JPH0143789Y2 - - Google Patents

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JPH0143789Y2
JPH0143789Y2 JP1980057017U JP5701780U JPH0143789Y2 JP H0143789 Y2 JPH0143789 Y2 JP H0143789Y2 JP 1980057017 U JP1980057017 U JP 1980057017U JP 5701780 U JP5701780 U JP 5701780U JP H0143789 Y2 JPH0143789 Y2 JP H0143789Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案はパルススイツチに関し、とくに操作軸
を時計方向および反時計方向に回転することによ
つて、同調周波数のアツプ・ダウンをパルス数に
対応して段階的に行わしめる小型のパルススイツ
チに関する。
以下、図面によつて本考案の一実施例を詳細に
説明する。
第1図は本考案のパルススイツチの平面図、第
2図は同要部分解斜視図、第3図は同要部平断面
図であつて、1は絶縁材から成る略箱形のケース
で、該ケース1の上面に操作軸7の先端部7aを
貫通させる穴1aが形成され、側面には前側板2
の取付足2aを当接させる凹部1bが形成され、
後側板3の取付足3aは前記前側板2の取付足2
aに当接し、更に他の取付足2bが前記後側板3
上にめられている。
4は絶縁材、たとえばフエノール基板から成る
絶縁基板で、該絶縁基板4上には、たとえば銀ペ
ーストなどの印刷焼成によつて形成した半円弧状
のコモン接点部14とパルス切換用の2つの固定
接点部15,16とが形成され、中央に操作軸7
の貫通する穴4aが形成されている。5はC形ワ
ツシヤー、6は軸受け、8は巻きまわし部8aと
係合端部8bとから成る復帰用バネ、9は端子、
10は絶縁材料から成るクリツク板で、回転体1
0aと複数の軸方向凹凸部10dと小判孔10c
を有する軸部10bとを具備する。11は弾性金
属板からなる板バネで、穴11d,11eを有す
る板部11aと接触突子11cを有するアーム部
11bとを具備する。
12は絶縁材料から成る摺動子受けで、該摺動
子受け12の回転体12aの上面には軸部12e
を取巻くように1対の半円弧状の突提12b,1
2b′と前記板バネ11を嵌着するための突子12
gとが形成され、下面には摺動子13を嵌着する
ための突子(図示せず)が形成されている。ま
た、軸部12eには前記クリツク板10の軸部1
0bを支承する穴12fを形成してある。
13は弾性金属板から成る摺動子で、摺動子片
13a,13a′と前記摺動子受け12の軸部12
eを貫通させるための穴13bと前記突子(図示
せず)に嵌着するための一対の小孔13cとを備
えている。7は金属製の操作軸で、第2図に示す
ように絶縁基板4、摺動子受け12、板バネ1
1、クリツク板10、ケース1等を貫通する小判
部7bと、その先端部7aをケース1の上面に形
成された穴1aおよび後側板3から外方に突出
し、溝7cに抜止めのC形ワツシヤー5を挿入
し、回転可能に支承される。また、摺動子受け1
2の上面に固着された板バネ11の接触突子11
cはクリツク板10の軸方向凹凸部10dの凹部
に弾接し、復帰用バネ8の係合端部8bは半円弧
状突提12b,12b′の対向端部12c,12d
にそれぞれ係合している。
上述のような構成の本考案パルススイツチにつ
いて、その作動を第4図の要部上断面図および第
5図の作動説明図によつて説明すると、いま、第
4図に示すように操作軸7を作動させない時に
は、摺動子受け12の下面に固着した摺動子13
〔第5図ロに略図示した〕の摺動子片の一方13
aは、絶縁基板4上に形成した固定接点部15,
16の中間の絶縁領域A点に位置し、他方の摺動
子片13a′は、コモン接点部14上のA′点に位置
しており、パルススイツチはオフの状態である。
この状態から操作軸7を第4図および第5図で時
計方向に復帰用バネ8に抗して回転させると、摺
動子13も同時に時計方向に回転して、一方の摺
動子片13aは固定接点部15に達し、他方の摺
動子片13a′はコモン接点部14上を時計方向に
摺接してB点に至りスイツチはオンとなる。この
とき摺動子受け12の一方の半円弧状の突提12
bの端部12d′がケース1のストツパ用突子1f
に当接して摺動子受け12の回転が規制される。
ここで更に操作軸7を時計方向に回転すると、摺
動子受け12がストツプした状態でクリツク板1
0が時計方向に回転してQ点に達したとき、摺動
子受け12に固着された板バネ11の接触突子1
1cはクリツク板10の軸方向凹凸部10dの凸
部にあり、この瞬間に復帰用バネ8の弾撥力によ
つて、板バネ11の接触突子11cは凸部を乗り
越えて次の凹部に移り、同時に摺動子片13a,
13a′はスタート位置A,A′点に自動的に復帰
し、スイツチは再びオフとなる。
更に操作軸7を時計方向に回転させると、前記
作動によつて、スイツチはオン・オフとなり、こ
の反復によつてクリツク板10はオン・オフの数
に応じて順次時計方向に回転し、前記オン・オフ
を1個のパルスとし、該パルス信号によつてたと
えばラジオ放送の9KHzステツプに設定されてい
る同調周波数に同調するように段階的に上昇させ
ることができる。また、これとは逆に操作軸7を
反時計方向に回転すると、摺動子片13a,13
a′は絶縁基板4上のA,A′点からC,C′点への変
位を繰返し、前記と同様にスイツチのオン・オフ
によるパルス信号によつて同調周波数を段階的に
下降させることは明白である。
叙上のとおり本考案のパルススイツチは、クリ
ツク板10と摺動子受け12とを共通軸7上に対
向して取付け、この間に板バネ11と復帰用バネ
8とを配設し、前記摺動子受け12の下面に一枚
の弾性金属板から成る摺動子13を固着して、一
方の摺動子片13aはコモン接点14上を摺接さ
せ、他方の摺動子片13a′は固定接点部15,1
6間を往復作動するようにし、軸7の時計方向お
よび反時計方向への回転によつて段階的に同調周
波数のアツプ・ダウン調整を可能とするものであ
る。
以上のように本考案は、上記構成を採ることに
より、操作軸と摺動子受けとの間の回転運動の伝
達がクリツク板と摺動子受けとの係合(基本的に
相対的な移動が可能)を介して行なわれ、しかも
両者の間に復帰バネを設けてあるので、操作軸の
一方向への回転操作が摺動子受けの反復回動運動
に変換され、従つてスイツチング動作を反復する
ことによりパルスを発生することができるもので
あつて、従来の多数の微細な接点パターン上を摺
動子が摺接する形式のパルススイツチに比して、
接点部の構造が簡単なのでスイツチ動作の信頼性
も高く、全体も構成が簡単で部品点数も少なく、
小形化の要求に対応できるという利点があり、そ
の実用的効果は大である。
また、板バネ11に代えて、摺動子受け12の
突提12b上に、クリツク板10の軸方向凹凸部
10dに係脱する凹凸部を設け、クリツク板10
の上方の軸部10bとケース1との間にコイルバ
ネを介在させることもできる。
なお、本考案は前述した実施例に限定されず、
要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できる
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例を示し、第1
図は平面図、第2図は要部分解斜視図、第3図は
要部平断面図、第4図は要部上断面図、第5図は
作動説明図である。 1……ケース、2……前側板、3……後側板、
4……絶縁基板、6……軸受、7……操作軸、8
……復帰用バネ、10……クリツク板、10b,
12e……軸部、10d……凹凸部、11……板
バネ、12……摺動子受け、13……摺動子、1
4……コモン接点部、15,16……固定接点
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸の回転操作によつてパルスを発生するパ
    ルススイツチであつつて、操作軸と、コモン接点
    と固定接点を備えた絶縁基板と、前記両接点上を
    摺接する摺動子を取り付けた摺動子受けと、連続
    する凹凸を形成したクリツク板とを含み、前記ク
    リツク板は前記操作軸に操作軸と同期して回転可
    能に支承され、前記摺動子受けは操作軸の軸線上
    に回転可能に支承されており、前記摺動子受けに
    設けられたクリツク用凸部と前記クリツク板の前
    記凹凸とが弾接係合されるとともに、前記摺動子
    受けと前記クリツク板との間に復帰用のバネを介
    在させて、操作軸の回転操作に伴なつて、前記ク
    リツク用凸部が前記クリツク板の前記凹凸の凸部
    を乗り越えて相対移動しかつ乗り越える前後にお
    いて前記摺動子受けが操作軸の回転方向への回転
    および回転方向の逆方向への復帰動作を反復する
    ようにしたことを特徴とするパルススイツチ。
JP1980057017U 1980-04-25 1980-04-25 Expired JPH0143789Y2 (ja)

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JP1980057017U JPH0143789Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

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JP1980057017U JPH0143789Y2 (ja) 1980-04-25 1980-04-25

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JPS56158030U JPS56158030U (ja) 1981-11-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS445650Y1 (ja) * 1966-10-05 1969-02-28
JPS5126624A (en) * 1974-08-29 1976-03-05 Kanto Kigyo Kk Haisanoryoshita igatahaisa no chuwahoho

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