JPH04601Y2 - - Google Patents
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- JPH04601Y2 JPH04601Y2 JP1983180124U JP18012483U JPH04601Y2 JP H04601 Y2 JPH04601 Y2 JP H04601Y2 JP 1983180124 U JP1983180124 U JP 1983180124U JP 18012483 U JP18012483 U JP 18012483U JP H04601 Y2 JPH04601 Y2 JP H04601Y2
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- diode
- resistor
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 10
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 10
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
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- 239000005041 Mylar™ Substances 0.000 description 2
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- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特にカー・ラジオにおける自動音域
コントロール回路に関する。
コントロール回路に関する。
第1図は従来のカー・ラジオの構成を示す一部
回路図を含むブロツク図で、図中1はFMチユー
ナ、2はFM中間周波増幅および検波回路、3は
ノイズ・キヤンセラ、4はマルチプレツクス・ス
テレオ復調器、5はAMチユーナ中間周波増幅お
よび検波回路を表わし、R−CHおよびL−CH
はそれぞれ右および左チヤンネルのオーデイオ回
路に至ることを示す。R1〜R10は抵抗、C1〜C3は
電解コンデンサ、C4〜C7はマイラ・コンデンサ
である。FM中間周波増幅および検波回路2のS
メータ出力X1は低信号レベルにおけるFMステレ
オ特有のノイズを軽減するためのステレオ・ノイ
ズ制御(以下本明細書においてはSNCと略記す
る。)端子X2と高周波帯域ノイズを軽減する高域
カツト制御(以下本明細書においてはHCCと略
記する。)端子X3に電圧を加え、入力電界レベル
に応じ軽減量を自動制御している。
回路図を含むブロツク図で、図中1はFMチユー
ナ、2はFM中間周波増幅および検波回路、3は
ノイズ・キヤンセラ、4はマルチプレツクス・ス
テレオ復調器、5はAMチユーナ中間周波増幅お
よび検波回路を表わし、R−CHおよびL−CH
はそれぞれ右および左チヤンネルのオーデイオ回
路に至ることを示す。R1〜R10は抵抗、C1〜C3は
電解コンデンサ、C4〜C7はマイラ・コンデンサ
である。FM中間周波増幅および検波回路2のS
メータ出力X1は低信号レベルにおけるFMステレ
オ特有のノイズを軽減するためのステレオ・ノイ
ズ制御(以下本明細書においてはSNCと略記す
る。)端子X2と高周波帯域ノイズを軽減する高域
カツト制御(以下本明細書においてはHCCと略
記する。)端子X3に電圧を加え、入力電界レベル
に応じ軽減量を自動制御している。
しかし、AMでは、AMチユーナ中間周波増幅
および検波回路5の出力X4はコンデンサC3を通
過し、抵抗R8とコンデンサC7によつて周波数特
性が決定された後、点X5および点X6を通つて直
接オーデイオ回路に送られる。したがつて、AM
では、低信号レベル時、FMにおけるようなS/
Nの改善につながる措置はとられていない。
および検波回路5の出力X4はコンデンサC3を通
過し、抵抗R8とコンデンサC7によつて周波数特
性が決定された後、点X5および点X6を通つて直
接オーデイオ回路に送られる。したがつて、AM
では、低信号レベル時、FMにおけるようなS/
Nの改善につながる措置はとられていない。
FMマルチプレツクス復調回路のHCC機能を
AM受信時にも共通して利用するために、第2図
に示す回路が提案された。第2図中第1図と共通
する引用番号は第1図におけるものと同じ部分を
表わし、6は定電圧回路、C8〜C10は電解コンデ
ンサ、C11〜C13はマイラ・コンデンサ、D1〜D6
はダイオード、Q1,Q2はNPNトランジスタ、
R11〜R18は抵抗、Vccは電源、S1はAM/FM切
換えスイツチである。
AM受信時にも共通して利用するために、第2図
に示す回路が提案された。第2図中第1図と共通
する引用番号は第1図におけるものと同じ部分を
表わし、6は定電圧回路、C8〜C10は電解コンデ
ンサ、C11〜C13はマイラ・コンデンサ、D1〜D6
はダイオード、Q1,Q2はNPNトランジスタ、
R11〜R18は抵抗、Vccは電源、S1はAM/FM切
換えスイツチである。
第2図において、スイツチS1をFM位置にする
と、抵抗R11→ダイオードD1→抵抗R12の経路に
電流が流れ、ダイオードD1はオンする。したが
つて、ノイズ・キヤンセラ3からのオーデイオ信
号はマルチプレツクス・ステレオ復調器4に供給
される。また、抵抗R15→ダイオードD5→X7の経
路にも電流が流れ、ステレオ指示器であるダイオ
ードD5は、マルチプレツクス・ステレオ復調器
4に19kHzが入力されると点灯する。中間周波増
幅および検波回路のSメータ出力電圧端子X1が
中入力から段々低下すると、HCC端子X3が働く。
この様子を第3図に示す、Vx1,Vx2,Vx3は入力
レベルに対応するX1の電圧値で、VX1>VX2>
VX3である。
と、抵抗R11→ダイオードD1→抵抗R12の経路に
電流が流れ、ダイオードD1はオンする。したが
つて、ノイズ・キヤンセラ3からのオーデイオ信
号はマルチプレツクス・ステレオ復調器4に供給
される。また、抵抗R15→ダイオードD5→X7の経
路にも電流が流れ、ステレオ指示器であるダイオ
ードD5は、マルチプレツクス・ステレオ復調器
4に19kHzが入力されると点灯する。中間周波増
幅および検波回路のSメータ出力電圧端子X1が
中入力から段々低下すると、HCC端子X3が働く。
この様子を第3図に示す、Vx1,Vx2,Vx3は入力
レベルに対応するX1の電圧値で、VX1>VX2>
VX3である。
減衰度はC11の値にも依存する。この様子を第
4図に示す。第4図の曲線は、X1における電圧
を一定とし、C11の値をパラメータとして減衰度
の変化を表わし、上の曲線の方が下の曲線よりも
小さいC11の値に対応する。
4図に示す。第4図の曲線は、X1における電圧
を一定とし、C11の値をパラメータとして減衰度
の変化を表わし、上の曲線の方が下の曲線よりも
小さいC11の値に対応する。
SNCの動作は第5図に示されているように変
化する。第5図中、下の実線はモノラル、破線は
ステレオ、上の実線は400HzにおけるΔf=22.5k
HzのS/N比の推移を表わす。図示のように、ス
テレオのS/N比は対応するモノラルの値に較べ
21.7dBだけ悪化するが、ステレオの分離を除除
に入力レベルに対応してコントロールすると、弱
入力信号時の耳ざわりな音が軽減される。この様
子を第6図に示す。
化する。第5図中、下の実線はモノラル、破線は
ステレオ、上の実線は400HzにおけるΔf=22.5k
HzのS/N比の推移を表わす。図示のように、ス
テレオのS/N比は対応するモノラルの値に較べ
21.7dBだけ悪化するが、ステレオの分離を除除
に入力レベルに対応してコントロールすると、弱
入力信号時の耳ざわりな音が軽減される。この様
子を第6図に示す。
つぎに、AM/FM切換えスイツチをAM位置
にすると、抵抗R13→ダイオードD2→抵抗R12の
経路に沿つて電流が流れ、ダイオードD2がオン
する。同時にトランジスタQ1およびQ2がオンす
る。トランジスタQ1がオンすると、ダイオード
D5がオフし、ステレオ指示ランプは全く点灯し
なくなる。AM検波回路出力に19kHz成分が生じ
ても誤点灯することはない。トランジスタQ2が
オンすると、コンデンサC12,C13は接地され、L
−CHとアースの間の静電容量はC6+C12,R−
CHとアースの間の静電容量はC7+C13となり、
AM用の周波数特性となる。AMチユーナ中間周
波増幅および検波回路5の出力はコンデンサC10
→ダイオードD2→コンデンサC9→マルチプレツ
クス・ステレオ復調器4の経路を通り、L−CH
とR−CHに分離される。したがつて、第1図に
示す回路においては、FM,AMの音量合せ(検
波出力のレベル合せ)が抵抗R9,R10,R6,R7,
R5,R4のすべてに関与し、複雑であつたが、第
2図に示す回路では設計工数が低下する。X5は
AGC電圧の端子であり、入力レベルとともに上
昇する種類のものである。それ故、X5の電圧は
抵抗R17→ダイオードD6を経てX3に加えられ、
AM時にもHCCが働く。
にすると、抵抗R13→ダイオードD2→抵抗R12の
経路に沿つて電流が流れ、ダイオードD2がオン
する。同時にトランジスタQ1およびQ2がオンす
る。トランジスタQ1がオンすると、ダイオード
D5がオフし、ステレオ指示ランプは全く点灯し
なくなる。AM検波回路出力に19kHz成分が生じ
ても誤点灯することはない。トランジスタQ2が
オンすると、コンデンサC12,C13は接地され、L
−CHとアースの間の静電容量はC6+C12,R−
CHとアースの間の静電容量はC7+C13となり、
AM用の周波数特性となる。AMチユーナ中間周
波増幅および検波回路5の出力はコンデンサC10
→ダイオードD2→コンデンサC9→マルチプレツ
クス・ステレオ復調器4の経路を通り、L−CH
とR−CHに分離される。したがつて、第1図に
示す回路においては、FM,AMの音量合せ(検
波出力のレベル合せ)が抵抗R9,R10,R6,R7,
R5,R4のすべてに関与し、複雑であつたが、第
2図に示す回路では設計工数が低下する。X5は
AGC電圧の端子であり、入力レベルとともに上
昇する種類のものである。それ故、X5の電圧は
抵抗R17→ダイオードD6を経てX3に加えられ、
AM時にもHCCが働く。
このとき、ダイオードD5はオフであるから、
SNCはオフ動作している。したがつて、弱入力
信号時、AMにおいても音域コントロールが自動
的に働き、実効S/N比が上昇する。
SNCはオフ動作している。したがつて、弱入力
信号時、AMにおいても音域コントロールが自動
的に働き、実効S/N比が上昇する。
しかしながら、X1の電圧が第3図に示すよう
にVX1→VX2→VX3と変化すると、高域の音域は自
動制御され、S/N比が上昇するが、低域の音域
は自動制御されていないから、低域の音が多過ぎ
て、音としての平衡を失つてしまう。また、この
現象を防ぐために、コンデンサC11の値を予め小
さくしておくことは、前に説明したように、弱入
力信号時のS/N比向上の効果が小さくなり、適
当ではない。
にVX1→VX2→VX3と変化すると、高域の音域は自
動制御され、S/N比が上昇するが、低域の音域
は自動制御されていないから、低域の音が多過ぎ
て、音としての平衡を失つてしまう。また、この
現象を防ぐために、コンデンサC11の値を予め小
さくしておくことは、前に説明したように、弱入
力信号時のS/N比向上の効果が小さくなり、適
当ではない。
この音の不平衡を防ぐために、カー・ラジオで
一般に行なわれている高域カツト方式の音域コン
トロール回路では低域補正ができず、また、手動
で補正できる回路では低域補正が可能であるが、
手間がかかるし、時々刻々変化する音に対応する
ことはできない。
一般に行なわれている高域カツト方式の音域コン
トロール回路では低域補正ができず、また、手動
で補正できる回路では低域補正が可能であるが、
手間がかかるし、時々刻々変化する音に対応する
ことはできない。
本考案の目的は、第2図に示すような高域で音
域コントロールしているAM−FM受信機におい
て、低域でも音域コントロールし、音の平衡をと
ることができる自動音域コントロール回路を提供
することである。
域コントロールしているAM−FM受信機におい
て、低域でも音域コントロールし、音の平衡をと
ることができる自動音域コントロール回路を提供
することである。
上記目的を達成するために、本考案による自動
音域コントロール回路は、FMのノイズ・キヤン
セラ出力とマルチプレツクス・ステレオ復調器の
間に第1のコンデンサ、第1のダイオードおよび
第2のコンデンサが直列に接続され、AMチユー
ナ中間周波増幅および検波回路の出力と上記第1
のダイオードと第2のコンデンサの接続点の間に
第3のコンデンサおよび第2のダイオードが直列
に接続され、AM/FM切換えスイツチおよび抵
抗を介して上記第1のコンデンサと第1のダイオ
ードの間の接続点か、上記第3のコンデンサと第
2のダイオードの間の接続点かに電圧が供給され
る、FMマルチプレツクス復調回路のHCC機能を
AM受信時にも共通して利用するAM−FM受信
回路において、さらにコレクタが抵抗を介して上
記第1および第2のダイオードの出力側に接続さ
れ、エミツタが接地され、ベースが第1の抵抗を
介してAMおよびFMの共通のHCC入力段に接続
されたトランジスタおよび上記コレクタとエミツ
タの間に接続された第2の抵抗を有し、上記
HCC入力段及び上記トランジスタのベースに、
AM受信部及びFM受信部の入力レベルに依存し
て変化する信号強度電圧が共通入力されるように
構成され、中入力以上では上記トランジスタが完
全にオンし、上記第2の抵抗が短絡され、入力レ
ベルが低下するとともに上記トランジスタを流れ
る電流が減少し、上記第1および第2のダイオー
ドの出力側とアースの間の等価抵抗が増大し、中
域出力レベルが上昇することを要旨とする。
音域コントロール回路は、FMのノイズ・キヤン
セラ出力とマルチプレツクス・ステレオ復調器の
間に第1のコンデンサ、第1のダイオードおよび
第2のコンデンサが直列に接続され、AMチユー
ナ中間周波増幅および検波回路の出力と上記第1
のダイオードと第2のコンデンサの接続点の間に
第3のコンデンサおよび第2のダイオードが直列
に接続され、AM/FM切換えスイツチおよび抵
抗を介して上記第1のコンデンサと第1のダイオ
ードの間の接続点か、上記第3のコンデンサと第
2のダイオードの間の接続点かに電圧が供給され
る、FMマルチプレツクス復調回路のHCC機能を
AM受信時にも共通して利用するAM−FM受信
回路において、さらにコレクタが抵抗を介して上
記第1および第2のダイオードの出力側に接続さ
れ、エミツタが接地され、ベースが第1の抵抗を
介してAMおよびFMの共通のHCC入力段に接続
されたトランジスタおよび上記コレクタとエミツ
タの間に接続された第2の抵抗を有し、上記
HCC入力段及び上記トランジスタのベースに、
AM受信部及びFM受信部の入力レベルに依存し
て変化する信号強度電圧が共通入力されるように
構成され、中入力以上では上記トランジスタが完
全にオンし、上記第2の抵抗が短絡され、入力レ
ベルが低下するとともに上記トランジスタを流れ
る電流が減少し、上記第1および第2のダイオー
ドの出力側とアースの間の等価抵抗が増大し、中
域出力レベルが上昇することを要旨とする。
第7図は本考案による自動音域コントロール回
路の回路図で、第2図に示す回路と異る所は、抵
抗R12とアースの間に抵抗R20とエミツタ接地さ
れたトランジスタQ3が並列に接続されており、
そのトランジスタQ3のベースは抵抗R19を介して
点X3に接続されていることである。受信機が中
入力以上ではトランジスタQ3はオン動作してい
るため、FM時電流は抵抗R11→ダイオードD1→
抵抗R12→トランジスタQ3を通つて流れ、ダイオ
ードD1はオン動作している。つぎに、AM時電流
は抵抗R13→ダイオードD2→抵抗R12→トランジ
スタQ3を通つて流れ、ダイオードD2がオン動作
している。しかし、入力信号レベルが中程度以下
になると、トランジスタQ3は徐々にオフ動作に
近づき、最後にオフとなるが、コレクタとエミツ
タの間に抵抗R19が設けられているから、ダイオ
ードD1またはD2はオフとはならない。
路の回路図で、第2図に示す回路と異る所は、抵
抗R12とアースの間に抵抗R20とエミツタ接地さ
れたトランジスタQ3が並列に接続されており、
そのトランジスタQ3のベースは抵抗R19を介して
点X3に接続されていることである。受信機が中
入力以上ではトランジスタQ3はオン動作してい
るため、FM時電流は抵抗R11→ダイオードD1→
抵抗R12→トランジスタQ3を通つて流れ、ダイオ
ードD1はオン動作している。つぎに、AM時電流
は抵抗R13→ダイオードD2→抵抗R12→トランジ
スタQ3を通つて流れ、ダイオードD2がオン動作
している。しかし、入力信号レベルが中程度以下
になると、トランジスタQ3は徐々にオフ動作に
近づき、最後にオフとなるが、コレクタとエミツ
タの間に抵抗R19が設けられているから、ダイオ
ードD1またはD2はオフとはならない。
第8図は本考案によつて加えられる回路部分の
回路図で、この回路の中のいろいろの回路常数
は、FM時、第9図に示す効果があるように定め
られる。第8図に示す回路にはさらに抵抗R11が
接続されているが、 R11≫R12,R20 であるから、省略されている。
回路図で、この回路の中のいろいろの回路常数
は、FM時、第9図に示す効果があるように定め
られる。第8図に示す回路にはさらに抵抗R11が
接続されているが、 R11≫R12,R20 であるから、省略されている。
以上述べた本考案によつて追加された動作と前
述のHCC動作を組み合わせて考えた本考案によ
る自動音域コントロール回路の総合周波数特性は
第10図のようになる。図中、曲線7,8および
9はそれぞれ強入力、中入力および弱入力時の周
波数特性を示し、10,11,12および13は
それぞれ低域カツトオフ周波数領域、中域レベル
可変領域、中心周波数およびHCC領域を表わす。
述のHCC動作を組み合わせて考えた本考案によ
る自動音域コントロール回路の総合周波数特性は
第10図のようになる。図中、曲線7,8および
9はそれぞれ強入力、中入力および弱入力時の周
波数特性を示し、10,11,12および13は
それぞれ低域カツトオフ周波数領域、中域レベル
可変領域、中心周波数およびHCC領域を表わす。
本考案による自動音域コントロール回路がカー
ラジオ以外にも適用できることは勿論である。ま
た、X1,X5の電圧はSメータ電圧、AGC電圧に
限られることはなく、その他の入力レベルに依存
して変化する信号強度電圧であれば何であつても
よいことは明らかである。
ラジオ以外にも適用できることは勿論である。ま
た、X1,X5の電圧はSメータ電圧、AGC電圧に
限られることはなく、その他の入力レベルに依存
して変化する信号強度電圧であれば何であつても
よいことは明らかである。
以上説明した通り、本考案によれば、弱入力
時、音の平衡を失なうことなしに受信できる。ま
た、HCCのみの場合には弱入力時音のレベルも
変化し(中域の音圧)、音量変化が激しかつたが、
これらのことが解消される。
時、音の平衡を失なうことなしに受信できる。ま
た、HCCのみの場合には弱入力時音のレベルも
変化し(中域の音圧)、音量変化が激しかつたが、
これらのことが解消される。
第1図および第2図は従来のカー・ラジオの構
成を示す一部回路図を含むブロツク図、第3図は
Sメータ電圧をパラメータとして減衰度と周波数
の関係を示すダイヤグラム、第4図はマルチプレ
ツクス・ステレオ復調器とアースの間の静電容量
をパラメータとして減衰度と周波数の関係を示す
ダイヤグラム、第5図はS/N比とアンテナ入力
レベルの間の関係を示すダイヤグラム、第6図は
分離とSメータ電圧の間の関係を示すダイヤグラ
ム、第7図は本考案による自動音域コントロール
回路を含むカー・ラジオの構成を示す一部回路図
を含むブロツク図、第8図は本考案によつて加え
られる回路部分の回路図、第9図は第8図に示す
回路のいろいろな状態における動作を表わす図
表、第10図は本考案による自動音域コントロー
ル回路の総合周波数特性を示すダイヤグラムであ
る。 1……FMチユーナ、2……FM中間周波増幅
および検波回路、3……ノイズ・キヤンセラ、4
……マルチプレツクス・ステレオ復調器、5……
AMチユーナ中間周波増幅および検波回路、6…
…定電圧回路、7……強入力時の周波数特性を示
す曲線、8……中入力時の周波数特性を示す曲
線、9……弱入力時の周波数特性を示す曲線、1
0……低域カツトオフ周波数領域、11……中域
レベル可変領域、12……中心周波数、13……
HCC領域、R−CH……右チヤンネルのオーデイ
オ回路に至ることを示す矢印、L−CH……左チ
ヤンネルのオーデイオ回路に至ることを示す矢
印、Vcc……電源、S1……AM/FM切換えスイ
ツチ、R1〜R20……抵抗、C1〜C3,C8〜C10……
電解コンデンサ、C4〜C7,C11〜C13……マイラ・
コンデンサ、D1〜D6……ダイオード、Q1〜Q3…
…NPNトランジスタ。
成を示す一部回路図を含むブロツク図、第3図は
Sメータ電圧をパラメータとして減衰度と周波数
の関係を示すダイヤグラム、第4図はマルチプレ
ツクス・ステレオ復調器とアースの間の静電容量
をパラメータとして減衰度と周波数の関係を示す
ダイヤグラム、第5図はS/N比とアンテナ入力
レベルの間の関係を示すダイヤグラム、第6図は
分離とSメータ電圧の間の関係を示すダイヤグラ
ム、第7図は本考案による自動音域コントロール
回路を含むカー・ラジオの構成を示す一部回路図
を含むブロツク図、第8図は本考案によつて加え
られる回路部分の回路図、第9図は第8図に示す
回路のいろいろな状態における動作を表わす図
表、第10図は本考案による自動音域コントロー
ル回路の総合周波数特性を示すダイヤグラムであ
る。 1……FMチユーナ、2……FM中間周波増幅
および検波回路、3……ノイズ・キヤンセラ、4
……マルチプレツクス・ステレオ復調器、5……
AMチユーナ中間周波増幅および検波回路、6…
…定電圧回路、7……強入力時の周波数特性を示
す曲線、8……中入力時の周波数特性を示す曲
線、9……弱入力時の周波数特性を示す曲線、1
0……低域カツトオフ周波数領域、11……中域
レベル可変領域、12……中心周波数、13……
HCC領域、R−CH……右チヤンネルのオーデイ
オ回路に至ることを示す矢印、L−CH……左チ
ヤンネルのオーデイオ回路に至ることを示す矢
印、Vcc……電源、S1……AM/FM切換えスイ
ツチ、R1〜R20……抵抗、C1〜C3,C8〜C10……
電解コンデンサ、C4〜C7,C11〜C13……マイラ・
コンデンサ、D1〜D6……ダイオード、Q1〜Q3…
…NPNトランジスタ。
Claims (1)
- FMのノイズ・キヤンセラ出力とマルチプレツ
クス・ステレオ復調器の間に第1のコンデンサ、
第1のダイオードおよび第2のコンデンサが直列
に接続され、AMチユーナ中間周波増幅および検
波回路の出力と上記第1のダイオードと第2のコ
ンデンサの接続点の間に第3のコンデンサおよび
第2のダイオードが直列に接続され、AM/FM
切換えスイツチおよび抵抗を介して上記第1のコ
ンデンサと第1のダイオードの間の接続点か、上
記第3のコンデンサと第2のダイオードの間の接
続点かに電圧が供給される、FMマルチプレツク
ス復調回路のHCC機能をAM受信時にも共通し
て利用するAM−FM受信回路において、さらに
コレクタが抵抗を介して上記第1および第2のダ
イオードの出力側に接続され、エミツタが接地さ
れ、ベースが第1の抵抗を介してAMおよびFM
の共通のHCC入力段に接続されたトランジスタ
および上記コレクタとエミツタの間に接続された
第2の抵抗を有し、上記HCC入力段及び上記ト
ランジスタのベースに、AM受信部及びFM受信
部の入力レベルに依存して変化する信号強度電圧
が共通入力されるように構成され、中入力以上で
は上記トランジスタが完全にオンし、上記第2の
抵抗が短絡され、入力レベルが低下するとともに
上記トランジスタを流れる電流が減少し、上記第
1および第2のダイオードの出力側とアースの間
の等価抵抗が増大し、中域出力レベルが上昇する
ことを特徴とする自動音域コントロール回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983180124U JPS6088650U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 自動音域コントロ−ル回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983180124U JPS6088650U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 自動音域コントロ−ル回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6088650U JPS6088650U (ja) | 1985-06-18 |
JPH04601Y2 true JPH04601Y2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=30390641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983180124U Granted JPS6088650U (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 自動音域コントロ−ル回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6088650U (ja) |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP1983180124U patent/JPS6088650U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6088650U (ja) | 1985-06-18 |
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