JPH0144322Y2 - - Google Patents

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JPH0144322Y2
JPH0144322Y2 JP10933886U JP10933886U JPH0144322Y2 JP H0144322 Y2 JPH0144322 Y2 JP H0144322Y2 JP 10933886 U JP10933886 U JP 10933886U JP 10933886 U JP10933886 U JP 10933886U JP H0144322 Y2 JPH0144322 Y2 JP H0144322Y2
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air
vehicle
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switch
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車室内除湿のときに車輛トランク内か
ら空気を吸込むようにした車輛用空気調和装置に
関する。
(従来技術) 車輛用空気調和装置において、暖房時にデミス
トする場合、外気低温のときは外気を導入し、加
熱のうえデフロスト吹出口およびヒート吹出口か
ら吹き出させてデミストを行なうことが知られて
いる。
さらにまた、この場合には車室への送風量を増
加させることが行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記の如く外気導入によつてデミスト
を行なう場合に、外気が汚れているとき、たとえ
ばスパイクタイヤ使用による粉塵が多く存在して
いる季節においては車輛用空気調和装置を通して
粉塵を吸込み車室内が汚れるほか、空気調和装置
内に粉塵が溜り、送風ができなくなる問題点があ
つた。
本考案は上記の問題点を解決した車輛用空気調
和装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決するために次のよ
うに構成した。
熱交換手段を介して吸入空気を車室へ導く第1
の送風機を備えた車輛用空気調和装置において、
車輛トランクと第1の送風機の空気吸込側とを連
結するダクトを設け、該ダクト途中に車輛トラン
ク内の空気を第1の送風機の空気吸込側へ送風す
る第2の送風機を設け、外気温度が所定温度以下
のときに外気を導入して車室内気の除湿を行なう
場合第2の送風機を駆動する駆動手段を設けた。
(作用) 上記の如く構成した本考案において、外気温度
が所定温度以下のときに外気を導入して車室内気
の除湿を行なう場合、駆動手段によつて第2の送
風機が駆動される。この結果車輛トランク内の空
気は第2の送風機により吸引されて第1の送風機
の空気吸込側に送風される。
したがつて、車輛トランク内の空気は第2およ
び第1送風機により、吸引、送風され、熱交換器
を介して車室に吹き込まれる。この場合に、第2
の送風機により車輛外の空気が車輛トランク内に
吸込まれるが、車輛トランクに吸込まれる際にろ
過されて車輛用空気調和装置内へ粉塵が吸込まれ
ることは殆んど無くなる。また、外気温度が所定
温度以下の場合であり、熱交換手段は暖房状態に
あつて車室への送風は加熱されて吹き込まれる。
(実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の主要部を示す模式
図を、第2図は同じく主要部を示す配線図であ
る。
車輛1に設けたダクト2に上流側より車室内
気、外気の導入比率を制御するインテークダンパ
3、インテークダンパ3を介して空気を吸入する
送風機4、冷却機5の一部を構成し冷却機動作中
送風機4からの空気を冷却するエバポレータ6、
エバポレータ6を通過した空気量中ヒータコア7
に導く導入比率を制御するミツクスダンパ8、ミ
ツクスダンパ8を通過しヒータコア7にて加熱さ
れた空気とヒータコア7をバイパスした空気との
混合空気を車室23へ吹き出す吹出口を選択する
モード切替ダンパ9および10が設けてあり、モ
ード切替ダンパ9および10により、フロントガ
ラスに沿つて空気を吹き出すデフロスト吹出口1
1、乗員の足元から吹き出すヒート吹出口12、
乗員の顔部方向へ吹き出すベント吹出口13中の
1つまたは2つが選択される。
一方、制御回路14は車室温度設定器15、車
室内気温度センサ16および外気温度センサ17
の出力が供給してあつて、これらの出力に関連し
て送風機4の駆動モータ41に印加する電圧を切
替えて送風量制御を、ミツクスダンパ8の開度制
御を行なつて車室内気温度を制御し、モード切替
ダンパ9および10の開度位置制御を行なうと共
に、エアコンスイツチ18のオン中では冷却機5
を駆動して冷房を、オフ中では冷却機5の駆動を
停止して換気または暖房を行なうようになつてい
る。さらにまた制御装置14にはデミストを指示
するデミスト指示スイツチ19の出力、インテー
クダンパの開度位置を外気導入、内気循環状態の
位置にするインテークダンパ開度指示スイツチ2
0の出力が供給してあり、デミスト指示スイツチ
19によりデミスト指示中は送風機4の駆動モー
タ41に印加する電圧を増加させることにより送
風量を増大させると共に、デフロスト吹出口11
およびヒート吹出口12を開放する状態にモード
切替ダンパ9および10を制御し、インテークダ
ンパ開度指示スイツチ20の指示により指示され
た開度位置にインテークダンパ3を制御するよう
にしてある。さらに外気温度が所定温度以下か否
かを判別した判別出力を出力するようにしてあ
る。
一方、車輛トランク24内の空気を別途設けた
ダクト25を通して送風機4の吸込側に導くと共
に、ダクト25内には送風機26を設けて車輛ト
ランク24内の空気を送風機26の動作中、送風
機4の吸込側へ送風するように構成してある。
なお、ここで外気温度が所定温度以下か否かの
判別出力はスイツチ型式で出力されるものとし、
以下、これをスイツチ28で示し、281は外気
温度が所定温度以下のときにオン状態に、282
は外気温度が所定温度を超えているときにオン状
態になるスイツチ28の接点とする。
次に、送風機4の駆動および送風機26の駆動
について第2図によつて説明する。
車載蓄電池29の電圧は送風機4の駆動モータ
1に印加する。駆動モータ41には直列に抵抗3
1と32との直列回路が接続してあり、抵抗31
と駆動モータ41との接続点a、抵抗31と抵抗
32との接続点b、抵抗32の他端点cは可動片
35の移動によつて導体33および34と選択的
に短絡するようにしてある。なお導体34はアー
スしてある。
一方、車載蓄電池29の電圧はスイツチ28の
共通接点に印加し、接点281からの出力電圧は
デミスト指示スイツチ19の一方のスイツチ19
を介して送風機26のモータ261に印加する。
また接点282からの出力電圧はデミスト指示ス
イツチ19の他方のスイツチ192を介してマグ
ネツトクラツチ30の一端に接続してあり、マグ
ネツトクラツチ30の他端は導体35に接続して
ある。マグネツト30の励磁により車輛駆動用の
エンジンの回転が、冷却機5の一部を構成するコ
ンプレツサ27に伝達され、マグネツトクラツチ
30の付勢によりコンプレツサ27が駆動され
る。なお、スイツチ191とスイツチ192は連動
して動作する。
いま外気温度が設定温度を超えているときはス
イツチ28の可動片は接点282と接触している
状態であり、この状態でデミスト指示スイツチ1
9をオン状態にするとマグネツトクラツチ30が
可動片35の位置にかかわらず付勢されて、コン
プレツサ27が駆動され、吸入空気が冷却され、
車室23への吹込み空気は除湿され、デミストが
行なわれる。この場合に可動片35は制御回路1
4により接続点aをアースする状態にまで駆動さ
れてモータ41に印加される電圧が最大となつて、
送風量が最大となる。この状態では通常のデミス
トの状態である。
仮に外気温度が設定温度以下のときはインテー
クダンパ3は内気循環側に設定されているのが通
常である。また外気温度が設定温度以下のために
スイツチ28の可動片は接点281と接触してい
る状態であり、この状態でデミスト指示スイツチ
19をオン状態にすると、車載蓄電池29の電圧
がスイツチ28の接点281、デミスト指示スイ
ツチ191を介してモータ261に印加され、モー
タ261は駆動される。すなわち、この場合は外
気温度が設定温度以下であつて、デミスト指示が
なされているときであり、モータ261が駆動さ
れて車輛トランク24内の空気が送風機26にて
吸引され、送風機4の吸入側に送風される。同時
にこの場合はマグネツトクラツチ30は付勢され
ず、コンプレツサ27は駆動されることはない。
また送風機4の送風量は上記した場合と同様に接
点aが可動片35によつてアースされ、送風機4
の送風量は最大となる。しかるにこの場合におけ
るデミスト時には車輛トランク24を介して車輛
外気が吸引されるため、車輛外気が粉塵によつて
汚れていても、車輛トランク24へ吸引の際に車
輛外気がろ過されて粉塵がダクト2および25に
入ることは殆んどなくなる。
なお、車室内気の温度制御がなされているとき
は制御回路14によつて可動片35の位置が制御
され、接続点a,b、他端点cの何れかになさ
れ、その位置に対応した送風量になされる。
つぎに本考案の一実施例の第1変形例について
説明する。
第3図は本考案の一実施例の第1変形例を示す
配線図である。
本第1変形例においては、本考案の一実施例の
場合にさらに、車載蓄電池29とスイツチ28の
共通接点との間にインテークダンパ開度指示スイ
ツチ20を介在させ、インテークダンパ開度スイ
ツチ20にて内気循環状態に指示したとき、スイ
ツチ28の共通接点に車載蓄電池29の電圧を印
加するように構成してある。
上記の本第1変形例においては、本考案の一実
施例におけるデミスト動作はインテークダンパ開
度スイツチ20にて内気循環状態に指示されてい
るときに作用することになる。なお、デミスト動
作については本考案の一実施例の場合と同様であ
る。
つぎに本考案の一実施例の第2変形例について
説明する。
第4図は本考案の一実施例の第2変形例を示す
配線図である。
本第2変形例においては、本考案の一実施例の
場合にさらに、モータ261に印加する電圧をモ
ータ41の場合と同様に直列抵抗36と37、ア
ースされた導体38、抵抗36とモータ261
の接続点a1、抵抗36と37との接続点b1、抵抗
37の他端点c1を導体38に接触させることによ
つてアースさせる可動片39を設け、可動片39
を可動片35と連動して駆動するようにしてあ
る。
したがつて本変形例においては制御回路14に
よつて可動片35と39とが連動して駆動され、
モータ41に印加される電圧が最大のとき、モー
タ261に印加される電圧が最大となる。したが
つて送風機4の送風量が最大のとき、送風機26
により車輛トランク24からの吸込空気量も最大
になされることになる。
また、上記した実施例においてデミストス指示
スイツチ19を手動にて設定する場合を例示した
が、フロントガラスの内面に結露センサを設け、
この結露センサの結露検出信号によつてデミスト
指示をしてもよく、また、デフロスト吹出口11
を開放するべくモード切替ダンパ9の切替え指示
をするデフロスト指示スイツチのデフロスト指示
をデミスト指示に代えてもよい。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、外気を導入
して車室内気の除湿を行なうときに、外気を車輛
トランクから吸込むようにしたため、車輛外気が
粉塵等によつて汚れている場合においても、粉塵
等は車輛外から車輛トランクへ吸込まれる際にろ
過されて、車輛用空気調和装置内へ粉塵等が吸込
まれることは殆んど無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の主要部を示す模式
図。第2図は本考案の一実施例の主要部配線図。
第3図は本考案の一実施例の第1変形例を示す配
線図。第4図は本考案の一実施例の第2変形例を
示す配線図。 4および26……送風機、5……冷却機、6…
…エバポレータ、7……ヒータコア、8……ミツ
クスダンパ、19……デミスト指示スイツチ、2
3……車室、24……車輛トランク、25……ダ
クト、28……外気温度判別スイツチ、36およ
び37……抵抗、38……導体、39……可動
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換手段を介して吸入空気を車室へ導く第1
    の送風機を備えた車輛用空気調和装置において、
    車輛トランクと第1の送風機の空気吸込側とを連
    結するダクトを設け、該ダクト途中に車輛トラン
    ク内の空気を第1の送風機の空気吸込側へ送風す
    る第2の送風機を設け、外気温度が所定温度以下
    のときに外気を導入して車室内を除湿する場合第
    2の送風機を駆動する駆動手段を設けたことを特
    徴とする車輛用空気調和装置。
JP10933886U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0144322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10933886U JPH0144322Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10933886U JPH0144322Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6316221U JPS6316221U (ja) 1988-02-03
JPH0144322Y2 true JPH0144322Y2 (ja) 1989-12-21

Family

ID=30987343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10933886U Expired JPH0144322Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0144322Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180246405A1 (en) * 2015-08-24 2018-08-30 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Material for lithography, production method therefor, composition for lithography, pattern formation method, compound, resin, and method for purifying the compound or the resin

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180246405A1 (en) * 2015-08-24 2018-08-30 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Material for lithography, production method therefor, composition for lithography, pattern formation method, compound, resin, and method for purifying the compound or the resin

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6316221U (ja) 1988-02-03

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