JPS6116672B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116672B2 JPS6116672B2 JP8452280A JP8452280A JPS6116672B2 JP S6116672 B2 JPS6116672 B2 JP S6116672B2 JP 8452280 A JP8452280 A JP 8452280A JP 8452280 A JP8452280 A JP 8452280A JP S6116672 B2 JPS6116672 B2 JP S6116672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cross member
- front pillar
- panel
- flanges
- cowl box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 13
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 108010054404 Adenylyl-sulfate kinase Proteins 0.000 description 1
- 102100039024 Sphingosine kinase 1 Human genes 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 206010044625 Trichorrhexis Diseases 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/081—Cowls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、カウルボツクスを構成するダツシユ
アツパパネルの後側にクロスメンバを配設してな
る自動車のカウルボツクス部構造の改良に関す
る。
アツパパネルの後側にクロスメンバを配設してな
る自動車のカウルボツクス部構造の改良に関す
る。
従来この種のカウルボツクス部構造としては、
例えば、NISSANサービス周報、昭和52年8月、
第340号(SK−1)ニツサン スカイライン第
205頁に示されるもの、または第1図及び第2図
に示すように、カウルボツクス1を構成するダツ
シユアツパパネル2を車幅方向に伸びるチヤンネ
ル状に形成し、このダツシユアツパパネル2の後
側立上り部3にダツシユアツパパネル2の長手方
向寸法に略対応したチヤンネル状のクロスメンバ
4をダツシユアツパパネル2との間で閉断面を形
成するようにスポツト溶接接合して配設したもの
があり、このタイプに於いて、このダツシユアツ
パパネル2を車体に組付ける際には、ダツシユア
ツパパネル2の両端をエンジンルームを仕切るフ
ードレツジ5の内壁に当接させ且つスポツト溶接
接合すると共に、クロスメンバ4の両端フランジ
6にフロントピラ7の車室内側を当接させながら
フロントピラ7を車体に組付け且つ上記クロスメ
ンバ4をフロントピラ7にアーク溶接接合してい
た。尚、図中、8はエンジンルームと車室内とを
仕切るダツシユロアパネルであり、このダツシユ
ロアパネル8の上端はダツシユアツパパネル2の
前側立上り部9下端にスポツト溶接接合されてい
る。
例えば、NISSANサービス周報、昭和52年8月、
第340号(SK−1)ニツサン スカイライン第
205頁に示されるもの、または第1図及び第2図
に示すように、カウルボツクス1を構成するダツ
シユアツパパネル2を車幅方向に伸びるチヤンネ
ル状に形成し、このダツシユアツパパネル2の後
側立上り部3にダツシユアツパパネル2の長手方
向寸法に略対応したチヤンネル状のクロスメンバ
4をダツシユアツパパネル2との間で閉断面を形
成するようにスポツト溶接接合して配設したもの
があり、このタイプに於いて、このダツシユアツ
パパネル2を車体に組付ける際には、ダツシユア
ツパパネル2の両端をエンジンルームを仕切るフ
ードレツジ5の内壁に当接させ且つスポツト溶接
接合すると共に、クロスメンバ4の両端フランジ
6にフロントピラ7の車室内側を当接させながら
フロントピラ7を車体に組付け且つ上記クロスメ
ンバ4をフロントピラ7にアーク溶接接合してい
た。尚、図中、8はエンジンルームと車室内とを
仕切るダツシユロアパネルであり、このダツシユ
ロアパネル8の上端はダツシユアツパパネル2の
前側立上り部9下端にスポツト溶接接合されてい
る。
然しながら、このような従来のカウルボツクス
部構造にあつては、ダツシユアツパパネル2の後
側に車幅寸法に対応したクロスメンバ4を配設し
ていたので、ダツシユアツパパネル2組付時に
は、ダツシユアツパパネル2自体をフードレツジ
5の内壁に溶接接合した後、ダツシユアツパパネ
ル2の後側に配置されたクロスメンバ4の両端に
フロントピラ7の内壁を当接させながらフロント
ピラ7を車体に組付けなければならず、車体の組
付工程に重大な制約を加えてしまい、しかもその
組付作業を面倒にするという不具合があつた。
又、フロントピラ7はフロントピラインナパネル
7aとフロントピラアウタパネル7bとで予め閉
断面構造に形成されているため、クロスメンバ4
のフロントピラ7への結合については、スポツト
溶接を使用することが困難であり、この結果、必
然的にアーク溶接あるいはガス溶接に頼らざるを
得ないが、このアーク溶接等による溶接作業はフ
ロントピラインナパネル7aが薄鋼板であるた
め、熱によるパネルの溶融等を留意しなければな
らず非常に熟練を要してその作業を面倒なものに
するばかりか、溶接作業の自動化を困難なものに
していた。
部構造にあつては、ダツシユアツパパネル2の後
側に車幅寸法に対応したクロスメンバ4を配設し
ていたので、ダツシユアツパパネル2組付時に
は、ダツシユアツパパネル2自体をフードレツジ
5の内壁に溶接接合した後、ダツシユアツパパネ
ル2の後側に配置されたクロスメンバ4の両端に
フロントピラ7の内壁を当接させながらフロント
ピラ7を車体に組付けなければならず、車体の組
付工程に重大な制約を加えてしまい、しかもその
組付作業を面倒にするという不具合があつた。
又、フロントピラ7はフロントピラインナパネル
7aとフロントピラアウタパネル7bとで予め閉
断面構造に形成されているため、クロスメンバ4
のフロントピラ7への結合については、スポツト
溶接を使用することが困難であり、この結果、必
然的にアーク溶接あるいはガス溶接に頼らざるを
得ないが、このアーク溶接等による溶接作業はフ
ロントピラインナパネル7aが薄鋼板であるた
め、熱によるパネルの溶融等を留意しなければな
らず非常に熟練を要してその作業を面倒なものに
するばかりか、溶接作業の自動化を困難なものに
していた。
本発明は以上の観点に立つて為されたものであ
つて、その目的とするところは、ダツシユアツパ
パネルに組付に伴うクロスメンバの組付工程を簡
略化でき、しかもクロスメンバの組付けにスポツ
ト溶接を可能としてその組付作業性を大幅に向上
させた自動車のカウルボツクス部構造を提供する
ことにある。
つて、その目的とするところは、ダツシユアツパ
パネルに組付に伴うクロスメンバの組付工程を簡
略化でき、しかもクロスメンバの組付けにスポツ
ト溶接を可能としてその組付作業性を大幅に向上
させた自動車のカウルボツクス部構造を提供する
ことにある。
そして、上記の目的達成のために、本発明は、
クロスメンバをその長手方向に沿つてクロスメン
バ本体とフロントピラ側に予め組付けられるクロ
スメンバ左右両端部とに分割して形成すると共
に、これらの各分割端部に車幅方向に対して垂直
の面からなるフランジをそれぞれ形成し、これら
フランジを突き合わせて溶接接合したことを問題
解決の手段とする。
クロスメンバをその長手方向に沿つてクロスメン
バ本体とフロントピラ側に予め組付けられるクロ
スメンバ左右両端部とに分割して形成すると共
に、これらの各分割端部に車幅方向に対して垂直
の面からなるフランジをそれぞれ形成し、これら
フランジを突き合わせて溶接接合したことを問題
解決の手段とする。
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
第3図及び第4図に示す実施例に於いて、ダツ
シユアツパパネル2の後側に配設されるチヤンネ
ル状のクロスメンバ4は、クロスメンバ本体10
と、このクロスメンバ本体10の左右両端に配置
されるクロスメンバ左右両端部11(図中、クロ
スメンバ左端部は図示せず)とに三分割して形成
されている。
シユアツパパネル2の後側に配設されるチヤンネ
ル状のクロスメンバ4は、クロスメンバ本体10
と、このクロスメンバ本体10の左右両端に配置
されるクロスメンバ左右両端部11(図中、クロ
スメンバ左端部は図示せず)とに三分割して形成
されている。
この実施例に於いて、上記クロスメンバ本体1
0は、ダツシユアツパパネル2の長手方向寸法よ
り短寸に形成されており、ダツシユアツパパネル
2の後側立上り部3にあつて且つその中央部にダ
ツシユアツパパネル2との間で閉断面を形成する
ようにスポツト溶接接合されてダツシユアツパパ
ネル2に予めサブアツセンブリされている。そし
て、クロスメンバ本体10の両端には外方に向か
つて突出する両端フランジ12が形成されてい
て、この両端フランジ12の端面は、車幅方向に
対して、その下端が上端より車室内側に配置され
るような角度θのテーパ面13として形成されて
いる。
0は、ダツシユアツパパネル2の長手方向寸法よ
り短寸に形成されており、ダツシユアツパパネル
2の後側立上り部3にあつて且つその中央部にダ
ツシユアツパパネル2との間で閉断面を形成する
ようにスポツト溶接接合されてダツシユアツパパ
ネル2に予めサブアツセンブリされている。そし
て、クロスメンバ本体10の両端には外方に向か
つて突出する両端フランジ12が形成されてい
て、この両端フランジ12の端面は、車幅方向に
対して、その下端が上端より車室内側に配置され
るような角度θのテーパ面13として形成されて
いる。
一方、クロスメンバ左右両端部11は、その両
端に夫々外方に向かつて突出する接合フランジ1
4,15が形成されていて、このクロスメンバ左
右両端部11は、フロントピラ7側の接合フラン
ジ14をフロントピラ7の車体内側、即ち、フロ
ントピラインナパネル7aの車室内壁に当接させ
且つスポツト溶接接合してフロントピラインナパ
ネル7aに取付けられると共に、このフロントピ
ラインナパネル7aにフロントピラアウタパネル
7bをスポツト溶接接合してフロントピラ7を構
成することにより、上記クロスメンバ左右両端部
11は予めフロントピラ7にサブアツセンブリさ
れる。そして、上記クロスメンバ左右両端部11
の車室内側突出端に位置する接合フランジ15の
端面は、車幅方向に対してその下端が上端より車
室内側に配置される傾斜面となつており、上記ク
ロスメンバ本体10のテーパ面13に当接し得る
ようになつている。
端に夫々外方に向かつて突出する接合フランジ1
4,15が形成されていて、このクロスメンバ左
右両端部11は、フロントピラ7側の接合フラン
ジ14をフロントピラ7の車体内側、即ち、フロ
ントピラインナパネル7aの車室内壁に当接させ
且つスポツト溶接接合してフロントピラインナパ
ネル7aに取付けられると共に、このフロントピ
ラインナパネル7aにフロントピラアウタパネル
7bをスポツト溶接接合してフロントピラ7を構
成することにより、上記クロスメンバ左右両端部
11は予めフロントピラ7にサブアツセンブリさ
れる。そして、上記クロスメンバ左右両端部11
の車室内側突出端に位置する接合フランジ15の
端面は、車幅方向に対してその下端が上端より車
室内側に配置される傾斜面となつており、上記ク
ロスメンバ本体10のテーパ面13に当接し得る
ようになつている。
従つて、この実施例に係るカウルボツクス部構
造によれば、クロスメンバ本体10を備えたダツ
シユアツパパネル2を車体に組付ける際には、従
来と同様に、ダツシユアツパパネル2を車体上方
から下方に向けて移動させ、ダツシユアツパパネ
ル2の前側立上り部9下端をダツシユロアパネル
8の上端にスポツト溶接接合すればよい。このと
き、フードレツジ5はフロントピラ7と異なり、
比較的剛性が低いので、ダツシユアツパパネル2
の両端はフードレツジ5の内壁に比較的容易にス
ポツト溶接接合することができる。このダツシユ
アツパパネル2組付時に於いて、ダツシユアツパ
パネル2の後側立上り部3に取付けられたクロス
メンバ本体10は、予めフロントピラ7に組付け
られているクロスメンバ左右両端部11間に挾持
されることになる。即ち、クロスメンバ本体10
の両端フランジ12のテーパ面13は、上記クロ
スメンバ左右両端部11の接合フランジ15面に
喰込むように形成されているため、上記クロスメ
ンバ本体10の両端フランジ12はクロスメンバ
左右両端部11の接合フランジ15面に沿つて摺
動し、上記両端フランジ12が接合フランジ15
に完全に当接した状態に於いてクロスメンバ本体
10がクロスメンバ左右両端部11間に位置決め
されることになる。この状態に於いて、第4図に
示すように、クロスメンバ本体10の両端フラン
ジ12とクロスメンバ左石両端部11の接合フラ
ンジ15との間をスポツト溶接接合することによ
り、両端がフロントピラ7の内壁に接合されてな
る一体的なクロスメンバ4がダツシユアツパパネ
ル2の後側に架設された状態で配設されることと
なり、ダツシユアツパパネル2の車体への組付け
作業が完了する。尚、クロスメンバ左右両端部1
1の前縁はダツシユアツパパネル2の後側上り部
にスポツト溶接接合される。
造によれば、クロスメンバ本体10を備えたダツ
シユアツパパネル2を車体に組付ける際には、従
来と同様に、ダツシユアツパパネル2を車体上方
から下方に向けて移動させ、ダツシユアツパパネ
ル2の前側立上り部9下端をダツシユロアパネル
8の上端にスポツト溶接接合すればよい。このと
き、フードレツジ5はフロントピラ7と異なり、
比較的剛性が低いので、ダツシユアツパパネル2
の両端はフードレツジ5の内壁に比較的容易にス
ポツト溶接接合することができる。このダツシユ
アツパパネル2組付時に於いて、ダツシユアツパ
パネル2の後側立上り部3に取付けられたクロス
メンバ本体10は、予めフロントピラ7に組付け
られているクロスメンバ左右両端部11間に挾持
されることになる。即ち、クロスメンバ本体10
の両端フランジ12のテーパ面13は、上記クロ
スメンバ左右両端部11の接合フランジ15面に
喰込むように形成されているため、上記クロスメ
ンバ本体10の両端フランジ12はクロスメンバ
左右両端部11の接合フランジ15面に沿つて摺
動し、上記両端フランジ12が接合フランジ15
に完全に当接した状態に於いてクロスメンバ本体
10がクロスメンバ左右両端部11間に位置決め
されることになる。この状態に於いて、第4図に
示すように、クロスメンバ本体10の両端フラン
ジ12とクロスメンバ左石両端部11の接合フラ
ンジ15との間をスポツト溶接接合することによ
り、両端がフロントピラ7の内壁に接合されてな
る一体的なクロスメンバ4がダツシユアツパパネ
ル2の後側に架設された状態で配設されることと
なり、ダツシユアツパパネル2の車体への組付け
作業が完了する。尚、クロスメンバ左右両端部1
1の前縁はダツシユアツパパネル2の後側上り部
にスポツト溶接接合される。
又、この実施例に於いて、クロスメンバ本体1
0の両端フランジ12はクロスメンバ左右両端部
11の接合フランジ15面に喰込むようなテーパ
面13として形成されているため、クロスメンバ
本体10とクロスメンバ左右両端部11との連結
が容易になるばかりかダツシユアツパパネル2の
組付時における位置決めも容易になり、更に、ク
ロスメンバ本体10又はクロスメンバ左右両端部
11の車幅方向における誤差も上記クロスメンバ
本体10とクロスメンバ左右両端部11との接合
部によつてある程度吸収することが可能になる。
0の両端フランジ12はクロスメンバ左右両端部
11の接合フランジ15面に喰込むようなテーパ
面13として形成されているため、クロスメンバ
本体10とクロスメンバ左右両端部11との連結
が容易になるばかりかダツシユアツパパネル2の
組付時における位置決めも容易になり、更に、ク
ロスメンバ本体10又はクロスメンバ左右両端部
11の車幅方向における誤差も上記クロスメンバ
本体10とクロスメンバ左右両端部11との接合
部によつてある程度吸収することが可能になる。
尚、上記実施例に於いては、クロスメンバ本体
10の両端フランジ12を所定のテーパ面13と
して形成しているが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、上記両端フランジ12を同一鉛直
面上に配置してもよく、この場合、クロスメンバ
本体10及びクロスメンバ左右両端部11の車幅
方向寸法の精度及び夫々の取付精度を向上させて
クロスメンバ本体10とクロスメンバ左右両端部
11との連結具合を確保する必要がある。
10の両端フランジ12を所定のテーパ面13と
して形成しているが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、上記両端フランジ12を同一鉛直
面上に配置してもよく、この場合、クロスメンバ
本体10及びクロスメンバ左右両端部11の車幅
方向寸法の精度及び夫々の取付精度を向上させて
クロスメンバ本体10とクロスメンバ左右両端部
11との連結具合を確保する必要がある。
以上説明したように、本発明に係る自動車のカ
ウルボツクス部構造によれば、クロスメンバをそ
の長手方向に沿つてクロスメンバ本体とフロント
ピラ側に予め組付けられるクロスメンバ左右両端
部とに分割して形成すると共に、これらの各分割
端部に車幅方向に対して垂直の面からなるフラン
ジをそれぞれ形成し、これらのフランジを突き合
わせて溶接接合する構造としたので、ダツシユア
ツパパネル組付時におけるクロスメンバのフロン
トピラへの組付けに当つて、従来のように、アー
ク溶接あるいはガス溶接等の面倒な溶接作業を廃
止することが可能となり、組付作業性を大幅に向
上させることができる。又、フロントピラを予め
車体に組付けた状態に於いてダツシユアツパパネ
ルの組付けが可能になるため、ダツシユアツパパ
ネル組付時に同時にフロントピラを車体に組付け
るという面倒な作業が不要となり、その分、ダツ
シユアツパパネルの組付工程を簡略化することが
できる。
ウルボツクス部構造によれば、クロスメンバをそ
の長手方向に沿つてクロスメンバ本体とフロント
ピラ側に予め組付けられるクロスメンバ左右両端
部とに分割して形成すると共に、これらの各分割
端部に車幅方向に対して垂直の面からなるフラン
ジをそれぞれ形成し、これらのフランジを突き合
わせて溶接接合する構造としたので、ダツシユア
ツパパネル組付時におけるクロスメンバのフロン
トピラへの組付けに当つて、従来のように、アー
ク溶接あるいはガス溶接等の面倒な溶接作業を廃
止することが可能となり、組付作業性を大幅に向
上させることができる。又、フロントピラを予め
車体に組付けた状態に於いてダツシユアツパパネ
ルの組付けが可能になるため、ダツシユアツパパ
ネル組付時に同時にフロントピラを車体に組付け
るという面倒な作業が不要となり、その分、ダツ
シユアツパパネルの組付工程を簡略化することが
できる。
第1図は従来の自動車のカウルボツクス部構造
の一例を示す斜視図、第2図は第1図の要部斜視
図、第3図は本発明に係る自動車のカウルボツク
ス部構造の一実施例であつてカウルボツクス部の
組付工程を示す要部斜視図、第4図は第3図のカ
ウルボツクス部の組付状態を示す要部斜視図であ
る。 1……カウルボツクス、2……ダツシユアツパ
パネル、4……クロスメンバ、7……フロントピ
ラ、10……クロスメンバ本体、11……クロス
メンバ左右両端部、13……テーパ面。
の一例を示す斜視図、第2図は第1図の要部斜視
図、第3図は本発明に係る自動車のカウルボツク
ス部構造の一実施例であつてカウルボツクス部の
組付工程を示す要部斜視図、第4図は第3図のカ
ウルボツクス部の組付状態を示す要部斜視図であ
る。 1……カウルボツクス、2……ダツシユアツパ
パネル、4……クロスメンバ、7……フロントピ
ラ、10……クロスメンバ本体、11……クロス
メンバ左右両端部、13……テーパ面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 カウルボツクス1を構成するダツシユアツパ
パネル2の後側に車幅方向に伸びるクロスメンバ
4を配設し、このクロスメンバ4の両端をフロン
トピラ7の車室内側に溶接接合してなる自動車の
カウルボツクス部構造に於いて、上記クロスメン
バ4をその長手方向に沿つてクロスメンバ本体1
0とフロントピラ側に予め組付けられるクロスメ
ンバ左右両端部11とに分割して形成すると共
に、これらの各分割端部に車幅方向に対して垂直
の面からなるフランジ12,15をそれぞれ形成
し、これらフランジ12,15を突き合わせて溶
接接合したことを特徴とする自動車のカウルボツ
クス部構造。 2 上記クロスメンバ本体10の両端フランジ1
2は、車幅方向に対して下端が上端より車室内側
に配置されるようなテーパ面13として形成され
ると共に、クロスメンバ左右両端部11のフラン
ジ15が上記テーパ面13に当接するように形成
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の自動車のカウルボツクス部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8452280A JPS5711174A (en) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | Cowl box construction for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8452280A JPS5711174A (en) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | Cowl box construction for automobile |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5711174A JPS5711174A (en) | 1982-01-20 |
JPS6116672B2 true JPS6116672B2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=13832964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8452280A Granted JPS5711174A (en) | 1980-06-24 | 1980-06-24 | Cowl box construction for automobile |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5711174A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3446628A1 (de) * | 1984-12-20 | 1986-06-26 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Signalisierungsschaltung |
JPS61235277A (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-20 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JPS61282170A (ja) * | 1985-06-06 | 1986-12-12 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JPH0347977Y2 (ja) * | 1985-07-30 | 1991-10-14 | ||
JPS6258260U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-10 | ||
JPS6320278A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体構造 |
JPH0723107B2 (ja) * | 1988-10-21 | 1995-03-15 | マツダ株式会社 | 自動車の前部車体構造 |
FR2669885A1 (fr) * | 1990-11-30 | 1992-06-05 | Peugeot | Agencement d'une structure d'un poste de conduite de vehicule automobile. |
-
1980
- 1980-06-24 JP JP8452280A patent/JPS5711174A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5711174A (en) | 1982-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6017414Y2 (ja) | 自動車のフロントデツキ部の結合構造 | |
US4964672A (en) | Dashboard support construction for cowl region of a motor car | |
JPH0324391B2 (ja) | ||
JPS6116672B2 (ja) | ||
JP2001278116A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JPH11115810A (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP2530644B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP4294581B2 (ja) | 車両のフロントピラー構造 | |
JPH06127433A (ja) | 自動車の上部車体構造 | |
JPH0840307A (ja) | 車体ルーフ回りのパネル接合構造 | |
JPS5921099Y2 (ja) | 自動車のル−フレ−ル部分の車体結合部構造 | |
JPS5819981Y2 (ja) | キヤブ構造 | |
JPH10167115A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH0238864Y2 (ja) | ||
JPS5848228Y2 (ja) | ライトバンの車体構造 | |
JP3431457B2 (ja) | 自動車の車体におけるカウルルーバ取付構造 | |
JP2833008B2 (ja) | カウルサイドパネルの取付構造 | |
JPS6336871Y2 (ja) | ||
JPH0351274Y2 (ja) | ||
JPS6134932Y2 (ja) | ||
JPH0356460Y2 (ja) | ||
JPS6023258Y2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP2001191956A (ja) | 前部車体構造 | |
JPH0423744Y2 (ja) | ||
KR930002557Y1 (ko) | 승용차의 대쉬패널(dash panel)과 센터플로어(center floor) 접합구조 |