JPH0142330Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142330Y2 JPH0142330Y2 JP8356484U JP8356484U JPH0142330Y2 JP H0142330 Y2 JPH0142330 Y2 JP H0142330Y2 JP 8356484 U JP8356484 U JP 8356484U JP 8356484 U JP8356484 U JP 8356484U JP H0142330 Y2 JPH0142330 Y2 JP H0142330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage terminal
- inner end
- high voltage
- case
- coil
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000010974 bronze Substances 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 考案の目的
<産業上の利用分野>
この考案は自動車の気筒内の点火プラグ、給湯
機その他のバーナの燃料着火用放電々極に火花放
電を生じさせるためのモールド点火コイルに関す
る。
機その他のバーナの燃料着火用放電々極に火花放
電を生じさせるためのモールド点火コイルに関す
る。
<従来の技術>
従来のモールド点火コイルは第3,4図に示す
如く一次コイル1の外に二次コイル2を嵌合して
合成樹脂等で成形したケース3内に収納し、ケー
スに設けた受孔4中に高圧端子5を挿入して端子
の内端部5′をケース内に突入させ、高圧端子の
上記内端部5′と二次コイルの巻終側の端末ピン
6を半田付け又は溶接で接続し、ケース内に熱硬
化性樹脂7を注型硬化し、一次コイルのボビン
1′中に鉄心8を貫通して構成した。
如く一次コイル1の外に二次コイル2を嵌合して
合成樹脂等で成形したケース3内に収納し、ケー
スに設けた受孔4中に高圧端子5を挿入して端子
の内端部5′をケース内に突入させ、高圧端子の
上記内端部5′と二次コイルの巻終側の端末ピン
6を半田付け又は溶接で接続し、ケース内に熱硬
化性樹脂7を注型硬化し、一次コイルのボビン
1′中に鉄心8を貫通して構成した。
<解決すべき問題点>
高圧端子の内端部5′と二次コイルの端末ピン
6の接続は半田付け又は溶接で行うため半田付け
の際は半田粒、半田フラツクスが飛び散り、又、
溶接の際は過電流の加熱により高圧端子等の火花
が飛び散り、これらが二次コイルの巻線に付着し
て絶縁性を低下させることがある。又、半田付け
の際は高圧端子の質量が大きいので加熱に時間を
要し、生産性を著しく低下させる。
6の接続は半田付け又は溶接で行うため半田付け
の際は半田粒、半田フラツクスが飛び散り、又、
溶接の際は過電流の加熱により高圧端子等の火花
が飛び散り、これらが二次コイルの巻線に付着し
て絶縁性を低下させることがある。又、半田付け
の際は高圧端子の質量が大きいので加熱に時間を
要し、生産性を著しく低下させる。
(2) 考案の構成
<問題点解決手段>
そこで本考案は二次コイルの端末ピンを燐青銅
線で構成すると共に、高圧端子の内端部を回りか
ら締付ける様に曲げた巻回部を設け、高圧端子の
内端部の回りには上記燐青銅線を受入れる溝を設
け、上記巻回部を上記溝内に嵌合して高圧端子と
二次コイルの端末ピンを接続したのである。
線で構成すると共に、高圧端子の内端部を回りか
ら締付ける様に曲げた巻回部を設け、高圧端子の
内端部の回りには上記燐青銅線を受入れる溝を設
け、上記巻回部を上記溝内に嵌合して高圧端子と
二次コイルの端末ピンを接続したのである。
<作用>
この様に本案では端末ピンは燐青銅線からなる
ため、その弾性を利用し、巻回部に高圧端子の内
端部を挿込んで巻回部を拡げ、溝のなかに巻回部
をパチツと嵌合して巻回部で高圧端子を回りから
締付け、接続固定を行うことができる。
ため、その弾性を利用し、巻回部に高圧端子の内
端部を挿込んで巻回部を拡げ、溝のなかに巻回部
をパチツと嵌合して巻回部で高圧端子を回りから
締付け、接続固定を行うことができる。
<実施例>
第1図は本考案の一実施例、第2図は本考案の
他の一実施例を示すもので、二次コイルの端末ピ
ン6は直径0.5〜1.0mm程度の太さの燐青銅線から
なり、円形、小判形、U形等に曲げて巻回部9を
設ける。
他の一実施例を示すもので、二次コイルの端末ピ
ン6は直径0.5〜1.0mm程度の太さの燐青銅線から
なり、円形、小判形、U形等に曲げて巻回部9を
設ける。
又、高圧端子の内端部5′には溝10を設ける。
図示の実施例では溝は内端部5′の外周に設けて
あるが、これに限定されず接線状に設けてもよ
い。そして、好ましくは図示の如く溝10の直後
から内端部の後端に向かつてテーパ部11を形成
する。尚、巻回部9は溝10内に入つて高圧端子
の内端部を回りから締付けることができる様な寸
法にして置く。
図示の実施例では溝は内端部5′の外周に設けて
あるが、これに限定されず接線状に設けてもよ
い。そして、好ましくは図示の如く溝10の直後
から内端部の後端に向かつてテーパ部11を形成
する。尚、巻回部9は溝10内に入つて高圧端子
の内端部を回りから締付けることができる様な寸
法にして置く。
これにより高圧端子の内縁部を後端から相対的
端末ピン6の巻回部9中に押込んで行くと、巻回
部は一旦押し拡げられるが、海10の所に来ると
パチツと溝10のなかに入り、回りから高圧端子
の内端部を締付け、高圧端子と二次コイルの端末
ピンを接続固定することができる。
端末ピン6の巻回部9中に押込んで行くと、巻回
部は一旦押し拡げられるが、海10の所に来ると
パチツと溝10のなかに入り、回りから高圧端子
の内端部を締付け、高圧端子と二次コイルの端末
ピンを接続固定することができる。
第1図の実施例は第3,4図と同様にコイルの
軸心とほゞ平行に高圧端子を取付ける場合のもの
であり、第2図の実施例はコイルの軸心にほゞ直
交して高圧端子を取付ける場合のものである。
軸心とほゞ平行に高圧端子を取付ける場合のもの
であり、第2図の実施例はコイルの軸心にほゞ直
交して高圧端子を取付ける場合のものである。
(3) 効果
この様に本考案では半田付けや溶接によらず、
端末ピンの巻回部中に高圧端子の内端部を押込む
だけで接続固定が行えるので、作業は容易で且つ
時間がかゝらず、その上、二次コイルの絶縁性を
低下させることもない。
端末ピンの巻回部中に高圧端子の内端部を押込む
だけで接続固定が行えるので、作業は容易で且つ
時間がかゝらず、その上、二次コイルの絶縁性を
低下させることもない。
従つて絶縁性、生産性の優れたモールド点火コ
イルを提供することができる。
イルを提供することができる。
第1図は本考案の一実施例の要部の分解斜視
図、第2図は同じく本考案の他の一実施例の要部
の分解斜視図、第3図は従来のモールド点火コイ
ルの断面図、第4図は同上の要部の斜視図で、図
中、1は一次コイル、2は二次コイル、3はケー
ス、4は受孔、5は高圧端子、5′はその内端部、
6は二次コイルの端末ピン、7は熱硬化性樹脂、
8は鉄心、9は巻回部、10は溝を示す。
図、第2図は同じく本考案の他の一実施例の要部
の分解斜視図、第3図は従来のモールド点火コイ
ルの断面図、第4図は同上の要部の斜視図で、図
中、1は一次コイル、2は二次コイル、3はケー
ス、4は受孔、5は高圧端子、5′はその内端部、
6は二次コイルの端末ピン、7は熱硬化性樹脂、
8は鉄心、9は巻回部、10は溝を示す。
Claims (1)
- 一次コイルの外に二次コイルを嵌合して合成樹
脂等で成形したケース内に収納し、ケースに設け
た受孔に挿入して内端部をケース内に突入させた
高圧端子の上記内端部と二次コイルの巻終り側の
端末ピンを接続し、ケース内に熱硬化性樹脂を注
型硬化し、一次コイルのボビン中に鉄心を貫通さ
せたモールド点火コイルにおいて、上記二次コイ
ルの端末ピンを燐青銅線で構成すると共に、高圧
端子の内端部を回りから締付ける様に曲げた巻回
部を設け、高圧端子の内端部の回りには上記燐青
銅線を受入れる溝を設け、上記巻回部を上記溝内
に嵌合して高圧端子と二次コイルの端末ピンを接
続したことを特徴とするモールド点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356484U JPS61224U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | モ−ルド点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8356484U JPS61224U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | モ−ルド点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61224U JPS61224U (ja) | 1986-01-06 |
JPH0142330Y2 true JPH0142330Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30632306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8356484U Granted JPS61224U (ja) | 1984-06-07 | 1984-06-07 | モ−ルド点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61224U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525368B2 (ja) * | 1986-06-30 | 1996-08-21 | 凸版印刷株式会社 | 製本検査装置 |
-
1984
- 1984-06-07 JP JP8356484U patent/JPS61224U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61224U (ja) | 1986-01-06 |
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