JPS6031315Y2 - ラジオ受信機の雑音除去回路 - Google Patents

ラジオ受信機の雑音除去回路

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JPS6031315Y2
JPS6031315Y2 JP14867479U JP14867479U JPS6031315Y2 JP S6031315 Y2 JPS6031315 Y2 JP S6031315Y2 JP 14867479 U JP14867479 U JP 14867479U JP 14867479 U JP14867479 U JP 14867479U JP S6031315 Y2 JPS6031315 Y2 JP S6031315Y2
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JP
Japan
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circuit
electric field
input
field strength
radio receiver
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JP14867479U
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JPS5669148U (ja
Inventor
武則 鵜狩
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオ受信機の雑音除去回路に関するものであ
る。
ラジオ受信機殊に自動車用FMラジオ受信機に於いて、
マルチパス現象の一つとして、電界強度の急激な変化(
レーレ−分布に近い瞬時変動)によって起こる雑音発生
がある。
これについて第1図、第2図を参照しながら説明する。
弱電界時に電界強度が大きい方から小さい方へ変化した
とき、例えばA点(+30dBμ)であったものが、8
点0侶μ)まで減衰すると、S/N比で55dB劣下す
る(第1図参照)。
即ち雑音レベル(ホワイトノイズ)が55dB高くなる
(第2図参照)。
そしてこの雑音レベルの増加が聴感上不快感を与えるこ
とになる。
本考案は斯る点に鑑み、弱電界時に電界強度が大きい方
から小さい方へ急激に変化した時に起こる雑音レベルの
増加を、通常状態での性能を全く劣下させる事なく大幅
に改善する回路を提供せんとするもので、以下自動車用
FMステレオラジオ受信機に用いた本考案の実施例を第
3図〜第6図に従い説明する。
第3図は本考案の雑音除去回路を用いた自動車用FMス
テレオラジオ受信機のブロック図で、1はアンテナ、2
はFMフロントエンド部、3はFM中間周波増幅回路、
4はFM検波回路、5はFMステレオ復調回路、6,7
は該FMステレオ復調回路の左信号出力端子及び右信号
出力端子で、該左信号出力端子6とアースE間、及び右
信号出力端子7とアースE間には、夫々高域成分カット
用スイッチ7グ回路8,9を構成するコンデンサC1,
C2と、スイッチングトランジスタQitQ2のコレク
タ・エミツタ路が直列接続されている。
そしてスイッチングトランジスタQ、、 Q2のベース
は抵抗R□、R2を介して論理回路例えば、アンド回路
10の出力端子11に接続されている。
アンド回路10は、第11第2入力端子12゜13を有
し、後述するが第1入力端子12にはIF’(中間周波
)入力レベル即ち電界強度を検知する回路からの出力が
加えられ、又第2入力端子13には電界強度の変化を検
知する回路からの出力が加えられ、第1、第2入力端子
12.13の入力が何れも“High”になった時のみ
、アンド回路10の出力端子11が“High”となり
、スイッチングトランジスタQ□9 Q2が共にオンと
なる。
次にアンド回路10の入力端子12.13に夫々入力信
号を与える電界強度検知回路14及び電界強度の変化検
知回路15の具体的実施例について説明する。
第4図イはIF入カレベルを検知し、アンド回路10の
第1入力端子12に入力信号を与える回路14を示して
いる。
この回路はIF信号入力端子16、コンデンサC3、整
流用ダイオードD1゜D2、十B電源とアース8間に直
列接続した抵抗R3及びコンデンサC4、ベースが該抵
抗とコンデンサの接続点に、コレクタが抵抗R4を介し
て十B電源に、エミッタが抵槓R6を介してアースEに
夫々接続されたトランジスタQ3を備え、トランジスタ
Q3のエミッタをアンド回路10の第1入力端子12に
接続している。
第4図口は電界強度の変化を検知し、アンド回路10の
第2の入力端子13に入力信号を与える回路15を示し
ている。
この回路はW信号入力端子17、コンデンサC5、整流
用ダイオードD3.D1、十B電源とアース8間に直列
接続した抵抗島及びコンデンサC7、ベースがコンデン
サC6を介して前記抵抗R6及びコンデンサC7の接続
点に接続され、コレクタが抵抗R7を介して十B電源に
、エミッタが抵抗R8を介してアースEに夫々接続され
たトランジスタQ4、コンデンサC6の一端とアース8
間及び他端とアース8間に夫々接続された抵@p9.
Rloを備え、トランジスタQ。
のエミッタをアンド回路10の第2入力端子13に接続
している。
斯様に構成してなる第3図、第4図の回路の動作につい
て説明する。
第4図イの回路に於いて、今W入力即ち電界強度が充分
大きい時、ダイオードD□、D2による負の整流電圧に
よりトランジスタQはオフとなり、アンド回路10の第
1入力端子12に加わる入力信号はLow”になってい
る。
W入力が所定レベル以下になるとダイオードDi? D
2による負の整流電圧が小さくなり、抵抗R3のバイア
スによりトランジスタQ3はオンになり、アンド回路1
0の第1の入力端子12に加わる入力信号は44)(i
g)、If iこなる。
一方第4図口に於いて、抵抗R9の両端電圧は第4図イ
と同様にW入力が大きい時は°’Low ”、W入力が
小さい時は“’High”となるが、コンデンサC6と
抵抗R1oとからなる微分回路18があるので、W入力
が大きい方から小さい方へ急激に変化した時(即ち雑音
レベルが増加し得る状態となった時)のみトランジスタ
Q4がオンとなり、アンド回路10の第2の入力端子1
3に加わる入力信号は“High”になる。
斯様にアンド回路10の第1入力端子12には、電界強
度が所定レベル以下のレベル(即ち電界強度の急激な変
化により雑音レベルが増加する虞れのあるレベルで、例
えば40dBμ以下のレベル)の時に“4:[(igh
99の入力信号が加わり、又アンド回路10の第2入力
端子13には、電界強度が大きい方から小さい方へ急激
に変化した時(例えば1120rrISeC〜1120
SeCの間に電界強度が30dBμ減衰した時)に“6
fligh99の入力信号が加わる。
そしてアンド回路10の第1第2入力端子12.13に
加わる信号が同時にgH1ghttになったときにアン
ド回路10の出力が“High”となり、スイッチング
トランジスタQ1.Q2が共にオンとなる。
スイッチングトランジスタQ□? Q2がオンになった
時の周波数特性は第5図の曲線Xで示す様に耳障りな高
域成分がカットされた特性になっている。
尚、スイッチングトランジスタQ1.Q2がオフの時の
周波数特性は第6図の曲線Yで示す様になっている。
そしてこの周波数特性の変化量はコンデンサC1,C2
の容量値によって決まり、コンデンサC1? C2の容
量値が大きいとミューティング的動作も可能である。
斯様にアンド回路10の第1入力端子12と第2入力端
子13に同時にHigh”の信号が加わった時、即ち第
1入力端子12の入力側の回路で所定レベル以下の電界
強度を検出し、同時に第2入力端子13の入力側の回路
で電界強度の大きい方から小さい方への急激な変化を検
出した時、アンド回路10から°“High”の出力が
発生し、スイッチングトランジスタQ1.Q2が共にオ
ンとなってスイッチング回路8,9が動作する。
そして第5図に示す様に電界強度がA点からB点に減衰
したとき、雑音レベルの増加が従来回路では55dBで
あったものが&旧の増加に留まり大幅に改善される。
尚、第2図、第5図に於いて、縦軸は標準出力〔スピー
カー負荷が40の時のIW時の出力(即ち2V)〕をQ
dBとした時の雑音レベルを示している。
以上の様に本考案に係るラジオ受信機の雑音除去回路は
、電界強度が所定レベル以下で且つ電界強度が大きい方
から小さい方へ急激に変化したときのみスイッチング回
路を動作させて低周波信号の一部又は全部を側路又は遮
断する様にしたので、弱電界時に電界強度が大きい方か
ら小さい方へ急激に変化した時に起こる雑音レベルの増
加を大幅に改善することが出来る。
而も本考案の雑音除去回路に依れば、通常状態での性能
を全く劣下させる事なく雑音レベルの増加を改善できる
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の自動車JfMステレオラジオ受
信機の入力対S/N比の特性図及び入力対雑音(ホワイ
トノイズ)特性図、第3図は本考案に係る雑音除去回路
を用いたFMステレオラジオ受信機のブロック図、第4
図イ9口は第3図の要部を示す回路図、第5図は本考案
の雑音除去回路を用いた自動車用FMステレオラジオ受
信機の入力対雑音特性図、第6図は本考案の雑音除去回
路の動作説明に供する低周波信号の周波数特性図である
。 8.9・・・・・・スイッチング回路、10・・・・・
・アンド回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低周波信号の一部又は全部を側路又は遮断するスイッチ
    ング回路と、電界強度が所定レベル以下にあることを検
    出する第1検出回路と、電界強度の大きい方から小さい
    方への変化分が所定値以上となったことを検出する第2
    検出回路と、前記第1及び第2検出回路からの検出出力
    が印加され且つ雨検出出力が存在するときのみ制御出力
    を発生する論理回路とを設け、該論理回路の制御出力で
    前記スイッチング回路を動作させてなるラジオ受信機の
    雑音除去回路。
JP14867479U 1979-10-25 1979-10-25 ラジオ受信機の雑音除去回路 Expired JPS6031315Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14867479U JPS6031315Y2 (ja) 1979-10-25 1979-10-25 ラジオ受信機の雑音除去回路

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Publication Number Publication Date
JPS5669148U JPS5669148U (ja) 1981-06-08
JPS6031315Y2 true JPS6031315Y2 (ja) 1985-09-19

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ID=29379800

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8942398B2 (en) 2010-04-13 2015-01-27 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for early audio feedback cancellation for hearing assistance devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8942398B2 (en) 2010-04-13 2015-01-27 Starkey Laboratories, Inc. Methods and apparatus for early audio feedback cancellation for hearing assistance devices

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JPS5669148U (ja) 1981-06-08

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