JPH0141241Y2 - - Google Patents

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JPH0141241Y2
JPH0141241Y2 JP13212883U JP13212883U JPH0141241Y2 JP H0141241 Y2 JPH0141241 Y2 JP H0141241Y2 JP 13212883 U JP13212883 U JP 13212883U JP 13212883 U JP13212883 U JP 13212883U JP H0141241 Y2 JPH0141241 Y2 JP H0141241Y2
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JP
Japan
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signal
control circuit
pass filter
electric field
field strength
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JP13212883U
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JPS6040143U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は受信機のハイカツトコントロール回路
に関する。
ハイカツトコントロール回路は、電界強度が低
下して受信信号のS/Nが劣化するのを防止すべ
くこの信号の高域成分を減衰せしめる機能を有す
る。第1図にそのブロツクが示されており、受信
検波された信号は、その信号のLPF(ローパスフ
イルタ)1を経た信号とミキサ2において混合さ
れる。このミキサ2は、コントロール回路3から
のコントロール信号により混合比が制御自在とな
つている。コントロール回路3は、第2図に示す
ように受信電界強度の低下に応じて段階的に低下
するコントロール信号を発生する。ミキサ2は、
このコントロール信号のレベルに応じて検波信号
に対する混合比を可変とするようになつている。
LPF1の特性が第3図のAに示すようになつ
ており、電界強度の低下による検波信号に対する
ミキサ2における混合レベルの変化特性が第3図
Bに示すようになつていれば、ミキサ2の出力特
性は第3図Cのようになり、高域成分が減衰する
ようになる。
こうすることによつて、電界強度低下時にS/
Nが劣化するのが防止される。しかし、ミキサ2
における段階的な混合比の変化時にいわゆるポツ
プ音がノイズとして発生するから、ミキサ2の出
力に設けられるデイエンフアシス回路の特性によ
つてこのポツプノイズ特性は第3図Dの如くな
る。よつて、低域のノイズ特性が悪化するという
欠点がある。
尚、第4図に第1図のブロツクの回路例を示し
ており、ミキサ2は、トランジスタQ1〜Q8、
抵抗R1〜R3からなり、検波信号入力は抵抗R
4を介してトランジスタQ1のベースへ入力され
ていると共に、抵抗R5及びコンデンサC1から
なるLPF1を介してトランジスタQ2のベース
へ印加されている。コントロール回路3のコント
ロール信号が差動トランジスタQ3,Q4のベー
ス間に、またトランジスタQ5,Q6のベース間
に夫々供給されている。そして、トランジスタQ
8のコレクタとアースとの間の抵抗R3から混合
出力が取り出される。
コントロール回路3のコントロール信号により
トランジスタQ3〜Q6のスイツチングの際のノ
イズがポツプノイズとなるのである。
本考案の目的は低域ノイズ特性を良好としたハ
イカツトコントロール回路を提供することであ
る。
本考案によるハイカツトコントロール回路は、
受信検波段以降の所定箇所の信号を入力とする
LPFと、電界強度の低下に応じて当該信号を段
階的に減衰せしめる可変減衰手段と、この可変減
衰手段の出力を入力とするHPF(ハイパスフイル
タ)とを有し、LPF及びHPFの両出力を加算し
て導出するようにしてなることを特徴とする。
以下に、本考案につき図面を用いて説明する。
第5図は本考案のブロツク図であり、第1図と
同等部分は同一符号により示している。図におい
て、受信検波段以降の例えば、FM検波信号若し
くはMPX(マルチプレツクス)復調回路の復調信
号をLPF1へ印加すると共にATT(可変減衰器)
4へ印加する。このATT4のコントロール信号
はコントロール回路3から発生されるもので、第
2図に示すものと同一の特性を有している。この
ATT4の出力がHPF5を介して先のLPF1の出
力と加算される。
LPF1の特性は、第1図のLPF1のそれと同
一であり第6図Aの如くなつている。ATT4の
特性は、電界強度が低下するに応じて減衰量が増
大するようになつており、よつて、ATT4と
HPF5との総合特性は第6図Bのようになつて、
電界強度の低下に応じて段階的にレベル低下な
す。LPF1とHPF5との加算出力における特性
は、第6図Cのようになる。
こうすることにより、電界強度の低下に応じて
高域成分が低下するからS/Nの劣化が防止され
ると共に、ATT4において生ずる減衰量のスイ
ツチング的な変化時に生ずるいわゆるポツプノイ
ズはHPF5により除去される。更に、加算出力
の後段に接続されるデイエンフアシス回路により
高域が減衰されるので、最終的なノイズ特性は第
6図Dのようになる。
第7図は第5図のブロツクの具体例であり、第
4図と同等機能を有する回路素子は同一符号によ
り示されている。トランジスタQ1のベースには
入力信号が印加されており、トランジスタQ2の
ベースには基準電圧が印加されている。トランジ
スタQ8のコレクタとアースとの間の抵抗R3に
おけに信号が、トランジスタQ9と電流源10と
からなる回路及びコンデンサC2と抵抗R6とか
らなるEPF5を介して導出されており、また入
力信号が抵抗R6とコンデンサC2とからなる
LPF1を介して導出されている。このコンデン
サC2と抵抗R6とはLPF1とHPF5との構成
素子として共用されている。
尚、トランジスタQ1〜Q8、抵抗R1〜R3
によりATT4が構成されており、これらの接続
関係は、第4図のそれと同一となつている。この
第7図の回路構成は図示の例に限定されるもので
はない。
叙上の如く、本考案によれば、高域成分の減衰
制御のためにATTを用いており、このATTにお
ける減衰量の切替え時に生ずるポツプノイズを
HPFにより除くようにしているので、低域ノイ
ズ特性がきわめて良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のハイカツトコントロール回路の
ブロツク図、第2図はコントロール信号の特性
図、第3図は第1図のブロツクの動作を説明する
図、第4図は第1図のブロツクの具体例を示す
図、第5図は本考案の実施例を示すブロツク図、
第6図は第5図のブロツクの動作を説明する図、
第7図は第5図のブロツクの具体例を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明、1……LPF、3……
コントロール回路、4……ATT、5……HPF。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電界強度の底下に応じて段階的に検波段以降の
    所定箇所における信号の高域成分を減衰させるよ
    うにしてなる受信機のハイカツトコントロール回
    路であつて、前記信号を入力とするローパスフイ
    ルタと、前記電界強度の低下に応じて前記信号を
    段階的に減衰せしめる可変減衰手段と、この可変
    減衰手段の出力を入力とするハイパスフイルタと
    を有し、前記ローパスフイルタ及びハイパスフイ
    ルタの両出力を加算して導出するようにしたハイ
    カツトコントロール回路。
JP13212883U 1983-08-25 1983-08-25 ハイカットコントロ−ル回路 Granted JPS6040143U (ja)

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JP13212883U JPS6040143U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ハイカットコントロ−ル回路

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JP13212883U JPS6040143U (ja) 1983-08-25 1983-08-25 ハイカットコントロ−ル回路

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Publication Number Publication Date
JPS6040143U JPS6040143U (ja) 1985-03-20
JPH0141241Y2 true JPH0141241Y2 (ja) 1989-12-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01140259U (ja) * 1988-03-16 1989-09-26
JPH02119731A (ja) * 1989-09-27 1990-05-07 Daiwa Seiko Inc 釣竿

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JPS6040143U (ja) 1985-03-20

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