JPH0141257Y2 - - Google Patents

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JPH0141257Y2
JPH0141257Y2 JP1983158219U JP15821983U JPH0141257Y2 JP H0141257 Y2 JPH0141257 Y2 JP H0141257Y2 JP 1983158219 U JP1983158219 U JP 1983158219U JP 15821983 U JP15821983 U JP 15821983U JP H0141257 Y2 JPH0141257 Y2 JP H0141257Y2
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JP
Japan
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tape
recording
call
icm
area
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JP1983158219U
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JPS6066155U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、応答メツセージおよび発呼者からの
録音メツセージの録音に加えて通話録音をも同一
テープ上に行なう留守番電話装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来留守番電話装置において、通常の留守番用
の録音、すなわち発呼者からの録音メツセージ
(ICM)の録音の他に、通話録音、すなわち発呼
者および被呼者による2方向通話の録音も行なお
うとする場合には、自動応答のための応答メツセ
ージ(OGM)再生用と録音用にそれぞれ独立し
たテープデツキを備え、後者において、ICM録
音と通話録音とを行なつていた。
しかしながら、この方式では、デツキが2台必
要となり、装置の容積および重量ならびに価格の
増大をまねいていた。
〔考案の概要〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、発呼者からの録音メツセージお
よび通話録音を、応答メツセージと同一テープ上
に、かつ円滑に行なうことが可能な留守番電話装
置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は、
在宅モードの設定が可能なモード設定手段と、在
宅モードが設定されたときに録音テープを所定位
置まで早送りさせる手段とを設けたものである。
すなわち本考案は、OGMとICMとを同一テー
プ上に録音するいわゆる1カセツト方式の留守番
電話装置において、実際には10分程度のICM録
音エリアしか利用されず、残りの録音エリアは遊
んでいるという事実に着目して、その遊んでいる
エリアに通話録音を行なうようにしたものであ
る。このような遊びは、着信に対し、例えばテー
プ始端に録音してあるOGMを再生した後、早送
り(F/F)を行なつて所定のICM録音エリア
の頭出しを行なう場合、および、ICM録音後、
OGMの頭まで巻戻し(REW)を行なつて次の着
信に備える場合の待ち時間は最大20秒程度が限界
であることから生じるもので、早送りおよび巻戻
し速度が48cm/sの場合に使用できるテープの長
さは960cm、すなわち、再生・録音時間(24cm/
s)にして400秒(6.7分)相当程度であり、残り
テープ部分(C−60テープで23.3分、C−45テー
プで15.8分相当)が遊ぶことになる。OGM録音
部分を、テープ始端ではなく途中に設けた場合に
は、ICM録音に利用できるエリアは2倍になる
が、なお、大きな部分が遊びことになる事情に変
わりはない。
そこで、この遊んでいるエリアに通話録音を行
なうとして、例えば第1図に示すテープフオーマ
ツトにおいて、留守番電話装置では通常テープは
ヘツドを基準としてA点の位置、すなわちOGM
エリア1の頭にある。したがつて、在宅時に着信
があつて通話録音を開始する場合、OGMエリア
1、ICM録音エリア2を経て通話録音エリア3
のB点まで送らなければならず(その待ち時間は
上述した限界を越えることとなる)、即時性が失
われる。
したがつて本考案は、予め在宅モードの設定に
より自動的に所定の位置、例えばB点で待機させ
るようにしたものである。以下、図示する実施例
を用いて本考案を詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。図において、CPUなどからなる制御部1
1は、留守番モードスイツチSW1が閉成されて留
守番モードが設定された場合、留守番モードの初
期動作を行なう。すなわちデツキコントローラ1
2を介してカセツトデツキ13を動作させ、
OGMの頭出しを行なつてA点で待機する。そし
て、着信検出回路14により着信が検出される
と、リレードライバ15を制御してラインリレー
RLを動作させ、留守番動作に入る。すなわちリ
レーRLの動作により、閉結回路16を構成する
接点rlがライントランス17側へ切換わり自動応
答が可能な状態となるため、次いで制御部11
は、デツキコントローラ12を制御し、カセツト
デツキ13を動作させてOGMを再生する。同時
に制御部11はアナログスイツチ18をオン状態
とするため、ヘツド19から得られる上記OGM
信号はアンプ20およびハイブリツドアンプ21
を介して局線端子から電話回線を通し発呼者側へ
送出される。OGMが終了すると、制御部11は
再びデツキコントローラ12によりカセツトデツ
キ13を制御して所定のICMエリアの頭出しを
行ない、ICMの録音に入る。この時、アナログ
スイツチ22をオン状態とするため、局線端子L
を介して送られてくる発呼者からのICM信号は、
ハイブリツドアンプ21およびアンプ23を経て
ヘツド19に伝えられ、ICM録音が行なわれる。
録音終了後はラインリレーRLを復旧させ、留守
番モードの初期動作を行なつて次の着信に備え
る。なお、テープの頭出しは、制御部11内部の
メモリに設けられたカウンタのカウンタ値を基準
として行なわれ、そのカウンタ値は、テープの走
行状態を検出するテープ回転センサ24から発生
されるパルスによつて、テープの走行方向に応じ
て加減算される。
これに対し、在宅モードスイツチSW2が閉成さ
れて在宅モードが設定されると、制御部11はさ
らにICM再生スイツチSW3の状態をチエツクし、
これが閉成されていなければ、通話録音の初期動
作を行なう。すなわち、デツキコントローラ12
を介してカセツトデツキ13を制御し、テープを
通話録音エリアの頭、B点まで早送りさせて、そ
の状態で待機する。そこで通話録音スイツチSW4
を閉成しておけば着信があつた場合に直ちに通話
録音動作を行なうことが可能である。すなわち、
制御部11はデツキコントローラ12を介してカ
セツトデツキ13を録音状態とするとともに、ア
ナログスイツチ22をオン状態とする。これによ
り、局線端子Lを介して送られる発呼者からの音
声信号および本電話機TELの送話器を通じて送
られる被呼者側の音声信号は、ヘツド19に伝え
られ、録音される。
在宅モードが設定され、さらにICM再生スイ
ツチSW3が閉成された場合には、ICMの再生を
行なうが、終了後は、通話録音の開始に備えてそ
の初期動作を行ない、B点で待機する。
以上説明した動作をまとめると、第3図のよう
に表わされる。すなわち、第3図は制御部11に
おける実行プログラムの一例を示したフローチヤ
ートである。
なお、上述した実施例において、ループ監視回
路を設ければ、スイツチの設定ミスなどにより本
電話機TELが通話状態にない場合に通話録音動
作に移行することを阻止することができる。
また、上述した実施例ではOGMエリア1をテ
ープ始端に設けた場合について説明したが、本考
案はこれに限定されるものではなく、OGMエリ
アをテープ途中に設けてその両側にICM録音エ
リアを設け、残りを通話録音エリアとして利用す
る場合にも同様に適用できる。その場合、OGM
エリアに対し通話録音エリアがテープ始端側とな
り、したがつて通話録音初期動作としての早送り
は、テープ終端側から始端側への巻戻しとなるこ
ともあり得ることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、在宅モ
ードの設定手段と、在宅モードが設定されたとき
に録音テープを所定位置まで早送りさせる手段と
を設けたことにより、予め通話録音エリアの頭出
しを行なつて待機できるようにしたため、応答メ
ツセージおよび録音メツセージを録音したテープ
の空きエリアを利用した通話録音が円滑に行なえ
る。したがつて、従来のデツキを2台備えたもの
に比較して、大幅な容積、重量および価格の低減
が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は同一テープ上に応答メツセージ、録音
メツセージ、通話の各録音を行なう場合のテープ
フオーマツトの一例を示す図、第2図は本考案の
一実施例を示すブロツク図、第3図は制御部おけ
る実行プログラムの一例を示すフローチヤートで
ある。 1……OGMエリア、2……ICM録音エリア、
3……通話録音エリア、11……制御部、12…
…デツキコントローラ、13……カセツトデツ
キ、19……ヘツド、SW2……在宅モードスイツ
チ、SW4……通話録音スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 応答メツセージおよび発呼者からの録音メツセ
    ージを同一録音テープ上に録音するようにした留
    守番電話装置において、モード設定スイツチと、
    通話録音スイツチと、上記モード設定スイツチが
    在宅モードに設定されたときにテープレコーダを
    制御して上記録音テープを所定の位置まで早送り
    させる手段と、上記通話録音スイツチの操作に従
    つて本電話機の通話内容を上記録音テープ上に録
    音する手段とを備えたことを特徴とする留守番電
    話装置。
JP15821983U 1983-10-13 1983-10-13 留守番電話装置 Granted JPS6066155U (ja)

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JP15821983U JPS6066155U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 留守番電話装置

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JP15821983U JPS6066155U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 留守番電話装置

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JPS6066155U JPS6066155U (ja) 1985-05-10
JPH0141257Y2 true JPH0141257Y2 (ja) 1989-12-06

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ID=30348611

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507142B2 (ja) * 1990-06-13 1996-06-12 松下電器産業株式会社 留守番電話装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56158564A (en) * 1980-05-12 1981-12-07 Sony Corp Automatic answering telephone set

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JPS56158564A (en) * 1980-05-12 1981-12-07 Sony Corp Automatic answering telephone set

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