JPH0331065Y2 - - Google Patents

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JPH0331065Y2
JPH0331065Y2 JP11698085U JP11698085U JPH0331065Y2 JP H0331065 Y2 JPH0331065 Y2 JP H0331065Y2 JP 11698085 U JP11698085 U JP 11698085U JP 11698085 U JP11698085 U JP 11698085U JP H0331065 Y2 JPH0331065 Y2 JP H0331065Y2
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JP
Japan
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tube
cord
high voltage
waterproof
connecting tube
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JP11698085U
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JPS6226019U (ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は内燃機関用点火コイル・高圧コード接
続体、特に一端に開口部を有するコイルケース内
に、鉄心と該鉄心の外周に内外二重に巻装される
1次および2次コイルとを収容し、前記コイルケ
ースの前記開口部に、前記2次コイルの出力端末
に接続される高圧端子を備えたコード接続筒を配
設し、前記コイルケースに注入硬化されるポツテ
イング材により前記コード接続筒を前記コイルケ
ースに固定し、前記コード接続筒に前記高圧端子
に接続される高圧コードを挿入し、該高圧コード
および前記コード接続筒の外周面に絶縁筒を嵌着
したものの改良に関する。
(2) 従来の技術 従来、この種接続体においてはコード接続筒と
絶縁筒開口部との間に防水手段が施されていない
(実公昭56−19386号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 したがつて、雨水、洗浄水等が毛管現象により
コード接続筒外周面と絶縁筒内周面間の微小間隙
を通じてコード接続筒内に浸入し、その雨水等に
よつて高圧コードおよび高圧端子が腐食されて接
続不良を惹起するおそれがある。本考案は上記に
鑑み、極めて簡単な防水手段により高圧コードお
よび高圧端子間の接続不良を回避し得るようにし
た前記接続体を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記コード接続筒に、前記絶縁筒の
コード接続筒側開口部を覆うと共に該絶縁筒の外
周面を所定の間隙を存して囲繞する防水筒部を連
設し、前記絶縁筒に、前記防水筒部の開口部を覆
うと共に該防水筒部の外周面に嵌着される防水用
筒状リツプ部を連設したことを特徴とする。
(2) 作用 前記のように構成することにより高圧コードと
高圧端子との接続部は、コード接続筒と絶縁筒と
の嵌着および防水筒部と筒状リツプ部との嵌着に
よる二重防水構造により雨水等より保護される。
また絶縁筒外周面と防水筒部内周面との間には
所定の間隙が存するので、毛管現象により防水筒
部外周面と筒状リツプ部内周面間の微小間隙に浸
入した雨水等は前記間隙によりそれ以上進行する
ことを阻止され、したがつて高圧コードと高圧端
子との接続部への浸入が防止される。
(3) 実施例 図面において、点火コイルIgのコイルケース1
は合成樹脂より成形されたもので、一端に開口部
1aを有し、そのコイルケース1内には、ケイ素
鋼板を成層した鉄心2と、その鉄心2の外周に合
成樹脂製ボビン31を介して巻装された1次コイ
ル41と、その1次コイル41の外周に合成樹樹製
ボビン32を介して巻装された2次コイル42とが
収容される。コイルケース1の開口部1aに合成
樹脂製コード接続筒5が配設され、そのコード接
続筒5はコイルケース1内に注入され硬化された
エポキシ樹脂等のポツテイング材6によりコイル
ケース1に固定される。このポツテイング材6内
に前記鉄心2、1次および2次コイル41,42
封入される。
コード接続筒5内に、2次コイル42の出力端
末4aに接続される高圧端子7が埋設され、その
高圧端子7の筒部7aにコード接続筒5に嵌着さ
れた高圧コード8の導体8aが差込み接続され
る。
絶縁筒9はゴムより成形されたもので、コード
接続筒5および高圧コード8外周面に嵌着され
る。
コード接続筒5に、それと同材質の防水筒部5
aが連設され、その防水筒部5aは絶縁筒9のコ
ード接続筒側開口部を覆うと共に前記絶縁筒9の
外周面を所定の間隙gを存して囲繞している。
絶縁筒9に、それと同材質の防水用筒状リツプ
部9aが連設され、その筒状リツプ部9aは防水
筒部5aの開口部を覆うと共に防水筒部5aの外
周面に嵌着している。
図中、10は1次コイル用低圧コード11のコ
ード接続筒で、コイルケース1の開口部1aに前
記コード接続筒5と同様に固定され、また前記コ
ード接続筒10と同様に図に省略した1次コイル
1のアース用コード接続筒がコイルケース1の
開口部1aに固定される。12は絶縁筒である。
上記構成において、1次コイル41の電流を遮
断すると、2次コイル42に高電圧が発生し、そ
の高電圧は高圧端子7、高圧コード8を経て図に
省略した配電器に導かれ、所定の点火プラグに分
配される。
この場合、高圧コード8と高圧端子7との接続
部はコード接続筒5と絶縁筒9との嵌着および防
水筒部5aと筒状リツプ部9aとの嵌着による二
重防水構造により雨水等により保護される。
また絶縁筒9外周面と防水筒部5a内周面との
間には所定の間隙gが存するので、毛管現象によ
り防水筒部5a外周面と筒状リツプ部9a内周面
との間の微小間隙に浸入した雨水等は前記間隙g
によりそれ以上進行することを阻止され、したが
つて高圧コード8と高圧端子7との接続部への浸
水が防水される。
C 考案の効果 本考案によれば、コード接続筒と絶縁筒との嵌
着および防水筒部と筒状リツプ部との嵌着による
二重防水構造により高圧コードと高圧端子との接
続部を雨水等より保護することができる。
また絶縁筒外周面と防水筒部内周面との間に所
定の間隙を存在させたので、その間隙により毛管
現象による雨水等の進行を阻止し、高圧コードと
高圧端子との接続部への浸入を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す要部を破断した
正面図である。 Ig……点火コイル、g……間隙、1……コイル
ケース、1a……開口部、41……1次コイル、
2……2次コイル、4a……出力端末、5……
コード接続筒、5a……防水筒部、6……ポツテ
イング材、7……高圧端子、8……高圧コード、
9……絶縁筒、9a……防水用筒状リツプ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に開口部を有するコイルケース内に、鉄心
    と該鉄心の外周に内外二重に巻装される1次およ
    び2次コイルとを収容し、前記コイルケースの前
    記開口部に、前記2次コイルの出力端末に接続さ
    れる高圧端子を備えたコード接続筒を配設し、前
    記コイルケースに注入硬化されるポツテイング材
    により前記コード接続筒を前記コイルケースに固
    定し、前記コード接続筒に前記高圧端子に接続さ
    れる高圧コードを挿入し、該高圧コードおよび前
    記コード接続筒の外周面に絶縁筒を嵌着した内燃
    機関用点火コイル・高圧コード接続体において、
    前記コード接続筒に、前記絶縁筒のコード接続筒
    側開口部を覆うと共に該絶縁筒の外周面を所定の
    間隙を存して囲繞する防水筒部を連設し、前記絶
    縁筒に、前記防水筒部の開口部を覆うと共に該防
    水筒部の外周面に嵌着される防水用筒状リツプ部
    を連設したことを特徴とする内燃機関用点火コイ
    ル・高圧コード接続体。
JP11698085U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0331065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11698085U JPH0331065Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP11698085U JPH0331065Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS6226019U JPS6226019U (ja) 1987-02-17
JPH0331065Y2 true JPH0331065Y2 (ja) 1991-07-01

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