インナー
パネル2の内面に取付けられていて、車体インナ
ーパネル2に設けた空気吹出口3…3と図外の送
風機を連通するようになつている。1は車体アウ
ターパネルである。
また第3図は本発明の第2実施例であり、該実
施例は断熱材10を溶接用フランジ部11,12
にまで介在させた場合を示している。これら溶接
用フランジ部11,12には一定間隔ごとに断熱
材10が介在されていて、溶接用フランジ部1
1,12から車体インナーパネル2側への熱伝達
を可及的に防止するようになつている。そして溶
接用フランジ部11,12の断熱材10が介在さ
れていない部分つまり鋼板8,9が直線重なり合
つている部分15…15を利用してスポツト溶接
14…14により車体インナーパネル2の内面に
取付けられている。16は鋼板8,9相互のスポ
ツト溶接部である。
また第4図は本発明の第3実施例であり、前記
鋼板8,9が直接重なり合つている部分15…1
5の一つおきに、一方の鋼板8の一部に切欠部1
7を形成し、該切欠部17で他方の鋼板9と車体
インナーパネル2をスポツト溶接14…14する
ことにより、所謂2枚重ねのスポツト溶接として
前記第3実施例の3枚重ねのスポツト溶接よりも
溶接効果を向上させた場合を示している。18は
鋼板8,9相互のスポツト溶接部である。
発明の効果 以上説明したように本発明は、車体アウターパ
ネルと車体インナーパネルの間に配設されてい
て、前記車体インナーパネルに設けた空気吹出口
と送風機とを連通する車両用送風ダクトにおい
て、該ダクトを、開口部両側に溶接用フランジ部
を有し、ダクト部が溝状をしたハツト断面の、大
きさの異なるダクトインナー、ダクトアウターと
なる2枚の鋼板をダクト部で間〓を有し、前記フ
ランジ部で接触重合させ、前記間〓に断熱材を介
在させることにより形成するとともに、前記溶接
用フランジ部を予め車体インナーパネルの内面に
溶接し、該車体インナーパネルと前記ダクトイン
ナーとの間でダクトを形成するようにしたので次
に述べるような効果がある。
(1) 従来の樹脂材製の車両用送風ダクトに較べて
機械的強度が大となるので車両用送風ダクトを
予め、車体インナーパネルに溶接しておいてし
かるのちに車体インナーパネルと車体アウター
パネルをアツセンブリーすることが可能とな
り、かくすることにより、従来の場合のように
車両用送風ダクトを狭い作業孔から差し込んで
クリツプで止めるというような面倒な作業が不
要となるのみならず作業孔側のパネル間隙δに
よる差し込み時の制約がなくなるため、車両用
送風ダクトの断面積を最大限に大きくすること
ができる。
(2) 車両用送風ダクトを車体インナーパネルに溶
接し、一体的に固着するため車両用送風ダクト
が車体インナーパネルの補強材として作用し、
車体インナーパネルの強度を高めることができ
る。
(3) また従来の場合のように取付作業上の制約が
ないので車体トリムと車体インナーパネルとの
見切位置を自由に高くすることができ、これに
より車体トリム面積を小さくして原価低減を図
ることができる。
(4) 断熱材を介在させた鋼板で出来ているので、
機械的強度は勿論のこと、耐熱性も有している
ため、前工程で車体インナーパネルとアウター
パネルの間にアツセンブリーし、後工程で洗浄
や焼付塗装を行うことができる。
(5) 鋼板製ダクトではあるが間に断熱材を介在さ
せているので、従来の樹脂製ダクトなみの断熱
効果を保持して送風ダクトの役目をはたすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の斜視断面図、第
2図は要部の拡大図、第3図は第2実施例の斜視
図、第4図は第3実施例の斜視図、第5図は従来
例の斜視断面図、第6図は従来の欠点を示す断面
図、第7図は従来の他の欠点を示す説明図であ
る。 1……車体アウターパネル、2……車体インナ
ーパネル、3……空気吹出口、4……車両用送風
ダクト、8,9……ダクトインナー、ダクトアウ
ターとなる2枚の鋼板、10……断熱材、11,
12……溶接用フランジ部、13……ダクト部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体アウターパネルと車体インナーパネルの
    間に配設されていて、前記車体インナーパネルに
    設けた空気吹出口と送風機とを連通する車両用送
    風ダクトにおいて、該ダクトは、開口部両側に溶
    接用フランジ部を有し、ダクト部が溝状をしたハ
    ツト断面の、大きさの異なるダクトインナー、ダ
    クトアウターとなる2枚の鋼板をダクト部で間〓
    を有し、前記フランジ部で接触重合させ、前記間
    〓に断熱材を介在させることにより形成されてい
    るとともに、前記溶接用フランジ部は予め車体イ
    ンナーパネルの内面に溶接されていて、該車体イ
    ンナーパネルと前記ダクトインナーとの間でダク
    トを形成するようにしたことを特徴とする車両用
    送風ダクト。
JP6708185A 1985-03-29 1985-03-29 車両用送風ダクト Granted JPS61222811A (ja)

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